JPH0762061B2 - ヘキサヒドロ―s―トリアジン触媒を使用して軟質ポリウレタンフォームを製造する方法 - Google Patents

ヘキサヒドロ―s―トリアジン触媒を使用して軟質ポリウレタンフォームを製造する方法

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JPH0762061B2 JP63335709A JP33570988A JPH0762061B2 JP H0762061 B2 JPH0762061 B2 JP H0762061B2 JP 63335709 A JP63335709 A JP 63335709A JP 33570988 A JP33570988 A JP 33570988A JP H0762061 B2 JPH0762061 B2 JP H0762061B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 産業上の利用分野 本発明は、軟質ポリエーテルポリウレタンフオームの製
造におけるヘキサヒドロ−s−トリアジン触媒の使用に
関するものである。さらに詳しくは、本発明は、触媒と
してのヘキサメチレンテトラミンの使用に関するもので
ある。
従来の技術 軟質ポリウレタンフオーム用の触媒は一般に二つの概念
に分けられる。すなわち、イソシアネート−ポリオール
(ゲル化)反応を促進する金属塩及びイソシアネート−
水(発泡)反応を促進する第三級アミンである。
もち論、これらの触媒は特定なものではなく、与えられ
た概念の範囲内の各触媒は、最適のポリウレタンフオー
ムを得るために均衡を保たさねばならない両方の競争反
応に対しても触媒活性を有する。例えば、オクテン酸第
一錫のような錫塩は、ゲル化反応に対して非常に特殊で
あるだけではなく、イソシアネートと水との間の反応を
もまた触媒化して、尿素と二酸化炭素とを生成する。ビ
ス(2−ジメチルアミノエチル)エーテルは、発泡反応
に対して高度に特別なものであるが、また、イソシアネ
ートとポリオールとの間の反応の触媒ともなる。トリエ
チレンジアミン(TEDA)はゲル化反応と発泡反応との両
方において比較的効果的な第三級アミンの一例である。
より反応性のポリオールが一般的に採用される高レジリ
エンス(HR)フオームでは、従来フオームの場合よりも
フオームセル壁が破裂し難いために、極めて微量の錫触
媒が使用でき、このことは収縮問題において結果があら
われる。事実、殆んどのHRフオームはこの問題を防ぐた
めに機械的に破砕されなければならない。従つて、錫触
媒の殆んど、又はすべては、最終硬化に要求される反応
を完結させるために、トリエチレンジアミンで置き換え
られる。また、発泡反応及びゲル化反応の両方に対して
著しく活性であるペンタメチルジプロピレントリアミン
のような補助三級アミン触媒が、より高価で特別なアミ
ンの全体的使用量を減少させるために使用される。
現今、著しい工業的重要性を示している迅速硬化、低密
度HRフオームに対する最適触媒均衡を達成することは特
に困難である。
かゝるフオームの密度減少は、水のレベルと、従つて二
酸化炭素発生を増加するか、もしくはクロロフルオロカ
ーボンを使用することにより達成される。クロロフルオ
ロカーボンの環境上の影響の理由で、前者の方法による
ことが好ましい。しかしながら、水レベルの増大につれ
て、フオームコア−とモールド表面との間の大きな温度
勾配を形成しながら発熱が増大する。TEDAのような従来
のアミン触媒を使用すると、その結果として、フオーム
コアに向つて顕著に拡がるフオーム表面の濃密度化がみ
られる。しかのみならず、非常に高い水添化量、例えば
ポリオール100部当り、6.5部またはそれ以上では、フオ
ームの中心は脱色(スコーチ化)し、これは非常な高発
熱と、触媒の塩基性とのためであると思われる。
驚くべきことに、本発明者等はヘキサヒドロ−s−トリ
アジン化合物、及び好ましくはヘキサメチレンテトラミ
ン(HMT)を従来のアミン触媒の代りに置き替えた場合
には、高い水レベルを採用している低密度フオームに関
する濃密度化と脱色との問題が著しく最少化されること
を見出した。
ヘキサヒドロ−s−トリアジン化合物、及び特にヘキサ
メチレンテトラミン(HMT)は、当業界で公知であり、
後者は有機ゴム及びフエノール樹脂の架橋剤として広く
用いられている。米国特許第4,275,169号明細書は、改
良された耐燃焼性を有するポリエステルベース軟質ポリ
ウレタンフオームの製造におけるHMTの使用を開示して
