JPH076292Y2 - 折曲げ機 - Google Patents
折曲げ機Info
- Publication number
- JPH076292Y2 JPH076292Y2 JP8325791U JP8325791U JPH076292Y2 JP H076292 Y2 JPH076292 Y2 JP H076292Y2 JP 8325791 U JP8325791 U JP 8325791U JP 8325791 U JP8325791 U JP 8325791U JP H076292 Y2 JPH076292 Y2 JP H076292Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- plate
- roof
- folding
- bending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は折版葺屋根の屋根板先端
の折曲げに使用する折曲げ機に関するものである。
の折曲げに使用する折曲げ機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】折版葺屋根の屋根板先端は雨水が樋に容
易に流れ込むように、下方に適宜角度折り曲げられてい
る。この折版葺屋根の屋根板先端の折曲げは、通常、屋
根を葺いた後に谷部の先端に折曲げ機を嵌合して折り曲
げていた。
易に流れ込むように、下方に適宜角度折り曲げられてい
る。この折版葺屋根の屋根板先端の折曲げは、通常、屋
根を葺いた後に谷部の先端に折曲げ機を嵌合して折り曲
げていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のような
折曲げ機による屋根板先端の折曲げは、専ら折曲げをす
る職人の勘に頼っていたため折曲げ角度が一定でなく、
この角度をほぼ一定に保つには熟練した職人を必要とす
るため、その品質及び作業性の向上を図ることが困難で
あった。
折曲げ機による屋根板先端の折曲げは、専ら折曲げをす
る職人の勘に頼っていたため折曲げ角度が一定でなく、
この角度をほぼ一定に保つには熟練した職人を必要とす
るため、その品質及び作業性の向上を図ることが困難で
あった。
【０００４】本考案は上記のような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、屋根ふき終了後における屋
根板先端の折曲げ角度を一定に保持できると共に、熟練
工の勘に頼らず、素人であっても容易に同一角度に折曲
げできる折曲げ機を提供することである。
たものであり、その目的は、屋根ふき終了後における屋
根板先端の折曲げ角度を一定に保持できると共に、熟練
工の勘に頼らず、素人であっても容易に同一角度に折曲
げできる折曲げ機を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上の課題を達成するた
めの、本考案の折曲げ機は、把持棒の先端に折曲げ板を
備え、該折曲げ板の先端には折版葺屋根の屋根板先端先
に嵌合するコ字形の嵌合部が設けられ、該嵌合部の下面
には手前側に向かって下方に傾斜した折曲げ角調整板が
設けられたことを特徴とする構成にすることである。
めの、本考案の折曲げ機は、把持棒の先端に折曲げ板を
備え、該折曲げ板の先端には折版葺屋根の屋根板先端先
に嵌合するコ字形の嵌合部が設けられ、該嵌合部の下面
には手前側に向かって下方に傾斜した折曲げ角調整板が
設けられたことを特徴とする構成にすることである。
【０００６】
【作用】而して、上記の構成によると、嵌合部を屋根の
屋根板先端に嵌合して折曲げると、折曲げ角調整板が屋
根板の裏面に当接して折曲げ角度を常に一定の角度に保
持するので、熟練工の勘に頼ることなく容易に一定の角
度に折曲げすることができ、その品質及び作業性の向上
を図ることができる。
屋根板先端に嵌合して折曲げると、折曲げ角調整板が屋
根板の裏面に当接して折曲げ角度を常に一定の角度に保
持するので、熟練工の勘に頼ることなく容易に一定の角
度に折曲げすることができ、その品質及び作業性の向上
を図ることができる。
【０００７】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図１は本考案の折曲げ機の側面図、図２
は折曲げ機の平面図、図３は折曲げ機の正面図、図４は
折曲げ機の背面図、図５及び図６は使用状態断面図を示
すものである。
細に説明する。図１は本考案の折曲げ機の側面図、図２
は折曲げ機の平面図、図３は折曲げ機の正面図、図４は
折曲げ機の背面図、図５及び図６は使用状態断面図を示
すものである。
【０００８】折曲げ機１は把持棒２の先端に設けられた
折曲げ板３の先端にコ字状の嵌合部４が設けられ、該嵌
合部４の下面には折曲げ角調整板５が取り付けられてい
る。前記把持棒２の先端は適宜角度に折り曲げられて折
曲げ板３が溶接され、また後端にはＴ状の握り部２ａを
備えている。
折曲げ板３の先端にコ字状の嵌合部４が設けられ、該嵌
合部４の下面には折曲げ角調整板５が取り付けられてい
る。前記把持棒２の先端は適宜角度に折り曲げられて折
曲げ板３が溶接され、また後端にはＴ状の握り部２ａを
備えている。
【０００９】前記折曲げ板３はほぼ平面台形であり、先
端にはコ字状に折曲げた嵌合部４を形成し、該嵌合部４
の下面に手前側に向かって下方に傾斜した折曲げ角調整
板５が延設されている。前記折曲げ角調整板５は屋根板
６先端の折曲げ角度を調整するためのものであり、この
傾斜により屋根板６先端の折曲げ角度が決められ、傾斜
角が大きい場合は前記折曲げ角度も大きくなる。
端にはコ字状に折曲げた嵌合部４を形成し、該嵌合部４
の下面に手前側に向かって下方に傾斜した折曲げ角調整
板５が延設されている。前記折曲げ角調整板５は屋根板
６先端の折曲げ角度を調整するためのものであり、この
傾斜により屋根板６先端の折曲げ角度が決められ、傾斜
角が大きい場合は前記折曲げ角度も大きくなる。
【００１０】次に、この折曲げ機の使用方法について、
図５及び図６に基づいて説明する。この折曲げ機１は折
版葺屋根における谷部の屋根板６先端を折り曲げるもの
であり、屋根板６先端に嵌合部４を嵌合し、把持棒２の
握り部２ａを折曲げ角調整板５が屋根板６の裏面に当接
するまで前方に倒すと、前記屋根板６先端が一定の角度
で下側に折り曲げられる。この折曲げ角は前記折曲げ角
調整板５が屋根板６の裏面に当接するので、常時一定角
度に保持される。
図５及び図６に基づいて説明する。この折曲げ機１は折
版葺屋根における谷部の屋根板６先端を折り曲げるもの
であり、屋根板６先端に嵌合部４を嵌合し、把持棒２の
握り部２ａを折曲げ角調整板５が屋根板６の裏面に当接
するまで前方に倒すと、前記屋根板６先端が一定の角度
で下側に折り曲げられる。この折曲げ角は前記折曲げ角
調整板５が屋根板６の裏面に当接するので、常時一定角
度に保持される。
【００１１】そして、上記のような作業を順次繰り返す
ことにより、例え素人であっても、折版葺屋根における
谷部の屋根板６先端を、容易に一定の角度に折り曲げる
ことができるので品質の向上を図ることができる。
ことにより、例え素人であっても、折版葺屋根における
谷部の屋根板６先端を、容易に一定の角度に折り曲げる
ことができるので品質の向上を図ることができる。
【００１２】
【考案の効果】折曲げ機は、把持棒の先端に折曲げ板を
備え、該折曲げ板の先端には折版葺屋根の屋根板先端に
嵌合するコ字形の嵌合部を設け、該嵌合部の下面には手
前側に向かって下方に傾斜した折曲げ角調整板を設けた
構成にしたことにより、屋根板先端を一定の角度で容易
に折曲げでき、その品質及び作業性の向上を図ることが
できる。
備え、該折曲げ板の先端には折版葺屋根の屋根板先端に
嵌合するコ字形の嵌合部を設け、該嵌合部の下面には手
前側に向かって下方に傾斜した折曲げ角調整板を設けた
構成にしたことにより、屋根板先端を一定の角度で容易
に折曲げでき、その品質及び作業性の向上を図ることが
できる。
【図１】折曲げ機の側面図である。
【図２】折曲げ機の平面図である。
【図３】折曲げ機の正面図である。
【図４】折曲げ機の背面図である。
【図５】折曲げ機を屋根板先端に嵌合した状態の断面図
である。
である。
【図６】折曲げ機を屋根板先端に嵌合して前方に倒した
状態の断面図である。
状態の断面図である。
１ 折曲げ機 ２ 把持棒 ３ 折曲げ板 ４ 嵌合部 ５ 折曲げ角調整板 ６ 屋根板先端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小堀 弘保 東京都品川区西五反田５丁目１番５号 辰 巳産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭56−60524（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−132241（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭47−27021（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 把持棒の先端に折曲げ板を備え、該折曲
げ板の先端には折版葺屋根の屋根板先端に嵌合するコ字
形の嵌合部が設けられ、該嵌合部の下面には手前側に向
かって下方に傾斜した折曲げ角調整板が設けられたこと
を特徴とする折曲げ機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8325791U JPH076292Y2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 折曲げ機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8325791U JPH076292Y2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 折曲げ機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0524762U JPH0524762U (ja) | 1993-03-30 |
| JPH076292Y2 true JPH076292Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=13797291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8325791U Expired - Lifetime JPH076292Y2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 折曲げ機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076292Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP8325791U patent/JPH076292Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0524762U (ja) | 1993-03-30 |
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