JPH0763184B2 - テレビジヨン装置 - Google Patents

テレビジヨン装置

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JPH0763184B2
JPH0763184B2 JP60268230A JP26823085A JPH0763184B2 JP H0763184 B2 JPH0763184 B2 JP H0763184B2 JP 60268230 A JP60268230 A JP 60268230A JP 26823085 A JP26823085 A JP 26823085A JP H0763184 B2 JPH0763184 B2 JP H0763184B2
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video
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clock frequency
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ジエイ クリストフア トツド
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/14Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by means of electrically scanned solid-state devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0117Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
    • H04N7/012Conversion between an interlaced and a progressive signal

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  • Computer Graphics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 この発明は標準線周波数の飛越し走査ビデオ信号をこれ
より高い線周波数の非飛越し形式に変換して表示する形
式の「順次走査(progressive scan)」テレビジョン
受像機又はテレビジョンモニタに関するものである。
〔発明の背景〕
順次走査されるテレビジョン受像機及びモニタが提案さ
れているが、これは、水平走査周波数が増倍、例えば2
倍にされて、入力ビデオの各線に対して、例えば2本の
ビデオ線(これは入力ビデオ線の複製(レプリカ)であ
つてもよいし、入力ビデオ線から補間したものでもよ
い)が表示され、線構造が目につきにくくなつた画像が
表示されるものである。
ある公知の順次走査型受像機では、付加される線は受信
ビデオ線の複製であつて、各ビデオ線は2個のメモリの
うちの一方に記憶されている。受信ビデオ信号が標準線
周波数でメモリの第1のものに書込まれている時、メモ
リの第2のものが標準線周波数の2倍で2度読み出され
て、1標準線期間中に、時間圧縮されたビデオの線が2
本供給される。第2のメモリの出力は、メモリ読出しと
同期した2倍の水平掃引周波数を有し、従つて、ビデオ
信号の表示線の数が2倍となる表示装置に与えられる。
この種の順次走査型受像機の一例が1983年11月15日付R.
A.デイスチヤート(R.A.Dischert)氏に与えられた米国
特許第4,415,931号に記載されている。
順次走査型受像機で、ある種のアーテイフアクト(不要
な効果で、例えば、線間フリツカとか画面中の動きによ
る線の分断など)を減じるために、ビデオ信号の付加さ
れる線を元の信号から補間するという方法があることが
わかつた。これは、メモリ中でのビデオ信号の時間圧縮
を行う前か後のいずれかで行うことができる。付加され
る走査線が時間圧縮に先立つて元の走査線からの補間に
よつて作られる順次走査表示方式の一例は1983年8月23
日付で、K.H.パワーズ(K.H.Powers)氏に与えられた米
国特許第4,400,719号に記載されている。ビデオ信号の
高速化処理の後で補間を行う別の方法が英国特許公開第
2,111,343A号に示されている。
目に見えるアーテイフアクトを更に減少させるために
は、順次走査受像機にビデオ信号時間圧縮を行うための
線記憶装置及びフイール又はフレーム記憶装置を組合わ
せて使用すればよいこともわかつた。フイールド周波数
が2倍にされかつ1フイールド当りの線の数が2倍にさ
れる構成が1982年5月30日付でロード(Lord)氏外に与
えられた米国特許第4,322,750号に記載されている。
このような「線」型、「フイールド」型あるいは「フレ
ーム」型順次走査方式においては、水平スイープ周波数
はビデオ信号の同じ時間圧縮係数倍(例えば、2:1ある
いは4:1)に増加される。例えば、表示用ビデオプロセ
ツサで線周波数が2倍あるいは4倍にされる場合は、水
平スイープ周波数も2倍あるいは4倍にされねばならな
い。ところが、こうすると水平リトレース時間が減少す
るという不都合が生じてしまう。リトレース時間の減少
による影響は非常に大きい。例えば、2倍走査方式で
は、同じヨーク巻線に対する偏向電源電圧も、ヨーク電
流を変える必要があるために2倍にせねばならない。全
ての偏向電圧波形の振幅が所定の率だけ増加させられ、
同じ率だけ時間圧縮されるために、ピークのリトレース
電圧も2倍になる。従つて、水平出力トランジスタにお
けるターンオフ電力損が8倍にもなる。ターンオフ時間
が短かくなり、電圧が2倍になると、ターンオフ時の電
圧上昇率(dv/dt)が4倍も大きくなる。ターンオフの
たびに浪費されるエネルギは通常の4倍でターンオフの
発生回数は通常の2倍であるから、その結果としてター
ンオフ電力損失は8倍となる。ヨークインピーダンスを
4分の1にしてこの問題を解決しようとすれば、ヨーク
電圧は通常のままであるが、電流が2倍となり、従つ
て、このようなインピーダンスの大きさの調整では電力
損失は変りない。
〔発明の概要〕
この発明の1つの特徴によれば、線型、フイールド型あ
るいはフレーム型の順次走査受像機(あるいはモニタ)
の偏向系にかかる負荷を、表示すべきビデオ信号を表示
線繰返し周波数の増加以上の倍率で時間圧縮することに
より、大幅に小さくすることができる。
この特徴を持たせたテレビジョン装置は、所定線周波数
のビデオ入力信号を供給する信号源を含んでいる。この
信号源に結合されているプロセツサ手段がビデオ入力信
号を係数Kだけ時間圧縮し(即ち、K分の1に時間圧縮
し)、この時間圧縮された信号の線周波数を、Kとは異
なりかつKより小さな係数Nだけ増大させて(即ち、N
倍にして)、処理した出力ビデオ信号を供給する。上記
所定の線周波数のN倍の水平スイープ周波数を持つた表
示手段がプロセツサ手段に結合されており、処理された
出力ビデオ信号を表示する。
順次走査用の公知の時間圧縮構成では、クロツク制御さ
れるメモリが用いられ、ビデオ信号をカラー副搬送波周
波数(fSC)の整数倍(例えば4fSC)の周波数でサンプ
リングして得たピクセルがこれらのメモリ中へ上記カラ
ー副搬送波周波数の整数倍の周波数でクロツク入力され
る。これらのピクセルは上記とは異なるより高い整数倍
周波数(例えば8fSC)でクロツク出力され、これによつ
て時間圧縮が行われる。係数Kは整数であつても整数で
なくてもよいが、クロツク周波数間の整数の関係は保持
することが望ましい。
この発明の別の特徴によれば、テレビジョン装置は、 所定のクロツク周波数を持つた信号源であつて、所定の
線周波数と上記所定のクロツク周波数と等しいピクセル
周波数とを持つたデジタルビデオ入力信号を供給する信
号源と、 この信号源に結合されており、上記ビデオ入力信号を、
線当りのピクセル数を少くし、ナル(null)期間をとこ
ろどころに配置することによつて上記クロツク周波数を
変更することなく実効的に上記ピクセル周波数を減少さ
せたビデオ出力信号に変換するための周波数変換手段
と、 記憶手段と、 上記ビデオ出力信号を上記所定のクロツク周波数で上記
記憶手段に書込み、かつ、記憶された信号をこれより高
いクロツク周波数で読出して時間圧縮されたビデオ出力
信号を供給する手段と、 上記ナル期間中の上記ビデオ出力信号の記憶動作を禁止
する手段と、 が設けられている。
〔推奨実施例の説明〕
この発明は、NTSC、PALあるいはSECAM方式の信号などの
標準ビデオ信号の表示線の数を増すために、線記憶装
置、フイールド記憶装置、フレーム記憶装置あるいはこ
のようなメモリを組合わせたものを用いた型の順次走査
方式に適用できる。このような方式では、ビデオ信号を
この発明のように、表示線周波数の増大分よりも大きな
係数だけ圧縮することにより、偏向電力に対する要求が
緩和できる。第1図に示した装置について言えば、メモ
リ記憶の諸要件が緩和できかつ圧縮係数が整数でない場
合でもメモリのクロツク信号を整数関係にできるような
方法でビデオ圧縮係数が制御されるという利点もある。
この例における後者の特徴により、書込み及び読出しク
ロツク信号の生成が非常に簡単になる。
第1図の受像機又はモニタ(以下、受像機とする)10は
表示用ビデオ信号の高速化(スピードアツプ、即ち時間
圧縮)用に1線メモリを用いる、いわゆる、「ライン・
プロスキヤン」型のものである。説明の便宜上、例え
ば、ビデオ信号はNTSC方式のものとし、1本の線の長さ
が約63.6μ秒で、その中の52.6μ秒が有効ビデオ期間
(即ち、表示画像情報期間)であり、11.0μ秒が水平同
期信号とカラーバースト基準信号とを含んだブランキン
グ期間である。この標準形式のタイミングは第2図Aに
示されている。
受像機10は、RF変調ビデオ信号源へ接続されるアンテナ
入力端子(ANT)14とベースバンドビデオ出力信号S1を
供給する出力とを有する通常設計の同調・IF増幅・検波
ユニツト12を備えている。ベースバンドビデオ信号S1は
補助入力端子(AUX)16に結合された信号源から供給さ
れる場合もある。ユニツト12はモニタ専用の場合は省略
されることもある。
ユニツト12又は端子16からのベースバンド信号S1は通常
構成のA/D変換器(例えば、8ビツトビデオフラツシュ
変換器)18に加えられてデジタル形式の信号S2に変換さ
れる。デジタル形式への変換は、この例においては、そ
の後の2進速度変換を可能としてランダムアクセスメモ
リ(RAM)記憶条件を緩和させることができ、かつ、メ
モリクロツク条件を簡素化できるので望ましい。但し、
これらの特徴が必要でない場合には、変換器18を省略
し、ビデオ時間圧縮をCCDメモリのような準デジタル形
式あるいはデータサンプル形式のクロツクメモリを用い
て行つてもよい。
デジタル化されたビデオ信号S2は、信号S2の水平(H)
及び垂直(V)同期成分を分離するデジタル同期分離ユ
ニツト20に供給される。分離器20はアナログ形式のもの
でもよく、その場合にはデジタル信号S2ではなくアナロ
グ信号S1がその入力に供給される。垂直同期成分(例え
ば、白黒NTSCビデオの場合は60Hz、カラーの場合は59.9
4Hz)は通常の垂直駆動ユニツト22を介して通常の表示
ユニツト、例えば、映像管あるいはプロジエクシヨン型
表示装置から成るもの、の垂直偏向コイルに供給され
る。水平同期成分(H)は周波数ダブラ26に供給され
る。周波数ダブラ26は水平線周波数を2倍して、2倍の
線周波数(2H)の水平同期信号を駆動ユニツト27に供給
し、駆動ユニツト27は表示ユニツト24に供給される2倍
の線周波数の水平スイープ信号S3を生成する。垂直スイ
ープ周波数はNTSC方式に準じ、線周波数は2倍になつて
いるから、表示ユニツト24は2倍の線走査ラスタ、即
ち、フイールド当り262.5本ではなく525本の線を持つラ
スタを発生させる。ビデオ信号S2の線周波数も2倍とさ
れ(即ち、入力ビデオ線周波数の2倍)、その結果2倍
の線周波数のビデオ信号S4がユニツト24に供給されて、
1フイールド当りの線の数が525本で線構造が目につき
にくい像が表示される。
従来の順次走査型受像機では、駆動ユニツト27は、26.3
μ秒のスイープ期間と5.5μ秒のリトレース期間とを持
つた2倍線周波数水平駆動信号を表示ユニツト24のヨー
クに供給するように調整される。第2図Bには、従来の
2倍線周波数ビデオ信号の有効ビデオ期間(26.3μ秒)
とブランキング期間(5.5μ秒)とが標準NTSC方式の値
(それぞれ、52.6μ秒及び11.0μ秒)の丁度半分である
ことが示されている。この発明の1つの特徴は、駆動ユ
ニツト26を調整して通常の線周波数のビデオ入力信号S1
のそれと実質的に等しいリトレース(ブランキング)期
間を生ずるように出来ることである。
この発明によると、ビデオ信号は線周波数の増加率より
も大きい率だけ圧縮される。例えば、線周波数が2:1の
割合で増加させられるのに対し、ビデオ信号は2.5:1の
割合で圧縮される。その結果、水平リトレースに利用で
きる時間は、第2図のC及びDに例示するように、10.8
μ秒となる。従つて、実効走査時間が大きく圧縮される
と、1標準時間間隔内で2つの圧縮実効走査及び2つの
標準リトレース時間がとれるために、偏向に関する条件
が大きく緩和される。ユニツト24の標準偏向ヨークが同
じ場合には、供給電圧は通常の場合の2倍ではなく2.5
倍であるが、ヨークのピークリトレース電圧及びリトレ
ースの始点における電圧上昇率(dv/dt)は標準の(非
プロスキヤン)方式の場合と同じである。2:1の圧縮
(標準プロスキヤン)から2.5:1の圧縮への変更によ
り、ターンオフ損失が4分の1になり、水平出力装置の
ピークリトレース電圧は、リトレース用として5.5μ秒
しか利用できない場合よりもかなり小さくなる。
以上述べたことを要約すると、第2図に示したように、
NTSC方式のビデオ信号の標準的な線は52.6μ秒の有効ビ
デオ部分と11μ秒のリトレース(ブランキング)時間か
らなる。標準の線2倍プロスキヤン方式では、表示線期
間は、26.3μ秒の有効ビデオ部分と5.5μ秒のリトレー
ス時間からなる31.8μ秒である。この発明に従つて、ビ
デオ信号を(NTSC形式信号に関して)2.5:1の割合で圧
縮することにより、1本の線の長さは25.4μ秒となり、
その中の4.4μ秒がブランキングとして用いることがで
きる。通常の線期間の2分の1の期間中の2.5:1圧縮線
からの4.4μ秒と31.8μ秒の残りの6.4μ秒の合計が10.8
μ秒となり、これは11.0μ秒の標準NTSCリトレース期間
の98%である。他のビデオ圧縮係数を採用できる。しか
し、以下述べるように、2.5:1という圧縮係数が、2倍
走査(即ち、線周波数増加率2:1)方式におけるNTSC信
号には最適である。
第1図の受像機において、ビデオ信号S2は順次プロセツ
サ30によつて圧縮される。プロセツサ30はビデオ処理ユ
ニツト28を介して変換器18の出力に結合された入力と、
D/A変換器29を介して表示ユニツト24に結合された出力
とを備えている。ユニツト28は通常の構成のもので、ク
ロマ・ルーマ分離、肌色補正、ピーキング等の諸機能を
果たす。図の簡素化のために、クロマ処理機能は示され
ていないが、クロマ信号がルーマ信号とは別に処理され
る場合には、クロマ信号はプロセツサ30と同様なプロセ
ツサで2.5:1の比率で圧縮をうけ、その後、ルーマ信号
とマトリクスされて表示ユニツト24用の適当な駆動信号
が供給される。
プロセツサ30では、ユニツト28からのビデオ信号S5がタ
イミングユニツト32と5対4(5:4)データ周波数変換
器34とに加えられる。ユニツト32は、ビデオ信号S5のカ
ラー副搬送波周波数の4倍(4FSC)に等しい周波数を持
つた書き込みクロツク信号S6と8倍(8FSC)に等しい周
波数を持つた読み出しクロツク信号S7とを含む種々のタ
イミング信号を発生するための通常のカウンタ、デコー
ダ及びバーストロツクループを備えている。
4FSCクロツク信号S6は導体(図示せず)を通してA/D変
換器18に供給され、ビデオ信号S1の変換周波数(サンプ
リング周波数)を制御する。従つて、信号S5のデータ周
波数は書込みクロツク周波数、即ち、約14.3×106ワー
ド/秒に対応し、各ワード(8ビツト)は信号S5の1ピ
クセル(画素)を表わす。便宜上、データ(ワード)周
波数はメガヘルツ(MHz)で表わす。
変換器34は信号S5のデータ周波数を5:4の比率で減縮し
て、約11.5MHzの実効データ周波数を有し、かつ、後述
するように14.3MHzのクロツク周波数を持つ周波数減少
ビデオ信号S8を供給する。クロツク周波数を変えること
なく実効データ周波数を変える変換器は第5図に例示さ
れている。第4図にはその原理が示されている。入力信
号S5(第4図Bの波形)は4FSCクロツク信号(第4図A
の波形)と同期した14.3MHzのピクセルワードから成つ
