JPH0764057B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
- Publication number
- JPH0764057B2 JPH0764057B2 JP59075868A JP7586884A JPH0764057B2 JP H0764057 B2 JPH0764057 B2 JP H0764057B2 JP 59075868 A JP59075868 A JP 59075868A JP 7586884 A JP7586884 A JP 7586884A JP H0764057 B2 JPH0764057 B2 JP H0764057B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- carriage
- liquid
- housing
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
Description
【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明はインクジェット記録装置（液体噴射記録装置）
に係り、さらに詳しくはインクジェット記録ヘッドを着
脱自在とし、交換可能に構成したインクジェット記録装
置に関するものである。
に係り、さらに詳しくはインクジェット記録ヘッドを着
脱自在とし、交換可能に構成したインクジェット記録装
置に関するものである。
［従来技術］ インクジェット記録装置、すなわち液体噴射記録装置は
記録ヘッドの構造が簡単である、カラー記録が容易に出
来る、あるいは高速記録が可能である等の理由により近
来その利用が増加している。
記録ヘッドの構造が簡単である、カラー記録が容易に出
来る、あるいは高速記録が可能である等の理由により近
来その利用が増加している。
従来、記録ヘッドをキャリッジに搭載して記録領域に沿
って移動させて記録を行なうシリアル型の液体噴射記録
装置において、記録ヘッドをキャリッジに着脱自在に取
り付けられるようにした構成が例えば特開昭58−151259
号や特開昭58−136450号等により知られている。
って移動させて記録を行なうシリアル型の液体噴射記録
装置において、記録ヘッドをキャリッジに着脱自在に取
り付けられるようにした構成が例えば特開昭58−151259
号や特開昭58−136450号等により知られている。
しかし、その従来の構成では、操作者による記録ヘッド
のキャリッジからの取り外し操作の際の容易性が考慮さ
れていない。また、記録ヘッドをキャリッジに取り付け
るための係合部材がキャリッジ上で記録ヘッドに対しキ
ャリッジ走査方向側の両側面の外側に存在するため、キ
ャリッジの走査方向の幅を小さくすることはできず、装
置の小型化は図れない。また、キャリッジに複数の記録
ヘッドを並設する場合にもヘッドどうしを密接して取り
付けることはできず、キャリッジの走査方向の幅を小さ
くできず、装置の小型化は図れないという欠点があっ
た。
のキャリッジからの取り外し操作の際の容易性が考慮さ
れていない。また、記録ヘッドをキャリッジに取り付け
るための係合部材がキャリッジ上で記録ヘッドに対しキ
ャリッジ走査方向側の両側面の外側に存在するため、キ
ャリッジの走査方向の幅を小さくすることはできず、装
置の小型化は図れない。また、キャリッジに複数の記録
ヘッドを並設する場合にもヘッドどうしを密接して取り
付けることはできず、キャリッジの走査方向の幅を小さ
くできず、装置の小型化は図れないという欠点があっ
た。
［目 的］ 本発明の目的は、インクジェット記録装置において、イ
ンクジェット記録ヘッドを容易にキャリッジに着脱自在
に取り付けられるようにすることで、インクジェット記
録ヘッドの交換を容易とするとともに、キャリッジの走
査方向の幅を小さくして装置の小型化を図ることにあ
る。
ンクジェット記録ヘッドを容易にキャリッジに着脱自在
に取り付けられるようにすることで、インクジェット記
録ヘッドの交換を容易とするとともに、キャリッジの走
査方向の幅を小さくして装置の小型化を図ることにあ
