JPH0764330B2 - 袋の結束装置及び袋の結束方法 - Google Patents

袋の結束装置及び袋の結束方法

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JPH0764330B2
JPH0764330B2 JP22083888A JP22083888A JPH0764330B2 JP H0764330 B2 JPH0764330 B2 JP H0764330B2 JP 22083888 A JP22083888 A JP 22083888A JP 22083888 A JP22083888 A JP 22083888A JP H0764330 B2 JPH0764330 B2 JP H0764330B2
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保美 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、製品が袋内で遊ばないように結束できる袋の
結束装置及び結束方法に関する。
また本発明は、縦形製袋充填包装機に装着して好適な袋
の結束装置及び袋の結束方法に係り、詳しくは、縦形製
袋充填包装機において横シール・カット手段の下側スペ
ースに装着され、該横シール・カット手段の下側に垂下
されてくる袋に対して絞り込んで結束でき、また結束を
必要としない包装の場合でも上記横シール・カット手段
の下側スペースからの装着を解除しなくても良く、常に
安定した結束ができる袋の結束装置及び袋の結束装置に
関する。
[従来の技術] 従来の袋の結束装置として実公昭58−139410号、実開昭
58−139403号、実開昭59−30802号、特開昭62−182017
号があり、いずれの場合も包装機の下部に装着される。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来の袋の結束装置は、仮に袋に充填された製品の
きわで袋を絞り込んで結束しようとすると袋を絞り込む
挟み爪が製品を噛込んでしまうトラブルがあるので、製
品より離れて袋を絞り込んで結束しており、これがため
に、いずれの場合も製品が袋内で遊ぶように結束される
ことになり、ダンボール箱に詰込む等の取扱い時に収容
がしにくかったり、積上げが崩れたりするとともに、包
装が奇麗に行われていない感じを与えている。
また上記従来の袋の結束装置は、いずれも包装機の下部
に装着するもので、包装後に結束を必要としない場合に
は結束装置が邪魔になるので包装機から取外さなければ
ならず、再び包装後に結束を必要とする場合には結束装
置を再び装着しなければならず、しかも包装機との位置
関係や作動のタイミングを調整しなければならない大変
な面倒があり、結束が安定しない。
本発明は、製品が袋内で遊ばないように結束できる袋の
結束方法及び袋の結束装置を提供することを目的として
いる。
また本発明は、包装機の下部に装着した場合において、
包装後に結束を必要としないときも包装機から取外し必
要がない袋の結束方法及び袋の結束装置を提供すること
を目的としている。
さらにまた本発明は、結束後の包装形態が奇麗に仕上が
る袋の結束方法及び袋の結束装置を提供することを目的
としている。
[問題点を解決するための手段] 本願発明の袋の結束方法の基本的かつ好ましい態様は、
請求項1の記載のように、 製品が収容された袋の上部中央部を挟持し、その下側
を、該袋の偏平方向かつ水平方向の両側から該袋を挟む
ように閉じて上下にすれ違って重なる二枚一対の、かつ
上下に所要離れた合計四枚の挟み爪により絞り込み、次
いで、上記袋の上部中央部を挟持した状態で上記四枚の
挟み爪を所要寸法下降して袋の絞り込み部分を引下げ、
上の二枚の挟み爪と下の二枚の挟み爪との間に水平に移
動して袋の絞り込み部分に結束具を取付けることを特徴
とするものである。
要するに、袋の上部中央部を挟持し、その下側で製品か
ら離れた袋上部を挟み爪により絞り込み、さらに挟み爪
