JPH03503774A - 改善された特性を有する難燃性内部硬化ポリウレタン発泡体 - Google Patents
改善された特性を有する難燃性内部硬化ポリウレタン発泡体Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
改善された特性を有する難燃性内部硬化ポリウレタン発泡体
五豆史互
本発明はポリウレタン発泡体形成組成物およびこれを用いる可撓性ポリウレタン
発泡体の形成方法に係り、特に、発泡形成後に発泡体を急速に硬化させ、同時に
発泡体の圧縮変形特性を改善するために硬化剤、好ましくはメラミン、を添加し
たポリウレタン発泡体形成組成物およびこれを用いる可撓性ポリウレタン発泡体
の形成方法に関する。難燃性発泡体を望む場合には、発泡体の必要とする難燃特
性を失うことなしに、通常の液状りんエステルの一部をメラミンで代替すること
ができる。
1遣」」山U権
ポリウレタン発泡体は、産業的には、まず大きなブロック状に形成され、続いて
発泡体パッドを必要とする種々の製品の製造に用いるために所望の形状に切断さ
れる。ポリウレタン発泡体が硬化してその十分な物理的特性を発現するのに時間
を要することは既によく知られている。典型的なポリウレタン発泡体の形成にお
いては、発泡剤としてのポリヒドロキシ物質(“′ポリオール′)、水および有
機イソシアネート化合物を、触媒あるいはその他の添加物の存在下で反応させる
。
多くの場合に、少量の端末イソシアネート基が発泡体構造中に未反応の状態で残
留する。発泡体がこのような条件下で変形あるいは圧縮された場合、変形力ある
いは圧縮力を取り除いても元の寸法に戻ることができない。一般には、発泡体構
造中に未反応の状態で残留した端末イソシアネート基は、数時間あるいは数日間
の間に、発泡体構造中の残留水分あるいは雰囲気中の水蒸気と反応して、発泡体
は最終的に満足な物理的性質を示すようになる。
エンサイクロペディア・オブ・ポリマー・サイエンス・アンド・テクノロジー(
Encyclopedia of PolymerScience and T
echnology John Wiley and 5ons、NewYo
rk 1969)のポリウレタンの項に示されているように、産業的にポリウレ
タンの形成に用いられるポリオールの中の最も重要なものとしてポリエーテルが
ある。現在では、可撓性ポリウレタン発泡体の製造に用いられるポリエーテルの
殆どはプロピレンオキシドおよびエチレンオキシドから誘導される。この場合、
プロピレンオキシドは塩基性触媒の存在下でグリセリンと反応してポリ(オキシ
プロピレン)単独重合体を形成し、これが更にエチレンオキシドと反応してブロ
ック共重合体を形成する。
先行技術によれば、可撓性の発泡体の場合でも硬質発泡体の場合でも、難燃添加
剤として比較的大量のメラミン、即ち重量でポリオール100部に対して20部
以上200部のメラミン、を単独であるいはシリカ、アルミナ、ハロゲン化りん
エステル化合物との組合せで用いられている。
例えば、英国特許切細書第2094315号には、ポリエーテルポリオール、有
機ポリイソシアネート、触媒、表面活性剤、発泡剤、膨張剤、膨張剤から遊離さ
れる酸との反応によって炭素質のチャーを形成する炭化性成分、および成る場合
には、膨張に寄与しまた形成された発泡体の表面への火炎の影響を減少させるこ
とに寄与する不燃性ガスを発生する発泡性成分、を反応させることによって形成
される膨張性の高度に弾力性のあるポリエーテルウレタン発泡体が開示されてい
る。
ここで適切な発泡性成分としてメラミンが開示されており、例としてポリオール
100部に対して10部あるいは20部のメラミンを用いることが示されている
。
難燃性の可撓性ポリウレタン発泡体におけるメラミンの使用の他の例が米国特許
第4258141号に開示されている。これらの発泡体は、一般に、特定の芳香
族イソシアネート化合物、ポリオール、火炎抑制剤および発泡剤、また成る場合
には鎖長延長剤およびその他の添加剤、を含有している。この場合、メラミン(
あるいはその他のシアン酸誘導体)の量は、芳香族ポリイソシアネートあるいは
芳香族イソシアネート類の混合物の重量をベースとして10〜70重量%の範囲
、好ましくは20〜50重量%の範囲である。
メラミンは、また、ポリエステルポリウレタン発泡体および硬質発泡体のような
他の発泡体の発泡体形成成分への添加物としても用いられる。
また、米国特許第4317889号には、通常のポリエステルポリウレタン発泡
体形成反応混合物に少なくとも一種のメラミン誘導体、少なくとも一種の難燃剤
、および酸化アルミニウム三水和物を添加することによって得られる、十分に改
善されたチャー形成特性あるいは膨張特性を有する可撓性の弾力性ポリエステル
ポリウレタン発泡体が開示されている。この場合、メラミン誘導体の量は、一般
に、ポリエステルポリオール100重量部をベースとして10〜30部の範囲に
ある。
また、米国特許第3897372号には特定のポリイソシアネート被覆ポリオキ
シ゛エエチレングリコール樹脂反応物と水との反応によって形成される難燃性で
低煙濃度のポリウレタン発泡体組成物が開示されている。
これらの発泡体形成組成物に重量で樹脂反応物100部に対して1〜200部の
範囲のメラミンが50〜400部の範囲の酸化アルミニウム三水和物とともに添
加される。
また、ポリヒドロキシル化合物をベースとして20〜100部の範囲の量のメラ
ミン粉末を含む硬質ポリウレタン発泡体が米国特許第4221875号に記載さ
れている。
さらに、西独特許第2348838号には、ポリイソシアネート、触媒、ポリオ
ール、発泡剤及び補助剤からなる混合物に、難燃化剤として反応混合物全量をベ
ースとして重量で2.5〜50%の範囲の量のメラミンを添加することによる難
燃化合成ポリウレタン材料形成の方法が開示されている。
メラミンあるいは尿素を有する再結合用ポリウレタン発泡体組成物が米国特許第
4385131号に記載されている。これらの添加物はポリウレタン発泡体チッ
プ100部当り40〜100部の範囲の量で含まれる。これらの添加物および発
泡体チップは液状バインダーによって結合され、難燃性の再結合用発泡品を形成
する。
米国特許第3726835号にはメラミンあるいはジシアンジアミドをポリウレ
タンプレポリマーの安定剤として用い、その後これを硬化して弾力性の重合体を
形成することが述べられている。この場合、プレポリマー100部に対して10
部のメラミンあるいはジシアンジアミドが添加される。
米国特許第4374207には、ポリエーテルポリオール、有機イソシアネート
、発泡剤、表面活性剤、触媒、難燃剤及び酸化アルミニウム三水和物、(成る場
合にはメラミン誘導チャー形成体も加え)、からなる反応混合物から形成される
、改善された難燃性および膨張性を有する可撓性、弾性のポリウレタン発泡体が
開示されている。
米国特許第4139501号および第4197373号に難燃化添加物としてメ
ラミン誘導体を、前者の場合には重量でポリオールの1〜20%の範囲の量で、
後者の場合には重量でポリオール100部に対して0.25〜30%の範囲の量
で含むポリエーテルポリウレタン発泡体が開示されている。前者の場合には、さ
らに難燃性を増すために、重量でポリオールの4〜30%の範囲の通常のハロゲ
ン化エステルを用いている。
水蒸気およびガス状アンモニア、第1および第2アミンの混合物に約50〜15
0°F(約10〜66℃)の温度で少なくとも1分間曝すことによるポリエーテ
ル誘導発泡体のポストキュアが米国特許第4537912号に開示されている。
このプロセスは発泡体を効果的にまた急速に硬化するが、通常発泡体の製造に用
いられる工程を超える付加的な工程を構成することになる。この工程は、また、
