JPH0763521A - 物品の寸法測定装置、体積測定装置及び体積密度測定装置 - Google Patents

物品の寸法測定装置、体積測定装置及び体積密度測定装置

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JPH0763521A
JPH0763521A JP23409393A JP23409393A JPH0763521A JP H0763521 A JPH0763521 A JP H0763521A JP 23409393 A JP23409393 A JP 23409393A JP 23409393 A JP23409393 A JP 23409393A JP H0763521 A JPH0763521 A JP H0763521A
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JP
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measuring
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photobeam
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JP23409393A
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English (en)
Inventor
Osamu Honda
修 本田
Toshiyuki Hirata
年幸 平田
Takeshi Yoshida
武司 吉田
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Yamato Scale Co Ltd
Original Assignee
Yamato Scale Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 費用が安価であり、高精度で物品の体積及び
密度を測定できるようにすること。 【構成】 物品13を搬送する搬送装置12と、物品の
検出状態と非検出状態との間でスイッチが切り換わる長
さ測定用フォトビームスイッチ14と、物品を検出した
ときにスイッチが切り換わる搬送速度測定用フォトビー
ムスイッチ15と、物品の搬送方向に向かうに従ってビ
ームが物品の高さ、幅方向に沿って徐々に搬送経路に接
近するように設け物品を検出したときにスイッチが切り
換わる高さ測定用、幅測定用フォトビームスイッチ1
7、16と、スイッチ14が検出状態となったときから
スイッチ15、16、17が切り換わったときまでの各
時間を測定すると共にスイッチ14が非検出状態となる
までの時間を測定する時間測定部と、各時間を使用して
物品の体積を算出する体積演算部と、物品の重量を測定
する重量測定部と、物品の密度を算出する密度演算部と
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、物品を搬送装置によ
り搬送中にその物品の所定箇所の寸法を測定する物品の
寸法測定装置、物品の体積を測定する体積測定装置、及
び物品の体積と重量と密度とを測定する体積密度測定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の寸法測定装置を図4を参照して説
明する(特開平3-148002号公報参照)。発光ユニット1
と受光ユニット4は、距離Rを隔てて相互に平行でかつ
基準面9に対し垂直方向に配設されている。この寸法測
定装置の基本的なシーケンスは、L1 1 、L2 2
3 3 、・・・の順序で、発光素子L、受光素子Pが
1対ずつ結合して動作状態となるように逐次走査する。
その際に、主光束e1 〜e5 は物品Aで遮光されるた
め、受光素子P1 〜P5 の出力はいずれもオフのままで
あるが、主光束e6 は遮光されないために受光素子P6
の出力はオンになる。そこで、物品Aの上面は主光束e
5 とe6 の中間にあると判定することができ、主光束の
逐次走査を終了する。今、例えば素子間隔が1cmとす
ると、主光束eのみの走査結果として物品Aの高さは
5.0cm又は5.5cmのいずれかであると判定する
ことができる。
【0003】次に、主光束の逐次走査時に初めてオンに
なった主光束e6 の次の主光束e7用の発光素子L
