JPH0764908B2 - 防音性ポリウレタンフォームの製法 - Google Patents

防音性ポリウレタンフォームの製法

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JPH0764908B2
JPH0764908B2 JP1219667A JP21966789A JPH0764908B2 JP H0764908 B2 JPH0764908 B2 JP H0764908B2 JP 1219667 A JP1219667 A JP 1219667A JP 21966789 A JP21966789 A JP 21966789A JP H0764908 B2 JPH0764908 B2 JP H0764908B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はポリウレタンフォームの製法に関する。更に詳
しくは、型内で発泡する防音用モールドポリウレタンフ
ォームの製法に関する。
[従来の技術] 従来、ポリオールと有機ポリイソシアネートを発泡剤、
触媒、整泡剤および他の添加剤の存在下でワンショット
法により軟質ポリウレタン発泡体を製造するに際し、粘
性を有する末端不活性基のウレタンプレポリマー(ウレ
タンプレポリマーのイソシアネート基をメタノール等の
1価アルコール、1価カルボン酸あるいは2級アミンで
不活性化したもの)をポリオールに添加して、防音、制
振性を有するポリウレタン発泡体を製造する方法等が知
られている(たとえば特開昭56−205115号公報)。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような末端不活性基のウレタンプレポリマーを添
加したウレタンフォームは原料の粘度が高いため型内に
注入した場合、型内での原料の流れ性が悪くフォームの
形成性が悪い欠点およびフォームの脱型時間が長く生産
性が悪い欠点がある。また、フォーム密度が高くなり易
い、密度を低くした場合は防音性能が低下する欠点もあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、中周波数領域で防音効果に優れ、低密度
で、キュアー性が良く生産性の高いモールド発泡成型が
可能なポリウレタンフォームの製法を見出すべく検討し
た結果、本発明に到達した。
すなわち本発明は、有機ポリイソシアネートと高分子量
ポリオールとを発泡剤、触媒およびその他の添加剤の存
在下に反応させてポリウレタンフォームを製造する方法
において、(1)高分子量ポリオールの少なくとも一部
として、官能基数が5以上で当量が1100〜3200の末端ポ
リオキシエチレン鎖含有ポリオール(A)[但し(A)
は内部ランダムポリオキシアルキレン鎖を有するポリオ
ール(A1)、および/またはブロックポリオキシアルキ
レンポリオール(A2)からなる]を全ポリオールの重量
を基準として20%以上とエチレン性不飽和単量体で変性
された重合体ポリオールを使用し、且つ(2)NCO/OHの
当量比が0.4〜0.9、(3)フォーム密度が200kg/m3以下
であることを特徴とする防音性ポリウレタンフォームの
製法(請求項1)、並びに有機ポリイソシアネートと高
分子量ポリオールとを発泡剤、触媒およびその他の添加
剤の存在下に反応させてポリウレタンフォームを製造す
る方法において、(1)高分子量ポリオールの少なくと
も一部として、官能基数が5以上で当量が1100〜3200の
末端ポリオキシエチレン鎖含有ポリオール(A)[但し
(A)は内部ランダムポリオキシアルキレン鎖を有する
ポリオール(A1)、および/またはブロックポリオキシ
アルキレンポリオール(A2)からなる]を全ポリオール
の重量を基準として20%以上とエチレン性不飽和単量体
で変性された重合体ポリオールを使用するとともに、OH
当量2000以下のモノオール、またはOH当量500以下のジ
オールないしはトリオールを全ポリオールに対し10〜70