ボストキュア処理に先立って貯蔵を必要とする。
そのような貯蔵時間を短縮しあるいは無くし、また、所定の形状に切断した後直
ちに最終使用者に出荷できるように十分に硬化した発泡体材料を形成することが
できるように、製造時に発泡体を硬化させることがより望ましい。
上記引用資料の何れも、圧縮変形特性を改善しながらポリエーテルポリオール発
泡体を急速に硬化させるためにメラミンあるいはその他の硬化剤を用いることの
可能性については開示しておらず、また、発泡体の所望の難燃性を維持するため
に通常の液状りんエステルの一部を少量の上記のメラミンあるいはその他の硬化
剤で代替することの利益についても開示していない。
本発明は、ASTM標準試験法D−3574(定撓み圧縮変形試験)で測定して
低い圧縮変形値が得られるようにポストキュア工程なしに発泡体の急速かつ十分
なボストキュアが達成でき、また発泡体の難燃性を同程度に維持しながら通常の
液状りん難燃エステルをさせることのできる一工程発泡・硬化プロセスを提供す
るものである。
ヱ」1ΩJLIL
本発明は、ポリエーテルポリオール、有機イソシアネート化合物、水、硬化剤か
らなる可撓性ポリウレタン発泡体形成組成物に関する。ここで上記硬化剤は、好
ましくは、得られる発泡体を急速硬化し、その圧縮変形特性を改善するに効果的
な量(重量でポリエーテルポリオール100部をベースとして4%までの量、選
択的には液状りんエステル軟燃剤の4〜10部の範囲)のメラミンである。
本発明一つのの実施態様は、ポリエーテルポリオール、有機イソシアネート化合
物および水を含むポリウレタン発泡体形成組成物に硬化剤、好ましくはメラミン
、を添加してなるポリウレタン発泡体を急速硬化させ、圧縮変形特性を改善させ
る方法に関する。ここで、上記硬化剤は、得られる発泡体を急速に硬化させ、圧
縮変形特性を改善するに十分な量、重量でポリエーテルポリオールに対して約4
部までの量、を添加し、その後発泡体形成組成物からポリウレタン発泡体を形成
させる。
本発明の他の実施態様は、ポリエーテルポリオール、有機イソシアネート化合物
、水、および液状りんエステル軟燃化添加物からなるポリウレタン発泡体形成組
成物から形成されるポリエーテルポリウレタン発泡体の軟燃特性を維持する方法
に関する。この方法には、液状りんエステルの一部を、メラミン単独で用いた場
合に同程度の軟燃性を達成するのに必要な量よりも少ない量のメラミンで代替す
る工程を含む。メラミン単独の場合には重量でポリオール100部に対して約2
0部以外では効果的でないが、上記エステルの効果的な量は5〜lO部の範囲に
ある。
本発明において、発明者等は、発泡体の難燃特性を損なうことなしに、エステル
の1〜6部をメラミン1〜5部で代替し得ることを見出した。従って、エステル
の部分を代替するメラミンの量は、代替すべきエステルの一部の15〜500%
の範囲にある。好ましくは、メラミンの量はエステルの一部の50〜300%の
範囲にある。ここで、上記の“一部”という表現は、通常用いられる難燃エステ
ル添加物の量の半分以下の量を意味する。好ましくは、エステル添加物の全量の
33%以下あるいは25%以下でもメラミンで代替することができる。これによ
って、メラミン含有発泡体形成組成物から発泡体が形成される。
上述したように、ポリオール100部をベースとして通常8〜10部の範囲で用
いられるエステルの1〜6部がメラミン1〜5部で代替される。エステルを同量
のメラミンで代替した場合、通常は1〜3部、最も好ましくは2部、即ち2部の
エステルを2部のメラミンで代替した場合に、最適の結果が得られる。
本発明の他の範囲は、ポリエーテルポリオール、有機イソシアネート化合物、発
泡剤としての水、および、重量でポリエーテルポリオール100部に対して0.
1〜4部の範囲の弐C,N、 (R,)、−、(R,)、(ここで、R1は水素
あるいは]〜12個の炭素原子を有するアルキル、アルケニル、脂環式あるいは
アリル部、R1は)〜12個の炭素原子および少なくとも1個のヒドロキシル部
を有するアルキル、アルケニル、脂環式あるいはアリル部、8は0.5〜6の範
囲の数字である)の硬化剤からなる可撓性のポリエーテル誘導ポリウレタン発泡
体形成組成物に関する。
好ましくは、上記ポリエーテルポリオールは、通常の不変性ポリエーテルポリオ
ールであり、また、上記のR1は水素、R,は2〜4個の範囲の炭素原子を有す
るヒドロキシアルキル部、8は2〜3個の範囲の数字の場合である。また、この
硬化剤は、好ましくは、通常のポリエーテルポリオール100部に対して0.4
〜1.4部の範囲の量で用いられる。
の な
本発明の目的は、可撓性ポリエーテルポリウレタン発泡体組成物の発泡体形成成
分中に少量の硬化剤、好ましくはメラミン、を組み入れることによって達成する
ことができる。これによって、メラミンが急速に硬化し、発泡体の圧縮変形特性
が改善される。このメラミンの量は、発泡体の難燃特性を減退させることなく、
通常の液状りんエステルの一部と置換される。
本出願全体を通じて、′ポリエーテルポリオール”という表現は、ポリエーテル
ポリオールから誘導される通常の不変性のポリウレタンを指すものである。
ここには、テトラヒドロフランの重合によって形成されるポリ(オキシテトラメ
チレン)グリコール類も含まれる。また、ポリ(オキシプロピレン)トリオール
もこのクラスに含まれるポリウレタン類の製造に用いられる重要なグループであ
る。これらのトリオールはポリ(オキシプロピレン)グリコールの場合と同様の
反応によって形成される。ポリエステルから誘導されるポリウレタン類はここで
問題とするポストキュア問題を呈さず、従って、本発明の要素とはならない。
また、′有機イソシアネート化合物”という表現は本発明に用いるに適切なイソ
シアネートあるいはポリイソシアネート化合物を指すことに用いている。そのよ
うな有機イソシアネート化合物には、芳香族、脂肪族、および脂環式のイソシア
ネート類およびその組合せが含まれる。このタイプの例としては、m−フェニレ
ンジイソシアネート、2.4− トルエンジイソシアネート、2.6−トルエン
ジイソシアネート、2,4−および2,6−トルエンジイソシアネートの混合物
、ヘキサメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、シクロ
ヘキサン−1,4−ジイソシアネート、ヘキサヒドロトルエンジイソシアネート
(および異性体)、ナフタレン−1,5−ジイソシアネート、1−メトキシフェ
ニル−2,4−ジイソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート
、4,4′−ビフェニレンジイソシアネート、3,3−ジメトキシ−4,4′−
ビフェニルジイソシアネート、3,3′−ジメトキシ−4,4′−ビフェニルジ
イソシアネート、3,3′−ジメチル−4,4′−ビフェニルジイソシアネート
および3,3′−ジメチルジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネートなど
のジイソシアネート類、4.4’ 、4’ −トリフェニルメタン トリイソシ
アネート、およびトルエン2,4.6− トリイソシアネートなどのトリイソシ
アネート類、4,4′−ジメチルジフェニルメタン−2,2’−5,5’−テト
ライソシアネートなどのテトライソシアネート類およびポリメチレンポリフェニ
レンポリイソシアネートなどの重合ポリイソシアネート類が挙げられる。その入
手可能性及び特性から、トルエンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタ
ンジイソシアネートおよびポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネートが特
