JPH0765040A - 機能データインターフェース方法および機能データインターフェース装置 - Google Patents

機能データインターフェース方法および機能データインターフェース装置

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JPH0765040A
JPH0765040A JP5209323A JP20932393A JPH0765040A JP H0765040 A JPH0765040 A JP H0765040A JP 5209323 A JP5209323 A JP 5209323A JP 20932393 A JP20932393 A JP 20932393A JP H0765040 A JPH0765040 A JP H0765040A
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functional
function
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state machine
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JP5209323A
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English (en)
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Tomoe Iwasaki
知恵 岩崎
Michiaki Muraoka
道明 村岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機能設計を数種類の機能部品に分類し、デー
タベースおよびインターフェース方法を統一化すること
により機能レベルの自動設計化ツールの統合化を図る。 【構成】 HDLファイル1あるいは図形表現機能デー
タベース2を機能データ読み込み処理3により読み込
み、機能データ割り付け処理4により機能部品ライブラ
リ9に格納された各機能部品に割り付ける。機能部品別
に分類されたデータは機能データ格納処理5により機能
データベース10に格納される。さらに、機能データベ
ース10に格納された機能データは機能部品別に、機能
データ読み込み処理6により転送され、機能データ生成
処理7により機能レベルの任意のツール用データが生成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、 データ転送、ステー
トマシン、論理式、メモリ、サブモジュールで構成され
る論理回路の機能データを格納する機能データベースへ
の読み込みおよび書き込みを行なう機能データインター
フェース方法および機能データインターフェース装置に
関する。
【0002】
【従来技術】集積回路の大規模化に伴い、論理設計から
レイアウト設計における設計自動化技術が普及し、ネッ
トリストレベルのデータ表現、データインターフェース
方法の標準化が進められている。例えば、CADフレーム
ワークイニシアティブ デザイン表現プログラミングイ
ンターフェース CFI Design Representation Programmi
ng Interface 参照。
【0003】一方、より概念レベルの高い機能レベルや
レジスタトランスファレベルなどの機能設計における自
動化の研究も進められている。主な研究テーマとして
は、 (1)データパス合成 (2)コントロール合成 (3)性能見積もり (4)回路分割(ステートマシン分割、データパス分
割)等があげられる。
【0004】このような機能設計の自動化ツールが普及
してくると、ネットリストレベルにおけるデータ表現、
データインターフェース方法の標準化と同様に、機能レ
ベルでの標準化が必要となってくる。
【0005】従来の機能データインターフェース方法
は、ハードウエア記述言語(HDL)で記述されたファ
イルを介し、HDLファイルを読み込み内部データを作
成する、あるいは内部データからHDLファイルを出力
するという形式であった。
【0006】例えば、図形入力により機能設計を行なう
ツールは、レジスタトランスファレベルのHDL記述を
生成することにより、論理合成やシミュレータ等のHD
Lを入力とする他のツールに機能設計データを渡すもの
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の機
能データインターフェース方法では、 (1)HDLの仕様が変更になった場合、個々のツール
に対し修正する必要があり、迅速な対応が困難 (2)個々のツールが固有のデータ表現とデータベース
を持つため、複数のツールを含むシステム統合化が困難 (3)任意のツールのデータベースを統合化システムの
共通データベースとして使用すると仮定しても、そのデ
ータベースの中で様々なタイプのデータが混在し、他の
ツールに必要な情報を取り出すのは困難という問題点が
あった。
【0008】本発明は、上記問題点を鑑み、 (1)言語仕様、データベース仕様の変更対応の迅速化 (2)データベースの統一化 (3)多種言語対応の容易化 を目的とし、HDLで記述された、あるいは図形表現さ
れた機能設計を、統一化した機能データベースにデータ
変換することと、機能データベースから機能レベルの任
意のツール用のデータを生成する機能データインターフ
ェース方法および機能データインターフェース装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の機能データイン
ターフェース方法は、データ転送、ステートマシン、論
理式、メモリ、サブモジュールで構成される論理回路を
格納する機能データベースと機能部品ライブラリを備え
た機能設計支援装置において、ハードウエア記述言語
(HDL)で記述されたファイル、あるいは機能図、状
態遷移図および論理式で表現された機能設計データを読
み込む機能データ読み込み処理と、前記機能データ読み
込み処理により読み込んだ機能データを機能部品ライブ
ラリの機能部品に割り付ける機能部品割り付け処理と、
前記機能部品割り付け処理により分類された機能データ
を機能部品別に機能データベースに格納する機能データ
格納処理と、機能データベースから機能データを機能部
品別に読み込む機能データ読み込み処理と、前記機能デ
ータ読み込み処理により読み込まれた、機能部品別に分
類した機能データから任意の機能レベルのツール用デー
タを生成する機能データ生成処理とを備えた構成とす
る。
【0010】本発明の機能データインターフェース装置
は、データ転送、ステートマシン、論理式、メモリ、サ
ブモジュールで構成される論理回路を格納する機能デー
タベースと機能部品ライブラリを備えた機能設計支援装
置において、ハードウエア記述言語(HDL)で記述され
たファイル、あるいは機能図、状態遷移図および論理式
で表現された機能設計データを読み込む機能データ読み
込み部と、前記機能データ読み込み部で読み込んだ機能
データを記憶する機能データ記憶部と、前記機能データ
記憶部に記憶された機能データを機能部品ライブラリの
機能部品に割り付ける処理と機能部品に割り付けられた
データから任意の機能レベルのツール用データを生成す
る処理を行なうCPUと、前記CPUにおいて機能部品
別に分類された機能データを機能部品別に前記CPUか
ら機能データベースへ転送する機能データ入力インター
フェースと、機能データベースから機能データを機能部
品別に前記CPUへ転送する機能データ出力インターフ
ェースを備えた構成とする
【0011】。
【作用】本発明の構成によれば、機能部品割り付け処理
は、HDLで記述された機能設計や図形表現された機能
設計を、機能部品ライブラリに格納されたステートマシ
ン、論理式、メモリ、サブモジュール、外部ピン、ター
ミナル、レジスタ、ファンクション、定数、データ転送
関係の10種類の機能部品に割り付けるように処理を行
なう。機能データ入力インターフェース、機能データ格
納処理および機能データ出力インターフェースは、これ
らの機能部品に分類された機能データに対して、その種
類別にそれぞれ書き込み部、表現方法、読み込み部を持
ち、機能データベースの仕様変更があった場合には、変
更のあった機能部品に関する部分の修正で済み、データ
ベースの仕様変更に対する容易な対応が可能である。ま
た、機能データ生成処理は、機能データ出力インターフ
ェース処理の各読み込み処理を選択することにより、機
能データベースから必要な情報を取り出すことが可能に
なる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の機能データインターフェース
方法の実施例の流れ図を示すものである。図1におい
て、1はハードウエア記述言語(HDL)で機能設計が
書かれたHDLファイル、2は機能図、状態遷移図およ
び論理式で表現された図形表現機能データベース、3は
機能データ読み込み処理、4は機能部品割り付け処理、
5は機能データ格納処理、6は機能データ読み込み処
理、7は機能データ生成処理、9は機能部品ライブラ
リ、10は機能データベースである。
【0013】図2は本発明の機能データインターフェー
ス装置の実施例のブロック図を示すものである。図2に
おいて、11は機能データ読み込み部、12は機能デー
タ記憶部、13は機能部品割り付け処理4および機能デ
ータ生成処理8を行なうCPU、14は機能データ入力
インターフェース、15は機能データ出力インターフェ
ースである。
【0014】図3に、機能部品ライブラリ9に格納され
る機能部品の種類をツリー構造を用いて示す。図3にお
いて、左端のモジュールは機能データ全体として、チッ
プまたは任意の階層の機能モジュールを示す。モジュー
ル以下は階層的に表現され、データ転送、ステートマシ
ン、論理式、メモリ、サブモジュールに分類される。さ
らにデータ転送は、外部ピン、バスやマルチプレクサの
ような配線部品を示すターミナル、データを保持するレ
ジスタ、算術演算や論理演算を示すファンクション、定
数、メモリ、サブモジュール、そしてそれらの間のデー
タ転送関係に分類される。このツリー構造において、葉
の部分が機能部品として機能部品ライブラリ9に格納さ
れている。ただし、データ転送の下位階層のメモリとサ
ブモジュールは上位階層のそれと同じものである。ま
た、サブモジュールは、モジュール以下の階層構造で構
成することができる。
【0015】図1および図2を用いて、本実施例の処理
を説明する。機能データ読み込み処理3では、HDLフ
ァイル1あるいは図形表現機能データベース2を機能デ
ータ読み込み部11が読み込み、機能データ記憶部12
に記憶する。機能データ割り付け処理4では、CPU1
3において、機能データ記憶部12に記憶されたデータ
を機能部品ライブラリ9に格納された図3に示す各機能
部品に割り付ける。機能データ格納処理5では、機能部
品別に分類されたデータを機能データ入力インターフェ
ース14を通り機能データベース10に格納する。さら
に、機能データ読み込み処理6では、機能データベース
10に格納された機能データを機能部品別に、機能デー
タ出力インターフェース15を通りCPU13へ転送
し、機能データ生成処理7では機能レベルの任意のツー
ル用データを生成する。
【0016】本実施例によれば、様々なHDLで記述さ
れた機能設計や図形入力機能設計ツールにより作成され
た機能設計を10種類の機能部品に分類し、共通の機能
データベースに格納することができ、また、機能データ
ベースから機能レベルの各ツールに必要なデータの生成
が可能となり、機能レベルのシステム統合化が図れる。
【0017】次に本実施例の機能部品割り付け処理4の
詳細を説明する。図4に機能部品割り付け処理の詳細な
流れ図を示す。
【0018】図4において、ステップ101は、機能デ
ータ記憶部12からメモリを認識し、機能部品ライブラ
リ9のメモリに割り付けるメモリ割り付け処理、ステッ
プ102は、機能データ記憶部12からサブモジュール
を認識し、機能部品ライブラリ9のサブモジュールに割
り付けるサブモジュール割り付け処理、ステップ103
は、機能データ記憶部12からステートマシンを認識
し、機能部品ライブラリ9のステートマシンに割り付け
るステートマシン割り付け処理、ステップ104は、機
能データ記憶部12から論理式を認識し、機能部品ライ
ブラリ9の論理式に割り付ける論理式割り付け処理であ
る。
【0019】ステップ105は、機能データ記憶部12
の残りのデータをデータ転送関係およびその部品に割り
付けるデータ転送割り付け処理である。ステップ105
はステップ106〜111から構成される。
【0020】ステップ106は、機能データ記憶部12
から入出力ピンを認識し、機能部品ライブラリ9の外部
ピン割り付ける外部ピン割り付け処理、ステップ107
は、機能データ記憶部12からファンクションを認識
し、機能部品ライブラリ9のファンクションに割り付け
るファンクション割り付け処理、ステップ108は、機
能データ記憶部12からレジスタを認識し、機能部品ラ
イブラリ9のレジスタ割り付けるレジスタ割り付け処
理、ステップ109は、機能データ記憶部12から定数
を認識し、機能部品ライブラリ9の定数に割り付ける定
数割り付け処理、ステップ110は、機能データ記憶部
12からターミナルを認識し、機能部品ライブラリ9の
ターミナルに割り付けるターミナル割り付け処理、ステ
ップ111は、前記割り付けられた部品間のデータ転送
を、機能部品ライブラリ9のデータ転送関係に割り付け
るデータ転送関係割り付け処理である。
【0021】次に本実施例の機能データ入力インターフ
ェース14の詳細を説明する。図5に機能データ入力イ
ンターフェース14のブロック図を示す。
【0022】図5において、21は、ステートマシンに
割り付けられたデータを機能データベース10に転送す
るステートマシン書き込み部、22は、論理式に割り付
けられたデータを機能データベース10に転送する論理
式書き込み部、23は、メモリに割り付けられたデータ
を機能データベース10に転送するメモリ書き込み部、
24は、サブモジュールに割り付けられたデータを機能
データベース10に転送するサブモジュール書き込み
部、25は、外部ピンに割り付けられたデータを機能デ
ータベース10に転送する外部ピン書き込み部、26
は、ターミナルに割り付けられたデータを機能データベ
ース10に転送するターミナル書き込み部、27は、レ
ジスタに割り付けられたデータを機能データベース10
に転送するレジスタ書き込み部、28は、ファンクショ
ンに割り付けられたデータを機能データベース10に転
送するファンクション書き込み部、29は、定数に割り
付けられたデータを機能データベース10に転送する定
数書き込み部、30は、データ転送関係に割り付けられ
たデータを転送するデータ転送関係書き込み部である。
【0023】次に本実施例の機能データ格納処理5の詳
細を説明する。本手段は、各機能部品に分類された機能
設計データを、以下の各々の表現形式を用いて機能デー
タベース10に格納する処理である。 (ステートマシン表現形式)次の8種の表現で1つのス
テートマシンを表現する。これらのうち、fsm 以外は1
つ以上存在してもよい。
【0024】fsm( ステートマシン名, 状態コード長,
状態数, 入力ピン数、出力ピン数 ) 状態コード長は2進数で状態を表した場合のビット幅で
ある。
【0025】fsm_clock( クロック信号名, エッジトリ
ガタイプ, マスタースレーブタイプ) エッジトリガタイプは立ち上がりまたは立ち下がりで示
す。
【0026】マスタースレーブタイプはマスター、スレ
ーブまたは単独で示す。 fsm_reset( リセット信号名, リセットタイプ, リセッ
ト時状態名 ) リセットタイプは同期、非同期で示す。
【0027】fsm_pin( ピン名, I/Oタイプ, コード順
) I/Oタイプはinputまたはooutputで示す。
【0028】state_transfer( 始点状態名, 終点状態
名, 入力シンボル名、出力シンボル名) state_code( 状態名, 状態コード ) input_code( 入力シンボル名, 入力コード ) output_code( 出力シンボル名, 出力コード ) ただし、入力コードおよび出力コードは左端をLSBとす
る2進数を文字列で表現し、fsm_pinのコード順は、I/
Oに従い入力コードまたは出力コードの何ビット目を指
しているかを示すものとする。例えば、 fsm_pin( A,input,0 ) fsm_pin( B,input,1 ) で、入力コードが "01" の場合、入力ピンAの値は0、入
力ピンBの値は1ということを表す。
【0029】また、state_transferは、始点状態におい
て各入力値が入力シンボルで表される時、次の状態は終
点状態であり、出力シンボルで表される各信号値が出力
されることを示す。ただし、始点状態名または入力シン
ボル名のどちらか一方が空白、終点状態名または出力シ
ンボル名のどちらか一方が空白でもよい。 (論理式表現形式) expression( 左辺, 右辺 ) (メモリ表現形式) memory( インスタンス名, メモリ名, ビット数、ワード
数, メモリタイプ, 書き込み可能信号名, 読み込み可能
信号名 ) メモリ名は実際に回路が存在するメモリの名でも、実在
しない仮名でもよい。
【0030】メモリタイプはROM、RAM等で示す。メモリ
タイプがROMの場合は書き込み可能信号名は空白にな
る。 (サブモジュール表現形式) submodule( インスタンス名, サブモジュール名 ) サブモジュール名は実際に回路が存在するモジュール名
でも、実在しない仮名でもよい。 (外部ピン表現形式) external_pin( ピン名, ビット幅, I/Oタイプ ) I/Oタイプはinput、ooutput、clock、reset、powerま
たはgroundで示す。 (ターミナル表現形式) terminal( インスタンス名, ビット幅, ハードウエア実
現タイプ ) ハードウエア実現タイプはバスタイプあるいはマルチプ
レクサタイプで示す。 (レジスタ表現形式) register( インスタンス名, ビット幅, クロック信号
名, エッジトリガタイプ, リセット信号名, リセットタ
イプ ) エッジトリガタイプは立ち上がりまたは立ち下がりで示
す。
【0031】リセットタイプは同期、非同期で示す。 (ファンクション表現形式) function( インスタンス名, ファンクションタイプ, ビ
ット幅 ) ファンクションタイプは加算、減算、乗算、AND、OR等
で示す。 (定数表現形式) constant( インスタンス名, ビット幅, 値 ) (データ転送関係表現形式) data_transfer( 始点インスタンス名, 始点ピン名, 終
点インスタンス名、終点ピン名、転送条件, ビット幅 ) ただし、始点ピン名、終点ピン名および転送条件は空白
でもよい。
【0032】なお、データ転送の各部品に固有の正数値
としてidを与え、データ転送表現形式を data_transfe
r( 始点id, 始点ピン名, 終点id、終点ピン名、転送条
件,ビット幅 )と表現することにより、データ量を削減
することができる。
【0033】機能データベース10へ機能データを格納
する処理を図6、図7のVerilogHDLで記述した機能設計
を用いて説明する。図6、図7に示すプログラムをHD
Lファイル1から読み込む。
【0034】図8は、図4の機能部品割り付け処理の各
ステップで割り付けられた機能データが、機能データ格
納処理5により機能データベース10に格納された結果
を示す例で、(a)はメモリ、(b)はサブモジュー
ル、(c)はステートマシン、(d)は論理式である。
【0035】最初に、図6、図7のVerilogHDLを記述し
たHDLファイル1を機能データ読み込み処理3により
読み込み、1行ずつ機能データ記憶部12に登録する。
すなわち、機能データ記憶部12には図6、図7と同様
の形式で登録されることとする。
【0036】メモリ割り付け処理101により、図6、
図7の17行目のメモリの使用定義文からメモリのイン
スタンス名、メモリ名、メモリタイプ、読み込み可能信
号名を認識し、102行目以降のROMの機能記述の10
6行目からビット数およびワード数を認識し、メモリ書
き込み部23により機能データベース10に転送され、
図8(a)のようにメモリ表現形式で機能データベース
10に格納される。
【0037】次に、サブモジュール割り付け処理102
により、図6、図7の18行目のサブモジュールの使用
定義文からサブモジュールのインスタンス名とサブモジ
ュール名を認識し、サブモジュール書き込み部24によ
り機能データベース10に転送され、図8(b)のよう
にサブモジュール表現形式で機能データベース10に格
納される。
【0038】次に、ステートマシン割り付け処理103
により、ステートマシンの情報を抽出し、ステートマシ
ン書き込み部21により機能データベース10に転送さ
れ、図8(c)のようにステートマシン表現形式で機能
データベース10に格納される。ただし、ステートマシ
ンの名前は、図6、図7の15行目のようにコメント文
で定義されていることを前提とする。本手段の詳細を以
下に示す。 <ステートマシン割り付け手段> (S1)ステートマシン名、状態コード長、状態数、入
出力ピン数を求める。 (S2)ステートマシンのクロック情報、リセット情報
を求める。 (S3)状態名、状態コードを求める。 (S4)状態遷移関係を求め、入出力信号値のシンボル
表現を決定する。
【0039】図6、図7の例の場合、(S1)は図6、
図7の15および62〜95行目から、(S2)は図
6、図7の96〜99行目から、(S3)は図6、図7
の13〜14行目から、(S4)は図6、図7の71行
目以降のcase文から求めることができる。また、(S
1)〜(S4)の結果は、図8(c)の、それぞれ、1
行目、2〜3行目、4〜7行目、8〜23行目で示され
るように機能データベース10に格納される。
【0040】格納した後、ステートマシンに関する部分
機能データ記憶部から削除する。次に、論理式割り付け
処理104により、代入文の左辺の名前が、ifあるいは
case等の条件つき文に用いられている場合に、代入文の
左辺と右辺を認識し、論理式書き込み部22により機能
データベース10に転送され、論理式表現形式で機能デ
ータベース10に格納される。図6、図7の例の場合、
58、59行目の左辺のMODE1、MODE2が、44行目以降
のcase文で用いられているため論理式として認識され、
図8(d)のように格納される。
【0041】格納した後、機能データ記憶部からその行
を削除する。次に、データ転送割り付け処理105によ
り、データ転送の部品およびデータ転送関係を割り付け
る。
【0042】図9は、図4の機能部品割り付け処理の各
ステップで割り付けられた機能データが、機能データ格
納処理5により機能データベース10に格納された結果
を示す例で、(a)は外部ピン、(b)はターミナル、
(c)はレジスタ、(d)はファンクション、(e)は
定数、(f)はデータ転送関係である。
【0043】外部ピン割り付け処理106により、図
6、図7の2〜5行目から入出力ピンのピン名、ビット
幅とI/Oタイプを認識し、外部ピン書き込み部25によ
り機能データベース10に転送され、図9(a)のよう
に外部ピン表現形式で機能データベース10に格納され
る。クロックおよびリセットピンは、それぞれ、例えば
23行目のposedgeのエッジトリガ表現と24行目のif
文より判断可能である。
【0044】次に、ファンクション割り付け処理107
により、図6、図7の21行目の演算子”+”や55行
目の比較演算子”==”をファンクションと認識し、イ
ンスタンス名を任意につけ、ファンクション書き込み手
段28により機能データベース10に転送され、図9
(d)のようにファンクション表現形式で機能データベ
ース10に格納される。
【0045】次に、レジスタ割り付け処理108によ
り、図6、図7の23、27行目のようなクロックのエ
ッジトリガを持つalway文に含まれた代入文の左辺をレ
ジスタと認識し、レジスタ書き込み部27により機能デ
ータベース10に転送され、図9(c)のようにレジス
タ表現形式で機能データベース10に格納される。
【0046】クロックのエッジトリガがposedgeの場合
は立ち上がり、negedgeの場合は立ち下がりと認識す
る。また、リセット信号もエッジトリガされている場合
は非同期リセット、そうでない場合は同期リセットであ
ると認識する。
【0047】次に、定数割り付け処理109により、図
6、図7の55行目の”4'd0”を定数と認識し、インス
タンス名を任意につけ、定数書き込み部29により機能
データ格納手段6に転送され、図9(e)のように定数
表現形式で機能データベース10に格納される。
【0048】次に、ステップ110により、どの機能部
品にも割り付けされていない変数をターミナルと認識
し、ターミナル書き込み部26により機能データベース
10に転送され、図9(b)のようにターミナル表現形
式で機能データベース10に格納される。その変数への
代入文がcase文に含まれている場合はマルチプレクサタ
イプに、それ以外はバスタイプのターミナルと認識す
る。
【0049】例えば図6、図7の37、38、39行目
のBUSへの代入文は、36行目のcase文に含まれている
ため、BUSはマルチプレクサタイプのターミナルであ
る。一方、51行目のODATAへの代入文はif文であるた
め、バスタイプのターミナルである。
【0050】最後に、ステップ111により、外部ピ
ン、ターミナル、レジスタ、ファンクション、定数、メ
モリ、サブモジュールの機能部品に割り付けられた部品
間のデータ転送関係を認識し、データ転送関係書き込み
部30により機能データ格納手段6に転送され、図9
(f)のようにデータ転送関係表現形式で機能データベ
ース10に格納される。本手段の詳細を以下に示す。 <データ転送関係割り付け手段> (D1)メモリまたはサブモジュールの使用定義文から
ピン名と信号名の関係を求める。
【0051】ただし、書き込み可能信号、読み込み可能
信号はデータ転送としない。 (D2)assign 文からデータ転送関係を求める。 (D3)if、case文の条件式を持つ代入文からデータ転
送関係を求める。
【0052】ただし、リセット信号を条件式とする代入
文はデータ転送としない。また、代入文の左辺が他の代
入文の条件式となっている場合はデータ転送としない。 (D4)代入文の左辺が入出力ピンとして定義されてい
る代入文からデータ転送を求める。 (D5)代入文の左辺が他のデータ転送の始点インスタ
ンスとなっている代入文からデータ転送を求める。
【0053】ただし、演算子を持つ代入文はその演算を
行なうファンクションのインスタンスを用い、データ転
送関係を作成する。また、定数を用いている場合、その
インスタンス名に置き換えてデータ転送関係を作成す
る。
【0054】図7の17および18行目からは(D1)
により、図9(f)の1〜5行目のデータ転送関係が作
成される。21行目からは(D3)により、ファンクシ
ョンのインスタンスfunc1を挿入することにより図9
(f)の6〜7行目のデータ転送関係が作成される。2
5、29、33行目からは(D3)により、それぞれ図
9(f)の8、9、10行目のデータ転送関係が作成さ
れる。case文内の代入文も同様に(D3)により作成さ
れる。さらに、55行目からは(D4)によりfunc2を
挿入し、図9(f)の17〜19行目のデータ転送関係
が作成される。この時、”4'd0”はステップ109の定
数割り付け手段により作成したインスタンス名const1に
置き換えられる。
【0055】なお、VerilogHDLを例として説明したが、
VHDLや他のHDLについても同様にして機能部品への割
り付けを行なうことができる。機能データ読み込み手段
において市販のデータ変換パッケージを使用できるHD
Lに関しては、それが生成する内部データ構造で機能デ
ータ記憶部へ記憶され、機能部品割り付け手段はその内
部データ構造の機能部品への割り付けを行なう。
【0056】また、機能図、状態遷移図および論理式で
表現された図形表現機能データベース2を入力とする場
合は、状態遷移図をステートマシンに割り付け、論理式
を論理式に割り付け、さらに、機能図から、データ転送
の部品をターミナル、レジスタ、ファンクション、定
数、メモリ、サブモジュールの各機能部品に割り付け、
部品間のデータ転送情報をデータ転送関係に割り付ける
ことにより容易に機能部品ライブラリへの割り付けがで
きる。
【0057】次に、図10を用い、本発明の機能データ
出力インターフェースの詳細を説明する。図10は機能
データ出力インターフェースのブロック図である。
【0058】図10において、31は機能データベース
10からステートマシンのデータをCPU13へ転送す
るステートマシン読み込み部、32は機能データベース
10から論理式のデータをCPU13へ転送する論理式
読み込み部、33は機能データベース10からメモリの
データをCPU13へ転送するメモリ読み込み部、34
は機能データベース10からサブモジュールのデータを
CPU13へ転送するサブモジュール読み込み部、35
は機能データベース10から外部ピンのデータをCPU
13へ転送する外部ピン読み込み部、36は機能データ
ベース10からターミナルのデータをCPU13へ転送
するターミナル読み込み部、37は機能データベース1
0からレジスタのデータをCPU13へ転送するレジス
タ読み込み部、38は機能データベース10からファン
クションのデータをCPU13へ転送するファンクショ
ン読み込み部、39は機能データベース10から定数の
データをCPU13へ転送する定数読み込み部、40は
機能データベース10からデータ転送関係データをCP
U13へ転送するデータ転送関係読み込み部である。
【0059】次に、図11を用い、本発明の機能データ
生成処理の詳細を説明する。図11は機能データ生成処
理を示す流れ図である。図11において、ステップ12
1は、モジュール定義文と、外部ピンのI/Oタイプとビ
ット幅と名前の外部ピン定義文を記述するピン記述処
理、ステップ122は、出力ピン、ターミナル、レジス
タ、論理式の左辺、データ転送関係の転送条件の変数定
義文記述する変数定義記述処理、ステップ123は、ス
テートマシンの名前、状態名と状態コードの定義文を記
述する状態定義記述処理、ステップ124は、メモリの
使用定義を記述するメモリ記述処理、ステップ125
は、サブモジュールの使用定義を記述するサブモジュー
ル記述処理、ステップ126は、ファンクションの機能
を定義するファンクション記述処理、ステップ127
は、データ転送を記述するデータ転送記述処理、ステッ
プ128は、論理式およびステートマシンに含まれる論
理式を記述する論理式記述処理、ステップ129は、ス
テートマシンの状態遷移を記述するステートマシン記述
処理である。
【0060】本発明の機能データ生成処理によれば、各
機能部品に対応した処理が各々独立に機能記述を生成し
ているため、言語仕様、データベース仕様の変更に対す
る容易な対応が可能となる。また、機能データ読み込み
処理で入力するHDLと異なったHDLを用いた記述の
生成が可能となり、本発明のHDL変換ツールとしての
使用が可能となる。
【0061】機能データ生成処理の実施例を前記の例と
同じ回路を用いて、VerilogHDLの記述を生成する処理に
ついて説明する。機能データベース10には図8および
図9のデータが格納されているとする。
【0062】図12,図13に、図11の各処理によるV
erilogHDLの記述例を示す。図12(a)はピン記述処
理121により記述される部分で、1行目のモジュール
定義文はモジュールの名前と外部ピン名からなり、2行
目以下の外部ピン定義文は外部ピンのビット幅とI/Oタ
イプ別のピン名である。
【0063】図12(b)は変数定義記述処理122に
より記述される部分で、1、2行目の変数定義文は外部
ピンのうち出力ピンのピン名で、3行目はレジスタのイ
ンスタンス名、4行目はターミナルのインスタンス名、
5行目以下は論理式の左辺およびデータ転送関係の転送
条件の信号名である。
【0064】図12(c)は状態定義記述処理123に
より記述される部分で、1〜5行目は状態名および状態
コードの定義文、6行目はステートマシンの名前の定義
文、7行目は次の状態を持つ変数名の定義文である。
【0065】図12(d)はメモリ記述処理124によ
り記述される部分で、1行目はメモリの出力信号名の定
義文、2行目はメモリROMの使用定義文である。
【0066】図12(e)はサブモジュール記述処理1
25により記述される部分で、1行目はサブモジュール
の出力信号名の定義文、2行目はサブモジュールSUBMOD
ULEの使用定義文である。図12(f)はファンクショ
ン記述処理126により記述される部分で、1行目はフ
ァンクションのインスタンス名とビット幅で、2行目以
下はそのファンクションの機能記述である。
【0067】図12(g)はデータ転送記述処理127
により記述される外部ピンへのデータ転送の部分で、1
行目はデータ転送関係の始点インスタンス名と転送条件
をイベントトリガとするalways文で、2行目以下はデー
タ転送関係のif文の条件付代入文である。
【0068】図13(a)はデータ転送記述処理127
により記述されるマルチプレクサタイプのターミナルへ
のデータ転送の部分で、同じターミナルを終点とするデ
ータ転送関係に対して、それらの始点インスタンス名お
よび転送条件をイベントトリガとし、case文の条件付代
入文で記述する。
【0069】図13(b)はデータ転送記述処理127
により記述されるレジスタへのデータ転送の部分で、1
行目はクロックとリセットをエッジトリガとするalways
文で、2〜3行目はリセット条件、5行目以下はレジス
タへのデータ転送関係である。
【0070】図13(c)は論理式記述処理128によ
り記述される論理式の部分で、1、5行目は論理式の右
辺に含まれる変数名をイベントトリガとするalways文
で、3、7行目は論理式である。
【0071】図13(d)は論理式記述処理128によ
り記述されるステートマシンに含まれる論理式の部分
で、1、5行目はステートマシン名をイベントトリガと
するalways文で、3、7行目はステートマシンの出力信
号の論理式である。
【0072】図13(e)はステートマシン記述処理1
29により記述される部分で、1〜8行目はステートマ
シンの現在の状態から次の状態を決定し、9〜14行目
はクロックをエッジトリガとして状態遷移を行なう記述
である。
【0073】本実施例によれば、他のHDLあるいは図
形入力により設計された機能設計や、機能データベース
に対して任意の処理を行なった機能データから、verilo
gHDL記述を生成することが可能である。
【0074】なお、VerilogHDLを例として説明したが、
VHDLや他のHDLについても同様にして記述を生成する
ことができる。
【0075】また、任意の機能レベルのツール用のデー
タ構造が分かっている場合、機能データベースからその
データを生成することも可能である。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
機能データを、メモリやサブモジュールの機能モジュー
ルと、論理式やステートマシンの組合せ回路と、データ
転送に分類することにより、回路分割や性能見積もり等
の機能レベルの設計自動化処理の容易化に優れた効果を
有する。
【0077】また、様々な方法により設計された機能設
計を、機能部品ライブラリの機能部品に割り付け、機能
部品別に機能データベースに格納し、機能データベース
のデータから任意のHDLまたは任意の機能レベルのツ
ールのデータを生成することができるため、機能データ
ベースを中心とした機能レベルのシステムの統合化に優
れた効果を有する。
【0078】また、任意のHDLで記述された機能設計
から他のHDL記述への変換も容易に行なうことがで
き、論理合成や機能シミュレーション等のツールの性能
評価に利用したり、過去の設計資産の再利用に優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能データインターフェース方法を示
す流れ図
【図2】本発明の機能データインターフェースの構成を
示すブロック図
【図3】機能部品ライブラリに格納される機能部品の種
類を示すツリー構造図
【図4】本発明の機能部品割り付け処理を示す流れ図
【図5】本発明の機能データ入力インターフェースの構
成を示すブロック図
【図6】VerilogHDLで記述した機能記述(その1)を表
す図
【図7】VerilogHDLで記述した機能記述(その2)を表
す図
【図8】機能データベースの格納例を示した図
【図9】機能データベースの格納例を示した図
【図10】本発明の機能データ入力インターフェースの
構成を示すブロック図
【図11】本発明の機能データ生成処理を示す流れ図
【図12】本発明の機能データ生成処理を説明するため
のVeriloHDL記述(その1)を表した図
【図13】本発明の機能データ生成処理を説明するため
のVeriloHDL記述(その2)を表した図
【符号の説明】
1 HDLファイル 2 図形表現機能データベース 3 機能データ読み込み処理 4 機能部品割り付け処理 5 機能データ格納処理 6 機能データ読み込み処理 7 機能データ生成処理 9 機能部品ライブラリ 10 機能データベース 11 機能データ読み込み部 12 機能データ記憶部 13 CPU 14 機能データ入力インターフェース 15 機能データ出力インターフェース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ転送、ステートマシン、論理式、メ
    モリ、サブモジュールで構成される論理回路を格納する
    機能データベースと機能部品ライブラリを備えた機能設
    計支援装置において、 ハードウエア記述言語(HDL)で記述されたファイ
    ル、あるいは機能図、状態遷移図および論理式で表現さ
    れた機能設計データを読み込む機能データ読み込み処理
    と、 前記機能データ読み込み処理により読み込んだ機能デー
    タを機能部品ライブラリの機能部品に割り付ける機能部
    品割り付け処理と、 前記機能部品割り付け処理により分類された機能データ
    を機能部品別に機能データベースに格納する機能データ
    格納処理と、 機能データベースから機能データを機能部品別に読み込
    む機能データ読み込み処理と、 前記機能データ読み込み処理により読み込まれた、機能
    部品別に分類した機能データから任意の機能レベルのツ
    ール用データを生成する機能データ生成処理とを備えた
    機能データインターフェース方法。
  2. 【請求項2】機能部品割り付け処理が、機能データから
    メモリを認識し機能部品ライブラリのメモリに割り付け
    るメモリ割り付け処理と、 機能データから下位階層を示すサブモジュールを認識し
    機能部品ライブラリのサブモジュールに割り付けるサブ
    モジュール割り付け処理と、 機能データからステートマシンを認識し機能部品ライブ
    ラリのステートマシンに割り付けるステートマシン割り
    付け処理と、 機能データから論理式を認識し機能部品ライブラリの論
    理式に割り付ける論理式割り付け処理と、 残りの機能データをデータ転送関係とその部品に割り付
    けるデータ転送割り付け処理とを備えた請求項1記載の
    機能データインターフェース方法。
  3. 【請求項3】データ転送割り付け処理が、 機能データから入出力ピンを認識し機能部品ライブラリ
    の外部ピンに割り付ける外部ピン割り付け処理と、 機能データから算術演算や論理演算部を認識し機能部品
    ライブラリのファンクションに割り付けるファンクショ
    ン割り付け処理と、 機能データからデータを保持する変数を認識し機能部品
    ライブラリのレジスタに割り付けるレジスタ割り付け処
    理と、 機能データから定数を認識し機能部品ライブラリの定数
    に割り付ける定数割り付け処理と、 機能データからマルチプレクサやバスを示す変数を認識
    し機能部品ライブラリのターミナルに割り付けるターミ
    ナル割り付け処理と、 機能データから機能部品間のデータ転送を認識し機能部
    品ライブラリのデータ転送関係に割り付けるデータ転送
    関係割り付け処理とを備えた請求項2記載の機能データ
    インターフェース方法。
  4. 【請求項4】機能データ格納処理が、 ステートマシンをステートマシン名とクロック信号名と
    クロックのエッジタイプとリセット信号名とリセットタ
    イプと状態名と状態コードと入出力信号名と状態遷移表
    により表現するステートマシン表現形式と、 論理式を左辺の信号名と右辺の論理表現により表現する
    論理式表現形式と、 メモリをインスタンス名とメモリ名とビット数とワード
    数とメモリタイプと書き込み可能信号名と読み込み可能
    信号名により表現するメモリ表現形式と、 サブモジュールをインスタンス名とサブモジュール名に
    より表現するサブモジュール表現形式と、 外部ピンをピン名とビット幅とI/Oタイプにより表現す
    る外部ピン表現形式と、 ターミナルをインスタンス名とビット幅と回路実現タイ
    プにより表現するターミナル表現形式と、 レジスタをインスタンス名とビット幅とクロック信号名
    とクロックのエッジタイプとリセット信号名とリセット
    タイプにより表現するレジスタ表現形式と、 ファンクションをインスタンス名とファンクションタイ
    プとビット幅により表現するファンクション表現形式
    と、 定数をインスタンス名とビット幅と値により表現する定
    数表現形式と、 データ転送関係を始点の部品のインスタンス名およびピ
    ン名と、終点の部品のインスタンス名およびピン名と、
    転送条件とデータのビット幅により表現するデータ転送
    表現形式とを用いて機能データベースに格納することを
    特徴とする請求項1記載の機能データインターフェース
    方法。
  5. 【請求項5】機能データ生成処理が、 モジュール定義文と外部ピン定義文を記述するピン記述
    処理と、 出力ピン、ターミナル、レジスタ、論理式の左辺、デー
    タ転送関係の転送条件の変数定義文を記述する変数定義
    記述処理と、 ステートマシンの名前、状態名、状態コードの定義文を
    記述する状態定義記述処理と、 メモリの使用定義を記述するメモリ記述処理と、 サブモジュールの使用定義を記述するサブモジュール記
    述処理と、 ファンクション定義文を記述するファンクション定義記
    述処理、 データ転送を記述するデータ転送記述処理と、 論理式およびステートマシンに含まれる論理式を記述す
    る論理式記述処理と、 ステートマシンの状態遷移を記述するステートマシン記
    述処理とを備えた請求項1記載の機能データインターフ
    ェース方法。
  6. 【請求項6】データ転送、ステートマシン、論理式、メ
    モリ、サブモジュールで構成される論理回路を格納する
    機能データベースと機能部品ライブラリを備えた機能設
    計支援装置において、 ハードウエア記述言語(HDL)で記述されたファイル、
    あるいは機能図、状態遷移図および論理式で表現された
    機能設計データを読み込む機能データ読み込み部と、 前記機能データ読み込み部で読み込んだ機能データを記
    憶する機能データ記憶部と、 前記機能データ記憶部に記憶された機能データを機能部
    品ライブラリの機能部品に割り付ける処理と機能部品に
    割り付けられたデータから任意の機能レベルのツール用
    データを生成する処理を行なうCPUと、 前記CPUにおいて機能部品別に分類された機能データ
    を機能部品別に前記CPUから機能データベースへ転送
    する機能データ入力インターフェースと、 機能データベースから機能データを機能部品別に前記C
    PUへ転送する機能データ出力インターフェースとを備
    えた機能データインターフェース装置。
  7. 【請求項7】機能データ入力インターフェースが、 ステートマシンに割り付けられたデータを転送するステ
    ートマシン書き込み部と、 論理式に割り付けられたデータを転送する論理式書き込
    み部と、 メモリに割り付けられたデータを転送するメモリ書き込
    み部と、 サブモジュールに割り付けられたデータを転送するサブ
    モジュール書き込み部と、 外部ピンに割り付けられたデータを転送する外部ピン書
    き込み部と、 ターミナルに割り付けられたデータを転送するターミナ
    ル書き込み部と、 レジスタに割り付けられたデータを転送するレジスタ書
    き込み部と、 ファンクションに割り付けられたデータを転送するファ
    ンクション書き込み部と、 定数に割り付けられたデータを転送する定数書き込み部
    と、 データ転送関係に割り付けられたデータを転送するデー
    タ転送関係書き込み部とを備えた請求項6記載の機能デ
    ータインターフェース装置。
  8. 【請求項8】機能データ出力インターフェースが、 ステートマシンのデータを転送するステートマシン読み
    込み部と、 論理式のデータを転送する論理式読み込み部と、 メモリのデータを転送するメモリ読み込み部と、 サブモジュールのデータを転送するサブモジュール読み
    込み部と、 外部ピンのデータを転送する外部ピン読み込み部と、 ターミナルのデータを転送するターミナル読み込み部
    と、 レジスタのデータを転送するレジスタ読み込み部と、 ファンクションのデータを転送するファンクション読み
    込み部と、 定数のデータを転送する定数読み込み部と、 データ転送関係のデータを転送するデータ転送関係読み
    込み部を備えた請求項6記載の機能データインターフェ
    ース装置。
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