%使用し、且つ(2)NCO/OHの当量比が0.4〜0.9、
(3)フォーム密度が200kg/m3以下であることを特徴と
する防音性ポリウレタンフォームの製法(請求項2)で
ある。
本発明において、高分子量ポリオールの少なくとも一部
または全部として使用する上記ポリオール(A1)として
は、少なくとも5個(好ましくは6〜12個)の活性水素
原子を有する化合物(たとえば多価アルコール、多価フ
ェノール、アミン類)にエチレンオキサイドおよび他の
アルキレンオキサイドを、末端オキシエチレン鎖および
内部ランダムポリオキシアルキレン鎖を形成するように
付加した構造の化合物およびそれらの混合物が挙げられ
る。
上記多価アルコールとしては糖アルコールたとえばアド
ニトール、アラビトール、キシリトールなどのペンチト
ール、ソルビトール、マンニトール、イジトール、タリ
トール、ズルシトールなどのヘキシトール:糖類たとえ
ばグルコース、マンノース、フラクトース、ソルボース
などの単糖類、ショ糖、トレハロース、ラクトース、ラ
フィノースなどの少糖類:グリコシドたとえばポリオー
ル(たとえばエチレングリコール、プロピレングリコー
ルなどのグリコール、グリセリン、トリメチロールプロ
パン、ヘキサントリオール、ペンタエリスリトールなど
のアルカンポリオール)のグリコシド:ポリ(アルカン
ポリオール)たとえばトリグリセリン、テトラグリセリ
ンなどのポリグリセリン、ジペンタエリスリトール、ト
リペンタエリスリトールなどのポリペンタエリスリトー
ル:およびシクロアルカンポリオールたとえばテトラキ
ス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサノールなどが挙げ
られる。上記多価フェノールとしてはノボラック、たと
えば米国特許第3265641号明細書に記載のポリフェノー
ル;またはアミン類としてはポリアルキレンポリアミン
たとえばジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミ
ンなどが挙げられる。これらの活性水素原子含有化合物
は二種以上併用してもよい。また、これらの化合物の一
種以上と2〜4個の活性水素原子を有する化合物(たと
えば後記(B)のポリエーテルポリオールの原料として
挙げられるもの)との混合物で平均の官能基数(活性水
素原子の数)が5以上(好ましくは6〜12)のものも使
用できる。これらのうちで好ましいのは多価アルコール
であり、特に好ましいのはソルビトールおよびショ糖で
ある。
上記活性水素原子含有化合物にエチレンオキサイド(以
下EOと略記)とともに付加させる他のアルキレンオキサ
イド(以下AOと略記)としては通常プロピレンオキサイ
ド(POと略記)が用いられるが、POにその他のAO(ブチ
レンオキサイド、スチレンオキサイド等)を少量(たと
えば5%以下)併用することもできる。
本発明において使用する上記ポリオール(A1)として
は、上述のような少なくとも5個の活性水素原子を有す
る化合物(ベース化合物)またはそのAO付加物(ベース
ポリエーテル)にEOとPOとの混合物を付加し、次いで必
要によりその他のAOを付加し、更に末端にEOを付加して
得られるものが使用できる。このようなポリオールは次
の一般式 R[(A1O)−(E′O′/P′O′)−(A2O) −(E′O′)dH] (1) で示すことができる。
一般式(1)中、Rは少なくとも2個の活性水素原子を
除いた残基:nは5以上の整数:E′O′/P′O′はオキシ
エチレン基とオキシプロピレン基とからなるランダムポ
リオキシアルキレン基、E′O′はオキシエチレン基:A
1OおよびA2Oはオキシアルキレン基:a、b、c、dは0
または正の整数であってn個のa、n個のb、n個の
c、n個のdはそれぞれ同一でも異なっていてもよく、
n個のaの合計、n個のcの合計は0であってもよい。
本発明においては、上記ポリオール(A1)とブロックポ
リオキシアルキレンポリオール(A2)との併用もでき
る。(A2)としては、前記のような、少なくとも5個の
