JPS6260886B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6260886B2 JPS6260886B2 JP3064282A JP3064282A JPS6260886B2 JP S6260886 B2 JPS6260886 B2 JP S6260886B2 JP 3064282 A JP3064282 A JP 3064282A JP 3064282 A JP3064282 A JP 3064282A JP S6260886 B2 JPS6260886 B2 JP S6260886B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- superconducting
- pair
- coils
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 12
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 claims 1
- 239000002887 superconductor Substances 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000005339 levitation Methods 0.000 description 5
- 230000002085 persistent effect Effects 0.000 description 3
- 238000010791 quenching Methods 0.000 description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B61—RAILWAYS
- B61B—RAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B61B13/00—Other railway systems
- B61B13/08—Sliding or levitation systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、誘導反発形磁気支持及びヌルフラツ
クス磁気案内方式の磁気浮上列車において、車両
に搭載した超電導磁石装置に関するものである。
クス磁気案内方式の磁気浮上列車において、車両
に搭載した超電導磁石装置に関するものである。
従来の磁気浮上列車における超電導磁石装置
は、車両の床下に左右対称に搭載され、左右別別
に超電導コイル（以下コイル）を１個または複数
個内蔵し、第１図ａに示すように各コイル１，
１′毎に永久電流スイツチ２により閉回路が構成
されている。
は、車両の床下に左右対称に搭載され、左右別別
に超電導コイル（以下コイル）を１個または複数
個内蔵し、第１図ａに示すように各コイル１，
１′毎に永久電流スイツチ２により閉回路が構成
されている。
超電導磁石装置に異常がなく、列車が磁気浮上
力及び磁気案内力により支持・案内されて平衡位
置近傍を微小変位しながら浮上走行している場合
は、第１図ｂのようにヌルフラツクス線４により
ヌルフラツクス結線された案内用地上コイル３，
３′にはほぼ大きさが同じで符号が逆の磁束５，
５′が鎖交する。従つて、案内用地上コイル３，
３′に誘起される電流の大きさは、ヌルフラツク
ス接続された左右１対の案内用地上コイル３，
３′の鎖交磁束５，５′の和に比例するので小さい
ものとなり、それ故、コイル１と案内用地上コイ
ル３、あるいはコイル１′と案内用地上コイル
３′間の電磁力も小さい。
力及び磁気案内力により支持・案内されて平衡位
置近傍を微小変位しながら浮上走行している場合
は、第１図ｂのようにヌルフラツクス線４により
ヌルフラツクス結線された案内用地上コイル３，
３′にはほぼ大きさが同じで符号が逆の磁束５，
５′が鎖交する。従つて、案内用地上コイル３，
３′に誘起される電流の大きさは、ヌルフラツク
ス接続された左右１対の案内用地上コイル３，
３′の鎖交磁束５，５′の和に比例するので小さい
ものとなり、それ故、コイル１と案内用地上コイ
ル３、あるいはコイル１′と案内用地上コイル
３′間の電磁力も小さい。
ところが、もし何らかの原因でコイル１′が走
行時にクエンチを発生するとコイル１′の電流は
急激に減衰するので、第１図ｃのようにヌルフラ
ツクス状態が破れ、左右１対の案内用地上コイル
３，３′とヌルフラツクス線４で構成される回路
には大きな磁束５が鎖交し、その結果、大きな電
流が誘導されてコイル１と案内用地上コイル３と
の間には大きな電磁反発力が発生する。この電磁
反発力を計算したところコイル１個当り20kN程
度にもなり、大きな事故の原因となる可能性があ
る。
行時にクエンチを発生するとコイル１′の電流は
急激に減衰するので、第１図ｃのようにヌルフラ
ツクス状態が破れ、左右１対の案内用地上コイル
３，３′とヌルフラツクス線４で構成される回路
には大きな磁束５が鎖交し、その結果、大きな電
流が誘導されてコイル１と案内用地上コイル３と
の間には大きな電磁反発力が発生する。この電磁
反発力を計算したところコイル１個当り20kN程
度にもなり、大きな事故の原因となる可能性があ
る。
本発明は、上記の欠点を除去するためになされ
たもので、コイルを左右１対毎に電気的に直列に
接続することにより、いずれか１個のコイルがク
エンチを発生した場合、クエンチしたコイルに直
列接続された正常なコイルの電流も同時に減衰
し、従つて、左右方向に大きな電磁力が発生する
ことはなく、コイルのクエンチが大きな事故を誘
発することを除去できるようにしたものである。
たもので、コイルを左右１対毎に電気的に直列に
接続することにより、いずれか１個のコイルがク
エンチを発生した場合、クエンチしたコイルに直
列接続された正常なコイルの電流も同時に減衰
し、従つて、左右方向に大きな電磁力が発生する
ことはなく、コイルのクエンチが大きな事故を誘
発することを除去できるようにしたものである。
以下、本発明の実施例を図に従つて説明する。
第２図ａのように左右１対のコイル１，１′を
