JPH07635A - ゲーム端末機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 瞬間的にゲームができる端末機を得ること 【構成】 端末機は少なくとも画像データを受け取る記
憶装置（２０）と関連する接触感応性スクリーンを持つ
少なくとも１つのビデオモニター（３５）、接触感応性
スクリーン（１２）上で選択できるゲームアプリケーシ
ョンを処理する中央装置（４５）、及び対応する操作プ
ログラムとを含む。記憶装置（２０）は画像の圧縮デー
タ、プログラム、及びゲームアプリケーションを記憶す
るための単一メモリースペースである。メモリースペー
スに記憶されるデータを選択し、このデータをビデオモ
ニター（３５）及び画像データのマルチプレックス手段
（３３）と各々連合して、画像データ、プログラム及び
アプリケーション（４７）を処理する手段（３１、３
２）に移すアクセスコントローラー（２１）を含む。実
時間で圧縮解除手段（３０）はコントローラー（２１）
と処理手段（３１、３２）の間に置かれる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は賭ゲーム、例えば宝く
じ、特別の宝くじ、ゲーム料金表示器（合計器）もしく
は他のゲーム等のゲーム端末機に関し、特に瞬間的な方
法でゲームをすることができる端末機に関する。

【０００２】

【従来の技術】例えば、賭等のゲームはゲーム料金（賭
金）が中央に集められるもしくは集めることが可能であ
るという事実により、州が絶対的な支配を及ぼすことが
できる限り、州により認定される。

【０００３】この目的のため、ゲーム端末機は通常ゲー
ムを受けるためのゲームシステムの一部であり、ゲーム
プレーヤ（賭を行う人）がよく訪れる場所に置かれたゲ
ーム端末機のネットワークを持ち、ゲームプレーヤはこ
れらのセンターに、書き込んだゲームスリップと共に、
ゲームのゲーム料金に相当する金額の支払いを添えて預
ける 。

【０００４】それと引き替えに、彼らは抽選まで保存す
る領収証を受け取る。

【０００５】端末機は通信ネットワークを通して、中央
処理システムもしくはサーバーセンターのいずれかに接
続されるか、あるいは独立している。

【０００６】今まで、ゲームプレーヤはゲームの結果を
知るため抽選日まである期間待たなけれ ばならなかっ
た。

【０００７】更に、ゲームプレーヤがゲーム端末機を使
用するゲームは今までゲームプレーヤがゲームスリップ
に書き込み、領収証を受取り、結果的に多量の紙を消費
していた。

【０００８】公知のゲーム端末機の中でも、ビデオ画面
に異なる記憶装置領域に記憶される相応するデータを重
ねるビデオモニターを使用する装置がある。

【０００９】これらの様々な画面は例えば：この画面に
対してＸ軸及びＹ軸上で転置可能なウィンドウを持った
固定画面；人物が動き回る画面；前の２つの画面の前に
置かれる固定画面である。

【００１０】一般的に、これらの画像は単に描かれて、
アニメ化された画像である。

【００１１】別の公知の構成では、ビデオ画像が前述の
場合と同様に、モニター上の異なるディスプレイ画面に
対応して記憶装置領域に記憶され、適切なインターフェ
イス回路を介して、ディスプレイ装置に転送される。

【００１２】ディスク等の記憶手段において、画像は圧
縮もしくは非圧縮形態で記憶される。

【００１３】それらの表示のために、画像ファイルがデ
ィスク上で読み出され、その読み取り時にそれらを圧縮
解除する中央処理装置を通して、ビデオモニターと関連
するカードの記憶装置に記憶される。圧縮解除された画
像は次に適切な回路によってディスプレイモニターに送
られる。

