JPH0765077A - 生産ラインのライン品質診断方法とその装置 - Google Patents

生産ラインのライン品質診断方法とその装置

Info

Publication number
JPH0765077A
JPH0765077A JP21465993A JP21465993A JPH0765077A JP H0765077 A JPH0765077 A JP H0765077A JP 21465993 A JP21465993 A JP 21465993A JP 21465993 A JP21465993 A JP 21465993A JP H0765077 A JPH0765077 A JP H0765077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
quality
state
specific process
inspection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21465993A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohisa Fujii
智比佐 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP21465993A priority Critical patent/JPH0765077A/ja
Publication of JPH0765077A publication Critical patent/JPH0765077A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各工程の通過台数をリアルタイムで確認する
ことができ、品質データについてもその傾向を把握する
ことがきる生産ラインのライン品質診断方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】 新しく特定工程22に受け入れた第1状態の
ワークには“SP”、不良であったものが手直しされて
特定工程22に戻された第2状態のワークには“I”、
特定工程22で加工されて不良品であった第3状態のワ
ークには“D”、特定工程22で加工されて良品であっ
た第4状態のワークには“SP”の状態コードを付けて
それぞれ分類して通過台数をカウントし、特定工程22
に滞留しているワークの台数を計算してライン品質の良
否を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生産ラインのライン品質
診断方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生産ラインの各工程に作業者を配置して
製品を生産する際に、生産ラインのライン品質の良否を
リアルタイムで把握することができないのが現状であ
る。
【0003】従来では、ワークに添付した記録用紙にそ
れぞれの加工履歴を作業者が手書きしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】記録用紙を最終工程で
集めることによって製品毎の加工履歴を保存できるけれ
ども、記録用紙による記録では各工程の通過台数を、手
直し無しの良品,不良品および手直し後の良品,手直し
後の不良品の区分をして、リアルタイムで確認すること
ができない。加工履歴の一つである品質データについて
もその傾向を把握することが困難である。
【0005】本発明は各工程の通過台数を手直し無しの
良品,不良品および手直し後の良品,手直し後の不良品
の区分をしてリアルタイムで確認することができ、品質
データについてもその傾向を把握することがきる生産ラ
インのライン品質診断方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のライン品
質診断方法は、特定工程を有する生産ラインのライン品
質を診断するに際して、生産ラインに流されるワークの
加工履歴を各ワークごとに管理するとともに、新しく前
記の特定工程に受け入れた第1状態のワークと、前記の
特定工程で加工されて不良であったものが手直しされて
前記の特定工程に戻された第2状態のワークと、前記の
特定工程で加工されて不良品であった第3状態のワーク
と、前記の特定工程で加工されて良品であった第4状態
のワークとに、工程とワークの品質履歴,加工履歴に基
づいて演算指定する複数パターンのテーブルに基づきそ
れぞれ分類して通過台数をカウントし、第1状態のワー
クと第2状態のワークのカウント値の合計から、第3状
態のワークのカウント値と第4状態のワークのカウント
値を差し引いて前記の特定工程に滞留しているワークの
台数を計算し、特定工程に滞留しているワークの台数に
応じてライン品質の良否を判定することを特徴とする。
【0007】請求項2記載のライン品質診断方法は、特
定工程を有する生産ラインのライン品質を診断するに際
して、前記の特定工程で加工されたワークの品質データ
を各ワークごとに登録するとともに、登録された品質デ
ータを、作業者別,機種別,工程別,作業時間別,作業
日付別,ロット別,部品別,不良現象コード別,部品業
者別,検査データ項目別,検査装置の固有コード別の何
れかをまたは複数項目およびそれらの値に条件を付けて
検索キーにして集計および抽出処理し、または項目間で
の多変量解析処理による統計的工程品質解析を行い、集
計および抽出・解析結果から生産ラインの傾向を把握し
