JPH0763123B2 - パラボラアンテナ - Google Patents

パラボラアンテナ

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JPH0763123B2
JPH0763123B2 JP60206460A JP20646085A JPH0763123B2 JP H0763123 B2 JPH0763123 B2 JP H0763123B2 JP 60206460 A JP60206460 A JP 60206460A JP 20646085 A JP20646085 A JP 20646085A JP H0763123 B2 JPH0763123 B2 JP H0763123B2
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parabolic antenna
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博 黒澤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はパラボラアンテナに係り、パラボラアンテナの
仰角を調整するのに好適なパラボラアンテナに関するも
のである。
〔発明の背景〕
放送衛星は地球より36,000Kmも離れているために肉眼で
は見られずパラボラアンテナを放送衛星の方向に合せる
ことは大変に難しい。一般にパラボラアンテナの指向性
は高く、直径1mの衛星放送受信アンテナの場合は、半値
幅が2度である。このために予め±1度以下の角度誤差
内にパラボラの仰角を合せ、垂直に立てられた支柱に取
り付ける。しかる後に、受信器やコンバータ出力を計測
しながら方位角の微調整を行う。その後、同様に計測し
ながら仰角の微調整を行い最適受信状態にするものであ
った。
なお、この種の調整機構を備えたパラボラアンテナに関
しては、月刊誌、テレビ技術84年4月号ページ36及び39
による方式が一般に知られているものとして挙げられ
る。これらの従来のパラボラアンテナの一例を第6図に
示す。
しかし、従来のパラボラアンテナは、取付金具25の大き
さの範囲内で回転中心ボルト10とスライダー用スクリュ
ウ30によりスライド窓33との間で仰角の回転角度の調整
を行うため回転中心ボルト10と回転機構の長さの制限か
ら仰角表示目盛19の幅が狭く精度が悪くなる欠点があ
る。
又、仰角調整機構の精度を出すために回転中心ボルト10
の位置を変えて調整するものもあるがボルトの孔位置を
合せる作業が複雑で据付性が悪い欠点がある。
パラボラ面1と支柱18の間に仰角調整機構を設けるた
め、仰角目盛精度を上げようとすればする程パラボラ面
1と支柱18の間の距離は大きくなりスライダーのスクリ
ュウが長尺になるなど構造が大掛りなものとなり製作費
用が高価となる欠点などがあった。
仰角表示目盛の幅を広げるためには従来の回転機構付パ
ラボラ面固定具34は幅を広げる必要がありその分大掛り
な構造となり、鉄板の使用材料が多くなる欠点があっ
た。
又、仰角の調整する時はスライダー用スクリュウ30のス
クリュウハンドル31を回転させてスライダ止め具28とス
ライダ受け具29の間を広げたり狭めたりして行うためこ
れらの部分は回転可能な機構を備える必要があり、機構
上複雑なものとなる。
又、パラボラ面に風圧などによる力を回転中心ボルトU
ボルトやスライダー用スクリュウを通じて支柱に伝える
ため夫々の強度が必要な上、各部の組立上の隙間の合計
が加算されて風圧などによる仰角の狂いが生じ易い欠点
がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的はパラボラアンテナの仰角表示目盛幅を広
げ仰角調整を容易にすることにより据付性の良い安価な
パラボラアンテナを提供することにある。
〔発明の概要〕
本願発明のパラボラアンテナは、パラボラ面と、上記パ
ラボラ面の上部と下部とに固定されると共に直線状スラ
イド部を有する取付金具と、上記取付金具の上部に形成
され、支柱に上下方向に回転自在に支持された回動支点
部と、上記直線状スライド部と支柱との間にスライド可
能に設けられたパラボラアンテナ仰角調整用の仰角支え
棒とを備え、上記支え棒が、上記直線状スライド部に装
着された仰角固定スライド金具およびこの仰角固定スラ
イド金具からの距離の大小異なる位置に夫れ夫れ形成さ
れた低仰角用と高仰角用の調整に使い分ける孔を有し、
上記直線状スライド部が、上記孔の数に対応して仰角表
示目盛若しくは都市名表示を複数列設けられたものであ
る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図から第5図により説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の正面図を示し、パラボラ面
1の前面にコンバータ2がコンバータ取付アーム3及び
コンバータアーム支持棒4及び5によりパラボラ面の焦
点にて電波が受信できる状態のものを示す。第2図は第
1図のパラボラ面1を部分断面図とした側面図である。
パラボラアンテナ取付金具9は、該取付金具9の上部に