7 と、最後に出力がオフとなった主光束e5 用の受光素
子P5 とを補助光束e75により走査する。補助光束e75
は、図4に示すように、主光束7に対して僅かに傾斜
し、遮光、非遮光が分かれる隣接した2本の主光束
5 、e6 の間を通っている。図4の状態では、補助光
束e75は物品Aで遮光されて、受光素子P5 がオフであ
るから、補助光束e75による走査の結果として、主光束
eにより判定された2値のうち大きい方の5.5cmを
測定値として採用する。もし、補助光束e75が物品Aで
遮光されることなく、受光素子P5 の出力がオンになれ
ば、測定値を5.0cmに決定する。なお、補助光束と
は、主光束の周りに分布放射される光束の一部を使用し
た光束をいう。
【0004】また、実公昭62-34264号公報に掲載されて
いる自動貨物重量体積測定装置を図5を参照して説明す
る。この装置によると、搬送コンベア2上を移送される
荷物3がフォトビームスイッチアレイ5によるビームで
形成された光幕を通過すると、このビームが荷物3で遮
断され、遮断するスイッチ点数により荷物3の高さが測
定できるもので、このフォトビームスイッチアレイ5の
出力は高さ計10に出力するようになっている。また、
荷物3の上面部に対応する写像のデイジタルビデオ信号
をカメラ6により同時に得るものである。そして、上記
高さ計10の出力とカメラ6からのデイジタルビデオ信
号とにより、荷物3の体積が計算されるようになってい
る。更に、これと同時に、搬送コンベア2上に移送され
る荷物3の重量は電子式重量計11により検出され、デ
イジタル値で出力するようになっている。かくして、荷
物3の体積、重量を同時に測定表示できるようになって
いる。なお、カメラ6は、イメージセンサの光電変換素
子列8に2次元イメージセンサを使用してあり、カメラ
6のピントぼけによる測定誤差が素子1ビットを超えな
いように焦点距離、倍率等が設定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す寸法測定装
置は、例えば各発光素子Lについて1本の補助光束を併
用した場合、発光素子L、受光素子Pの数を2倍に増加
したものと同様の分解能により寸法を測定できるが、図
4に示すように、必要な分解能が例えば5mmであると
すると、発光素子L及び受光素子Pを1cmおきに設置
する必要がある。従って、物品Aの高さを測定する場
合、その高さのばらつきの範囲に亘って多数の発光素子
L及び受光素子Pを設ける必要があり、その結果、発光
素子L及び受光素子Pのコストが高くつくという問題が
ある。因みに、図4に示す装置では、12台の発光素子
Lと11台の受光素子Pを設けてある。
【0006】図5に示す自動貨物重量体積測定装置で
は、カメラ6からのデイジタルビデオ信号に基づいて荷
物3の上面面積Sを求めているので、この上面面積の分
解能を上げようとするとイメージセンサの光電変換素子
列8の素子数を増加させる必要がある。しかし、イメー
ジセンサの光電変換素子列8の素子の費用を勘案する
と、素子数を無制限に増加することもできず、その結
果、荷物3の上面面積Sの精度も或る一定の限界が存在
するという問題がある。
【0007】本発明は、費用が安価であり、高精度で物
品の寸法を測定することができる物品の寸法測定装置及
び物品の体積を高精度に算出することができる体積測定
装置、並びに物品の体積と密度を高精度に算出すること
ができる体積密度測定装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明の物品の寸法
測定装置は、物品を所定の搬送経路に沿って搬送する搬
送装置と、搬送中の物品を検出したときにスイッチが切
り換わる測定開始用フォトビームスイッチと、該測定開
始用フォトビームスイッチが上記搬送中の物品を検出す
る位置よりも上記搬送装置の出口側の位置で上記物品を
検出するように設けてあり搬送中の物品を検出したとき
にスイッチが切り換わる搬送速度測定用フォトビームス
イッチと、上記物品の搬送方向に向かうに従ってビーム
が徐々に上記搬送経路に接近するように上記ビームの方
向が上記搬送経路に対して所定の角度をなすと共に、上
記測定開始用フォトビームスイッチが上記搬送中の物品
を検出する位置よりも上記搬送装置の出口側の位置で上
記物品を検出するように設けてあり搬送中の物品を検出
したときにスイッチが切り換わる寸法測定用フォトビー