活性水素原子を有する化合物にEOおよびその他のAOを、
(I)AO−EOの順序で付加したもの(チップド)、(I
I)AO−EO−AO−EOの順序で付加したもの(バランス
ド)、(III)EO−AO−EOの順序で付加したもの等が挙
げられる。
本発明で用いるポリオール(A)[(A1)および/また
は(A2)]の官能基数(平均)は5以上、好ましくは6
〜12である。官能基数が5未満では、本発明の目的とす
る優れた防音効果およびキュアー性に優れたモールドフ
ォームが得られない。
ポリオール(A)の当量(OH当りの分子量)は通常1000
以上、好ましくは1100〜3200、特に好ましくは1200〜25
00である。当量が1000より低いものではフォームが硬く
なり、得られるポリウレタンの防音性能および伸びなど
の物性が低下する。当量が3200を越えると、粘度が高く
なってモールド内での液流れ性が悪くなり、また反応性
が低下しモールドフォームのキュアー性が悪くなるの
で、使い難い。
(A)の末端ポリオキシエチレン鎖含量(以下末端EO量
と略記)は、通常5%(重量%、以下同様)以上、好ま
しくは7〜30%、更に好ましくは10〜15%である。末端
EO量が5%未満では、反応性が小さくキュアー性が悪く
なり満足なモールド成型ができない。また末端EO量が30
%を越えると、キュアー性は向上するが独立気泡が強く
フォームが収縮し易く、また粘度が高くなって室温より
少し低い温度で白濁化し、作業性が悪くなり、また物性
的にはフォームが吸水し易くなってしまう。
なお、末端EO量が5%未満のものでも末端EO量が5%以
上のものと組み合わせて、あるいはまた末端EO量が20%
を越えるものも20%以下のものと組み合わせて、全体と
して(平均の)末端EO量が上記範囲となるように配合し
て使用することができる。当量、官能基数についても同
様である。
(A)の全ポリオキシエチレン鎖含量(以下全EO量と略
記)は通常5%以上、好ましくは7〜30%、更に好まし
くは10〜15%である。
また、(A1)において、ポリエーテルポリオール鎖中に
有するランダムポリオキシアルキレン鎖−(E′O′/
P′O′)−におけるオキシエチレン基とオキシプロ
ピレン基との重量比は通常90:10〜30:70、好ましくは8
0:20〜40:60、更に好ましくは75:25〜45:55である。オ
キシエチレン基の重量比が90を越えると結晶性が向上す
るため、得たポリエーテルポリオールが寒冷時(室温よ
り少し低い温度で)白濁化を起こす。また反応性が高く
なり過ぎるため独立気泡のフォームとなり、フォームが
収縮し良好なフォームが得られない。反対にオキシエチ
レン基の重量比が20未満の場合は内部活性力が弱まりキ
ュアー性が低下しモールドフォームの早脱型が困難とな
る。
ポリエーテルポリオール中の上記ランダムポリオキシア
ルキレン鎖の含量は全分子量の少なくとも5%、好まし
くは5〜25%である。ランダムポリオキシアルキレン鎖
の含量が全分子量の5%未満の場合は内部活性力が少な
くキュアー性が低いためモールドフォーム表面がルーズ
スキンとなり易い。25%を越えるとモールドフォームの
吸水性が大きく、また反応性が高過ぎるためモールドフ
ォーム表面状態に欠陥が生じ易い。上記ランダムポリオ
キシアルキレン鎖中に存在するオキシエチレン基が全分
子中に占める割合は通常1.5〜22.5%、好ましくは2.0〜
20%である。ポリオール(A1)中の上記ランダムポリオ
キシアルキレン鎖の位置(EO−PO混合物の付加位置)は
全分子量の60%より末端に入れるのが好ましい。すなわ
ち、該ポリエーテルポリオールの分子量に対するランダ
ム付加前のベースポリエーテル{R−[−(A1O)aH]
}の全分子量の割合が60%以上となるようにするのが
好ましい。上記ベースポリエーテルの形成に用いるアル
キレンオキサイド(A1O)としては通常POが用いられる
が、これに他のAO(エチレンオキサイド、ブチレンオキ
サイド、スチレンオキサイド等)を少量(たとえば5%
以下)併用することもできる。ベースポリエーテルのOH
価は23〜83(特に25〜67)が好ましい。ランダムポリオ
キシアルキレン鎖と末端ポリオキシエチレン鎖とは直接
結合していてもポリオキシアルキレン鎖−(A2O)
を介して結合していてもよい。後者の場合、介在するポ
リオキシアルキレン鎖の形成に用いるアルキレンオキサ
イド(A2O)としては通常プロピレンオキサイドが用い
られるが、これに他のアルキレンオキサイド(ブチレン
オキサイド、スチレンオキサイド等の炭素数4以上のア
ルキレンオキサイド)を少量(たとえば5%以下)併用
することもできる。
本発明において、ポリオール(A)[(A1)および/ま
たは(A2)]は、エチレン性不飽和単量体で変性された
もの、いわゆる重合体ポリオールであってもよい。重合
体ポリオールの製造に用いられる単量体としては下記の
ものが挙げられる。
(I)アクリル酸、メタクリル酸およびその誘導体:ア
クリロニトリル、メタアクリロニトリル、アクリル酸、
メタクリル酸およびそれらの塩、アクリル酸メチル、メ
タクリル酸メチル、ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト、アクリル酸アミド、メタクリル酸アミドなど。
(II)芳香族ビニル単量体:スチレン、α−メチルスチ
レンなど。
(III)オレフィン系炭化水素単量体:エチレン、プロ
ピレン、ブタジエン、イソブチレン、イソプロピレン、
1,4−ペンタジエンなど。
(IV)ビニルエステル単量体:酢酸ビニルなど。
(V)ビニルハライド単量体:塩化ビニル、塩化ビニリ
デンなど。
(VI)ビニルエーテル単量体:ビニルメチルエーテルな
ど。
これらのうちで好ましいものはアクリロニトリル、メタ
クリル酸メチル、スチレンおよびブタジエンであり、特
に好ましいものはアクリロニトリル、およびアクリロニ
トリルとスチレンの併用(スチレン:アクリロニトリル
の重量比10:90〜60:40)である。
ポリオール(A)としては、その一部のみが単量体で変
性されたもの[例えば変性された(A1)と未変性の
(A1)、変性された(A1)と未変性の(A2)、あるいは
未変性の(A1)と変性された(A2)との併用]でも全部
が変性されたものでもよい。
また、ポリオール(A)は必要により他の高分子量ポリ
オール(B)と、後述のモノオール(C)またはジオー
ル(D)またはトリオール(E)を混合して単量体で変
性されたものでもよい。この場合、ポリオール合計量中
の未変性の(A)の量は通常20%以上、モノオール、ジ
オール、トリオールの量は通常50%以下である。
変性に用いる単量体の使用割合は広範囲にわたって変え
られるが、ポリオール[未変性の(A)および必要によ
り他のポリオール]100重量部に対しエチレン性不飽和
単量体(あるいは重合体)通常2〜70重量部、好ましく
は5〜40重量部である。
ポリオールのエチレン性不飽和単量体による変性(重合
体ポリオールの製造)は通常の方法で行うことができ
る。たとえばポリオール中でエチレン性不飽和単量体を
重合触媒(ラジカル発生剤など)の存在下重合させる方
法(米国特許第3383351号、特公昭39−24787号、特公昭
47−47999号、特開昭50−15894号公報)や上記単量体を
予め重合させて得た重合体とポリオールとをラジカル発
生剤の存在下グラフト重合させる方法(特公昭47−4759
7号公報)が挙げられる。好ましいのは前者の方法であ
る。重合反応に使用される重合触媒(ラジカル発生剤)
としてはアゾ化合物、過酸化物、過硫酸塩、過ホウ酸塩
などが使用できるが、実用上アゾ化合物が好ましい。そ
の使用量も特に限定されず、たとえばエチレン性不飽和
単量体(あるいは重合体)100重量部に対し通常0.1〜20
重量部、好ましくは0.1〜15重量部である。上記の重合
はまたは溶媒たとえばトルエン、キシレン等の存在下で
行うこともできる。反応温度は通常50〜170℃、好まし
くは90〜150℃である。
本発明のポリウレタンの製法を実施するに当たっては、
ポリオール(A)を単独でまたは他の高分子量ポリオー
ル(B)および/またはモノオール(C)またはジオー
ル(D)またはトリオール(E)と併用して有機ポリイ
ソシアネートと反応させることにより行うことができ
る。場合により併用される他の高分子量ポリオール
(B)としては、(A)以外のポリエーテルポリオー
ル、ポリエステルポリオールおよび重合体ポリオールが
使用できる。(A)以外のポリエーテルポリオールとし
ては、2〜4個の活性水素原子を有する化合物(低官能
性多価アルコールたとえばエチレングリコール、ジエチ
レングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタン
ジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジ
オールなどの2価アルコール、グリセリン、トリメチロ
ールプロパン、ヘキサントリオール、トリエタノールア
ミンなどの3価アルコール、ペンタエリスリトール、メ
チルグルコシドなどの4価アルコール;多価フェノール
たとえばハイドロキノン、ビスフェノールA;アミン類た
とえばエチレンジアミン、アミノエチルピペラジンな
ど)のAO(EOおよび/またはPOなどの)付加物、ポリテ
トラメチレンエーテルグリコールなどの低官能性ポリエ
ーテルポリオール;官能基数が5以上のポリエーテルポ
リオールで末端ポリオキシエチレン鎖を有しない(また
はその含量が10%未満の)もの(PO付加物、PO/EOラン
ダム付加物、内部にのみポリオキシエチレン鎖を有する
PO/EOブロック付加物など)、あるいは当量が1000未満
のものなどが挙げられる。ポリエステルポリオールとし
ては、上記低官能性多価アルコール(エチレングリコー
ル、ジエチレングリコールなどの2価アルコールまたは
これとグリセリン、トリメチロールプロパンなどの3価
アルコールとの混合物)および/または上記低官能性ポ
リエーテルポリオールに、ポリカルボン酸(たとえばア
ジピン酸、マレイン酸、フタル酸など)、またはその無
水物およびAO(EO、POなど)を反応(縮合)させること
により、あるいはラクトン(ε−カプロラクトンなど)
を開環重合させることにより得られるものが挙げられ
る。重合体ポリオールとしては、これらのポリオール
(ポリエーテルポリオールおよび/またはポリエステル
ポリオール等)とエチレン性不飽和単量体(アクリロニ
トリル、スチレンなど)を重合させて得られるポリオー
ル(たとえば特開昭54−10899号、特開昭54−122396号
公報記載のもの)が挙げられる。(B)のうちで好まし
いのは、ポリエーテルポリオール[特に低官能性ポリエ
ーテルポリオールで末端ポリオキシエチレン鎖を有する
もの(ジオールおよび/またはトリオール、末端EO量10
〜30%)]およびその重合体ポリオールである。
高分子量ポリオール[(A)および必要により(B)]
の合計量中に占める(A)の量は通常20%以上、好まし
くは30%以上である。(A)が20%未満ではキュアー性
の良好なフォームが得られない。また高分子量ポリオー
ル[(A)および必要により(B)]の少なくとも一部
として単量体で変性されたもの(重合体ポリオール)を
用いる場合、未変性の高分子量ポリオール部分(重合体
部分を除いたもの)に占める未変性の(A)の部分の割
合は、通常10%以上、好ましくは20%以上、更に好まし
くは30%以上である。
高分子量ポリオール全体の末端EO量は通常5%以上、好
ましくは7〜30%、さらに好ましくは10〜15%である。
また高分子量ポリオール全体の当量平均は通常1100〜32
00、好ましくは1200〜2500である。
モノオール(C)としては、炭素数1〜18またはそれ以
上の1価アルコール(たとえばメタノール、エタノー
ル、n−およびiso−プロパノール、ブタノール、2−
エチルヘキシルアルコール、シクロヘキサノール、ベン
ジルアルコール等の脂肪族、脂環式および芳香族アルコ
ール);1価フェノール(たとえばフェノール、ノニルフ