【００１４】このような構成は画像の鮮明度を良くする
が、画像を記憶するために大記憶容量を必要とし、結果
的にこの構成を高価なものにする。

【００１５】更に、複数のビデオ信号源により、これら
のソースの挿入によるモニタースクリーン上への画像表
示を制御することが知られている。

【００１６】

【発明が解決しようとする課題】発明の目的はユーザー
が瞬間的な方法でゲームをすることができるゲーム端末
機を提供することである。

【００１７】発明の別の目的は、使用される紙の量をか
なり減少させることができるゲーム端末機を提供するこ
とである。

【００１８】発明の更に別の目的は、ゲームプレーヤが
ゲームスリップを書き込む時に楽しめるように、プレー
ヤを引き付ける対話式ゲーム端末機を提供することであ
る。

【００１９】

【課題を解決するための手段】従って発明は、ゲーム料
金の支払いとゲームプレーヤによるモニター上のゲーム
の確認に対する領収書を発行する手段に連合する少なく
とも１つのビデオモニター、少なくとも１つの画像デー
タを受け取る少なくとも１つの記憶装置、操作プログラ
ムに応じて選択できるゲームアプリケーションを処理す
る少なくとも１つの中央ユニット、及びゲームアプリケ
ーションを選択する手段とを含み、記憶装置は画像の圧
縮データ、プログラム、ゲームアプリケーションを記憶
するための単一のメモリースペースであり、更に端末機
はメモリースペースに記憶されたデータを選択して、そ
のデータを画像データをデマルチプレックスする手段に
移すためのセクションを有するアクセスコントローラー
を含み、デマルチプレックスする手段は実時間（リアル
タイム）画像データ圧縮解除手段に接続され、この圧縮
解除手段は画像データ処理手段に接続され、マルチプレ
クシング手段及び／もしくはミキシング手段は、ビデオ
モニターと前記画像データ処理手段の間に置かれアクセ
スコントローラーは更にマルチプレクシング及び／もし
くはミクシング手段を制御するセクションを含むことを
特徴とする。

【００２０】本発明の一態様はゲーム料金の支払いとゲ
ームプレーヤによるモニター上のゲームの確認に対する
領収書を発行する手段に連合する少なくとも１つのビデ
オモニター、少なくとも１つの画像データを受け取る少
なくとも１つの記憶装置、操作プログラムに応じて選択
できるゲームアプリケーションを処理する少なくとも１
つの中央ユニット、及びゲームアプリケーションを選択
する手段とを含むゲームをするためのゲーム端末機であ
って、記憶装置は画像の圧縮データ、プログラム、ゲー
ムアプリケーションを記憶するための単一のメモリース
ペースであり、更に端末機は、メモリースペースに記憶
されたデータを選択して、そのデータを画像データをデ
マルチプレックスする手段に移すために適合されるセク
ションを有するアクセスコントローラーを含み、このデ
マルチプレックスする手段は実時間画像データ圧縮解除
手段に接続され、この実時間画像データ圧縮解除手段は
画像データ手段に接続され、マルチプレクシング手段及
び／もしくはミキシング手段はビデオモニターと前記画
像データ処理手段の間に置かれ、アクセスコントローラ
ーは更にマルチプレクシング及び／もしくはミクシング
手段を制御するセクションを含むことを特徴とする。記
憶装置が少なくとも１つのフラッシュメモリー及び／も
しくは静的または動的ＲＡＭメモリー及び／もしくはＲ
ＯＭメモリー及び／もしくはディスクメモリーから成る
ことを特徴とする。メモリースペースの中に記憶される
データが複数のデータフィールドから構成される単一の
チェーンの形状で符号化されて表示され、その特定のも
のが別のプロセスに従って圧縮され、各データフィール
ドはヘッダーもしくは関連タグで予め定義できることを
特徴とする。アクセスコントローラーはマイクロプロセ
ッサー、プログラム論理回路、もしくは該かる装置の組
合せであることを特徴とする。 画像データ処理手段
は、モニターに表示される場面を構成するために、異な
る画像面を表示するためカメラショットから来るビデオ
データ１からｎを処理する回路、及び実際のカメラショ
ットから来るビデオデータに調和する画像面において、
グラフィックコンピューター発生ビデオデータ１からｎ
をそれらを組み合わせるために処理する回路とを含むこ
とを特徴とする。更に、少なくとも１つの音再生装置を
含み、記憶装置が圧縮又は非圧縮音データの記憶を確実
にし、アクセスコントローラーは音データ処理手段に接
続される実時間音データ圧縮解除手段に接続される音デ
ータ・デマルチプレクシング手段に記憶装置に記憶され
た音データのアクセスを制御するセクションを含み、マ
ルチプレクシング手段が音再生装置と前記音データ処理
手段の間に置かれ、更にアクセスコントローラーのセク
ションが音データマルチプレクシング手段を制御するこ
とを特徴とする。音データ処理手段は記録された自然音
データを処理する回路と、記憶装置に記憶されたコンピ
ューター発生音を処理する回路とを含むことを特徴とす
る。記憶装置は処理装置により見られる仮想ディスクと
して考えられ、結果として中央処理装置の記憶装置の一
部であり、圧縮解除手段により見られる記憶装置として
考えられることを特徴とする。記憶装置は中央処理装置
の記憶領域と共有される画像と音のデータの記憶用仮想
領域、及び一方で処理装置と記憶装置の間に置かれ、他
方で記憶装置と圧縮解除手段との間に置かれるダブルア
クセスを有する管理回路とを含むことを特徴とする。一
方でマルチプレクシング手段とビデオモニターの間に接
続され、他方で音再生装置と接続されるディジタル-ア
ナログ変換手段を含むことを特徴とする。本明細書にお
いて「ゲーム」とは、我が国で許可されている宝くじ、
富くじ、競馬、競輪等の賭け事を含む。「ゲームプレー
ヤ」とは、上記ゲームに料金を支払って参加する人をい
う。

