JP3053916U - マット、人工芝などの継手部分の構造 - Google Patents

マット、人工芝などの継手部分の構造

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JP3053916U
JP3053916U JP1997010892U JP1089297U JP3053916U JP 3053916 U JP3053916 U JP 3053916U JP 1997010892 U JP1997010892 U JP 1997010892U JP 1089297 U JP1089297 U JP 1089297U JP 3053916 U JP3053916 U JP 3053916U
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JP
Japan
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insert
cylindrical body
mat
artificial turf
unit plate
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Application number
JP1997010892U
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English (en)
Inventor
道徳 小鶴
功一 伊藤
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Nissho Corp
Original Assignee
Nissho Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マット又は人工芝の単位板の継手の構造にお
いて風等によるパタつきによって簡単に分離することの
ない構造。 【解決手段】 方形の2枚の単位板の2辺を対応する複
数の長孔を有する筒体と嵌合する挿入体からなるマット
人工芝等の継手の構造において、該挿入体の中間部に張
出部、下端周辺に突出部を設けた構造。 【効果】 風等によるパタつきがあっても単位板が分離
することがなかった。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、例えば、ベランダ、プールサイド等の屋外で使用するマット、人工 芝などの継手の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にマットや人工芝など(以下単に「マット」と略称する)を屋外で使用す る場合、外気の温度変化による膨張や収縮が生じるが、これを嵌合部で吸収する ように工夫された継手は知られている(実公平7−632号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の従来のマットは、敷設作業が容易で、熱膨張によるマットの膨れ上がり などの現象が防止されるという利点を有している。また、嵌合部は上下方向の力 により、外れることのないように筒体の上端口部が絞られると同時に棒の挿入体 の長さ方向の中間部には、張出部が設けられている。 しかしながら、筒体の楕円孔の長径より前記挿入体の長さが短かい場合、敷設 後のマットが風などにより上下左右にパタついた際に、前記筒体を支点として挿 入体に回転力が作用し、連結されたマットが簡単に外れることが判った。 このようなパタつきとは、マットの裏側に風が侵入した場合にしばしば生じる 。 そこで、本考案は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的とするとこ ろは、上述のパタつきに伴って継合部に回転力が生じても簡単に外れることのな いマット又は人工芝の継手部分の構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案にあっては、方形の単位板の隣接する二 辺の各々の外方に、単位板の厚さ方向に嵌合用の長孔を有する複数箇の筒体を設 け、この筒体が設けられた辺端部の対向辺端部下面に、筒体内に挿入可能な棒状 の挿入体を設けたマットあるいは人工芝の継手において、前記筒体の上端口の下 部に段差を設け、前記挿入体の長さ方向のほゞ中間部には、環状の張出部、同じ く先端部の周縁には鉤状の突出部を設け、前記上端口の長径は前記挿入体の張出 部の径より大きく、短径は挿入体の径より大きく形成し、上記挿入体の張出部は 上記筒体の上端口の短径より大径であって筒体への挿入時に上端口から一定距離 だけ離れた位置に設け、前記単位板の辺端部の下面であって前記貫通長孔または 挿入体の側方には、それらの筒体若しくは挿入体とほゞ同一の長さの支持柱を設 けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】
