JPH0336087Y2 - - Google Patents

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JPH0336087Y2
JPH0336087Y2 JP1985070299U JP7029985U JPH0336087Y2 JP H0336087 Y2 JPH0336087 Y2 JP H0336087Y2 JP 1985070299 U JP1985070299 U JP 1985070299U JP 7029985 U JP7029985 U JP 7029985U JP H0336087 Y2 JPH0336087 Y2 JP H0336087Y2
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JP
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elevation angle
parabolic antenna
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indicator
antenna
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JP1985070299U
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Description

【考案の詳細な説明】 本願考案は次に述べる問題点の解決を目的とす
る。
(産業上の利用分野) この考案は放送衛星その他の送信設備から送り
出されたマイクロ波電波を受信するパラボラアン
テナ用仰角表示具に関するものである。
(従来の技術) この種のパラボラアンテナ用仰角表示具にあつ
ては、上記送信設備から送り出された電波を効率
良く受ける為にパラボラアンテナの仰角を所定の
角度に設定することが必要である。そのような仰
角を設定する為に従来はアンテナに固着されてい
る指示機構に対し、目盛を付着すると共に錘と一
体なつている指示針を主ビーム軸と平行する垂直
面内においての回動を自在にした構成の仰角表示
計を用いてその作業を行つていた(例えば特開昭
59−37710号公報参照)。しかしながらそのような
仰角表示計は、屋根上等傾斜面にアンテナが設置
してあると指示針が目盛板に圧接したり指示針が
枢軸に対してこじれて不正確な表示をする欠点が
あつた。これを解決する為に円環水準器を用いる
ことも考えられているが、これは気泡が常に上部
に位置するので、調整者が側方から認視できず、
実用化し難い問題点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は上記従来の問題点を除き、指示部に
よつて指示される角度表示部を側方から見ながら
アンテナを傾動させることによつて、アンテナを
極めて容易に所定の仰角に設定することができ、
しかもパラボラアンテナ本体が屋根上に傾斜状態
で設置されることにより、或いは他の原因で第5
図の如くその中心軸を中心に回動した状態となつ
ていても、上記所定仰角への設定を正しく行うこ
とができるようにしたパラボラアンテナ用仰角表
示具を提供しようとするものである。
本願考案の構成は次の通りである。
(問題点を解決するための手段) 本願考案は一方にパラボラアンテナに当接させ
る取付面を有する止付部18を備える本体17の
他方には、本体17に対して回動自在で、かつ上
記取付面に対して直交する方向に軸線を有する回
転軸21を備えさせ、その回転軸21には、回転
軸21の軸線と平行な面内での回動を自在にす
る、一部に重錘が付されている回動体25を付設
し、さらに上記回転軸21と回動体25との間に
は、回動体25が回動したときに、その回動量を
表示する為の一対の角度表示部27と指示部31
とを備えさせたものであつてその作用は次の通り
である。
(作用) パラボラアンテナ本体の仰角を変える場合、パ
ラボラアンテナ用仰角表示具を付設しパラボラア
ンテナ本体を傾動させると基体がそれと共に傾動
する一方、重錘により地面に対して一定の向きに
保たれている回動体は基体に対して相対回動し、
その結果その時のパラボラアンテナ本体の仰角に
対応する角度表示部を指示部が指示する。又この
場合パラボラアンテナ本体がその中心軸を中心に
回動した状態となつていても、基体が上記パラボ
ラアンテナ本体に対して回動し、回動体は所定の
面内で回動する状態となる。
(実施例) 以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。第1の実施例を示す第1図乃至第5図におい
て、1は支持具を示す、これにおいて一aは脚体
で、その下端は基台3に枢着してある。2は一端
を脚体1aに固着した支持軸、4は仰角調整具
で、本体5に対し進退杆6が矢印方向に進退する
よう構成されたものであり、進退杆6の先端によ
つて支持軸2の他端が支えられている。7は支持
軸2に回動自在に取付けた支持枠を示す。次に8
はパラボラアンテナ本体を示す。これにおいて、
9は支持枠7に取付けた反射鏡、10はステー、
11は一次放射器、12は伝送線を夫々示す。8
