JPS6325784Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6325784Y2 JPS6325784Y2 JP18543880U JP18543880U JPS6325784Y2 JP S6325784 Y2 JPS6325784 Y2 JP S6325784Y2 JP 18543880 U JP18543880 U JP 18543880U JP 18543880 U JP18543880 U JP 18543880U JP S6325784 Y2 JPS6325784 Y2 JP S6325784Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- local oscillation
- oscillation circuit
- circuit
- band
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 60
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 33
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 2
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Description
本考案はスーパーヘテロダイン受信機に関し、
その局部発振回路に可変容量ダイオードを用いた
受信機に係る。 二種の周波数帯を搬送波として用いたAM波、
即ち、MW帯(522〜1602KHz)とLW帯(140〜
350KHz)の周波数帯を有するAM波を受信する
場合は、二種の局部発振回路を具えねばならず、
第1図及び第2図のような局部発振回路が使用さ
れている。 以下、従来の局部発振回路について説明する。
第1図に於て、1はアンテナ、2は同調回路、3
は混合器であつて4が局部発振回路である。局部
発振回路4は、スイツチ5,6の切り換えによつ
てMW帯及びLW帯の局部発振回路の選択がなさ
れる。7,8は発振コイル、11,13はトリ
マ・コンデンサ、9,10はパデイング・コンデ
ンサであり、15は可変容量ダイオードである。
発振コイル7,8を含む各局部発振回路は夫々の
周波数に応じて各素子の定数が定まつている。ま
た、第2図の従来例では、2種の周波数帯に対す
る局部発振回路の切り換えは、切り換えスイツチ
5,6によつてなされている。なお12,14,
16,19はコンデンサ、17,18はトリマコ
ンデンサである。 このような従来の局部発振回路は、第3図及び
第4図の並列共振回路の何れかが選択され、第1
図及び第2図のような局部発振回路が形成されて
いる。 第3図及び第4図の並列共振回路において、L
は発振コイル、Cpはパデイングコンデンサ、Cs
は可変コンデンサ、VCは可変容量ダイオードで
ある。第2図の実施例は第3図の並列共振回路の
組み合せであり、そのMW帯(522〜1602KHz)
とLW帯(155〜281KHz)の局部発振回路の各素
子の定数を表で示す。
その局部発振回路に可変容量ダイオードを用いた
受信機に係る。 二種の周波数帯を搬送波として用いたAM波、
即ち、MW帯(522〜1602KHz)とLW帯(140〜
350KHz)の周波数帯を有するAM波を受信する
場合は、二種の局部発振回路を具えねばならず、
第1図及び第2図のような局部発振回路が使用さ
れている。 以下、従来の局部発振回路について説明する。
第1図に於て、1はアンテナ、2は同調回路、3
は混合器であつて4が局部発振回路である。局部
発振回路4は、スイツチ5,6の切り換えによつ
てMW帯及びLW帯の局部発振回路の選択がなさ
れる。7,8は発振コイル、11,13はトリ
マ・コンデンサ、9,10はパデイング・コンデ
ンサであり、15は可変容量ダイオードである。
発振コイル7,8を含む各局部発振回路は夫々の
周波数に応じて各素子の定数が定まつている。ま
た、第2図の従来例では、2種の周波数帯に対す
る局部発振回路の切り換えは、切り換えスイツチ
5,6によつてなされている。なお12,14,
16,19はコンデンサ、17,18はトリマコ
ンデンサである。 このような従来の局部発振回路は、第3図及び
第4図の並列共振回路の何れかが選択され、第1
図及び第2図のような局部発振回路が形成されて
いる。 第3図及び第4図の並列共振回路において、L
は発振コイル、Cpはパデイングコンデンサ、Cs
は可変コンデンサ、VCは可変容量ダイオードで
ある。第2図の実施例は第3図の並列共振回路の
組み合せであり、そのMW帯(522〜1602KHz)
とLW帯(155〜281KHz)の局部発振回路の各素
子の定数を表で示す。
【表】
このような従来の局部発振回路では、空気可変
バリコンやポリスチロール可変バリコンを用いて
いる場合は比較的複雑な回路であつても、付加容
量を問題とする必要がない。しかし、可変容量ダ
イオードを用いた場合は、空気可変バリコンやポ
リスチロール可変バリコンを用いたものと比較し
耐圧やQ値の制限があり、可変容量値がとれない
欠点がある。従つて、AM波のMW帯とLW帯の
切り換え回路が複雑になれば、それだけ不必要な
付加容量値が増大して、希望受信周波数を受信で
きない場合が生じる為、可変ダイオードを用いた
局部発振回路の付加容量を極力減らすべく、部品
数を少なくすることが必要である。 本考案は上述の如き問題点を解消して、個々の