形成された回動支点部9′を支柱18に回転中心ボルト10
を用いて当初は支柱18に対して滑らかに回動可能に取着
(以下、滑着と称する)され、該金具の直線状スライド
部23に仰角固定スライド金具11を介して仰角支え棒12を
当所滑着する。しかる後、支柱18と内接したスライド17
に、仰角支え棒12の地域別に設定された位置出し孔15を
使ってネジ14で上記仰角支え棒12に設けられた位置出し
孔15は、仰角固定スライド金具11からの距離の大小異な
る位置に設けている。
パラボラアンテナ取付金具9とパラボラ面1は、パラボ
ラ面1の垂直線に合せてパラボラ面1の上部と下部に於
いてネジ6及び7で固着されている。
第3図は支柱18にパラボラアンテナ取付金具9及び仰角
支え棒12が組付けられた状態を示す部分側面図で、仰角
支え棒12は仰角固定スライド金具11により直線状スライ
ド部23に滑着されている。取付けにあたっては、予め地
域別に決められた仰角に、前記仰角固定スライド金具を
直線状スライド部23の仰角表示目盛に合せてスライド固
定ネジ13により予め固着しておく。
しかる後、仰角支え棒12の決められた位置出し孔15にネ
ジ14を挿入してスライド17に固着する。
上記取付時において仰角の大きな地域の場合、例えば仰
角が40度の場合は、第3図の状態にある仰角固定スライ
ド金具11を上方左側に表示された40の数字の目盛位置ま
でスライドさせて仰角をだしてもよいが、好ましくはネ
ジ14を取り外して現在位置よりも外側の位置出し孔15を
使って仰角支え棒12をスライド17に取付け且つ、仰角固
定スライド金具11の下方右側に表示された40の数字の目
盛位置までスライドさせて仰角を出した方が精度良く取
付けできると共に、風などの外力に対してパラボラアン
テナ取付金具9の直線状スライド部23及び仰角支え棒12
が変形しにくくなり、延いてはパラボラ面の変形の防止
ができる。しかも、このように外側の位置出し孔15を使
うことにより、左側に表示されている仰角よりも大きな
仰角を直線状スライド部23の長さを大きくすることなく
設定することができる。実施例の場合は、左側に表示さ
れている仰角よりも大きな仰角を右側に表示したので、
上記直線状スライド部23の長さを大きくすることなく広
い範囲の地域に対応したパラボラアンテナを提供でき
る。
支柱18はこれら組付作業以前に建物又は平地に垂直にし
かも強固に軸方向で回転可能な構造の他物に滑着されて
いる。該支柱18に、上記パラボラアンテナを組み付け、
予め設計された仰角をもったパラボラアンテナを支柱18
の軸で回転してコンバータ2の出力を測定し乍ら方位角
を調整し最適値で支柱18の回転を止め固着する。その
後、スライド固定ネジ13を緩め仰角支え棒12を上下に若
干ずらし、同様にコンバータ2の出力を測定し乍ら最高
の受信状態となったところでスライド固定ネジ13及び1
6、回転中心ボルト10及びネジ14を締付固定して据付完
了する。
本発明の実施例によれば、直線状スライド部23に予め決
められた一定の角度をもって滑着された仰角支え棒12
と、回転中心ボルト10との距離がパラボラ面1の仰角を
決めるため、前記直線状スライド部23に広い範囲に表示
された仰角表示目盛を使って、仰角支え棒12の位置出し
孔15毎に精度良く取付けできる。
アフセット形パラボラアンテナの場合パラボラ面1自体
で一定の仰角をもっているため北海道北端では調整分の
仰角が小さくなるため仰角支え棒の短いものが必要であ
るが、この場合は位置出し孔15の内側を使い、又、九州
南端では仰角が大きいので位置出し孔15の外側を使う。
これにより、一定の範囲に仰角表示目盛を2種類表示で
きるので、仰角調整の幅を広げることができ、2倍の据
付精度が得られ且つ、据付の易しいものが提供できる。
尚、位置出し孔15を、3つ設ければ、3種類の仰角表示
目盛を表示できるのは云うまでもない。
また本実施例のパラボラアンテナの取付金具は、ネジ等
による仰角調整機構を作る必要がなく、スライド部の上
下により調整できる。このように、パラボラ面1と支柱
18の間に大掛りな構造がないので、パラボラ面1と支柱
18の間の距離を短かくでき且つ、製作費用の安価なパラ
ボラアンテナを提供できる。
又、パラボラ面に加わる風圧等の力は、回転中心ボルト
10と仰角支え棒12を通じてネジ14にて分散荷重として支
柱18に伝えられる。このため、取付金具の耐荷重が小さ
くでき使用材料を少なくすることができ、安価に作るこ
とができる効果もある。
第5図はパラボラアンテナ取付金具9がパラボラ面1の
正面にネジ若しくは鋲等により固定された例を示すが第
1図に示すパラボラアンテナと同様の効果がある。すな
わち、パラボラ面に風圧が加わっても、パラボラ面の上
下で分散して受けるので、パラボラ面の変形が少なく、
特に、受信性能に大きな影響を与えるパラボラ面中心付
近の変形を小さくできる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、広範囲の地域に対応できると共に高精
度に取付けできる、特に仰角の大きな地域の場合に、仰
角支え棒の外側の位置出し孔を使い且つ、仰角の大きな
地域用の仰角表示目盛若しくは都市名表示を用いて仰角
