JPH0763202B2 - 案内兼用磁気浮上用コイル配線構成 - Google Patents
案内兼用磁気浮上用コイル配線構成Info
- Publication number
- JPH0763202B2 JPH0763202B2 JP63295973A JP29597388A JPH0763202B2 JP H0763202 B2 JPH0763202 B2 JP H0763202B2 JP 63295973 A JP63295973 A JP 63295973A JP 29597388 A JP29597388 A JP 29597388A JP H0763202 B2 JPH0763202 B2 JP H0763202B2
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- JP
- Japan
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- coil
- magnetic levitation
- guide
- coils
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は誘導反発型磁気支持・案内による浮上式鉄道
の浮上・案内方式に係わり、地上側コイル構成に関する
ものである。
の浮上・案内方式に係わり、地上側コイル構成に関する
ものである。
第３図は磁気浮上走行体の進行方向に対して同一断面に
配置した４個の案内兼用磁気浮上用コイル1,2,3,4のう
ち、上下コイル1,2及び3,4を浮上用ヌルフラックス接続
部5,6において接続し、左右コイル1,3及び2,4を案内用
ヌルフラックスケーブル7,8によりそれぞれ接続したも
のを示す。
配置した４個の案内兼用磁気浮上用コイル1,2,3,4のう
ち、上下コイル1,2及び3,4を浮上用ヌルフラックス接続
部5,6において接続し、左右コイル1,3及び2,4を案内用
ヌルフラックスケーブル7,8によりそれぞれ接続したも
のを示す。
このように同一断面内の上下，左右の各コイルをそれぞ
れヌルフラックス接続することにより、これらのコイル
に磁気浮上走行体の浮上及び案内の各機能を兼用させる
ことが可能であり、これまで採用されてきた推進・案内
兼用方式に比べ、地上側コイル構成上有利な点の多いこ
とが、既に特願昭63−40726号で提案されている。
れヌルフラックス接続することにより、これらのコイル
に磁気浮上走行体の浮上及び案内の各機能を兼用させる
ことが可能であり、これまで採用されてきた推進・案内
兼用方式に比べ、地上側コイル構成上有利な点の多いこ
とが、既に特願昭63−40726号で提案されている。
この接続方法には、案内に必要なヌルフラックスケーブ
ルを高電圧のかかる推進用コイルから独立させることに
より、ケーブル及びその接続部分の絶縁構成を単純化で
きる利点がある。
ルを高電圧のかかる推進用コイルから独立させることに
より、ケーブル及びその接続部分の絶縁構成を単純化で
きる利点がある。
ところが、側壁に配置した磁気浮上用コイルに案内機能
を兼用させた場合、案内用ヌルフラックスケーブルは、
第３図にも示した通り磁気浮上走行体を挟んで対向する
磁気浮上用コイル１組につき２本ずつ必要なことにな
る。
を兼用させた場合、案内用ヌルフラックスケーブルは、
第３図にも示した通り磁気浮上走行体を挟んで対向する
磁気浮上用コイル１組につき２本ずつ必要なことにな
る。
さらに、この浮上用コイルは磁気浮上走行体の進行方向
に対して推進用コイルの1/2ピッチで配置されているた
め、案内に必要なコイル間の接続箇所及び案内用ヌルフ
ラックスケーブルの所要本数については推進・案内兼用
方式よりも大幅に増加し、それらの接続作業もかなり煩
雑なものとなる難点がある。
に対して推進用コイルの1/2ピッチで配置されているた
め、案内に必要なコイル間の接続箇所及び案内用ヌルフ
ラックスケーブルの所要本数については推進・案内兼用
方式よりも大幅に増加し、それらの接続作業もかなり煩
雑なものとなる難点がある。
本発明は、磁気浮上走行体を浮上させるための上下コイ
ルを走行路の両側壁に対向配置した磁気浮上機構で、左
右方向の案内を前記両側壁に配置された上下コイルの浮
上用ヌルフラックス接続部を互いにヌルフラックスケー
ブルで接続することにより行う案内兼用磁気浮上用コイ
ル接続方法において、前記ヌルフラックスケーブルを各
両側壁において隣合うコイル間で共用し合うようにした
ものである。
ルを走行路の両側壁に対向配置した磁気浮上機構で、左
右方向の案内を前記両側壁に配置された上下コイルの浮
上用ヌルフラックス接続部を互いにヌルフラックスケー
ブルで接続することにより行う案内兼用磁気浮上用コイ
ル接続方法において、前記ヌルフラックスケーブルを各
両側壁において隣合うコイル間で共用し合うようにした
ものである。
以下、本発明の実施例を図面に沿って説明する。第１図
は、本発明による案内兼用磁気浮上用コイルの接続方法
について、請求項第１項の場合による例を示したもので
ある。1,2,3,4は、第３図と同様に磁気浮上走行体の進
行方向に対して同一断面に配置した案内兼用磁気浮上用
コイルである。上下に配置したコイル1,2及び3,4は、そ
