JPH076389Y2 - 立体駐車設備の位置感知装置 - Google Patents

立体駐車設備の位置感知装置

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JPH076389Y2
JPH076389Y2 JP6055189U JP6055189U JPH076389Y2 JP H076389 Y2 JPH076389 Y2 JP H076389Y2 JP 6055189 U JP6055189 U JP 6055189U JP 6055189 U JP6055189 U JP 6055189U JP H076389 Y2 JPH076389 Y2 JP H076389Y2
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明 田中
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ワイケイケイ株式会社
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、支柱に沿って上下動するパレットを備えた立
体駐車設備において、パレットの上昇限と下降限を検出
して、昇降作動を停止指令する位置感知装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の立体駐車設備の一つの例として第8図から第10図
に亘って図示しているものが知られている。その構造
は、起立する4本のチャンネル形の支柱1,1′,1,1′間
に、パレット2をその支持梁3,3の各端部を支柱1,1′…
…内に臨み込んで上下動可能に設け、第9図図示の如
く、支持梁3の一端部に主スプロケット4と第1副スプ
ロケット5を上下に段違い状に平行して設け、他端部に
第2副スプロケット6を設け、支柱1上に設けた駆動装
置7より延長した駆動チェーン8の一方を、主スプロケ
ット4の下側に掛け回して支柱1の上端部に止着し、駆
動チェーン8の他方を、パレット2が下降するのに十分
な長さの余裕をもって支柱1の上端部に止着してあり、
一方支柱1の下端部に止着した従動チェーン9を、主ス
プロケット4の上側を介して第1副スプロケット5の下
側に掛け回し、支持梁3内を通じて他端側へ誘導し、第
2副スプロケット6の下側に掛け回してから支柱1′の
上端部に止着してあって、駆動装置7を作動することに
より、パレット2が水平を保って上昇及び下降するもの
である。
更に第10図図示の如く、支柱1の支持梁3を呑み込む開
放口の両端縁に、支持梁3に接する縦規制部材10を設
け、且つ支持梁3には縦規制部材10に接する横規制部材
11を設けて、パレット2が上昇下降する際に、パレット
2平面的に縦方向及び横方向に揺動しないように保持
し、図示してないがパレット2の上昇限と下降限をセン
サーによって確実に感知するように構成している。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記立体駐車設備におけるパレットの上昇限と下降限を
確実に感知する手段は、縦規制部材と横規制部材によっ
て、パレットの縦横双方の揺れを防止しているが、各支
柱ごとに取付ける必要があるため、多数個の規制部材を
使用することになり、その取付けに手間が掛かると共
に、縦横の規制部材同士、及び規制部材と支持梁とが接
触して摺動するものであるから、耐摩耗性に優れた材質
のものを使用する必要があり、高価になるなどの問題を
避けることが出来ない問題があった。
そこで本考案は前述の規制部材を排して僅かの揺れを許
容し、しかもパレットが揺れ動いても確実に位置を検出
することが出来る感知装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案による解決手段は、支柱に沿いチェーンの駆動に
よって上下動するパレットを備え、支柱に設置した位置
検出センサーの接触子がパレットに対向している立体駐
車設備の位置感知装置において、パレットにおける前記
接触子との対向部にスプリングで支柱に向かって附勢し
たアームを突設し、該アームの附勢力によって支柱に圧
接するガイドと、該ガイドに添って接触子を押圧するド
ックを設け、該ドックの接触子に当接する巾を、パレッ
トの揺動範囲と同等乃至やや広く形成したものである。
他の解決手段は、前記ガイドを支柱に圧接すると共に、
位置検出センサーの接触子と対向可能に設け、前記ドッ
クの作用をも兼備するように構成したものである。
〔作用〕
上記解決手段であると、ガイドがスプリングの附勢力に
よって支柱に圧接され、該ガイドに添えてドックを設け
たもので、パレットが昇降する際に対向する両支柱間方
向に揺れても、揺れに関係なくガイドが支柱に圧接して
ドックの移動軌跡が常に支柱に沿うものであるから、昇
降中にパレットが揺れても、所定位置において確実に停
止位置を検出するものである。またドックをパレットの
揺動範囲と同等またはやや巾広く形成したものであるか
ら、パレットが前述とは直交する方向に揺れ動いても、
ドックの巾内にセンサーの接触子と対面することが出来
る。従ってパレットの縦横双方の揺れを許容してしかも
確実な位置検出を可能とするものである。
更に他の手段による装置によれば、ガイドが支柱に常に
圧接すると共に、ドックの作用をなすものであり、ガイ
ドによって接触子を作動して位置を検出するものであ
る。
〔実施例〕
本考案による感知装置を具体的に説明すると、前記第8
図から第10図に示す立体駐車設備のうち、その縦横ガイ
ドを除いた構成のものに取付けるもので、第1図と第2
図に図示しているように、支柱1の開放口よりパレット
2の支持梁3端部を突入し、支柱1の開放口両縁と支持
梁3の両側面間に間隙a1,a2が明けられるように、また
支持梁3の先端と支柱1の背壁12間に間隔が明くように
形成してある。
上記支柱1の背壁12の外面に、上下一対のリミットスイ
ッチよりなる位置検出センサー13,14をステー15を介し
て固着し、その各接触子16,17を背壁12に明けた窓孔18
より支柱1内に突入している。尚、第1図の位置検出セ
ンサー13,14は上限を検出するもので、上の位置検出セ
ンサー13は、オーバーランを検出するもので、安全性上
から設けている。
一方支持梁3の先端部にブラケット19を背壁12に向かっ
て突設し、該ブラケット19より支持軸20を支持梁3の長
手方向に対して直交するように設け、該支持軸20にアー
ム21を、その一端部が回動出来るように嵌装して垂下
し、且つ支持軸20に巻き付けたスプリング22によってア
ーム21の下端部を背壁12に向かって押し付けるように附
勢してある。更に、アーム21の下端部にレバー23を起立
しその中心部において回動自在に軸支し、レバー23の上
下両端部にロールよりなるガイド24,24を回動するよう
に設けると共に、レバー23の中間部に接触子17を押し付
けるドック25を一体に設けてあり、該ドック25の巾a3
が、第2図に示す如く支柱1の開放口先端とのなす間隙
a1とa2を加えた寸法と同等またはやや広く形成してあ
る。
上記構造であるから、パレット2が上昇または下降する
間に第3図に図示のように、パレット2が矢印Xの方向
に揺動しても、レバー23が背壁12にガイド24を介して圧
接して背壁12との間隔に変化がなく常に一定した軌跡に
沿って昇降するため、接触子17に対向した時に接触子17
を押して位置を検出するものである。また第2図に図示
するように、パレット2が矢印Yの方向に揺動しても、
ドック25の巾a3がパレット2の揺動範囲と同等乃至やや
広く形成してあるので、ドック25が接触子17外へ外れる
ことがなく、この場合も確実に検出するものである。
次に第4図と第5図に示す例は、支持梁3の先端部より
棒状のアーム21を、スプリング22によって支柱1の背壁
12に向かって附勢した状態に突設し、該アーム21の先端
部にローラーよりなるガイド24を背壁12に圧接するよう
に軸支し、更にこのアーム21の先端にドック25を一体に
突設したもので、この場合においてもドック25の巾a3を
間隙a1+a2と同等乃至やや広く形成してある。
この例の場合でもパレット2がX,Y方向に揺動しても、
ドック25が確実に接触子17を押し付けて位置検出するも
のである。
尚、上記各例は上限部の構造であるが、下限部には位置
検出センサー(図示省略)を、上限部の位置検出センサ
ー14とは反対にして設けている。
また上記各例において、ガイド24としてローラーを用い
ているが、これに限定されるものではなく、例えばそり
状のものであっても良い。
更にパレット2の揺動範囲は、何等の制約もなければ、
その昇降中に発生する地震あるいは台風などの強風時に
揺れる範囲は別として、通常駆動装置より発生する振動
などから必然的に揺れ動くものであるが、第2図の場合
は、その必然的揺動範囲よりも小さくなるように制御し
たものである。しかしこれに限ることがなく、必然的に
揺れる範囲を対象として、これに対応できるようにドッ
ク25の巾を設定することをも含む。
次に第6図と第7図図示の例は、ガイド24にドックの機
能を兼備するもので、第1図と第2図の例と同様に、ブ
ラケット19にアーム21を回動自在に且つスプリング22で
支柱1に向かって附勢して設け、アーム21に枢支したレ
バー23の両端部にそれぞれローラーよりなるガイド24,2
4が軸支してあり、そのガイド24,24の巾を、前記ドック
25と同様にパレット2の必然的揺動範囲を最大として適
宜に形成してある。また支柱1に明けた窓孔18の巾を、
ガイド24の巾よりも狭く形成してある。
上記ガイド24がドックを兼備する装置を、第4図と第5
図に示す例にも採用することが出来る。
上記例の場合であっても、ガイド24はスプリング22によ
って常に支柱1に圧接して摺動するものであり、接触子
17と対向した時に、ドックと同様に接触子を押し付ける
ものである 〔考案の効果〕 本考案による請求項1に記載する立体駐車設備の位置感
知装置によれば、パレットよりアームをスプリングによ
って支柱に向かって附勢し、該アームの附勢力によって
ガイドを支柱に圧接すると共に、ガイドに添えてドック
を設け、該ドックをパレットの揺動範囲と同等乃至やや
広く形成し、パレットが昇降中に、平面的に縦横方向に
揺れ動いてもガイドはその揺れとは無関係に常に支柱に
圧接しており、これに添うドックも常に支柱と平行に昇
降するものであり、しかもドックがパレットの揺動範囲
と同等乃至やや広く形成してあることから、パレットが
揺れ動いても上昇限及び下降限において、確実に位置検
出センサーの接触子を作動するものである。しかも上記
構成によってパレットの揺動を許容するものであるか
ら、従来取付けていた揺動を防止する種々の部材が不必
要となり、立体駐車設備の組立て施工が容易になるもの
である。
更に、本考案による請求項2に記載する立体駐車設備の
位置感知装置であっても、前記装置と同様の機能と効果
が得られると共に、構造が簡単になるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による立体駐車設備の位置感知装置を示
す縦断面図、第2図は第1図II−II線矢視の断面図、第
3図はパレットがX方向に揺れ動いた時の状態を示す縦
断面図、第4図は本考案による装置の類例を示す縦断面
図、第5図は同じく横断面図、第6図は本考案による装
置の更に他の類例を示す縦断面図、第7図は同じく横断
面図、第8図は従来の立体駐車設備を示す斜視図、第9
図は従来の立体駐車設備のパレット駆動構造を示す縦断
面図、第10図は従来の立体駐車設備の支柱とパレットの
支持梁との関係を示す横断面図である。 1,1′…支柱、2…パレット、3…支持梁 8…駆動チェーン、9…従動チェーン 12…支柱の背壁、13,14…位置検出センサー、16,17…接
触子、18…窓孔 20…支持軸、21…アーム、22…スプリング、23…レバ
ー、24…ガイド 25…ドック、a3…ドックの巾

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支柱(1)に沿いチェーン(8,9)の駆動
    によって上下動するパレット(2)を備え、支柱(1)
    に設置した位置検出センサー(14)の接触子(17)がパ
    レット(2)に対向している立体駐車設備の位置感知装
    置において、パレット(2)の接触子(17)との対向部
    よりスプリング(22)によって支柱(1)に向かって附
    勢したアーム(21)を突設し、該アーム(21)の附勢力
    により支柱(1)に圧接するガイド(24)と、該ガイド
    (24)に添って接触子(17)を押圧するドック(25)を
    設け、該ドック(25)の接触子(17)と当接する巾(a
    3)を、パレット(2)の揺動範囲と同等乃至やや広く
    形成していることを特徴とする立体駐車設備の位置感知
    装置
  2. 【請求項2】支柱(1)に沿いチェーン(8,9)の駆動
    によって上下動するパレット(2)を備え、支柱(1)
    に設置した位置検出センサー(14)の接触子(17)がパ
    レット(2)に対向している立体駐車設備の位置感知装
    置において、パレット(2)の接触子(17)との対向部
    よりスプリング(22)によって支柱(1)に向かって附
    勢したアーム(21)を突設し、該アーム(21)の附勢力
    によって支柱(1)に圧接すると共に、前記接触子(1
    7)と対向するガイド(24)を設け、該ガイド(24)の
    接触子(17)と当接する巾(a3)を、パレット(2)の
    揺動範囲と同等乃至やや広く形成していることを特徴と
    する立体駐車設備の位置感知装置
JP6055189U 1989-05-25 1989-05-25 立体駐車設備の位置感知装置 Expired - Lifetime JPH076389Y2 (ja)

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JPH02150352U JPH02150352U (ja) 1990-12-26
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