JPH0763548B2 - ホビー用ラジコンヘリコプタの姿勢制御装置 - Google Patents

ホビー用ラジコンヘリコプタの姿勢制御装置

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JPH0763548B2
JPH0763548B2 JP35911792A JP35911792A JPH0763548B2 JP H0763548 B2 JPH0763548 B2 JP H0763548B2 JP 35911792 A JP35911792 A JP 35911792A JP 35911792 A JP35911792 A JP 35911792A JP H0763548 B2 JPH0763548 B2 JP H0763548B2
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JP
Japan
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operation amount
servo
angular velocity
angle
helicopter
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JP35911792A
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守 秋山
正美 荻野
徹夫 大口
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サコム株式会社
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Publication date
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H30/00Remote-control arrangements specially adapted for toys, e.g. for toy vehicles
    • A63H30/02Electrical arrangements
    • A63H30/04Electrical arrangements using wireless transmission

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Toys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線で飛行が遠隔制御
されるホビー用ラジコンヘリコプタに搭載し、飛行の自
立安定を補助するために使用するホビー用ラジコンヘリ
コプタの姿勢制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホビー用ラジコンヘリコプタとし
ては、送信機の操作用スティックを操作すると、ラジコ
ンヘリコプタに搭載するラジコン受信機がその操作に応
じた信号を受信し、その操作量に比例してラジコンヘリ
コプタのエルロンサーボ、エレベータサーボ、ラダーサ
ーボ、ピッチサーボ、スロットルサーボなどが、動作す
るものが知られている。そのうち、ラダーサーボについ
ては、上記の操作量とヨー軸ジャイロ(レートジャイ
ロ)の検出信号とに基づき、比例制御が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のラジコ
ンヘリコプタの操縦は、遠隔操作の対象であるラジコン
ヘリコプタが上下、左右、または前後に動くために、単
に離陸するだけでも初心者には困難であり、操作を誤っ
た場合には貴重な機体が破損するという問題があった。
さらに、操縦者に向けて飛ばす対面飛行になれば、送信
機に備えたエルロン、エレベータ、ラダーのステック操
作が逆になり、ある程度の技量をもった人でも難しいと
いう問題があった。
【0004】そこで、本発明は、ラジコンヘリコプタの
遠隔操作を安全かつ簡単に行える装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、以下のように構成した。まず第1発明
は、図1で示すように、ラジコン受信機から出力するラ
ジコンヘリコプタのラダーサーボの操作量を入力する操
作量入力手段と、そのラジコンヘリコプタの機体がヨー
軸を軸に左右に回転する際の角速度を検出する角速度検
出手段と、その角速度検出手段の検出角速度を積分して
前記ラジコンヘリコプタの機体がヨー軸を軸に左右に回