を調整できるので、精度良く取付けできると共に、取付
金具の回動支点部から離れた位置で仰角支え棒によって
支持できるので、風などの外力に対してパラボラアンテ
ナ取付金具の直線状スライド部及び仰角支え棒が変形し
にくくなり、延いてはパラボラ面の変形の防止ができ
る。しかも、このように外側の位置出し孔を使うことに
より、大きな仰角を直線状スライド部の長さを大きくす
ることなく設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はパラボラアンテナが支柱に組付けられた状態を
示す本発明の一実施例の正面図、第2図はパラボラ面を
部分断面図とした第1図の側面図、第3図は第2図のパ
ラボラアンテナ取付金具が支柱に組付けられた状態を示
す部分側面図、第4図は第3図のパラボラアンテナ取付
金具と仰角支え棒の組付状態を示す斜視図である。第5
図はパラボラアンテナ取付金具がパラボラ面に取付けら
れた状態を示すパラボラ面を部分断面図とした側面図
で、第6図は従来のパラボラアンテナの取付金具を使っ
たパラボラアンテナの据付状態を示す側面図である。 1……パラボラ面、2……コンバータ、3……コンバー
タ取付アーム、4……コンバータアーム支持棒、5……
コンバータアーム支持棒、6……ネジ、7……ネジ、8
……ネジ、9……パラボラアンテナ取付金具、9′……
回動支点部、10……回転中心ボルト、11……仰角固定ス
ライド金具、12……仰角支え棒、13……スライド固定ネ
ジ、14……ネジ、15……位置出し孔、16……スライド固
定ネジ、17……スライド、18……支柱、19……仰角表示
目盛、20……地方名表示、21……下部パラボラ面取付ネ
ジ孔、22……コンバータアーム取付ネジ孔、23……直線
状スライド部、24……上部パラボラ面取付ネジ孔、25…
…取付金具、26……Uボルト、27……蝶ナット、28……
スライド止め具、29……スライド受け具、30……スライ
ダー用スクリュウ、31……スクリュウハンドル、32……
仰角指針、33……スライド窓、34……回転機構付パラボ
ラ面固定具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パラボラ面と、上記パラボラ面の上部と下
    部とに固定されると共に直線状スライド部を有する取付
    金具と、 上記取付金具の上部に形成され、支柱に上下方向に回転
    自在に支持された回動支点部と、 上記直線状スライド部と支柱との間にスライド可能に設
    けられたパラボラアンテナ仰角調整用の仰角支え棒とを
    備え、 上記支え棒が、上記直線状スライド部に装着された仰角
    固定スライド金具およびこの仰角固定スライド金具から
    の距離の大小異なる位置に夫れ夫れ形成された低仰角用
    と高仰角用の調整に使い分ける孔を有し、 上記直線状スライド部が、上記孔の数に対応して仰角表
    示目盛若しくは都市名表示を複数列設けられた ことを特徴とするパラボラアンテナ。
JP60206460A 1985-06-28 1985-09-20 パラボラアンテナ Expired - Fee Related JPH0763123B2 (ja)

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JP60206460A JPH0763123B2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20 パラボラアンテナ
FR8515779A FR2589012B1 (fr) 1985-06-28 1985-10-23 Antenne parabolique et son procede de fabrication
DE19853538036 DE3538036A1 (de) 1985-06-28 1985-10-25 Parabolantenne und verfahren zu ihrer herstellung
US06/877,206 US4860021A (en) 1985-06-28 1986-06-23 Parabolic antenna
DE19863621532 DE3621532A1 (de) 1985-06-28 1986-06-27 Parabolantenne

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JPS6268302A JPS6268302A (ja) 1987-03-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2876977B2 (ja) * 1994-02-28 1999-03-31 日本電気株式会社 アンテナ角度調整機構

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032810B2 (ja) * 1976-10-28 1985-07-30 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ スプ−ル型計量弁

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