る。
［実施例］ 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説明
する。
する。
第１図は本発明になる液体噴射記録装置の構成を示す斜
視図で、符号1aおよび1bで示すものは液体の色が違うだ
けで他の構造は同じ記録ヘッド（インクジェット記録ヘ
ッド）である。例えばヘッド1aには黒、ヘッド1bには赤
インクが内蔵されている。前記ヘッド1a,1bの手前側の
端部には引掛かり部1c,取手部1d及び1eが設けられてい
る。
視図で、符号1aおよび1bで示すものは液体の色が違うだ
けで他の構造は同じ記録ヘッド（インクジェット記録ヘ
ッド）である。例えばヘッド1aには黒、ヘッド1bには赤
インクが内蔵されている。前記ヘッド1a,1bの手前側の
端部には引掛かり部1c,取手部1d及び1eが設けられてい
る。
符号２で示すものはキャリッジでフック部2aが設けられ
ており、記録ヘッド1a及び1bは引掛かり部1cがフック部
2aに係合してキャリッジ２に交換可能に固定される。
ており、記録ヘッド1a及び1bは引掛かり部1cがフック部
2aに係合してキャリッジ２に交換可能に固定される。
記録ヘッドをキャリッジ２から取りはずすにはフック部
2aを矢印Ａ方向に回転させながら取手部1dを指先で上方
に起こし取手部1eを握んで上方に持ち上げればよい。
2aを矢印Ａ方向に回転させながら取手部1dを指先で上方
に起こし取手部1eを握んで上方に持ち上げればよい。
符号３で示すものはフレキシブルケーブルでヘッド1a及
び1bと図示していない電気制御回路とを電気的に接続し
ている。
び1bと図示していない電気制御回路とを電気的に接続し
ている。
前記キャリッジ２は、ガイド軸4,5に摺動自在に取り付
けられており、装置の一端側に設けられたモータ６の軸
に設けられた駆動プーリ７及び他端側に設けられたプー
リ８の間に張架されたワイヤ９と端部2bで結合してい
る。
けられており、装置の一端側に設けられたモータ６の軸
に設けられた駆動プーリ７及び他端側に設けられたプー
リ８の間に張架されたワイヤ９と端部2bで結合してい
る。
従ってモータ６の回転はプーリ7,8、ワイヤ９を介して
キャリッジ２に伝えられ、キャリッジ２はモータ６によ
って左右に走行される。
キャリッジ２に伝えられ、キャリッジ２はモータ６によ
って左右に走行される。
ガイド軸4,5に平行に設けられたプラテン10は記録紙11
の副走査方向の送りを行ない、プラテン10はモータ15の
ドライブギヤ12及び中間歯車13,14を介して回転され
る。
の副走査方向の送りを行ない、プラテン10はモータ15の
ドライブギヤ12及び中間歯車13,14を介して回転され
る。
次に記録動作について説明する。
モータ６の回転によりキャリッジ２は第１図中右方向に
移動し、記録ヘッド1aはキャリッジ２の移動途中、フレ
キシブルケーブル３を介して送られる印字信号に基づい
て記録紙11に記録を行なう。液体色を違う記録ヘッド1b
への記録信号は記録ヘッド1aと1bの液体吐出口間隔だけ
ずれたタイミングで記録ヘッド1bに送られる。前記２色
の印字は間隔をおいて交互に行なわれたり、特に一方の
記録ヘッドが赤で他方が黒の場合黒文字の下に赤でアン
ダーラインを引いたりする。又、本実施例では記録ヘッ
ドが２個の場合を示しているが記録ヘッドの数を３〜４
個にすることによって多色カラー記録も可能である。
移動し、記録ヘッド1aはキャリッジ２の移動途中、フレ
キシブルケーブル３を介して送られる印字信号に基づい
て記録紙11に記録を行なう。液体色を違う記録ヘッド1b
への記録信号は記録ヘッド1aと1bの液体吐出口間隔だけ
ずれたタイミングで記録ヘッド1bに送られる。前記２色
の印字は間隔をおいて交互に行なわれたり、特に一方の
記録ヘッドが赤で他方が黒の場合黒文字の下に赤でアン
ダーラインを引いたりする。又、本実施例では記録ヘッ
ドが２個の場合を示しているが記録ヘッドの数を３〜４
個にすることによって多色カラー記録も可能である。
記録ヘッド1aが右端に来るとキャリッジ２の走行は停止
し続いてモータ15の回転によりプラテンローラ10が回転