て工程,作業者,部品材料,設備,製造条件のライン品
質の良否を判定することを特徴とする。
【0008】請求項3記載のライン品質診断方法は、特
定工程を有する生産ラインのライン品質を診断するに際
して、生産ラインに流されるワークの加工履歴を各ワー
クごとに管理するとともに、新しく前記の特定工程に受
け入れた第1状態のワークと、前記の特定工程で加工さ
れて不良であったものが手直しされて前記の特定工程に
戻された第2状態のワークと、前記の特定工程で加工さ
れて不良品であった第3状態のワークと、前記の特定工
程で加工されて良品であった第4状態のワークとにそれ
ぞれ分類して通過台数をカウントし、第1状態のワーク
と第2状態のワークのカウント値の合計から、第3状態
のワークのカウント値と第4状態のワークのカウント値
を差し引いて前記の特定工程に滞留しているワークの台
数を計算し、前記の特定工程で加工されたワークの品質
データを各ワークごとに登録するとともに、登録された
品質データを、作業者別,機種別,工程別,作業時間
別,作業日付別,ロット別,検査装置の固有コード別の
何れかをまたは複数項目およびそれらの値に条件を付け
て検索キーにして集計および抽出処理し、集計および抽
出・解析結果から把握した生産ラインの傾向ならびに特
定工程に滞留しているワークの台数に応じて工程,作業
者,部品材料,設備,製造条件のライン品質の良否を判
定することを特徴とする。
【0009】請求項4記載のライン品質診断装置は、到
着したワークに割り当てられた識別コードを入力する識
別コード入力手段と、各検査工程での品質データと検査
結果の状態を表す状態コードを入力する結果入力装置
と、各ワークの検査履歴として前記品質データと状態コ
ードを前記識別コードに対応させて記憶する検査履歴メ
モリ手段と、検査履歴メモリ手段の内容に基づいて各工
程でのワークの通過台数を状態コードで分類してカウン
トする計数手段とを設けたことを特徴とする。
【0010】請求項5記載のライン品質診断装置は、到
着したワークに割り当てられた識別コードを入力する識
別コード入力手段と、各検査工程での品質データと検査
結果の状態を表す状態コードを入力する結果入力装置
と、各ワークの検査履歴として前記品質データと状態コ
ードを前記識別コードに対応させて記憶する検査履歴メ
モリ手段と、検査履歴メモリ手段の内容に基づいて各工
程でのワークの通過台数を状態コードで分類してカウン
トする計数手段と、検査履歴メモリ手段の情報の集計結
果から把握した生産ラインの傾向ならびに特定工程に滞
留しているワークの台数に応じてライン品質の良否を判
定する診断手段とを設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の構成によると、生産ラインに流され
るワークの加工履歴を各ワークごとに管理するととも
に、特定工程に出入りするワークをそれぞれの状態ごと
にその台数を、工程と状態コードに応じた台数カウント
±1の複数パターンより分類してカウントするので、そ
のカウント値を処理して特定工程に滞留しているワーク
の台数をリアルタイムで確認することができる。したが
って、特定工程に滞留しているワークの台数に応じてラ
イン品質の良否を判定することができる。
【0012】請求項2の構成によると、特定工程で加工
されたワークの品質データを各ワークごとに登録すると
ともに、登録された品質データを、作業者別,機種別,
工程別,作業時間別,作業日付別,ロット別,部品別,
不良現象コード別,部品業者別,検査データ項目別,検
査装置の固有コード別の何れかを検索キーにして集計お
よび抽出処理し、または項目間での多変量解析処理によ
る統計的工程品質解析を行い、集計および抽出・解析結
果から生産ラインの製造工程品質の傾向を把握して工
程,作業者,部品材料,設備,製造条件の傾向を把握す
ることでライン品質の良否を判定できる。
【0013】請求項3の構成によると、生産ラインに流
されるワークの加工履歴を各ワークごとに管理するとと
もに、特定工程に出入りするワークをそれぞれの状態ご
とにその台数を分類してカウントするとともに、特定工
程で加工されたワークの品質データを各ワークごとに登
録するとともに、登録された品質データを、作業者別,
機種別,工程別,作業時間別,作業日付別,ロット別,
検査装置の固有コード別の何れかを、または複数項目お
よびそれらの値に条件を付けて検索キーにして集計およ
び抽出処理し、集計および抽出・解析結果から把握した
生産ラインの傾向ならびに特定工程に滞留しているワー
クの台数に応じてライン品質の良否を判定できる。
【0014】請求項4の構成によると、結果入力装置か
ら品質データと検査結果の状態を表す状態コードが入力
されると、検査履歴メモリ手段では識別コードに対応さ
せて品質データと状態コードが記憶される。計数手段で
は、検査履歴メモリ手段の内容に基づいて各工程でのワ
ークの通過台数状態コードで分類してカウントするの
で、計数手段の内容を参照することによってリアルタイ
ムでライン品質の良否を判定できる。
【0015】請求項5の構成によると、請求項4の構成
に加えて診断手段を設けたので、検査履歴メモリ手段の
集計結果から把握した生産ラインの傾向ならびに特定工
程に滞留しているワークの台数から自動的にライン品質
の良否を判定することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明のライン品質診断方法の具体的
な実施例を図1〜図6に基づいて説明する。