ェノール等のアルキルフェノール);および単官能活性
水素原子含有化合物のオキシアルキレン誘導体(アルキ
レンオキサイド付加物)が含まれる。単官能活性水素原
子含有化合物としては、上記のような1価アルコール、
1価フェノール、およびその他の分子中に1個の活性水
素原子を有する化合物[2級アミン(たとえばモノメチ
ルプロピルアミン、ジ−n−ブチルアミン、モノメチル
ステアリルアミン等のジC1〜C20アルキルアミン、モル
ホリン等の複素環アミン)、1価C1〜C20メルカプタ
ン、C1〜C20モノカルボン酸など]が挙げられる。AOと
しては炭素数が通常2〜8、好ましくは2〜4のもの、
たとえばEO、PO、1,2−、2,3−、1,3−および1、4−
ブチレンオキサイド等、およびこれらの二種以上の併用
(ランダムおよび/またはブロック付加)が挙げられ、
好ましいものはPO、EOおよびそれらの併用である。オキ
シアルキレン誘導体はアルキレンオキサイドを通常の方
法で付加重合させることにより得られる。アルキレンオ
キサイドの付加モル数は単官能活性水素原子含有化合物
1モル当り通常1〜100モル、好ましくは4〜25モルで
ある。単官能活性水素原子含有化合物のうちで好ましい
のはオキシアルキレン誘導体、特に分子量が100〜3000
のものである。モノオールのOH当量は2000以下、好まし
くは1500以下である。
ジオール(D)としては、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、ジプロピレングリコール、ブタンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、ヘキサンジオール、分
子量200〜400のポリエチレングリコールおよびポリプロ
ピレングリコール、環状基を有する低分子ジオール類
(たとえば特公昭45−1474号公報記載のもの;ビスフェ
ノールAのプロピレンオキサイド付加物等)、第3級ま
たは第4級窒素原子含有低分子ジオール(たとえば特公
昭54−130699号公報記載のもの;アルキルジアルカノー
ルアミン等およびそれらの4級化物)、チオジエチレン
グリコール等が挙げられる。これらのうち好ましくはOH
当量が500以下、より好ましくは300以下のポリプロピレ
ングリコールである。
トリオール(E)としては、グリセリン、トリメチロー
ルプロパン、トリエタノールアミン、トリスまたはテト
ラキス(ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン、ジエ
チルジアミノトルエン;および3官能活性水素原子含有
化合物のオキシアルキレン誘導体(アルキレンオキサイ
ド付加物)が含まれる。これらのうち好ましくはOH当量
500以下、より好ましくは300以下のポリプロピレングリ
セロールである。
全ポリオールの重量を基準として(C)または(D)ま
たは(E)の使用量は、通常10〜70%、好ましくは20〜
40%である。(C)または(D)または(E)の量が10
%未満の場合は、目的とするヒステリシスロスの大きい
フォームが得られない。70%を越えると、(C)の場合
はフォームのキュアー性が極端に悪くなり、また
(D)、(E)の場合はフォームの硬さが増し防音性能
が低下する。
本発明において使用する有機ポリイソシアネートとして
は、従来からウレタンフォームの製造に使用されている
ものが使用できる。たとえば、脂肪族ポリイソシアネー
ト(ヘキサメチレンジイソシアネートなど)、脂環式ポ
リイソシアネート(水添ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、イソホロンジイソシアネートなど)、芳香族ポリ
イソシアネート[トルエンジイソシアネート(TDI)ジ
フェニルメタンジイソシアネート(MDI)など]および
これらの混合物が挙げられる。これらのうちで好ましい
ものは芳香族ジイソシアネートであり、特に好ましいも
のはTDI、MDIである。これらのポリイソシアネートは粗
製ポリイソシアネート、たとえば粗製TDI、粗製MDI[粗
製ジアミノフェニルメタン;ホルムアルデヒドと芳香族
アミンまたはその混合物との縮合生成物;ジアミノジフ
ェニルメタンと少量(たとえば5〜20重量%)の3官能
以上のポリアミンとの混合物;などのホスゲン化物:ポ
リアリルポリイソシアネート(PAPI)]、あるいは変性
ポリイソシアネート、たとえば液状MDI(カーボジイミ
ド変性、トリヒドロカルビルホスフェート変性など)や
過剰のポリイソシアネート(TDI、MDIなど)とポリオー
ルとを反応させて得られる遊離イソシアネート含有プレ
ポリマーとして使用することもでき、またこれらを併用
(たとえば変性ポリイソシアネートとプレポリマーを併
用)することもできる。これららのうち特に好ましいの
はTDIと粗製MDIの混合物である。
発泡剤としては、水および/またはその他の発泡剤等が
挙げられ、具体的には、水の他、トリクロロモノフロロ
メタン、メチレンクロライドが挙げられる。これらの使
用量は、一般のウレタフォームの発泡に使用される量で
よい。
また必要により触媒(第3級アミン類、有機スズ化合物
など)、界面活性剤(シリコーン系界面活性剤など)、
その他の助剤の存在下に発泡反応を行うことができる。
必要により顔料、フィラー、難燃剤、溶剤、揺変剤など
を添加することもできる。
ポリウレタンフォームの製法は従来と同じでよく、ワン
ショット法、プレポリマー法(セミプレポリマー法)い
ずれも適用できるが、ワンショット法が好ましい。
ポリウレタンフォームを作るときのNCO/OHの当量比は通
常0.4〜0.9で、NCO/OHの当量比が0.4未満の場合は、フ
ォームのキュアー性が悪くなる。NCO/OHの当量比が0.9
より大きい場合は、中周波数領域の防音性能が悪くな
る。
フォーム密度は通常200kg/m3以下、好ましくは100kg/m3
以下になるように発泡を行う。フォーム密度が200kg/m3
より大きい場合は、防音性能が悪く、経済性に欠ける。
[実施例] 以下、実施例により本発明をさらに説明するが、本発明
はこれにより限定されるものではない。実施例中の部は
重量部である。
以下、実施例および比較例において使用した各成分は次
の通りである。
(1)ポリオール ポリオールA:グリセリンにPOおよびEOを順次付加して得
た1級OH含量80%、分子量5000のポリエーテルポリオー
ル。
ポリオールB:ショ糖にPOおよびEOを順次付加して得た1
級OH含量83%、分子量16,000のポリエーテルポリオー
ル。
ポリオールC:ポリオールA中でアクリロニトリルを20%
重合させて得られる重合体ポリオール。
モノオールA:ブタノールにPOを付加して得られる分子量
1200のモノオール。
モノオールB:ブタノールにPOおよびEOを順次付加して得
られる分子量1200のモノオール。
ジオールA:プロピレングリコールにPOを付加して得られ
る分子量400のポリプロピレングリコール。
トリオールA:グリセリンにPOを付加して得られる分子量
1000のポリエーテルポリロール。
(2)添加剤 添加剤A:ブタノールにPOを付加させて得たヒドロキシル
価47のモノオール2モルと、2,4−TDI 80%と2,6−TDI
20%との混合物(以下、TDI−80と略す)1モルと
を、80℃で反応させたもの[NCO含量0.1%以下、粘度
(25℃)3000cps]。
(3)整泡剤 L−5309:日本ユニカ(株)製シリコーン整泡剤。
(4)触媒 U−CAT1000:サンアプロ(株)製テトラメチルヘキサメ
チレンジアミン。
DABCO 33LV:エアープロダクツ社製トリエチレンジアミ
ンのジプロピレングリコール溶液。
実施例1〜4および比較例1〜2 表1に記載の発泡処方(部)に従って、ポリオールにシ
ョ糖系多官能高分子量ポリオール、重合体ポリオール、
トリエタノールアミン(以下、TEAと略記)、水、整泡
剤、触媒をプレミックスした後、TDI−80と粗MDIを80:2
0にブレンドしたイソシアネートを加えて8秒間激しく