して記録紙11は副走査方向に１行分移動する。
し続いてモータ15の回転によりプラテンローラ10が回転
して記録紙11は副走査方向に１行分移動する。
続いてモータ６は逆の方向に回動してキャリッジ２は左
方向の移動を行ない記録ヘッド1a及び1bは左端迄記録を
行なう。もちろん、今度は記録ヘッド1bが先行するた
め、記録ヘッド1bはヘッド1bより所定の時間おくれたタ
イミングで記録動作を行なう。
方向の移動を行ない記録ヘッド1a及び1bは左端迄記録を
行なう。もちろん、今度は記録ヘッド1bが先行するた
め、記録ヘッド1bはヘッド1bより所定の時間おくれたタ
イミングで記録動作を行なう。
記録ヘッド1b及び1aが左端に来ると、キャリッジ２の走
行は停止し続いてモータ15の回転により記録紙11は副走
査方向に１行分移動する。以上の動作がくり返されるこ
とによって記録紙11の前面に所定の文章や画像が記録さ
れる。
行は停止し続いてモータ15の回転により記録紙11は副走
査方向に１行分移動する。以上の動作がくり返されるこ
とによって記録紙11の前面に所定の文章や画像が記録さ
れる。
第２図，第３図は本発明の記録装置のヘッドの詳細な構
造を示す斜視図である。
造を示す斜視図である。
各図において符号16で示すものは、複数の液体吐出口16
aを有する液吐出部材で、電気鋳造方を用いてニッケル
から作られたり、ガラスをエッチングして作られる。
aを有する液吐出部材で、電気鋳造方を用いてニッケル
から作られたり、ガラスをエッチングして作られる。
液吐出部材16の裏面には溝部16bが形成されており、溝
部16b中に液体吐出口16a,隔壁16cが設けられている。隔
壁16cは特定の液体吐出口16aから液体を吐出する際、他
の液体吐出口から液体を吐出させないために設けるもの
で、一方溝部16bは液体吐出口16aを囲んでいるので吐出
動作の際液体吐出口16a内のインク吐出圧力が他に逃げ
にくくなり従って液滴の吐出距離が長くなる効果を有す
る。
部16b中に液体吐出口16a,隔壁16cが設けられている。隔
壁16cは特定の液体吐出口16aから液体を吐出する際、他
の液体吐出口から液体を吐出させないために設けるもの
で、一方溝部16bは液体吐出口16aを囲んでいるので吐出
動作の際液体吐出口16a内のインク吐出圧力が他に逃げ
にくくなり従って液滴の吐出距離が長くなる効果を有す
る。
17はシリコン，ジリコニウムに比して格段に安価なガラ
ス質の材料からなる基板で、基板17上には複数の電気抵
抗17a,複数の通電電極17b,液体供給孔17cが設けられて
いる。前記電極17bに所定の電流を流すと抵抗体17aは発
熱するものである。この抵抗体17aの大きさは50μｍ×5
0μｍ程度である。上記基板17としては安価なセラミッ
クス板上の少なくとも抵抗素子を設ける近傍に温度の高
速立上りに必要な適度な蓄熱効果を有するガラス質層を
設けたものを用いてもよい。
ス質の材料からなる基板で、基板17上には複数の電気抵
抗17a,複数の通電電極17b,液体供給孔17cが設けられて
いる。前記電極17bに所定の電流を流すと抵抗体17aは発
熱するものである。この抵抗体17aの大きさは50μｍ×5
0μｍ程度である。上記基板17としては安価なセラミッ
クス板上の少なくとも抵抗素子を設ける近傍に温度の高
速立上りに必要な適度な蓄熱効果を有するガラス質層を
設けたものを用いてもよい。
18は基板保持部材で基板17を取付ける溝18a,液体供給孔
18bおよび複数の連結用の孔18cを有している。また、符
号19は収容する液袋でフランジ19aを有している。
18bおよび複数の連結用の孔18cを有している。また、符
号19は収容する液袋でフランジ19aを有している。
前記液袋19の開口部は幅Ｌ、高さＭがＬ＜Ｍなる楕円形
状をしている。ヘッド幅Ｎをできるだけ小さくして一方
液袋19の液体収容量を大きくするためには開口部を楕円
にすることは効果がある。記録ヘッド筺体１は前述した
各部のほか後方引掛かり部1f,複数の結合ピン1g,液袋収
納部1hを有している。又下端に設けられた切欠部1iは突
片1iを折り取ることによって作られる。突片1jは記録ヘ