【００２１】

【作用】発明の目的は、現実（リアリティ）を再構成す
るカメラショットから生じる連続した画像シーケンスを
生み出す一方、このシーケンスの連続にランダムな特性
を持ったシーケンスを導入する手段により制御されるビ
デオディスプレイから成るゲーム端末機を提供すること
である。

【００２２】現実の印象は次々に交互配置されるか、及
び／もしくは連続する実際のショット及び実際の音から
来る画像と音のサブアセンブリの助けで得られる。

【００２３】再構成は、連続した画像と音のシーケンス
が単一のシーケンスを生み出し、その光景が現実の印象
を与えるという事実により達成される。

【００２４】更に対話式にできるランダムな特性は、画
像及び音のシーケンスを無限に組み合わせることがで
き、それによって特定のパラメーター上での作用により
疑似−現実のシーケンスを発生させるという事実により
得られる。

【００２５】これらのシーケンスの中で、あるものはプ
レーヤの管理外で選択でき、それは画像と音の表示され
たシーケンスにランダムな特性を与える。

【００２６】発明の別の目的は、自然な画像とコンピュ
ーターが作り出す画像の組合せを得ることを可能にする
ことである。

【００２７】

【実施例】図１に示した賭けを受けるゲーム端末機は主
に、圧縮された画像の記憶のために例えばフラッシュメ
モリー及び／もしくはＤＲＡＭにより構成され、バス３
を介して、端末機が遂行するアプリケーションの記憶用
メモリー領域５、及び端末機のオペレーションプログラ
ムの記憶用メモリー領域６を含む中央処理装置（または
ＣＰＵ）４に接続されるメモリー（記憶装置）２を含
む。中央処理装置４はＤＯＳまたはＯＳディスク操作タ
イプのシステムである。

【００２８】領収証発行手段４ａは中央処理装置４に連
合する。

【００２９】カード１のメモリー２は実時間画像・音デ
ータ圧縮解除ユニット７に接続され、それは次に画像挿
入及び音混合のために、マルチプレクシングユニット８
にその出力によって接続される。

【００３０】後者のマルチプレクシングユニットはビデ
オモニター９及び音再生デバイス１０に接続される出力
を持つ。

【００３１】このカードは、カメラショットから来る画
像データと結合されるコンピューターが作り出す画像デ
ータをカードに送るために、メモリー２とマルチプレク
シング回路８の間で接続される回路１１により完成され
る。

【００３２】モニタースクリーンは中央処理装置４に接
続される接触（タッチ）感応性キーボード１２と連合す
る。

【００３３】このタイプのアプリケーションに適合され
る他のアーゴノミック選択手段を使用することもでき
る。

【００３４】その回路を図２に示したが、端末機は更に
圧縮された画像及び音のデータを記憶するためフラッシ
ュメモリー及びＤＲＡＭ２を有する。

【００３５】メモリー２はその出力を介してデータ圧縮
解除ユニット７に接続され、それは次にディスプレイモ
ニター９及び音再生デバイス１０を制御するマルチプレ
クシングユニット８に接続される。

【００３６】メモリー２はバスを介して、やはり圧縮解
除ユニット７とマルチプレクシングユニット８を制御
し、接触感応性スクリーン１２から来る指示を処理する
中央処理装置４に接続される。

【００３７】領収証発行手段４ａがやはり中央処理装置
４と連合する。

【００３８】この回路は、圧縮されたデータを記憶する
ため、メモリー２のＤＲＡＭメモリー２ａがＣＤ−ＲＯ
Ｍメモリー１３に接続されるという点で、図１に示した
ものと異なっている。