撹拌し、50〜60℃のアルミ製モールド(85×85×2cm)
に注入し発泡させた。100℃で所定の時間キュアー後脱
型し得られたポリウレタンフォームの物性、防音性能を
試験した。結果を表2に示す。
防音テストはJIS A−1416「実験室における音響透過損
失測定方法」に準じて行い、測定結果を表2に示した。
物性試験方法および単位は下記の通りである。
全密度(kg/m3):フォーム重量/フォームの見かけ体
積 引張強度(kg/cm2):JIS K−6301 伸び(%):JIS K−6301 引裂強度(kg/cm):JIS K−6382 圧縮強度(kg/314cm2):JIS K−6382 圧縮永久歪(%):JIS K−6382 通気性(ft3/min):ダウ式エアーフロー測定機にて測
定。(試験片は50×50×25mm) [発明の効果] 本発明の製法は下記の効果を奏する。
1. 従来の類似フォームに比べ、注入−脱型時間が大幅
に短縮され、キュアー性がよく生産性の高いモールド発
泡成型が可能となった。
2. 音響透過損失の試験結果に示した如く、防音特性の
優れたフォームが得られた。特に1000Hz近くの中周波数
領域での特性が優れている。
3. 防音効果を低下させることなく、低密度のフォーム
が得られた。
フロントページの続き (72)発明者 石川 功 京都府京都市東山区一橋野本町11番地の1 三洋化成工業株式会社内 (72)発明者 梅本 浩司 京都府京都市東山区一橋野本町11番地の1 三洋化成工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−29898(JP,A) 特開 昭51−46395(JP,A) 特公 昭47−36277(JP,B1) 特公 昭42−8948(JP,B1)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機ポリイソシアネートと高分子量ポリオ
    ールとを発泡剤、触媒およびその他の添加剤の存在下に
    反応させてポリウレタンフォームを製造する方法におい
    て、 (1)高分子量ポリオールの少なくとも一部として、官
    能基数が5以上で当量が1100〜3200の末端ポリオキシエ
    チレン鎖含有ポリオール(A)[但し(A)は内部ラン
    ダムポリオキシアルキレン鎖を有するポリオール
    (A1)、および/またはブロックポリオキシアルキレン
    ポリオール(A2)からなる]を全ポリオールの重量を基
    準として20%以上とエチレン性不飽和単量体で変性され
    た重合体ポリオールを使用し、且つ (2)NCO/OHの当量比が0.4〜0.9、 (3)フォーム密度が200kg/m3以下 であることを特徴とする防音性ポリウレタンフォームの
    製法。
  2. 【請求項2】有機ポリイソシアネートと高分子量ポリオ
    ールとを発泡剤、触媒およびその他の添加剤の存在下に
    反応させてポリウレタンフォームを製造する方法におい
    て、 (1)高分子量ポリオールの少なくとも一部として、官
    能基数が5以上で当量が1100〜3200の末端ポリオキシエ
    チレン鎖含有ポリオール(A)[但し(A)は内部ラン
    ダムポリオキシアルキレン鎖を有するポリオール
    (A1)、および/またはブロックポリオキシアルキレン
    ポリオール(A2)からなる]を全ポリオールの重量を基
    準として20%以上とエチレン性不飽和単量体で変性され
    た重合体ポリオールを使用するとともに、OH当量2000以
    下のモノオール、またはOH当量500以下のジオールない
    しはトリオールを全ポリオールに対し10〜70%使用し、
    且つ (2)NCO/OHの当量比が0.4〜0.9、 (3)フォーム密度が200kg/m3以下 であることを特徴とする防音性ポリウレタンフォームの
    製法。
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