JPH0762716A - コンクリート接合面用防水材 - Google Patents
コンクリート接合面用防水材Info
- Publication number
- JPH0762716A JPH0762716A JP22836093A JP22836093A JPH0762716A JP H0762716 A JPH0762716 A JP H0762716A JP 22836093 A JP22836093 A JP 22836093A JP 22836093 A JP22836093 A JP 22836093A JP H0762716 A JPH0762716 A JP H0762716A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- tape
- water expansion
- rubber
- waterproof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業条件のよい別の場所で、予め水膨張ゴム
等をコンクリート表面に貼り付け、保管しておくことが
出来るコンクリート接合面用防水材を提供する。 【構成】 水膨張止水材用の粘着用面31を設けたとこ
ろの防水テープ30の裏面側の面縁に沿って接着テープ
40の内面側を接着すると共に該接着テープ40の外面
側に離型紙50を貼付けてある。
等をコンクリート表面に貼り付け、保管しておくことが
出来るコンクリート接合面用防水材を提供する。 【構成】 水膨張止水材用の粘着用面31を設けたとこ
ろの防水テープ30の裏面側の面縁に沿って接着テープ
40の内面側を接着すると共に該接着テープ40の外面
側に離型紙50を貼付けてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土木工事において、止
水のためにコンクリート面に貼り付ける水膨張スポンジ
ゴム或いは水膨張ゴム等の水膨張性止水材の施工前の吸
水・吸湿を防止する防水材に関するものである。
水のためにコンクリート面に貼り付ける水膨張スポンジ
ゴム或いは水膨張ゴム等の水膨張性止水材の施工前の吸
水・吸湿を防止する防水材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】土木工事において、コンクリートの表面
間の隙間からの水漏れを防止するために、隙間にゴム製
止水材を介在させているが、その止水材として、近来、
吸水・吸湿によって膨張し、隙間を完全に塞ぐと言う長
所を有する水膨張ゴム等が多用されるようになった。な
お、水膨張ゴム等には水膨張スポンジも含まれる。
間の隙間からの水漏れを防止するために、隙間にゴム製
止水材を介在させているが、その止水材として、近来、
吸水・吸湿によって膨張し、隙間を完全に塞ぐと言う長
所を有する水膨張ゴム等が多用されるようになった。な
お、水膨張ゴム等には水膨張スポンジも含まれる。
【0003】しかしながら、上記水膨張ゴム等は、その
性質上、工事現場で組立直前にボックスカルバート・セ
グメント等のコンクリート面に貼り付け、施工してお
り、別の場所で予め貼り付けておき、必要に応じて工事
現場に輸送し、施工することは不可能であると言う問題
点がある。
性質上、工事現場で組立直前にボックスカルバート・セ
グメント等のコンクリート面に貼り付け、施工してお
り、別の場所で予め貼り付けておき、必要に応じて工事
現場に輸送し、施工することは不可能であると言う問題
点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、コンクリートの表面間の隙間からの水漏れを防止
する止水材として、水膨張ゴム等を使用すると、その性
質上、工事現場で組立直前に水膨張ゴム等をコンクリー
ト表面に貼り付け、施工する必要があり、別の場所で予
め貼り付け、工事現場に輸送し、施工することは不可能
であることである。
点は、コンクリートの表面間の隙間からの水漏れを防止
する止水材として、水膨張ゴム等を使用すると、その性
質上、工事現場で組立直前に水膨張ゴム等をコンクリー
ト表面に貼り付け、施工する必要があり、別の場所で予
め貼り付け、工事現場に輸送し、施工することは不可能
であることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図面を参考に説明する。
少なくとも一部に水膨張スポンジゴムや水膨張ゴム等よ
り成る水膨張性止水材用の粘着用面31を設けたところ
の防水テープ30の裏面側の面縁に沿って接着テープ4
0の内面側を接着すると共に該接着テープ40の外面側
に離型紙50を貼付けてある。
少なくとも一部に水膨張スポンジゴムや水膨張ゴム等よ
り成る水膨張性止水材用の粘着用面31を設けたところ
の防水テープ30の裏面側の面縁に沿って接着テープ4
0の内面側を接着すると共に該接着テープ40の外面側
に離型紙50を貼付けてある。
【0006】
【実施例】実施例について説明すると、10は土木工事
に使用するコンクリート、11はコンクリート表面、2
0はコンクリート10の表面11に貼り付ける紐状の水
膨張スポンジゴムや水膨張ゴム等の水膨張性止水材、3
0はコンクリート表面11に貼り付けた水膨張性止水材
20を覆う防水テープで中央線に沿って水膨張性止水材
用の粘着用面31を有している、40,40はその防水
テープ30の両縁部分に内面側を貼り付けた幅狭なブチ
ルテープ等の接着テープ、50は各接着テープ40の外
面に貼り付けた剥離可能な離型紙である。
に使用するコンクリート、11はコンクリート表面、2
0はコンクリート10の表面11に貼り付ける紐状の水
膨張スポンジゴムや水膨張ゴム等の水膨張性止水材、3
0はコンクリート表面11に貼り付けた水膨張性止水材
20を覆う防水テープで中央線に沿って水膨張性止水材
用の粘着用面31を有している、40,40はその防水
テープ30の両縁部分に内面側を貼り付けた幅狭なブチ
ルテープ等の接着テープ、50は各接着テープ40の外
面に貼り付けた剥離可能な離型紙である。
【0007】さらに詳細に説明すると、防水テープ30
としては、塩化ビニール・ポリエチレン等をベースに、
一面を弱粘着性にした弱粘着テープを使用することが好
ましいが、価格を考えると、仮付けが出来ず、施工のバ
ラツキを生じることもある一般のテープを使用すること
も出来る。接着テープ40,40は、防水テープ30の
外側の空気・水が水膨張ゴム等20に達しないように、
防水テープ30の両側部分をコンクリート表面11に貼
り付けるために、防水テープ30とコンクリート表面1
1との間に粘着剤として介在させるものである。離型紙
50は、各接着テープ40の粘着性を帯びた表面を覆
い、他の物体に触れて付着したり粘着性を失ったりする
のを防止すると共に、必要に応じ剥離して、コンクリー
ト表面11に貼り付けることが出来るようにしたもので
ある。
としては、塩化ビニール・ポリエチレン等をベースに、
一面を弱粘着性にした弱粘着テープを使用することが好
ましいが、価格を考えると、仮付けが出来ず、施工のバ
ラツキを生じることもある一般のテープを使用すること
も出来る。接着テープ40,40は、防水テープ30の
外側の空気・水が水膨張ゴム等20に達しないように、
防水テープ30の両側部分をコンクリート表面11に貼
り付けるために、防水テープ30とコンクリート表面1
1との間に粘着剤として介在させるものである。離型紙
50は、各接着テープ40の粘着性を帯びた表面を覆
い、他の物体に触れて付着したり粘着性を失ったりする
のを防止すると共に、必要に応じ剥離して、コンクリー
ト表面11に貼り付けることが出来るようにしたもので
ある。
【0008】接着テープは粘着性を有するものであれ
ば、ブチルテープに限定されるものではない。又、請求
範囲内の水膨張スポンジゴムや水膨張ゴムとは、単体で
も、非水膨張ゴム等との複合体よりなる止水材にも適用
できる。
ば、ブチルテープに限定されるものではない。又、請求
範囲内の水膨張スポンジゴムや水膨張ゴムとは、単体で
も、非水膨張ゴム等との複合体よりなる止水材にも適用
できる。
【0009】作用について説明すると、先ず、水膨張止
水材20に防水テープ30の弱粘着面を仮付けし、次に
離型紙50を剥離しながら、接着テープ40をコンクリ
ート表面11に当て、防水テープ30を貼り付けると共
に、水膨張止水材20をコンクリート表面11に圧着す
る。防水テープ30の両端末は水膨張止水材20の長さ
に比べて十分長くしておくか、或いは両端末も接着テー
プ40を貼り付け、それを介してコンクリート表面11
に貼り付けて、完全にシールするかする。そのようにす
ることによって、作業条件のよい別の場所で、予め水膨
張止水材20をコンクリート表面11に貼り付け、保管
しておき、必要に応じて工事現場に輸送し、防水テープ
30を剥し、水膨張止水材20を露出させて、取付ける
ことが可能となり、従来見られた、作業性の悪い現場
で、組立直前に水膨張止水材20をコンクリート表面1
1に貼り付けることに伴うトラブルを防止することが出
来る。
水材20に防水テープ30の弱粘着面を仮付けし、次に
離型紙50を剥離しながら、接着テープ40をコンクリ
ート表面11に当て、防水テープ30を貼り付けると共
に、水膨張止水材20をコンクリート表面11に圧着す
る。防水テープ30の両端末は水膨張止水材20の長さ
に比べて十分長くしておくか、或いは両端末も接着テー
プ40を貼り付け、それを介してコンクリート表面11
に貼り付けて、完全にシールするかする。そのようにす
ることによって、作業条件のよい別の場所で、予め水膨
張止水材20をコンクリート表面11に貼り付け、保管
しておき、必要に応じて工事現場に輸送し、防水テープ
30を剥し、水膨張止水材20を露出させて、取付ける
ことが可能となり、従来見られた、作業性の悪い現場
で、組立直前に水膨張止水材20をコンクリート表面1
1に貼り付けることに伴うトラブルを防止することが出
来る。
【0010】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
作業条件のよい別の場所で、予め水膨張止水材20をコ
ンクリート表面11に貼り付け、保管しておくことが出
来、従来見られた、作業性の悪い現場で、組立直前に水
膨張止水材20をコンクリート表面11に貼り付ける際
の諸トラブルを防止することが出来る。
作業条件のよい別の場所で、予め水膨張止水材20をコ
ンクリート表面11に貼り付け、保管しておくことが出
来、従来見られた、作業性の悪い現場で、組立直前に水
膨張止水材20をコンクリート表面11に貼り付ける際
の諸トラブルを防止することが出来る。
【図1】本発明の実施例を示す側面図である。
【図2】本発明の実施状態を示す側面図である。
【符号の説明】 10 コンクリート 11 コンクリート表面 20 水膨張ゴム等 30 防水テープ 31 水膨張・止水材用の粘着用面 40 接着テープ 50 離型紙
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも一部に水膨張スポンジゴムや
水膨張ゴム等より成る水膨張性止水材用の粘着用面(3
1)を設けたところの防水テープ(30)の裏面側の面
縁に沿って接着テープ(40)の内面側を接着すると共
に該接着テープ(40)の外面側に離型紙(50)を貼
付け形成してなるコンクリート接合面用防水材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22836093A JPH0762716A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | コンクリート接合面用防水材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22836093A JPH0762716A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | コンクリート接合面用防水材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0762716A true JPH0762716A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16875243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22836093A Pending JPH0762716A (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | コンクリート接合面用防水材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0762716A (ja) |
-
1993
- 1993-08-20 JP JP22836093A patent/JPH0762716A/ja active Pending
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