【００３９】この構成のメモリー２は中央処理装置４に
より見ることができる仮想ディスクであると考えられ、
その結果中央処理装置のメモリーの一部、及び圧縮解除
ユニット７により見られるメモリーであると考えられ
る。

【００４０】図３に示した端末機の回路はそのメモリー
２が、中央処理装置４のメモリー領域１５と共有される
画像・音データの記憶用仮想領域１４と、一方でＣＰＵ
４とメモリー２間に置かれ、他方でメモリー２と圧縮解
除回路７の間に置かれるダブルアクセスを持った管理回
路１６とを持つという事実によって、主として図１に示
した回路とは異なる。

【００４１】この構成は図３において太線で示されたビ
デオメモリー２とマルチプレクシングユニット８間の速
いデータの流れ、及びメモリー２と中央処理装置４間の
一方の指示と、図３に二本の線で示した中央処理装置４
と圧縮解除回路７及びマルチプレクシングユニット８と
の間の他方の指示の制御された流れを確実にする。

【００４２】図４に示した発明に従って、ゲームを受け
るための対話式ゲーム端末機の論理図をより詳細に説明
する。

【００４３】この構造上のブロック線図は、説明する装
置の全般的機能を示している中心から、装置の構造につ
いて徐々に詳細な指示を与える連続的同心層による周囲
へと読んでいく必要がある。

【００４４】この方法で表された端末機は、画像、音及
び指示データの記憶用メモリースペース２０を含む。

【００４５】このメモリースペースはフラッシュメモリ
ー及び／もしくは静的または動的ＲＡＭ及び／もしくは
ＲＯＭ及び／もしくはディスクメモリーから成る。

【００４６】このメモリースペースに連合するのはアク
セスコントローラー２１であり、これはマイクロプロセ
ッサーにより、もしくはケーブル論理により、もしくは
該かる構成の組合せにより構成することができ、ＣＤ−
ＲＯＭへの直接的なアクセスを制御するセクション２
２、ディスクへのアクセスを制御するセクション２３、
画像データ処理手段へのアクセスを制御するセクション
２５、及び音データ処理手段へのアクセスを制御するセ
クション２６から成る。

【００４７】アクセスコントローラー２１のビデオ・音
データ処理手段へのアクセスを制御するセクション２５
と２６は、ビデオ・デマルチプレクサー２７と音データ
・デマルチプレクサー２８に各々接続される。

【００４８】ビデオ・デマルチプレクサー２７は実時間
（リアルタイム）圧縮解除ユニット３０に接続され、そ
れは次にモニター上に表示される画像構成場面の異なる
面を表示するために、カメラショットから来るビデオデ
ータ１〜ｎを処理する回路３１、及び実際のカメラショ
ットから来るビデオデータを持った対応する画像面にお
いてそれらを組み合わせるために、コンピューターが作
るビデオデータ１〜ｎを処理する回路３２もしくはビデ
オグラフィック・アダプターに接続される。処理回路３
１、３２に接続されるのは、ビデオ信号マルチプレクサ
ー３３であり、その出力において端末機がスクリーンを
持つのと同数のビデオモニター３５に接続されるディジ
タル-アナログ変換器３４に接続される。

【００４９】音信号・デマルチプレクサー２８は実時間
圧縮解除ユニット２８ａに接続され、それは対応する記
録された音ソースの音データ１〜ｎを処理する回路３
６、及び複数のソース１〜ｎのコンピューター生成音デ
ータを処理する回路３７とに接続される。

【００５０】処理回路３６、３７は可聴信号マルチプレ
クサー３８に接続され、それは次にディジタル-アナロ
グ変換器３９に接続され、その数は端末機が所有する音
再生装置４０の数に等しい。

【００５１】アクセス制御セクション２２はＣＤ−ＲＯ
Ｍ読取り装置４２に接続される。アクセス制御セクショ
ン２３はディスク読取り装置４３に接続される。

【００５２】アクセスコントローラー２１は更にプログ
ラムとアプリケーションのデータを制御し、デマルチプ
レックスするセクション４４を含み、それは矢印４５で
示すように、アクセスコントローラー２１の他のセクシ
ョン２２、２５、２６の制御を確実にし、また画像・音
データの各々のマルチプレクサー３３と３８の制御を確
実にする。

【００５３】プログラムとアプリケーションのデータを
制御するセクション４４に連合するのは、中央処理装置
４７に接続されるバスアービトレーション回路４６であ
る。

【００５４】必要に応じて、ユニット４７等の複数の中
央装置をアービトレーションバス４６に接続することが
できる。

【００５５】最後に、図４に示した装置は追加の処理・
アクセス制御装置を受け入れるために、拡張領域４８を
含む。

【００５６】メモリースペース２０の中に記憶されるた
めの情報項目は、複数のデータフィールドから構成され
るチェーンの形状で符号化されて表わされる。

【００５７】データのタイプに対応する各フィールドは
ヘッダーもしくは関連タグのいずれかにより予め定義で
きるタイプのものである。

【００５８】予言的、あるいは適応性のある、あるいは
その逆である異なるプロセスに従って、特定のフィール
ドが圧縮される。

【００５９】前述したように、データはアクセスコント
ローラー２１により認識され分類され、それはマイクロ
プロセッサー、プログラムされた論理、あるいはこの様
な装置の混合物のいずれであってもよい。

【００６０】今まで述べてきたマルチメディア対話式端
末機の操作を、図４の線図を参照して例を挙げて説明す
る。

【００６１】スイッチを入れると、中央処理装置４７が
初期設定される。画像は既にメモリースペース２０に記
憶されているので、端末機は直ちに画像をビデオモニタ
ー３５（単数又は複数）に送り出すことができる。

【００６２】実際、発明によって、ディスクと端末機の
記憶装置間の移動操作が省かれる。

【００６３】メモリースペース２０から取り出された画
像は単に実時間圧縮解除回路３０を通り、即座にモニタ
ー３５に送られる。

【００６４】対話式端末機が画像をモニターに送る一
方、中央処理装置４７はアービトレーションバス回路４
６の仮想ディスクとしてのメモリー２０に呼びかけ、ゲ
ームプレーヤが選択するアプリケーションにとって必要
なプログラム、データ、画像、音をそれらを処理するた
めに自身の記憶装置の中にロードし、それによってこの
アプリケーションを実行するために端末機の初期設定を
確実にすることができる。

【００６５】中央処理装置４７はアプリケーションのプ
ログラムに従って、画像を挿入し音を混合するために、
圧縮解除回路３０及びマルチプレクサー３３、３８を駆
動させる。

【００６６】図１から３において１２で示した接触感応
性スクリーンは、各アプリケーションにおいて対話を作
り出すために使用され、その指示はメモリースペース２
０に含まれる。

【００６７】図５は発明に従って、ゲームを受けるゲー
ム端末機のブロック線図の詳細を示す。

【００６８】図４に示した論理図のものと対応するこの
線図のエレメント（要素）は同じ参照符号で示してい
る。

【００６９】メモリースペース２０はアクセス制御論理
２１に接続され、それは図４に示した線図のアクセスコ
ントローラー２１に対応して、メモリースペースにポイ
ンターｐ１からｐｎを送る。

【００７０】論理２１はその出力でデマルチプレクサー
５０に接続され、それはケーブル論理又は、アクセスコ
ントローラー２１を構成するアドレス論理を介してメモ
リースペースからそれに到達するデータの流れの中でビ
デオ、音、プログラム及びアプリケーションの各データ
を選択するために適合されるプログラムにより構成され
る。

【００７１】このデマルチプレクサー５０は図４に示し
た線図のデマルチプレクサー２７、２８及び４５に対応
する。

【００７２】デマルチプレクサー５０は実時間ビデオデ
ータ圧縮解除回路３０に接続される出力を有し、その圧
縮解除回路は次に自然画像データ及びコンピューターが
作る画像データを処理するための回路３１、３２に接続
される。

【００７３】これらの処理回路の出力は、アナログ変換
器３４を介してモニター３５に接続される挿入マルチプ
レクサー３３に接続され、このモニター３５は図５にお
いて図４で示したモニター３５を表す。

【００７４】同様に、デマルチプレクサー５０は実時間
音データ圧縮解除回路２８ａに接続される音データ出力
を有し、その圧縮解除回路は次に自然音データ処理回路
３６に接続される。