ッド1a,1bの下端に４個所設けられており液袋19内の液
色に対応した位置を折り取ることによって液色に対応し
た切欠部1iを作る。
状をしている。ヘッド幅Ｎをできるだけ小さくして一方
液袋19の液体収容量を大きくするためには開口部を楕円
にすることは効果がある。記録ヘッド筺体１は前述した
各部のほか後方引掛かり部1f,複数の結合ピン1g,液袋収
納部1hを有している。又下端に設けられた切欠部1iは突
片1iを折り取ることによって作られる。突片1jは記録ヘ
ッド1a,1bの下端に４個所設けられており液袋19内の液
色に対応した位置を折り取ることによって液色に対応し
た切欠部1iを作る。
次に第４図に基づいて記録ヘッドの組立状態及び記録ヘ
ッド1a,1bのキャリッジ２への取付け状態及び記録ヘッ
ド1a,1bの記録動作を説明する。第４図は第１図に於い
て記録ヘッド1aの中心方向で断面した断面図である。
ッド1a,1bのキャリッジ２への取付け状態及び記録ヘッ
ド1a,1bの記録動作を説明する。第４図は第１図に於い
て記録ヘッド1aの中心方向で断面した断面図である。
液吐出部材16と基板17は接着剤により結合している。更
に基板17と保持部材18も接着剤により結合している。
に基板17と保持部材18も接着剤により結合している。
保持部材18に設けられたフランジ部18dの外周に溝部18e
が設けられており、前記溝部18eの中に液袋19のフラン
ジ部19aの内側が喰い込む状態で液体20の入った液袋19
は保持部材と結合する。
が設けられており、前記溝部18eの中に液袋19のフラン
ジ部19aの内側が喰い込む状態で液体20の入った液袋19
は保持部材と結合する。
以上の状態で第２図において筺体１の結合ピン1gが保持
部材18の結合孔18cに貫通し、更に結合ピン1gの先端を
つぶすことによって保持部材18と筺体１は結合する。前
記保持部材18と筺体１の結合は自動機械で行なう場合、
前述したごとく液袋19は溝部18eに喰い込んだ状態で強
く保持部材18に結合しているので筺体１を取り付ける
際、液袋19が保持部材18から外れる心配がなく組立性が
向上するものである。
部材18の結合孔18cに貫通し、更に結合ピン1gの先端を
つぶすことによって保持部材18と筺体１は結合する。前
記保持部材18と筺体１の結合は自動機械で行なう場合、
前述したごとく液袋19は溝部18eに喰い込んだ状態で強
く保持部材18に結合しているので筺体１を取り付ける
際、液袋19が保持部材18から外れる心配がなく組立性が
向上するものである。
次に記録ヘッド1a,1bがキャリッジ２に取り付く状態を
説明する。
説明する。
記録ヘッド1a,1bの後方引掛かり部1fがキャリッジ２の
孔2cと、前方引掛かり部1cとフック2aが夫々結合して記
録ヘッド1a,1bはキャリッジ２に固定される。
孔2cと、前方引掛かり部1cとフック2aが夫々結合して記
録ヘッド1a,1bはキャリッジ２に固定される。
引掛かり部1c及び1fは、筺体１に設けられているので記
録ヘッド１がキャリッジ２に固定される際の力は筺体１
にかかって来るが筺体１の剛性が高いので上記力を吸収
してしまい抵抗素子17aを有する基板17は前記力による
歪の影響をほとんど受けない。従って記録ヘッドをキャ
リッジに取付けることによって抵抗素子が破壊されるこ
とはない。
録ヘッド１がキャリッジ２に固定される際の力は筺体１
にかかって来るが筺体１の剛性が高いので上記力を吸収
してしまい抵抗素子17aを有する基板17は前記力による
歪の影響をほとんど受けない。従って記録ヘッドをキャ
リッジに取付けることによって抵抗素子が破壊されるこ
とはない。
一方引掛かり部を記録ヘッドの前方及び後方に設けたた
め記録ヘッド1a,1bを並設する際、隣り合う間に空間を
設けず複数の記録ヘッドを密接してキャリッジ２に取付
けることが可能になる。
め記録ヘッド1a,1bを並設する際、隣り合う間に空間を
設けず複数の記録ヘッドを密接してキャリッジ２に取付
けることが可能になる。
密接した状態で記録ヘッドか並設されると記録ヘッド間
の液体吐出口間隔を小さくすることが出来、従ってキャ
リッジ２の記録紙１に対する走査ストロークも小さくな
り記録装置を小型化することが出来る。
の液体吐出口間隔を小さくすることが出来、従ってキャ
リッジ２の記録紙１に対する走査ストロークも小さくな
り記録装置を小型化することが出来る。
キャリッジ２の上面に設けられた突出部材2dは記録ヘッ
ド1a,1bの切欠部1iと係合するもので、複数のヘッドの
取付け位置に対応して突出部も複数個設けられているの
で、例えば黒色の液体を有するヘッドは定まった位置に
しか取付けられない。
ド1a,1bの切欠部1iと係合するもので、複数のヘッドの
取付け位置に対応して突出部も複数個設けられているの
で、例えば黒色の液体を有するヘッドは定まった位置に
しか取付けられない。
液袋19中の液体20は保持部材18の液体供給孔18bと基板1
7の液体供給孔17cを通って液吐出部材16の溝部16bに供
給される。
7の液体供給孔17cを通って液吐出部材16の溝部16bに供
給される。
液袋19に液体20を入れる際、液袋19を押しつぶして液体
を入れてあるため、液袋19の復元力により液体吐出口16
a内の液体は常に液袋にもどる力が作用しているので大
気圧の変動や、記録ヘッド1a,1bに与えられる振動によ
って液体が液体吐出口16aからもれることはない。
を入れてあるため、液袋19の復元力により液体吐出口16
a内の液体は常に液袋にもどる力が作用しているので大
気圧の変動や、記録ヘッド1a,1bに与えられる振動によ
って液体が液体吐出口16aからもれることはない。
次に記録動作について説明する。
第４図に符号21で示すヘッド制御部が発生する記録パル
ス電流はフレキシブルケーブル３の先端に設けられてい
る電極部3aから基板17の電極17bを通して抵抗体17aに送
られる。印字パルスが加えられた抵抗対17aは瞬時に300
℃程度迄発熱するので抵抗体17a上の液体20は瞬時に気
化して気泡が発生する。従って液体吐出口16a内の液体2
0は前記気泡によって液体吐出口16aから飛び出し記録紙
11に当って記録が行なわれる。液体吐出口16aから液体
が吐出すると溝部16bは負圧になるので液袋19の液体20
は前記溝部16に流入する。キャリッジ２の移動中に上記
記録動作がくり返されて記録紙11面に文字及び画像が形
成される。
ス電流はフレキシブルケーブル３の先端に設けられてい
る電極部3aから基板17の電極17bを通して抵抗体17aに送
られる。印字パルスが加えられた抵抗対17aは瞬時に300
℃程度迄発熱するので抵抗体17a上の液体20は瞬時に気
化して気泡が発生する。従って液体吐出口16a内の液体2
0は前記気泡によって液体吐出口16aから飛び出し記録紙
11に当って記録が行なわれる。液体吐出口16aから液体
が吐出すると溝部16bは負圧になるので液袋19の液体20
は前記溝部16に流入する。キャリッジ２の移動中に上記
記録動作がくり返されて記録紙11面に文字及び画像が形
成される。
本発明は以上の図面をもって説明した構造の液体噴射記
録装置に適用した場合、最大の効果が得られるものであ
るが、この他例えばドイツ公開2843064号公報、ドイツ
公開2944005号公報に記載されたタイプの液体噴射記録
装置にも有効に適用される。
録装置に適用した場合、最大の効果が得られるものであ
るが、この他例えばドイツ公開2843064号公報、ドイツ
公開2944005号公報に記載されたタイプの液体噴射記録
装置にも有効に適用される。
［効 果］ 以上の説明から明らかなように本発明のインクジェット
記録装置によれば、インクジェット記録ヘッドの筐体の
記録側面から記録領域側に向かって突出して設けられた
第１の引掛かり部をキャリッジの受け部に挿入し、前記
筐体の記録側面と対向する対向面から記録領域と反対側
に向かって突出して設けられた第２の引掛かり部にキャ
リッジの係合部を係合させることにより、記録ヘッドを
キャリッジに簡単に取り付けることができる。また前記
係合を外せば、第２の引掛かり部と異なる位置で前記対
向面から記録領域側と反対側に向かって突出して筐体に
設けられた取手部を摘んで記録ヘッドを簡単に取り外す
ことができる。従って、記録ヘッドの交換を容易に行う
ことができる。
記録装置によれば、インクジェット記録ヘッドの筐体の
記録側面から記録領域側に向かって突出して設けられた
第１の引掛かり部をキャリッジの受け部に挿入し、前記
筐体の記録側面と対向する対向面から記録領域と反対側
に向かって突出して設けられた第２の引掛かり部にキャ
リッジの係合部を係合させることにより、記録ヘッドを
キャリッジに簡単に取り付けることができる。また前記
係合を外せば、第２の引掛かり部と異なる位置で前記対
向面から記録領域側と反対側に向かって突出して筐体に
設けられた取手部を摘んで記録ヘッドを簡単に取り外す
ことができる。従って、記録ヘッドの交換を容易に行う
ことができる。
また、第１と第２の引掛かり部とフック部は、筐体の記
録側面あるいはそれに対向する対向面から記録領域側あ
るいはそれと反対側に向かってて突出しており、キャリ
ッジの走査方向の両側に突出しないので、記録ヘッドの
キャリッジ走査方向の幅を小さくでき、かつキャリッジ
上で複数の記録ヘッドどうしを密接して取り付けること
ができ、これによりキャリッジの走査方向の幅を小さく
でき、装置の小型化を図れる。
録側面あるいはそれに対向する対向面から記録領域側あ
るいはそれと反対側に向かってて突出しており、キャリ
ッジの走査方向の両側に突出しないので、記録ヘッドの
キャリッジ走査方向の幅を小さくでき、かつキャリッジ
上で複数の記録ヘッドどうしを密接して取り付けること
ができ、これによりキャリッジの走査方向の幅を小さく
でき、装置の小型化を図れる。
さらに、記録ヘッドのインク吐出部は、記録ヘッドの剛
性の高い筐体の記録側面から記録領域側に向かって突出
して設けられた保持部材に保持されているので、記録ヘ
ッドをキャリッジに固定する際の力による歪の影響を受
けず、それによる素子の破壊等がないという優れた効果
が得られる。
性の高い筐体の記録側面から記録領域側に向かって突出
して設けられた保持部材に保持されているので、記録ヘ
ッドをキャリッジに固定する際の力による歪の影響を受
けず、それによる素子の破壊等がないという優れた効果
が得られる。
図は本発明の一実施例を説明するもので、第１図は記録
装置の要部の斜視図、第２図は記録ヘッドの分解斜視
図、第３図は液体吐出口の斜視図、第４図は要部の縦断
側面図である。 １……筺体、1a,1b……記録ヘッド 1c……引掛かり部、1d……取手 1f……後方引掛かり部 1g……結合ピン、1h……液袋収納部 1i……切欠部、1j……突片 ２……キャリッジ、2a……フック部 10……プラテン、11……記録紙 16……液吐出部材、16a……液体吐出口 16b……溝部、16c……隔壁 17……基板、17a……電気抵抗体 18……基板保持部材、19……液袋 20……液体
装置の要部の斜視図、第２図は記録ヘッドの分解斜視
図、第３図は液体吐出口の斜視図、第４図は要部の縦断
側面図である。 １……筺体、1a,1b……記録ヘッド 1c……引掛かり部、1d……取手 1f……後方引掛かり部 1g……結合ピン、1h……液袋収納部 1i……切欠部、1j……突片 ２……キャリッジ、2a……フック部 10……プラテン、11……記録紙 16……液吐出部材、16a……液体吐出口 16b……溝部、16c……隔壁 17……基板、17a……電気抵抗体 18……基板保持部材、19……液袋 20……液体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮川 晃 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−151259（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−136450（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】記録領域に配された記録媒体にインク吐出
部からインクを吐出して記録を行うインクジェット記録
装置において、 前記記録領域に対向する記録側面と該記録側面に対向す
る対向面とを有する剛性の高い筐体と、前記インクを収
納するために前記筐体に設けられたインク収納部と、前
記インク吐出部を保持するために前記記録側面から記録
領域側に向かって突出して前記筐体に設けられた保持部
材と、該保持部材の近傍で前記記録側面から記録領域側
に向かって突出して前記筐体に設けられた第１の引掛か
り部と、該第１の引掛かり部に対向した位置で前記対向
面から記録領域側と反対側に向かって突出して前記筐体
に設けられた第２の引掛かり部と、該第２の引掛かり部
と異なる位置で前記対向面から記録領域側と反対側に向
かって突出して前記筐体に設けられた取手部と、を有す
る複数のインクジェット記録ヘッドと、 前記第１の引掛かり部を挿入可能な受け部と、前記第２
の引掛かり部と係合する係合部と、を有して前記インク
ジェット記録ヘッドを前記記録領域に沿って移動させる
ためのキャリッジと、 を具備して、前記第１の引掛かり部を前記受け部に挿入
し、前記第２の引掛かり部に前記係合部を係合させて前
記インクジェット記録ヘッドを前記キャリッジに着脱自
在に装着可能とすることを特徴とするインクジェット記
録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59075868A JPH0764057B2 (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59075868A JPH0764057B2 (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60219059A JPS60219059A (ja) | 1985-11-01 |
| JPH0764057B2 true JPH0764057B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=13588660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59075868A Expired - Lifetime JPH0764057B2 (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0764057B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4709245A (en) * | 1986-12-22 | 1987-11-24 | Eastman Kodak Company | Ink jet printer for cooperatively printing with a plurality of insertable print/cartridges |
| US6003985A (en) * | 1991-12-11 | 1999-12-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording apparatus |
| EP0715959B1 (en) * | 1991-12-11 | 1999-06-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet cartridge and ink tank |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58136450A (ja) * | 1982-02-09 | 1983-08-13 | Nec Corp | インクジエツト記録装置 |
| JPS58151259A (ja) * | 1982-12-27 | 1983-09-08 | Seiko Epson Corp | 印刷装置 |
-
1984
- 1984-04-17 JP JP59075868A patent/JPH0764057B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60219059A (ja) | 1985-11-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |