JPH076367Y2 - コンクリート打設装置 - Google Patents

コンクリート打設装置

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JPH076367Y2
JPH076367Y2 JP3932888U JP3932888U JPH076367Y2 JP H076367 Y2 JPH076367 Y2 JP H076367Y2 JP 3932888 U JP3932888 U JP 3932888U JP 3932888 U JP3932888 U JP 3932888U JP H076367 Y2 JPH076367 Y2 JP H076367Y2
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JP
Japan
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concrete
agitator
casing
pan
type agitator
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JP3932888U
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JPH01141806U (ja
Inventor
信道 鈴木
弘毅 宮崎
Original Assignee
石川島建機株式会社
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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、コンクリート打設装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、橋梁建設に於いては、橋の上部構造を支持する
ための橋脚を川底又は海底より立設せしめるが、こうし
た橋脚には主にコンクリート製のものが用いられ、その
工事の際にはバッチャプラントを搭載したコンクリート
打設船が使用されている。
第7図乃至第9図は、前記バッチャプラントを搭載した
コンクリート打設船の説明図であり、1はセメントサイ
ロ、2は砂貯蔵ホッパ、3は砂利貯蔵ホッパを示し、セ
メントサイロ1内のセメントをバケットエレベータ4に
て計量槽5へ供給すると共に、砂、砂利貯蔵ホッパ2,3
内の砂、砂利を夫々コンベア8,9にて計量槽6,7へ供給
し、計量槽5,6,7及び図示しない計量槽によって自動計
量されたセメント、砂、砂利、水をミキサ10へ投入す
る。該ミキサ10に投入さたセメント、砂、砂利、水は混
練された後、アジテータ11へ送られて撹拌が続けられ、
必要に応じてゲート12が開かれ、前記アジテータ11内の
生コンクリートが、コンクリートホッパ18内に落下し、
コンリートポンプ13により図示しない配管内を通り、デ
ッキ14上に立設されたタワー15上のブーム16先端より延
びるホース17から吐出されるようになっている。
従来、前記アジテータ11には、第5図及び第6図に示さ
れるようなパグミル型のものが使用されていた。即ち、
とい状のケーシング19内中央部に、その長手方向に延び
る水平軸20を回転自在に設け、該水平軸20に、アーム21
と該アーム21先端部に所要角度をもって固着されたブレ
ード22とから成るパドル23を、放射状に且つ軸心方向
(前記ケーシング19の長手方向)所要間隔を開けて配設
し、前記ケーシング19の支持フレーム24に設置されたモ
ータ25の回転を、減速機26を介しVベルト27等により前
記水平軸20に伝達し、前記各パドル23にてケーシング19
内のコンクリートを撹拌し、該コンクリートをケーシン
グ19底部に設けられた排出口28(図ではケーシング19の
長手方向に3個)から、図示しないゲートの開操作によ
ってコンクリートシュート(図示せず)内へ供給させる
ようになっている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前述の如きパグミル型アジテータでは、
近年の橋梁の大型化に追従すべく、ケーシング19の容量
を増し、コンクリートの供給能力を高める必要が生じた
場合、その構造的制約から水平軸20方向にケーシング19
を延長し、それに伴って排出口28を増やす以外になく、
前記アジテータのために打設装置全体が大型化してしま
い、船上等の設置場所の制約の大きいものへ搭載するこ
とは極めて困難となる。
本考案は、斯かる実情に鑑み、一方向にのみ延長される
ことなく容量増加及びコンクリート供給能力向上を図り
得るアジテータを備え、設置場所の制約に対応できるコ
ンクリート打設装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、混練したコンクリートを、排出口が複数個設
けられたパン型アジテータへ送給して撹拌を行い、必要
に応じて前記アジテータの排出口よりシュートを介して
コンクリートポンプに供給し、該コンクリートポンプよ
り吐出させるよう構成したことを特徴とするものであ
る。
[作用] 従って、パグミル型アジテータのようにそのケーシング
を一方向にのみ延長することなく、容量を増加させるこ
とが可能となると共に、複数の排出口に対応させてコン
クリートホッパ及びコンクリートポンプを設置でき、コ
ンクリートの供給能力が向上し、しかも、打設装置全体
がコンパクト化される。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図及び第2図に示す如く、コンクリート打設装置の
アジテータとしてパン型アジテータ29を用いる。即ち、
ドーナツ形の底板30に対し、その内縁部及び外縁部に夫
々、内筒31及び外筒32を取付け、ドーナツ状の撹拌室33
が形成されるケーシング34を構成し、該ケーシング34の
中心部に、減速機構を備えたモータ35を、支持ブラケッ
ト37を介してケーシング34と同心状に配設し、該モータ
35の出力軸36に回転フレーム38を装着し、該回転フレー
ム38の外周円筒部39の外周面に、夫々所要長さを有し前
記撹拌室33上方位置へ水平に延びる複数の支持ロッド40
を放射状に固着し、該各支持ロッド40の先端部に、前記
撹拌室33へ延びる所要形状のアーム41と該アーム41先端
部に所要角度をもって固着されたブレード42とから成る
パドル43を取付ける。
又、前記ケーシング34の底板30の外周部に、複数個(図
では計8個)の半円形の排出口44を等間隔に設け、該各
排出口44には、該各排出口44を開閉可能な扇形のゲート
45を配設してある。該各ゲート45は、前記外筒32の母線
と平行に回転自在に支承された軸46に嵌着され、該軸46
には、該軸46と直角方向に配設され前記外筒32外面に枢
着されたシリンダ47のロッド48先端が、リンク49を介し
て連結されており、前記シリンダ47の伸縮によりゲート
45を軸46を中心に回動させ、排出口44を開閉するように
してある。
第3図及び第4図は、前記パン型アジテータ29に対する
コンクリートポンプ51の配置図であり、前記各排出口28
に、夫々シュート52を介しコンクリートポンプ51を、前
記パン型アジテータ29の外周位置に配列されるよう設
け、該各コンクリートポンプ51には、図示しない先端ホ
ースへ通じる配管54を接続してある。尚、図中55は、パ
ン型アジテータ29外部上方に設けられるミキサ(図示せ
ず)から排出されるコンクリートをパン型アジテータ29
の撹拌室33へ導くための受入シュートを示している。
前述の如く構成したので、混練されてミキサから排出さ
れるコンクリートは受入シュート55を介してパン型アジ
テータ29の撹拌室33内に流し込まれ、該撹拌室33内に流
し込まれたコンクリートは、モータ35により回転駆動さ
れるパドル43によって凝固しないよう撹拌が続けられ
る。ここで、必要に応じて、シリンダ47を伸長せしめ軸
46を中心にゲート45を回動させることにより、排出口44
を開き、該排出口44から前記コンクリートをシュート52
に投入して、コンクリートポンプ51により配管を介して
先端ホースから吐出され、橋脚用の型枠内へ順次流し込
まれる。
このように、アジテータをパン型即ちケーシング34を円
筒状としたことにより、容量を大きくしたい場合でも、
従来のパグミル型アジテータのようにケーシングが一方
向のみに延長してしまうことがなく、又、前記ケーシン
グ34の底板30外周部に複数個の排出口44を設けたことに
より、該排出口44に対応する複数個のシュート52及びコ
ンクリートポンプ5一を効率良く設置でき、コンクリー
トの供給能力の向上を図れると共に、装置全体としても
コンパクト化されることとなり、大規模な橋梁工事にも
対応可能となる。
尚、本考案は、前記実施例にのみ限定されるものではな
く、本考案の要旨を逸脱しない範囲内に於いて種々変更
を加え得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上述べた如く、本考案によれば、アジテータの容量及
びコンクリート供給能力を、該アジテータの形状を一方
向にのみ延長することなく、高めることができ、その結
果、打設装置全体としてもコンパクト化が図れ、打設装
置全体としてもコンパクト化が図れ、限られたスペース
にて可能となって、大規模な橋梁工事にも対応できると
いう優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示す説明図であ
り、第1図はパン型アジテータの平面図、第2図は第1
図のII−II矢視相当図、第3図はパン型アジテータに対
するコンクリートポンプの配置説明図、第4図は第3図
のIV−IV矢視相当図、第5図乃至第9図は従来例を示す
説明図であり、第5図はパグミル型アジテータの側面
図、第6図は第5図のVI−VI矢視図、第7図はコンクリ
ート打設船に搭載されたバッチャプラントの側面説明
図、第8図は第7図のVIII−VIII矢視図、第9図は第7
図のIX−IX矢視図である。 29はパン型アジテータ、33は撹拌室、34はケーシング、
35はモータ、43はパドル、44は排出口、45はゲート、51
はコンクリートポンプを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】混練したコンクリートを、排出口が複数個
    設けられたパン型アジテータへ送給して撹拌を行い、必
    要に応じて前記アジテータの排出口よりシュートを介し
    てコンクリートポンプに供給し、該コンクリートポンプ
    より吐出させるよう構成したことを特徴としたコンクリ
    ート打設装置。
JP3932888U 1988-03-25 1988-03-25 コンクリート打設装置 Expired - Lifetime JPH076367Y2 (ja)

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JP3932888U JPH076367Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25 コンクリート打設装置

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JP3932888U JPH076367Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25 コンクリート打設装置

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JPH01141806U JPH01141806U (ja) 1989-09-28
JPH076367Y2 true JPH076367Y2 (ja) 1995-02-15

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ID=31265837

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BE1024916B1 (nl) * 2017-06-13 2018-08-09 De Rycke Gebroeders Nv Werkwijze voor het vervaardigen van betonspecie middels een drijvende betoncentrale
CN108086160A (zh) * 2017-07-07 2018-05-29 惠安县南兴电子科技有限公司 一种新型桥梁施工装置
CN110029581B (zh) * 2019-04-17 2020-10-23 孙小燕 一种桥梁建设用水泥浇筑设备

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