【００７５】デマルチプレクサー５０は圧縮解除回路を
通らずに直接に処理回路３７へ接続されるコンピュータ
ー発生音データ出力を持つ。

【００７６】処理回路３６、３７の出力はマルチプレク
サー３８へ接続され、その出力アナログ変換器３９を介
して音再生装置４０に接続される。

【００７７】更に、デマルチプレクサー５０は中央処理
装置５２に接続されるプログラムとアプリケーションの
出力を有し、中央処理装置５２は次に入力／出力論理５
３を介して、一方で選択手段５４に接続され、この選択
手段５４は例えば図１から３に示した実施例の接触感応
スクリーン１２、キーボード、ゲームジョイスティッ
ク、例えばプレーヤ、キーボードあるいは他の手段で打
たなければならないボールによって構成されるセンサー
であってよく、他方で図１から３に示した実施例のプリ
ンター４ａを例えば駆動させることができる結果発行手
段に接続され、最後にメモリースペース２０と更にデマ
ルチプレクサー５０に送られるアドレスポインターｐ１
からｐｎを出力において制御するプログラムとアプリケ
ーションデータのアクセス制御セクション４４に接続さ
れる。

【００７８】中央処理装置５２とその関連入力／出力論
理５３は、事実上図４に示した線図の中央処理装置４７
を構成する。

【００７９】従って、前述の構成は複数の平面でビデオ
モニタースクリーン（単数又は複数）に実際のカメラシ
ョット及び／もしくはコンピューター発生画像から来る
画像を表示し、１つもしくは複数の音再生装置上に録音
及び／もしくはコンピューター発生音から自然音を再生
することを可能にするマルチメディア対話式端末機を提
供することができる。

【００８０】メモリースペースに記憶されたアプリケー
ションは例えば、複数のゲームのルールであり、ビデオ
モニターの接触感応性スクリーン上でゲームプレーヤが
利用できるその選択により、グリッドの箱を圧迫するこ
とによりゲームプレーヤが単に書き込まねばならないロ
ットーグリッド等のゲームグリッド、あるいはゲームプ
レーヤが参加しなければならないゲームの状況を示す場
面、例えば背景に観客の群衆がいるフットボール場のゴ
ール、ゴール前でショットを遮ろうと構えているゴール
キーパー、ペナルティスポットで相手チームのフットボ
ールプレーヤーによりキックされようとしているボール
等を表す場面のいずれかがモニターのスクリーン上に現
れ、これらの様々な画像はカメラショットから取られる
実際の画像であり、スクリーンの基部にコンピューター
発生画像が、ゴールキーパーに”勝つ”ことを試みるた
めにボールに対して様々な通路を選択するためゲームプ
レーヤに開かれた可能性を示している。

【００８１】ゲームプレーヤがボールがキックされる方
法を選択した時、端末機は以下に記す手段の助けで、予
め調整された通路もしくは無作為な方法で決められた通
路に従って、ゴールキーパーの動きと共にゴールでのシ
ョットの連続を発生させ、ボールの通路は端末機のユー
ザーの選択に対応し、そして音はボールを蹴るフットボ
ーラーの足の衝撃、ゴールキーパーによりボールが止め
られる可能性、観客の群衆の騒音等を再現する。

【００８２】結果として、発明によるゲーム端末機は実
際、マルチメディア対話式端末機である。

【００８３】

【発明の効果】更に、単一のディスプレイによりゲーム
プレーヤに同等のゲームスリップを提供することによ
り、発明の端末機はゲームスリップを印刷することを避
ける点で、かなりの紙の節約を導き出す。

【００８４】ゲームプレーヤがゲームをして料金を支払
った時、彼のゲームと支払われた料金に相応する領収証
を彼に提供するだけで充分である。

【００８５】即時対話式ゲームの場合、ゲームプレーヤ
は直ちに領収証を受け取ることができ、領収証には彼の
賞金の額が書き込まれている。

【００８６】発明による端末機は類似した端末機を備え
たネットワーク、もしくは現存するゲーム端末機と連合
するネットワークに挿入することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】発明によるゲーム端末機のブロック線図であ
る。