ムスイッチと、上記測定開始用フォトビームスイッチが
切り換わったときから上記搬送速度測定用フォトビーム
スイッチが切り換わったときまでの搬送速度に係る時間
及び上記測定開始用フォトビームスイッチが切り換わっ
たときから上記寸法測定用フォトビームスイッチが切り
換わったときまでの寸法に係る時間を測定する時間測定
部と、該時間測定部により測定した上記搬送速度に係る
時間と上記寸法に係る時間を使用して上記搬送経路に対
して直角をなし、かつ、上記寸法測定用フォトビームス
イッチのビームに向かう方向の物品の寸法を算出する寸
法演算部と、を具備することを特徴とするものである。
【0009】第2の発明の体積測定装置は、物品を所定
の搬送経路に沿って搬送する搬送装置と、搬送中の物品
を検出する検出状態と搬送中の物品を検出していない非
検出状態との間で状態が変更するときにスイッチが切り
換わる物品の長さ測定用フォトビームスイッチと、該長
さ測定用フォトビームスイッチが上記搬送中の物品を検
出する位置よりも上記搬送装置の出口側の位置で上記物
品を検出するように設けてあり搬送中の物品を検出した
ときにスイッチが切り換わる搬送速度測定用フォトビー
ムスイッチと、上記物品の搬送方向に向かうに従ってビ
ームが物品の高さ方向に沿って徐々に上記搬送経路に接
近するように上記ビームの方向が上記搬送経路に対して
所定の角度をなすと共に、上記長さ測定用フォトビーム
スイッチが上記搬送中の物品を検出する位置よりも上記
搬送装置の出口側の位置で上記物品を検出するように設
けてあり搬送中の物品を検出したときにスイッチが切り
換わる高さ測定用フォトビームスイッチと、上記物品の
搬送方向に向かうに従ってビームが物品の幅方向に沿っ
て徐々に上記搬送経路に接近するように上記ビームの方
向が上記搬送経路に対して所定の角度をなすと共に、上
記長さ測定用フォトビームスイッチが上記搬送中の物品
を検出する位置よりも上記搬送装置の出口側の位置で上
記物品を検出するように設けてあり搬送中の物品を検出
したときにスイッチが切り換わる幅測定用フォトビーム
スイッチと、上記長さ測定用フォトビームスイッチが検
出状態となってスイッチが切り換わったときから上記搬
送速度測定用フォトビームスイッチが切り換わったとき
までの搬送速度に係る時間、長さ測定用フォトビームス
イッチが検出状態となってスイッチが切り換わったとき
から非検出状態となってスイッチが切り換わったときま
での物品の長さに係る時間、上記長さ測定用フォトビー
ムスイッチが検出状態となってスイッチが切り換わった
ときから上記高さ測定用フォトビームスイッチが切り換
わったときまでの物品の高さに係る時間及び上記長さ測
定用フォトビームスイッチが検出状態となってスイッチ
が切り換わったときから上記幅測定用フォトビームスイ
ッチが切り換わったときまでの物品の幅に係る時間を測
定する時間測定部と、該時間測定部により測定した上記
搬送速度に係る時間、上記物品の長さに係る時間、上記
物品の高さに係る時間及び上記物品の幅に係る時間を使
用して物品の体積を算出する体積演算部と、を具備する
ことを特徴とするものである。
【0010】第3の発明の体積密度測定装置は、第2の
発明の体積測定装置において、上記搬送中の物品の重量
を測定する重量測定部と、該重量測定部により得られた
物品重量と上記体積演算部により得られた物品の体積と
に基づいて物品の密度を算出する密度演算部と、を設け
たことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】第1の発明によると、搬送装置が物品を所定の
搬送経路に沿って搬送し、物品を搬送中に、まず、測定
開始用フォトビームスイッチが搬送中の物品を検出す
る。しかる後に、搬送速度測定用フォトビームスイッ
チ、寸法測定用フォトビームスイッチが物品を検出す
る。時間測定部は、測定開始用フォトビームスイッチが
切り換わったときから搬送速度測定用フォトビームスイ
ッチが切り換わったときまでの搬送速度に係る時間、及
び測定開始用フォトビームスイッチが切り換わったとき
から寸法測定用フォトビームスイッチが切り換わったと
きまでの寸法に係る時間を測定する。なお、寸法測定用
フォトビームスイッチは、物品の搬送方向に向かうに従
ってビームが徐々に所定の搬送経路に接近するように、
ビームの方向がこの搬送経路に対して所定の角度をなす
ように設けてある。これにより、搬送経路に対して直角