いる。HMTはまた米国特許第3,689,440号明細書におい
て、硬質ウレタンフオームに熱安定性を付与するため
に、芳香族ポリオールと共に開示されている。ポリウレ
タンフオームにおける大きな空隙を形成するために、ス
テアリン酸のようなワツクス様物質に分散されたHMTの
使用が日本特許第67020798号に開示されている。
この特許文献はまた、特にイソシアヌレート形成を誘導
し、かくして耐燃焼性を改良するためにポリウレタンフ
オームにおけるヘキサヒドロ−s−トリアジンの使用例
を十分に説明している。最も普通に採用されるトリアジ
ンは、イソシアヌレート生成を促進するために用いられ
る1,3,5−トリス(3−ジメチルアミノプロピル)−s
−ヘキサヒドロトリアジン(F−DMAP)である。これら
の使用を記載した特許は、米国特許明細書第4,228,310
号、第4,141,862号、第4,066,580号、第3,981,829号、
及び第3,723,366号である。これらの特許には、ポリエ
ーテル軟質ポリウレタンフオーム又はF−DMAPとのブレ
ンド中におけるHMTのみの使用は記載されていない。
発明の目的 本発明の第一の目的は、新規のクラスの触媒を使用して
軟質ポリウレタンフオームを製造することである。
本発明の他の目的は、低密度、高レジリエンス型の軟質
ポリウレタンフオームを得ることである。
さらに本発明の他の目的は、これら低密度、高レジリエ
ンスフオームの製造においてクロロフルオロカーボンの
使用を避けることである。
本発明の他の目的は、高い水レベルの低密度HRフオーム
に一般的に関する濃密度化及び脱色問題を解決すること
である。
本発明の他の目的は、以下に示す記述及び実施例から明
らかとなるであろう。
発明の総括 ヘキサヒドロ−s−トリアジン化合物、好ましくはヘキ
サメチレンテトラミン(HMT)は、高い水レベルのフオ
ーミユレーシヨン(配合)から製造された低密度HRフオ
ームに関する濃密度化及び脱色問題を著しく最少化する
ことがわかつた。
発明の詳述 本発明は、(a)ポリオール又はポリマー/ポリオール
及び(b)有機ポリイソシアネートを、(a)と(b)
との反応に対する(c)触媒の存在下に反応させてポリ
ウレタンフオームを製造することを包含するHRポリウレ
タンフオームの製造方法を提供するものである。該反応
は一般に発泡剤及びフオーム安定剤の存在下で行われ
る。該反応と発泡操作とは任意好適な方法により、好ま
しくはワンシヨツト技法によつて行うことができる。
ヘキサヒドロ−s−トリアジン触媒 本発明において有用なヘキサヒドロ−s−トリアジン化
合物はヘキサメチレンテトラミン: 及び次の一般式で示す1,3,5−トリス(N,N−ジアルキル
アミノアルキル)−s−ヘキサヒドロトリアジンであ
る: 上式においてRは2乃至4個の炭素原子を有するアルキ
レン基であり、R1は1乃至6個の炭素原子を有するアル
キル基であり、メチル基又はエチル基が好ましい。
本発明において有用なヘキサヒドロ−s−トリアジン
は、米国特許明細書第4,025,469号において教示されて
いる如く、一般的にホルムアルデヒド及びアミンもしく
はアンモニア間の反応によつて製造される。
ヘキサヒドロ−s−トリアジンのあるものはポリオール
中に不溶解物として残存する固体である。従つて溶剤の
使用が必要とされる。より好ましい原料、HMTは水とグ
リセリンとの両方に可溶である。グリセリンは、発泡反
応を遅らせる付随的利点を有し、そのためにこれら二つ
の競争反応を均衡させるのに助けとなるためにより好ま
しい溶剤である。一般に、溶剤が採用されるときは、ヘ
キサヒドロ−s−トリアジン溶液は1乃至40%、好まし
くは10乃至25%触媒濃度であるべきである。
最も好ましくは、グリセリン中15%HMT溶液は、フオー
ムのフオーミユレーシヨンに対して添加するのに都合の
よい液体成分を提供する。これら二成分の比率は、本発
明におけるそれらの使用レベル(1乃至3%)に対して
理想的な範囲である。
本発明のヘキサヒドロ−s−トリアジは反応混合物ベー
スで約0.05から5%まで使用することができる。最も好
ましくは、それらは0.1乃至0.5%の範囲で使用される。
ヘキサメチレンテトラミンは本発明の単独のヘキサヒド
ロ−s−トリアジンとして使用することができるが、一
方その他のヘキサヒドロ−s−トリアジン類は所望の効
果を得るためにHMTと併用されなければならない。混合
物を採用した場合、HMTは総ヘキサヒドロ−s−トリア
ジン触媒仕込量の少くとも25%に等しい量で存在させな
ければならない。
ポリオール 使用するポリオール、もしくはそれらのブレンドは、製
造しようとするポリウレタンフオームの最終用途に応じ
て変る。
ポリオールの分子量もしくはヒドロキシル数は、ポリオ
ールがポリウレタンに変化した場合、軟質フオームとし
て良い結果をもたらすように選択される。従つて、使用
するポリオールのヒドロキシ数は広い範囲にわたつて変
動することができる。一般に、使用されるポリオールの
ヒドロキシル数は、約20(もしくはそれ以下)から約70
(もしくはそれ以上)の範囲をとることができる。更に
改善のために、特別なフオームへの応用はポリオールの
選択に同様な影響を与える。例えば、モールドフオーム
において、ポリオールのヒドロキシル数は約20乃至約40
のオーダーでよく、スラブストツクに対しては、ヒドロ
キシル数は約25乃至約70のオーダーでよい。
上記したヒドロキシル数の限定は、制限を企てたもので
はなく、使用されたポリオールに対する可能な組合せの
多数を単に実例で示したものである。
ヒドロキシル数は、ポリオール1グラムから調製される
完全フタール酸エステル誘導体の完全加水分解に必要と
される水酸化カリウムのミリグラム数として定義され
る。ヒドロキシル数はまた、次式で定義することができ
る: OH=(56.1×1000×f)/m.w. 式中、 OH=ポリオールのヒドロキシル数 f=官能度、即ち、ポリオールの分子当りの平均ヒドロ
キシル基数 m,w=ポリオールの数平均分子量 概ね、従来ポリウレタン製造に業界で使用されたポリオ
ールは何れも本発明におけるポリオールとして使用する
ことができる。本発明によるポリウレタンの製造におい
て有用なポリオールを例示すれば、ポリヒドロキシアル
カン、ポリオキシアルキレンポリオール、その他であ
る。ポリオールの中で採用できるものは、ポリウレタン
業界で公知であり、単独でか、又は混合物中における、
下記の種類の組成物の一種もしくはそれ以上から選択さ
れるものである: (a)ポリヒドロキシアルカンのアルキレンオキシド付
加物; (b)非還元糖及び糖誘導体のアルキレンオキシド付加
物; (c)リン及びポリリン酸のアルキレンオキシド付加
物; (d)ポリフエノールのアルキレンオキシド付加物; (e)ひまし油等のような天然油からのポリオール。
なかんずく、ポリヒドロキシアルカン類のアルキレンオ
キシド付加物を例示すれば、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1,3−ジヒドロキシプロパン、1,3−
ジヒドロキシブタン、1,4−ジヒドロキシブタン、1,4
−、1,5−及び1,6−ジヒドロキシヘキサン、1,2−、1,3
−、1,4−、1,6−、及び1,8−ジヒドロキシオクタン1,1
0−ジヒドロキシデカン、グリセロール、1,2,4−トリヒ
ドロキシブタン、1,2,6−トリヒドロキシヘキサン、1,
1,1−トリメチロールエタン、1,1,1−トリメチロールプ
ロパン、ペンタエリスリトール、ポリカプロラクトン、
キシトリール、アラビトール、ソルビトール、マンニト
ール、その他のアルキレンオキシド付加物を含む。
採用することのできるポリオールの他の種類は、非還元
糖のアルキレンオキシド付加物であり、ここでアルキレ
ンオキシドは2個乃至4個の炭素原子を有するものであ
る。
意図する非還元糖及び糖誘導体の中でも好ましいものは
スクロース、メチルグルコシド、エチルグルコシド及び
その他のようなアルキルグルコシド類、エチレングリコ
ールグルコシド、プロピレングリコールグルコシド、グ
リセロールグルコシド、1,2,6−ヘキサントリオールグ
ルコシド、及びその他のようなグリコールグルコシド
類、並びに米国特許明細書第3,073,788号明細書中に示
されているアルキルグルコシド類のアルキレンオキシド
付加物である。
リンの酸及び多リンの酸のアルキレンオキシド付加物は
ポリオールのもう一つの有用な部類である。エチレンオ
キシド、1,2−エポキシプロパン、エポキシブタン、3
−クロロ−1,2−エポキシプロパンなどは好ましいアル
キレンオキシドである。リン酸、リンの酸、トリポリリ
ン酸のようなポリリン酸、ポリメタリン酸などは、この
関係において使用するのに好ましい。
確かに、ツエレビチノフ(Zerewitinoff)試験により測
定される活性水素を有する任意の物質をポリオールとし
て使用することができる。例えばアミンを末端とするポ
リエーテルポリオールは公知であり、所望により使用す
ることができる。
本発明において使用される最も好ましいポリオールは、
特定のポリウレタン用途の反応性要件により示される、
