JPH0764734A - プリンタインターフェイス装置 - Google Patents

プリンタインターフェイス装置

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JPH0764734A
JPH0764734A JP5211873A JP21187393A JPH0764734A JP H0764734 A JPH0764734 A JP H0764734A JP 5211873 A JP5211873 A JP 5211873A JP 21187393 A JP21187393 A JP 21187393A JP H0764734 A JPH0764734 A JP H0764734A
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JP
Japan
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data
printer
transmission
transmitted
strobe signal
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JP5211873A
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Atsuhiko Yamaguchi
敦彦 山口
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】特別なハードウエアを用いずに既存のシステム
構成により、プリンタへの最適な伝送速度を得て、正確
に印字データをプリンタへ送信する。 【構成】ストローブ信号及びデータ信号にウェイト時間
を挿入してプリンタへ送信するパラレルポート部と、デ
ータ生成部からのデータとプリンタからのデータとを比
較する比較部とを設け、プリンタへ伝送速度最適化命令
のコマンド及びデータ生成部で作成された試験用データ
を送信し、プリンタから送信されたデータとデータ生成
部の試験用データとが比較部で一致するまで、プリンタ
へ送信するストローブ信号及びデータ信号へのウェイト
時間の挿入を繰り返して行い、規定回数繰り返しても一
致しないときには、ストローブ信号の両エッジモードか
ら片エッジモードに変更し、さらにウェイト時間の挿入
を繰り返すもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばパーソナルコ
ンピュータ等の印字データ作成装置で作成された印字デ
ータをパラレル回線を介してプリンタへ送信するプリン
タインターフェイス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印字データ作成装置、例えばパーソナル
コンピュータにはプリンタインターフェイス装置が内蔵
されており、このパーソナルコンピュータで作成された
印字データは、内蔵されたプリンタインターフェイス装
置を介してパラレル回線(パラレル伝送)によりプリン
タに送信される。プリンタでは、プリンタインターフェ
イス装置を介して送信された印字データを受信し、この
受信した印字データに基づいて用紙への印字を行う。
【0003】従来、このパラレル回線により印字データ
をプリンタへ送信するプリンタインターフェイス装置に
おいては、データを確定してプリンタとの同期を取るた
めのストローブ(strobe)信号が印字データと共にプリ
ンタへ送信されている。
【0004】セントロニクス通信等においては、プリン
タインターフェイス装置は、ストローブ信号の立ち下が
りエッジに同期して、印字データをプリンタに送信し、
プリンタ側では、このストローブ信号の立ち下がりエッ
ジに同期して、送信された印字データを取込む受信のタ
イミングが取られていた。
【0005】また、印字データの伝送をより高速に行う
ため、従来、プリンタインターフェイス装置からストロ
ーブ信号の立ち下がり及び立ち上がりの両エッジに同期
して、印字データをプリンタへ送信し、プリンタ側で
は、このストローブ信号の立ち上がり及び立ち下がりの
両エッジに同期して、送信された印字データを取込む受
信のタイミングが取られるものが知られている。
【0006】なお、このストローブ信号の周波数(周
期)は、一般に、パーソナルコンピュータ等の印字デー
タ送信側の機器速度(処理速度)により決定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年のパーソナルコン
ピュータの進歩により、その処理速度も急激に高速化し
ている。そのため、従来のプリンタに中には、最新のパ
ーソナルコンピュータの機器速度の高速化に追従でき
ず、ストローブ信号の立ち下がり及び立ち上がりの両エ
ッジに同期して印字データを取り込むことができないも
のがあるという問題がある。
【0008】また、長いケーブル等の信号の伝送上悪影
