JPH076320Y2 - マット又は人工芝の継手 - Google Patents

マット又は人工芝の継手

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JPH076320Y2
JPH076320Y2 JP6845490U JP6845490U JPH076320Y2 JP H076320 Y2 JPH076320 Y2 JP H076320Y2 JP 6845490 U JP6845490 U JP 6845490U JP 6845490 U JP6845490 U JP 6845490U JP H076320 Y2 JPH076320 Y2 JP H076320Y2
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JP
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mat
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JP6845490U
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JPH0427035U (ja
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彰 杉山
九州男 藤下
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JNC Corp
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Chisso Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えばベランダ、プールサイド等の屋外で使用
するマット又は人工芝の継手に関する。
〔従来の技術〕
一般に、マットや人工芝などを屋外で使用する場合、外
気の温度差による単位板の膨張および収縮を嵌合部で吸
収する継手は、例えば実公昭62−27190号公報および実
公昭62−36911号公報に開示されたものがある。
実公昭62−27190号公報に開示された継手は、第6図に
示すように、長円状の筒体10の下面または内面に挿入体
係止用の段部11が設けられ、挿入体12の外面に段部11に
係止する係止体13を突設している。そして、筒体10に挿
入体12を挿入する場合、筒体10の弾性変形により挿入体
12を筒体10に挿入してその係止体13を筒体10の段部11に
係止させている。
また、実公昭62−36911号公報に開示された継手は、第
7図に示すように、筒体15を逆すり鉢状の長円中空に形
成するとともに、挿入体16を略水滴状に形成したもので
あって、筒体15に挿入体16を挿入する場合、筒体15に挿
入体16を強引に差し込むことによって行われる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、第6図および第7図に示す従来例では、外気
の温度差による単位板の膨張および収縮について挿入体
が筒体内をその長径方向、すなわち水平方向にスライド
することにより、それを吸収することはできるものの、
筒体内を挿入体が容易に上下方向に移動しにくい構造で
あるため、施工場所の下地に凹凸がある場合、下地の凹
凸により敷設された複数の単位板全体が浮き上がってし
まい、外観を損なうとともに、使い勝手が悪いという問
題点があった。
そこで、本考案は上記事情を考慮してなされたもので、
その目的とするところは、外気の温度差による膨脹およ
び収縮を吸収するとともに、下地の凹凸に容易に追従可
能なマット又は人工芝の継手を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案にあっては、方形
の単位板の隣接する2辺端部の各々の外方に、単位板の
厚さ方向に嵌合用の長孔を有する筒体を設け、この筒体
が設けられた辺端部の対向辺端部下面に、筒体内に挿入
可能な形状、大きさを成し且つ外周面に張出部を形成し
た棒状の挿入体を設けたマット又は人工芝の継手におい
て、上記筒体はその上端口が絞られ、上端口の長径は上
記挿入体の張出部の径より大きく、短径は挿入体の径よ
り大きく形成し、上記挿入体の張出部は上記筒体の上端
口の短径より大径であって筒体への挿入時に上端口から
一定距離だけ離れた位置に設けたことを特徴とする。
〔作用〕
上記の構成を有する本考案においては、筒体の上端口と
挿入体の張出部の両方または一方を弾性変形させて挿入
体を筒体内に挿入し、単位板が外気温の温度差により膨
張または収縮した時には筒体内を挿入体が水平方向にス
ライドすることにより、単位板相互の変形や分離を防止
し、また下地に若干凹凸があっても筒体内を挿入体が上
下方向に移動することにより、敷設後の複数の単位板全
体が下地の凹凸により浮き上がることを防止できる。さ
らに、挿入体の張出部は筒体の上端口の短径より大径で
あるため、風等によって単位板相互が簡単に分離するこ
とはない。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第4図に基づいて
説明する。第1図において、マットおよび人工芝を構成
する合成樹脂製の単位板1は表面に適当な図柄を有する
板状の基板2によって構成され、基板2には水はけを良
くするために厚さ方向に複数の孔が穿設されている。そ
して、基板2の形状は正方形または長方形を成し、各片
の継手により接続できるようになっている。