【0017】本発明のライン品質診断方法を実施する生
産設備は図1に示すように構成されている。生産設備の
運転に際しては、各機種ごとのデータを標準結果メモリ
18と検査情報メモリ20に書き込むことと、ディスプレイ
5を介して作業者に作業指示を与えるために必要なデー
タを編集してメモリ15に書き込むことが必要である。最
初に、作業指示を与えるために必要なデータをメモリ15
に書き込む編集過程を説明する。
【0018】生産ライン1は搬送面が無端状に形成され
ており、ここでは第1の作業ステージS1 と第2の作業
ステージS2 が設けられている。第1の作業ステージS
1 の上手位置に搬入されたワークは、機種ごとに予め決
められた周回数Nだけ生産ライン1を周回すると第2の
作業ステージS2 の下手位置から搬出される。具体的に
は、“ N=2 ”のワークは第1の作業ステージS1
で第1工程の処理を作業者2aから受けた後、第2の作
業ステージS2 で第2工程の処理を作業者2bから受
け、第1の作業ステージS1 に戻って第3工程の処理を
作業者2aから受けた後、第2の作業ステージS2 で第
4工程の処理を作業者2bから受けて生産ライン1から
搬出される。
【0019】ワークステーション3に接続された生産計
画メモリ4には、生産計画に従って各ワークごとに識別
コードを付けてそれぞれに 機種名,工程数,周回数が
登録されている。
【0020】第1,第2の作業ステージS1 ,S2 には
それぞれ作業中の作業者が見れる位置にディスプレイ5
が据え付けられている。ディスプレイ5は各作業ステー
ジS 1 ,S2 の端末コンピュータ6a,6bによって表
示画面が管理されている。ディスプレイ5には音声合成
装置が内蔵されており、その発音内容も端末コンピュー
タ6a,6bによって管理されている。
【0021】各端末コンピュータ6a,6bとワークス
テーション3との通信回線7には、第1,第2の作業ス
テージS1 ,S2 のディスプレイ5に表示させる画像を
編集する機能を有した編集用コンピュータ8が接続され
ている。
【0022】具体的には、次のようにして編集用コンピ
ュータ8で画像情報が編集されている。生産ライン1の
運転に際しては、標準的な作業能力の作業者を図2に示
すように生産ラインに配置して、1つのワーク9をパレ
ット10に載せて実作業を実施する。この実作業のワーク
9をビデオカメラ11で追跡しながら撮影する。この撮影
時には磁気テープに映像信号とともに記録映像のタイム
コードとコマNoが一緒に記録されている。ここで云う
“記録映像のタイムコード”とは撮影された時刻を表す
コード信号で、一般のビデオカメラでは磁気テープのア
ドレストラックに録画の際に1フレームごとに連続時間
表示信号が記録されている。
【0023】生産ラインに配置された作業員数が“M=
2”,ワーク9が“N=2”の機種の場合には、第1の
工程の処理から第4の工程の処理を撮影した磁気テープ
を作成する。
【0024】この磁気テープを再生しながら編集用コン
ピュータ8を操作して、画像入力装置12,音声入力装置
13を介してメモリ14の指定エリアに、第1〜第4の工程
中の各作業要素の処理開始時のタイムコードと処理終了
時のタイムコード、ならびに各作業要素の実施に必要と
思われる映像信号とそのコマNoとを対応させて書き込
む。各静止画の表示時間と次の静止画へ切り換える時間
間隔を表す表示インターバルならびに各静止画にスーパ
ーインポーズして表示させる文字と静止画の表示中に流
すメッセージが対応ずけて書き込まれる。メッセージは
音声入力装置13を介してメモリ14に書き込まれる。この
磁気テープの編集作業はワークの機種ごとに実施され、
取り扱い機種の全ての情報がメモリ14に登録される。
【0025】上記の説明では生産ラインに二人の作業者
2a,2bを配置した場合を例に挙げて周回数と作業工
程の関係を説明しているが、作業当日に生産ラインに投
入できる作業者の数Mをワークステーション3に入力す
ると、生産計画メモリ4の内容と通信回線7を介してメ
モリ14から必要な情報を取り出して各機種ごとの作業分
割処理が実施される。具体的には、機種ごとの周回数N
を生産計画メモリ4から読み出すとともに、機種ごとの
各作業要素の処理開始時のタイムコードと処理終了時の
タイムコードとがワークステーション3に取り込まれ、
機種ごとの各作業要素の処理開始時のタイムコードと処
理終了時のタイムコードとから求まる作業要素の合計時
間(T1+T2+……… )をその機種の周回数Nと作
業者数Mとの積で割り算して、 (T1+T2+……… ) / N ・ M = P から作業者一人当りの受け持ち時間(パー割り)Pを求
める。これによって、各機種のワークが生産ラインに搬
入された際に、各工程で分担する作業要素が決まり、こ
の作業分割にしたがって各工程の端末コンピュータ6
a,6b,…… を介してそれぞれの工程のメモリ15
に、その工程で必要な画像情報〔静止画〕とそのコマN
oの他に図3に示す下記のような項目がそれぞれが機種
ごとにメモリ14から読み込まれる。
【0026】・各作業要素の前記タイムコードから求ま
る作業時間T1,T2,……… ・各静止画の表示時間と、 ・表示インターバルならびに文字と静止画の表示中に流
すメッセージ 生産ライン1に搬入されるワークには、識別コードをバ
ーコードで表した識別ラベルが添付されている。第1の
作業者2aは各工程に到着したワーク9に付けられてい
る識別ラベルのバーコードをバーコードリーダ16によっ