を袋をしごくようにして製品の上側近傍まで絞り込み部
分を引下げて製品が袋内で遊ばないようにし、該製品の
上側近傍の絞り込み部分を結束するものである。
製品が収容された袋の上部全幅ではなく中央部を挟持し
て絞り込み、しごくように引下げるので、袋の絞り込み
結束部分から上が扇形に広がるとともに、絞り込み結束
部分から下は絞り込み時に上方へ引張られず、もって袋
の下側のシール部の両端が大きく吊上がらないようにし
て製品が袋内で遊ばないように結束できる。
上記のように挟み爪は四枚有り、該挟み爪の下降は、下
側の二枚の挟み爪を袋の外側から軽く押圧する位置で停
止させるのが限度でありそれ以上の下降は、製品を痛め
たり圧潰したり袋が破れたり伸びたりする原因となるの
で好ましくない。
結束具を取付けは、粘着テープを巻付ける場合と、スナ
ップリング様の結束リングを被嵌させる場合と、針金等
の短線を巻付ける場合、その他一般に行われている結束
方法が適宜に採用される。
そして、上記の袋の結束方法を使用する本願発明の袋の
結束装置の基本的かつ好ましい態様は、請求項5の記載
のように、 開閉自在に設けられており、製品が充填された袋の上部
の少なくとも中央部を所要時間挟持する一対の袋上部挟
持手段と、 前記一対の袋上部挟持手段の下側に昇降自在に設けられ
ており、前記一対の袋上部挟持手段により袋を挟持する
時点で上昇レベルに位置して所要時間経過後に下降開始
する昇降テーブルと、 該昇降テーブルの上面に取着されており各開閉端に閉じ
た時に上下にすれ違って重なる二枚一対の、かつ上下に
所要離れて合計四枚の挟み爪を有しており、該四枚の挟
み爪が、前記袋をその偏平方向かつ水平方向の両側から
挟むように閉じて前記袋の上部所要長さを絞り込み、後
述の粘着テープの巻付け後に開いた状態に復帰する袋上
部絞り込み手段と、 該昇降テーブルの上面に取着されており、一端より所要
幅のスリットを有するとともに該スリットに続いて袋の
絞り込んだ上部を下方へ通過させ得る袋通過孔を有し、
閉じ動作中の上の二枚の前記挟み爪と下の二枚の前記挟
み爪の間を移動して袋の前記絞り込んだ上部を該スリッ
トを通して袋通過孔まで入り込ませ、その後復帰移動す
るスライドテーブルと、 該スライドテーブルに装着されておりカットされた前記
袋の前記絞り込まれた上部を前記スライドテーブルのス
リットに通す過程で袋の絞り込み部分に結束具を取付け
る結束具取付機構とを備えてなり、 前記一対の袋上部挟持手段は、前記昇降テーブルの下降
により前記袋上部絞り込み手段が前記袋内に充填された
製品の近傍まで袋の絞り部分を引下げた時点で袋の挟持
を解除するように構成され、 また、前記スライドテーブルは、前記袋上部絞り込み手
段が前記袋内に充填された製品の近傍まで袋の絞り部分
を引下げた時点で該絞り部分に向う方向に移動するよう
に構成されていることを特徴とするものである。
従って、この第五発明によれば、袋上部挟持手段の挟み
爪が製品が充填された袋の上部を挟持すると、袋上部絞
り込み手段が袋上部の絞り込みを行い、次いで昇降テー
ブルが下降開始して袋上部絞り込み手段が袋をしごいて
製品の上側近傍まで下降した時点で袋上部挟持手段が袋
を離し、引続き昇降テーブルの下降中にスライドテーブ
ルが移動してスリットに袋の絞り込み部分を通し、その
際、結束具取付機構が袋の絞り込み部分に結束具を取付
けることになり、スライドテーブルの袋通過孔が袋の絞
り込み部分を取囲む位置になると、袋上部挟持手段の挟
み爪が開いて、結束された袋が袋通過孔を通して落下す
る。
[実施例] この実施例は、縦形製袋充填包装機の下部に結束装置を
取付けたものである。
先ず、縦形製袋充填包装機について簡単に説明する。第
1図は全体側面図であり、第5図〜第11図は要部側面図
であって、これらの図に番号順に結束サイクルが行われ
る。
第1図に示すように、連続する帯状の包材フィルムF1を
製袋器1に導いて円筒2を包むように筒状に曲成し、円
筒2の前側で互いに合わされるフィルム両縁を縦シーラ
ー3で縦シールを施すとともに、紙引手段4を該縦シー