をなし、かつ、寸法測定用フォトビームスイッチのビー
ムに向かう方向(以下、この方向を「所定方向」とい
う。)の物品の寸法が長い程(又は短い程)、寸法に係
る時間が短くなる(又は長くなる)。従って、寸法演算
部は、搬送速度に係る時間を使用して物品の搬送速度を
算出し、この物品搬送速度と寸法に係る時間を使用し
て、上記所定方向の物品の寸法を測定することができ
る。
【0012】第2の発明は、第1の発明の寸法測定用フ
ォトビームスイッチと同等の原理で物品の高さ寸法と幅
寸法とを測定するための高さ測定用フォトビームスイッ
チと幅測定用フォトビームスイッチとを設けてあり、第
1実施例と同様にして物品の高さ寸法と幅寸法とを測定
することができる。そして、長さ測定用フォトビームス
イッチは、搬送中の物品を検出する検出状態と搬送中の
物品を検出していない非検出状態との間で状態が変更す
るときにスイッチが切り換わる。時間測定部は、長さ測
定用フォトビームスイッチが切り換わる時間間隔を測定
することによって物品の長さに係る時間を測定すること
ができる。体積演算部は、第1の発明と同様にして測定
して得られた搬送速度に係る時間、物品の長さに係る時
間、物品の高さに係る時間及び物品の幅に係る時間を使
用して物品の長さ、高さ及び幅を測定し、この測定結果
に基づいて物品の体積を算出することができる。
【0013】第3の発明は、第2の発明と同様にして体
積演算部が物品の体積を測定する。重量測定部は、搬送
中の物品の重量を測定する。そして、密度演算部が、物
品の体積と重量とに基づいて物品の密度を算出する。
【0014】
【実施例】本発明の体積密度測定装置の一実施例を図1
乃至図3を参照して説明する。図1は、この体積密度測
定装置の平面図である。この体積密度測定装置は、図1
に示す搬送装置12によって略直方体又は略立方体の被
測定物品を搬送中に、この被測定物品13の幅W1 、高
さH1 及び長さL1 を測定して体積Vを算出することが
できると共に、搬送中に被測定物品13の重量Gを測定
して物品13の密度ρも算出することができる。各図に
示す14は長さ測定用フォトビームスイッチ(請求項1
に記載の測定開始用フォトビームスイッチ及び請求項2
に記載の長さ測定用フォトビームスイッチの機能を有す
る。)、15は搬送速度測定用フォトビームスイッチ、
16は幅測定用フォトビームスイッチ、17は高さ測定
用フォトビームスイッチである。これら長さ測定用フォ
トビームスイッチ14、搬送速度測定用フォトビームス
イッチ15、幅測定用フォトビームスイッチ16、及び
高さ測定用フォトビームスイッチ17は、夫々が例えば
発光ダイオードのような発光素子とフォトダイオードの
ような受光素子を備えている。そして、夫々のビームが
遮光されると(物品13を検出する検出状態となる
と)、又は遮光されたビームが受光素子に入射すると
(物品13を検出していない非検出状態となると)、各
受光素子と対応して設けられている夫々のスイッチが切
り換わり、これにより、物品13を検出することができ
る。そして、18は重量測定部である。
【0015】搬送装置12は、図1に示すように、ロー
ラコンベアであり、モータ(図示せず)によって駆動さ
れている。被測定物品13の側面13aが搬送装置12
の搬送方向(図1の矢印19に示す方向)に対して平行
した状態で、この被測定物品13を搬送方向に沿って真
っ直ぐに搬送することができるように、つまり、所定の
搬送経路に沿って搬送することができるように、案内用
のガイド20をこの搬送装置12に設けてある。なお、
被測定物品13は、搬送装置12上でこのガイド20に
沿うように、搬送装置12の入口で幅寄せ装置(図示せ
ず)により所定位置に寄せられている。
【0016】長さ測定用フォトビームスイッチ14は、
図1及び図2に示すように、ビームの方向がローラ12
aと平行し、ビームが被測定物品13の搬送経路を横切
るように搬送装置12の両側縁に設けてある。
【0017】搬送速度測定用フォトビームスイッチ15
は、図1及び図2に示すように、長さ測定用フォトビー
ムスイッチ14と同じ高さ位置であり、そのビームが長
さ測定用フォトビームスイッチ14のビームと平行し、
かつ、長さ測定用フォトビームスイッチ14の取付け位
置よりも搬送装置12の出口側(図1の左側が出口側で
ある。)に近い位置に設けてある。そして、ビームが搬
送経路を横切るように搬送装置12の両側縁に設けてあ
る。
