JPH076276Y2 - アンテナ付き軒樋 - Google Patents

アンテナ付き軒樋

Info

Publication number
JPH076276Y2
JPH076276Y2 JP1988094359U JP9435988U JPH076276Y2 JP H076276 Y2 JPH076276 Y2 JP H076276Y2 JP 1988094359 U JP1988094359 U JP 1988094359U JP 9435988 U JP9435988 U JP 9435988U JP H076276 Y2 JPH076276 Y2 JP H076276Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
eaves gutter
eaves
pattern
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988094359U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0218026U (ja
Inventor
崇文 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1988094359U priority Critical patent/JPH076276Y2/ja
Publication of JPH0218026U publication Critical patent/JPH0218026U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH076276Y2 publication Critical patent/JPH076276Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、軒樋にアンテナを組み込んだアンテナ付き軒
樋に関するものである。
【従来の技術】
FM放送、AM放送、TV放送の受信やその他ワイヤレステャ
イム、ワイヤレスインターホン等のワイヤレス機器の受
信のためにアンテナが必要である。そしてアンテナとし
ては八木アンテナなどのように、家屋の屋外部分、例え
ば屋根や天井に立てることによって取り付けるようにし
たものが一般的である。
【考案が解決しようとする課題】
しかしこのように屋外にアンテナを立てる場合には、ア
ンテナの取付工事に手間がかかるという問題があり、ま
た他の施工部材の影響や風等の自然要因の影響などでア
ンテナが歪んだり位置ずれしたりして受信感度の低下が
発生し易く、さらには屋外に突出するアンテナで家屋の
外観を損ねるおそれもあるという問題があった。 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、アンテ
ナの取り付け工事に手間を必要としないと共に受信感度
の低下のおそれがなく、しかもアンテナで家屋の外観を
損ねるおそれもないアンテナ付き軒樋を提供することを
目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本考案に係るアンテナ付き軒樋は、雨水の水位より上位
いちにおいて軒樋1の内側面に、閉ループの折り返しダ
イポールアンテナ2のパターンを設け、アンテナ2のパ
ターンの両端の接続端子6を軒樋1の家屋側の側壁4か
ら導出して成ることを特徴とするものである。
【作用】
本考案にあっては、軒樋1にアンテナ2を一体に設ける
ことによって、軒樋1の施工と同時にアンテナ2の取り
付けの作業もおこなうことができると共に、軒樋1に一
体化しているアンテナ2は風などの影響で狂いが生じた
りすることがない。さらにアンテナ2のパターンは軒樋
1の内側面に設けられているために外観として露出せ
ず、アンテナ2で家屋の外観を損ねたりすることがな
く、しかもアンテナ2のパターンは雨水の水位より上側
位置に設けられているために、雨天時の雨水で電波妨害
が発生するおそれはない。
【実施例】
以下本考案を実施例によって詳述する。 軒樋1は電気絶縁性を有する合成樹脂材で形成されてい
るものであり、その側壁4の上部の内面に銅や鉄やステ
ンレスなどの導体線5を張ってアンテナ2のパターンを
形成するようにしてある。第1図の実施例では、一方の
側壁4の内面から他方の側壁4の内面にかけて導体線5
をループ状に懸け渡すようにしてアンテナ2のパターン
を形成してあり、導体線5は各側壁4の内面側に接着剤
で接着するなどして水平の向きで固定するようにしてあ
る。アンテナ2のパターンの長さは受信する電波の波長
領域に応じて設定されるものであり、軒樋1の長手方向
に沿うアンテナ2のパターンの長さが電波の半波長(1/
2λ)の長さになるように設定されるものである。そし
て導体線5の両端は一方の側壁4を通して軒樋1の外側
に接触端子6,6として導出してあり、この接続端子6,6に
バルントランス10を取り付け、さらにバルントランス10
には同軸ケーブルやフィーダー線などの接続線11が接続
してある。バルントラランス10は一方の側片4の外面側
に固定して取り付けることができる。このようにしてア
ンテナ2のパターンは閉ループとなった折り返しダイポ
ールアンテナとして形成することができるものであり、
折り返しダイポールアンテナは閉ループ型でないアンテ
ナに比べて受信波長領域が広いという利点がある。ここ
で、アンテナ2のパターンは軒樋1内を流れたり滞留し
たりする雨水の最高水位よりも上方の位置において設け
られるものである。従って、アンテナ2によって軒樋1
の本来の機能である排水が何等の影響をも受けるおそれ
がなくなり、また雨天時でも軒樋1を流れる雨水の影響
でアンテナ2による電波の受信が妨害されて画像や音響
に歪みがん発生したりすることもなくなるものである。 しかして上記のように形成されるアンテナ2付きの軒樋
1は他の一般の軒樋と同様にして屋根の軒先に取り付け
ることができるものであり、軒樋1の取り付け施工と同
時の軒樋1に一体に設けたアンテナ2の施工もおこなう
ことができることになる。軒樋1の取り付けにあたって
はバルントランス10を固定すると共に接続端子6を導出
した側壁4が家屋側を向くようにして、バルントランス
10が目立たないようにするのがよい。またこの軒樋1を
電波受信に最適な位置に固定して取り付けると、軒樋1
に一体に設けられているアンテナ2は自然要因などの影
響で位置ずれなどするこそれはなく、アンテナ2の受信
感度が低下したりするようなことはない。 第2図は本考案の他の実施例を示すものである。このも
のでは軒樋1の一方の側壁4の内面側に閉ループ状に導
体線5を張ってアンテナ2のパターンを形成するように
してあり、その他は実施例1と同様である。尚、アンテ
ナ2を構成する導体線5として銅線等の電線の他に、銅
帯薄板などの金属帯薄板を用いることもできる。また上
記実施例では角の軒樋1を示したが、断面半円形の丸軒
樋についてもそのまま適用されるのはいうまでもない。
【考案の効果】
以上のように本考案にあっては、軒樋にアンテナのター
ンを設けるようにしたので、軒樋を取り付ける施工と同
時にアンテナの取り付けの作業もおこなうことができ、
アンテナの取り付け作業の手間が不要になると共に、ま
た軒樋に組み込まれているアンテナは風などの影響で狂
いが生じたりすることがなく、受信感度が低下するおそ
れがないものである。しかもアンテナのパターンは軒樋
の内側面に設けてあるために、アンテナは外部に露出せ
ずアンテナで家屋の外観を損ねたりすることがないもの
であり、さらにアンテナのパターンは雨水の水位より上
方に設けてあるために、雨天時でも軒樋を流れる雨水の
影響でアンテナによる電波の受信が妨害されるようなお
それはないものである。また、アンテナのパターンを閉
ループの折り返しダイポールアンテナのパターンとして
形成するようにしたので、閉ループでない他のアンテナ
に比べて広い波長領域で受信することができるという効
果を奏したものであり、さらにアンテナのアンテナのパ
ターンの両端の接続端子を軒樋の家屋側の側壁から導出
するようにしたので、この接続端子は屋外からは軒樋の
裏側になって見えず、接続端子の露出によって外観を損
なうことがないと共に、接続端子は家屋側を向いていて
家屋内へと配線がし易くなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本考案の一実施例の断面図と平面
図、第2図は同上の他の実施例の一部切欠斜視図であ
り、1は軒樋、2はアンテナ、4は側壁、6は接続端子
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】雨水の水位より上側位置において軒樋の内
    側面に、閉ループの折り返しダイポールアンテナのパタ
    ーンを設け、アンテナのパターンの両端の接続端子を軒
    樋の家屋側の側壁から導出して成るアンテナ付き軒樋。
JP1988094359U 1988-07-15 1988-07-15 アンテナ付き軒樋 Expired - Lifetime JPH076276Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988094359U JPH076276Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 アンテナ付き軒樋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988094359U JPH076276Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 アンテナ付き軒樋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0218026U JPH0218026U (ja) 1990-02-06
JPH076276Y2 true JPH076276Y2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=31318875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988094359U Expired - Lifetime JPH076276Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 アンテナ付き軒樋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH076276Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6320177Y2 (ja) * 1979-08-11 1988-06-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0218026U (ja) 1990-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6362784B1 (en) Antenna unit and digital television receiver
US5349362A (en) Concealed antenna applying electrically-shortened elements and durable construction
JP2003008335A (ja) アンテナ装置
US5926145A (en) Base station for mobile communication
KR102674398B1 (ko) 안테나 설치 구조물
JPH076276Y2 (ja) アンテナ付き軒樋
JPH032975Y2 (ja)
JP2000183789A (ja) デジタルテレビジョン放送受信装置
JPH0563435A (ja) アンテナ装置
JPS6219083B2 (ja)
JPH04134907A (ja) 低姿勢アンテナ
JPH01168101A (ja) 雨樋アンテナ
JPH0613930Y2 (ja) アンテナ付き軒樋
JPH0384156A (ja) アンテナ付き軒樋
JP2794859B2 (ja) 雨樋アンテナ
JPH06152219A (ja) 移動体用アンテナ
JPH0227050A (ja) アンテナ付き軒樋
CN206432393U (zh) 一种应用于无线通信系统的双频双极化射灯天线
KR20060008348A (ko) 방향성 안테나
JPS6320177Y2 (ja)
JP2000156608A (ja) アンテナ装置、デジタルテレビジョン放送受信装置
JP4629159B1 (ja) フェイズドアレイアンテナ装置
KR890006517Y1 (ko) 텔레비젼 수상기용 안테나
JPH03145805A (ja) 外壁アンテナ
JPS6220402A (ja) 屋内用高周波アンテナ装置