ラー3と交互に作動して円筒2の下方へ包装筒F2として
繰出し、ホッパー5より投入され円筒2を通して包装筒
F2内に落下充填される製品Sの上下を、開閉自在な二条
の横シーラー6a,6bにより横二条シールするとともにシ
ール間をカッター7によりカットするようになってい
る。該横シーラー6a,6bは、図示しない駆動手段により
駆動されて互いに接近離隔自在な一対の横シーラー取付
ブロック8a,8bに取付けられている。そして、充填包装
された袋は、第11図に示すように、傾斜排出コンベア9
により包装機前方へ搬送される。
次に、再び第1図に戻って袋の結束装置について説明す
る。
先ず、概略説明すると、一対の横シーラー取付ブロック
6a,6bの下面に一対の袋上部挟持手段10a,10bがばね11a,
11bにより互いに相手方向に付勢されるように弾持され
ており、該一対の袋上部挟持手段10a,10bの下側には昇
降テーブル12が設けられており、該昇降テーブル12には
四枚の挟み爪13a,13b,13c,13dを有してなる袋上部絞り
込み手段13と、スライドテーブル14とが装着され、さら
に該スライドテーブル14に結束具取付機構としての粘着
テープ巻付け機構15が装着されている。
引続き、各構成要素について詳述する。
第2図に示すように、袋上部挟持手段10a,10bは、水平
に対向して取着され袋F3の上部中央部を挟持しかつ両側
部を若干寸法開放する矩形な板であり、第5図に示すよ
うに包装筒F2を横シールする閉動作に伴って袋F3の上部
中央部を挟持するようになっている。そして、第6図に
示すように横シール・カットが終了し開動作が若干しか
行われず横シーラー6a,6bが若干開いた状態に維持され
るとき、袋上部挟持手段10a,10bは、ばね11a,11bの付勢
により袋F3(包装筒F2が横シールされたものをいう)の
上部中央部を挟持し続けるようになっている。袋上部挟
持手段10a,10bによる袋F3の上部中央部の挟持は、第7
図の状態まで行われ、次の段階で第8図に示すように袋
上部挟持手段10a,10bが開くようになっている。
第3図に示すように、昇降テーブル12は円筒2の下側を
逃げるように開口された袋通し孔12aを有する矩形状に
形成されており、昇降ガイドロッド16により上下方向に
案内されかつ昇降用シリンダ17により昇降自在とされて
いる。該昇降テーブル12は、前記一対の袋上部挟持手段
10a,10bにより袋F3を挟持する時点(第5図)で、上昇
レベルに復帰するように位置し、第6図に示すように挟
み爪13a〜13dが袋上部の絞り込みを終了するまで上昇位
置に停止し、その後下降開始して第10図に示す下降レベ
ルに下降するまでの間、所要速度で下降するようになっ
ており、第11図に示すようにスライドテーブル14が後退
復帰するまで下降レベルに停止し、再び上昇復帰するよ
うになっている。
第3図に示すように、上記四枚の挟み爪13a,13b,13c,13
dの中、挟み爪13aと13dは、蟹の右手に似た形に屈曲し
先端が大きく広がった二股状に形成されていて基端をピ
ボット軸18aに嵌合されたボス19aに上下に固定されてお
り、昇降テーブル12と該ボス19aに固定された作動レバ
ー20aとの間を連結するように両端を枢着されたアクチ
ュエータ(モータシリンダ)21aの作動によりピボット
軸18aを回転中心として水平面内を揺動するようになっ
ており、また挟み爪13bと13cは、蟹の左手に似た形に屈
曲し先端が大きく広がった二股状に形成されていて基端
をピボット軸18bに嵌合されたボス19bに上下に固定され
ており、昇降テーブル12と該ボス19bに固定された作動
レバー20bとの間を連結するように両端を枢着されたア
クチュエータ21bの作動によりピボット軸18bを回転中心
として水平面内を揺動するようになっている。そして第
4図に示すように、挟み爪13aと13bは、閉じた時に二股
状の奥行部に直径10mm位の開口が確保されるように上下
にすれ違って重なり、また挟み爪13cと13dは、挟み爪13
