JPH076370A - 光学ピックアップ装置 - Google Patents

光学ピックアップ装置

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JPH076370A
JPH076370A JP14170593A JP14170593A JPH076370A JP H076370 A JPH076370 A JP H076370A JP 14170593 A JP14170593 A JP 14170593A JP 14170593 A JP14170593 A JP 14170593A JP H076370 A JPH076370 A JP H076370A
Authority
JP
Japan
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lens
spring
leaf springs
carriage
objective lens
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Application number
JP14170593A
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English (en)
Inventor
Sadataka Aoki
禎孝 青木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズアクチュエータの小型化および軽量化
とレンズ傾き調整の簡素化を図る。 【構成】 一方の板ばね15を、ばね有効長が伸縮可能
な板ばねによって構成した。このため、レンズ傾き調整
時に板ばね15のばね有効長を伸縮すると、各板ばね1
5,16のばね有効長が互いに異なることになるから、
両板ばね15,16が対物レンズ3をディスクテーブル
上のディスクに接近・離間させる方向に弾性変形してレ
ンズアクチュエータ一部を動作させることになり、アク
チュエータ保持部分の剛性を高くする必要がない。ま
た、対物レンズ3の変位を小さくしてレンズ傾き調整を
行うことができるから、対物レンズ3の焦点位置が大き
く変化することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光磁気ディスク
に対して情報信号の記録・再生を行う光磁気ディスク装
置に使用して好適な光学ピックアップ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、光磁気ディスク装置は、例えば
ディスクカートリッジのカートリッジ内に回転可能に収
納された光磁気ディスクに対して情報信号の書き込みお
よび読み出しあるいはいずれか一方を行うディスク装置
として知られている。
【0003】これは、ディスクカートリッジを保持する
カートリッジホルダーを有するカートリッジローディン
グ機構と、このカートリッジローディング機構の下方に
設けられ光磁気ディスクを回転駆動するスピンドルモー
タおよび光磁気ディスクを回転保持するディスクテーブ
ルを有する回転機構と、この回転機構の後方に設けられ
対物レンズを有する光学ピックアップ装置と、この光学
ピックアップ装置の上方に設けられ磁界印加ヘッドを有
する外部磁界発生装置と、この外部磁界発生装置および
光学ピックアップ装置の前方に設けられ回転機構を昇降
する昇降機構等とから大略構成されている。
【0004】このように構成された光磁気ディスク装置
においては、ディスクカートリッジを所定のカートリッ
ジ装着位置に搬送した後、このカートリッジ装着位置で
光磁気ディスクを回転操作し、光磁気ディスクに対して
情報信号の書き込みと読み出しが行われる。
【0005】ところで、この種の光磁気ディスク装置の
光学系においては、トラッキングが対物レンズを駆動す
るアクチュエータおよび反射ミラーを駆動するアクチュ
エータによって光ビームスポットを光ディスクのトラッ
クに追従させることにより行われており、これら各アク
チュエータの伝達特性を加算したものがトラッキング制
御系の一巡伝達特性となる。
【0006】この場合、光学系に求められることは、デ
ィスク装着位置(ディスクテーブル上)におけるディス
ク(ディスク記録面)に対して対物レンズの光軸が垂直
に保持されることである。
【0007】このため、従来の光磁気ディスク装置にお
ける光学ピックアップ装置には、レンズアクチュエータ
とキャリッジとの間に球面座を設けたものあるいはキャ
リッジに対するレンズアクチュエータの取り付けに3本
以上のねじを用いたものが採用されている。
【0008】このように構成された光学ピックアップ装
置においては、アクチュエータ組立時にキャリッジに対
してレンズアクチュエータを動作させることにより、対
物レンズの傾きを調整することが行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前者にあっ
ては、対物レンズの調整時にレンズアクチュエータ全体
を動作させるものであるため、レンズアクチュエータを
保持する部分の剛性を高くする必要が生じ、レンズアク
チュエータ全体が大型化および重量化するという問題が
あった。
【0010】一方、後者にあっては、対物レンズの調整
時に各ねじ締結量の大小によってレンズアクチュエータ
全体を動作させるものであるため、対物レンズの焦点位
置が大きく変化してしまうことがあり、レンズ傾き調整
を煩雑にするという不都合があった。
【0011】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、レンズアクチュエータの小型化および軽量化を
図ることができると共に、レンズ傾き調整の簡素化を図
ることができる光学ピックアップ装置を提供するもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光学ピック
アップ装置は、対物レンズがディスクに接近・離間する
方向に弾性変形可能な2つの板ばねのうち一方の板ばね
を、ばね有効長が伸縮可能な板ばねによって構成したも
のである。
【0013】
【作用】本発明においては、対物レンズの傾き調整時に
両板ばねのうち一方の板ばねのばね有効長を伸縮する
と、各板ばねのばね有効長が互いに異なることになり、
両板ばねが対物レンズをディスクテーブル上のディスク
に接近・離間させる方向に弾性変形する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の構成等を図に示す実施例によ
って詳細に説明する。
【0015】図1(A)および(B)は本発明に係る光
学ピックアップ装置の要部を示す分解斜視図と斜視図、
図2(A)および(B)は同じく本発明における光学ピ
ックアップ装置の全体を示す斜視図とレンズ駆動機構を
示す分解斜視図である。
【0016】なお、同実施例においては、光磁気ディス
クに対して記録および/または再生する光磁気ディスク
装置に本発明を適用した例を示す。
【0017】本実施例の光磁気ディスク装置は、光磁気
ディスクに対して記録再生を行う各種機構を内蔵する筐
体(図示せず)と、この筐体(図示せず)の前面部に設
けられ例えばコンピュータ本体やサブシステム等に組み
込まれた時に外部に露呈する前面パネル(図示せず)と
から構成されている。
【0018】同図において、符号1で示すものは光磁気
ディスクの信号記録面に対して光ビーム(レーザ光)を
照射する光学ピックアップ装置で、前記筐体(図示せ
ず)内に設けられている。
【0019】この光学ピックアップ装置1は、従来の一
体型光学系と異なり、高速アクセス化に対応するために
可動部分を軽量にした分離光学系とされる。すなわち、
この光学ピックアップ装置1は、記録再生に用いる光源
となるレーザダイオードやフォーカス,トラッキング制
御を行うために用いるエラー信号検出器や記録信号を検
出するために用いる信号検出器等を有する固定光学系2
と、この固定光学系2からの光ビームを光磁気ディスク
の信号記録面に集光するための対物レンズ3を有するキ
ャリッジ4と、このキャリッジ4の後方に位置しトラッ
キング制御を行うために用いる反射ミラー5を有するト
ラッキング用ミラー駆動装置6とからなり、前記筐体
(図示せず)内に各々分離して設けられている。
【0020】そして、この分離光学系は、前記トラッキ
ング用ミラー駆動装置6をその中心角部とし、かつ前記
キャリッジ4および前記固定光学系2をその両端部とす
る略L字の位置に配設されている。
【0021】このうちトラッキング用ミラー駆動装置6
は、前記固定光学系2から出射される光ビームを反射さ
せ、この反射光ビームを前記キャリッジ4の光学系に導
きミラー反射面の角度変化によってトラッキング制御を
行うものである。
【0022】また、光学ピックアップ装置1のキャリッ
ジ4は、各々が互いに左右方向に所定の間隔をもって並
列しかつディスクテーブル(図示せず)の径方向に延在
する2つのガイド軸7を介して進退自在に保持されてい
る。このキャリッジ4の一方側側面部には二対のベアリ
ング8が各対の各ベアリング回転軸を互いに90°とな
る角度に設定して位置付けられており、他方側側面部に
は一対のベアリング8が同じく各ベアリング回転軸を互
いに90°となる角度に設定して位置付けられている。
なお、このキャリッジ4には、前記各対のベアリング8
のうち一方のベアリングに前記各対の両ベアリング回転
軸間の角度が90°より狭くなるような方向に弾撥力を
付与する弾性体(図示せず)が固定されている。
【0023】そして、このキャリッジ4の両側方には、
キャリッジ駆動用のリニアモータ9が設けられている。
なお、このリニアモータ9は、前記キャリッジ4の両側
方に突出する枠状のコイル10と、このコイル10の一
部を介して対向するセンターヨーク11とマグネット1
2およびロワーヨーク13とから構成されている。
【0024】さらに、このキャリッジ4の立ち上がり部
4aには、前記対物レンズ3を保持するレンズホルダー
14が上下方向に並列する2つの板ばね15,16を介
して弾性保持されている。
【0025】このレンズホルダー14は、前記両板ばね
15,16と共にレンズアクチュエータ可動部Aとして
機能し、磁気回路17によってフォーカス方向に変位し
得るように構成されている。また、このレンズホルダー
14には、前記対物レンズ3の周囲に延在する立ち上が
り部14aが設けられている。
【0026】なお、前記磁気回路17は、前記対物レン
ズ3の両側方に突出する枠状のコイル18と、このコイ
ル18の一部を介して対向するセンターヨーク19とマ
グネット20およびサイドヨーク21とからなる。
【0027】次に、レンズアクチュエータ可動部Aの2
つの板ばね15,16について説明すると、これら両板
ばね15,16は各一端部に保持体22,23が固定さ
れており、各他端部にホルダー保持用の貫通孔15a,
16a(貫通孔15aのみ図示)を有し前記レンズホル
ダー14が挾持されている。
【0028】これら両保持体22,23のうち一方の保
持体23には板ばね幅方向に並列する2つのピン24,
25が立設されており、これら両ピン24,25間に位
置しビス26が螺合するねじ孔27が設けられている。
【0029】また、他方の保持体22には、前記板ばね
22の長手方向すなわち前記ディスクテーブル(図示せ
ず)上の光磁気ディスクの径方向に延在し前記両ピン2
4,25が臨む第1長孔28,29およびこれら両第1
長孔28,29の延在方向と同一の方向に延在し前記ビ
ス26が臨む第2長孔30が設けられている。
【0030】これにより、前記両板ばね15,16のう
ち一方の板ばね15は、ばね有効長を伸縮し得るのであ
る。すなわち、この可変ばね有効長は、板ばね15をデ
ィスクテーブル(図示せず)に接近する方向に前進操作
するとばね有効長が伸長し、また板ばね15をディスク
テーブル(図示せず)から離間する方向に後退操作する
とばね有効長が短縮する。
【0031】なお、符号31および32は前記板ばね1
5と前記保持体22を一体化するためのピンである。
【0032】33は光磁気ディスクの信号記録面に所定
強度の外部磁界を印加する磁界印加ヘッド(図示せず)
を有する外部磁界発生装置で、前記キャリッジ4の後端
部に後述するヘッド保持機構を介して設けられている。
この外部磁界発生装置33の磁界印加ヘッド(図示せ
ず)は、磁界変調オーバ−ライトに対応できるように浮
上型磁気ヘッドによって構成されている。
【0033】34は前記磁界印加ヘッド(図示せず)を
ローディング状態とアンローディング状態に保持するヘ
ッド保持機構で、前記キャリッジ4の後端部に取り付け
られその片側側縁に切欠き35aを有する例えば鉄等の
磁性体からなる保持プレート35と、この保持プレート
35の上方に設けられかつ前記キャリッジ4の後端部に
立ち上がり部4aを介して回動自在に保持され前記切欠
き35a内に臨むマグネット36を保持するリフター3
7と、このリフター37の上方に設けられかつ前記キャ
リッジ4の立ち上がり部4aに弾性保持され前記磁界印
加ヘッド(図示せず)を組み込んでなるスライダ−38
をその自由端部に保持するヘッドアーム39とからな
り、前記光学ピックアップ装置1の上方に設けられてい
る。
【0034】このヘッド保持機構34のリフター37
は、枢支ピン40をその中央位置に有する基部片41
と、この基部片41の前端縁に一体に設けられ前記ヘッ
ドアーム39を保持可能なアーム支持部42aをその先
端縁に有する断面視略コ字状のアーム支持片42と、こ
のアーム支持片42の後方に設けられかつ前記基部片4
1の後端縁に一体に形成され片側側方に突出する折曲部
43aを有する平面視L字状の駆動力受部片43と、こ
の駆動力受部片43の下方に設けられかつ前記基部片4
1に一体に形成され前記マグネット36を保持するマグ
ネット支持片44とからなり、このうちマグネット支持
片44が前記磁界印加ヘッド(図示せず)のアンローデ
ィング時に前記切欠き35aの一方側切欠き面に吸着
し、ローディング時(磁界印加ヘッドのローディング
後)に他方側切欠き面に吸着し得るように構成されてい
る。
【0035】一方、ヘッドアーム39は、ヘッド浮上時
の安定性を確保するために前記スライダー38が光磁気
ディスクの信号記録面からアンローディング時に離間
し、光磁気ディスクの信号記録面に対してローディング
時に数グラム〜10グラム程度の弾撥力によって押圧し
得るように構成されている。
【0036】また、前記ヘッド保持機構34の側方に
は、前記磁界印加ヘッド(図示せず)にヘッドローディ
ング・ヘッドアンローディング用の駆動力を付与するた
めの駆動機構(図示せず)が設けられている。
【0037】なお、図中符号45は前記ディスクテーブ
ル(図示せず)を所定の回転数で駆動するスピンドルモ
ータ、46は前記ディスクテーブル(図示せず)上に光
磁気ディスクを固定保持するためのマグネットである。
【0038】このように構成された光学ピックアップ装
置においては、対物レンズ3の傾き調整時に一方の板ば
ね15のばね有効長を伸縮すると、各板ばね15,16
のばね有効長が互いに異なることになり、両板ばね1
5,16が対物レンズ3をディスクテーブル(図示せ
ず)上の光磁気ディスクの記録面に接近・離間させる方
向に弾性変形する。
【0039】すなわち、図3(A)に示すように板ばね
15のばね有効長と板ばね16のばね有効長が同一の長
さである状態から、ディスクテーブル(図示せず)から
離間する方向に板ばね15を後退操作することにより、
板ばね15のばね有効長を短縮すると、同図(B)に示
すように対物レンズ3をディスクテーブル(図示せず)
上の光磁気ディスクのディスク記録面に接近させる方向
(上方)に板ばね15,16が弾性変形する。このと
き、板ばね15が第1長孔28,29内に臨むピン2
4,25によって後方に摺動案内される。
【0040】一方、図3(A)に示すように板ばね15
のばね有効長と板ばね16のばね有効長が同一の長さで
ある状態から、ディスクテーブル(図示せず)に対し接
近する方向に板ばね15を前進操作することにより、板
ばね15のばね有効長を伸長すると、同図(C)に示す
ように対物レンズ3をディスクテーブル(図示せず)上
の光磁気ディスクのディスク記録面より離間させる方向
(下方)に板ばね15,16が弾性変形する。このと
き、板ばね15が第1長孔28,29内に臨むピン2
4,25によって前方に摺動案内される。
【0041】なお、対物レンズ3の傾き調整後には、ビ
ス26を第2長孔30に挿通させてからねじ孔27に螺
合することにより、板ばね16に対して板ばね15を固
定する。
【0042】したがって、本実施例においては、対物レ
ンズ3の調整時にレンズアクチュエータ一部を動作させ
るものであるから、従来のようにレンズアクチュエータ
を保持する部分の剛性を高くする必要がなくなる。
【0043】また、本実施例においては、板ばね15の
ばね有効長を伸縮することにより、対物レンズ3の傾き
調整を行うことができるから、対物レンズ3の変位を小
さくして焦点位置が大きく変化することがなくなる。
【0044】なお、本実施例においては、板ばね15,
16にレンズホルダー14を保持するための貫通孔15
a,16a(貫通孔15aのみ図示)を設けたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、図4に示すように
各貫通孔15a,16aに連通しばね長手方向に延在す
る同一大の開口部50,51を設けてもよい。この場
合、各板ばね15,16が弾性変形し易くなり、レンズ
傾き調整時の操作性が良好になる。
【0045】また、本実施例においては、板ばね15,
16がもつ弾性のみによってレンズ傾き調整が行われる
場合を示したが、本発明は図5(A)および(B)に示
すように両板ばね60,61のうち少なくとも一方の例
えば板ばね60にばね両端部60a,60bを仕切るよ
うなヒンジ62を設け、板ばね60の弾性変形部分を特
定することによりレンズ傾き調整が行われるものでもよ
い。この場合、対物レンズ3の変位を一層小さくするこ
とができるから、焦点位置を殆ど変化することなくレン
ズ傾き調整が可能になる。
【0046】また、本実施例においては、両板ばね1
5,16をキャリッジ4に固定する例を示したが、本発
明はこれに限定されず、両板ばね15,16をキャリッ
ジ4に対し前記ディスクテーブル(図示せず)の中心方
向に突出する支軸(図示せず)によって回動可能に保持
しても差し支えない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、対
物レンズがディスクに接近・離間する方向に弾性変形可
能な2つの板ばねのうち一方の板ばねを、ばね有効長が
伸縮可能な板ばねによって構成したので、対物レンズの
傾き調整時に一方の板ばねの有効長を伸縮すると、各板
ばねのばね有効長が互いに異なることになり、両板ばね
が対物レンズをディスクテーブル上のディスクに接近・
離間させる方向に弾性変形する。
【0048】したがって、対物レンズの調整時にレンズ
アクチュエータ一部を動作させるものであるから、従来
のようにレンズアクチュエータを保持する部分の剛性を
高くする必要がなくなり、レンズアクチュエータの小型
化および軽量化を図ることができる。
【0049】また、両板ばねのうち一方の板ばねのばね
有効長を伸縮することにより、対物レンズの変位を小さ
くしてレンズ傾き調整を行うことができるから、対物レ
ンズの焦点位置が大きく変化せず、レンズ傾き調整の簡
素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)および(B)は本発明に係る光学ピック
アップ装置の要部を示す分解斜視図と斜視図。
【図2】同じく(A)および(B)は同じく本発明にお
ける光学ピックアップ装置の全体を示す斜視図とレンズ
駆動機構を示す分解斜視図。
【図3】(A)〜(C)は本発明における光学ピックア
ップ装置のレンズ傾き調整を説明するために示す側面
図。
【図4】(A)および(B)は他の第2実施例を示す斜
視図。
【図5】(A)および(B)は他の第3実施例を示す側
面図。
【符号の説明】
1…光学ピックアップ装置 3…対物レンズ 4…キャリッジ 14…レンズホルダー 15,16…板ばね 24,25…ピン 26…ビス 27…ねじ孔 28,29…第1長孔 30…第2長孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクテーブルの径方向に進退可能な
    キャリッジと、このキャリッジに各一端部が保持され前
    記ディスクテーブル上のディスクに対して各他端部が接
    近・離間する方向に弾性変形可能な2つの板ばねと、こ
    れら両板ばねの他端部に挾持され前記ディスクに光源か
    らの光ビームを集光するための対物レンズを保持するレ
    ンズホルダーとを有するレンズアクチュエータを備え、
    このレンズアクチュエータの両板ばねのうち一方の板ば
    ねを、ばね有効長が伸縮可能な板ばねによって構成した
    ことを特徴とする光学ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記両板ばねのうち
    少なくとも一方の板ばねにばね両端部を仕切るようなヒ
    ンジを設けたことを特徴とする光学ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記両板ばねは前記
    キャリッジに対し前記ディスクテーブルの中心方向に突
    出する支軸によって回動可能に保持されていることを特
    徴とする光学ピックアップ装置。
JP14170593A 1993-06-14 1993-06-14 光学ピックアップ装置 Pending JPH076370A (ja)

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JP14170593A JPH076370A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 光学ピックアップ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005004126A1 (en) * 2003-07-08 2005-01-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Device for controlling the position of an optical lens

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WO2005004126A1 (en) * 2003-07-08 2005-01-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Device for controlling the position of an optical lens

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