転した角度を求める角度算出手段と、前記操作量入力手
段が入力する操作量、前記角速度検出手段の検出角速
度、および前記角度算出手段が求めた算出角度に基づい
て前記ラダーサーボの操作量を決定する操作量決定手段
と、その操作量決定手段が決定した操作量を前記ラダー
サーボに向けて出力する操作量出力手段と、を備えてな
るホビー用ラジコンヘリコプタの姿勢制御装置である。
【0006】次に第2発明は、図2で示すように、ラジ
コン受信機から出力するラジコンヘリコプタのエルロン
サーボ、およびエレベータサーボの操作量をそれぞれ入
力する操作量入力手段と、ラジコンヘリコプタの機体が
ロール軸を軸に左右に回転する際の角速度を検出する第
1角速度検出手段と、ラジコンヘリコプタの機体がピッ
チ軸を軸に前後に回転する際の角速度を検出する第2角
速度検出手段と、前記第1角速度検出手段の検出角速度
を積分して前記ラジコンヘリコプタの機体がロール軸を
軸に左右に回転した角度を求める第1角度算出手段と、
前記第2角速度検出手段の検出角速度を積分して前記ラ
ジコンヘリコプタの機体がピッチ軸を軸に前後に回転し
た角度を求める第2角度算出手段と、前記操作量入力手
段が入力するエルロンサーボの操作量、前記第1角速度
検出手段の検出角速度、および前記第1角度算出手段が
求めた算出角度に基づいて前記エルロンサーボの操作量
を決定するエルロンサーボ操作量決定手段と、前記操作
量入力手段が入力するエレベータサーボの操作量、前記
第2角速度検出手段の検出角速度、および前記第2角度
算出手段が求めた算出角度に基づいて前記エレベータサ
ーボの操作量を決定するエレベータサーボ操作量決定手
段と、その両操作量決定手段が決定した両操作量を対応
するエルロンサーボ、およびエレベータサーボに向けて
出力する操作量出力手段と、を備えてなるラジコンヘリ
コプタの姿勢制御装置である。
【0007】
【作用】このように構成する第1発明は、既存のラジコ
ン受信機とともにホビー用ラジコンヘリコプタに搭載し
て使用する。
【0008】ラジコンヘリコプタの飛行時には、角速度
検出手段がラジコンヘリコプタの機体がヨー軸を軸に左
右に回転する際の角速度を検出する。角度算出手段は、
その角速度検出手段の検出角速度を積分してラジコンヘ
リコプタの機体がヨー軸を軸に左右に回転した角度を求
める。この積分は、ヘリコプタが移動した方向、および
その角度を記憶することに相当する。
【0009】操作量決定手段は、操作量入力手段より出
力する操作量、角速度検出手段の検出角速度、および角
度算出手段が求めた算出角度に基づいてラダーサーボの
操作量を決定する。このように操作量の決定に検出角速
度を積分して求めた算出角度を考慮すると、操作量入力
手段から出力される操作量が中立に戻ったときに、ヘリ
コプタが移動した方向、およびその移動角度を元に戻す
ように作用する。操作量出力手段は、その操作量決定手
段が決定した操作量を、ラダーサーボに向けて出力す
る。その結果、その操作量に応じてラダーサーボが動作
する。
【0010】一方、ラジコンヘリコプタのエルロンサー
ボ、およびエレベータサーボは、ラジコン受信機が受信
して出力するエルロンサーボの操作量、およびエレベー
タサーボの操作量に応じてそれぞれ動作する。
【0011】このように第1発明では、ラジコンヘリコ
プタの機体がヨー軸を軸に左右に回転する際の角速度を
検出し、その検出角速度を積分してラジコンヘリコプタ
の機体がヨー軸を軸に左右に回転した角度を求め、受信
機が受信するラダーサーボの操作量、検出角速度、およ
び上記の算出角度に基づき、ラダーサーボの操作量を決
定するようにした。従って、第1発明では、送信機側の
ラダー用の操作スティックを所定の位置にすると、一定
時間内はその位置がラジコンヘリコプタの機体がヨー軸
を軸とした角度にほぼ一致してそれを維持するととも
に、操作スティックを中立位置に戻すとヘリコプタの機
体がヨー軸を軸とした回転方向に対して元の状態に復帰
するので、ラジコンヘリコプタの操縦が安全かつ簡単に
行える。
【0012】第2発明は、第1発明と同様に既存のラジ
コン受信機とともにホビー用ラジコンヘリコプタに搭載
して使用する。
【0013】そして、ラジコンヘリコプタの飛行時に
は、第1角速度検出手段はラジコンヘリコプタの機体が
ロール軸を軸に左右に回転する際の角速度を検出し、第
2角速度検出手段はラジコンヘリコプタの機体がピッチ
軸を軸に前後に回転する際の角速度を検出する。第1角
度算出手段は、第1角速度検出手段の検出角速度を積分
してラジコンヘリコプタの機体がロール軸を軸に左右に