局部発振回路を可能な限り共通の素子を用いて、
簡素な回路とし安定した特性を得、且つ、安価な
電子チユーナの局部発振回路を提供することを目
的とする。 本考案の局部発振回路は、上述の如き目的を達
成すべくなされたもので、従来のMW帯とLW帯
の局部発振回路が第3図及び第4図に示すよう
に、パデイング・コンデンサCpの両端の何れか
に可変コンデンサCsが接続された構成となつて
いるのに着目して発振コイル、パデイング・コン
デンサ及び可変容量ダイオード等を共通部品とし
て、パデイング・コンデンサの夫々の電極に接続
されたコンデンサを電気的に遮断或いは接続する
切り換え手段を具えることによつて、構成が簡便
な局部発振回路を提供するものである。それらの
部品の回路定数は、夫々の受信帯でトラツキン
グ・エラーが実用上支障のない程度に最少となる
ように選択される。 以下、第5図に基づき本考案の局部発振回路に
ついて説明する。 第5図に於て、20は発振コイルであり、スイ
ツチ21と並列に接続された可変コンデンサ22
とコンデンサ23が直列に接続され、発振コイル
20に対し並列に接続されている。発振コイル2
0とスイツチ21の接続点にパデイング・コンデ
ンサ24が接続され、その他端に可変容量ダイオ
ード27が接続されている。そして、可変容量ダ
イオード27に並列に可変コンデンサ25とコン
デンサ26が接続されている。 スイツチ21はAM波のMW帯とLW帯に対応
した局部発振回路の切り換えを行うトランジスタ
やダイオードからなるスイツチであり、スイツチ
21が開いた状態では、MW帯の局部発振回路と
なりスイツチ21を閉じた状態でLW帯の局部発
振回路となる。MW帯の局部発振回路は発振コイ
ル20,パデイング・コンデンサ24,可変コン
デンサ25,コンデンサ26及び可変容量ダイオ
ード27からなり、LW帯の局部発振回路はスイ
ツチ21を閉じ、可変コンデンサ22とコンデン
サ23を含めた回路となる。 上述の如く、本考案の局部発振回路は、MW帯
とLW帯に対応する局部発振回路がスイツチ21
の開閉によつて選択されるようなされ、MW帯の
局部発振回路に第3図の共振回路を用い、LW帯
の局部発振回路に第4図の共振回路を用いて第5
図の局部発振回路を形成する。従つて、発振コイ
ル20,パデイング・コンデンサ24,及び可変
容量ダイオード27を共通の素子として構成でき
るので局部発振回路の素子の簡素化が可能とな
る。各素子の定数を表に示す。
バリコンやポリスチロール可変バリコンを用いて
いる場合は比較的複雑な回路であつても、付加容
量を問題とする必要がない。しかし、可変容量ダ
イオードを用いた場合は、空気可変バリコンやポ
リスチロール可変バリコンを用いたものと比較し
耐圧やQ値の制限があり、可変容量値がとれない
欠点がある。従つて、AM波のMW帯とLW帯の
切り換え回路が複雑になれば、それだけ不必要な
付加容量値が増大して、希望受信周波数を受信で
きない場合が生じる為、可変ダイオードを用いた
局部発振回路の付加容量を極力減らすべく、部品
数を少なくすることが必要である。 本考案は上述の如き問題点を解消して、個々の
局部発振回路を可能な限り共通の素子を用いて、
簡素な回路とし安定した特性を得、且つ、安価な
電子チユーナの局部発振回路を提供することを目
的とする。 本考案の局部発振回路は、上述の如き目的を達
成すべくなされたもので、従来のMW帯とLW帯
の局部発振回路が第3図及び第4図に示すよう
に、パデイング・コンデンサCpの両端の何れか
に可変コンデンサCsが接続された構成となつて
いるのに着目して発振コイル、パデイング・コン
デンサ及び可変容量ダイオード等を共通部品とし
て、パデイング・コンデンサの夫々の電極に接続
されたコンデンサを電気的に遮断或いは接続する
切り換え手段を具えることによつて、構成が簡便
な局部発振回路を提供するものである。それらの
部品の回路定数は、夫々の受信帯でトラツキン
グ・エラーが実用上支障のない程度に最少となる
ように選択される。 以下、第5図に基づき本考案の局部発振回路に
ついて説明する。 第5図に於て、20は発振コイルであり、スイ
ツチ21と並列に接続された可変コンデンサ22
とコンデンサ23が直列に接続され、発振コイル
20に対し並列に接続されている。発振コイル2
0とスイツチ21の接続点にパデイング・コンデ
ンサ24が接続され、その他端に可変容量ダイオ
ード27が接続されている。そして、可変容量ダ
イオード27に並列に可変コンデンサ25とコン
デンサ26が接続されている。 スイツチ21はAM波のMW帯とLW帯に対応
した局部発振回路の切り換えを行うトランジスタ
やダイオードからなるスイツチであり、スイツチ
21が開いた状態では、MW帯の局部発振回路と
なりスイツチ21を閉じた状態でLW帯の局部発
振回路となる。MW帯の局部発振回路は発振コイ
ル20,パデイング・コンデンサ24,可変コン
デンサ25,コンデンサ26及び可変容量ダイオ
ード27からなり、LW帯の局部発振回路はスイ
ツチ21を閉じ、可変コンデンサ22とコンデン
サ23を含めた回路となる。 上述の如く、本考案の局部発振回路は、MW帯
とLW帯に対応する局部発振回路がスイツチ21
の開閉によつて選択されるようなされ、MW帯の
局部発振回路に第3図の共振回路を用い、LW帯
の局部発振回路に第4図の共振回路を用いて第5
図の局部発振回路を形成する。従つて、発振コイ
ル20,パデイング・コンデンサ24,及び可変
容量ダイオード27を共通の素子として構成でき
るので局部発振回路の素子の簡素化が可能とな
る。各素子の定数を表に示す。
【表】
本考案の局部発振回路は表に示すように、その
発振コイルの回路定数を従来のMW/LW帯に対
応した局部発振回路の発振コイルよりも小さく、
又、パデイング・コンデンサの回路定数は従来の
ものより大きく設定し、パデイング・コンデンサ
24の両端に接続されるコンデンサは従来のもの
と類似する回路定数で設定する。又、可変容量ダ
イオード27は、同調電圧の変動に対し十分な容
量変化の得られるC−V特性のものを選択し、且
つ、スイツチ21による容量値の切り換えによつ
て、共通部品を従来の局部発振回路より多くする
ことにより、全体の部品点数を少なくし安価な局
部発振回路を提供するものである。 尚、表に示した回路定数は、本考案の局部発振
回路を限定するものでなく、その回路定数の近傍
で設定すればよい。 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、従来のMW帯及びLW帯の局部発振回路に比
較して、共通の回路素子を用い構成し簡素な局部
発振回路を提供できる。無論、部品の点数が少な
くなり安価になると共にストレー容量が少なくな
り安定した特性を得ることができる優れた効果を
有している。
発振コイルの回路定数を従来のMW/LW帯に対
応した局部発振回路の発振コイルよりも小さく、
又、パデイング・コンデンサの回路定数は従来の
ものより大きく設定し、パデイング・コンデンサ
24の両端に接続されるコンデンサは従来のもの
と類似する回路定数で設定する。又、可変容量ダ
イオード27は、同調電圧の変動に対し十分な容
量変化の得られるC−V特性のものを選択し、且
つ、スイツチ21による容量値の切り換えによつ
て、共通部品を従来の局部発振回路より多くする
ことにより、全体の部品点数を少なくし安価な局
部発振回路を提供するものである。 尚、表に示した回路定数は、本考案の局部発振
回路を限定するものでなく、その回路定数の近傍
で設定すればよい。 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、従来のMW帯及びLW帯の局部発振回路に比
較して、共通の回路素子を用い構成し簡素な局部
発振回路を提供できる。無論、部品の点数が少な
くなり安価になると共にストレー容量が少なくな
り安定した特性を得ることができる優れた効果を
有している。
第1図及び第2図は従来の局部発振回路であ
る。第3図及び第4図は共振回路の原理図であ
る。第5図は本考案の局部発振回路である。 1……アンテナ、2……同調回路、3……混合
回路、4……局部発振回路、20……発振コイ
ル、23,26……コンデンサ、22,25……
可変コンデンサ、24……パデイング、27……
可変容量ダイオード。
る。第3図及び第4図は共振回路の原理図であ
る。第5図は本考案の局部発振回路である。 1……アンテナ、2……同調回路、3……混合
回路、4……局部発振回路、20……発振コイ
ル、23,26……コンデンサ、22,25……
可変コンデンサ、24……パデイング、27……
可変容量ダイオード。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 第1および第2の異つた搬送波を選択して受
信するスーパ・ヘテロダインAM受信機の局部
発振回路に於いて、該局部発振回路が前記二種
の搬送波の何れかに対応した局部発振周波数を
得る切り換えスイツチを具え、前記二種の搬送
波に対する局部発振回路の発振コイルとパデイ
ング・コンデンサが共用されており、該発振コ
イルに対し、直列接続された該スイツチと第1
の容量素子とが並列に接続され、該発振コイル
と該スイツチの接続点に該パデイング・コンデ
ンサが接続され、その他端に第2の容量素子と
可変容量ダイオードが該発振コイルにそれぞれ
並列に接続されたことを特徴とする局部発振回
路。 (2) 前記スイツチがダイオード或いはトランジス
タによつて構成された実用新案登録請求の範囲
第1項記載の局部発振回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18543880U JPS6325784Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18543880U JPS6325784Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57106337U JPS57106337U (ja) | 1982-06-30 |
JPS6325784Y2 true JPS6325784Y2 (ja) | 1988-07-13 |
Family
ID=29986487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18543880U Expired JPS6325784Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6325784Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-23 JP JP18543880U patent/JPS6325784Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57106337U (ja) | 1982-06-30 |
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