JPH076464A - 記録再生装置およびそれに用いるテープカセット - Google Patents

記録再生装置およびそれに用いるテープカセット

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JPH076464A
JPH076464A JP5147305A JP14730593A JPH076464A JP H076464 A JPH076464 A JP H076464A JP 5147305 A JP5147305 A JP 5147305A JP 14730593 A JP14730593 A JP 14730593A JP H076464 A JPH076464 A JP H076464A
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JP
Japan
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cassette
memory
tape
recording
semiconductor memory
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Withdrawn
Application number
JP5147305A
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English (en)
Inventor
Tatsumi Nishijima
立身 西嶋
Hidekazu Takeda
秀和 武田
Noriaki Masuda
憲明 益田
Hikari Mizutani
光 水谷
Katsuo Maehara
克生 前原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】内部にICメモリを収納した大小カセットを選
択的に使用する装置において、メモリ端子とセンサ端子
との摺動摩耗を低減すると共に、メモリ検知の高精度化
を図る。 【構成】カセット装着とともに回動するアームにセンサ
端子を設け、使用時のみメモリ端子と圧着するようして
端子摩耗を低減した。また、メモリセンサとカセット位
置決めピンを一体構造とし、位置決めと連動してメモリ
検知を行うようにして高精度検知を可能とした。 【効果】カセットおよび装置の信頼性が向上する。ま
た、簡単な構成により低コスト化も可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録再生装置およびそれ
に用いるテープカセットに係り、特に、厚みおよびケー
スサイズの異なるテープカセットが内部に夫れ夫れ半導
体メモリを収納していると共に、そのテープカセットを
使用する装置が半導体メモリを検知するように成された
ものにおいて、その半導体メモリを検知するための検知
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の半導体メモリを収納したテープ
カセットとしては、特開昭56−74880号公報に記
載されたように、カセット右後部のケース内側にメモリ
本体を収納し、外側にメモリ端子を露出させ、このメモ
リ端子と接触する検出器によってメモリ内情報を検出す
る構成が知られている。
【0003】なお、記録時間に応じてケースサイズが異
なるように形成された複数種のテープカセットとして
は、D3カセット規格書に記載されたような、S/M/
Lカセットがよく知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭56−74
880号公報に記載された従来技術は、カセット内に半
導体メモリを収納し、そのメモリにテープ走行位置など
を記録して取扱を向上するもので所定の目的を達成する
ことは問題ないが、この半導体メモリと一体なメモリ端
子の保護に関しては配慮されていなかった。
【0005】すなわち、このメモリの情報検知は、カセ
ット装着動作において、カセット側のメモリ端子と装置
側に直立したセンサの端子とを摺動させて行うものであ
るが、装置の長期使用によってメモリ端子またはセンサ
端子が摩耗消滅してしまった場合は、検知が不能となる
問題点がある。さらに、この端子摩耗の問題を防止する
ためにカセット側のメモリ端子と装置側のセンサ端子と
の圧着力を弱めた場合は、端子間の接触が正しく行えな
いため誤検知されるおそれがある。
【0006】本発明の目的は、半導体メモリを検知する
メモリ検知器を設けてなる記録再生装置において、カセ
ット側のメモリ端子と装置側のセンサ端子との圧着力を
弱めなくとも正しいメモリ検知が可能な、信頼性の高い
記録再生装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、テープカセットが、上下ケースを蓋合
わせ結合してなる本体ケースと、該本体ケースの内部で
巻回されたテープと、該テープとは別にテープの付属情
報を記録再生する半導体メモリと、を備えている構成と
すると共に、該テープカセットを使用する記録再生装置
が、半導体メモリと係合してメモリ本体に情報を記録ま
たは再生する係合位置と該半導体メモリから離間した離
間位置との間を移動可能なメモリ検知部と、該メモリ検
知部をテープカセットの装着動作に応じて離間位置から
係合位置まで回動して移送させるためのメモリ検知部移
送手段と、メモリ検知部が係合位置にあるとき該メモリ
検知部を半導体メモリに圧着させる圧着力付与手段と、
を備えた構成とする。
【0008】
【作用】上記の記録再生装置において、メモリ検知部は
半導体メモリから離間した離間位置に静止している。
【0009】この状態から、テープカセットが装置内の
所定位置に装着されると、その装着動作に応じて、メモ
リ検知部移送手段が、メモリ検知部を離間位置から係合
位置まで回動して移送する。
【0010】そこで、メモリ検知部が係合位置まで移送
されると、圧着力付与手段がメモリ検知部を半導体メモ
リに圧着させて所定の圧着力を付与するため、このとき
のみ、端子が接触することになり、メモリ検知部はメモ
リ本体に情報を授受することが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0012】まず、図1、図2、図3、図4を用いて、
本発明の第一の実施例を説明する。
【0013】図1において、1がテープカセット、3が
カセット1の右後方に収納された半導体メモリであっ
て、この半導体メモリ3は、メモリ本体部(図示せず)
と、細長状の金属薄膜を等ピッチ間隔で露出させたレジ
スト部9a〜9dと、から成る。101はメモリ検知器
であって、カセット位置決め部材102と、案内部材1
03とを一体で設ける。カセット位置決め部材102
は、図2の5、6、7および8で示す位置決め孔と係合
してカセットを位置決めする。案内部材103はカセッ
ト後面と接触してカセットを案内する。図1において、
104は回動部材であって、回動軸107に軸支されメ
モリ検知器101に対して回動可能である。105は回
動部材104と一体のアームであってカセットと当接す
る。106a〜106dはメモリ検知器101の端子で
あって、上記半導体メモリ3のレジスト部9a〜9dと
それぞれ接触する。なお、この端子106a〜106d
は、リン青銅で構成され弾性力を有しており、レジスト
部9a〜9dに接触したときに撓んで所定の圧着力を付
与する。
【0014】図2において、1が小カセットである第一
のテープカセット、2が大カセットである第二のテープ
カセット、3が第一の半導体メモリ、4が第二の半導体
メモリ、5および6は第一の位置決め孔、7および8は
第二の位置決め孔、である。ここで、各カセットの後面
と平行な方向をX方向、それと垂直な方向をY方向とす
ると、第一のテープカセット1における右側の第一の位
置決め孔5の中心位置は、カセット右側面からX1、カ
セット後面からY1の位置にあり、また、第一のテープ
カセット1に収納された第一の半導体メモリ3の中心位
置は、カセット右側面からx1、カセット後面からy1
の位置にある。同様にして、第二のテープカセット2に
おける右側の第一の位置決め孔7の中心位置は、X2、
Y2の位置にあり、第二の半導体メモリ4の中心位置
は、x2、y2の位置にある。なお、ここで、それぞれ
の寸法はx1=x2、y1=y2、X1=X2、および
Y1=Y2の関係としており、第一のテープカセットの
位置決め孔と半導体メモリの相対位置は、第二のテープ
カセットの位置決め孔と半導体メモリの相対位置とは、
ほぼ同等の関係にある。
【0015】また、図2において、101は半導体メモ
リ3および4を選択的に検知するメモリ検知器を示して
おり、このメモリ検知器101は、メモリ検知器移動機
構(図示せず)によって図2中実線で示す位置と点線で
示す位置との間を移動可能である。なお、このメモリ検
知器101は、図1で示す位置決め部材102と、案内
部材103と、回動部材104とを一体にした構成であ
ることは既に説明した。
【0016】次に、図3、図4を用いて動作を説明す
る。
【0017】図3(a)において、回動部材のアーム1
05は、引っ張りバネ108(弾性体)によってa方向
に付勢されるもストッパ109と接触する位置で静止し
ている。この状態から、第一のテープカセット1が下降
すると、図3(b)で示したように、回動部材のアーム
105とテープカセット1の底面が当接してアーム10
5が回動軸107を中心に回動し始めると共に、カセッ
ト後面1bは案内部材103と接触してカセット下降動
作が案内され、また、カセット底面に形成された位置決
め孔5はカセット位置決め部材102と係合するためカ
セット1は装置100の所定位置に位置決めされる。そ
して、この位置決め動作と共に、回動部材104のアー
ム105の回動動作が終了するため、端子106aが半
導体メモリ3のレジスト部9aに圧着されることになっ
て半導体メモリの情報が検出可能となる。
【0018】したがって、レジスト部9aと端子106
aとの係合動作は、カセット位置決め動作と共に行われ
ることになるため、係合動作を高精度で行うことができ
る。特に、近年のカセット小型化に伴い図1に示すレジ
スト部9a〜9dのピッチ間隔が狭くなった場合でもこ
れと端子106a〜106dとの係合動作を高精度で行
うことができるので、装置の信頼性を著しく向上させる
ことができる。
【0019】なお、この実施例では使用するテープカセ
ットを第一のテープカセット1に限定して本発明の概要
を説明したものであるが、テープカセットとしては図2
に示したようにケース厚みとケースサイズが異なる大小
カセットがあるものであり、この大小カセットを選択的
に装着する場合の構成を、図4により説明する。
【0020】図4において、第一のテープカセット1の
厚み寸法をh1、第二のテープカセット2の厚み寸法を
h2とすると、大小カセットは単体でh2−h1の差が
ある。
【0021】また、これら大小カセットが選択的に装置
に装着したとき、第一のテープカセット1の底面と第二
のテープカセット2の底面と、の間にはhで示す厚み差
が発生している。
【0022】このため、第一のテープカセット1が装着
されたときには回動部材のアーム105が実線で示す位
置まで回動し、第二のテープカセット2が装着されたと
きにはアーム105が点線で示す位置まで回動し、大小
カセットでアーム105の回動角度が異なることになる
が、ここで、回動部材104に埋込まれた端子106a
は、弾性体で構成されており、回動角度が異なってもそ
れを吸収するように撓むことができるため、大小いずれ
のカセットが装着されても上記hの差を吸収して半導体
メモリ3または4と端子106aとの圧着動作を安定に
行うことを可能としている。
【0023】なお、第一のテープカセット1と第二のテ
ープカセット2が厚み差hを有するように装置に選択的
に装着されたとき、両カセットを一個の位置決め部材1
02で位置決めするために、第二のテープカセット2
は、カセット底面をhだけ内側に削り込み、位置決め部
材102のボス部分102aをこの凹部7aに嵌まり込
むよう構成されている。
【0024】なお、このようにして大小カセットが選択
的に装着される状態において、アーム105などで構成
されるメモリ検知器と、位置決め部材102と、は図2
で示したように一体で構成されると共にカセットサイズ
に応じてメモリ検知器移動機構(図示せず)で移動され
る構成であるため、テープカセットにおいては、これら
と係合する位置決め孔5、7および半導体メモリ3、4
の寸法関係を規定しておく必要がある。このため、図2
で示すように、第一のテープカセット1の第一の位置決
め孔5を基準とした第一の半導体メモリ3の配置位置
と、第二のテープカセット2の第二の位置決め孔7を基
準とした第二の半導体メモリ4の配置位置と、をほぼ同
一な関係とした。
【0025】次に、図5を用いて本発明の第二の実施例
を説明する。
【0026】この図5で示す構成は前述の図3および図
4で示した構成とほぼ同等であるため同一部分には同一
符号を付けて説明は省略する。異なる点は、図5で示す
構成が、回動部材をカセットで回動させるのではなくカ
セットホルダと接触させて行う点である。
【0027】図5(a)(b)において、110がカセ
ットホルダであって、第一のテープカセット1または第
二のテープカセット2を選択的に挿入可能とする。
【0028】動作を簡単に説明すると、図5(a)で示
す位置に回動部材104が静止している。この状態から
カセットホルダ110が下降すると、下降するカセット
ホルダ110とアーム105が当接して回動部材104
が回動軸107を中心に回動するため、第一の半導体メ
モリ3または第二の半導体メモリ4のレジスト部9aに
端子106aが圧着されてメモリ情報が検知可能となる
ものである。
【0029】なお、ここで、カセットホルダ110の動
作を考えると、図5(b)で示すように、第一のテープ
カセット1を装置内の所定位置に装着すべくカセットホ
ルダ移送手段(図示せず)が第一のテープカセット1を
挿入したカセットホルダ110を所定位置まで下降させ
ると、第一のテープカセット1の底面とカセットホルダ
110の上面との間にはt1で示す隙間が発生すること
になり、また、第二のテープカセット2を装置内の所定
位置に装着すべくカセットホルダ移送手段(図示せず)
が第二のテープカセット(図示せず)を挿入したカセッ
トホルダ110を所定位置まで下降させると、第二のテ
ープカセット2の底面とカセットホルダ110の上面と
の間には図5(b)で示すようなt2で示す隙間が発生
することになる。すなわち、カセットホルダ110は、
挿入されたカセットが大小いずれのカセットであっても
このカセットとは接触しない位置まで下降するものであ
り、かつこのときの位置はケースサイズとは関係のない
同一の位置である。
【0030】そこで、このカセットホルダ110の下降
動作を利用して、カセットホルダ110でアーム105
を回動するように構成すれば、挿入されたカセットが大
小いずれのカセットであっても回動部材104の回動角
度を同一とすることができるため、この結果、半導体メ
モリのレジスト部9aと端子106aとの圧着力を均一
とすることができる。
【0031】なお、このような圧着力の均一化は、カセ
ットホルダ110の代わりに第一と第二のテープカセッ
トを選択的に搭載するトレイの形態としても同様であ
り、この場合は、図5(a)(b)におけるカセットホ
ルダの符号110をトレイ111として代替することで
詳細な説明は省略する。
【0032】次に、図6を用いて、本発明の第三の実施
例について説明する。
【0033】この実施例は、前出の第一と第二の実施例
とは基本的に異なり、ケースサイズに応じてメモリ検知
部が移動するのではなく、第一の第二の半導体メモリに
夫れ夫れメモリ検知部を設けた構成である。
【0034】図6(a)(b)(c)において、112
は第一のメモリ検知部、113は第一の端子であって、
第一のテープカセット1に収納された第一の半導体メモ
リ3のレジスト部9aと圧着する。114はこの第一の
端子113と接合する第一の出力端子、115は第一の
メモリ検知部112を回動可能とする第一の回動軸、1
16は第一のストッパ、117は第一の弾性手段であっ
て第一のメモリ検知部112を図6中a方向へ付勢す
る。ここで、第一のメモリ検知部112は、図3におけ
る回動部材104と、案内部材103とを一体にした構
成であり、また、図6における第一のストッパ116に
は図3で示した位置決め部材102が一体で設けられて
いる構成である。同様に、図6(a)(b)(c)にお
いて、118は第二のメモリ検知部、119は第二の端
子、120は第二の出力端子、121は第二の回動軸、
122は第二のストッパ、123は第二の弾性手段であ
る。
【0035】動作を説明する。
【0036】図6(a)において、第一と第二のメモリ
検知部112,118は、第一と第二の弾性手段11
7,123により図中a方向へ付勢されるも、それぞれ
第一と第二のストッパ116,122と接触する位置で
静止している。
【0037】この状態から、図6(b)で示す第一のテ
ープカセット1が下降してくると、第一のメモリ検知部
112がカセットの後面を案内すると共に、その第一の
メモリ検知部112に設けられた第一の端子114が第
一の半導体メモリ3に圧着して撓むため、第一の端子1
13と第一の出力端子114の接点が接触して第一の半
導体メモリ3の情報が検出可能となる。
【0038】さらに、この状態から、第一のテープカセ
ット1が装置から排出され、代わりに、図6(c)で示
す第二のテープカセット2が下降してくると、このテー
プカセット2と当接した第一のメモリ検知部112は、
第一の弾性手段117の付勢力に抗して第一の回動軸1
15を中心に図6(c)中b方向へ回動し退避移動す
る。そして、第二のメモリ検知部112では、上記同様
に、テープカセット2の後面を案内する動作を行った
後、下降してきた第二のテープカセット2に収納された
第二の半導体メモリ4の情報を検出するように、第二の
端子119が第二の半導体メモリ4と圧着して撓み、第
二の端子119と第二の出力端子120の接点が接触す
るように動作するため、この結果として、第二の半導体
メモリ4の情報が検出可能となるものである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録再生
装置およびそれに用いるテープカセットによれば、テー
プカセットにおいて、上下ケースを蓋合わせしてなる本
体ケースと、該本体ケースの内部で巻回されたテープ
と、該テープとは別にテープの付属情報を記録再生する
半導体メモリと、を備えた構成とし、該テープカセット
を使用する記録再生装置において、上記半導体メモリと
接触してメモリ本体に情報を記録または再生するための
係合位置と該半導体メモリから離間する離間位置との間
を移動可能なメモリ検知部と、該メモリ検知部をテープ
カセットの装着動作に応じて離間位置から係合位置まで
回動して移送させるためのメモリ検知部移送手段と、該
メモリ検知部が係合位置にあるときメモリ検知部を半導
体メモリに圧着するための圧着力付与手段と、を備えた
構成とすると共に、テープカセットの装着動作に応じ
て、メモリ検知部移送手段がメモリ検知部を離間位置か
ら係合位置まで回動して移送させ、メモリ検知部が係合
位置にあるときのみ、すなわち、使用時のみ圧着力付与
手段がメモリ検知部を半導体メモリに圧着するようにし
たので、カセット側のメモリ端子と装置側のメモリ検知
器の端子との圧着力を弱めなくとも正しいメモリ検知が
可能な、信頼性の高い記録再生装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例としてテープカセットと
記録再生装置の要部を示した斜視図である。
【図2】大小テープカセットの構成を示した平面図であ
る。
【図3】第一のテープカセットの装着動作を示した断面
説明図である。
【図4】大小テープカセットの装着動作を示した断面説
明図である。
【図5】本発明の第二の実施例を示す断面説明図であ
る。
【図6】本発明の第三の実施例を示す断面説明図であ
る。
【符号の説明】
1…第一のテープカセット(小カセット)、 2…第二のテープカセット(大カセット)、 3…第一の半導体メモリ、 4…第二の半導体メモリ、 5…第一の位置決め孔、 7…第二の位置決め孔、 101…メモリ検知器、 102…カセット位置決め部材、 104…回動部材、 103…案内部材、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 益田 憲明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 水谷 光 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号日立マク セル株式会社内 (72)発明者 前原 克生 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号日立マク セル株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープカセットが、 上下ケースを蓋合わせ結合してなる本体ケースと、 該本体ケースの内部で巻回されたテープと、 該テープとは別にテープの付属情報を記録再生する半導
    体メモリと、を備えている構成であり、 該テープカセットを使用する記録再生装置が、 半導体メモリと係合してメモリ本体に情報を記録または
    再生する係合位置と、該半導体メモリから離間した離間
    位置と、の間を移動可能なメモリ検知部と、 該メモリ検知部をテープカセットの装着動作に応じて離
    間位置から係合位置まで回動して移送させるためのメモ
    リ検知部移送手段と、 メモリ検知部が係合位置にあるとき該メモリ検知部を半
    導体メモリに圧着させる圧着力付与手段と、を備えてい
    る構成であることを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】ケース厚みとケースサイズが大小に異なる
    第一と第二のテープカセットが、夫れ夫れ、上下ケース
    を蓋合わせ結合してなる本体ケースと、該本体ケースの
    内部で巻回されたテープと、該テープとは別にテープの
    付属情報を記録再生する第一と第二の半導体メモリと、
    を備えている構成であり、 該第一と第二のテープカセットを選択的に使用する記録
    再生装置が、上記第一または第二の半導体メモリと係合
    してメモリ本体に情報を記録または再生する係合位置
    と、該半導体メモリから離間した離間位置と、の間を移
    動可能なメモリ検知部と、該メモリ検知部をテープカセ
    ットの装着動作に応じて離間位置から係合位置まで移送
    させるためのメモリ検知部移送手段と、該メモリ検知部
    およびメモリ検知部移送手段をケースサイズに応じて移
    動させるためのメモリ検知部移動機構と、上記メモリ検
    知部が係合位置にあるとき該メモリ検知部を上記第一ま
    たは第二の半導体メモリに圧着させる圧着力付与手段
    と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のメモリ検知部
    が、半導体メモリと係合する端子と、該端子を一体に備
    えている回動部材と、該回動部材を上記係合位置と離間
    位置との間で回動させるための回動軸と、該回動部材を
    テープカセットの装着動作に応じて上記離間位置と係合
    位置との間で回動させるアームと、からなる構成である
    ことを特徴とする記録再生装置。
  4. 【請求項4】圧着力付与手段は、 半導体メモリと係合する端子に弾性力を備えた構成であ
    ると共に、 上記第一と第二のテープカセットが選択的に装置内に装
    着される状態において、半導体メモリと圧着姿勢にある
    端子を撓ませ、該たわみによって第一と第二のテープカ
    セットの厚み差を吸収する構成であることを特徴とした
    請求項1、2または3に記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】記録再生装置が、 第一と第二のテープカセットを選択的に挿入するカセッ
    トホルダと、 該カセットホルダを、テープカセットの挿入姿勢と、テ
    ープカセットの装着姿勢と、の間で移動させるためカセ
    ットホルダ移送手段と、を備えた構成であると共に、 該カセットホルダ移送手段により移送されるカセットホ
    ルダが、上記アームと接触してメモリ検知部を離間位置
    から係合位置まで回動させる構成であることを特徴とす
    る請求項1、2または3に記載の記録再生装置。
  6. 【請求項6】記録再生装置が、 第一と第二のテープカセットを選択的に搭載するトレイ
    と、 該トレイを、テープカセットの挿入姿勢と、テープカセ
    ットの装着姿勢と、の間で移動させるためのトレイ移送
    手段と、を備えた構成であると共に、 該トレイ移送手段により移送されるトレイの底面部が、
    上記アームと接触してメモリ検知部を離間位置から係合
    位置まで回動させる構成であることを特徴とする請求項
    1、2または3に記載の記録再生装置。
  7. 【請求項7】テープカセットが、上下ケースを蓋合わせ
    結合してなる本体ケースと、該本体ケースの内部で巻回
    されたテープと、該テープとは別にテープの付属情報を
    記録再生する半導体メモリと、該半導体メモリに接近す
    る位置に配置された位置決め孔と、を備えている構成で
    あり、 該テープカセットを使用する記録再生装置が、上記半導
    体メモリと係合してメモリ本体に情報を記録または再生
    するためのメモリ検知部と、上記位置決め孔と係合して
    カセットを位置決めするためのカセット位置決め部材
    と、本体ケースの後面と係合してカセットを案内するた
    めの案内部材と、を備えている構成であり、 かつ、該メモリ検知部と、カセット位置決め部材と、案
    内部材との、いずれか2つ以上を一体に構成したことを
    特徴とする記録再生装置。
  8. 【請求項8】ケース厚みとケースサイズが大小に異なる
    第一と第二のテープカセットが、夫れ夫れ、上下ケース
    を蓋合わせ結合してなる本体ケースと、該本体ケースの
    内部で巻回されたテープと、該テープとは別にテープの
    付属情報を記録再生する第一と第二の半導体メモリと、
    該第一と第二の半導体メモリに接近する位置に配置され
    た第一と第二の位置決め孔と、を備えている構成であ
    り、 該第一と第二のテープカセットを選択的に使用する記録
    再生装置が、上記第一または第二の半導体メモリと係合
    してメモリ本体に情報を記録または再生するためのメモ
    リ検知部と、該メモリ検知部をケースサイズに応じて移
    動させるメモリ検知部移動機構と、上記第一または第二
    の位置決め孔と係合してカセットを位置決めするための
    カセット位置決め部材と、本体ケースの後面と係合して
    カセットを案内するための案内部材と、を備えている構
    成であり、 かつ、該メモリ検知部と、カセット位置決め部材と、案
    内部材との、いずれか2つ以上を一体に構成したことを
    特徴とする請求項8に記載の記録再生装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の第一と第二のテープカセ
    ットは、 第一のテープカセットにおけるカセット側面から第一の
    半導体メモリ中心までの水平距離x1と、第二のテープ
    カセットにおけるカセット側面から第二の半導体メモリ
    中心までの水平距離x2と、がほぼ同等の構成であり、 第一のテープカセットにおけるカセット後面から第一の
    半導体メモリ中心までの垂直距離y1と、第二のテープ
    カセットにおけるカセット後面から第二の半導体メモリ
    中心までの垂直距離y2と、がほぼ同等の構成であり、 第一のテープカセットにおけるカセット側面から第一の
    位置決め孔中心までの水平距離X1と、第二のテープカ
    セットにおけるカセット側面から第二の位置決め孔中心
    までの水平距離X2とがほぼ同等の構成であり、 第一のテープカセットにおけるカセット後面から第一の
    位置決め孔中心までの垂直距離Y1と、第二のテープカ
    セットにおけるカセット後面から第二の位置決め孔中心
    までの垂直距離Y2とがほぼ同等の構成である、ことを
    特徴とするテープカセット。
  10. 【請求項10】ケース厚みとケースサイズが大小に異な
    る第一と第二のテープカセットが、夫れ夫れ、上下ケー
    スを蓋合わせ結合してなる本体ケースと、該本体ケース
    の内部で巻回されたテープと、該テープとは別にテープ
    の付属情報を記録再生する第一と第二の半導体メモリ
    と、該第一と第二の半導体メモリに接近する位置に配置
    された第一と第二の位置決め孔と、を備えている構成で
    あり、 該第一と第二のテープカセットを選択的に使用する記録
    再生装置が、上記第一および第二の半導体メモリと係合
    してメモリ本体に情報を記録または再生するための第一
    および第二のメモリ検知部と、上記第一および第二の位
    置決め孔と係合してカセットを位置決めするための第一
    および第二のカセット位置決め部材と、本体ケースの後
    面と係合してカセットを案内するための第一および第二
    の案内部材と、を備えている構成であると共に、 該第一のメモリ検知部と、第一のカセット位置決め部材
    と、第一の案内部材との、いずれか2つ以上が一体な構
    成であり、 該第二のメモリ検知部と、第二のカセット位置決め部材
    と、第二の案内部材との、いずれか2つ以上が一体な構
    成であり、 かつ、一体構造とした第一のメモリ検知部と第一の案内
    部材は、テープカセットの装着動作に応じて回動する構
    成であり、第二のテープカセットの装着姿勢に応じて退
    避移動する構成であることを特徴とする記録再生装置。
JP5147305A 1993-06-18 1993-06-18 記録再生装置およびそれに用いるテープカセット Withdrawn JPH076464A (ja)

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