エチレンオキシド又はプロピレンオキシドでキヤツプさ
れたポリ(オキシプロピレン)のグリコール、トリオー
ル及び高官能性ポリオールなどを包含する。一般的に上
記のようなポリオールの公称官能性は約3ないし4又は
それ位の範囲にある。またこれらのポリオールはポリ−
(オキシプロピレン−オキシエチレン)ポリオールをも
包含するけれど、望ましくはオキシエチレン含量は全体
の80%未満、好ましくは60%未満を構成すべきである。
エチレンオキシドは、それを使用する場合には重合体鎖
に沿つて任意の態様で組み入れることができる。換言す
ればエチレンオキシドは末端ブロツクとして内部ブロツ
クに組み入れることができ、あるいは重合体鎖に沿つて
不規則に分配することができるかのいずれかである。
これらの慣用のポリオールのほかに重合体/ポリオール
を単独で、又は他のポリオールと混合して使用すること
ができる。重合体/ポリオールは当業界に周知である。
この分野における基本特許は米国再発行特許第28,715号
(米国特許第3,383,351号の再発行)及び同再発行特許
第29,118号(米国特許第3,304,273号の再発行)であ
る。このような組成物は遊離基触媒の存在下にポリオー
ル中に溶解又は分散させた1種又はそれ以上のエチレン
性不飽和単量体を重合させてポリオール中における重合
体粒子の安定な分散液を形成させることにより製造する
ことができる。これらの重合体/ポリオール組成物はそ
れから生成されるポリウレタンフオームに対し、対応す
る非改質ポリオールにより得られるものよりも、より高
い耐力特性を与える有益な性質を有する。米国特許第3,
325,421号及び第4,374,209号各明細書に教示されるポリ
ウレタン及びポリウレア重合体/ポリオールもまた包含
される。
概念的には、本発明により重合体/ポリオール組成物を
製造するに当つて広範囲の種々の単量体を使用すること
ができる。先行特許明細書において多数のエチレン性不
飽和単量体が開示されている。これら単量体のいずれも
が適当である。
使用される単数又は複数の単量体の選択は単量体の相対
コスト及び意図される用途に対して必要なポリウレタン
生成物の特性のような考慮事項に関係する。フオームに
対し所望の耐力を与えるためには、重合体/ポリオール
の製造に使用する単量体は、勿論望ましくは、少なくと
も室温よりもわずかに高いガラス転移点を有する重合体
が得られるように選択すべきである。典型的な単量体と
してはスチレン、パラメチルスチレンのようなスチレン
誘導体、アクリレート類、メチルメタクリレートのよう
なメタクリレート類、アクリロニトリル、及びメタクリ
ロニトリルのような他のニトリル誘導体類などが包含さ
れる。ビニリデンクロリドも使用することができる。
重合体/ポリオール組成物を製造するために使用される
好ましい単量体混合物はアクリロニトリルとスチレンと
の混合物、又はアクリロニトリルとスチレンとビニリデ
ンクロリドとの混合物である。
典型的には単量体含量は予想される最終用途に必要な所
望の固形物含量を与えるように選択する。一般的に所望
の粘性及び安定性を与えるように高い生成重合体及び固
形物の含量を有する重合体/ポリオールを形成させるこ
とが通常に望ましい。
典型的なHRフオーム配合物に対しては45重量%まで、又
はそれ以上の固形物含量が適当であり、かつ与えること
ができる。スラブ材への応用においては、できるだけ高
い固形物含量を使用する傾向であり、或る種の用途に対
しては45重量%ないし約50重量%又はそれ以上が工業的
に望ましい。
イソシアネート 本発明によるポリウレタンフオームの製造に有用な有機
ポリイソシアネートは少なくとも2個のイソシアネート
基を含有する有機化合物である。このような化合物は当
業界に周知である。適当な有機ポリイソシアネートは炭
化水素ジイソシアネート(例えばアルキレンジイソシア
ネート及びアリ−レンジイソシアネート)、ならびに公
知のトリイソシアネート及びポリメチレンポリ(フエニ
レンイソシアネート)を包含する。適当なポリイソシア
ネートの例は2,4−ジイソシアナトトルエン、2,6−ジイ
ソシアナトトルエン、メチレンビス(4−シクロヘキシ
ルイソシアネート)、1,8−ジイソシアナトオクタン、
1,5−ジイソシアナト−2,2,4−トリメチルペンタン、1,
9−ジイソシアナトノナン、1,4−ブチレングリコールの
1,10−ジイソシアナトプロピルエーテル、1,11−ジイソ
シアナトウンデカン、1,12−ジイソシアナトドデカンビ
ス(イソシアナトヘキシル)スルフイド、1,4−ジイソ