てスキャンして、識別コードを端末コンピュータ6a,
6b,…… に入力する。識別コードが入力された端末
コンピュータではワークステーション3に機種名を照会
し、自己の工程のメモリ15に予め登録されているコマN
oの静止画を、タイムコードから求まる標準作業者の標
準作業時間T1,T2,……… に従って自己の工程の
ディスプレイ5に、予め登録されている表示時間だけ順
に表示し、表示時間が完了すると予め登録されている表
示インターバルの経過を待って次の静止画を表示時間だ
け表示する。このようにして各工程のディスプレイ5に
作業指示の静止画が順に表示されて切り換えられてい
る。各静止画に対応して文字が登録されている場合に
は、表示する静止画にスーパーインポーズしてディスプ
レイ5に表示され、各静止画に対応してメッセージが登
録されている場合には、静止画の表示期間にディスプレ
イ5に内蔵されている音声合成装置を介してメッセージ
が工程に流される。
【0027】このように、多品種のワークが混在して生
産ラインに搬入されても、作業者2a,2bはディスプ
レイ5に表示された静止画からそのワークの機種に応じ
た作業指示を受けて作業することができる。また、ディ
スプレイ5に表示された静止画は標準作業速度で切り換
えられているので、作業者2a,2bはディスプレイ5
に表示された静止画を確認することによって自己の作業
速度の遅れを認識することができる。
【0028】上記の各工程での具体的な作業内容として
は、ワーク9への部品の組みつけ作業,ワーク9の検
査,ワーク9の測定を挙げることができる。各作業員は
要素作業を完了する度にキーボード17を介して端末コン
ピュータ6a,6b,………へ報告し、検査と測定の要
素作業の場合には検査結果,測定値をキーボード17を介
して端末コンピュータ6a,6b,………へ報告する。
各検査結果,測定値はそのワーク9の識別コードと対応
させてリアルタイムまたは所定データ量だけ溜った時点
で通信回線7を介してワークステーション3に送られ
る。ワークステーション3は検査履歴メモリ19に、図4
の(b)に示すようなテーブルの形で識別コードA,
B,C,………ごとに検査結果,測定値を各工程ごとに
登録していく。
【0029】なお、標準結果メモリ18には図4の(a)
に示すようなテーブルの形で検査や測定の機種K1,K
2,K3,………ごとの標準値が各工程ごとに登録され
ている。
【0030】ワークステーション3は特定の工程の作業
が完了したことを検出すると、この作業の完了したワー
ク9の識別コードをキーに検査履歴メモリ19から検査履
歴を読み出して、また、標準結果メモリ18からはこの作
業の完了したワーク9の識別コードから分かる機種をキ
ーに該当機種の各工程での標準値を読み出し、工程ごと
に両者の内容を比較照合しながら良品と不良品の診断ル
ーチンを実施する。
【0031】具体的には、ワークステーション3の良品
と不良品の診断ルーチンは、図5に示すように構成され
ている。〔a−1〕で特定の工程の作業が完了したこと
を検出したワークステーション3は、〔a−2〕で検査
履歴メモリ19から前記完了を検出したワーク9の検査履
歴を読み取り、〔a−3〕では標準結果メモリ18から読
み出した該当機種の標準結果と比較して診断する。〔a
−4〕では〔a−3〕の診断結果が良品か不良品である
のかを判断し、良品であった場合にはこの診断ルーチン
から抜け出す。
【0032】〔a−4〕で不良品と判定された場合に
は、〔a−5〕では端末コンピュータ6a,6b,……
…のうちの前記特定の工程の端末コンピュータに通信回
線7を介して指示してその端末コンピュータに接続され
ている警報器21を動作させて作業者に不良品である旨を
報知する。
【0033】さらに、〔a−6〕では〔a−3〕の診断
結果から、この特定の工程での再点検(再調整を含む)
の実施によって良品に転換できる“軽度不良ワーク”で
あるかどうかを判定する。“軽度不良ワーク”であった
場合には、〔a−7〕で〔a−3〕の診断結果に基づい
て再点検の必要箇所を判断し、前記特定の工程の端末コ
ンピュータに通信回線7を介して指示してディスプレイ
5にその内容を表示させてこの診断ルーチンから抜け出
す。
【0034】この場合には、〔a−5〕で警報器21から
の警報を認識した作業者が、ディスプレイ5の表示に従
って該当箇所を再確認して調整や修正を、その場で実施
する。作業者はこの再点検の完了が完了すると、再検査
の検査結果,測定値をキーボード17から入力することに
よって、同様にしてワークステーション3は検査履歴メ
モリ19の再点検箇所の工程のエリアに、同一のワークに
対して前に実施した検査結果,測定値とは区別してその
工程における最新の内容が記録される。〔a−1〕で再
点検の完了が完了したことを確認したワークステーショ
ン3は、検査履歴メモリ19の再点検箇所の検査結果,測
定値を参考に〔a−3〕以降のステップを再実行し、
〔a−4〕で良品と判定された場合に診断ルーチンから
抜け出す。特定の工程で良品と判定されたワーク9は生
産ライン1の下手に向かって搬送されて、特定の工程で
オフラインされない。
【0035】〔a−6〕で“軽度不良ワークでない”と
判定された場合には、〔a−8〕で何れの工程にワーク
9を戻して再点検する必要があるのかを判断し、〔a−
9〕では前記特定の工程の端末コンピュータに通信回線
7を介して指示してディスプレイ5にその内容を表示さ
せてこの診断ルーチンから抜け出す。
【0036】この場合には、〔a−5〕で警報器21から
の警報を認識した作業者が、ディスプレイ5の表示に従
って不良のワーク9を該当の工程にラインバックして専
門的に再確認して調整や修正ならびに必要に応じて部品
の交換,組み付け忘れの部品の取り付けを実施する。ラ
インバックされたワーク9を受け取った工程の作業員
は、再検査の実施に際しては識別コードの入力を実施す
ると共に、再点検の完了が完了すると、再検査の検査結
果,測定値,処理の内容をキーボード17から入力するこ
とによって、または検査装置より検査データを自動でワ
ークステーション3にネットワーク経由で転送すること
によって、同様にしてワークステーション3は、検査履
歴メモリ19の再点検箇所の工程のエリアに、同一のワー
クに対して前に実施した検査結果,測定値とは区別して
その工程における最新の内容を記録する。〔a−1〕で
再点検の完了が完了したことを確認したワークステーシ
ョン3は、検査履歴メモリ19の再点検箇所の検査結果,
測定値を参考に〔a−3〕以降のステップを再実行し、
〔a−4〕で良品と判定された場合に診断ルーチンから
抜け出す。特定の工程で良品と判定されたワーク9は生
産ライン1の下手に向かって搬送されて、特定の工程で
オフラインされない。
【0037】〔a−4〕で不良品と判定されて、〔a−
6〕〔a−8〕で再点検で良品に転換できないと判定さ
れた“重度不良ワーク”の場合には、〔a−10〕で前記
特定の工程の端末コンピュータに通信回線7を介して指
示してディスプレイ5にラインオフして生産ライン1の
下手に向かって搬送しない旨を表示させてこの診断ルー
チンから抜け出す。ここの図5に示したフローチャート
では省略されているが“重度不良ワーク”と判定された
場合には、検査履歴として検査履歴メモリ19にも書き込
まれる。
【0038】このように、ワークステーション3と標準
結果メモリ18,ワークステーション3と検査履歴メモリ
19,ワークステーション3と検査情報メモリ20とが協同
して、各ワークの検査履歴管理,検査履歴の診断,不良
品に対する処理の指示を自動的に作業者に提供すること
ができ、多品種変量生産における作業時間の短縮、不良
要因の統計的解析ならびにオフラインするワークの数を
低減を実現できる。
【0039】各工程にワークを受け入れる際には、新し
く生産ラインに受け入れる第1状態である場合には、端
末コンピュータ6aを介してワークステーション3に接
続されている検査履歴メモリ19に、予め決められた状態
コード“SP”がワークの識別コードに対応して登録さ
れている。第1工程22にワークを受け入れた際に、第1
工程22のバーコードリーダ16でワークの識別コードを読
み取ると、検査履歴メモリ19にワークの識別コードに対
応して第1工程22への受入日時が登録される。第1工程
22で処理ならびに検査されたワークは、検査結果である
品質データと仕上がり状態に応じて状態コードが第1工
程22のキーボード17からキーインされる。具体的には、
検査結果が正常なものは状態コード“SP”が、検査結
果が不良なものは状態コード“D”がキーインされ、第
1工程での処理終了日時と状態コードならびにその際の
品質データがワークの識別コードごとに検査履歴メモリ
19に登録される。この際には、作業者のコード,ロット
No,検査装置の識別コードも検査履歴メモリ19に登録
される。
【0040】第1工程22で状態コード“SP”が付けら
れたワークは第2工程23に搬入される。第1工程22で状
態コード“D”が付けられたワークはライン落ちしてリ
ペア工程〔手直し工程〕24に搬入される。リペア工程23
でも同様に受け入れたワークの識別コードをリペア工程
23のバーコードリーダ16で読み取られ、検査履歴メモリ
19にワークの識別コードに対応してリペア工程23への受
入日時が登録される。リペア工程23では、そのワークの
加工履歴および品質履歴をディスプレーで見ることがで
き、この情報に基づいて不良個所が手直しできたワーク
には、該当する手直しコードをそのワークに対してキー
入力して登録するとともに、状態コード“I”がリペア
工程23のキーボード17からキーインされ、検査履歴メモ
リ19にワークの識別コードごとに対応してその状態コー
ド“I”と処理終了日時とが登録される。リペア工程23
で不良個所が手直しできなかったワークには、状態コー
ド“A”がリペア工程23のキーボード17からキーインさ
れるとともに、該当する不良現象のコードをそのワーク
に対してキー入力して登録する。検査履歴メモリ19にワ
ークの識別コードごとに対応してその状態コード“D”
と廃品日時とが登録されてそのワークはラインへは戻さ
れない。
【0041】リペア工程23で手直しされたワークが第1
工程22に搬入された場合には、同様に、第1工程22のバ
ーコードリーダ16でワークの識別コードを読み取ると、
検査履歴メモリ19にワークの識別コードに対応して第1
工程22への受入日時が登録される。第1工程22で処理な
らびに検査されて良品に復帰したワークに対しては、状
態コード“SP”が第1工程22のキーボード17からキー
インされて、その旨が検査履歴メモリ19にワークの識別
コードに対応して登録され第2工程23に搬入される。
【0042】以下同様にして、第2工程23での良品と不
良品も同様に処理されて、検査履歴が検査履歴メモリ19
にワークの識別コードに対応して蓄積されながら次第に
製品が完成していく。
【0043】このように検査履歴メモリ19に蓄積された
識別コード別の状態コードの情報は、ワークステーショ