【図２】図１に示したゲーム端末機の別の態様を示すブ
ロック線図である。

【図３】発明によるゲーム端末機の更に別の態様を示す
ブロック線図である。

【図４】発明によるゲーム端末機の様々な機能を示す詳
細な論理図である。

【図５】図４に示した論理図に対応するブロック線図で
ある。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ゲーム料金の支払いとゲームプレーヤに
   よるモニター上のゲームの確認に対する領収書を発行す
   る手段に連合する少なくとも１つのビデオモニター、少
   なくとも１つの画像データを受け取る少なくとも１つの
   記憶装置、操作プログラムに応じて選択できるゲームア
   プリケーションを処理する少なくとも１つの中央ユニッ
   ト、及びゲームアプリケーションを選択する手段とを含
   むゲームをするためのゲーム端末機であって、記憶装置
   は画像の圧縮データ、プログラム、ゲームアプリケーシ
   ョンを記憶するための単一のメモリースペースであり、
   更に端末機は、メモリースペースに記憶されたデータを
   選択して、そのデータを画像データをデマルチプレック
   スする手段に移すために適合されるセクションを有する
   アクセスコントローラーを含み、このデマルチプレック
   スする手段は実時間画像データ圧縮解除手段に接続さ
   れ、この実時間画像データ圧縮解除手段は画像データ手
   段に接続され、マルチプレクシング手段及び／もしくは
   ミキシング手段はビデオモニターと前記画像データ処理
   手段の間に置かれ、アクセスコントローラーは更にマル
   チプレクシング及び／もしくはミクシング手段を制御す
   るセクションを含むことを特徴とするゲーム端末機。
2. 【請求項２】 記憶装置が少なくとも１つのフラッシュ
   メモリー及び／もしくは静的または動的ＲＡＭメモリー
   及び／もしくはＲＯＭメモリー及び／もしくはディスク
   メモリーから成ることを特徴とする請求項１に記載のゲ
   ーム端末機。
3. 【請求項３】 メモリースペースの中に記憶されるデー
   タが複数のデータフィールドから構成される単一のチェ
   ーンの形状で符号化されて表示され、その特定のものが
   別のプロセスに従って圧縮され、各データフィールドは
   ヘッダーもしくは関連タグで予め定義できることを特徴
   とする請求項１または２に記載のゲーム端末機。
4. 【請求項４】 アクセスコントローラーはマイクロプロ
   セッサー、プログラム論理回路、もしくは該かる装置の
   組合せであることを特徴とする請求項１、２、もしくは
   ３に記載のゲーム端末機。
5. 【請求項５】 画像データ処理手段は、モニターに表示
   される場面を構成するために、異なる画像面を表示する
   ためカメラショットから来るビデオデータ１からｎを処
   理する回路、及び実際のカメラショットから来るビデオ
   データに調和する画像面において、グラフィックコンピ
   ューター発生ビデオデータ１からｎをそれらを組み合わ
   せるために処理する回路とを含むことを特徴とする請求
   項１乃至４項のいずれか一項に記載のゲーム端末機。
6. 【請求項６】 更に、少なくとも１つの音再生装置を含
   み、記憶装置が圧縮又は非圧縮音データの記憶を確実に
   し、アクセスコントローラーは音データ処理手段に接続
   される実時間音データ圧縮解除手段に接続される音デー
   タ・デマルチプレクシング手段に記憶装置に記憶された
   音データのアクセスを制御するセクションを含み、マル
   チプレクシング手段が音再生装置と前記音データ処理手
   段の間に置かれ、更にアクセスコントローラーのセクシ
   ョンが音データマルチプレクシング手段を制御すること
   を特徴とする請求項１乃至５のいずれか一項に記載のゲ
   ーム端末機。
7. 【請求項７】 音データ処理手段は記録された自然音デ
   ータを処理する回路と、記憶装置に記憶されたコンピュ
   ーター発生音を処理する回路とを含むことを特徴とする
   請求項６に記載のゲーム端末機。
8. 【請求項８】 記憶装置は処理装置により見られる仮想
   ディスクとして考えられ、結果として中央処理装置の記
   憶装置の一部であり、圧縮解除手段により見られる記憶
   装置として考えられることを特徴とする請求項１乃至７
   のいずれか一項に記載のゲーム端末機。
9. 【請求項９】 記憶装置は中央処理装置の記憶領域と共
   有される画像と音のデータの記憶用仮想領域、及び一方
   で処理装置と記憶装置の間に置かれ、他方で記憶装置と
   圧縮解除手段との間に置かれるダブルアクセスを有する
   管理回路とを含むことを特徴とする請求項１乃至７のい
   ずれか一項に記載のゲーム端末機。
10. 【請求項１０】 一方でマルチプレクシング手段とビデ
    オモニターの間に接続され、他方で音再生装置と接続さ
    れるディジタル-アナログ変換手段を含むことを特徴と
    する請求項１乃至７のいずれか一項に記載のゲーム端末
    機。