回転した角度を求め、第2角度算出手段は、第2角速度
検出手段の検出角速度を積分してラジコンヘリコプタの
機体がピッチ軸を軸に前後に回転した角度を求める。こ
の積分は、ヘリコプタが移動した方向、およびその角度
を記憶することに相当する。
【0014】エルロンサーボ操作量決定手段は、操作量
入力手段が入力するエルロンサーボの操作量、第1角速
度検出手段の検出角速度、および第1角度算出手段が求
めた角度に基づき、エルロンサーボの操作量を決定す
る。エレベータサーボ操作量決定手段は、操作量入力手
段が入力するエレベータサーボの操作量、第2角速度検
出手段の検出角速度、および第2角度算出手段が求めた
角度に基づいてエレベータサーボの操作量を決定する。
このように操作量の決定に検出角速度を積分して求めた
算出角度を考慮すると、操作量入力手段から出力される
操作量が中立に戻ったときに、ラジコンヘリコプタが移
動した方向、およびその移動角度を元に戻すように作用
する。操作量出力手段は、その両操作量決定手段が決定
した両操作量を対応するエルロンサーボ、およびエレベ
ータサーボに向けて出力する。その結果、その操作量に
応じてエルロンサーボ、およびエレベータサーボがそれ
ぞれ動作する。
【0015】一方、ラジコンヘリコプタのラダーサーボ
は、ラジコン受信機が受信して出力するラダーサーボの
操作量に応じて動作する。
【0016】このように第2発明では、ラジコンヘリコ
プタの機体がロール軸およびピッチ軸を軸に回転する際
の角速度をそれぞれ検出し、その検出角速度をそれぞれ
積分してラジコンヘリコプタのロール軸およびピッチ軸
を軸に回転した角度を求め、受信機が受信するエルロン
サーボ、エレベータサーボの各操作量、各検出角速度、
および前記の各算出角度に基づき、エルロンサーボ、エ
レベータサーボに出力すべき各操作量を決定するように
した。従って、第2発明では、送信機側のエルロン、ま
たはエレベータ用の操作スティックを所定の位置にする
と、一定時間はその位置がラジコンヘリコプタの機体の
ロール軸またはピッチ軸を軸とした角度にほぼ一致して
それを維持するとともに、操作スティックを中立位置に
戻すと、ヘリコプタの機体がロール軸またはピッチ軸を
軸とした回転方向に対して元の状態に復帰するので、ラ
ジコンヘリコプタの操縦が安全かつ簡単に行える。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面を参照
して以下に説明する。
【0018】図3は本発明実施例の外観の平面図であ
り、プリント基板(図示せず)に後述するCPUなどの
電子部品を取り付けるとともに、そのプリント基板をケ
ース1で保護するものである。プリント基板には、ラジ
コンヘリコプタに搭載する後述のサーボと接続するサー
ボ用コネクタ2、ラジコン受信機の出力端子と接続する
受信機用コネクタ3、ホビー用ラジコンヘリコプタに搭
載する後述のジャイロと接続するジャイロ用コネクタ4
を取り付ける。さらに、プリント基板には、後述するP
ID制御量を算出する際の比例データ、積分データ、微
分データの各ゲイン定数を任意に設定するための、例え
ば4ビットのロータリスイッチ5、6、7、および各種
の設定をする設定スイッチ8などを取り付ける。そし
て、これらコネクタ2、3、4などは、図3に示すよう
にケース1の表面に露出するように構成する。
【0019】図4は、本発明実施例のブロック図であ
り、送信機11、および受信機12は、ホビー用ラジコ
ンヘリコプタのラジコン装置(プロポーショナル装置)
として一般に市販されているものであり、コントロール
できるチャンネル数は5チャンネル程度のものである。
この受信機12はラジコンヘリコプタに搭載され、送信
機11側のスティック(図示せず)を操作者が操作する
と、その操作に対応する信号が送信されて、その信号を
受信機12が受信すると、受信機12はラジコンヘリコ
プタに搭載する各種サーボを駆動すべき操作信号を出力
する。
【0020】この操作信号には、エルロンサーボ13を
操作すべきエルロン信号、エレベータサーボ14を操作
すべきエレベータ信号、ラダーサーボ15を操作すべき
ラダー信号、スロットルサーボ16を操作すべきスロッ
トル信号、および後述するPID制御量のゲインの切り
換えのために使用するAUX信号(予備の信号)などが
ある。
【0021】受信機12が受信して出力されるこれらの
操作信号は、入力インタフェース17を介してワンチッ
プ形態のCPU(中央処理装置)18に供給するように
構成する。CPU18は、図5〜図9で示すような各種
の判断や演算処理を行うものである。CPU18には、