れぞれのコイルに鎖交する磁束の変化により発生する電
圧が相殺し合うように浮上用ヌルフラックス接続部5,6
において接続してあり、走行中の磁気浮上走行体を浮上
させる機能を有している。また、左右コイル1,3及び2,4
についても同様に、対向するコイル間で浮上用ヌルフラ
ックス接続部同士を接続することにより、磁気浮上走行
体を案内する機能を有している。
は、本発明による案内兼用磁気浮上用コイルの接続方法
について、請求項第１項の場合による例を示したもので
ある。1,2,3,4は、第３図と同様に磁気浮上走行体の進
行方向に対して同一断面に配置した案内兼用磁気浮上用
コイルである。上下に配置したコイル1,2及び3,4は、そ
れぞれのコイルに鎖交する磁束の変化により発生する電
圧が相殺し合うように浮上用ヌルフラックス接続部5,6
において接続してあり、走行中の磁気浮上走行体を浮上
させる機能を有している。また、左右コイル1,3及び2,4
についても同様に、対向するコイル間で浮上用ヌルフラ
ックス接続部同士を接続することにより、磁気浮上走行
体を案内する機能を有している。
本発明の特徴は、隣合ったコイル間で案内用ヌルフラッ
クスケーブルを共用している点である。これにより、案
内に必要なヌルフラックスケーブルの所要量を半減させ
ることができ、第３図で示した接続と等価なヌルフラッ
クス閉ループを構成することが可能となる。ここで、コ
イル間渡り９が余分に必要となるが、浮上用ヌルフラッ
クス接続部をそれぞれコイルの両側に設けることによ
り、簡易な接続が可能となる。
クスケーブルを共用している点である。これにより、案
内に必要なヌルフラックスケーブルの所要量を半減させ
ることができ、第３図で示した接続と等価なヌルフラッ
クス閉ループを構成することが可能となる。ここで、コ
イル間渡り９が余分に必要となるが、浮上用ヌルフラッ
クス接続部をそれぞれコイルの両側に設けることによ
り、簡易な接続が可能となる。
第２図は、本発明による案内兼用磁気浮上用コイルの接
続方法について、請求項第２項の場合による例を示した
ものである。これは、第１例で説明したものと同様に配
置及び接続した案内兼用磁気浮上用コイル構成におい
て、さらに案内用ヌルフラックスケーブルを１本おきに
省略することを特徴としたものである。この場合の案内
用ヌルフラックス閉ループは拡張され、磁気浮上走行体
の進行方向に隣合う２組の対向コイルによって構成され
る。そのため、この閉ループに流れる案内電流は、個々
の対向コイルに誘導される案内電流が相互に影響し合
い、平均的に流れることになる。ここで構成される閉ル
ープのピッチは従来の２倍となるが、案内機能で実績を
持つ従来の推進・案内兼用方式による閉ループと同ピッ
チであり、機能上問題にはならない。
続方法について、請求項第２項の場合による例を示した
ものである。これは、第１例で説明したものと同様に配
置及び接続した案内兼用磁気浮上用コイル構成におい
て、さらに案内用ヌルフラックスケーブルを１本おきに
省略することを特徴としたものである。この場合の案内
用ヌルフラックス閉ループは拡張され、磁気浮上走行体
の進行方向に隣合う２組の対向コイルによって構成され
る。そのため、この閉ループに流れる案内電流は、個々
の対向コイルに誘導される案内電流が相互に影響し合
い、平均的に流れることになる。ここで構成される閉ル
ープのピッチは従来の２倍となるが、案内機能で実績を
持つ従来の推進・案内兼用方式による閉ループと同ピッ
チであり、機能上問題にはならない。
第４図は、従来の接続方法において磁気浮上走行体が左
右コイルの中心位置から左右に変位した場合に、地上側
コイルに誘導される電流を模擬的に示したものである。
第５図及び第６図はそれぞれ、本発明の第１例、第２例
による接続方法において同様な変位を生じた場合、地上
側コイルに誘導される電流を模擬的に示したものであ
る。これらの各図は、同一方向の変位によりコイルに誘
導される電流が、いずれの接続方法においても機能上、
案内力として等価に作用することを示している。
右コイルの中心位置から左右に変位した場合に、地上側
コイルに誘導される電流を模擬的に示したものである。
第５図及び第６図はそれぞれ、本発明の第１例、第２例
による接続方法において同様な変位を生じた場合、地上
側コイルに誘導される電流を模擬的に示したものであ
る。これらの各図は、同一方向の変位によりコイルに誘
導される電流が、いずれの接続方法においても機能上、
案内力として等価に作用することを示している。
本発明は、このように側壁に配置した磁気浮上用コイル
に案内機能を兼用させる際に必要となるコイル間接続に
おいて、従来を等価な機能を有する簡易な接続を可能と
したものである。
に案内機能を兼用させる際に必要となるコイル間接続に
おいて、従来を等価な機能を有する簡易な接続を可能と
したものである。
本発明による磁気浮上用コイル接続方法によれば、案内
機能を兼用させるために必要なヌルフラックスケーブル
の所要本数を第１例では従来の約1/2に、第２例では約1
/4に減らすことができ、接続作業の簡易化と建設コスト
の大幅な削減が可能となる。
機能を兼用させるために必要なヌルフラックスケーブル