基板2の隣接する2辺端部の外方向には筒体3が一体に
設けられ、筒体3は第2図および第4図に示すように上
端口3aが絞られ、基板2の厚さ方向に貫通長孔4を有し
ている。他方、基板2の筒体3に対向する辺端部下部に
は筒体3内に挿入可能な形状、大きさを有する棒状の挿
入体5が設けられている。
この挿入体5の外径は筒体3の上端口3aの短径より若干
小さく、且つ第2図に示すように筒体3の上端口3aから
一定の距離だけ離れた位置に張出部5aが形成されてい
る。そして、筒体3の長孔4の上端口3aは長径が挿入体
5の張出部5aの径より大きく、短径が挿入体5の張出部
5aの径より小さく形成されている。
筒体3および挿入体5は、複数枚の単位板1の接続にお
いて、筒体3に挿入体5が挿入されるものであるから、
それぞれ同じ間隔に配置される。また、筒体3と挿入体
5とは基板2の各辺の下部に設けられて、筒体3に挿入
体5を挿入可能にされ、且つ接続された各単位板1の表
面がほぼ面一になるようにされている。本実施例では、
単位板1の各辺が第1図に示すように、直線の場合であ
って、基板2の裏面に棒状の支持柱6を点在させて単位
板1を構成している。
次に、本実施例の作用を説明する。
本実施例の継手による単位板1の接続は、挿入体5を他
の単位板1の筒体3に挿入するもので、挿入体5をやや
強く押すことで、筒体3の上端口3aと挿入体5の張出部
5aの両方または一方が弾性変形することにより、挿入体
5が筒体3内に入って係止される。また、挿入体5の張
出部5aは筒体3の上端口3aの短径より大径であるため、
風等によって単位板1相互が簡単に分離することはな
い。さらに、筒体3の上端口3aは長径が挿入体5の張出
部5aの径より大きいので、各単位板1を筒体3と挿入体
5とで接続した場合、外気温の温度差による膨張および
収縮を挿入体5が筒体3の貫通長孔4内を水平方向にス
ライドすることによって、吸収することができる。
加えて、筒体3の上端口3aから一定の距離だけ離れた位
置に張出部5aを形成したので、下地に若干凹凸があって
も筒体3内を挿入体5が上下方向に移動することによ
り、敷設後の複数の単位板1全体が下地の凹凸により浮
き上がることを防止できる。
第5図は本考案の他の実施例を示し、前記実施例と同一
の部分には同一の符号を付して説明する。本実施例では
挿入体5を下方向にいくに従って大径となるようにテー
パ状に形成し、挿入体5の先端部を張出部としている。
そして、挿入体5の基端部は筒体3の上端口3aの短径よ
り若干小径で、その先端部の径は上端口3aの短径より若
干大きく、長径より小さく形成されている。したがっ
て、このように挿入体5を形成しても前記実施例と同一
の効果が得られる。その他の構成および作用は前記実施
例と同一であるのでその説明を省略する。
なお、上記各実施例では挿入体5の横断面形状を円形と
したが、これ以外に楕円、多角形であってもよい。
また、筒体3の横断面形状を長円形としたが、これ以外
に長方形、正方形であってもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、各単位板を筒体
と挿入体とで接続した場合、単位板が外気温の温度差に
よる膨脹および収縮を挿入体が筒体の長孔を水平方向に
スライドすることによって吸収することができる。ま
た、挿入体が筒体の長孔を上下に移動することによっ
て、下地の凹凸に追従し、複数の単位板が浮き上がるの
を防止可能である。その結果、外観を損なわず、使い勝
手が良くなる。さらに、風等によって単位板相互が簡単
に分離することはなく、信頼性の高い継手を提供できる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、 第2図は筒体と挿入体との接続状態を示す拡大断面図、 第3図は第2図のIII−III線における断面図、 第4図は筒体と挿入体との接続状態を示す部分断面平面
図、 第5図は本考案の他の実施例を示す断面図、 第6図および第7図はそれぞれ従来の継手を示す断面図
である。 1…単位板、2…基板、3…筒体、3a…上端口、4…貫
通長孔、5…挿入体、5a…張出部、6…支持柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形の単位板の隣接する2辺端部の各々の
    外方に、単位板の厚さ方向に嵌合用の長孔を有する筒体
    を設け、この筒体が設けられた辺端部の対向辺端部下面
    に、筒体内に挿入可能な形状、大きさを成し且つ外周面
    に張出部を形成した棒状の挿入体を設けたマット又は人
    工芝の継手において、 上記筒体はその上端口が絞られ、上端口の長径は上記挿
    入体の張出部の径より大きく、短径は挿入体の径より大
    きく形成し、上記挿入体の張出部は上記筒体の上端口の
    短径より大径であって筒体への挿入時に上端口から一定
    距離だけ離れた位置に設けたことを特徴とするマット又
    は人工芝の継手。
JP6845490U 1990-06-29 1990-06-29 マット又は人工芝の継手 Expired - Lifetime JPH076320Y2 (ja)

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JPH0427035U JPH0427035U (ja) 1992-03-04
JPH076320Y2 true JPH076320Y2 (ja) 1995-02-15

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