JPH0763453A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JPH0763453A
JPH0763453A JP20948693A JP20948693A JPH0763453A JP H0763453 A JPH0763453 A JP H0763453A JP 20948693 A JP20948693 A JP 20948693A JP 20948693 A JP20948693 A JP 20948693A JP H0763453 A JPH0763453 A JP H0763453A
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Takashi Torii
孝史 鳥井
Hiroshi Ishiyama
弘 石山
Keiichiro Tomoari
慶一郎 伴在
Takahide Oohara
貴英 大原
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電気自動車に搭載される電気部品
の冷却装置の小型化軽量化を目的とする。 【構成】 薄板状のアルミニウム押し出し材1には冷却
液が通過する複数の中空部1aが設けられ、封止部材
2,3にはアルミニウム押し出し材1の押し出し方向の
両端部が板材で密封され、導入口が封止部材2,3に外
部と接続する少なくとも冷却液の入口と出口に取り付け
られ、アルミニウム押し出し材1の複数の中空部1aを
構成する壁部を両端面からそれぞれ所定の長さを削除し
前記端面部を板材で封止した空間部が設けられ、アルミ
ニウム押し出し材の平坦部に半導体を含む制御装置6,
7,8を組み付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車に搭載され
る電気部品の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気自動車の走行駆動用モータの
制御装置、例えば直流チョッパ装置や直流・交流変換の
インバータ装置等はその作動時に多大の発熱があるの
で、冷却器が必要とされていた。ここで冷却器は一般的
に強制空冷方式が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、自動車のよ
うに狭い空間に多数の部品を配置することを要求されて
いるものでは、前記強制空冷の風の流れをスムーズに確
保することは困難であり、このことは冷却性能の低下に
つながり、故に制御装置は所定の冷却性能を得るために
必要以上の体格になっていたという問題がある。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み小型軽量化でき
る電気自動車用の冷却装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、冷却液が通過する複数の中空部を有す
る薄板状のアルミニウム押し出し材と、該アルミニウム
押し出し材の押し出し方向の両端部を板材で密封する封
止部材と、該封止部材に外部と接続する少なくとも冷却
液の入口と出口に取り付けた導入口と、前記アルミニウ
ム押し出し材の複数の中空部を構成する壁部を両端面か
らそれぞれ所定の長さを削除し前記端面部を板材で封止
して形成した空間部とを備え、前記アルミニウム押し出
し材の平坦部に半導体を含む制御装置を組み付ける。前
記アルミニウム押し出し材の複数の中空部を構成する壁
部を両端面からそれぞれ所定の長さを削除し前記端面部
を板材で封止して空間部を形成する。前記入口と出口の
導入口をアルミニウム押し出し材の押し出し方向の一方
の端面に設け該端面側の押し出し材壁部を中央の一枚を
除いて所定の長さを削除し、他方の端面側の壁部全てを
所定の長さ削除する。
【0006】冷却液が通過する複数の中空部を有する薄
板状のアルミニウム押し出し材と、該アルミニウム押し
出し材の押し出し方向の両端部を板材で密封すると共に
密封した両端部の真近にそれぞれ押し出し方向と直角方
向の面に前記中空部を形成する壁部を貫通する貫通孔を
有する封止部材と、該封止部材に前記貫通孔と外部と接
続する少なくとも冷却液の入口と出口に取り付けた導入
孔とを備え、前記アルミニウム押し出し材の平坦部の少
なくとも一面に半導体を含む制御装置を組み付ける。前
記中央の壁と前記封止部材の入口側の仕切り部により前
記貫通孔を二分する。
【0007】
【作用】本発明の冷却装置によれば、冷却液は入口の導
入口から入り、導入口側の空間部を介して複数の中空部
を通過し、他方の空間部を介して複数の中空部を通り出
口の導入口から出る。この間に冷却液により前記押し出
し材の平坦部が冷却されこれに組み付けられた半導体を
含む制御装置の熱除去が行われる。したがって、従来の
空気冷却よりも冷却性能が向上するのでその分だけ冷却
装置の小型軽量化を達成できる。さらに、前記入口と出
口の導入口を押し出し材の押し出し方向の一方の端面に
設け該端面側の押し出し材壁部を中央の一枚を除いて所
定の長さを削除し、他方の端面側の壁部全てを所定の長
さ削除することにより、冷却液が入口から出口へ直接流
れるのを防止するため冷却性能がより向上し冷却装置の
小型軽量化を図ることができる。前記二つの空間部をア
ルミニウム押し出し材でなく封止部材に設けて前記と同
様な構成を確保することにより冷却装置の製造が容易に
なる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の実施例に係る電気自動車用冷
却装置を示す図である。本図に示す冷却装置は、押し出
し成形のアルミプレートの両端を密閉処理して液冷で小
型軽量にしてもので、具体的には冷却液を通過させる経
路を形成するために薄板状のアルミニウムを押し出し成
型されるアルミニウム押し出し材1と、該アルミニウム
押し出し材1の対向する両側部に設けられ冷却液を密封
する封止部材2及び3と、該封止部3に取り付けられか
つ冷却液を導入排出するための導入排出口としてのパイ
プ材4及び5とを具備し、前記アルミニウム押し出し材
1の両面の平坦部10の上に設置されるモータの制御装
置6、7及び8並びにDC/DCコンバータ23が冷却
される。この制御装置6、7及び8並びにDC/DCコ
ンバータ23は平坦部10にねじ締着され又は接着剤で
熱の伝達が良好に行われるように固定されている。
【0009】図2は図1のA−A断面を示す図である。
本図に示すように、アルミニウム押し出し材1には押し
出し方向の成型により複数の中空部1aが設けられ、該
複数の中空部1aの間には壁部1bがある。図3は図1
のB−B断面を示す図である。本図に示すように、複数
の中空部1aの両端を封止している封止部材2及び3の
近くの壁1bを所定の長さだけ削除して空間部1c及び
1dが形成される。
【0010】図4は図1のC−C断面の別の例を示す図
である。本図に示すように、導入口4から入った冷却液
は導入口の近くの空間部1dを介して中空部1aを通過
して他方の空間部1cを介して中空部1aを通過して空
間部1dを介して導入口5から出る。この間に平坦部1
0からの熱を除去して、モータの制御装置6、7及び8
が冷却される。このようにして除去した熱は大気に放出
されるが、当然ながら熱を大気中に放出せずに熱交換器
を介して暖房等に利用することもできる。
【0011】図5は図1のC−C断面の別の例を示す図
である。本図に示すように、空間部1cは壁1bの全て
について所定の長さが削除されて全ての中空1aが連通
するが、封止部3側では中央の壁1fを残してその他の
壁を所定長さ削除するので前述した空間1dは図示する
ように空間1d及び1eとなる。冷却液は例えばパイプ
材4から注入され、空間部1eを介して壁1fで区画さ
れた中空1aを通過して空間部1cを介して壁1fで区
画された反対側の中空1aを通過して中空部1dを介し
てパイプ材5から出る。図4の例では導入口4から導入
口5への流れが若干あるので冷却効率が低下するが、本
例ではこの点が改善されて冷却液が効率良く利用され
る。このため冷却装置の小型軽量化をさらに図ることが
できる。
【0012】図6は図1の封止部2及び3の変形を示す
図であり、図7は図6のD−D断面を示す図である。本
図に示すアルミニウム押し出し材1は複数の中空部1a
を設け、これには図4に示すような空間部1c及び1d
を設けず、封止部材2及び3に空間部(貫通孔)1c、
及び1dを設ける。封止部材2及び3の空間部1c及び
1dはプレス加工や切削加工で得ることができる。これ
により冷却装置の製造が容易になる。
【0013】図8は図6のD−D断面の別の例を示す図
である。本図に示すアルミニウム押し出し材1は複数の
中空部1aを設け、これには図5に示すような空間部1
c、1d及び1eを設けず、封止部材2及び3に空間部
(貫通孔)を設け、この入口及び出口側に仕切り部3a
を設けて二つの空間部1d及び1eを形成し、これに対
向する側に空間(貫通孔)1cを設ける。封止部材2及
び3の空間部(貫通孔)1c、1d及び1eは前述と同
様にプレス加工や切削加工で得ることができる。
【0014】図9は電気自動車の制御装置の一例を示す
図である。本図に示す制御装置は、誘導電動機30を駆
動する公知のインバータを構成する半導体6、7及び8
と、主バッテリ20、車両が停止している期間に主バッ
テリ20を交流電源22から充電する充電器21と、主
バッテリ20の高電圧を、車両が一般的に使用する電気
装置25例えばヘッドライト等の使用する低電圧に変換
して、供給するDC/DCコンバータ23と、低電圧用
の補機バッテリ24とを具備する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、冷
却液は入口の導入口から入り、導入口側の空間部を介し
て複数の中空部を通過し、他方の空間部を介して複数の
中空部を通り出口の導入口からでるようにし、この間に
冷却液により押し出し材の平坦部が冷却されこれに組み
付けられた半導体を含む制御装置の熱除去が行われるの
で、冷却性能が向上しその分だけ装置の小型軽量を達成
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る電気自動車冷却装置を示
す図である。
【図2】図1のA−A断面を示す図である。
【図3】図1のB−B断面を示す図である。
【図4】図1のC−C断面を示す図である。
【図5】図1のC−C断面の別の例を示す図である。
【図6】図1の封止部2及び3の変形を示す図である。
【図7】図6のD−D断面を示す図である。
【図8】図6のD−D断面の別の例を示す図である。
【図9】電気自動車の制御装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…アルミニウム押し出し材 1a…複数の中空 1b…壁部 1c、1d、1e…空間部 1f…中央壁 2、3…封止部材 4、5…パイプ材 6、7、8…制御装置 10…平坦部 23…DC/DCコンバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大原 貴英 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却液が通過する複数の中空部を有する
    薄板状のアルミニウム押し出し材と、 該アルミニウム押し出し材の押し出し方向の両端部を板
    材で密封する封止部材と、 該封止部材に外部と接続する少なくとも冷却液の入口と
    出口に取り付けた導入口と、 前記アルミニウム押し出し材の複数の中空部を構成する
    壁部を両端面からそれぞれ所定の長さを削除し前記端面
    部を板材で封止して形成した空間部とを備え、 前記アルミニウム押し出し材の平坦部に半導体を含む制
    御装置を組み付けたことを特徴とする冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記入口と出口の導入口を押し出し材の
    押し出し方向の一方の端面に設け該端面側のアルミニウ
    ム押し出し材壁部を中央の一枚を除いて所定の長さを削
    除し、他方の端面側の壁部全てを所定の長さ削除したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 【請求項3】 冷却液が通過する複数の中空部を有する
    薄板状のアルミニウム押し出し材と、 該アルミニウム押し出し材の押し出し方向の両端部を板
    材で密封すると共に密封した両端部の真近にそれぞれ押
    し出し方向と直角方向の面に前記中空部を形成する壁部
    を貫通する貫通孔を有する封止部材と、 該封止部材に前記貫通孔と外部と接続する少なくとも冷
    却液の入口と出口に取り付けた導入口とを備え、 前記押し出し材の平坦部の少なくとも一面に半導体を含
    む制御装置を組み付けたことを特徴とする冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記中央の壁と前記封止部材の入口及び
    出口側の仕切り部により前記貫通孔を二分することを特
    徴とする請求項3記載の冷却装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007227476A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Seiko Epson Corp 流体冷却装置、および電子機器
JP2008187047A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Komatsu Ltd 電子部品用冷却装置および電子部品モジュール
JP2014079117A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Mitsubishi Electric Corp 車載用電力変換装置

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