直列接続し、左右１対のコイルで、永久電流スイ
ツチ２を共有した回路構成とすると、第２図ｂに
示すように正常な走行状態では従来の場合と全く
変らない。一方、ある１個のコイル１′がクエン
チを発生した第２図ｃのような場合は、左右１対
のコイル１，１′に流れていた電流が同時に減衰
するので、ヌルフラツクス状態は維持され、従来
のような大きい左右方向の電磁反発力は発生しな
い。
直列接続し、左右１対のコイルで、永久電流スイ
ツチ２を共有した回路構成とすると、第２図ｂに
示すように正常な走行状態では従来の場合と全く
変らない。一方、ある１個のコイル１′がクエン
チを発生した第２図ｃのような場合は、左右１対
のコイル１，１′に流れていた電流が同時に減衰
するので、ヌルフラツクス状態は維持され、従来
のような大きい左右方向の電磁反発力は発生しな
い。
本発明にかかる超電導磁石装置は、上記実施例
により説明したように、左右１対のコイルを直列
に接続したので、いずれか１個のコイルがクエン
チしても左右１対のコイル電流は同時に減衰し、
従つて、左右のアンバランスな電磁力は発生しな
いため、大きな事故となる要因を除去することが
できる。
により説明したように、左右１対のコイルを直列
に接続したので、いずれか１個のコイルがクエン
チしても左右１対のコイル電流は同時に減衰し、
従つて、左右のアンバランスな電磁力は発生しな
いため、大きな事故となる要因を除去することが
できる。
なお、上記実施例では案内系について説明した
が、浮上系についても左右で発生するアンバラン
スな電磁力を除去できることの効果は同様であ
る。
が、浮上系についても左右で発生するアンバラン
スな電磁力を除去できることの効果は同様であ
る。
第１図は従来の超電導磁石装置における超電導
コイルの構成図を示し、ａはその配置図、ｂは正
常な状態で走行中の断面構成図、ｃは片側超電導
コイルがクエンチした状態で走行中の断面構成
図、第２図は本発明の装置における超電導コイル
の構成図を示し、ａはその配置図、ｂは正常な状
態で走行中の断面構成図、ｃは超電導コイルがク
エンチした状態で走行中の断面構成図である。 １，１′……超電導コイル、２……永久電流ス
イツチ、３，３′……案内用地上コイル、４……
ヌルフラツクス線、５，５′……案内用地上コイ
ルに鎖交する磁束。
コイルの構成図を示し、ａはその配置図、ｂは正
常な状態で走行中の断面構成図、ｃは片側超電導
コイルがクエンチした状態で走行中の断面構成
図、第２図は本発明の装置における超電導コイル
の構成図を示し、ａはその配置図、ｂは正常な状
態で走行中の断面構成図、ｃは超電導コイルがク
エンチした状態で走行中の断面構成図である。 １，１′……超電導コイル、２……永久電流ス
イツチ、３，３′……案内用地上コイル、４……
ヌルフラツクス線、５，５′……案内用地上コイ
ルに鎖交する磁束。
Claims (1)
- １ 超電導磁石を用いた誘導反発形磁気支持及び
ヌルフラツクス磁気案内方式の磁気浮上列車にお
いて、車両に搭載した超電導コイルを左右１対毎
に電気的に直列接続したことを特徴とする浮上式
鉄道用超電導磁石装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3064282A JPS58148601A (ja) | 1982-03-01 | 1982-03-01 | 浮上式鉄道用超電導磁石装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3064282A JPS58148601A (ja) | 1982-03-01 | 1982-03-01 | 浮上式鉄道用超電導磁石装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58148601A JPS58148601A (ja) | 1983-09-03 |
| JPS6260886B2 true JPS6260886B2 (ja) | 1987-12-18 |
Family
ID=12309481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3064282A Granted JPS58148601A (ja) | 1982-03-01 | 1982-03-01 | 浮上式鉄道用超電導磁石装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58148601A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02103688U (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-17 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2500546B2 (ja) * | 1991-05-24 | 1996-05-29 | フジテック株式会社 | エレベ―タ装置 |
| JPH04365778A (ja) * | 1991-06-13 | 1992-12-17 | Fujitec Co Ltd | エレベータ装置 |
| US5432669A (en) * | 1992-11-19 | 1995-07-11 | Railway Technical Research Institute | Superconducting magnet apparatus for magnetically levitated train |
-
1982
- 1982-03-01 JP JP3064282A patent/JPS58148601A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02103688U (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58148601A (ja) | 1983-09-03 |
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