の所要本数を第１例では従来の約1/2に、第２例では約1
/4に減らすことができ、接続作業の簡易化と建設コスト
の大幅な削減が可能となる。
第１図及び第２図は、本発明によるコイル配置とその接
続構成について、特許請求の範囲第１項及び第２項の例
を示したもので、第３図は既に提案されている浮上・案
内兼用コイルの配置及びその接続について示したもので
ある。第４図は、既に提案されている接続方法によって
浮上・案内兼用コイルに誘導される案内電流の流れ方を
示したもので、第５図及び第６図は、本発明の第１例及
び第２例による接続時の案内電流の流れ方を示したもの
である。 1,2,3,4…案内兼用磁気浮上用コイル 5,5′,6,6′…浮上用ヌルフラックス接続部 7,8…案内用ヌルフラックスケーブル ９…コイル間渡り
続構成について、特許請求の範囲第１項及び第２項の例
を示したもので、第３図は既に提案されている浮上・案
内兼用コイルの配置及びその接続について示したもので
ある。第４図は、既に提案されている接続方法によって
浮上・案内兼用コイルに誘導される案内電流の流れ方を
示したもので、第５図及び第６図は、本発明の第１例及
び第２例による接続時の案内電流の流れ方を示したもの
である。 1,2,3,4…案内兼用磁気浮上用コイル 5,5′,6,6′…浮上用ヌルフラックス接続部 7,8…案内用ヌルフラックスケーブル ９…コイル間渡り
Claims (2)
- 【請求項１】２組のコイル（1,2）を同一平面の上下方
向に並べ、互いに逆向きに接続して閉回路とした１組の
浮上用コイルを走行路の両側壁に対向配置した磁気浮上
機構であって、 車両通過時に必要な左右方向の案内を前記両側壁に配置
された上コイル（１）及び下コイル（２）の接続部分
（５と６）並びに、反対側の側壁面に配置された上コイ
ル（３）及び下コイル（４）のコイルの接続部分（５′
と６′）をそれぞれ互いにヌルフラックスケーブル（7,
8）で接続することにより行う案内兼用磁気浮上用コイ
ル配線構成で、 前記ヌルフラックスケーブルを各両側壁において進行方
向に隣合うコイル間で共用し合うことを特徴とする 案内兼用磁気浮上用コイル配線構成。 - 【請求項２】特許請求の範囲第１項記載の案内兼用磁気
浮上用コイル配線構成において、進行方向に隣合うコイ
ル間で共用し合うヌルフラックスケーブル（7,8）を、
さらに１本おきに間引きすることを特徴とする 案内兼用磁気浮上用コイル配線構成。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63295973A JPH0763202B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 案内兼用磁気浮上用コイル配線構成 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63295973A JPH0763202B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 案内兼用磁気浮上用コイル配線構成 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02146908A JPH02146908A (ja) | 1990-06-06 |
| JPH0763202B2 true JPH0763202B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=17827489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63295973A Expired - Fee Related JPH0763202B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 案内兼用磁気浮上用コイル配線構成 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0763202B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2500546B2 (ja) * | 1991-05-24 | 1996-05-29 | フジテック株式会社 | エレベ―タ装置 |
| JPH04365778A (ja) * | 1991-06-13 | 1992-12-17 | Fujitec Co Ltd | エレベータ装置 |
| CN113551887B (zh) * | 2020-04-07 | 2023-07-11 | 中国航天科工飞航技术研究院（中国航天海鹰机电技术研究院） | 车载二自由度电磁阻尼线圈地面测试系统及方法 |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP63295973A patent/JPH0763202B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02146908A (ja) | 1990-06-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |