JPH0763152B2 - 発振器タンク回路 - Google Patents

発振器タンク回路

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JPH0763152B2
JPH0763152B2 JP61088390A JP8839086A JPH0763152B2 JP H0763152 B2 JPH0763152 B2 JP H0763152B2 JP 61088390 A JP61088390 A JP 61088390A JP 8839086 A JP8839086 A JP 8839086A JP H0763152 B2 JPH0763152 B2 JP H0763152B2
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J5/00Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner
    • H03J5/24Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with a number of separate pretuned tuning circuits or separate tuning elements selectively brought into circuit, e.g. for waveband selection or for television channel selection
    • H03J5/246Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with a number of separate pretuned tuning circuits or separate tuning elements selectively brought into circuit, e.g. for waveband selection or for television channel selection using electronic means

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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、電圧制御発振器(VCO)、特に、制御線感度
をほぼ一定に維持しながら、VCOの帯域を切り替える回
路に関する。
入力制御電圧に従い所定の範囲にわたって変化する出力
周波数を有する電圧制御発振器はラジオおよびテレビの
ような通信装置に用いられる周知の構成要素である。固
定コンデンサを使用してVCOの帯域を切り替えると(即
ち、第1の所定の周波数帯域から第2の所定の周波数帯
域に動かすと)、入力制御電圧の変化に対する出力周波
数の変化に関するVCOタンク回路の感度が変化すること
はまた周知のことである。一般に、この影響を補償する
回路がない場合には、入力制御電圧の変化が、同じであ
るとき、容量が共振回路内のどの位置に加えられるかに
応じて、高い帯域における周波数変化は低い帯域におけ
る周波数変化と異なる(すなわち、大きくなるか、また
は小さくなる)。
感度を変化させるこの影響を補償するために、従来、周
波数範囲を変更するとき一定感度を維持するようにイン
ダクタを切り替える回路や、または多数のバラクタまた
はスイッチを利用した複雑な設計のVCO構成が使用され
ている。上記例としては、米国特許第3813615号、米国
特許第3825858号および米国特許第3866138号がある。
上記特許は主にインダクタを切り替えるものであるが、
コンデンサを切り替える方が好ましい。その1つの理由
はタップ付のコイルまたは多重コイルは正確な周波数の
切替えのために細かく比例させることが困難なためであ
る。また、インダクタを切り替える場合には、共振周波
数のピーク値の急峻さに関連するタンク回路の品質係数
すなわちQを高く維持することがより困難なためであ
る。更に、多重コイルは電子回路の小型化の時代におい
て余分なスペースを必要とするためである。しかしなが
ら、コンデンサの単純な変更だけではVCOを更に複雑な
設計にすることが必要となるか、またはVCOの感度が大
幅に変化する。このため、VCOを複雑な設計にすること
が行なわれていたが、これは多数の電子スイッチを必要
とし、したがって高価な部品や、スペースをとる部品
や、信頼性のないような多数の部品を使用している。
発明の概要 従って、本発明の主な目的は制御線感度をほぼ一定に維
持しながら、VCOの帯域を切り替える発振器タンク回路
を提供することにある。
本発明の他の目的はVCOの帯域を切り替えるために発振
器タンク回路のコンデンサを切り替えることである。
更に別の目的は、従来よりも少ない数の部品、特にスイ
ッチを使用して制御線感度を維持しながら帯域の切替え
を行なうことである。
これらのおよび他の目的および利点は以下の詳細な説
明、図面および実施例から更に明確に理解されるであろ
う。
簡単に説明すると、上記目的を達成するため、本発明で
は、制御線電圧入力を受けて発振回路の出力信号周波数
を発生する電圧可変コンデンサ(バラクタ)を設ける。
2つの部分に分割された容量性素子が両部分の接続点に
おいて切り替えられ、高い周波帯域の動作モードでは前
記容量性素子は電圧可変コンデンサと並列に接続され
る。低い周波数帯域の動作モードにおいては、容量性素
子は切替えによりアースに接続されて、その2つの部分
が同時にバラクタの両側に配列される。後者の閉じた状
態においては、同調回路の全体の容量が増大し、この回
路の同調周波数を低くする。このように切り替えられた
キャパシタンス(すなわち、回路の同調周波数を変更す
るキャパシタンス)がバラクタの両側に配列されるの
で、バラクタは感度を維持する。
本明細書は、本発明の要旨は特許請求の範囲に記載され
ているが、本発明は添付の図面を参照した好適実施例に
ついての以下の説明からよりよく理解されよう。
好適実施例の説明 全ての図において同じ構成要素には同じ参照符号を付し
ている。まず最初に第1図を参照すると、周知の電圧制
御発振器(VCO)10はその出力周波数信号12が入力制御
電圧14に従ってある範囲にわたって変化するようになっ
ている。スイッチ16は1つの周波数帯域から他の周波数
帯域に切り替えるために用いられる。二帯域無線装置の
場合には、スイッチ16の開閉により、例えば150乃至175
MHz帯域の上半分と下半分との間で切り替えることがで
きる。
コンデンサを使用してVCOの帯域を切り替えると、回路
の感度も変化することが知られている。第2図の典型的
な発振器タンク回路、すなわち、チョーク17を介して制
御電圧によて駆動され、かつ発振回路に接続される。電
圧可変コンデンサ(バラクタ)D、コンデンサC1および
タンクコイルLを有する回路について考えると、コンデ
ンサC2がスイッチS1を介して接続されているときの低い
周波数帯域と比較して、高い周波数帯域では感度が大き
くなる。このことを第3a図および第3b図に概略的に示し
ており、これらの図はそれぞれ低い周波数帯域および高
い周波数帯域における制御電圧の変化に対する周波数の
変化を示している。制御電圧の変化が等しいとき、高い
周波数帯域においては実質的に大きな周波数変化ΔF2が
生じる。これは高い周波数において単側波帯雑音を増大
する欠点がある。高い周波数における雑音レベルを低減
するには、ΔF2を小さくして、低い帯域における周波数
変化ΔF1に近づけることが好ましく、これは制御電圧の
変化を第3b図に示すものの約半分まで低減することによ
って行なうことができる。このように制御電圧の範囲を
小さくすると勿論、ΔF1もまた所望の周波数範囲の約半
分まで低減することになる。
従来この問題が認識されており、良好なシンセサイザの
ループ性能が得られるように雑音に対する周波数範囲の
平衡させることによってVCOの全周波数範囲にわたって
感度をほぼ一定に維持する回路が開発されていた。従来
の方法の1つが第4図に示されている。タンク回路にキ
ャパシタンスを追加することによって回路の感度が変わ
り、該キャパシタンスが追加される位置に応じて感度が
増大するか、または低下すことが知られている。第4図
の回路は、影響を平衡化し、関心のある周波数範囲にわ
たって感度をほぼ一定に維持するようにしているもので
ある。コンデンサC1に並列に加えられるコンデンサC3は
VCOの感度を増大させ、インダクタLに並列にコンデン
サC2を加えることにより感度を低下させるようになって
いる。コンデンサC3はスイッチS2を閉じることによって
回路に接続され、コンデンサC2はスイッチS1によって回
路に接続される。スイッチS1およびS2は、それぞれ高帯
域−低帯域間を切り替えるときに同時に作動させる(両
方とも開放されるか両方とも閉成される)。勿論、コン
デンサC2およびC3の値は選択された回路、特にコンデン
サC1、バラクタDおよび同調コイルLの値に応じて定め
られる。適当な値を選択することは本技術分野に専門知
識を有する者にとって容易であろう。コンデンサC2およ
びC3の全体の影響を平衡化すると、VCO感度を一定に維
持しながら周波数範囲を変化させることができる。
このように、コンデンサを切り替える従来のVCO回路に
おいては、スイッチS1およびS2を同時に閉じることによ
りC2およびC3を接続することによって、適当な低い周波
数帯域にすると共に、感度に対する影響を平衡化する。
スイッチS1およびS2は簡単な機械的スイッチでなく、む
しろ多数の部品からなる複雑な電子式スイッチである。
VCOタンク回路のコンデンサおよびインダクタは比較的
安価なものであるのに対して、電子スイッチは装置にと
ってかなり高価なものである。本発明は同じ機能をたっ
た1つのスイッチによって達成し、それによって回路の
価格を著しく低減することである。
第5図を次に参照すると、本発明の好適実施例による改
良された発振器タンク回路18が示されている。この回路
においては、バラクタDおよびコンデンサC1の位置が第
4図の従来の回路とは入れ替わっている。この実施例の
回路は、第4図の従来の回路と同様に、キャパシタンス
を同調コイル(インダクタ)Lに並列に、またダイオー
ドDに直列に加える目的を達成するものでるが、加えて
単一のスイッチを使用するように更に変更された構成を
形成している。すなわち、バラクタDに並列に接続され
た容量性素子20が2つの部分すなわちコンデンサC4およ
びC5に分割され、スイッチS3がこの分割された部分のコ
ンデンサC4およびC5の接続点24とアースとの間に接続さ
れている。同調コイルLは前述のようにアースに接続さ
れ、コンデンサC1(従来の回路のバラクタDの位置に配
置されている)は同様にアースに接続されている。こゝ
で、バラクタDは設計者の選択によって、同様なダイオ
ードの任意のアレイ(多重または背面結合バラクタを含
む)であってもよいことに注意されたい。
スイッチS3が開いていると、ある小さいキャパシタンス
がバラクタDに並列に追加され、これによって結合を減
少させ、感度を低下させている。このようにキャパシタ
ンスを追加することにより、バラクタDのキャパシタン
スを変化させる場合の全体的な効果を低下させる(した
がってVCOの感度を低下させる)傾向がある。これはコ
ンデンサC1のキャパシタンスを僅かに増大させ、同調コ
イルLのインダクタンスを減少させることによって補償
して、所望の感度に戻すことができる。コンデンサC1、
C4およびC5の値を適当に選択することによって、高帯域
および低帯域における所望の程度の感度を得ることがで
きる。
スイッチS3を閉じると、キャパシタンスがインダクタン
スLと並列に直接アースに接続され、コンデンサC4はア
ースに直接接続され、これにより低い周波数帯域におけ
る結合を増大する。適切な周波数帯域の変化を行なわ
せ、かつ両帯域において適切な感度を得るためには、反
復的にコンデンサC1、C4およびC5とインダクタンスLの
値を変化させることが必要である。しかしながら、一旦
それぞれの値が決定されると、設計は完了し、正常の環
境の下で適正に動作する。
勿論、コンデンサC1、C4およびC5の値は特定の用途およ
び他の回路パラメータに対して適切に選択されなければ
ならない。本発明の回路においては、スイッチ以外の構
成要素はいくらか異なる容量を有するとしても、その全
体の数は同じとして、所期の目的を達成するために従来
技術では2つのスイッチを必要としたのに対して、本発
明においては1つのスイッチ(機械的又は電子的なも
の)を用いて達成していることが明らかであろう。
以上、本発明を実施するために考えられる最良のモード
について説明した。特に、上記説明は、本願発明の最適
な実施のために必要な好適な電気回路の構成について行
われた。
本発明の技術思想から逸脱することなく種々の変更を行
なうことができることは、当業者にとって明らかであろ
う。例えばダイオードまたはバラクタDは多重ダイオー
ドおよび関連回路によって置き替えることができるし、
スイッチS3はより複雑なpinダイオード構成よりもアー
スに接続されたトランジスタ・スイッチによって一層簡
単に近似することができる。特許請求の範囲は本発明の
技術思想の範囲内におけるこれらの変更および他のすべ
ての変更を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電圧制御発振器回路の概略回路図であ
り、 第2図は典型的な発振器タンク回路の概略回路図であ
り、 第3a図および第3b図はそれぞれ第2図の発振器タンク回
路の低いおよび高い周波数帯域における感度を表わすグ
ラフであり、 第4図は低いおよび高い周波数帯域の間において感度を
一定にするように設計された従来技術による発振器タン
ク回路の概略であり、 第5図は本発明による改良された発振器タンク回路の回
路図である。 17…チョーク、18…発振器タンク回路、20…容量性素
子、C1、C4、C5…コンデンサ、D…バラクタ、L…イン
ダクタ、S3…スイッチ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御線の感度を実質的に一定に維持しなが
    ら電圧制御発振器の帯域を切り替え、かつ、制御線入力
    端子と出力端子とを有する発振器タンク回路であって、 第1の端部において前記制御線入力端子に接続され、第
    2の端部において前記出力端子に接続されたバラクタ
    と、 前記制御線入力端子と地電位点との間に接続された第1
    の容量性素子と、 前記出力端子と地電位点との間に接続されたリアクタン
    ス性素子と、 前記制御線入力端子に接続された第1の端子と、別の第
    2の端子とを有する第2の容量性素子と、 第1の端子と、別の前記出力端子に接続された第2の端
    子とを有する第3の容量性素子と、 前記第2の容量性素子の前記第2の端子と前記第3の容
    量性素子の前記第1の端子とに接続されたスイッチング
    素子であって、前記スイッチング素子は第1及び第2の
    スイッチング状態を有し、前記スイッチング素子が前記
    第1のスイチング状態にあるときは、前記第2の容量性
    素子と前記第3の容量性素子とを直列に接続すると共に
    前記直列接続された前記第2及び第3の容量性素子を前
    記バラクタと並列に接続し、他方、前記スイッチング素
    子が前記第2のスイッチング状態にあるときは、前記第
    2の容量性素子の前記第2の端子と前記第3の容量性素
    子の前記第1の端子との双方を地電位点に接続する前記
    スイッチング素子と を包含する発振器タンク回路。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の発振器タン
    ク回路において、前記スイッチング素子は、前記第2の
    スイッチング状態において、前記第2の容量性素子を前
    記第1の容量性素子と並列に接続するように構成された
    発振器タンク回路。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項に記載の発振器タン
    ク回路において、前記スイッチング素子は、前記第2の
    スイッチング状態において、前記第3の容量性素子を前
    記リアクタンス性素子と並列に接続するように構成され
    た発振器タンク回路。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項に記載の発振器タン
    ク回路において、前記スイッチング素子は、前記第2の
    スイッチング状態において、前記第3の容量性素子を前
    記リアクタンス性素子と並列に接続するように構成され
    た発振器タンク回路。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項に記載の発振器タン
    ク回路において、前記スイッチング素子は機械的スイッ
    チから成る発振器タンク回路。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第1項に記載の発振器タン
    ク回路において、前記スイッチング素子は、電気的スイ
    ッチから成る発振器タンク回路。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第1項に記載の発振器タン
    ク回路において、前記第1のスイッチング状態は第1の
    発振器周波数帯域に対応し、また前記第2のスイッチン
    グ状態は前記第1の発振器周波数帯域とは異なる第2の
    発振器周波数帯域に対応する発振器タンク回路。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第1項に記載の発振器タン
    ク回路において、前記スイッチング素子は、前記第2及
    び第3の容量性素子を、前記第1の容量性素子及び前記
    リアクタンス性素子のそれぞれの両端間にまたがって地
    電位点に同時に切換えるように構成された発振器タンク
    回路。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第1項に記載の発振器タン
    ク回路において、前記リアクタンス性素子はインダクタ
    から成る発振器タンク回路。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第1項に記載の発振器タ
    ンク回路において、前記スイッチング素子は、前記第2
    のスイッチング状態において、前記制御線の感度を実質
    的に一定に維持しながら、前記発振器タンク回路の総合
    キャパシタンスを増加させるように構成された発振器タ
    ンク回路。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第1項に記載の発振器タ
    ンク回路において、前記制御線入力は電圧制御発振器の
    ための電圧制御線を含んでいる発振器タンク回路。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第1項に記載の発振器タ
    ンク回路において、前記スイチング素子は単一の開閉ス
    イッチから成る発振器タンク回路。
JP61088390A 1985-04-19 1986-04-18 発振器タンク回路 Expired - Lifetime JPH0763152B2 (ja)

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US724977 1985-04-19
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JPS61244133A JPS61244133A (ja) 1986-10-30
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JP (1) JPH0763152B2 (ja)
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