上記の構成を有する本考案においては、筒体の上端口と挿入体の張出部の両方 または一方を弾性変形させて挿入体を筒体内に挿入し、単位板が外気温の温度差 により膨脹または収縮した時は筒体内を挿入体を水平方向にスライドすることに より、単位板相互の変形や分離を防止できることは前記公知技術の場合と同様で ある。更に本考案では風等によって複数の単位板の一部又は全体が浮き上がり、 その中の一部の単位板がパタついて筒体内に挿入された挿入体の上下動で挿入体 が外れそうになっても、挿入体の先端周辺部の鉤状の突出部が、筒体の段差部の 下面にひっかかり外れることがない。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1ないし図4に基づいて説明する。実1において 、マットおよび人工芝を構成する単位板1は、必要なら表面に図柄を有する板状 の基板2によって構成され、基板2には水はけを良くするため複数の孔(図示せ ず)が穿設されている。そして基板2の形状は正方形または長方形を成し、各片 の継手により接続できるようになっている。基板2の隣接する2辺端部の外方向 には筒体3が一体に設けられ、筒体3は図2に示すように上端口3aが絞られ、 基板2の厚さ方向に貫通長孔4を有している。 この挿入体5の外径は筒体3の上端口3aの短径より若干小さく、且つ図2に 示すように筒体3の上端口3aから一定の距離だけ離れた位置に張出部5aが形 成されている。そして筒体3の長孔4の上端口3aは長径が挿入体5の張出部5 aの径より大きく、短径が挿入体5の張出部5aの径より小さく形成されている 。さらに挿入体5の先端部には釣状の突出部5bが設けられている。突出部5b を包含する挿入体5の径は長孔4の上端口3aの長径より小さく短径より大きい 。また突出部5bを包含する挿入体5の径は、張出部5aの径より大きく形成さ れている。 筒体3および挿入体5は、複数枚の単位板1の接続において筒体3に挿入体5 が挿入されるものであるから、それぞれ同じ間隔に配置される。 また、筒体3と挿入体5とは基板2の各辺の下部に設けられて、筒体3に挿入 体5を挿入可能にされ、且つ接続された各単位板1の表面がほぼ一面になるよう にされている。本実施例では、単位板1の各辺が図1に示すように、直線の場合 であって、基板2の裏面に棒状の支持柱6を点在させて単位板1を構成している 。
【0007】 次に本実施例の作用を説明する。 本実施例の継手による単位板1の接続は、挿入体5を他の単位板1の筒体3に挿 入するもので、挿入体5をやや強く押すことで筒体3の上端口3aと挿入体5の 張出部5aの両方または一方が弾性変形することにより、挿入体5が筒体3内に 入って係止される。 この際、挿入体5の突出部5bの突出方向は筒体3の長孔の方向であるので、 前記挿入の際の支障はない。 さらにまた、挿入体5の張出部5aは筒体3の上端口3aの短径より大径であ るため前記突出部5bの存在と相まって風等によるパタツキによって単位板1相 互が簡単に分離することはない。 また筒体3の上端口3aは長径が挿入体5の張出部5の径より大きいので、各 単位板1を筒体3と挿入体5で接続した場合、外気温の差による膨膜および収縮 を挿入体5が筒体3の貫通長孔4内を水平方向にスライドすることによって、吸 収することができる。 加えて、筒体3の上端口3aから一定の距離だけ離れた位置に張出部5aを形 成したので、下地に若干凹凸があっても筒体3内を挿入体5が上下方向に移動す ることにより、敷設後の複数の単位板1全体が下地の凹凸により浮上することを 防止できる。なお、上記実施例では、挿入体5の横断面形状を円形としたが、こ れ以外に、楕円、多角形であってもよい。また、筒体3の横断面形状を長円形と したが、これ以外に長方形、正方形であってもよい。
【0008】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、各単位板を筒体と挿入体とで接続した 場合、単位板が、外気温の温度差による膜脹および収縮を挿入体が筒体の長孔内 を水平方向にスライドすることによって吸収することができる。また、挿入体が 、筒体の長孔内を上下に移動することによって、下地の凹凸に追従し、複数の単 位板が浮上がるのを防止可能である。その結果、外観を損なわず、使い勝手が良 くなる。さらに、挿入体下端の突出部の存在により、風等による複数の単位板の パタつきによって単位板相互が簡単に分離することはなく、信頼性の高い継手の 構造を提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る単位板2板の連結された状態を示
す平面図である。
【図2】図1に示した単位板2板の連結された状態での
貫通部における構造説明図である。
【図3】図2に示した構造説明図のA−A線における断
面図である。
【図4】筒体と挿入体との接続状態を示す横断面図であ
る。
【符号の説明】
1 単位板 2 基板 3 筒体 3a 上端口 4 貫通長孔 5 挿入体 5a 張出部 5b 突出部 6 支持柱

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形の単位板の隣接する二辺の端部の各
    々の外方に、単位板の厚さ方向に嵌合用の長孔を有する
    複数箇の筒体を設け、この筒体が設けられた辺端部の対
    向辺端部下面に、筒体内に挿入可能な棒状の挿入体を設
    けたマットあるいは人工芝の継手において、 前記筒体の上端口の下部に段差を設け、前記挿入体の長
    さ方向のほゞ中間部には、環状の張出部、同じく先端部
    には鉤状の突出部を設け、前記単位板の辺端部の下面で
    あって前記貫通長孔または挿入体の側方には、それらの
    筒体若しくは挿入体とほゞ同一の長さの支持柱を設けた
    ことを特徴とするマット、人工芝などの継手部分の構
    造。
JP1997010892U 1997-11-25 1997-11-25 マット、人工芝などの継手部分の構造 Expired - Lifetime JP3053916U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220045580A (ko) * 2020-10-05 2022-04-13 김용봉 연결작업이 편리하고 연결상태가 견고한 잔디 보호매트

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