に有用である。
トルエンジアミン類の混合物のフォスゲン化によって得られる粗トルエンジイソ
シアネート類、粗ジフェニルメタンジアミンのフォスゲン化によって得られる粗
ジフェニルメタンイソシアネートのような粗ポリイソシアネートも本発明の構成
中に用いることができる。好ましい粗イソシアネート類は米国特許第32156
52号に開示されている。
本発明中に用いられるポリウレタン発泡体は、一般に、発泡剤すなわち水の存在
下で、ある場合にはさらにポリヒドロキシル含有成分、鎖長延長剤、触媒、表面
活性剤、安定剤、染料、充填剤および顔料の存在下で、ポリエーテルポリオール
と有機イソシアネート化合物とを反応させることによって形成される。多泡質ポ
リウレタンプラスチック発泡体の形成はすでに技術上周知である。過剰イソシア
ネート化合物の対応量は水、一般には6部以下の量で用いられる、と反応させ二
酸化炭素を発生させることに用いられる。
ポリウレタンの形成は、第1段階で有機イソシアネート化合物の過剰量を本発明
のポリオールと反応させて遊離のイソシアネート基を有するプレポリマーを形成
し、第2段階で該プレポリマーを水および/あるいはポリオールと反応させて発
泡体を形成するプレポリマー技術によって進行させることもできる。また、これ
らの構成成分はポリウレタン形成の“ワンショツビ技術として知られる単一工程
で反応させることもできる。
可撓性のワンショットポリウレタン発泡体は下記の二つの主要反応によって形成
される。
1、重合ポリオール中のヒドロキシル基をイソシアネート基と反応させてウレタ
ン結合を形成させる反応。二官能性のイソシアネートによってオリゴマーが形成
される。反応が進行するに従って粘度が増大し、混合物は“クリーム状”と呼ば
れる状態に達する。
R−OH+R’ NGO=> R−0−C−N−R’ (ウレタン基)OH
2、水がイソシアネート基と反応し不安定なカルバミン酸を形成する。核酸は分
解してCO8とアミンとを発生する。該アミンはさらにイソシアネートと反応し
て尿素基を形成する。
2R’ −NCO+H,O=> R’ −N−C−N−R’ (尿素基) +
Co。
OH
組成物中に過剰のイソシアネート基が存在することによって、先に形成されたウ
レタンおよび尿素結合との反応によって架橋が促進され、アロフオネートおよび
ビウレットが形成される。この反応は約80℃で生起する。過剰のイソシアネー
トの使用は、発泡体が形成された時に発泡体を安定化させ、物理的特性を改善す
ることに重要であるが、この過剰量はイソシアネート基を発泡体形成後にマトリ
クス中にトラップさせることにつながる。−OH基および−NHが反応によって
消費されるに従って、これらの残留ビウレットおよびアロフォネートはそれぞれ
の場所に固定されることになる。
結果的に未反応のイソシアネート基が発泡体中に残留することになる。
気泡壁土のイソシアネート基が圧縮によって他の壁に対して圧迫された時に劣っ
た圧縮変形が得られると言われている。これらのイソシアネート基が圧縮時に反
応すると、変形が恒久的となり、発泡体の圧縮変形特性が劣る結果となる。
従って、問題は、劣った圧縮変形特性を得ることなしに、発泡体形成に十分な量
のイソシアネートをどのようにして供給するかという点にある。この問題に対し
ては次の二つの解が知られている。
1、つねに発泡体スラブ中に存在する大気水分が最終的に過剰イソシアネート基
と反応し得るということ。この水分は、若干は発泡体形成成分中に過剰の水を用
いることによって存在し得るが、主体的には大気からの湿度の拡散によって存在
する。
その源がどのようなものであっても、発泡体中で過剰イソシアネートとの反応に
利用できる。発泡体スラブの寸法および信頼性のある相対湿度の供給についての
自然の不協同性によって、この反応は3日から6週間を要し、現実的な解とはな
らない。さらに、反応が何時完全に完了するかを予言することは不可能であり、
従って24時間を要する試験を発泡体について行わなければならない。
2、米国特許第4537912号に記載されている強制的な硬化手法、すなわち
瞬間的な硬化を得るためにイソシアネートにアンモニアおよび水蒸気を接触させ
る方法、を用いることができる。この余分な加工は発泡体の価格を増し、また装
備的な問題を生じさせるが、少なくとも、キュアの際に発泡体を収容するための
過剰の貯蔵面積の必要をは省いて、しかも信頼性のある圧縮変形特性を計画する
ことを可能にする。
本発明において、発明者等は、発泡体形成に十分な量のイソシアネートを用い、
しかも良好な圧縮変形を急速に得ることを妨害しないことが可能であることを見
出した。ポリオールに少量のメラミン粉末を添加することが費用のかからない解
を提供することになる。
メラミンは容易に分散し、発泡体形成成分と反応せず、発泡プロセスを妨害せず
、また発泡体の物理的特性を減することがない。事実、メラミンは発泡体の物理
的性質を限界に近く改善し、同時に難燃性を与える。
メラミンはアンモニアと極めて近似の働きを示す。
すなわち、発泡体中に存在する水分と残留イソシアネート基との反応に対して触
媒として作用する。外観上、メラミンは極めて異なっている。メラミンは350
℃で融解し、610℃で解離する白色結晶粉末である。また、普通の溶剤には難
溶性である。比較的には、アンモニアはメラミンよりも塩基性であり、立体障害
性が小さく、従ってより強い触媒となる。
その高い反応性のために、アンモニアは化学反応が完全に終結するまで発泡体に
導入することができない。
アンモニアは組成物中に添加することができず、また、実際問題として、発泡体
が数時間経過するまで導入することができない。また、水分とともに導入すると
、水と残留イソシアネートとの殆ど瞬間的な反応に触媒的な作用を及ぼす。
メラミンはアンモニアよりもより立体障害性を有する弱塩基である。また、メラ
ミンは出発点となる組成物成分および発泡体に対して本質的に不溶性である。
このことは、イソシアネートとの反応が極めて遅く、その触媒的な効果がアンモ
ニアよりも弱いことを示唆するものである。このために、メラミンは発泡体形成
成分中に添加することができる。また、クリーム化時間には影響を与えないよう
に思われる。温度が上昇するに従って、上昇速度に若干の効果があるように思わ
れる。この上昇時間の短縮は、水/イソシアホー5反応が触媒効果を与えられて
いることを示すものである。
上昇が完了した時に、未反応のイソシアネートが少なくとも部分的にメラミンに
よって錯化されているものと思われる。連続気泡中のガスが大気によって置換さ
れるに従って、環境空気湿度中の水分がブロック中に侵入する。この水分が反応
性の錯体を見出し、反応してイソシアネート基を排除し、このようにして劣った
圧縮変形特性の源が取り除かれることになる。
このイソシアネートとの反応は、殆ど、中間錯体に限定されているように思われ
る。メラミンが重合体構成物中に恒久的に含まれることにならないことは、工業
的にも研究室的にも、証明される。
他の有用な硬化剤は下式の成分である。
本明細書を通して、上式をC,N、(R)、と略記することにする。ここで、好
ましくは、R部は(R,)、、X(R,の)8の組合せで、R1は水素あるいは
1〜12個の炭素原子を有するアルキル、アルケニル、脂環式あるいはアリール
部、R,は1〜12個の炭素原子および少なくとも1個のヒドロキシル部を有す
るアルキル、アルケニル、脂環式あるいはアリール部、8は0.5〜6の範囲の
数字である。
好ましくは、R8は水素、R1は2〜4個の炭素原子を有するヒドロキシアルキ
ル部、8は2〜3の範囲の数字である。この硬化剤は、好ましくは重量でボエー
テルボリオール100部に対して0.01〜4部、より好ましくは0.4〜1.
4の範囲の量で用いられる。
最も好ましい物質はアメリカンサイアナミド社がら入手できる商品名Melpo
lとして知られる物質である。この物質の化学式はC,N、H,、、(CH,C
HOHCH,)、、、で、重量で、C,N、 H,(CH,CHOHCH,’)
5%、 CjN、Ho(CH,CHOHCH,)、40%、C,N、 H,(
CH,CHOHCH,)、 55%の組合せからなるものである。
Melpol化合物は通常のポリエーテルポリオールに十分に可溶であり、ポリ
オール中に組入れて適切な量を発泡体形成組成物に添加することができる。従っ
て、構造式Iの好ましい化合物はポリオールあるいは他の発泡体形成成分に溶解
されるものである。
上述したように、硬化剤は、ASTM試験法D−3574で測定して改善された
(低い)圧縮変形値が得られるように、発泡体形成後直ちに発泡体を硬化するよ
うに発泡体形成組成物に添加される。
最も好ましい硬化剤としては、粉体状のメラミンで、ポリエーテルポリオール1
00部にたいして0.1〜4部の範囲、好ましくは1〜2部の範囲の量が適切で
ある。
5部あるいはそれ以上の量は、得られる発泡体の圧縮変形特性を改善せずむしろ
有害に作用するので、使用すべきではない。
メラミン粉末の粒径は決定的な要素ではなく、1〜100ミクロンの範囲の如何
なる粒径のものでも用いることができる。2種の標準的メラミン粉末が適切なも
のとして挙げられる。その一つはBASF社製のPlura−gardメラミン
粉末で、44ミクロン以下が60%の粒径分布を有するもの、他の一つは、MC
1社製の微粉砕メラミン粉末で、10ミクロン以下が90%の粒径分布を有する
ものである。
メラミンに加えて、活性部としてアミン基あるいはヒドロキシル基を有する他の
硬化剤も有用である。しかしながら、この活性部は発泡体形成反応の初期の段階
に導入することはできない、これは化合物中でその塩基性によって決定される。
適切な硬化剤としての要求条件は下記の通りである。
1、第1あるいは第2アミン、あるいはアルコール、あるいはメラミンの形での
活性部であること。
2、解離定数が1.8 X 10−” 〜2,5 X 10−’ ”の範囲のも
のであること、
3、反応媒体すなわち発泡体形成成分中にその化合物が不溶解性および/あるい
は非混和性であること。
従って、その化合物の成功の予言可能性は、その解離定数、そのルイス塩基度お
よびイソシアネートとの反応に如何にその部が有用であるかを知ることによって
限定される。同一の塩基度あるいは同一の解離定数でも、溶解性の物質は速やか
に反応し、混合性の物質(液体)は急速に反応し、不溶解性の固体の反応は極め
て遅い。
例えば、アニリンはメラミンよりも弱い塩基である。
しかし、アニリンは好ましいイソシアネートTDI(トリレンジイソシアネート
)と溶解し、混合することのできる液体で、急速な硬化を与える。しかし、十分
な量のアニリンが発泡反応の初期の段階で導入されると、重合反応を妨害して、
結果として発泡体の物理的特性が損なわれる。
上述したように、Melpol化合物を硬化剤として用いる場合には、重量で0
91〜4部の範囲の量、好ましくは0.4〜1.4部の範囲の量が適切であるこ
とが見出されている。 Melpol化合物はノルマルポリエーテルポリオール
に若干溶解するので、発泡体形成成分にMelpol化合物を添加するのに特に
便利な方法は、一部のポリオールと溶液にすることである。例えば、ポリオール
を100°F(約38℃)まで加熱すると該化合物の溶解度が増大するので、重
量で25%のMelpolのポリオール溶液を2部の量で用いて、事実上、重量
0.5部を発泡体に添加することができる。ポリオールの量を98.5部まで減
少させ、得られる組成物が全量100部のポリオールを含むようにすることがで
きる。 Melpol化合物のポリオール中への溶解性は重合プロセスに影響を
及ぼさず、更に、発泡体に同程度の物理特性と難燃性を与えるのに、不溶性のメ
ラミンに比べて、少量のMelpol化合物で足りるという付加的な利点もある
。
上述と合致して、付加的な硬化剤として、シアヌール酸、2,6−ジアミツビリ
ジン、ジシアンジアミド、フォルムアミド、2−ヒドロキシベンゾイミダゾール
、3−アミノ1,2,4−トリアジン、4,4−メチレンジアニリンが含まれ、
これらは本発明の範囲にあるものと考えている。
上記した塩基性度を有し、発泡体形成成分中に比較的不溶性あるいは発泡体形成
反応に影響を与えないメラミン誘導体は、上記の範囲で用いられた場合に、圧縮
変形値を改善しかつ発泡体の硬化に役立つものと信じられる。従って、そのよう
なメラミン誘導体もまた本発明の範囲にあるものと考えている。
上述したように、その比較的な安価性および有用性から、メラミンは最も好まし
い添加物である。発泡体組成の容易性から単独の硬化剤が添加されるが、2種あ
るいは2種以上の硬化剤を組合せて用いることもでき、これらの組合せも本発明
の範囲に含まれる。
また、より高価な通常の難燃剤の一部を、発泡体の難燃性を損なうことなしに、
少量のメラミンで代替し得ることが見出されている。
この実施態様において、メラミンの最も好ましい量は重量でポリエーテルポリオ
ール100部に対して1〜3部の範囲にある。これらの量は通常の液状りんエス
テル難燃剤1〜6部の範囲を代替するのに適当である。
液状りんエステル難燃剤を減らすために5部以上のメラミンを用いても、組成物
の価格を増し、受容限界内で難燃度を僅かに増すのみであるので、利点を増すこ
とにはならない。一般には、発泡体の圧縮変形特性に有害な影響を与えることを
避けるために、最高4部のメラミンが用いられる。
本発明の組成物中に用いられる難燃剤としては、可撓性の難燃ポリウレタン発泡
体に通常用いられる難燃剤、例えばりん酸のトリエステル、ハロゲン化炭化水素
、が含まれる。
そのような難燃剤の例としては下記のものが含まれる。りん酸トリス(1,3−
ジクロロプロピル)、りん酸トリス(2,3−ジブロモプロピル)、2.2−ビ
ス(クロロメチル)1,3−プロピレンビス[りん酸ジ(2−クロロエチル)]
、りん酸酸トリス2−クロロエチル)、りん酸ビス(ジクロロプロピル)トリブ
ロモネオペンチル、テトラキス(2−クロロエチル)エチレンジホスフェート(
O1inChemical製THERMOLIN 101)、FYROL EF
F(りん酸クロロアルキルオリゴマー、5tauffer Chemical
Co、製)、りん酸トリクレジル、りん酸クレシルジフェニル、塩素化パラフィ
ン、臭化パラフィンなど。ハロゲン化りん酸エステルは一般に本発明のポリエー
テルポリウレタン発泡体の難燃化添加物として好ましく、特にりん酸トリス(l
、3−ジクロロプロピル)、FYROL EFF。
およびテトラキス(2−クロロエチル)エチレンジホスフェートが好ましく、そ
の中でも、最初と最後のものが特に好ましい。
また、本発明において、上述と同様の液状難燃剤を用いることが可能であるが、
その場合、Vircol 82のように、その構造中に反応性のヒドロキシル基
を有していることを要する。
組成物の単純性の観点からは、単独の難燃剤が好まれるが、ある場合には、同タ
イプのあるいは異なるタイプの2種あるいは2種以上の混合物が改善された性能
を与えるものとして見出されており、そのような混合物も本発明の範囲に含まれ
る。先行技術における難燃化添加物あるいは混合物の量は、一般に、発泡体形成
組成物中のポリオール100部に対して8〜lO部の範囲にあるが、用いる化合
物によって異なり、その量は重量でポリオール100部に対して5〜20部ある
いはそれ以上となる。本発明の場合には、所望の難燃性を得るために、4〜8部
のエステルとともに1〜3部の範囲のメラミンを用いることが有利であることが
見出されている。
これらの発泡体形成組成物中に組入れられる発泡体形成用の他の添加物は技術上
周知であり、例えば、触媒、鎖長延長剤および表面活性剤が含まれる。
本発明のポリウレタン発泡体に用いられる鎖長延長剤には、例えば水、ヒドラジ
ン、第1および第2ジアミン、アミノアルコール、アミノ酸、ヒドロキシ酸、グ
リコール、あるいはそれらの混合物のように、活性水素原子を持つ少なくとも2
個の官能基を有する化合物が含まれる。鎖長延長剤の好ましいグループとしては
、水、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、および、水よりもプレポ
リマーと容易に反応する第1及び第2ジアミン、例えばフェニレンジアミン、l
、4−シクロヘキサン−ビス−(メチルアミン)、エチレンジアミン、ジエチレ
ントリアミン、N−(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン、N、N−ジ
(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン、ピペラジン、および2−メチル
ビペラジンが含まれる。
好ましい触媒および触媒の組合せとしては、例えばトリエチレンジアミン、N−
メチルモルフォリン、N−エチルモルフォリン、ジエチルエタノールアミン、N
−ココモルフォリン、】−メチル−4−ジメチルアミノ−エチルピペラジン、3
−メトキシプロピルジメチルアミン、N、N、N’−トリメチルイソプロピルプ
ロピレンジアミン、3−ジエチルアミノプロビル−ジエチルアミン、ジメチルベ
ンジルアミン等の第3アミンが用いられる。
その他の適切な触媒としては、例えばオクタン酸すず、塩化すず、ジブチルすず
ジー2−エチルヘキサノエート、酸化すず、および米国特許第2846408号
に開示されているその他の有機金属化合物が含まれる。
表面活性剤は、一般に、本発明に基ずく高級ポリウレタン発泡体の形成に必要で
ある。何故ならば、表面活性剤が存在しない場合、発泡体は壊れるかあるいは極
めて大きな不揃いな気泡を含むことになるからである。多くの表面活性剤が満足
なものとして知られており、非イオン性表面活性剤が好ましい。これらの中で、
周知のシリコーンが特に有効であることが見出されている。用い得るその他の表
面活性剤には、長鎖アルコールのポリエチレングリコールエーテル、第3アミン
あるいは長鎖アルキル酸硫酸エステルのアルカノールアミン塩、スルフオン酸ア
ルキルエステル、およびアルキルアリールスルフォン酸が含まれる。
1厘里
本発明の範囲を下記の実施・例と関連させて説明するが、以下の実施例は本発明
の好ましい実施態様を説明することのみを目的とするものであり、本発明の範囲
をこれに限定するものではない。また、これらの実施例において、すべての部は
他に規定する場合をを除いて重量をもって示したものであり、密度値は立方フィ
ートあたりのボンド、空隙率値は立方デシメータの比、圧縮変形値はASTM
D−3574で定められているパーセントロスをもって示したものである。また
、他に示さない限り、メラミン粉末に関する参照は総て前記したBASFのPl
uragard材に関するものである。
ス」L医−」−
下記の組成により3種の標準試料を作成した。
成 分 重量部ボIJ ニー 7− ルボリオール”(
3000mw) 100.0トルエンジイソシアネー) (80/20)
49.7水 4.
0オクタン酸すず触媒 0.27シリコ一ン表面活性剤
1.0アミン触媒 0.4通常の
難燃化添加物 8.0” Dow Chemical製ポ
リオール30106個の試料を70°F(約21”C)で作成し、3個を24時
間、他の3個を1週間エージングした。特性測定値(試料の平均値)を下記に示
す。
特性 特性値圧縮変形(24時間後)
30.7圧縮変形(1週間後)8.9
空隙率 4.2密度 1
.59g丘−呈二旦
標準組成にそれぞれ0.25.0.5.1,2.3.4.5部のメラミン粉末を
添加して試料2〜8の発泡体を作成した。各発泡体について3個の試料を作成し
試料lの場合と同様にして試験した。各試料につき3個の試料体の平均値を下表
に示す。
試 料
特性 2 3 456圧縮変形(24時間後) 20.7
21,4 8.4 8,0 9.2圧縮変形(1週間後’) 8,6 8
,5 8.2 8.2 9.1空隙率 4.4 4.0 4.4
4.5 4.2密度 1,61 1,601,611,611
.629.2 13,5 32.1
9.1 12.7 27.4
4.2 4,1 4.5
1.62 1,63 1.64
上記結果は試料2〜7について、標準を超える改善を示し、特にメラミン粉末1
〜2部の添加(試料4〜5)で最高の効果が得られている。また、メラミン粉末
5部添加の試料はメラミン粉末を含まない標準よりも劣った結果を示している。
μコL−」−
下記組成によって9種の標準試料(A〜I)を作成した。
成 分 重量部ポリエーテルポリオール”(3000m
w) 100.0トルエンジイソシアネート(80/20) 49.7
水 4.0オクタン酸す
ず触媒 0.27シリコーン表面活性剤
1.0アミン触媒 0.35通常の難燃化添加物
8.21” Dow Chemical製ポリオール30
1O発泡体試料を大気温度(74〜78°F:約23−26℃)で作成し、特性
を測定し下表の結果を得た。
特性 ABCDEF
密度 1,62 1.63 1.61 1,55 1.58 1.61空隙
率 5.2 4,6 4.8 4,4 3.7 3.6圧縮変形87.8 8
7,4 86.3 81.7 86,6 82.4GHI 平均
1.62 1.57 1.60 1.603.1 4.6 3.9 .4.2
87.4 85.9 84,3 85.5これらの特性はエージング中包装した
発泡体試料の中央部について得られた結果である。また、特性測定は、試料Aに
ついては発泡体形成3時間後、試料B。
Cについては4時間後、残余の試料については2.5時間後に行った。
x粍−皿
試料9の標準組成に対して1.8部のメラミン粉末を加え9種の試料(J−R)
を作成した。これらの試料は74〜78°F(約23〜26℃)で作成し、下記
の特性結果を得た。
試 料
特性 JKLMNO
密度 1,56 1.52 1.54 1,63 1,53 1.59空隙率
5.2 5,4 5.2 5.3 5.1 4.1圧縮変形6.0 4.5
4.7 4,3 3,3 5.6PQR平均
1.57 1,50 1.53 1.554.2 5.9 4.9 5.0
4.2 5.2 5.1 4.8
なお、発泡体試料については発泡体形成3時間後、試料に、Lについては4時間
後、残余試料については2.5時間後に測定を行った。
これらのデータはメラミン粉末1.8部の添加で最適の特性が得られることを示
している。
藍且一旦
下記の内容により発泡体組成物を作成した。
成分 重量部ポリエーテルポリオール”(300
0mw) 100.0トルエンジイソシアネート(80/20) 49.
7水 4.0オクタン酸
すず触媒 0.25シリコ一ン表面活性剤 1
.1アミン触媒 0.28通常の難燃化添加物
8.21’ Dow Chemical製ポリオール3010発泡
体試料は70°F(約21℃)で作成し、発泡体形成3時間後に試料中央部につ
いて行った。
特性 特性値
密度 1.65
空隙率 4.2
圧縮変形 77.4
X且一旦
試料11の組成に1.8部のメラミン粉末を添加した。
発泡体を70°Fで形成し、試料11と同様条件で特性測定を行った。
特性 特性値
密度 1.59
空隙率 4.7
圧縮変形 5.7
X丘−ニレ並
下記組成により4種の標準試料を作成した。
成分 重量部ポリエーテルポリオール”(30
00miv) 100.0トルエン ジイソシアネート(80/20)
49.7水 4.0
シリコ一ン表面活性剤 1.0アミン触媒
0・35オクタン酸すず触媒 0.28通常の難
燃化添加物 8.0” Dow Chemical製ポリオ
ール3010試料13.14および17〜26についてはアミン触媒を0.35
部、オクタン酸すずは0.25〜0.28部の範囲の量、通常の難燃化添加剤は
8.21部を添加し、試料15および16については通常の難燃化添加剤を8.
0部、アミン触媒を0.32部、オクタン酸すず触媒を0.46部を添加した。
発泡体を大気温度(66〜76°F:約19−24℃)で作成し、2.5時間の
エージング後、発泡体中央部について特性の測定を行った。
試料 密度 空隙率 圧縮変形13 1.53 2,2
79.714 1.58 2,9 79.415 1.
62 4,2 87.016 1.57 4,6 86
.717 1.52 3.1 78.118 1.57
3.0 85.219 1.55 2,6 85.32
0 1.61 3.1 82.521 1.59 3
.1 80.522 1.59 3.2 78.523
1.54 4.2 78.424 1.57 3.8
85.225 1.60 2.8 82.82
6 1,57 2.2 86.3平均 ]、5
7 3,2 83.3ヌ[二坦
試料13および14の標準組成に1.8部のカプロラクタムを添加して試料27
および28の発泡体を作成し、メラミン粉末1.8部を添加して試料29および
30の発泡体を作成した。これらの試料は73°F(約23℃)で作成し、2.
5時間のエージング後発泡体の中央部について特性の測定を行った。
試 料
特性 27 28 29 30密度 1.72 1.6
5 1,50 1.54空隙率 3.0 3.2 3.2 3.1
圧縮変形 6.5 7.6 4.9 4.6舅」L−環:5匝
試料15.16および17の標準組成に1.8部のアニリンを加えて試料31.
32および33の発泡体を作成、メラミン粉末1.8部を加えて試料34.35
および36の発泡体を作成した。シアヌール酸およびメラミン含有発泡体のそれ
ぞれを66.75および76°Fで作成し、先の試料と同様に、2.5時間エー
ジング後発泡体の中央部について特性の測定を行った。
試 料
特性 31 32 33 34 35 36密度 1,5
4 1.49 1,51 1,56 1.59 1.49空隙率 5,6 5
.7 5.0 5,8 5,6 5.0圧縮変形 3.5 4,2 5,1 3
,3 4,5 5,5旦に」Lヱ蜂
試料18.19および20の標準組成に1.8部の2,6−ジアミツビリジンを
加えて試料37〜39の発泡体、同一標準組成にメラミン粉末1.8部を加えて
試料40〜42の発泡体を作成した。それぞれ2,6−ジアミツビリジンおよび
メラミンを含む発泡体を66.76および73°Fで作成し、先の試料と同様に
、2.5時間のエージング後発泡体の中央部について特性の測定を行った。
試 料
特性 37 38 39 40 41 42密度 1.50
1.53 1.51.1.49 1.55 1.57空隙率 4,3 1,
7 3,1 6.7 3,6 4.5圧縮変形 9,2 44.0 14.6
4.8 3.5 4,8EJLjユニ」亙
試料21.22および23の標準組成に1.8部のジシアンジアミドを加えて試
料43〜45の発泡体を作成し、同一標準組成に1.8部のメラミン粉末を加え
て試料46〜48の発泡体を作成した。これらの発泡体は73°Fで作成し、先
の試料と同様にして、特性の測定を行った。
試 料
特性 43 44 45 46 47 48密度 1,5
1 1.52 1.51 1,56 1.57 1.55空隙率 2.9 2
.8 2.9 4.4 4,1 4.1圧縮変形 6,5 6,5 7.9 4
,7 3.2 3.9舅」L−酊ヒゴl
試料20および24の標準組成に1.8部のPluragardメラミン粉末を
加えて試料49〜50の発泡体を形成し、1.8部の微粉砕メラミン粉末(粒径
10ミクロン以下90%)を加えて、試料51〜52の発泡体を作成した。大粒
径および小粒径のメラミンを含有する発泡体を、それぞれ、66および73°F
で作成し、先の試料と同様にして特性の測定を行った。
試 料
特性 49 50 51 52密度 1.61 1,57 1
.51 1.55空隙度 5,5 4.5 5.0 5.2圧縮変形
3.6 ’ 4.8 4.0 4.9上記データは、これらの発泡体にお
いて使用メラミン粉末の粒径が微粉砕であるか標準粒径であるかは本質的に差の
ないことを示している。
X丘−並二並
試料25および26の標準組成に1.8部のフォルムアルデヒドを加えて試料5
3〜54の発泡体を作成し、1.8部のメラミン粉末を加えて試料55〜56の
発泡体を作成した。また、これらの試料は73°Fで作成し、先の試料と同様に
して、特性の測定を行った。
試 料
特性 53 54 55 56密度 1,69 1,64 1
,52 1.57空隙度 3,1 2.7 3.3 2.8圧縮変形
6,0 5,4 4,2 4.91JL−1≧づ狙
試料25および26の標準組成に1.8部の2−ヒドロキシベンゾイミダゾール
を添加して試料57〜58の発泡体を作成し、1.8部のメラミン粉末を添加し
て試料59〜60の発泡体を作成した。また、これらの試料を73°Fで作成し
、先の試料と同様にして、特性の測定を行った。
試 料
特性 57 58 59 60密度 1.58 1.59 1
,52 .1.57空隙率 3.5 2.9 3.3 2.8圧縮変形
5.9 6.5 4,2 4.9−試に釦二ゴ胆
試料16.17および19の標準組成に1.8部のヒボキサンチンを添加し試料
61〜63の発泡体を作成し、1.8部のメラミン粉末を添加して試料64〜6
6の発泡体を作成した。また、こっれらの試料を75〜76’ Fで作成し、上
記試料と同様にして、特性の測定を行った。
試 料
特性 61 62 63 64 65 66密度 1,52
1.59 1,55 1,59 1,49 1.55空隙率 5.1 4.
9 3.6 5.6 5.0 3,6圧縮変形 3,8 4.9 4,6 4.
6 5.5 3.5rコL−[≧51
下記組成によって4種の標準試料を作成した。
成分 重量部ポリエーテルポリオール”(30
00mw) 100.0トルエンジイソシアネート(80/20) 4
9.7水 4.0シリ
コ一ン表面活性剤 1.0アミン触媒
0.35オクタン酸すず触媒 0.28通常の難燃化
添加物 8.0” DOW Chemical製ポリオー
ル3010発泡体を大気温度(73〜74°F)で作成し、2.5時間のエージ
ング後、発泡体の中央部について特性の測定を行った。
試料 密度 空隙率 圧縮変形
69 1.50 3,1 81.470 1.58
3.0 70.4平均 1.55 3,1 80.4ヌl
二二LΣユ
試料67および68の標準組成に対して3−アミノ−1,2,4−トリアジン1
.8部を添加して試料71および72の発泡体を作成し、1.8部のメラミン粉
末を添加して試料73および74の発泡体を作成した。これらの試料を73°F
で作成し、2.5時間のエージング後発泡体の中央部について特性の測定を行っ
た。
試 料
特性 67 68 69 70密度 1,52 1,55 1
.57 1.55空隙率 5,1 3.4 4.1 3.9圧縮変形 4.6
4,4 5.2 3.6L二
試料69および70の標準組成に1.8部のアニリンを添加して試料75および
76の発泡体を作成し、1.8部のメラミン粉末を添加して試料77および78
の発泡体を作成した。試料75および77の発泡体は74°Fで作成し、試料7
6および78は75°Fで作成して、2.5時間のエージング後、先の試料と同
様にして、発泡体の中央部について特性の測定を行った。
試 料
特性 75 76 77 78密度 1.59 1,58 1
.54 1.51空隙率 3,8 4,0 3.9 2.9圧縮変形 5,6
5.7 3,8 4.7これらの試料は、アニリンあるいはメラミンの添加に
よって、これらの添加物のない標準試料に比べて、発泡体の圧縮変形が改善され
ていることを示している。
以下の試料において、種々の発泡体の難燃特性について、1分間当りのインチを
もって示した燃焼試験値によって説明する。
星且−胆二競
下記の組成によって標準試料(試料79)を作成した。
成分 重量部ポリエーテルポリオール−30
00mw) 100.0トルエンジイソシアネート(80/20)
49.25水 4.
0オクタン酸すず触媒 0.22シリコ一ン表面活性剤
1.。
アミン触媒 0.32” Dow Chemi
cal製ポリオール3010この組成物に対して5.10.15および20部の
メラミンを添加して試料80〜83を作成した。これらの発泡体を室温で作成し
、難燃性を測定して下記の結果を得た。
特性 79 80 8] 82 83密度 1.59 1,
58 1,58 1.60 1.6]空隙率 4.8 4,7 4,5 4.
4 4.4MVSS−302燃焼試験二
上面 8.1 8.0 6,4 4.0 1.3SEO中央 8,2
8.0 6,3 4,1 1.7SEO下面 8,1 8,0 6,0 3
.8 1,4SEO燃焼試験試料は発泡体の上面、中央および下面から得られた
ものを示す。SEO等級はMVSS−302で定義されているもので、自己消火
性不燃物質をベースとするものである。また、5E−NBRのような他の等級は
自己消火性不燃焼速度物質を示すものである。文字表示が用いられていない場合
は表中の数字は、試料の燃焼速度をインチ当りで示したものである。これらの結
果から明らかなように、難燃剤としてメラミンのみを用いた場合、ポリオール1
00部をベースとして少なくとも20部の料を用いないと効果的ではない。
且丘−鉦二競
49部のトルエンジイソシアネート49部を用いたことを除いて、試料79と同
様の標準組成物に2部のメラミンと5.8.10部のDE−60F(ペンタブロ
モジフェニルオキシド)を加えて試料84〜86の発泡体を作成した。
これらの発泡体を作成し、試料79〜83と同様にして試験を行った。結果を下
記に示す。
試 料
特性 84 85 86密度 1,60 1,57
1.65空隙率 5.+ 4.0 4,5MVSS−302燃焼試験
1
上面 1.4 .8 .7中央 1.0 .7
.8下面 、9 .7 .8資 すべでSE−O
X且−釘二藍
異なる難燃化化合物Anti−blaze 80 トリス(ベータークロロプロ
ピルフォスフェート(“AB−80”)を試料84〜86の場合と同様の量用い
、さらに2部のメラミンを加えたことを除いて試料84〜86の繰返しを行った
。結果を下に示す。
試 料
特性 87 88 89密度 1.68 1.63
1.75空隙率 4,9 5.I
MVSS−302燃焼試験1:
上面 1.2 1.1 1.1中央 1.1 1.1 1
.1下面 1.1 1.2 1.01 すべで5E−O
X丘−飢二匹
異なる難燃化化合物Anti−blaze 150テトラキス(2−クロロエチ
ル)エチレンジフォスフェート(“AB−150″)を2部のメラミンとともに
用いたことを除いて試料84〜86の繰返しを行った。
試 料
特性 90 91 92密度 1.62 1.70
1.67空隙率 4,0 4.1 3.5MVSS−302燃焼試験I
I=
上面 1.4 .8 .8中央 1.2 .8
.7下面 1,0 .8 .6− すべで5E−0
ヌに」とΣ旺
異なる難燃化化合物Thermolin 101テトラキス(2−クロロエチル
)エチレンジフォスフェート(“T−101”)を2部のメラミンとともに用い
たことを除いて試料84〜86の繰返しを行った。
試 料
特性 93 94 95密度 1,61 1.63
1.67空隙率 3.9 4.1 3.5MVSS−302燃焼試験:
上面 、8 .6 .7中央 、9 .7 .7
下面 1.0.7.7
璽 すべて5E−0
ヌ1−」シml坦
異なる難燃化化合物D−836(Great Lakes ChemicalC
orp、)臭素化−塩素化フォスフェートエステルを2部のメラミンとともに用
いたことを除いて試料84〜86の繰返しを行った。
試料中重量部
難燃剤 99100101102103104105106107108AB−
80108−−−−−−−−
TM−101−−86−−−−−−
AB−150−−−−86−−−−
D−836−−−−−−54−−
DE60F−−−−−−−−86
メラミンー 2−2−2−2−2
これらの発泡体を室温で作成し、難燃性を測定して下記の結果を得た。
試 料
特性 99 100 101 102 103 104 105 106密度
1.601.611.631.641,591.601.601.59空隙率4
.14,04.2 4.04,04.14.0MVSS 302燃焼試験l
I:
上面 1.3 1.2 1.3 1.2 1,4 1.2 +、4 1.2中
央 +、0 1,1 1.1 1.0 +、2 +、1 1.2 1.1下
面 1.0 1.0 1,1 1.0 +、2 1.1 1,2 1.2密度
1.581.58空隙率
4,3 4.2上面 1.5
1.4中央 1,3 1.2下面
1.3 1.21 すべてSEO
ぷ上−ユ肥
下記組成により標準試料を作成した。
ポリエーテルポリオール−3000mw) 100.0トルエンジイソシアネ
ート(80/20) 51.7水
4.0オクタン酸すず触媒 0.25シリコ一ン
表面活性剤 1.0アミン触媒 0.
35Vircol 82 6.0この発泡体は72
°Fで作成し、難燃性を測定し下記の結果を得た。
特性 試料!09
密度 1.56
空隙率 3.0
阿VSS 302燃焼試験l′=
上面 1・3
1 すべで5E−0
茗1ニュ匹
51部のトルエンジイソシアネートを用いたことを除き試料109と同様の標準
組成に1部部のメラミンおよび4部のVircol 82を添加した。この発泡
体を試料109と同様にして74°Fで作成し、試験した。結果を下表に示す。
特性 試料!10
密度 1.72
空隙率 4.02
MVSS−302燃焼試験Il:
試料+10においては、少量のVircol 82を用いたので、トルエンジイ
ソシアネートは若干少量とした。この試料は反応性難燃化添加剤をメラミンで代
替したときの本発明の有効性を示している。
Vjrcol 82はイソシアネート成分と反応的なので、本質的に非反応性な
難燃化添加剤とともに用いる場合に比べて比較的大量のメラミンを必要とする。
一般に、2〜4の反応性エステルを代替するためには4〜10部のメラミンを必
要とする。従って、本発明のこの実施態様において、メラミン代替のパーセンテ
ージは200〜500%の範囲となる。望む場合には、当業者は、非反応性の難
燃化添加物との組合せで反応性難燃化添加物を用いることができ、そのような混
合物は、本発明の教示の下に同様にして処理することができる。すなわち、混合
物中の添加物の一部を上記したような量のメラミンで代替することができる。
試料84〜110の結果から明らかなように、メラミンをその他の難燃化添加剤
との組合せで用いることは、他の単一難燃化添加剤のみを同量用いる場合あるい
はメラミンのみを用いる場合に比べてより有効である。
試料79〜83で示したように、難燃化添加物として効果的に用いようとする場
合には、メラミンはポリオール100部に対して重量で約20部を用いる必要が
あり、エステルのみを用いる場合には、発泡体に受容性のある難燃特性を与える
ためには5〜10部あるいはそれ以上の量を必要とする。
藍丘一旦辷凸且
次のような発泡体形成組成物を作成した。
成 分 試料中重量部ポリエーテルポリオール−3500m
w) 100 98.5トルエンジイソシアネート(80/20) 46
,7 45.0水 3.