ン3で各工程ごとに次のように処理される。第1工程22
を例に挙げると、新しく第1工程22に受け入れて状態コ
ード“SP”が付けられている第1状態のワークと、手
直しされて第1工程22に戻されて状態コード“I”が付
けられている第2状態のワークと、第1工程22で加工処
理された結果が不良品であって状態コード“D”が付け
られている第3状態のワークと、第1工程22で加工処理
された結果が良品であって状態コード“SP”が付けら
れている第4状態のワークとにそれぞれ分類してワーク
ステーション3がカウントし、その結果が手直し前の良
品および不良品,手直し後の良品,手直し後の不良品に
区分したカウント値として台数メモリ25に書き込まれ
る。その他の工程についても同様に台数メモリ25に台数
が書き込まれる。
【0044】ライン品質の良否判定をワークステーショ
ン3に指示すると、ワークステーション3は台数メモリ
25から各工程のデータを読み出して、工程とワークの品
質履歴,加工履歴に基づいて演算指定する複数パターン
のテーブルに基づき各工程ごとに第1状態のワークと第
2状態のワークのカウント値の合計から、第3状態のワ
ークのカウント値と第4状態のワークのカウント値を差
し引いて、各工程ごとに滞留しているワークの台数を計
算して印字出力する。係員はこの印字出力またはディス
プレイ表示から、滞留しているワークの台数に応じて、
滞留している台数が多い工程はライン品質が悪いと判定
できる。滞留している台数が少ない工程はライン品質が
良好と判定できる。
【0045】また、作業者コード,ワークの機種,工
程,作業時間,作業日時,ロットNo,部品別,不良現
象コード別,部品業者別,検査データ項目別,検査装置
の固有コードの少なくとも何れかを指定して検索をワー
クステーション3に指示すると、ワークステーション3
は指定された検索キーに基づいて検査履歴メモリ19に登
録されている品質データを集計して印字出力またはディ
スプレイ表示することもでき、また、品質データの項目
間での多変量解析処理をワークステーション3にて実施
し、統計的な工程品質解析処理により不良要因の解析を
行うことが可能であり、ライン品質が不良と判定された
工程の不良傾向の把握に役立てることができる。
【0046】上記の実施例では、ワークステーション3
が印字出力した生産ラインの傾向ならびに各工程に滞留
しているワークの台数を、作業者自身が判断してライン
品質の良否を判定したが、また、品質データの項目間で
の多変量解析処理をワークステーション3にて実施し、
統計的な工程品質解析処理により不良要因の解析を行う
ことが可能であり、ライン品質の良否判定のプログラム
を診断プログラムメモリ26に登録し、ワークステーショ
ン3がこのプログラムを実行するように構成することに
よって、ライン品質の良否の判定結果,ならびに予想さ
れる原因を自動的に得ることができ、この場合には、ワ
ークステーション3と診断プログラムメモリ26とが診断
手段に対応している。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によると、生産ライ
ンに流されるワークの加工履歴を各ワークごとに管理す
るとともに、特定工程に出入りするワークをそれぞれの
状態ごとにその台数を分類してカウントするので、その
カウント値を処理して特定工程に滞留しているワークの
台数を、品質および加工履歴の点から、手直し前の良
品,手直し前の不良品,および手直し後の良品,手直し
後の不良品に区分したカウント値として、リアルタイム
で確認することができ、リアルタイムでライン品質の良
否を判定できる。
【0048】また、特定工程で加工されたワークの品質
データを各ワークごとに登録するとともに、登録された
品質データを、作業者別,機種別,工程別,作業時間
別,作業日付別,ロット別,部品別,不良現象コード
別,部品業者別,検査データ項目別,検査装置の固有コ
ード別の何れかをまたは複数項目およびそれらの値に条
件を付けて検索キーにして集計および抽出処理し、また
は項目間での多変量解析処理による統計的工程品質解析
を行い、集計および抽出・解析結果から生産ラインの傾
向を把握して、工程,作業者,部品材料,設備,製造条
件のライン品質の良否を判定することによって、また、
品質データの項目間での多変量解析処理を行い、不良要
因の解析および統計的な工程品質解析を行うことによっ
て、リアルタイムで生産ラインの傾向を把握することが
でき、ライン品質の良否の判定および不良要因の判定に
役立てることができる。
【0049】また、特定工程に出入りするワークをそれ
ぞれの状態ごとにその台数を分類してカウントするとと
もに、生産ラインに流されるワークの加工履歴を各ワー
クごとに管理して、より正確にライン品質の良否を判定
を実施できる。
【0050】また、請求項4,請求項5の構成による
と、本発明のライン品質診断方法を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のライン品質診断方法を実現する手段を
備えた生産設備の構成図。
【図2】ビデオカメラによる実作業の撮影状態の説明
図。
【図3】各作業ステージのメモリに読み込まれるデータ
項目の説明図。
【図4】同実施例の標準結果メモリと検査履歴メモリの
記憶テーブルの説明図。
【図5】同実施例の診断プログラムのフローチャート
図。
【図6】同実施例の各工程でのワークの流れを示すフロ
ーチャート図。
