JPH0764032B2 - プリプレグよりなる成形品の製造装置 - Google Patents
プリプレグよりなる成形品の製造装置Info
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- JPH0764032B2 JPH0764032B2 JP4065945A JP6594592A JPH0764032B2 JP H0764032 B2 JPH0764032 B2 JP H0764032B2 JP 4065945 A JP4065945 A JP 4065945A JP 6594592 A JP6594592 A JP 6594592A JP H0764032 B2 JPH0764032 B2 JP H0764032B2
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- prepreg
- molded product
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Description
形品の製造装置に関するものである。
レグよりなる成形品の製造方法としては、強化繊維を内
部に有した熱可塑性樹脂よりなるシート状のプリプレグ
をテープ状に引裂き、このテープ状のプリプレグを熱可
塑性樹脂の溶融温度近くまで予熱し、予熱したこのテー
プ状のプリプレグを成形台によって所定の形状に加熱成
形し、この成形台から成形品を引抜く方法がある。
をテープ状に引裂く引裂き装置においては、従来、シー
ト状のプリプレグを平行なテープ状のプリプレグにうま
く引裂くことができないという問題があった。
いても、従来は、成形品を単に引抜き方向に引っ張るだ
けであったため、うまく成形台から成形品を引抜くこと
ができないという問題があった。
のようなプリプレグの製造方法において、シート状のプ
リプレグをテープ状に引裂くことができる引裂き装置お
よび成形台から成形品をうまく引抜くことができる引抜
き装置を提供するものである。
プレグよりなる成形品の製造装置は、強化繊維を内部に
有した熱可塑性樹脂よりなるシート状のプリプレグをテ
ープ状に裂く引裂き手段と、テープ状のプリプレグを熱
可塑性樹脂の溶融温度近くまで予熱する予熱手段と、予
熱したテープ状のプリプレグを所定の形状に加熱成形し
て成形品を製造する成形ダイとよりなるプリプレグより
なる成形品の製造装置において、前記引裂き手段は、バ
ックアップロールと、このバックアップロールの上方に
所定の間隔毎に配された複数の円盤状のカッタとよりな
り、前記複数のカッタは、前記バックアップロールに押
圧され、シート状のプリプレグを前記バックアップロー
ルと前記複数のカッタの間を走行させることによりテー
プ状に引き裂くものであるものである。
形品の製造装置は、強化繊維を内部に有した熱可塑性樹
脂よりなるシート状のプリプレグをテープ状に裂く引裂
き手段と、テープ状のプリプレグを熱可塑性樹脂の溶融
温度近くまで予熱する予熱手段と、予熱したテープ状の
プリプレグを所定の形状に加熱成形して成形品を製造す
る成形ダイと、この成形ダイから成形品を引抜く引抜き
手段とよりなるプリプレグよりなる成形品の製造装置に
おいて、前記引抜き手段は、前記成形品を把持する複数
の把持部材と、前記把持部材を、成形品の把持位置から
引抜き終了位置まで引抜き方向に沿って移動させ、ま
た、この把持部材を、引抜き終了位置から把持位置まで
戻す移動手段とよりなり、一の把持部材が成形品を把持
して引抜き方向に移動している間は、他の把持部材は、
把持位置で待機しているものである。
装置の引裂き手段は、シート状のプリプレグをバックア
ップロールと複数のカッタの間を走行させることによ
り、バックアップロールに押圧されている複数のカッタ
が、シート状のプリプレグをテープ状に引裂く。
造装置の引抜き手段であると、一の把持部材が成形品を
把持して引抜き方向に移動して成形台から成形品を引抜
くため、うまく成形台から成形品を引抜くことができ
る。また、他の把持部材が、把持位置で待機しているた
め、長尺状の成形品であっても次々に成形品を把持して
引抜き方向に移動するためスムーズに成形台から引抜く
ことができる。
明する。
0の正面図である。
部に有した熱可塑性樹脂Jよりなるシート状のプリプレ
グを巻回した巻出し装置である。
テープ状に引き裂く引裂き装置である。
リプレグBを予熱するための予熱装置である。
筒状の成形品Sを成形する成形ダイである。
めの引き抜き装置である。
に切断する切断装置である。
ついて説明する。
図3に基づいて説明する。
めのバックロールである。このバックロール24は、不
図示のモータによって駆動する。
ための一対の支持部材である。
ある。
れたカッタ支持部である。このカッタ支持部30には、
幅方向に所定間隔毎に円盤状のスリット用カッタ32が
複数枚設けられている。そして、このカッタ支持部30
は、円盤状のカッタ32を空気圧によって、バックロー
ル24に押圧している。そして、バックロール24の回
転と共に円盤状のカッタ32が回転する。
し装置12から巻出されたシート状のプリプレグBは、
カッタ32とバックロール24との間に案内され、バッ
クロール24の駆動によって走行する。この場合に、カ
ッタ32が所定間隔毎にバックロール24に押圧されて
いるため、このカッタ32がバックロール24と共に回
転して、1枚のシート状のプリプレグBを切断して複数
本のテープ状のプリプレグBにする。
に基づいて説明する。
ランクである。
に設けられた一対のノズルである。ノズル36は、テー
プ状のプリプレグBの走行路の上方に設けられ、また、
ノズル38は走行路の下方に設けられている。そして、
このノズル36,38から同一平面状に並べられたテー
プ状のプリプレグBの上下に加熱空気を噴射して予熱す
るものである。
走行路に沿って所定間隔毎に配され、このノズル部40
の両端部に、ノズル部40に加熱空気を送るパイプ42
がそれぞれ設けられている。パイプ42には、給気口4
4から加熱空気が送られる。ノズル部40には、走行路
に対向する面に噴射口46が複数個設けられている。こ
れにより、給気口44から供給された加熱空気は、パイ
プ42、ノズル部40を通って噴射口48から噴射し、
テープ状のプリプレグBを加熱する。同様に、ノズル3
8もテープ状のプリプレグBに下方から加熱空気を噴射
する。
塑性樹脂Jの溶融温度よりも低い温度、好ましくは溶融
温度よりも5℃〜20℃低い温度に予熱する。このよう
に、溶融温度よりも低い温度に予熱するのは、熱可塑性
樹脂Jが溶融してべとつかないようにするためである。
プレグBを同一平面状に並べて、その上下から加熱空気
を噴射する方法であったが、これに代えて、テープ状に
したプリプレグBをあらかじめ成形する立体形状(例え
ば、円筒形)に並べて、この立体形状のプリプレグBに
対し加熱空気を噴射して予熱してもよい。
いて説明する。
設けられ、走行路の後側に冷却部50が設けられてい
る。
18は、上型52、下型54及び中型56とよりなる。
上型52は、下面に半円筒状の切欠部が設けられ、下型
54は上面に半円筒形の切欠部が設けられている。中型
56は円筒状に構成されている。そして、これら型5
2,54,56を組合せた場合に、各型の隙間によって
円筒状の金型が構成される。
隔てる断熱部である。
型52,54,56の間に、テープ状のプリプレグBを
通しておき、その後に、加熱及び冷却を開始して成形を
開始する。
の溶融温度よりも高く加熱して熱可塑性樹脂Jを溶融し
て所定の形状に成形する。この加熱方法としては、電熱
方法や、高温の油が通るパイプを加熱部48の内部に配
しておく。
状のプリプレグBは、溶融して互いに付着し、円筒状の
成形品Sとなる。この円筒状の成形品Sの状態で冷却部
50を通過して冷却し成形品Sとする。
て説明する。
を把持する把持部材60が2個設けられ、この把持部材
60が、モータ64によって駆動するベルト62によっ
てそれぞれ進行方向に移動する。
点からB点まで移動することによって、円筒状の成形品
Sを進行方向に移動させるものである。また、2個の把
持部材60のうち、片方の把持部材60が成形品Sを引
き抜いている間に、他方の把持部材60がB点からA点
に戻り、成形品Sを引き抜ける状態に待機する。
るプリプレグBの変化の状態を、図9〜図12の模式図
に基づいて説明する。
が含浸した状態を示すシート状プリプレグBである。
き装置14によって、所定の間隔毎に切断したテープ状
のプリプレグBである。
プ状のプリプレグBを円筒状に配して成形ダイ18に送
り込む。
が、成形ダイ18によって加熱成形されることによっ
て、図12に示すような円筒状の成形品Sが完成する。
強化繊維Tの間に熱可塑性樹脂Jが含浸したシート状の
プリプレグBを使用していることと、成形ダイ18に至
るまでに、予熱装置16によって予め溶融温度近くまで
テープ状のプリプレグBを加熱していることにより、成
形ダイの大きさ、すなわち加熱部48の大きさを小さく
することができる。
った成形ダイの大きさが、30cm程度で済む。
むため、引き抜き装置20によって引き抜くための力が
従来の装置よりも少なくて済む。
合に、従来は、成形ダイの大きさが大きいため、この金
型に費用がかかったが、本実施例の場合には上記したよ
うに成形ダイの大きさを小さくすることができるため、
各金型の費用を抑えることができる。
成形品の製造装置においては、シート状のプリプレグ
を、バックアップロールと複数の円盤状のカッタの間に
走行させて引裂くため、テープ状のプリプレグに引裂く
ことができる。
造装置においては、成形品を把持して成形台から引抜く
ため、スムーズに成形台から引抜くことができる。ま
た、複数の把持部材を次々に成形品に把持させて引抜く
ため、長尺状の成形品であっても引抜くことができる。
置の正面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】強化繊維を内部に有した熱可塑性樹脂より
なるシート状のプリプレグをテープ状に裂く引裂き手段
と、 テープ状のプリプレグを熱可塑性樹脂の溶融温度近くま
で予熱する予熱手段と、 予熱したテープ状のプリプレグを所定の形状に加熱成形
して成形品を製造する成形ダイとよりなるプリプレグよ
りなる成形品の製造装置において、 前記引裂き手段は、 バックアップロールと、 このバックアップロールの上方に所定の間隔毎に配され
た複数の円盤状のカッタとよりなり、 前記複数のカッタは、前記バックアップロールに押圧さ
れ、 シート状のプリプレグを前記バックアップロールと前記
複数のカッタの間を走行させることによりテープ状に引
き裂くものである ことを特徴とするプリプレグよりなる
成形品の製造装置。 - 【請求項2】強化繊維を内部に有した熱可塑性樹脂より
なるシート状のプリプレグをテープ状に裂く引裂き手段
と、 テープ状のプリプレグを熱可塑性樹脂の溶融温度近くま
で予熱する予熱手段と、 予熱したテープ状のプリプレグを所定の形状に加熱成形
して成形品を製造する成形ダイと、 この成形ダイから成形品を引抜く引抜き手段とよりなる
プリプレグよりなる成形品の製造装置において、 前記引抜き手段は、 前記成形品を把持する複数の把持部材と、 前記把持部材を、成形品の把持位置から引抜き終了位置
まで引抜き方向に沿って移動させ、また、この把持部材
を、引抜き終了位置から把持位置まで戻す移動手段とよ
りなり、 一の把持部材が成形品を把持して引抜き方向に移動して
いる間は、他の把持部材は、把持位置で待機している こ
とを特徴とするプリプレグよりなる成形品の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4065945A JPH0764032B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | プリプレグよりなる成形品の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4065945A JPH0764032B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | プリプレグよりなる成形品の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05269831A JPH05269831A (ja) | 1993-10-19 |
JPH0764032B2 true JPH0764032B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=13301621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4065945A Expired - Lifetime JPH0764032B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | プリプレグよりなる成形品の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0764032B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2552626B2 (ja) * | 1994-01-10 | 1996-11-13 | 中小企業事業団 | プリプレグテープの予熱装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5026447A (en) * | 1989-02-10 | 1991-06-25 | Phillips Petroleum Company | Method for making variable cross section pultruded thermoplastic composite articles |
US4992229A (en) * | 1989-02-14 | 1991-02-12 | Phillips Petroleum Company | Thermoplastic re-pultrusion |
-
1992
- 1992-03-24 JP JP4065945A patent/JPH0764032B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05269831A (ja) | 1993-10-19 |
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