響を与える要因により、伝送速度が高速化するに伴っ
て、正確に印字データが送信できない虞があるという問
題があった。
【0009】なお、このような問題に対しては、従来の
対処方法としては、プリンタインターフェイスを内蔵し
たパーソナルコンピュータ自体を、プリンタの処理速度
やケーブルの長さ等の伝送上の条件に対応したものと交
換するという方法しかなかった。すなわち、プリンタの
処理速度やケーブルの長さ等の伝送上の条件を考慮し
て、正確に印字データが送信し得る範囲で、最も機器速
度の速いパーソナルコンピュータを選んで、プリンタシ
ステムを構築していた。
【0010】そこでこの発明は、特別なハードウエアを
用いずに既存のシステム構成により、プリンタへの最適
な伝送速度を得ることができ、伝送不良を防止して正確
に印字データをプリンタへ送信できるプリンタインター
フェイス装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、印字データ
作成装置で作成された印字データをパラレル回線を介し
てプリンタへ送信するプリンタインターフェイス装置に
おいて、印字データ作成装置で作成されたデータをプリ
ンタに送信すると共に、プリンタに対して受信したデー
タの送信命令を送信する送信命令手段と、この送信命令
手段による送信命令に基づいてプリンタから送信された
データと印字データ作成装置で作成されたデータとを比
較する印字データ比較手段と、この印字データ比較手段
による比較結果に基づいて、プリンタからのデータと印
字データ作成装置で作成されたデータとが一致するよう
に、プリンタへのデータの送信における伝送速度を低下
調節する伝送速度調節手段とを設けたものである。
【0012】
【作用】このような構成の本発明において、送信命令手
段により、印字データ作成装置で作成されたデータがプ
リンタに送信されると共に、プリンタに対して受信した
そのデータの送信命令が送信される。
【0013】従って、プリンタではその送信命令に基づ
いて、受信したデータがプリンタインターフェイス装置
へ送信される。
【0014】印字データ比較手段により、このプリンタ
から送信されたデータと印字データ作成装置で作成され
た元となるデータとが比較され、この比較結果に基づい
て、伝送速度調節手段により、プリンタからのデータと
印字データ作成装置で作成されたデータとが一致するよ
うに、プリンタへのデータの伝送における伝送速度が低
下調節される。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。なお、この実施例はホストコンピュータ1に
内蔵されたプリンタインターフェイス装置に適用したも
のである。
【0016】図1は、プリンタシステム全体の構成を示
すブロック図で、印字作成装置としてのホストコンピュ
ータ1とプリンタ2とは、パラレル回線により接続され
ている。
【0017】前記ホストコンピュータ1は、制御部本体
を構成するCPU( central pro-cessing unit、図示
せず)、ROM(read only memory、図示せず)、RA
M(random access memory、図示せず)及びI/O(in
put/output、図示せず)等からなるCPUブロック11
と、このCPUブロック11の処理により印字データが
作成されるデータ生成部12と、ストローブ信号(Stro
be)と共に前記データ生成部で作成された印字データ
(Data)とを、必要なウェイト時間を挿入して前記プリ
ンタ2に送信するパラレルポート部13と、前記データ
生成部12からの印字データと前記プリンタ部2から前
記CPUブロック11を介して受信された印字データと
を比較して、その比較結果を比較信号(co)として前
記CPUブロック11に出力する印字データ比較手段と
しての比較部14と、図示しないが、その他、キーボー
ド、ディスプレイ、外部記憶装置等の周辺機器等から構
成されている。
【0018】前記パラレルポート部13は、データをパ
ラレル回線に出力する出力コントロール部であり、しか
も、その出力に対して設定されたウェイト時間を挿入で
きる機能を装備したものである。
【0019】前記CPUブロック11と前記データ生成
部12と前記パラレルポート部13とは、それぞれ互い
にシステムバス15により接続され、前記CPUブロッ
ク11から前記比較部14へ及び前記データ生成部12
から前記比較部14へ、それぞれデータバス16及び1
7が接続されている。
【0020】なお、前記CPUブロック11は各種制御
信号(AutoFd,Init,Selin 等)等を前記プリンタ2に送
信するようになっている。
【0021】前記プリンタ部2は、前記ホストコンピュ
ータ1のパラレルポート部13から送信されたストロー
ブ信号(Strobe)及び印字データ(Data)を受信するデ
ータ受信部21と、このデータ受信部21で受信された
印字データ等を格納するデータ格納部22と、このデー
タ格納部22で格納された印字データ等のデータ(Dat
a)及び各種ステータス信号(Busy,Act,PE 等)等を前
記ホストコンピュータ1のCPUブロック11へ送信す
る送信部23と、図示しないが、その他、制御部本体を
構成するマイクロコンピュータ、用紙に印字を行う印字
ヘッド及びヘッド駆動機構、用紙を搬送するモータ及び
モータ駆動機構等から構成されている。
【0022】前記データ受信部21から前記データ格納
部22へ及びこのデータ格納部22から前記送信部23
へ、それぞれデータバス24及び25が接続されてい
る。
【0023】なお、前記CPUブロック11、前記パラ
レルポート部13及び前記比較部14により、この発明
を適用したプリンタインターフェイス装置が構成されて
いる。
【0024】図2に、前記CPUブロック11が行う伝
送速度最適化処理の流れを示す。
【0025】まず、伝送速度最適化命令(コマンド)を
プリンタ2へ送信する(送信命令手段)。この伝送速度
最適化命令を送信終了すると、ステップ1(ST1)の
処理として、データ生成部12で作成した試験用の複数
バイトからなるデータをストローブ信号と共に、パラレ
ルポート部13から現在設定されているウェイト時間
(待機時間、初期値はウェイト時間無し(0))でプリ
ンタ2のデータ受信部21へ送信する。
【0026】この印字データの送信が終了すると、プリ
ンタ2の送信部23からCPUブロック11へ送信され
たデータが受信されるまでの待機状態となり、CPUブ
ロック11によりプリンタ2からのデータが受信される
と、受信したデータを比較部14へ出力する。
【0027】この比較部14へのデータの出力が終了す
ると、比較部14からのCPUブロック11に出力され
ている比較信号(co)に基づいて、データ生成部12
からのデータとCPUブロック11からのデータとが一
致したか否かを判断し、それらの2つのデータが一致し
たと判断されば、この伝送速度最適化処理を終了するよ
うになっている。
【0028】また、データ生成部12からのデータとC
PUブロック11からのデータとが一致しないと判断さ
れれば、パラレルポート部13からプリンタ2のデータ
受信部21へのデータの送信回数が、予め設定された規
定回数か否かを判断する。
【0029】ここで、データの送信回数が予め設定され
た規定回数でなければ、パラレルポート部13により、
ストローブ信号の立ち下がりエッジから立ち上がりエッ
ジの間及び立ち上がりエッジから立ち下がりエッジの間
に、出力タイミングを遅延させる所定量のウェイト時間
(待機時間)を追加挿入し、また、送信するデータ信号
に対しても同様に、ストローブ信号との間でズレが生じ
ないように、対応した量のウェイト時間を追加挿入する
(伝送速度調節手段)。そして、再び前述のステップ1
の処理に戻るようになっている。
【0030】また、印字データの送信回数が予め設定さ
れた規定回数であれば、データの伝送形式を、ストロー
ブ信号の立ち下がりエッジと立ち上がりエッジの両エッ
ジに同期した送信モードからストローブ信号の立ち下が
りエッジのみに同期した送信モードに切換えると共に、
プリンタ2へストローブ信号の立ち下がりエッジのみに
同期した送信モードにしたことを報知する信号を送信す
る(伝送速度調節手段)。そして、再び前述のステップ
1の処理に戻るようになっている。
【0031】このような構成の本実施例においては、プ
リンタ2に、データ伝送/受信のプロトコルとして、伝
送速度最適化命令のコマンドを追加し、この伝送速度最
適化命令のコマンドに対応して、試験用のデータを格納
するための特定容量のデータ格納部(メモリのエリア)
22が設けられている。プリンタ2は、この伝送速度最
適化命令のコマンドに基づいて、受信した特定量の試験
用データをデータ格納部22に格納し、このデータ格納
部22から試験用データを読取って、そのまま送信元の
ホストコンピュータ1へ送信(返信)するようになって
いる。
【0032】ホストコンピュータ1において、伝送速度
最適化処理が実行されると、まずプリンタ2へ、伝送速
度最適化命令のコマンドを送信し、次に、データ生成部
12で作成された任意な値(例えば、AA、55(Hex
値)等)を複数バイト(試験用データを)送信する。
【0033】プリンタ2では、ホストコンピュータ1か
ら送信された伝送速度最適化命令のコマンドに基づい
て、続いて送信された任意な値の複数バイトからなる試
験用データをストローブ信号の立ち上がり及び立ち下が
りの両エッジのタイミングで受信し、この受信した試験
用データをデータ格納部22に格納し、さらにデータ格
納部22から再び試験用データを読取って、読取った試
験用データをホストコンピュータ1に送信(返信)す
る。
【0034】ホストコンピュータ1では、データ生成部
12からの試験用データとプリンタ2から送信されたデ
ータとを比較部14で比較して、この比較部14からの