【0018】幅測定用フォトビームスイッチ16は、図
1及び図2に示すように、ビームが、搬送装置12の物
品搬送面に対して平行すると共に搬送方向19に対して
βの角度をなすように、搬送装置12の両側縁に設けて
ある。そして、図1に示すように、被測定物品13の前
面部13bが長さ測定用フォトビームスイッチ14のビ
ームを遮光する位置よりも搬送装置12の出口側に近い
位置で被測定物品13の前面の横角部13cが幅測定用
フォトビームスイッチ16のビームを遮光するように、
この幅測定用フォトビームスイッチ16を設けてある。
【0019】高さ測定用フォトビームスイッチ17は、
図1及び図2に示すように、ビームが、図2の紙面に対
して平行すると共に搬送方向19に対してαの角度をな
すように、搬送装置12及び取付け部材(図示せず)に
設けてある。そして、図2に示すように、被測定物品1
3の前面部13bが長さ測定用フォトビームスイッチ1
4のビームを遮光する位置よりも搬送装置12の出口側
に近い位置で被測定物品13の前面の上角部13dが高
さ測定用フォトビームスイッチ17のビームを遮光する
ように、この高さ測定用フォトビームスイッチ17を設
けてある。
【0020】重量測定部18は、例えばロードセル等の
荷重検出器を備えており、搬送装置12によって搬送さ
れる物品13の重量を検出して重量信号Gを出力する。
この重量測定部18は、図2に示すように、搬送装置1
2を支持している。
【0021】図3は、体積密度測定装置の電気回路を示
すブロック図である。同図に示すように、長さ測定用、
搬送速度測定用、幅測定用、及び高さ測定用の夫々のフ
ォトビームスイッチ14、15、16、17は、演算部
21に接続されている。そして、この演算部21には、
パルス発信部22、重量測定部18及び表示部23が接
続している。なお、この演算部21は、例えばマイクロ
コンピュータにより構成されている。
【0022】パルス発信部22は、所定の微小時間間隔
でパルスを順次発信する装置である。
【0023】表示部23は、演算部21から出力される
体積信号、密度信号に基づき物品13の体積V、密度ρ
を表示画面に表示するものである。そして、この表示部
23には、重量測定部18が接続しており、重量測定部
18から出力される重量信号に基づき物品13の重量G
も表示することができる。
【0024】演算部21は、時間測定部、寸法演算部
(幅、高さ、長さ演算部)、体積演算部及び密度演算部
を備えている。時間測定部は、長さ測定用フォトビーム
スイッチ14が物品13を検出してスイッチが切り換わ
ったときから搬送速度測定用フォトビームスイッチ15
がこの搬送中の物品13を検出してスイッチが切り換わ
ったときまでにパルス発信部22より入力するパルス数
をカウントして、このカウント数に基づいて搬送速度に
係る時間を算出する機能を備えている。即ち、パルスの
周期がTP 、時間測定部に入力したパルス数がNP とす
ると、TP ×NP =t0 より図2に示す搬送速度に係る
時間t0 を算出する機能を備えている。
【0025】同様にしてこの時間測定部は、長さ測定用
フォトビームスイッチ14が物品13を検出してスイッ
チが切り換わったときからこの搬送中の物品13がビー
ムから外れて非検出状態となってスイッチが切り換わっ
たときまでの物品13の長さに係る時間tL、長さ測定
用フォトビームスイッチ14が物品13を検出してスイ
ッチが切り換わったときから高さ測定用フォトビームス
イッチ17がこの搬送中の物品13を検出して切り換わ
ったときまでの物品13の高さに係る時間th及び長さ
測定用フォトビームスイッチ14が物品13を検出して
スイッチが切り換わったときから幅測定用フォトビーム
スイッチ16がこの搬送中の物品13を検出して切り換
わったときまでの物品13の幅に係る時間twを測定す
る機能を備えている。
【0026】寸法演算部は、時間測定部が算出した各時
間と既知の寸法に基づいて物品13の搬送速度v0 、高
さH1 、幅W1 、長さL1 を算出する機能を備えてい
る。即ち、物品13の搬送速度v0 は、 物品13の搬送速度v0 =L0 /t0 ・・・・(1) より算出する。ただし、L0 は図2に示すように、長さ
測定用フォトビームスイッチ14から搬送速度測定用フ
ォトビームスイッチ15までの距離(既知)である。
【0027】物品13の高さH1 について 図2に示すように、長さ測定用フォトビームスイッチ1