後述のような各種のデータを格納する読み書き可能なR
AM19や、後述の処理手順などをあらかじめ書き込ん
だ読み出し専用のROM20を接続する。
【0022】ラジコンヘリコプタには、飛行中にヘリコ
プタの姿勢が変化した際の各角速度をそれぞれ検出する
ために、ロール軸ジャイロ21、ピッチ軸ジャイロ2
2、およびヨー軸ジャイロ23を所定位置に搭載し、こ
れらジャイロ21、22、23の検出角速度の各信号
は、入力インタフェース17を介してCPU18に供給
するように構成する。CPU18の入力側には、ロータ
リスイッチ5、6、7を入力インタフェース17を介し
て接続するとともに、各部に電力を供給するバッテリ2
5の電圧を入力インタフェース17を介して供給するよ
うに構成する。
【0023】さらに、CPU18の出力側には、出力イ
ンタフェース24を介して、制御対象であるエルロンサ
ーボ13、エレベータサーボ14、ラダーサーボ15、
およびスロットルサーボ16を接続する。
【0024】次に、このような構成からなる実施例のC
PU18の制御処理の概要を説明する。 (1)送信機11から送信され、受信機12が受信して
出力するエルロンサーボ13、エレベータサーボ14、
ラダーサーボ15、およびスロットルサーボ16の各操
作量、並びに後述するPID制御量演算時のゲインの切
り換え用のAUX信号をCPU18入力する。 (2)ロール軸ジャイロ21、ピッチ軸ジャイロ22、
およびヨー軸ジャイロ23からの各検出角速度をそれぞ
れ入力する。 (3)各検出角速度を一定時間ごとに加算(積分)して
角度を求める。この求めた角度の誤差(この誤差は雑音
などに起因する)を補正するために、一定時間ごとにそ
の角度を零に向かって減算する。ここで、求める角度
は、一定時間内のラジコンヘリコプタのヨー軸、ロール
軸、およびピッチ軸を軸とした回転角度に相当する。 (4)各検出角速度の一定時間ごとの変化量を計算して
各角加速度を求める。 (5)上記のように入力したエルロンサーボ13、エレ
ベータサーボ14、ラダーサーボ15の各操作量、各検
出角速度、各算出角度、および各算出各加速度に基づ
き、エルロンサーボ13、エレベータサーボ14、およ
びラダーサーボ15に出力すべき各操作量を決定し、そ
の操作量に応じて各サーボを駆動する。 (6)スロットルサーボ16は、上記のように入力した
スロットルサーボ16の操作量に応じて駆動する。
【0025】次に、以上のように概略的に説明したCP
U18の制御処理について具体化したものを、図5〜図
9のフローチャートを参照して説明する。ここで、図5
〜図7はメイン処理を示し、図8はPID制御量演算処
理を示し、図9はタイマ割り込み処理を示す。
【0026】図5に示すようにメイン処理では、電源が
ON(投入)されると(S1)、システムが初期化され
たのち(S2)、電源電圧が一定値以上か否かが判断さ
れ(S3)、一定値以下のときにはプログラム停止の処
理がなされ(S4)、一定値以上のときにはロール軸ジ
ャイロ21、ピッチ軸ジャイロ22、およびヨー軸ジャ
イロ23からの各検出角速度をそれぞれ入力して、メモ
リの基準値エリアにセットする(S5)。
【0027】次に、送信機11からエルロンサーボ13
の操作量の入力があるか否かを検出する(S6)。その
検出の結果、エルロンサーボ13の操作量の入力がある
ときには、出力すべきエルロンサーボ13の操作量を、
次の(1)式で決定する(S7)。
【0028】エルロンサーボの操作量=送信機からのエ
ルロンサーボの操作量+ロール軸ジャイロの検出角速度
に基づいて算出されるPID制御量・・・・・(1)
【0029】そして、(1)式により算出された操作量
をエルロンサーボ13に向けて出力する(S8)。その
結果、エルロンサーボ13はその出力された操作量に応
じて動作する。
【0030】ところで、(1)式のPID制御量は、図
8に示す演算により求める。また、このPID制御量を
演算するための基礎となる比例データ、積分データ、微
分データは、図9で示すタイマの割り込み処理で求め
る。そこで、以下にこれらの演算処理、および割り込み
処理を説明する。
【0031】まず、図8に示すPID制御量演算処理で
は、所定の時間(例えば20mS)ごとに、後述の図9
の処理により得られる比例データ、積分データ、微分デ
ータを利用して、エルロン、エレベータ、ラダーの各サ
ーボの操作量を算出するために供するPID制御量を、
次の(2)式により算出する(S51)。
【0032】PID制御量=比例データ・比例ゲイン定
数+積分データ・積分ゲイン定数+微分データ・微分ゲ
イン定数・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)
【0033】ここで、(2)式中の比例ゲイン定数、積
分ゲイン定数、微分ゲイン定数は、ロータリスイッチ
5、6、7により、操作者により任意に設定されている
値である。そして、(2)式で算出したPID制御量
は、後述するAUXフラグが「ON」のときには、あら
かじめ定めてあるゲイン切り替え定数を掛けて補正(変
更)し、逆にAUXフラグが「ON」でないときには、
(2)式で算出したままとして最終的なPID制御量と
する(S52、S53)。
【0034】次に、図9に示すタイマ割り込み処理で
は、上述のPID制御量を演算するために使用する、エ
ルロン、エレベータ、およびラダー操作に関する比例デ
ータ、積分データ、および微分データを、例えば4mS
のタイマの割り込みごとに以下のように求める。
【0035】まずロール軸ジャイロ21のデータ(検出
角速度)を入力し(S31)、その入力データに基づい
て、エルロンサーボ13の操作量の算出に使用すべきエ
ルロン比例データ、エルロン積分データ、エルロン微分
データを、以下の各式で求める(S32〜S34)。 エルロン比例データ=(入力データ)−(エルロン基準
値) エルロン積分データ=(エルロン積分データ)+(エル
ロン比例データ) エルロン微分データ=(エルロン比例データ)−(前回
のエルロン比例データ)
【0036】これらの式からわかるように、エルロン比
例データは検出角速度が入力されるたびに、その値があ
たらしい値に更新される。また、エルロン積分データ
は、エルロン比例データの総和である。さらに、エルロ
ン微分データは、今回と前回のエルロン比例データの差
分である。
【0037】次に、ピッチ軸ジャイロ22のデータ(検
出角速度)を入力し(S35)、その入力データに基づ
いて、エレベータサーボ14の操作量の算出に使用すべ
きエレベータ比例データ、エレベータ積分データ、エレ
ベータ微分データを以下の各式で求める(S36〜S3
8)。 エレベータ比例データ=(入力データ)−(エレベータ
基準値) エレベータ積分データ=(エレベータ積分データ)+
(エレベータ比例データ) エレベータ微分データ=(エレベータ比例データ)−
(前回のエレベータ比例データ)
【0038】さらに、ヨー軸ジャイロ23のデータ(検
出角速度)を入力し(S39)、その入力データに基づ
いて、ラダーサーボ15の操作量の算出に使用すべきラ
ダー比例データ、ラダー積分データ、ラダー微分データ
を以下の各式で求める(S40〜S42)。 ラダー比例データ=(入力データ)−(ラダー基準値) ラダー積分データ=(ラダー積分データ)+(ラダー比
例データ) ラダー微分データ=(ラダー比例データ)−(前回のラ
ダー比例データ)
【0039】引き続き、図5のステップS9に戻ると、
ステップS9では送信機11からのエレベータサーボ1
4の操作量の入力があるか否かを検出する。その検出の
結果、エレベータサーボ14の操作量の入力があるとき
には、出力すべきエレベータサーボ14の操作量を次の
(3)式で決定する(S10)。
【0040】エレベータサーボの操作量=送信機からの
エレベータサーボの操作量+ピッチ軸ジャイロの検出角
速度に基づいて算出されるPID制御量・・・・(3)
【0041】そして、(3)式により算出された操作量
をエレベータサーボ14に向けて出力する(S11)。
その結果、エレベータサーボ14はその出力された操作
量に応じて動作する。
【0042】次に、送信機11からのラダーサーボ15
の操作量の入力があるか否かを検出する(S12)。そ
の検出の結果、ラダーサーボ15の操作量の入力がある
ときには、出力すべきラダーサーボ15の操作量を、次
の(4)式で決定する(S13)。
【0043】ラダーサーボの操作量=送信機からのラダ
ーサーボの操作量+ヨー軸ジャイロの検出角速度に基づ
いて算出されるPID制御量・・・・・・・・(4)
【0044】そして、(4)式により算出された操作量
をラダーサーボ15に向けて出力する(S14)。その
結果、ラダーサーボ15はその出力された操作量に応じ
て動作する。
【0045】次に、送信機11からのスロットルサーボ
16の操作量の入力があるか否かを検出する(S1
5)。その検出の結果、スロットルサーボ16の操作量
の入力があるときには、その入力した操作量をそのまま
スロットルサーボ16に向けて出力する(S16、S1
7)。その結果、スロットルサーボ16は、その出力さ
れた操作量に応じて動作する。
【0046】引き続き、送信機11からAUX操作量の