【符号の説明】 1 生産ライン 2a,2b 作業者 3 ワークステーション 4 生産計画メモリ 5 ディスプレイ〔出力装置〕 6a,6b 端末コンピュータ 7 通信回線 9 ワーク 16 バーコードリーダ〔識別コード入力手段〕 S1 ,S2 第1,第2の工程 17 キーボード〔結果入力装置〕 18 標準結果メモリ 19 検査履歴メモリ 20 検査情報メモリ 21 警報器 25 台数メモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定工程を有する生産ラインのライン品
    質を診断するに際して、生産ラインに流されるワークの
    加工履歴を各ワークごとに管理するとともに、新しく前
    記の特定工程に受け入れた第1状態のワークと、前記の
    特定工程で加工されて不良であったものが手直しされて
    前記の特定工程に戻された第2状態のワークと、前記の
    特定工程で加工されて不良品であった第3状態のワーク
    と、前記の特定工程で加工されて良品であった第4状態
    のワークとに、工程とワークの品質履歴,加工履歴に基
    づいて演算指定する複数パターンのテーブルに基づきそ
    れぞれ分類して通過台数をカウントし、第1状態のワー
    クと第2状態のワークのカウント値の合計から、第3状
    態のワークのカウント値と第4状態のワークのカウント
    値を差し引いて前記の特定工程に滞留しているワークの
    台数を計算し、特定工程に滞留しているワークの台数に
    応じてライン品質の良否を判定する生産ラインのライン
    品質診断方法。
  2. 【請求項2】 特定工程を有する生産ラインのライン品
    質を診断するに際して、前記の特定工程で加工されたワ
    ークの品質データを各ワークごとに登録するとともに、
    登録された品質データを、作業者別,機種別,工程別,
    作業時間別,作業日付別,ロット別,部品別,不良現象
    コード別,部品業者別,検査データ項目別,検査装置の
    固有コード別の何れかをまたは複数項目およびそれらの
    値に条件を付けて検索キーにして集計および抽出処理
    し、または項目間での多変量解析処理による統計的工程
    品質解析を行い、集計および抽出・解析結果から生産ラ
    インの傾向を把握して工程,作業者,部品材料,設備,
    製造条件のライン品質の良否を判定する生産ラインのラ
    イン品質診断方法。
  3. 【請求項3】 特定工程を有する生産ラインのライン品
    質を診断するに際して、生産ラインに流されるワークの
    加工履歴を各ワークごとに管理するとともに、新しく前
    記の特定工程に受け入れた第1状態のワークと、前記の
    特定工程で加工されて不良であったものが手直しされて
    前記の特定工程に戻された第2状態のワークと、前記の
    特定工程で加工されて不良品であった第3状態のワーク
    と、前記の特定工程で加工されて良品であった第4状態
    のワークとにそれぞれ分類して通過台数をカウントし、
    第1状態のワークと第2状態のワークのカウント値の合
    計から、第3状態のワークのカウント値と第4状態のワ
    ークのカウント値を差し引いて前記の特定工程に滞留し
    ているワークの台数を計算し、前記の特定工程で加工さ
    れたワークの品質データを各ワークごとに登録するとと
    もに、登録された品質データを、作業者別,機種別,工
    程別,作業時間別,作業日付別,ロット別,検査装置の
    固有コード別の何れかをまたは複数項目およびそれらの
    値に条件を付けて検索キーにして集計および抽出処理
    し、集計および抽出・解析結果から把握した生産ライン
    の傾向ならびに特定工程に滞留しているワークの台数に
    応じて工程,作業者,部品材料,設備,製造条件のライ
    ン品質の良否を判定する生産ラインのライン品質診断方
    法。
  4. 【請求項4】 到着したワークに割り当てられた識別コ
    ードを入力する識別コード入力手段と、各検査工程での
    品質データと検査結果の状態を表す状態コードを入力す
    る結果入力装置と、各ワークの検査履歴として前記品質
    データと状態コードを前記識別コードに対応させて記憶
    する検査履歴メモリ手段と、検査履歴メモリ手段の内容
    に基づいて各工程でのワークの通過台数を状態コードで
    分類してカウントする計数手段とを設けた生産ラインの
    ライン品質診断装置。
  5. 【請求項5】 到着したワークに割り当てられた識別コ
    ードを入力する識別コード入力手段と、各検査工程での
    品質データと検査結果の状態を表す状態コードを入力す
    る結果入力装置と、各ワークの検査履歴として前記品質
    データと状態コードを前記識別コードに対応させて記憶
    する検査履歴メモリ手段と、検査履歴メモリ手段の内容
    に基づいて各工程でのワークの通過台数を状態コードで
    分類してカウントする計数手段と、検査履歴メモリ手段
    の情報の集計結果から把握した生産ラインの傾向ならび
    に特定工程に滞留しているワークの台数に応じてライン
    品質の良否を判定する診断手段とを設けた生産ラインの
    ライン品質診断装置。