シアナトベンゼン、3,5−ジイソシアナト−O−キシレ
ン、4,6−ジイソシアナト−m−キシレン、2,6−ジイソ
シアナト−p−キシレン、2,4−ジイソシアナト−1−
クロロベンゼン、2,4−ジイソシアナト−1−ニトロベ
ンゼン、2,5−ジイソシアナト−1−ニトロベンゼン、
4,4′−ジフエニルメチレンジイソシアネート、3,3′−
ジフエニル−メチレンジイソシアネート、及びポリメチ
レンポリ(フエニレンイソシアネート)ならびにそれら
の混合物である。好ましいポリイソシアネートはTDI(8
0%の2,4−トリレンジイソシアネートと20%の2,6−ト
リレンジイソシアネートとの混合物)、MDI(ジフエニ
ルメタンジイソシアネート単独又はその高分子形態との
混合物)及びTDIとMDIとの混合物である。
他の触媒 ヘキサヒドロ−s−トリアジン触媒に加えて、ポリウレ
タン製造に有用な公知の触媒はどれでも使用することが
できる。第三級アミンは、上記したヘキサヒドロ−s−
トリアジン触媒の一種又はそれ以上との組合せにおい
て、ゲル化反応及び/又は発泡反応促進のための二次触
媒として使用することができる。金属触媒、もしくは金
属触媒の組合せもまた、二次触媒として使用することが
できる。該触媒は少量で、たとえば反応混合物の重量ベ
ースで約0.001%から約5%までの量で使用する。代表
的触媒は: (a)ビス(2,2′−ジメチルアミノ)エチルエーテ
ル、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−メチル
モルホリン、N−エチルモルホリン、N,N−ジメチルベ
ンジルアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、N,N,
N′,N′−テトラメチル−1,3−ブタンジアミン、ペンタ
メチルジプロピレントリアミン、トリエタノールアミ
ン、トリエチレンジアミン、ピリジンオキシド、及びそ
の他のような第三級アミン; (b)アルカリ及びアルカリ土類金属ヒドロキシド、ア
ルコキシド、及びフエノキシドのような強塩基; (c)塩化第二鉄、塩化第二スズ、塩化第一スズ、三塩
化アンチモン、硝酸ビスマス、及び塩化ビスマス、及び
その他のような強酸の酸性金属塩; (d)アセチルアセトン、ベンゾイルアセトン、トリフ
ロロアセチルアセトン、アセト酢酸エチル、サリチルア
ルデヒド、シクロペンタノン−2−カルボキシレート、
アセチルアセトンイミン、ビス−アセチルアセトン−ア
ルキレンジイミン、サリチルアルデヒドイミン、及びそ
の他と、Be、Mg、Zn、Cd、Pb、Ti、Zr、Sn、As、Bi、C
r、Mo、Mn、Fe、Co、Ni、のような種々の金属、もしく
はMoO2 ++、UO2 ++、及びその他のようなイオンとから得
られる種々の金属のキレート; (e)アルカリ金属、アルカリ土類金属、Al、Sw、Pb、
Mn、Co、Bi及びCuのような種々の金属と有機酸との塩
で、例えば、酢酸ナトリウム、ラウリン酸カリウム、ヘ
キサノール酸カルシウム、酢酸第一スズ、オクテン酸第
一スズ、オレイン酸第一スズ、オクテン酸鉛、ナフテン
酸マンガン及びナフテン酸コバルトのような金属乾燥
剤、及びその他を含む; (f)四価のスズ、三価及び五価のAs、Sb、及びBi並び
に鉄及びコバルトの金属カルボニル類の有機金属誘導
体。
を包含するものである。
有機スズ化合物の中で特記すべきものは、カルボン酸の
ジアルキルスズ塩、例えば、ジブチルチンジアセテー
ト、ジブチルチンジラウレート、ジブチルチンマレエー
ト、ジラウリルチンジアセテート、ジオクチルチンジア
セテート、ジブチルチン−ビス(4−メチルアミノベン
ゾエート)、ジブチルチン−ビス(6−メチルアミノカ
プロエート)、及びその他である。同様に、トリアルキ
ルチンヒドロキシド、ジアルキルチンオキジド、ジアル
キルチンジアルコキシド、又はジアルキルチンジクロリ
ドを使用することができる。これら化合物の実例は、ト
リメチルチンヒドロキシド、トリブチルチンヒドロキシ
ド、トリオクチルチンヒドロキシド、ジブチルチンオキ
シド、ジオクチルチンオキシド、ジラウリルチンオキシ
ド、ジブチルチン−ビス(イソプロポキシ)、ジブチル
チンジラウリルメルカプチド、ジブチルチン−ビス(2
−ジメチルアミノペンチレート)、ジブチルチンジクロ
リド、ジオクチルチンジクロリド、及びその他を含む。
発泡剤 ポリウレタンフオームの発泡に際して、発泡剤の少量を
反応混合物で使用する。本発明の目的に対して、第一次
発泡剤はポリオール組成物の総重量ベースで、ポリオー
ル100部当り約0.5乃至約20、好ましくは5乃至8部の水
であり、単独又は反応熱で蒸発する他の適当な発泡剤と
併用する。
ポリウレタン発泡剤の例としてはトリクロロモノフルオ
ロメタン、ジクロロジフルオロメタン、ジクロロモノフ
ルオロメタン、ジクロロメタン、トリクロロメタン、1,
1−ジクロロ−1−フルオロエタン、1,1,2−トリクロロ
−1,2,2−トリフルオロエタン、ヘキサフルオロシクロ
ブタン、オクタフルオロシクロブタン、などのようなハ
ロゲン化炭化水素を包含する。発泡剤のもう一つの部類
は、N,N′−ジメチル−N,N′−ジニトロソチレフタルア
ミド、アミンホーメート、ギ酸などのような加熱すると
ガスを発生する熱的に不安定な化合物を包含する。HR軟
質フオームを生成するための、一般的に好ましい発泡方
法は水か、又は水とトリクロロモノフルオロメタンのよ
うなフルオロカーボン発泡剤との組合せの使用である。
使用する発泡剤の量はフオーム生成物における所望の密
度のようなフアクターと共に変動する。
フオームの無スコーチ利点はポリオール100部当り5部
又はそれ以上の水の水準において最も顕著である。これ
により一立方フート当り1.5ポンド未満の密度を有する
フオームが得られる。
安定剤 適用可能な場合にフオーム安定剤の少量、例えば全反応
混合物を基準にして約0.001重量%ないし5.0重量%を使
用することもまた本発明の範囲内である。適当なフオー
ム安定剤又は界面活性剤は公知であり、かつポリウレタ
ンの個々の用途によつて変えることができる。スラブ材
用に対する適当な安定剤は米国特許第2,834,748号及び
第2,917,480号各明細書に記載のブロツク共重合体のよ
うな「加水分解性(hydrolyzable)」ポリシロキサン−
ポリオキシアルキレンブロツク共重合体を包含する。フ
オーム安定剤のもう一つの有用な部類は米国特許第3,50
5,377号及び第3,686,254号各明細書ならびに英国特許明
細書第1,220,471号に記載のブロツク共重合体のような
「非加水分解性(non−hydrolyzable)」ポリシロキサ
ン−ポリオキシアルキレンブロツク共重合体である。共
重合体の後者の部類はポリシロキサン部分が炭素−酸素
−ケイ素結合を通してでなく直接炭素−ケイ素結合を通
してポリオキシ−アルキレン部分に結合している点にお
いて上述のポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロ
ツク共重合体と相違する。好ましくは、これらの種々の
ポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロツク共重合
体はポリシロキサン重合体5ないし50重量%を含有し、
残分はポリオキシアルキレン重合体である。フオーム安
定剤の更にもう一つの有用な部類は米国特許第3,905,92
4号明細書に記載のシアノアルキル−ポリシロキサンよ
り構成される。
このようにして製造したポリウレタンは、あらゆる従来
型の軟質ポリウレタンが利用され、又は利用され得る軟
質フオームの応用分野において利用することができる。
該ポリウレタンは、アームレスト、マツトレス、自動車
用シート、その他、並びにカーペツト下敷き、その他用
のスラブストツクフオーム用として使用される高レジリ
エンスフオームの製造において特別な用途がある。
特許請求の範囲に本発明の正確な範囲を示したが、下記
の特定の実施例は本発明のある範囲を例証するものであ
り、さらに詳しくは、その評価方法を指摘するものであ
る。しかしながら、該実施例は、説明のためだけのもの
であり、特許請求の範囲における開示以外に本発明を制
限するものと解釈されないものである。特記しない限
り、部及びパーセンテージはすべて重量ベースである。
定 義 実施例で使用される下記名称、符号、用語及び略語は以
下の意味を有する。
ポリオールA プロピレンオキシドとグリセリンとを
水酸化カリウム触媒の存在下で反応させ、エチレンオキ
シドでキヤツプし、精製して触媒を除去することにより
製造したポリオール。該ポリオールはキヤツプとしてエ
チレンオキシド約16.5重量%を含有し、ヒドロキシル数
約28を有する。
ポリオールB プロピレンオキシドとグリセリンとを
水酸化カリウム触媒の存在下で反応させ、エチレンオキ
シドでキヤツプし、精製して触媒を除去することにより
製造したポリオール。該ポリオールはキヤツプとしてエ
チレンオキシド約19重量%を含有し、ヒドロキシル数約
35を有する。
ポリオールC プロピレンオキシドとグリセリンとを
水酸化カリウム触媒の存在下で反応させ、エチレンオキ
シドでキヤツプし、精製して触媒を除去することにより
製造したポリオール。該ポリオールはキヤツプとしてエ
チレンオキシド約9重量%を含有し、ヒドロキシル数約
31を有する。
ポリオールD プロピレンオキシドとグリセリンとを
水酸化カリウム触媒の存在下で反応させ、エチレンオキ
シドでキヤツプし、精製して触媒を除去することにより
製造したポリオール。該ポリオールはキヤツプとしてエ
チレンオキシド約19重量%を含有し、ヒドロキシル数約
28を有する。
ポリマー/ポリオールA 「NIAXポリオールE−65
0」としてユニオン・カーバイド社から販売されている
ポリマー/ポリオール。ポリマー33重量%を含有し、ヒ
ドロキシル数24を有する。
ポリマー/ポリオールB 「NIAXポリオールE−65
4」としてユニオン・カーバイド社から販売されている
ポリマー/ポリオール。ポリマー28重量%を含有し、ヒ
ドロキシル数25を有する。
ポリオールE 「UCONTMフルユーイド50HB5100」とし
てユニオン・カーバイド社から販売されているブタノー
ルのプロピレン/エチレンオキシド付加物。
グラフトA ポリオールEにアクリル酸を10重量%グ
ラフトしたもの。
ポリオールF ポリオールA90重量%及びKOH33%溶液
で中和されたグラフトA10%より成るポリオール。
ポリオールG ノニルフエノールにおけるエチレンオ
キシドの9モル付加物。
HMT ヘキサメチレンテトラミン F−DMAP 1,3,5トリス(ジメチルアミノプロピル)
−s−ヘキサヒドロトリアジン HMT−G HMTのグリセリン15%溶液 触媒A 「NIAX触媒A−33」としてユニオン・カーバ
イド社から販売されているポリウレタンフオーム用トリ
エチレンジアミン触媒。
触媒B 「ポリキヤツト77」としてエアプロダクツ社
から販売されているポリウレタンフオーム用ペンタメチ
ルジプロピレントリアミン触媒。
触媒C 「NIAX触媒A−1」としてユニオン・カーバ
イド社から販売されているポリウレタンフオーム用ビス
−(2−ジメチルアミノエチル)エーテル触媒。
触媒D ジブチルチン−ジラウリル−メルカプテイド 界面活性剤A 「シリコーン界面活性剤Y−10,459」
としてユニオン・カーバイド社から高レジリエンスフオ
ーム用に販売されているシリコーン界面活性剤。
界面活性剤B 「シリコーン界面活性剤Y−10,515」
としてユニオン・カーバイド社から高レジリエンスフオ
ーム用に販売されているシリコーン界面活性剤。
TDI 2,4−ジイソシアネートトルエン80重量%及び2,
6−ジイソシアネートトルエン20重量%の混合物。
クリームタイム 成分の混合中において、イソシアネ
ートの添加から、フオームの混合物の観察し得る変化又
は膨脹が開始するに到るまでの時間をいう。
エグジツト(Exit)タイム 発泡混合物が最初にモー
ルドのガス抜き孔から押出され始めた時間をいう。
ベント破壊(collapse) 角型モールドの4個所の1/
16″ガス抜き孔において、フオーム中に発生し得る大型
セルもしくは空隙面積の和をいう。
なお、数値に関しては、次のとおり換算する。
インチ=2.54cm、フィート=30.48cm、 ポンド=453g 手 順 発泡混合物を調製するに先立つて型を適当に準備するこ
とが必要であつた。型を強制通風炉(250゜F)において
165゜F以上の温度に加熱し、次いで炉から取り出し、離
型剤を吹きつけた。次いで型を、与えられた配合物に対
する最適の温度に関係して130゜Fないし160゜Fに冷却し
た。発泡混合物の調製は、型が注入時に最適温度又はそ
の付近にあるように時間を調節した。
各配合物は、まずTDIを除く全成分を4000rpmにおいて55
秒間にわたり混合することにより調製した。混合を中止
した後TDIの正確な水準量を素早く添加した。次いでミ
キサーを始動させ、4000rpmにおける混合を5秒間続け
た。混合の完了後、混合容器の内容物を、型にちようつ
がいで取りつけられたふたと、該ふたの各すみにに接近
して穴明けされた直径1/16インチの4個のガス抜き穴と
を設け、ワツクスを塗布し、加熱(130゜〜160゜F)し
たアルミニウム製の型(15″×15″×5″)に直ちに注
入した。該ふたにはそれを密閉位置に保持するための掛
け金が設けられていた。得られた混合物を注入した後、
ふたを閉じ、掛け金をかけた。型内の混合物は発泡し、
型を満たした。若干のフオームが4個のガス抜き穴を通
して押し出された。該フオームを注入から2分間にわた
つて凝固(set)させ、次いで250゜Fの強制通風炉に3
分間入れた。注入から合計2〜5分後にフオームを型か
ら出した。フオーム部分を直接に手で破砕し、次いで粉
砕ローラーを3回通過させた(90%粉砕)。粉砕工程後
に該フオーム部分を、250゜Fにおける強制通風炉に30分
間のポストキユア(post cure)時間にわたつて入れ
た。次いで該部分を定温(72゜F)定湿(50%RH)室に
入れ、24時間にわたつて状態調節(condition)してか
ら諸物性を試験した。
実施例1〜6 下記の実施例を、下記表に示す配合仏を使用し、上述の
手順にしたがつて行つた。
1.(a)ポリエーテルポリオール及び (b)有機ポリイソシアネート を、ヘキサヒドロ−s−トリアジン触媒、フオーム安定
剤及び発泡剤の存在下に反応させ、この場合ヘキサヒド
ロ−s−トリアジン触媒が、ヘキサメチレンテトラミ
ン、又はヘキサメチレンテトラミンと1,3,5−トリス
(N,N−ジアルキルアミノアルキル)−s−ヘキサヒド
ロトリアジンとの混合物であることを特徴とする軟質ポ
リウレタンフオームの製造方法。
2.触媒を(a)及び(b)の総重量を基準にして0.05乃
至5重量%の量で使用することを特徴とする請求項1記
載の方法。
3.触媒を(a)及び(b)の総重量を基準にして0.1乃
至0.5重量%の量で使用することを特徴とする請求項2
記載の方法。
4.触媒を、溶剤が水又はグリセリンである溶液中で使用
することを特徴とする請求項1記載の方法。
5.触媒溶液が、1乃至40重量%の触媒を含むことを特徴
とする請求項4記載の方法。
6.触媒溶液が、10乃至25重量%の触媒を含むことを特徴
とする請求項5記載の方法。
7.発泡剤が水である請求項1記載の方法。
8.水を発泡剤としてポリエーテルポリオール100部当り
5部か、又はそれ以上の量で使用することを特徴とする
請求項7記載の方法。
9.触媒がヘキサメチレンテトラミン及び1,3,5−トリス
(ジメチルアミノプロピル)−s−ヘキサヒドロトリア
ジンの混合物である請求項1記載の方法。
10.フオーム安定剤がポリシロキサン−ポリオキシアル
キレン−ブロツクコポリマーである請求項1記載の方
法。
11.請求項1記載の方法で製造した軟質ポリウレタンフ
オーム。
12.請求項7記載の方法で製造した軟質ポリウレタンフ
オーム。
13.フオーム密度が1.5ポンド/立方フイート未満である
請求項1記載の軟質ポリウレタンフオーム。
14.(a)ヘキサメチレンテトラミン及び (b)グリセリン の混合物から成ることを特徴とする組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C08G 18/18 101:00) C08L 75:08 (72)発明者 フランク、エドワード、クリッチフィール ド アメリカ合衆国、ウエストバージニア州、 25303、サウス・チャールストン、ストラ トフォード・ロード 2102番 (72)発明者 ポール、マーリン、ウエストフォール アメリカ合衆国、ウエストバージニア州、 25177 セント・アルバンス、レイクビュ ー・ドライブ 2653番 (56)参考文献 特開 平1−259022(JP,A) 特公 昭47−13489(JP,B1)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)ポリエーテルポリオール及び (b)有機ポリイソシアネート を、ヘキサヒドロ−s−トリアジン触媒、フオーム安定
    剤及び発泡剤の存在下に反応させ、この場合ヘキサヒド
    ロ−s−トリアジン触媒が、ヘキサメチレンテトラミ
    ン、又はヘキサメチレンテトラミンと1,3,5−トリス
    (N,N−ジアルキルアミノアルキル)−s−ヘキサヒド
    ロトリアジンとの混合物であることを特徴とする軟質ポ
    リウレタンフオームの製造方法。
  2. 【請求項2】ヘキサヒドロ−s−トリアジン触媒が、グ
    リセリン中のヘキサメチレンテトラミン溶液である請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の方法で製造した軟質ポリウ
    レタンフォーム。
JP63335709A 1987-12-30 1988-12-29 ヘキサヒドロ―s―トリアジン触媒を使用して軟質ポリウレタンフォームを製造する方法 Expired - Lifetime JPH0762061B2 (ja)

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