入力が有るか否かを検出し(S18)、AUX操作量の
入力が有るときには、AUX操作量が「ON」か否かを
判定する(S19)。その結果、AUX操作量が「O
N」であればAUXフラグを「ON」にし(S20)、
AUX操作量が「ON」でないときにはAUXフラグを
「OFF」にする(S21)。
【0047】さらに、図9で求めたエルロン積分データ
がプラスの値か否かを判定し(S22)、その結果、プ
ラスのときにはエルロン積分データから定数を減算して
新たなデータに更新するとともに(S23)、プラスで
ないときにはエルロン積分データに定数を加算して新た
な積分値に更新する(S24)。これら加減算は、ロー
ル軸ジャイロ21の出力信号に含まれる雑音成分を除去
するために行う。
【0048】次に、図9で求めたエレベータ積分データ
がプラスの値か否かを判定し(S25)、その結果、プ
ラスのときにはエレベータ積分データから定数を減算し
て新たなデータに更新するとともに(S26)、プラス
でないときにはエレベータ積分データに定数を加算して
新たなデータに更新する(S27)。これら加減算は、
ピッチ軸ジャイロ22の出力信号に含まれる雑音成分を
除去するために行うものである。
【0049】引き続き、図9で求めたラダー積分データ
がプラスの値か否かを判定し(S28)、その結果、プ
ラスのときにはラダー積分データから定数を減算して新
たなデータに更新し(S29)、プラスでないときには
ラダー積分データに定数を加算して新たなデータに更新
する(S30)。これら加減算は、ヨー軸ジャイロ23
の出力信号に含まれる雑音成分を除去するために行う。
【0050】そして、ラジコンヘリコプタが飛行中は、
これらS6〜S30の各処理が繰り返されるとともに、
タイマの割り込み処理により図9に示すような各データ
が算出される。
【0051】以上にように、本発明実施例では、ラジコ
ンヘリコプタの機体がヨー軸、ロール軸、ピッチ軸を軸
に回転する際の角速度をそれぞれ検出するとともに、そ
の検出角速度に基づいて上記のようにPID制御量を算
出し、送信機が送信するエルロンサーボ13、エレベー
タサーボ14、およびラダーサーボ15の各操作量、お
よび上記の各算出PID制御量に基づき、出力すべきエ
ルロンサーボ13、エレベータサーボ14、ラダーサー
ボ15の各操作量を決定するようにした。従って、本発
明実施例では、送信機側のエルロン、エレベータ、およ
びラダー用の各操作スティックを所定の位置にすると、
その位置がラジコンヘリコプタの機体のヨー軸、ロール
軸、ピッチ軸を軸とした角度にほぼ一致してそれを維持
するとともに、操作スティックを中立位置に戻すとヘリ
コプタの機体がヨー軸、ロール軸、ピッチ軸を軸とした
回転方向に対して元の状態に復帰するので、ラジコンヘ
リコプタの操縦が初心者でも容易に行える。
【0052】なお、以上の実施例の説明では、エルロン
サーボ13、エレベータサーボ14、およびラダーサー
ボ15に出力すべき操作量は、いずれもPID制御量を
加算して求めるようにした。しかし、本発明は、ラダー
サーボ15の操作量のみを上記にように算出して出力す
るだけでも、またはエルロンサーボ13およびエレベー
タサーボ14の両操作量のみを上記にように算出して出
力するだけでも、実用上は何等差し支えることがなく利
用できる。
【0053】しかも、本発明実施例では、各サーボに出
力すべき操作量を求める際に、上記のように比例デー
タ、積分データ、および微分データからなるPID制御
量を使用したが(図8参照)、これに代えて比例デー
タ、および積分データのみからなるPI制御量だけでも
実用上は差支えない。
【0054】
【発明の効果】以上のように第1発明では、ラジコンヘ
リコプタの機体がヨー軸を軸に左右に回転する際の角速
度を検出し、その検出角速度を積分してラジコンヘリコ
プタのヨー軸を軸に左右に回転した角度を求め、受信機
が受信するラダーサーボの操作量、検出角速度、および
上記の算出角度に基づき、ラダーサーボの操作量を決定
するようにした。従って、第1発明では、送信機側のラ
ダー用の操作スティックを所定の位置に動かすと、その
位置がラジコンヘリコプタの機体がヨー軸を軸とした角
度にほぼ一致してそれを維持するとともに、操作スティ
ックを中立位置に戻すとヘリコプタの機体がヨー軸を軸
とした回転方向に対して元の状態に復帰するので、ラジ
コンヘリコプタの操縦が容易に行える。
【0055】また第2発明では、ラジコンヘリコプタの
機体がロール軸およびピッチ軸を軸に回転する際の角速
度をそれぞれ検出し、その検出角速度をそれぞれ積分し