4から鉛直線方向に伸延する軸線24と高さ測定用フォ
トビームスイッチ17のビームとの交点をP1とする。
被測定物品13が搬送されて、物品13の前面の上角部
13dが高さ測定用フォトビームスイッチ17のビーム
を遮光する点をP2 とする。そして、搬送装置12のロ
ーラ上面(搬送面)からP1 までの高さをh0 (既
知)、被測定物品13の上面からP1 までの高さ(P1
とP2 との垂直方向の距離)をh2 、及びP1 とP2
の水平方向の距離をaとすると、P1 とP2 との水平方
向の距離a=v0 ・th より、 P1 とP2 との垂直方向の距離h2 =a・tan(α) =v0 ・th・tan(α) で算出することができる。ただし、v0 は搬送速度、t
hは高さに係る時間である。そして、被測定物品13の
高さH1 は、 被測定物品13の高さH1 =h0 −h2 より、 =h0 −v0 ・th・tan(α)・・・・(2) として算出する。
【0028】物品13の幅W1 について 図1に示すように、長さ測定用フォトビームスイッチ1
4のビームと幅測定用フォトビームスイッチ16のビー
ムとの交点をQ1 とする。被測定物品13が搬送され
て、物品13の前面の横角部13cが幅測定用フォトビ
ームスイッチ16のビームを遮光する点をQ2 とする。
そして、搬送装置12のガイド20の内側面20aから
1 までの距離をw0 (既知)、被測定物品13の側面
13eからQ1 までの距離をw2 、及びQ1 とQ2 との
搬送方向と平行方向の距離をbとすると、Q1 とQ2
の距離b=v0 ・tw より、 被測定物品13の側面13eからQ1 までの距離w2
b・tan(β)=v0 ・tw・tan(β) で算出することができる。ただし、v0 は搬送速度、t
wは幅に係る時間である。そして、被測定物品13の幅
1 は、 被測定物品13の幅W1 =w0 −w2 より、 =w0 −v0 ・tw・tan(β)・・・・(3) として算出する。
【0029】物品13の長さL1 について図2に示すよ
うに、被測定物品13の前面部13bが長さ測定用フォ
トビームスイッチ14のビームを遮光したときから後端
部13fがビームから外れた状態となるまでの時間がt
Lであるので、被測定物品13の長さL1 は、 被測定物品13の長さL1 =v0 ・tL ・・・・(4) として算出する。
【0030】体積演算部は、寸法演算部が算出した物品
13の各寸法を乗算して被測定物品13の体積Vを算出
する。即ち、被測定物品13の体積Vは、 被測定物品13の体積V=高さH1 ×幅W1 ×長さL1 として算出する。
【0031】密度演算部は、重量測定部18の測定した
重量信号を被測定物品13の体積Vで除算して、被測定
物品13の密度ρを算出する。
【0032】上記のように構成された体積密度測定装置
によると、搬送装置12が物品13を所定の搬送経路に
沿って搬送し、物品13を搬送中に、まず、長さ測定用
フォトビームスイッチ14が搬送中の物品13を検出す
る。しかる後に、搬送速度測定用、幅測定用、高さ測定
用の各フォトビームスイッチ15、16、17が物品1
3を検出すると共に、長さ測定用フォトビームスイッチ
14が非検出状態となる。次に、時間測定部が、搬送速
度に係る時間t0 、幅に係る時間tw、高さに係る時間
th及び長さに係る時間tLを算出する。そして、体積
演算部が搬送速度に係る時間、高さに係る時間、幅に係
る時間及び長さに係る時間を使用して物品13の各寸法
を算出して体積を算出する。次に、密度演算部が物品1
3の体積Vと重量Gとに基づいて密度ρを算出する。
【0033】そして、この体積密度測定装置によると、
例えば寸法の異なる多数の直方体又は立方体のダンボー
ル箱等の体積を測定することができるので、例えばトラ
ックに積み込むことができるダンボール箱を把握するこ
とができるし、各ダンボール箱の重量を累積することに
よりトラックに積載可能な重量のダンボール箱の個数を
把握することができる。更に、個々のダンボール箱の密
度を測定することができるので、ダンボール箱をトラッ
クに積み込む際、倒れにくいように積み込むことができ
る。
【0034】ただし、上記実施例は、密度演算部を設け
たが、密度演算部を設けなくてもよい。即ち、被測定物
品13の高さ、幅、長さ並びに重量を測定する装置とす
ることができる。勿論、密度演算部及び重量測定部18
を設けずに、被測定物品13の高さ、幅、長さを測定す
る装置とすることができる。更に、被測定物品13の高
さと幅のうちの一方のみの寸法を測定する装置としても
よい。
【0035】
【発明の効果】第1の発明の物品の寸法測定装置は、寸
法測定用フォトビームスイッチのビームが、物品の搬送
方向に向かうに従って徐々に所定の搬送経路に接近する
ように、搬送経路に対して所定の角度をなすように設け
た構成である。この構成により、搬送経路に対して直角
をなし、かつ、寸法測定用フォトビームスイッチのビー
ムに向かう方向(以下、この方向を「所定方向」とい
う。)の物品の寸法が長い程(又は短い程)、寸法に係
る時間が短くなり(又は長くなり)、この寸法に係る時
間に基づいて当該寸法を正確に測定することができる。
つまり、物品の当該所定方向の寸法を測定するために必
要とするフォトビームスイッチの台数が3台で済み(1
台の寸法測定用フォトビームスイッチと1台の測定開始
用フォトビームスイッチと1台の搬送速度測定用フォト
ビームスイッチ)、これにより、従来と比較して物品の
寸法測定装置のコストの低減を図ることができるという
効果がある
【0036】そして、寸法に係る時間の測定精度を向上
させることにより、又は寸法測定用フォトビームスイッ
チのビームと物品の搬送経路とがなす角度を小さくする
ことにより、寸法測定精度を上げることができるので、
図4に示す従来の装置のように、発光素子Lと受光素子
Pの台数を増加させる必要がなく、この点でもコストを
低く抑えることができる。
【0037】第2の発明の体積測定装置は、第1の発明
の寸法測定用フォトビームスイッチにより物品の所定方
向の寸法を測定したようにして物品の幅及び高さを測定
する構成である。従って、第1の発明と同様に、従来と
比較して体積測定装置のコストの低減を図ることができ
るという効果がある。そして、第1の発明と同様に、コ
ストを低く抑えて体積測定精度を向上させることができ
る。
【0038】第3の発明の体積密度測定装置は、第2の
発明の体積測定装置に重量測定部を設け、物品の体積と
重量とに基づいて物品の密度を測定する構成である。従
って、第2の発明と同様に体積測定装置と対応する構成
部分のコストの低減を図ることができること、及びコス
トを低く抑えて体積測定精度を向上させることができる
ことにより、物品の体積及び密度を正確に測定すること
ができる安価な体積密度測定装置を提供することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る体積密度測定装置の
平面図である。
【図2】同実施例の体積密度測定装置の正面図である。
【図3】同実施例の体積密度測定装置の電気回路を示す
ブロック図である。
【図4】従来の寸法測定装置の正面図である。
【図5】従来の重量体積測定装置の電気回路を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
12 搬送装置 13 被測定物品 14 長さ測定用フォトビームスイッチ 15 搬送速度測定用フォトビームスイッチ 16 幅測定用フォトビームスイッチ 17 高さ測定用フォトビームスイッチ 18 重量測定部 21 演算部 22 パルス発信部 23 表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を所定の搬送経路に沿って搬送する
    搬送装置と、搬送中の物品を検出したときにスイッチが
    切り換わる測定開始用フォトビームスイッチと、該測定
    開始用フォトビームスイッチが上記搬送中の物品を検出
    する位置よりも上記搬送装置の出口側の位置で上記物品
    を検出するように設けてあり搬送中の物品を検出したと
    きにスイッチが切り換わる搬送速度測定用フォトビーム
    スイッチと、上記物品の搬送方向に向かうに従ってビー
    ムが徐々に上記搬送経路に接近するように上記ビームの
    方向が上記搬送経路に対して所定の角度をなすと共に、
    上記測定開始用フォトビームスイッチが上記搬送中の物
    品を検出する位置よりも上記搬送装置の出口側の位置で
    上記物品を検出するように設けてあり搬送中の物品を検
    出したときにスイッチが切り換わる寸法測定用フォトビ
    ームスイッチと、上記測定開始用フォトビームスイッチ
    が切り換わったときから上記搬送速度測定用フォトビー
    ムスイッチが切り換わったときまでの搬送速度に係る時