比較信号(co)により、データ生成部12から試験用
データとプリンタ2からのデータとが一致すれば、この
まま伝送速度最適化処理が終了する。
【0035】データ生成部12から試験用データとプリ
ンタ2からの試験用データとが一致しなければ、ストロ
ーブ信号(Strobe)及びデータ信号(Data)にウェイト
時間を追加挿入して伝送速度を低下させ、この低下した
伝送速度で、再び試験用データをプリンタ2へ送信す
る。
【0036】図3(a)に、ストローブ信号及びデータ
信号にウェイト時間を挿入する前とウェイト時間T1及
びT2を挿入した後のタイミングを示す。
【0037】ストローブ信号1(strb1)及びデータ信
号1(data1)は、ウェイト時間を挿入する前のタイミ
ングを示すもので、ストローブ信号2(strb2)及びデ
ータ信号(data2)は、ウェイト時間を挿入した後のタ
イミングを示すものである。
【0038】例えば、ウェイト時間を挿入する前におい
ては、ストローブ信号1の最初の立ち上がりエッジは、
1バイト目のデータを送信開始してから時刻t1で出力
され、データ信号1の3バイト目のデータは、1バイト
目のデータを送信開始してから時刻t3で送信開始され
る。
【0039】一方、ウェイト時間を挿入した後において
は、ストローブ信号2の最初の立ち上がりエッジは、1
バイト目のデータを送信開始してから、時刻t1よりウ
ェイト時間T1だけ遅延された時刻t2で出力され、こ
のストローブ信号2が遅延したウェイト時間T1にデー
タ信号がズレないように、データ信号2の3バイト目の
データは、1バイト目のデータを送信開始してから、時
刻t3よりウェイト時間T2だけ遅延された時刻t4で
送信開始される。以下、ストローブ信号2のエッジはウ
ェイト時間T1の正数倍で遅延されていき、それに伴っ
て、データ信号2もウェイト時間T2の正数倍で遅延さ
れていく。
【0040】プリンタ2では、この低下したストローブ
信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジの両エッ
ジのタイミングで試験用データを受信し、データ格納部
22に格納した後、データ格納部22から格納した試験
用データを読取って、ホストコンピュータ1へ送信す
る。
【0041】ホストコンピュータ1では、比較部14に
より、データ生成部12からの試験用データとプリンタ
2から送信されたデータとを比較し、その比較信号によ
り、データ生成部12からの試験用データとプリンタ2
から送信されたデータとが一致すれば、このときの設定
されているウェイト時間が挿入されたまま、伝送速度最
適化処理を終了する。
【0042】また、データ生成部12からの試験用デー
タとプリンタ2から送信されたデータとが一致しなけれ
ば、さらにストローブ信号(Strobe)とデータ信号(Da
ta)にウェイト時間を挿入して伝送速度を低下させる。
そして、データ生成部12からの試験用データとプリン
タ2から送信されたデータとが一致するまで、上述した
処理を繰り返して行う。
【0043】この処理の繰り返しにおいて、試験用デー
タのプリンタへの送信回数が予め設定された規定回数に
なっても、データ生成部12からの試験用データとプリ
ンタ2から送信された試験用データとが一致しなけれ
ば、データの伝送形式をストローブ信号の立ち下がりエ
ッジのみに同期した送信モードに切換え、プリンタ2に
ストローブ信号の立ち下がりエッジのみに同期した送信
モードに切換えたことを報知する信号を送信する。な
お、このときにはそれまで挿入されたウェイト時間はク
リアされて、ウェイト時間のない初期のストローブ信号
となる。
【0044】図3(b)に、ストローブ信号の立ち下が
りエッジのみに同期した送信モードの切換時のストロー
ブ信号及びデータ信号のタイミングを示す。
【0045】ストローブ信号3の各立ち下がりエッジに
よりデータが受信できるように、各立ち下がりエッジの
同期して、それぞれ1バイト目のデータ、2バイト目の
データ、3バイト目のデータ、…が送信されている。
【0046】プリンタ2では、ホストコンピュータ1か
らのストローブ信号の立ち下がりエッジのみに同期した
送信モードに切換えたことを報知する信号に基づいて、
受信モードをストローブ信号の立ち下がりエッジのみに
同期したモードに切換え、ホストコンピュータ1から送
信された試験用データを、ストローブ信号の立ち下がり
エッジに同期して受信する。この試験用データも上述し
たように、データ格納部22に格納され、読取られて、
再びホストコンピュータ1へ送信される。
【0047】ホストコンピュータ1では、上述した両エ
ッジモードと同様にして、比較部14により、データ生
成部12からの試験用データとプリンタ2から送信され
たデータとを比較し、その比較信号により、データ生成
部12からの試験用データとプリンタ2から送信された
データとが一致すれば、このときの設定されているウェ
イト時間が挿入されたまま伝送が行われるように、伝送
速度最適化処理が終了する。
【0048】また、データ生成部12からの試験用デー
タとプリンタ2から送信されたデータとが一致しなけれ
ば、ストローブ信号の両エッジに同期した送信モードと
同様にして、ストローブ信号とデータ信号にウェイト時
間を挿入して伝送速度を低下させる。そして、データ生
成部12からの試験用データとプリンタ2から送信され
たデータとが一致するまで、上述した処理を繰り返して
行い、最適な伝送速度を得る。
【0049】このように本実施例においては、ストロー
ブ信号(Strobe)及びデータ信号(Data)にウェイト時
間を挿入してプリンタ2へ送信するパラレルポート部1
3と、データ生成部12からのデータとプリンタ2から
受信して得たデータとを比較する比較部14とを設け、
プリンタ2へ伝送速度最適化命令のコマンド及びデータ
生成部12で作成された試験用データを送信し、伝送速
度最適化命令のコマンドによりプリンタ2から送信され
たデータとデータ生成部12で作成された試験用データ
とを比較部14で比較し、その2つのデータが一致しな
ければ、パラレルポート部13からプリンタ2へ送信さ
れるストローブ信号及びデータ信号にウェイト時間を挿
入し、比較部14でその2つのデータが一致するまで、
上記処理を繰り返し、規定回数繰り返しても一致しない
ときには、ストローブ信号の両エッジに同期した伝送方
式からストローブ信号の片エッジ(立ち下がり)に同期
した伝送方式に変更して、再び上記処理を繰り返すこと
により、特別なハードウエアを用いずに、既存のシステ
ム構成によりプリンタへの最適な伝送速度を得ることが
でき、伝送不良を防止して正確に印字データをプリンタ
へ送信できる。
【0050】さらに、比較部14により作成した試験用
データとプリンタ2から送信されたデータとを比較する
ことにより、伝送上に問題があるときには確認する事が
できるので、ケーブル長さ等の伝送回路の適合を確認す
ることもでき、確実に伝送不良を防止して、より正確に
印字データをプリンタへ送信することができる。
【0051】なお、ストローブ信号及びデータ信号への
ウェイト時間の挿入の方法としては、他にも例えばソフ
トウエア的にクロック数をウェイト時間に相等する数値
だけカウントして、ストローブ信号及びデータ信号を遅
延させるものでも良いものである。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
特別なハードウエアを用いずに既存のシステム構成によ
り、プリンタへの最適な伝送速度を得ることができ、伝
送不良を防止して正確に印字データをプリンタへ送信で
きるプリンタインターフェイス装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すプリンタシステムの
概略のブロック構成図。
【図2】同実施例の伝送速度最適化処理の流れを示す
図。
【図3】同実施例の伝送のタイミングを示す図。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ、2…プリンタ、11…CPU
ブロック、12…データ生成部、13…パラレルポート
部、14…比較部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字データ作成装置で作成された印字デ
    ータをパラレル回線を介してプリンタへ送信するプリン
    タインターフェイス装置において、前記印字データ作成
    装置で作成されたデータを前記プリンタに送信すると共
    に、前記プリンタに対して受信した前記データの送信命
    令を送信する送信命令手段と、この送信命令手段による
    送信命令に基づいて前記プリンタから送信されたデータ
    と前記印字データ作成装置で作成された前記データとを
    比較するデータ比較手段と、このデータ比較手段による
    比較結果に基づいて、前記プリンタからのデータと前記
    印字データ作成装置で作成された前記データとが一致す
    るように、前記プリンタへのデータの送信における伝送
    速度を低下調節する伝送速度調節手段とを設けたことを
    特徴とするプリンタインターフェイス装置。
JP5211873A 1993-08-26 1993-08-26 プリンタインターフェイス装置 Pending JPH0764734A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08278866A (ja) * 1995-04-04 1996-10-22 Nec Corp プリントシステム
JPH09146724A (ja) * 1995-11-17 1997-06-06 Nec Corp プリンタ制御用双方向通信装置

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