てラジコンヘリコプタのロール軸およびピッチ軸を軸に
回転した角度を求め、受信機が受信するエルロンサー
ボ、エレベータサーボの各操作量、各検出角速度、およ
び前記の各算出角度に基づき、エルロンサーボ、エレベ
ータサーボに出力すべき各操作量を決定するようにし
た。従って、第2発明では、送信機側のエルロン、また
はエレベータ用の操作スティックを所定の位置にする
と、その位置がラジコンヘリコプタの機体のロール軸ま
たはピッチ軸を軸とした角度にほぼ一致してそれを維持
するとともに、操作スティックを中立位置に戻すとヘリ
コプタの機体がロール軸およびピッチ軸を軸とした回転
方向に対して元の状態に復帰するので、ラジコンヘリコ
プタの操縦が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の構成を示すブロック図である。
【図2】第2発明の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明実施例の外観を示す平面図である。
【図4】本発明実施例のブロック図である。
【図5】本発明実施例の制御処理のメイン処理例を示す
フローチャートである。
【図6】本発明実施例の制御処理のメイン処理例を示す
フローチャートである。
【図7】本発明実施例の制御処理のメイン処理例を示す
フローチャートである。
【図8】本発明実施例のPID制御量演算処理の一例を
示すフローチャートである。
【図9】本発明実施例のタイマ割り込み処理の一例を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
11 送信機 12 受信機 13 エルロンサーボ 14 エレベータサーボ 15 ラダーサーボ 16 スロットルサーボ 17 入力インタフェース 18 CPU 21 ロール軸ジャイロ 22 ピッチ軸ジャイロ 23 ヨー軸ジャイロ 24 出力インタフェース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラジコン受信機から出力するラジコンヘリ
    コプタのラダーサーボの操作量を入力する操作量入力手
    段と、 そのラジコンヘリコプタの機体がヨー軸を軸に左右に回
    転する際の角速度を検出する角速度検出手段と、 その角速度検出手段の検出角速度を積分して前記ラジコ
    ンヘリコプタの機体がヨー軸を軸に左右に回転した角度
    を求める角度算出手段と、 前記操作量入力手段が入力する操作量、前記角速度検出
    手段の検出角速度、および前記角度算出手段が求めた算
    出角度に基づいて前記ラダーサーボの操作量を決定する
    操作量決定手段と、 その操作量決定手段が決定した操作量を前記ラダーサー
    ボに向けて出力する操作量出力手段と、 を備えてなるホビー用ラジコンヘリコプタの姿勢制御装
    置置。
  2. 【請求項2】ラジコン受信機から出力するラジコンヘリ
    コプタのエルロンサーボ、およびエレベータサーボの操
    作量をそれぞれ入力する操作量入力手段と、 ラジコンヘリコプタの機体がロール軸を軸に左右に回転
    する際の角速度を検出する第1角速度検出手段と、 ラジコンヘリコプタの機体がピッチ軸を軸に前後に回転
    する際の角速度を検出する第2角速度検出手段と、 前記第1角速度検出手段の検出角速度を積分して前記ラ
    ジコンヘリコプタの機体がロール軸を軸に左右に回転し
    た角度を求める第1角度算出手段と、 前記第2角速度検出手段の検出角速度を積分して前記ラ
    ジコンヘリコプタの機体がピッチ軸を軸に前後に回転し
    た角度を求める第2角度算出手段と、 前記操作量入力手段が入力するエルロンサーボの操作
    量、前記第1角速度検出手段の検出角速度、および前記
    第1角度算出手段が求めた算出角度に基づいて前記エル
    ロンサーボの操作量を決定するエルロンサーボ操作量決
    定手段と、 前記操作量入力手段が入力するエレベータサーボの操作
    量、前記第2角速度検出手段の検出角速度、および前記
    第2角度算出手段が求めた算出角度に基づいて前記エレ
    ベータサーボの操作量を決定するエレベータサーボ操作
    量決定手段と、 その両操作量決定手段が決定した両操作量を対応するエ
    ルロンサーボ、およびエレベータサーボに向けて出力す
    る操作量出力手段と、 を備えてなるラジコンヘリコプタの姿勢制御装置。
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