    間及び上記測定開始用フォトビームスイッチが切り換わ
    ったときから上記寸法測定用フォトビームスイッチが切
    り換わったときまでの寸法に係る時間を測定する時間測
    定部と、該時間測定部により測定した上記搬送速度に係
    る時間と上記寸法に係る時間を使用して上記搬送経路に
    対して直角をなし、かつ、上記寸法測定用フォトビーム
    スイッチのビームに向かう方向の物品の寸法を算出する
    寸法演算部と、を具備することを特徴とする物品の寸法
    測定装置。
  2. 【請求項2】 物品を所定の搬送経路に沿って搬送する
    搬送装置と、搬送中の物品を検出する検出状態と搬送中
    の物品を検出していない非検出状態との間で状態が変更
    するときにスイッチが切り換わる物品の長さ測定用フォ
    トビームスイッチと、該長さ測定用フォトビームスイッ
    チが上記搬送中の物品を検出する位置よりも上記搬送装
    置の出口側の位置で上記物品を検出するように設けてあ
    り搬送中の物品を検出したときにスイッチが切り換わる
    搬送速度測定用フォトビームスイッチと、上記物品の搬
    送方向に向かうに従ってビームが物品の高さ方向に沿っ
    て徐々に上記搬送経路に接近するように上記ビームの方
    向が上記搬送経路に対して所定の角度をなすと共に、上
    記長さ測定用フォトビームスイッチが上記搬送中の物品
    を検出する位置よりも上記搬送装置の出口側の位置で上
    記物品を検出するように設けてあり搬送中の物品を検出
    したときにスイッチが切り換わる高さ測定用フォトビー
    ムスイッチと、上記物品の搬送方向に向かうに従ってビ
    ームが物品の幅方向に沿って徐々に上記搬送経路に接近
    するように上記ビームの方向が上記搬送経路に対して所
    定の角度をなすと共に、上記長さ測定用フォトビームス
    イッチが上記搬送中の物品を検出する位置よりも上記搬
    送装置の出口側の位置で上記物品を検出するように設け
    てあり搬送中の物品を検出したときにスイッチが切り換
    わる幅測定用フォトビームスイッチと、上記長さ測定用
    フォトビームスイッチが検出状態となってスイッチが切
    り換わったときから上記搬送速度測定用フォトビームス
    イッチが切り換わったときまでの搬送速度に係る時間、
    長さ測定用フォトビームスイッチが検出状態となってス
    イッチが切り換わったときから非検出状態となってスイ
    ッチが切り換わったときまでの物品の長さに係る時間、
    上記長さ測定用フォトビームスイッチが検出状態となっ
    てスイッチが切り換わったときから上記高さ測定用フォ
    トビームスイッチが切り換わったときまでの物品の高さ
    に係る時間及び上記長さ測定用フォトビームスイッチが
    検出状態となってスイッチが切り換わったときから上記
    幅測定用フォトビームスイッチが切り換わったときまで
    の物品の幅に係る時間を測定する時間測定部と、該時間
    測定部により測定した上記搬送速度に係る時間、上記物
    品の長さに係る時間、上記物品の高さに係る時間及び上
    記物品の幅に係る時間を使用して物品の体積を算出する
    体積演算部と、を具備することを特徴とする体積測定装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の体積測定装置におい
    て、上記搬送中の物品の重量を測定する重量測定部と、
    該重量測定部により得られた物品重量と上記体積演算部
    により得られた物品の体積とに基づいて物品の密度を算
    出する密度演算部と、を設けたことを特徴とする体積密
    度測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012047468A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Toyota Motor Corp 部品長さ検知機構および部品供給装置
CN106572944A (zh) * 2014-08-08 2017-04-19 珀赛普蒂迈德股份有限公司 药丸速度与位置传感器

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