aは上記パラボラアンテナ本体の機械的な中心軸
で、本例においては、パラボラアンテナ本体の電
波受信方向と一致している。(尚オフセツト型の
パラボラアンテナの場合には上記の機械的な中心
軸8aと電波受信方向とは一致しないことは言う
までもない。)尚13は脚体1aと反射鏡9との
間に介設した方位角調整具を示し、前記仰角調整
具4と同様の構造のものが用いてある。次に支持
枠7を介してパラボラアンテナ本体8に取付けた
仰角表示具15について説明する。16は枢着具
を示す。これにおいて、17は本体、18は止付
部、19はころがり軸受(例えばボールベアリン
グ、ロールベアリング)、20はベアリング押え、
21は軸受19によつて支持された回転軸を夫々
示す。次に23は回転軸21に取付けた基体で、
フオーク状に形成されている。24は基体23の
自由端部に装着された軸、25は軸24に回動自
在に装着した回動体を示す。26は回動体25の
一部を突設させて形成した重錘を示す。27は回
動体25に備えられた角度表示部を示し、角度目
盛28と角度数字29とから成る。30は基体2
3に形成された表示窓で、角度表示部27の一部
を透視できるように形成されている。31は指針
を示す。これら表示窓30、指針31は指示部と
して例示するものである。
上記のような構成の仰角表示具15は止付部1
8を利用して回転軸21とパラボラアンテナ本体
8の中心軸8aとが略平行状態となるように取付
けられる。尚それらの平行状態は許容される誤差
の範囲内で違つていても良い。
上記構成のものにあつて、パラボラアンテ本体
8の仰角調整を行う場合には、調整具4を作動さ
せて進退杆6を進退させる。これにより支持軸2
の傾度が変わり、パラボラアンテナ本体8の仰角
の調節を行うことができる。この場合、仰角表示
具15の基体23はパラボラアンテナ本体8と一
体に傾動する一方、回動体25は重錘26の作用
によつて一定の向き(例えば軸24と重錘26と
が鉛直線上に位置する状態)に保たれる。その結
果、回動体25は基体23に対して相対回動する
こととなり、表示窓30にはその時のパラボラア
ンテナ本体8の仰角を示す角度目盛28及び角度
数字29が現れると共に、指針31は角度目盛2
8におけるその時の仰角に対応する目盛を指示す
る。従つて、仰角調整を行う作業者は指針31に
よつて指示される角度目盛28を見ながら上記の
ような仰角調整を行うことにより、アンテナ本体
の仰角を極めて容易に所定の値に設定することが
できる。
上記構成の仰角表示具15にあつては、基体2
3は枢着具16によりパラボラアンテナ本体8に
対し回動自在となつている為、例えば第3図に想
像線で示され又第5図に示される如く、方位角調
整具13の操作によつてアンテナ本体8の方位角
を変更した場合においても、アンテナ本体8の正
しい仰角を表示することができる。即ち、傾斜状
態の支持軸2を中心にアンテナ本体8が回動され
る為、アンテナ本体8は第4図の状態の時に比べ
第5図の状態のときには中心軸8aを中心にして
右方向に回動した状態となつている。しかしこの
場合、回転軸21が本体17に対して極めて軽く
回動できる為、基体23が支持枠7に対して第5
図に示される如く回動し、回動体25は常に鉛直
面内に位置する状態にされる。従つて、この状態
でアンテナ本体の傾動操作が行われても上記の場
合と同様に表示具15はアンテナ本体8の正しい
仰角を表示することができる。
尚前記構成の仰角表示具15は第1図に想像線
で示す如くアンテナ本体の何れの箇所に取付けて
用いても良い。
次に第6図乃至第8図は前記仰角表示具を可搬
形のパラボラアンテナに取付けた例を示すもので
ある。このような可搬形アンテナはそれが設置さ
れる場所が平坦地か或いは傾斜地であるかによつ
て第7図或いは第8図に示される如き状態とな
る。この場合においても、上記仰角表示具15e
は前述のように正しい仰角を表示することができ
る。
なお、機能上前図のものと同一又は均等構成と
考えられる部分には、前図と同一の符号にアルフ
アベツトのeを付して重複する説明を省略した。
(また次図以降のものにおいても順次同様の考え
でアルフアベツトのf,g,hを順に付して重複
する説明を省略する。) 次に第9図は前記仰角表示具を異なる構造のパ
ラボラアンテナに取付けた例を示すものである。
図においては、支持具1fは基板33とそれにボ
ルト・ナツトを以つて枢着した傾動枠34とから
成る。35は傾動枠34に固着した取付座で、反
射鏡9fが矢印方向への回動を自在に取付けてあ
り、締着具36により任意の箇所で固定できるよ
うになつている。37は反射鏡9fに支持杆38
を介して取付けられたダイポールである。
上記構成のものにあつては、偏波面の調整を行
なう場合、締着具36を緩めてパラボラアンテナ
本体8fを矢印方向へ回動させる。このようにパ
ラボラアンテナ本体を回動させても、仰角表示具
15fは図示の如く回動体25fが鉛直面内に位
置するようになり、回動体25fは基体23fに
対し円滑に回動して仰角を表示できる状態にな
る。
次に第10図は仰角表示具の構造の異なる例を
示すもので、基体23gに角度表示部27gを設
け、回動体25gに指示部(指針31g)を設け
た例を示すものである。
次に第11図及び第12図は仰角表示具の構造
の更に異なる例を示すもので、枢着具16hを本
体としての棒体41とそれに回動自在に装着した
回転軸としての筒体42とにより構成し、筒体4
2に基体23hを取付けた(例えば溶接)例を示
すものである。
(考案の効果) 以上のように本考案にあつては、止付部18を
備えるので、第1図に示されるように調整者が見
易いパラボラアンテナ本体8の任意の場所に装着
できる実用上の効果がある。その上、パラボラア
ンテナ用仰角表示具装着状態でパラボラアンテナ
本体8の仰角を変える場合、パラボラアンテナ本
体8を傾動させると、重錘26により地面に対し
て一定の向きに保たれている回動体25は回動
し、その結果その時のパラボラアンテナ本体の仰
角に対応する角度表示部を指示部が指示するか
ら、角度表示部を目で見ることによつてアンテナ
の仰角を確認することができ、仰角調整を容易に
行い得る効果がある。
しかも上記の場合、回動体25は、止付部18
の止付面に対して直交方向に位置させ、かつ回転
自在にした回転軸21に付設してあり、パラボラ
アンテナ本体8の中心軸8aと略平行な軸線の回
りに回動自在であるから、上記のように仰角調整
を行なう場合、パラボラアンテナ本体8の方位角
の調節、偏波面の調整、設置場所の傾斜等の原因
でパラボラアンテナ本体8がその中心軸8aを中
心に回動した状態となつていても、回動体25が
上記パラボラアンテナ本体8に対して回動して、
回動体25を常に所定の面内(例えば鉛直面)で
回動させ得る状態に保つ特長があり、第8図の如
く傾斜面に設置したパラボラアンテナ本体8にお
いても上記角度表示を常に正確に、しかも側面か
ら調整者が常に正しくみることができる状態にさ
せ得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は側
面図、第2図は仰角表示具の縦断面図、第3図は
第1図の平面図、第4図は第1図のパラボラアン
テナの背面図、第5図は第3図において矢印V方
向から見た状態を示す図、第6図は支持具の構造
の異なるパラボラアンテナを示す側面図、第7図
は同背面図、第8図は第6図のパラボラアンテナ
を傾斜地に設置した状態を示す背面図、第9図は
支持具に対するパラボラアンテナ本体の止着構造
の異なる例を示す平面図、第10図は仰角表示具
の異なる例を示す正面図、第11図は仰角表示具
の更に異なる例を示す斜視図、第12図はXII−XII
線断面図。 1……支持具、8……パラボラアンテナ本体、
15……仰角表示具、23……基体、25……回
動体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方にパラボラアンテナに当接させる取付面を
    有する止付部18を備える本体17の他方には、
    本体17に対して回動自在で、かつ上記取付面に
    対して直交する方向に軸線を有する回転軸21を
    備えさせ、その回転軸21には、回転軸21の軸
    線と平行な面内での回動を自在にする、一部に重
    錘が付されている回動体25を付設し、さらに上
    記回転軸21と回動体25との間には、回動体2
    5が回動したときに、その回動量を表示する為の
    一対の角度表示部27と指示部31とが備えられ
    ていることを特徴とするパラボラアンテナ用仰角
    表示具。
JP1985070299U 1985-05-13 1985-05-13 Expired JPH0336087Y2 (ja)

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JP1985070299U JPH0336087Y2 (ja) 1985-05-13 1985-05-13

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JP1985070299U JPH0336087Y2 (ja) 1985-05-13 1985-05-13

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JPS61187107U JPS61187107U (ja) 1986-11-21
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ATE305661T1 (de) * 2001-07-20 2005-10-15 Eutelsat Sa Sende-empfangssatellitenantenne mit hoher leistung und niedrigem kostenaufwand
JP5553382B2 (ja) * 2010-03-01 2014-07-16 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 耕深情報取得装置及びトラクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5937710A (ja) * 1982-08-26 1984-03-01 Toshiba Corp アンテナ装置

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