aと13bよりも20mm位下側で同様に同期して閉じるように
なっている。
上記スライドテーブル14は、第1図に示すように厚い底
板14aと蓋14bよりなるケース構造とされ、第3図に示す
ように平面方向に見たとき一端より所要幅のスリット14
cを有するとともに該スリット14cに続いて開口された袋
通過孔14dを有している。底板14aの下面にはリニアスラ
イドボス14eが取付けられ、該ボス14eが昇降テーブル12
に取付けた水平ガイドロッド14fに嵌合されているとと
もに、該ボス14eより昇降テーブル12の下側まで垂下し
たアーム14gが昇降テーブル12の下面に固定されたアク
チュエータ(エアシリンダ)22と連結されている。スラ
イドテーブル14は、上側の二枚の挟み爪13a,13bと、下
側の二枚の挟み爪13cと13dの間に位置するように対応し
ている。そして、第1図に示すようにアクチュエータ22
が伸張状態のとき、該スライドテーブル14は、円筒2の
真下から側方へ後退しており、第9図に示すようにアク
チュエータ22が縮小作動すると、円筒2の真下方向へ移
動し、その際、挟み爪13a〜13dによって袋の絞り込まれ
た部分をスリット14cに相対的に通して後述の粘着テー
プ巻付け機構15によりテープ結束が行われ、該テープ結
束部が袋通過孔14dの中心に相対位置するようになって
いる。
従って、昇降テーブル12が下降する過程でテープ結束が
行われ、昇降テーブル12が下降停止し、第10図に示すよ
うに挟み爪13a〜13dが袋挟持を解除すると、該スライド
テーブル14は、袋通過孔14dより袋F3の結束部より上部
を重力落下により下方へ通り抜けさせるようになってい
る。
しかる後に、該スライドテーブル14が、第11図に示すよ
うにアクチュエータ22が伸張して該スライドテーブル14
は元位置の後退復帰するようになっているとともに、昇
降テーブル12が、第1図に示すように上昇位置に上昇開
始するようになっている。
上記結束具取付機構としての粘着テープ巻付け機構15
は、公知の構造のものが採用されカセットケース構造の
スライドテーブル14の内部の装着されている。第3図に
基いて説明すると、粘着テープロールRを取着するため
のピン15aと、一側がスリット14cを塞ぐように臨んでお
り該ピン15aに取着した粘着テープロールRより繰出さ
れる粘着テープTを巻付けるゼネバ歯車15bと、ばね15c
により付勢され該ゼネバ歯車15bに巻付けられる粘着テ
ープTの先端を抑えるテフロン製のテープ抑え15dと、
袋の絞り込まれた部分がスリット14cに入り込みかつ該
スリット14cの入口に臨んだゼネバ歯車15bの谷部に入り
込んでゼネバ歯車15bの回転を伴って該スリット14cを通
過する際に該袋の絞り込まれた部分に巻付けられる粘着
テープTの連続側を切断するカッター15eとを有してな
る。粘着テープTは粘着面がゼネバ歯車15bに密着しな
いように巻付けられテープ抑え15dとゼネバ歯車15bに挟
まれるように抑えられる。
しかして、第9図に示すようにスライドテーブル14が移
動すると、袋の絞り込まれた部分がスリット14cに入り
込み、さらにゼネバ歯車15bの谷部に入り込んで該ゼネ
バ歯車15bを回転させつつスリット14cを通り抜け、かつ
粘着テープTの連続側をカッター15eで切断され、結束
を終了するようになっている。
次にこの実施例の結束装置の作動を簡単に説明する。
先ず、第1図に示すように下端がシールされかつ製品S
が落下充填された包装筒F2が、紙引装置4の紙引により
円筒2のより所定長さに垂れ下がると、第5図に示すよ
うに横シール及びカットが行われるとともに、袋上部挟
持手段10a,10bが袋の上部中央部を挟持する。次いで、
第4図、第6図に示すように挟み爪13a〜13dが閉じて袋
の上部の絞り込みを行い、そして、第6図に示すように
横シール・カッターが僅かに解除される状態に維持され
て、上記袋上部挟持手段10a,10bによる袋の上部中央部
の挟持が継続される。続いて、第7図に示すように昇降
テーブル12が下降開始し、袋上部絞り込み手段10a,10b
が袋内に充填された製品の近傍まで袋の絞り部分を引下
げた時点になると、第8図に示すように袋上部挟持手段
10a,10bが開いて袋挟持を解除する。引続いて、第9図
に示すようにスライドテーブル14が前進移動し、スリッ
ト14aに袋の絞り部分を通過させ、このとき粘着テープ
巻付け機構15により粘着テープTを袋の絞り部分に巻付
ける。さらに、第10図に示すように昇降テーブル12が下
降停止し、また挟み爪13a〜13dが開いて粘着テープTで
結束された袋F3が重力作用で袋通過孔14dより下方へ通
り抜け、第11図に示すようにコンベア9上に落下する
と、スライドテーブル14が後退移動し、すると、昇降テ
ーブル12が上昇開始し、第1図に示す状態に復帰する。
[変形例] 上記第1図〜第11図し示した実施例との対比において変
形例を説明し、請求項2、3、4との関係について言及
する。
(1)第2図に示すように、一対の袋上部挟持手段10a,
10bは、袋の上部中央部を挟持するようになっている
が、袋の上部全幅を挟持するようになっていても良い。
すなわち、請求項2の記載のように、 『製品が収容された袋の上部幅一杯を挟持し、その下側
を、該袋の偏平方向かつ水平方向の両側から該袋を挟む
ように閉じて上下にすれ違って重なる二枚一対の、かつ
上下に所要離れた合計四枚の挟み爪により絞り込み、次
いで、上記袋の上部中央部を挟持した状態で上記四枚の
挟み爪を所要寸法下降して袋の絞り込み部分を引下げ、
上の二枚の挟み爪と下の二枚の挟み爪との間より袋の絞
り込み部分に結束具を取付けることを特徴とする袋の結
束方法』であっても良い。
このように、製品が収容された袋の上部全幅を挟持して
絞り込み、しごくように引下げると、袋の絞り込み結束
部分から上が弱三角形に広がるとともに、袋の絞り込み
結束部分から下は絞り込み時に上方へ大きく引張られ下
側のシール部の両端が大きく吊上がり製品が袋内で遊ば
ないように結束できる。
従って、上記実施例のように袋の上部中央部を挟持する
か、当該変形例のように袋の上部幅一杯を挟持するかに
より、結束後の包装形態が大きく変るので、製品に応じ
て好ましい方を選択できる。
(2)上記実施例の一対の袋上部挟持手段10a,10bは無
くても良い。この場合には、一対の袋上部挟持手段10a,
10bに変るものとして、縦形製袋充填包装の横シーラー6
a,6bをよる挟持を利用する必要がある。すなわち、請求
項3の記載のように、 『縦形製袋充填包装により横シール・カットが行われて
いる中に、袋の該横シール・カットが行われている下側
を、袋の偏平方向かつ水平方向の両側から該袋を挟むよ
うに閉じて上下にすれ違って重なる二枚一対の、かつ上
下に所要離れた合計四枚の挟み爪による絞り込みと、引
続き上記挟み爪を所要寸法下降することによる袋の絞り
込み部分の引下げを行い、該絞り込みを上記横シール・
カットの終了後も維持した状態で袋を下方へ移動して、
この移動中に上の二枚の挟み爪と下の二枚の挟み爪との
間より袋の絞り込み部分に結束具を取付けるとともに、
次の製品が充填された袋の紙引きを行うことを特徴とす
る袋の結束方法』であっても良いし、 『縦形製袋充填包装により横シール・カットが行われて
いる中に、袋の該横シール・カットが行われている下側
を、袋の偏平方向かつ水平方向の両側から該袋を挟むよ
うに閉じて上下にすれ違って重なる二枚一対の、かつ上
下に所要離れた合計四枚の挟み爪による絞り込みと、引
続き上記挟み爪を所要寸法下降することによる袋の絞り
込み部分の引下げを行い、該絞り込みを上記横シール・
カットの終了後も維持した状態で袋を側方へ移動して、
上の二枚の挟み爪と下の二枚の挟み爪との間より袋の絞
り込み部分に結束具を取付けるとともに、次の製品が充
填された袋の紙引きを行うことを特徴とする袋の結束方
法』であっても良い。
上記の請求項4のように『絞り込みを上記横シール・カ
ットの終了後も維持した状態で袋を側方へ移動』させる
態様は、実施例には示されていない。この態様は、実施
例を以下のように変更すれば達成できる。先ず、昇降テ
ーブル12の昇降ストロークを、袋の絞り込み部分を引下
げるだけの寸法に短くする。そして、四枚の挟み爪13a
〜13dは、昇降テーブル12の上面でボックスモーション
する構造にして、袋の上部を絞り込んだら次の袋の繰下
げに邪魔にならないように側方へ移動させ、この移動工
程途中に粘着テープ巻付け機構15を配置し、スライドテ
ーブル14は廃止する。
(3)アクチュエータ17,22に変えて、縦形製袋充填包
装機の駆動源を分岐しても良い。
(4)四枚の挟み爪13a〜13dは、旋回式に開閉する構造
でなく、対向して直線的に開閉する構造であも良い。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明の袋の結束方法及び袋
の結束装置によれば、 袋の上部を挟持してその下側を偏平方向より四枚の挟み
爪を挟むように閉じて絞り込み、該絞り込み部分を引下
げて結束具を取付ける構成であるから、 製品が袋内で遊ばないように結束でき、結束後の包装形
態が、袋の上部中央部を挟持する場合と、袋の上部全幅
を挟持する場合とで異なるが、いずれも奇麗に仕上が
る。
また本発明の袋の結束装置を包装機の下部に装着した場
合には包装後に結束を必要としないときも該結束装置が
袋の排出の邪魔にならないので包装機から取外す必要が
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第11図は、縦形製袋充填包装機の下部に装
着した本発明の袋の結束方法及び袋の結束装置を具現し
た実施例に係り、第1図は全体縦断側面図であり、第2
図は第1図II−IIに沿う切断平面図であり、第3図は第
1図III−IIIに沿う切断平面図であり、第4図は第6図
IV−IVに沿う切断平面図であり、第5図ないし第11図
は、第1図に引続き作動工程順に示す要部縦断側面図で
ある。 F1……包材フィルム、 F2……包装筒、 F3……袋、 S……製品、 1……製袋器、 2……円筒、 3……縦シーラー、 4……紙引手段、 5……ホッパー、 6a,6b……横シーラー、 7……カッター、 8a,8b……横シーラー取付ブロック、 9……傾斜排出コンベア、 10a,10b……袋上部挟持手段、 11a,11b……ばね、 12……昇降テーブル、 13a,13b,13c,13d……挟み爪、 13……袋上部絞り込み手段、 14……スライドテーブル、 14a……底板、 14b……蓋、 14d……袋通過孔、 14e……リニアスライドボス、 14f……水平ガイドロッド、 14g……アーム、 15……粘着テープ巻付け機構、 15a……ピン、 15b……ゼネバ歯車、 15c……ばね、 15d……テープ抑え、 15e……カッター、 R……粘着テープロール、 T……粘着テープ、 16……昇降ガイドロッド、 17……昇降用シリンダ、 18a,18b……ピボット軸、 19a,19b……ボス、 20a,20b……作動レバー、 21a,21b……アクチュエータ、 22……アクチュエータ、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品が収容された袋の上部中央部を挟持
    し、その下側を、該袋の偏平方向かつ水平方向の両側か
    ら該袋を挟むように閉じて上下にすれ違って重なる二枚
    一対の、かつ上下に所要離れた合計四枚の挟み爪により
    絞り込み、次いで、上記袋の上部中央部を挟持した状態
    で上記四枚の挟み爪を所要寸法下降して袋の絞り込み部
    分を引下げ、上の二枚の挟み爪と下の二枚の挟み爪との
    間に水平に移動して袋の絞り込み部分に結束具を取付け
    ることを特徴とする袋の結束方法。
  2. 【請求項2】製品が収容された袋の上部幅一杯を挟持
    し、その下側を、該袋の偏平方向かつ水平方向の両側か
    ら該袋を挟むように閉じて上下にすれ違って重なる二枚
    一対の、かつ上下に所要離れた合計四枚の挟み爪により
    絞り込み、次いで、上記袋の上部中央部を挟持した状態