JP21465993A 1993-08-31 1993-08-31 生産ラインのライン品質診断方法とその装置 Pending JPH0765077A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21465993A JPH0765077A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 生産ラインのライン品質診断方法とその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21465993A JPH0765077A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 生産ラインのライン品質診断方法とその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0765077A true JPH0765077A (ja) 1995-03-10

Family

ID=16659437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21465993A Pending JPH0765077A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 生産ラインのライン品質診断方法とその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0765077A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015005212A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 ダイハツ工業株式会社 製造ラインにおける検査管理システム
WO2020065975A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 株式会社パトライト 報知システム
JP2022501683A (ja) * 2018-06-14 2022-01-06 ゲスタンプ セルビシオス, エセ.ア. 産業プロセスの品質監視

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015005212A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 ダイハツ工業株式会社 製造ラインにおける検査管理システム
JP2022501683A (ja) * 2018-06-14 2022-01-06 ゲスタンプ セルビシオス, エセ.ア. 産業プロセスの品質監視
WO2020065975A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 株式会社パトライト 報知システム
JPWO2020065975A1 (ja) * 2018-09-28 2021-01-07 株式会社パトライト 報知システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6224385B1 (en) Job aiding apparatus
US6345207B1 (en) Job aiding apparatus
EP0859299B1 (en) Versatile production system
JP2003233652A (ja) 品質管理システム、品質管理方法、品質管理プログラム及び品質管理プログラムを記録した記録媒体
Khanna et al. Inventory modeling for imperfect production process with inspection errors, sales return, and imperfect rework process
EP3715038A1 (en) Systems and methods for providing part quality confidence
JPH08267344A (ja) 生産方法及び薄膜ヘッドの製造方法
JPH0765077A (ja) 生産ラインのライン品質診断方法とその装置
JP2003186519A (ja) 製品情報管理システム及び方法
US20240210927A1 (en) Visualization system
JP3741628B2 (ja) 生産履歴管理システムおよび生産履歴管理方法およびそれを実行するためのコンピュータプログラムおよび記録媒体
TW202230281A (zh) 圖像複檢方法、電腦裝置及儲存介質
CN111590231A (zh) 一种焊缝质量追踪的系统
JP4707946B2 (ja) 工程シミュレーションシステム
JPH01257549A (ja) 生産ライン情報管理方法
JPH10275168A (ja) 設計支援方法および設計支援システム
JP2865507B2 (ja) 混流生産システムおよびその運転方法
JPH06337879A (ja) 製造管理支援装置
JPH0546630A (ja) 自主検査データ自動収集方法及びその装置
JPH07178654A (ja) 製造プロセス工程の生産管理システム
JPH04287274A (ja) プリント板搭載電子機器の品質情報管理システム
JP2002297224A (ja) 製造履歴情報管理方法及びシステム
JP3707501B2 (ja) プリント回線板の生産管理装置
JP3276155B2 (ja) 生産ライン管理装置
JP2001344006A (ja) 製造管理装置、製造管理方法およびプログラム