ている。入力ピクセル各5個A1〜A5に対し、変換器34は
4個の出力ピクセルB1〜B4とナル(無効)ピクセル即ち
空白ピクセル(斜線で示す)とを発生する。ピクセルB1
はピクセルA1から1クロツク期間だけ遅れている。ピク
セルB2〜B4は、図示のように、ピクセルA2〜A5から補間
されている。信号S5の各5個のピクセルに対して4個の
ピクセルが生成されるので、変換後の実効データ周波数
は入力データ周波数の5分の4となる。4個の出力ピク
セルからなる各群は相互にナルピクセルによつて分離さ
れているので、出力クロツク周波数は入力データ周波数
(14.3MHz)と全く同じである。
ユニツト34の周波数変換動作は、書込みクロツク周波数
の2倍の読出しクロツク周波数でビデオ信号スピードア
ツプ化(即ち、時間圧縮及び線の2倍加)を行うメモリ
(36と38)を動作させるのに便利である。従来の2倍線
プロスキヤン方式では、メモリの読出しクロツク周波数
は、2:1のビデオ信号時間圧縮を行うためには書込みク
ロツク周波数の2倍となつている。2.5:1の圧縮を行う
ためにはクロツク周波数の比を2.5:1にせねばならない
ように思えるかもしれない。この発明の一つの特徴によ
れば、ユニツト34を用いると、2.5:1のビデオ圧縮を行
うために従来通りの2:1の関係にある読出し及び書込み
クロツク周波数を用いることが可能となり、従つて、非
常に高い周波数の読出しクロツク信号(例えば、10FSC
の信号)などを使う必要がなくなる。更には、タイミン
グユニツト32においては、8FSCの読出しクロツク信号
は、ただ書込みクロツク信号周波数を2倍にするだけで
通常の方法で得ることができ、これにより、非整数関係
(2.5対1)のクロツク信号を得るために別に位相ロツ
クループを設ける必要がなくなる。
周波数変換された信号S8は、通常の線走査周波数でスイ
ツチ動作するスイツチ40を介してメモリ36と38に交互に
加えられる。更に別の通常の線周波数で動作するスイツ
チ42がメモリ36と38の出力を交互にD/A変換器29を通し
て表示ユニツト24に供給する。さらに別の2個のスイツ
チ44と46が読出し及び書込みクロツク信号をメモリ36と
38に供給して、一方のメモリに4FSCのクロツク周波数で
書込みが行われている時、他方のメモリから2倍の8FSC
のクロツク周波数で読出しが行われるようにしている。
従来のプロスキヤン方式では、これによつてビデオ信号
が2分の1に時間圧縮され、線周波数が2倍となるので
あるが、この発明においては、各メモリに記憶されてい
るデータは5:4の係数で周波数変換されているから、記
憶されている情報は実効的には予め圧縮されたビデオ線
である。従つて、メモリが通常の(従つて入力の)線周
波数の2倍で読出されると、出力信号はクロツク比(2:
1)と周波数変換比率(5:4)の積、即ち、10:4即ち2.5:
1の実質圧縮係数で圧縮される。
メモリのスペースの浪費及び変換器34が作るナルピクセ
ルを有するメモリアドレス位置をスキツプするための複
雑さをさけるために、書込みクロツク信号路中にANDゲ
ート50が設けられている。ナルピクセルが現われる毎に
(第4図C参照)、ユニツト34から供給されるパルスP
によつてゲート50が閉じられ(第4図D)、書込みクロ
ツクの各5個目のパルスが禁止される(第4図E)。従
つて、ナルピクセルはメモリ36と38に記憶されず、メモ
リ容量は周波数変換係数分の1にできる。この改善され
たメモリ能力の一例を挙げると、4FSCでサンプルされた
NTSCビデオ信号は、普通、1線当り910個のピクセルを
持つている。この発明の例では、ユニツト34は実効デー
タ周波数を20%減じる。受信された各線について4個の
(補間された)ピクセルが記憶される。これのために
は、従来のプロスキヤン方式では910の記憶位置が必要
であつたものが、728の記憶位置ですむ。
メモリ36と38から再生されるビデオ信号は表示ユニツト
24の水平線周波数より大きな係数で圧縮されているか
ら、クロツクスイツチ44と46には第2図に示すように読
出し動作間で6.4μ秒の間メモリ読出し動作を停止させ
るためのポーズ(P)位置が設けられている。この6.4
μ秒の読出しポーズ期間は、圧縮されたビデオ信号の4.
4μ秒のブランキング期間と組合わされて、表示ユニツ
ト24に対して計10.8μ秒のリトレース時間を与える。こ
の10.8μ秒は前にも述べたように、NTSC入力ビデオ信号
のリトレース時間と実質的に等しく、従つて、スイツチ
ング損失を減じることができ、また、水平駆動ユニツト
27の出力段に対するdv/dtストレスを緩和することがで
きる。
第3図は2本のビデオ線(N及びN+1)が受信されて
いる(波形A)時のプロセツサ30の動作を要約するもの
である。波形D〜Gは、クロツクスイツチが表示ユニツ
ト24の2H同期タイミングと一致して読出し位置Rに置か
れ、また、次の2H同期パルスの前の6.4μ秒の間ポーズ
位置にある場合の動作を示している。波形H〜Kは波形
D〜Gと同様であるが、6.5μ秒のポーズが2H同期パル
スの直後でとられている点が異なる。いずれの場合で
も、結果は同じで、処理されたビデオ信号S4の合計リト
レース時間は10.8μ秒である。
第5図には周波数変換器34の推奨実施例を示してある。
14.3MHzのビデオ信号S5が1クロツク期間遅延ユニツト5
02、2倍増(×2)掛算器504、及び加算器506〜510と
に加えられる。ユニツト502の出力は14.3MHz(4FSC)ク
ロツク信号の1クロツクサイクルだけ遅延した信号S5
で、加算器510と512、及びマルチプレクススイツチ514
の“1"入力に加えられる。加算器506の出力は3倍(即
ち、1+2)された信号S5で加算器512に加えられ、さ
らに、別の1クロツク遅延ユニツト516を介して加算器5
08に加えられる。加算器508、510及び512の出力は、そ
れぞれ1/4、1/2及び1/4の係数を持つ割算器520、522及
び524を介して、スイツチ514の“2"、“3"及び“4"入力
に結合されている。スイツチ514の“0"入力はアースさ
れている。スイツチ514は4FSCクロツク信号によつてク
ロツクされるモジュロー5計数器529によつて制御され
る。0カウントがORゲート530によつて検出され、書込
みクロツク禁止パルスPが生成される。
第4図を参照すると、計数値0の時、スイツチ514は位
置0にあり、ナル出力信号を信号S8として供給し、ゲー
ト530は閉じられて(即ち、その出力が低となり)、書
込みクロツク禁止パルスPが供給される。このパルスP
はANDゲート50を閉じてナルデータバイト(8ビツトバ
イトとする)がメモリ36(又は38)に記憶されることを
防止する。計数値“1"の時、スイツチ514は遅延ユニツ
ト502の出力を選択して、信号S5のバイト(ピクセル)A
1の1クロツクサイクルだけ遅延したものと等しいバイ
ト(ピクセル)B1を供給する。計数値“2"で、スイツチ
514は(3A2+A3)/4に等しい直線的に補間されたピクセ
ルB2に対応する割算器520の出力を選択する。位置“3"
と“4"では、それぞれ(A3+A4)/2及び(A4+3A5)/4
に等しい出力ピクセルB3とB4が発生する。以下、このサ
イクルが繰返される。
メモリ記憶条件の緩和及び整数関係読出し/書込みクロ
ツク信号周波数という利点をそれほど望む必要のない場
合には、プロセツサ30を第6図のように変更してもよ
い。この変更は、周波数変換器34とANDゲート50の省略
及び所要の圧縮比率2.5:1(4FSCの書込みクロツク:10F
SCの読出しクロツク)関係をもつた読出し/書込みクロ
ツク周波数を発生するようにタイミングユニツトを変更
することとを含む。このプロセツサは動作中、第2図と
第3図に示すものと同じ形の出力信号を発生するが、メ
モリ当り(720個でなく)910個のピクセル記憶能力とよ
り高い読出しクロツク周波数(28.6MHzでなく35.8MHz)
を必要とする。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施した順次走査テレビジョン受像
機/モニタのブロツク図、第2図、第3図及び第4図は
第1図の受像機/モニタの動作の説明に供するタイミン
グ図及び波形図、第5図は第1図の受像機/モニタの一
部分の詳細ブロツク図、第6図は第1図の受像機/モニ
タの変形を示すブロツク図である。 18、28……ビデオ入力信号源(A/D変換器、ビデオ処理
ユニット)、30……処理手段、34……周波数変換器、32
……制御手段、36、38……メモリ手段、32、44、46……
記憶手段制御手段(上記制御手段、それぞれクロックス
イッチ)、24……表示手段、50……禁止手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の線繰返し周波数を持ったビデオ入力
    信号を供給する信号源と;メモリ手段と、上記ビデオ入
    力信号を第1のクロック周波数で上記メモリ手段に記憶
    させまたこの記憶されたビデオ信号を第2のクロック周
    波数で再生するための制御手段と、を有し、上記信号源
    に結合された信号処理手段であって、上記両クロック周
    波数が、それぞれ上記ビデオ入力信号を時間圧縮するよ
    うに、および線繰返し周波数を高くして処理されたビデ
    オ出力信号を供給するように、選ばれている信号処理手
    段と;上記信号処理手段に結合されており、上記処理さ
    れたビデオ出力信号を表示するための表示手段と;を具
    え、上記信号処理手段は、上記ビデオ入力信号をK分の
    1に時間圧縮し、またNをKより小さな係数であるとし
    て上記線繰返し周波数をN倍することを特徴とする、テ
    レビジョン装置。
  2. 【請求項2】所定のクロック周波数を持ち、所定の線周
    波数と上記所定のクロック周波数に等しいピクセル周波
    数とを有するデジタルビデオ入力信号を供給する信号源
    と;この信号源に結合されており、上記ビデオ入力信号
    を、空白ピクセル期間を間挿した線当たりピクセル数が
    減少したビデオ出力信号に変換して、上記クロック周波
    数を変えることなく上記ピクセル周波数を実効的に減じ
    る周波数変換器と;記憶手段と;上記ビデオ出力信号を
    上記所定のクロック周波数で上記記憶手段に書込み、か
    つこの記憶された信号を上記所定のクロック周波数より
    高いクロック周波数で読出して、ビデオ入力信号の入来
    各線当たり少なくとも2本の時間圧縮されたビデオ信号
    線を生成する記憶手段制御手段と;上記記憶手段に上記
    空白ピクセルが記憶されることを阻止する禁止手段と;
    を具えてなるテレビジョン装置。
JP60268230A 1984-11-30 1985-11-27 テレビジヨン装置 Expired - Lifetime JPH0763184B2 (ja)

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US676946 2003-09-30

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KR (1) KR930012088B1 (ja)
DE (1) DE3542102C2 (ja)
FR (1) FR2574240B1 (ja)
GB (1) GB2168219B (ja)
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