JPH0763994A - 赤外顕微鏡 - Google Patents

赤外顕微鏡

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JPH0763994A
JPH0763994A JP23402593A JP23402593A JPH0763994A JP H0763994 A JPH0763994 A JP H0763994A JP 23402593 A JP23402593 A JP 23402593A JP 23402593 A JP23402593 A JP 23402593A JP H0763994 A JPH0763994 A JP H0763994A
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忠志 和知
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マッピング測定の各測定点での赤外測定を合
焦状態で行なえるようにするとともに、試料表面の形状
に関するデータも得ることができるようにする。 【構成】 試料面のXY平面内の複数点での測定を行な
うマッピング測定用の測定点を設定するためのマッピン
グ測定点設定部102、マッピング測定点設定部102
に設定された測定点への試料ステージの移動を制御する
マッピング制御部103、試料ステージにより位置決め
された各測定点において試料ステージをZ軸方向に移動
させ、撮像素子100からの画像情報をもとにして合焦
位置を求めるオートフォーカス部104、各測定点のX
Y位置データとオートフォーカス部104により求めら
れた合焦位置でのZ位置データとを記憶する試料表面デ
ータ記憶部105、及び各測定点でオートフォーカス部
104により求められた合焦位置での赤外検出部101
による検出データを記憶する赤外データ記憶部106が
設けられている。出力としては赤外データ記憶部106
からの赤外マッピングデータと試料表面データ記憶部1
05からの試料表面データをともに出力でき。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は試料測定部位の画像情報
を検出する撮像素子と、試料測定部位の赤外情報を検出
する赤外検出部とを備えた赤外顕微鏡に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】赤外顕微鏡においては試料面のXY平面
内の複数点での測定を行なうマッピング測定を行なうこ
とができるようにしたものが実用化されている。そのよ
うな赤外顕微鏡では、試料の多数の点での赤外測定を行
なうために、測定しようとする測定点の位置を設定して
おき、その位置情報に従って電動XYステージを駆動し
て各測定点での赤外測定を順次自動的に行なっていく。
試料のZ軸方向に対しては最初に可視光による焦点合わ
せを手動で行ない、XY平面内の第2点目以降の測定点
についてはコンピュータ制御によりXYステージを動か
せることによって測定点を移動させるが、2点目以降の
測定点での焦点合わせを行なっていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】試料表面が平坦な場合
は測定点の第1点目で焦点合わせをするだけですむ場合
もあるが、凹凸のある試料の場合には、第2点目以降の
測定点は焦点でないところで赤外測定を行なっているこ
とになる。特に異物を含んだ試料でその異物の分析を行
なうような場合には特に試料表面が凹凸をもっているこ
とが多い。また、赤外顕微鏡で試料の表面形状に関する
データを得るようにしたものは存在しない。そこで、本
発明は表面に凹凸をもつ試料であってもマッピング測定
の各測定点での赤外測定を合焦状態で行なえるようにす
るとともに、試料表面の形状に関するデータも得ること
ができるようにすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】図1により本発明を示
す。試料測定部位の赤外情報を検出するために赤外光
源、干渉計、赤外検出器などを含む赤外検出部101を
備え、試料表面を可視光で観察したり焦点合わせを行な
うために試料測定部位の画像情報を検出する撮像素子1
00が設けられている。試料面のXY平面内の複数点で
の測定を行なうマッピング測定用の測定点を設定するた
めのマッピング測定点設定部102、マッピング測定点
設定部102に設定された測定点への試料ステージの移
動を制御するマッピング制御部103、試料ステージに
より位置決めされた各測定点において試料ステージをZ
軸方向に移動させ、撮像素子100からの画像情報をも
とにして合焦位置を求めるオートフォーカス部104、
各測定点のXY位置データとオートフォーカス部104
により求められた合焦位置でのZ位置データとを記憶す
る試料表面データ記憶部105、及び各測定点でオート
フォーカス部104により求められた合焦位置での赤外
検出部101による検出データを記憶する赤外データ記
憶部106が設けられている。出力としては赤外データ
記憶部106からの赤外マッピングデータ及び試料表面
データ記憶部105からの試料表面データをともに出力
できるようになっている。
【0005】
【作用】マッピング測定点設定部102によりマッピン
グ測定しようとする測定点(xn,yn)を設定し、測
定動作を開始させると、その設定された測定点に試料を
順次位置決めするように試料ステージのXYステージが
マッピング制御部103によって制御される。各位置決
めされた測定点においては、オートフォーカス部104
が撮像素子100から画像情報を入力し、試料ステージ
のZステージを制御して試料ステージをZ軸方向に移動
させて合焦位置を求める。合焦位置の求め方としては種
々の方法が知られており、いずれの方法によってもよい
が、例えば実施例で説明するようなコントラスト関数を
求めてその関数が最大となる位置を合焦位置とする方法
をとることができる。合焦位置が求められると、その測
定点について赤外検出部101により赤外吸収スペクト
ルを求められたり、ある波数での赤外吸収値が求められ
る。求められた赤外データはXY位置データとともに赤
外データ記憶部106に記憶されていく。設定された各
測定点で同様にしてオートフォーカス部104で合焦点
が求められ、合焦点での赤外データが求められることに
より、赤外データ記憶部106には赤外マッピングデー
タが記憶される。
【0006】一方、オートフォーカス部104で求めら
れた合焦位置のZ位置データはその測定点でのXY位置
データとともに試料表面データ記憶部105に記憶され
ていき、試料表面データ記憶部105にはその試料表面
の形状に関するデータが記憶されることになる。試料表
面データ記憶部105と赤外データ記憶部106の記憶
データは随時モニタ上や記録計上に出力することができ
る。
【0007】
【実施例】図2は一実施例の外観図であり、(A)は全
体の概略正面図、(B)はその赤外顕微鏡部の側面図で
ある。赤外顕微鏡部25には試料が置かれる試料ステー
ジ26が電動XYステージとなっており、試料をXY平
面内で移動させるとともに、試料ステージ26がZステ
ージ27に取りつけられ、試料は試料ステージ26とと
もにZ軸方向にも移動させられて光学系の焦点の合った
合焦位置に位置決めされる。試料ステージ26を挾んで
その上側には反射対物鏡として上部カセグレイン鏡15
が配置され、下部にはコンデンサとして下部カセグレイ
ン鏡14が配置されている。赤外顕微鏡部25には試料
測定部位の画像情報を得る手段として撮像素子のビデオ
カメラ28が設けられている。44は赤外検出部の一部
を構成する干渉計である。29はシステムコントロール
部であり、赤外顕微鏡部25及び干渉計44と通信・信
号・電力用ケーブル30で接続されている。43は得ら
れたデータを出力するモニタ用CRTである。
【0008】図3により赤外顕微鏡部の光学系を説明す
る。赤外測定を行なうために、紙面垂直方向の奥側に配
置された干渉計からの赤外光を赤外顕微鏡の光路上に導
入するためにミラー9が配置され、反射測定モード時に
試料にその赤外光を導くために、ミラー7、集光鏡8及
びエッジミラー20が配置されている。試料ステージ1
6の上部には上部カセグレイン鏡15、下部には下部カ
セグレイン鏡14が配置され、ミラー9,7、集光鏡8
及びエッジミラー20を含む光学系により導かれた赤外
光がカセグレイン鏡15により試料ステージ16上の試
料に表面側から集光して照射される。透過測定モードで
ミラー9により導入された赤外光を試料に導入するため
に、ミラー11、集光鏡10及びミラー13が配置さ
れ、これらの光学系により導かれた赤外光は下部カセグ
レイン鏡14によって試料ステージ16上の試料に裏面
側から集光して照射される。試料からの反射赤外光又は
透過赤外光を検出器6へ導くために、上部カセグレイン
鏡15から赤外光を導くアパーチャ17、ミラー3,4
及び集光鏡5が配置されている。
【0009】可視光による観察又はビデオカメラによる
画像情報の検出を行なうために、反射観察モードのため
の可視光光源1が上部に配置され、その光源1からの可
視光を光路上に導くためにハーフミラー2と集光鏡21
が配置されている。導かれた可視光は上部カセグレイン
鏡15により試料上に表面側から集光して照射される。
透過観察モードのために、下部には可視光光源22が配
置されており、光源22からの可視光を光路に導入する
ために、ミラー12が配置されている。そのミラー12
からミラー13、下部カセグレイン鏡14を経て試料の
裏面側から試料に可視光が集光して照射される。試料か
らの反射光又は透過光はカセグレイン鏡15からアパー
チャ17を経て、集光鏡21及びハーフミラー2を通
り、レンズ18でビデオカメラ19に導かれる。ビデオ
カメラ19の位置にはビデオカメラに代えて三眼鏡筒を
配置することができるようになっている。これらの光学
素子のうち、ハーフミラー2、ミラー12、エッジミラ
ー20及び集光鏡21は光路に対して出入れ可能に配置
されており、ミラー9はその反射方向を変更できるよう
に角度が可変に指示されている。
【0010】図3は反射測定モードを表したものであ
る。集光鏡21は光路から除かれている。干渉計からの
赤外光がミラー9により導かれて、ミラー7、集光鏡8
からエッジミラー20を経て上部カセグレイン鏡15で
集光されて試料ステージ16上の試料に照射される。試
料からの反射赤外光が上部カセグレイン鏡15で集めら
れ、ミラー3,4から集光鏡5を経て検出器6へ導かれ
て検出される。
【0011】図4は反射観察モードを表したものであ
る。上側の光源1が点灯され、その光源1からの可視光
がハーフミラー2、集光鏡21を経て上部カセグレイン
鏡15で集光されて試料ステージ16上の試料に照射さ
れる。試料からの反射光が上部カセグレイン鏡15で集
められ、集光鏡21からハーフミラー2を経てレンズ1
8でビデオカメラ19又は三眼鏡筒に導入される。
【0012】図5は透過測定モードを表したものであ
る。赤外光を導入するミラー9の角度が変えられ、干渉
計からの赤外光がミラー9によって下側のミラー11へ
導かれ、集光鏡10からミラー13を経て下部カセグレ
イン鏡14によって試料の裏面側から試料に集光され
る。試料を透過した赤外光は上部カセグレイン鏡16で
集められ、ミラー3,4及び集光鏡5を経て検出器6へ
導かれて検出される。
【0013】図6は透過観察モードを表したものであ
る。下側の光源22が点灯され、その光源22からの可
視光がミラー12,13を経て下部カセグレイン鏡14
で集光され、試料の裏面側から試料に照射される。試料
を透過した可視光が上部カセグレイン鏡15で集めら
れ、集光鏡21を経てレンズ18で集光されてビデオカ
メラ19又は三眼鏡筒へ導かれる。
【0014】図7は一実施例における制御系を表したも
のである。図の右側に顕微鏡部25が示され、左側にシ
ステムコントロール部29が示されている。システムコ
ントロール部29は動作を制御するために、内部バス3
6に接続されたCPU39を備え、干渉計44と赤外顕
微鏡部25との間を接続するためにシグナル用ポート3
5が内部バス36に接続されている。検出された赤外デ
ータやマッピングを行なったXY位置及びオートフォー
カス動作を行なって焦点合わせを行なった合焦位置(Z
位置)などを記憶するメモリのSRAM32、動作制御
プログラムを記憶したメモリのROM38、及びSRA
M32の記憶データを画像としてモニタのCRT43へ
出力するための画像処理部42が内部バス36を介して
CPU39に接続されている。測定者と交信できるよう
にするためにキーボード41がキーボード用I/Oポー
ト40を介して内部バス36に接続されている。
【0015】赤外顕微鏡部25にはコントロール部25
aが設けられ、コントロール部25aの動作を制御する
ために、内部バス48に接続されたCPU49が設けら
れている。システムコントロール部29との間でデータ
や命令の授受を行なう通信用IC45、データを一時記
憶するメモリのSRAM46、動作プログラム記憶した
ROM47、及び画像データの転送処理を行なうDMA
コントローラ55が内部バス48に接続されている。ビ
デオカメラ19からのビデオ信号を増幅するために増幅
器52aと52bが並列に接続され、増幅器52aで増
幅されたビデオ信号をデジタル信号に変換するためにA
/Dコンバータ51が内部バス48に接続されている。
増幅器52bで増幅されたビデオ信号から同期信号を取
り出してCPU49へ供給するために、同期信号生成回
路63が設けられている。内部バス48にはさらにモー
タドライバ54が接続されている。モータドライバ54
は試料ステージのXYステージ及びZステージのそれぞ
れを駆動するXモータ55、Yモータ56及びZモータ
57を制御するとともに、ハーフミラー2を出入れする
ためのモータ58、集光鏡21を出入れするためのモー
タ59、エッジミラー20を出入れするためのモータ6
0、ミラー12を出入れするためのモータ61及び赤外
光導入用ミラー9の角度を変えるためのモータ62をも
制御する。A/Dコンバータ51により変換された画像
データのデジタル信号はDMAコントローラ50の働き
によりSRAM46上に記憶され、その記憶されたデー
タに基づいてオートフォーカス機能が実現される。
【0016】ここで、図1の各部と図7の対応関係を示
すと、マッピング測定点設定部102はシステムコント
ロール部29におけるCPU39とSRAM37、RO
M38により実現され、キーボード41からの入力によ
りマッピング測定点が設定される。オートフォーカス部
104は顕微鏡のコントロール部25aでのCPU49
とSRAM46及びROM47により実現される。マッ
ピング制御部103は顕微鏡部のコントロール部25a
でCPU49とモータドライバ54により実現され、シ
ステムコントロール部29に設定されたマッピング測定
点に基づいてマッピング動作が制御される。試料表面デ
ータ記憶部105と赤外データ記憶部106はシステム
コントロール部29のSRAM37により実現される。
【0017】次に、図8から図10により一実施例の動
作を説明する。図8はシステム全体の動作を示すフロー
チャートである。まず、測定者は顕微鏡に試料をセット
し、可視観察モード(反射観察モード又は透過観察モー
ド)にしてマッピングしたい領域を探す。このとき、最
初の測定点(x0,y0)において、手動で試料の焦点合
わせを行なうか、オートフォーカス機能を用いて自動的
に焦点合わせを行なう。現在位置データは(x0,y0
0)であり、z0は合焦点におけるZ位置である。そし
て、キーボード41からマッピング領域での測定点を設
定する。測定点をm点とする。その後、マッピング動作
をスタートさせる。
【0018】マッピング動作のスタートにより顕微鏡は
赤外測定モード(反射測定モード又は透過測定モード)
に移行し、システムコントロール部29は赤外測定を行
ない、データ処理を行なってそのときの測定データf
(x0,y0)をメモリに記憶する。それとともに、現在
位置データ(x0,y0,z0)もメモリに記憶する。
【0019】マッピングを行なうために、現在位置を
(xn,yn,zn)とし、XY平面内で次の位置(x
n+1,yn+1,zn)にステージを移動する。この移動で
はZ軸方向は変化させない。次に、赤外測定モードから
可視観察モードに移行し、オートフォーカス動作が行な
われる。オートフォーカスは後で図9及び図10により
詳しく説明する。オートフォーカス動作によりZ軸方向
の合焦位置zn+1が決定され、Z座標がその合焦位置へ
移動して現在位置(xn+1,yn+1,zn+1)が求められ
る。この現在位置(xn+1,yn+1,zn+1)がメモリに
記憶される。そして可視観察モードから赤外観察モード
に移行し、赤外測定が行なわれ、データ処理が行なわれ
て赤外測定データf(xn+1,yn+1,zn+1)が求められ
てメモリに記憶される。
【0020】nが設定されたmになるまではXY面内で
XY座標が順次次の位置へ移動され、各測定点でオート
フォーカス動作が行なわれて合焦位置が決定され、赤外
測定が行なわれる。この動作はnが設定されたmに達す
るまで繰り返される。各測定点の位置データ(xi,y
i,zi)と赤外測定データf(xi,yi,zi)は
記憶される。
【0021】図9と図10によりオートフォーカス動作
を説明する。測定点においてZステージを予め設定した
Z軸方向の移動範囲の最下位の位置に移動させる。その
位置でビデオ信号の奇数フィールド又は偶数フィールド
の信号をデジタル化し、メモリに記憶する。コントラス
ト関数を作るために現在のZステージ位置における評価
値を算出してそれもメモリ上に記憶する。評価値は試料
の一画面分の画像データの最大値と最小値との差であ
り、コントラスト関数は試料ステージのZ位置に対する
その評価値として表現されたものである。コントラスト
関数は図10に示されるように、試料ステージ位置zに
対する評価値の関数であり、その値が最大値をとる位置
が合焦位置である。このコントラスト関数は一例であ
り、他の関数を用いてオートフォーカスを実現すること
もできる。
【0022】試料ステージをZ方向の最上位に向って移
動させながら各Z位置で評価値を算出し、最上位のZ位
置まで到達したところでコントラスト関数の最大値を算
出する。試料ステージをコントラスト関数が最大値を示
したZ位置まで移動させる。算出したZ位置をzn+1
として、図8のフローチャートの現在位置のデータに用
いる。
【0023】このようにして各測定点で可視観察モード
でのオートフォーカス動作により合焦点を求め、その合
焦点で赤外測定モードで赤外分析を行なうことによっ
て、システムコントロール部のSRAMの試料表面デー
タ記憶部には試料表面形状を表わすデータが記憶され、
赤外データ記憶部の領域には例えばある波数における赤
外吸収データが得られる。それらのデータは随時モニタ
43上に取り出して画像化することができ、赤外データ
によるマッピングとともに、試料表面の高さ方向の形状
も認識できるようになり、試料面内の異物などの探査に
も利用することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明ではマッピング機能を備えた赤外
顕微鏡にオートフォーカス機能を追加し、オートフォー
カス動作の際に得られた合焦位置でのZ位置データもX
Y位置データとともに記憶させ、マッピングデータとと
もに(x,y,z,)データも随時取り出せるようにし
たので、赤外測定によるマッピング情報の他に、試料の
表面形状も認識することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示すブロック図である。
【図2】実施例の外観を示す図であり、(A)は全体の
概略正面図、(B)は赤外顕微鏡部の側面図である。
【図3】赤外顕微鏡部の光学系を反射測定モードで示す
概略正面図である。
【図4】赤外顕微鏡部の光学系を反射観察モードで示す
概略正面図である。
【図5】赤外顕微鏡部の光学系を透過測定モードで示す
概略正面図である。
【図6】赤外顕微鏡部の光学系を透過測定モードで示す
概略正面図である。
【図7】一実施例の制御系を示すブロック図である。
【図8】同実施例の全体の動作を示すフローチャート図
である。
【図9】同実施例のオートフォーカス動作を示すフロー
チャート図である。
【図10】同実施例のオートフォーカス動作に用いるコ
ントラスト関数を示す図である。
【符号の説明】
100 撮像素子 101 赤外検出部 102 マッピング測定点設定部 103 マッピング制御部 104 オートフォーカス部 105 試料表面データ記憶部 106 赤外データ記憶部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料測定部位の画像情報を検出する撮像
    素子と、試料測定部位の赤外情報を検出する赤外検出部
    とを備えた赤外顕微鏡において、 試料面のXY平面内の複数点での測定を行なうマッピン
    グ測定用の測定点を設定するマッピング測定点設定部
    と、 マッピング測定点設定部に設定された測定点への試料ス
    テージの移動を制御するマッピング制御部と、 試料ステージにより位置決めされた各測定点において試
    料ステージをZ軸方向に移動させ、前記撮像素子からの
    画像情報をもとにして合焦位置を求めるオートフォーカ
    ス部と、 各測定点のXY位置データと前記オートフォーカス部に
    より求められた合焦位置でのZ位置データとを記憶する
    試料表面データ記憶部と、 各測定点で前記オートフォーカス部により求められた合
    焦位置での前記赤外検出部による検出データを記憶する
    赤外データ記憶部と、を備え、 前記赤外データ記憶部からの赤外マッピングデータ及び
    前記試料表面データ記憶部からの試料表面データを出力
    できるようにしたことを特徴とする赤外顕微鏡。
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