    で上記四枚の挟み爪を所要寸法下降して袋の絞り込み部
    分を引下げ、上の二枚の挟み爪と下の二枚の挟み爪との
    間に水平に移動して袋の絞り込み部分に結束具を取付け
    ることを特徴とする袋の結束方法。
  3. 【請求項3】縦形製袋充填包装により横シール・カット
    が行われている中に、袋の該横シール・カットが行われ
    ている下側を、袋の偏平方向かつ水平方向の両側から該
    袋を挟むように閉じて上下にすれ違って重なる二枚一対
    の、かつ上下に所要離れた合計四枚の挟み爪による絞り
    込みと、引続き上記挟み爪を所要寸法下降することによ
    る袋の絞り込み部分の引下げを行い、該絞り込みを上記
    横シール・カットの終了後も維持した状態で袋を下方へ
    移動して、この移動中に上の二枚の挟み爪と下の二枚の
    挟み爪との間に水平に移動して袋の絞り込み部分に結束
    具を取付けるとともに、次の製品が充填された袋の紙引
    きを行うことを特徴とする袋の結束方法。
  4. 【請求項4】縦形製袋充填包装により横シール・カット
    が行われている中に、袋の該横シール・カットが行われ
    ている下側を、袋の偏平方向かつ水平方向の両側から該
    袋を挟むように閉じて上下にすれ違って重なる二枚一対
    の、かつ上下に所要離れた合計四枚の挟み爪による絞り
    込みと、引続き上記挟み爪を所要寸法下降することによ
    る袋の絞り込み部分の引下げを行い、該絞り込みを上記
    横シール・カットの終了後も維持した状態で袋を側方へ
    移動して、上の二枚の挟み爪と下の二枚の挟み爪との間
    に水平に移動して袋の絞り込み部分に結束具を取付ける
    とともに、次の製品が充填された袋の紙引きを行うこと
    を特徴とする袋の結束方法。
  5. 【請求項5】開閉自在に設けられており、製品が充填さ
    れた袋の上部の少なくとも中央部を所要時間挟持する一
    対の袋上部挟持手段と、 前記一対の袋上部挟持手段の下側に昇降自在に設けられ
    ており、前記一対の袋上部挟持手段により袋を挟持する
    時点で上昇レベルに位置して所要時間経過後に下降開始
    する昇降テーブルと、 該昇降テーブルの上面に取着されており各開閉端に閉じ
    た時に上下にすれ違って重なる二枚一対の、かつ上下に
    所要離れて合計四枚の挟み爪を有しており、該四枚の挟
    み爪が、前記袋をその偏平方向かつ水平方向の両側から
    挟むように閉じて前記袋の上部所要長さを絞り込み、後
    述の粘着テープの巻付け後に開いた状態に復帰する袋上
    部絞り込み手段と、 該昇降テーブルの上面に取着されており、一端より所要
    幅のスリットを有するとともに該スリットに続いて袋の
    絞り込んだ上部を下方へ通過させ得る袋通過孔を有し、
    閉じ動作中の上の二枚の前記挟み爪と下の二枚の前記挟
    み爪の間を移動して袋の前記絞り込んだ上部を該スリッ
    トを通して袋通過孔まで入り込ませ、その後復帰移動す
    るスライドテーブルと、 該スライドテーブルに装着されておりカットされた前記
    袋の前記絞り込まれた上部を前記スライドテーブルのス
    リットに通す過程で袋の絞り込み部分に結束具を取付け
    る結束具取付機構とを備えてなり、 前記一対の袋上部挟持手段は、前記昇降テーブルの下降
    により前記袋上部絞り込み手段が前記袋内に充填された
    製品の近傍まで袋の絞り部分を引下げた時点で袋の挟持
    を解除するように構成され、 また、前記スライドテーブルは、前記袋上部絞り込み手
    段が前記袋内に充填された製品の近傍まで袋の絞り部分
    を引下げた時点で該絞り部分に向う方向に移動するよう
    に構成されていることを特徴とする袋の結束装置。
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