5 3.5オクタン酸すず 0,4 0.35シリコ一ン
表面活性剤 1,1 1.1アミン触媒
0.27 0.27Melpolブレンド** −2,
098,598,598,5
46,045,046,0
3,53,53,5
0,350,460,45
1,1、1,11,1
0,270,270,27
2,02,02,0
8,08,08,。
” Dow Chemical製ポリオール3800” Melpol化合
物25%、ポリオール380075%の溶液
上表中試料Illは標準試料、試料112〜115はMelpol化合物0.5
部とポリエーテルポリオール100部を含むものである。これらの発泡体を室温
で作成した。
特性 Ill 112 113 114 115密度 1.7
1.8 1.72 1.71 1.7空隙率 3.8 4.1 4,3 4
.0 3.590%圧縮変形5.52 4.45 3,37 6.06 5.7
2(24時間)
MVSS−302燃焼試験=l′
上面 −3,02,2SE −−中央 −2,12,4SE
−−下面 −2,52,4SE −−1各試料SEO
燃焼試験の結果は3個の試料の上面、中央および下面から採取した試料から得ら
れた結果の平均値である。
SEO等級はMVSS−302で定められているものであり、自己消火性不燃焼
物質を示すものである。また、SEの等級は試料のいくつかがゼロ燃焼速度を有
する自己消火性であることを示すものである。また、表中の数字は試料の燃焼速
度をインチで示したものである。圧縮変形結果から明らかなように、Melpo
l化合物を含む発泡体は、標準試料が三日かかって達するのと同様の値に一日で
到達し得ている。
藍且一旦ヒ旦■
下記内容の発泡体形成組成物を作成した。
試料中重量部
成 分 116 117 118ポリオール
ポリオール”(3500mw) 100.098.598.5トルエンジイソ
シアネート(80/20) 39,438.038.7水
2.9 3.0 3.0オクタン酸すず触媒
0,420.420.42シリコ一ン表面活性剤 1
,2 1.2 1.2アミン触媒 0.440.440
.44Melpolブレンド” −2,02,0難燃化添
加物 3,0 3.0 −” Dow Chemica
l製ポリオール3800” Melpol化合物25%、ポリオール3800
75%の溶液
得られた結果を下表に示す。
試 料
特性 +16 117 118密度 1.7 1,68
1.68空隙率 4.9 3.5 3.090%圧縮変形 3.
53 5.6 5.24(24時間後)
ここでも、データは本発明の発泡体が標準試料よりも優れた圧縮変形特性に達し
得ることを示している。
ここに開示した発明が所望の結果を得るように十分計画されていることは明らか
であるが、多くの変形および実施態様が当業者によって案出されることを多とす
るものであり、追加の特許請求の範囲がすべてのそのような変形および実施態様
が本発明の真の精神および範囲中に入るように包含することを意図するものであ
る
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.ポリエーテルポリオール、有機イソシアネート化合物、発泡剤として作用す るに有効な量の水,および、少なくとも1個のアミン部あるいはヒドロキシル部 および約1.8×10−■〜2.5×10−12の解離定数を有し、発泡体形成 成分とは本質的に非反応性であるが、発泡体形成後発泡体中の水分と残留イソシ アネート基との反応に触媒として作用する有機化合物の硬化剤とからなる可撓性 ポリエーテル誘導ポリウレタン発泡体形成組成物で、上記水分と十分な量の上記 残留イソシアネート基との反応を生ぜしめるに有効な量の上記硬化剤を加えるこ とによって得られる可撓性発泡体の圧縮変形特性を改善することを特徴とするポ リウレタン発泡体形成組成物。 2.上記硬化剤が、、重量でポリエーテルポリオール100部に対して0.25 〜4部の範囲のメラミンであり、水分がポリエーテルポリオール100部に対し て6部以下の量で存在することを特徴とする1。記載のポリウレタン発泡体形成 組成物。 3.上記メラミンの量が、重量でポリエーテルポリオール100部に対して1〜 2部の範囲にあることを特徴とする2。記載のポリウレタン発泡体形成組成物。 4.上記硬化剤が、重量でポリエーテルポリオール100部に対して約4部以下 の量のシアヌール酸、2,6−ジアミノピリジン、ジシアンジアミド、フォルム アミド、2−ヒドロキシベンゾイミダゾール、3−アミノ−1,2,4−トリア ゾール、ヒポキサンチン、カプロラクタム、3−アミノ−1,2,4−トリアジ ン、4′4′−メチレンジアニリン、アニリン、あるいはそれらの混合物であり 、水分が、重量でポリエーテルポリオールをベースとして6部以下の量で存在し ていることを特徴とする1.記載のポリウレタン発泡体形成組成物。 5.上記硬化剤の量が、重量でポリエーテルポリオール100部をベースとして 1〜2部の範囲の量であることを特徴とする4.記載の組成物。 6.得られる発泡体に難燃性を与えるために十分な量のりんエステル難燃化添加 剤をさらに加えたことを特徴とする1.記載のポリウレタン発泡体形成組成物。 7.上記難燃化添加剤の量が4〜8部の範囲にあり、メラミンの量が1〜3部の 範囲にあることを特徴とする6.記載の組成物。 8.上記ポリエーテルポリオールが通常の不変性ポリエーテルポリオールであり 、硬化剤が発泡体形成組成物に本質的に不溶性であることを特徴とする1.記載 の組成物。 9.1.〜8.の何れか一つの発泡体形成組成物から形成される可撓性ポリウレ タン発泡体。 10.下記工程からなることを特徴とする可撓性ポリエーテル誘導発泡体の急速 硬化および圧縮変形特性改善の方法。 ポリエーテルポリオール、有機イソシアネート化合物、および発泡剤として作用 するに十分な量の水を含むポリウレタン発泡体形成組成物に、少なくとも1個の アミンあるいはヒドロキシル部および1.8×10−■〜2.5×10−12の 範囲の解離定数を有し、発泡体形成組成物成分とは本質的に不反応性であるが発 泡体形成後発泡体中の水分と残留イソシアネート基との反応に触媒として作用す る有機化合物の硬化剤を添加する工程であり、該添加硬化剤の量が上記水分と十 分な数の残留イソシアネート基との反応を生じさせ、圧縮変形特性を改善するに 十分な量である工程、および 上記発泡体形成組成物からポリウレタン発泡体を作成する工程であり、これによ って、得られる発泡体全体が完全に硬化される工程。 11.上記硬化剤が重量でポリエーテルポリオール100部をベースとして0. 25〜4部の範囲の量で存在し、発泡剤が重量でポリエーテルポリオール100 部をベースとして6部以下の量の水であることを特徴とする10.記載の方法。 12.上記硬化剤の量が、重量でポリエーテルポリオール100部をベースとし て1〜2部の範囲の量であることを特徴とする11.記載の方法。 13.上記ポリエーテルポリオールが通常の不変性のポリエーテルポリオールで あり、硬化剤が発泡体形成成分中に本質的に不溶性であることを特徴とする10 .記載の組成物。 14.上記硬化剤がメラミン、シアヌール酸、2,6−ジアミノピリジン、ジシ アンジアミド、フォルムアミド、2−ヒドロキシベンゾイミダゾール、3−アミ ノ−1,2,4−トリアゾール、ヒポキサンチン、カプロラクタム、3−アミノ −1,2,4−トリアジン、4′4′−メチレンジアニリン、アニリン、あるい はそれらの混合物であり、発泡剤が重量でポリエーテルポリオール100部をベ ースとして6部以下の量の水であることを特徴とする10.記載の方法。 15.ポリエーテルポリオール、有機イソシアネート化合物、発泡剤として作用 するに十分な量の水、および重量でポリエーテルポリオール100部をベースと して通常4〜10部の範囲の量で用いられる液状りんエステル難燃化添加剤から なる難燃ポエーテルポリポリウレタン発泡体形成組成物の難燃特性を保持する方 法で、下記からなることを特徴とする方法、液状りんエステル難燃化添加物の一 部を、代替すべき添加物の一部の15〜500%の範囲のメラミン量で代替する こと。ここで、代替量は重量でポリエーテルポリオール100部をベースとして 10部である。 次いで、メラミン含有発泡体形成組成物から発泡体を作成し、液状りんエステル がメラミンで代替されていない場合と同等の難燃性を有する発泡体を得る。 16.上記難燃化添加剤の一部が添加剤全量の33重量%以下の量であることを 特徴とする15.記載の方法。 17.上記メラミンの量が、代替すべき難燃化添加剤の一部の50〜300%の 量であり、難燃化添加剤の一部が重量で添加剤全量の25%以下の量であること を特徴とする15.記載の方法。 18.上記ポリエーテルポリオールが通常の不変性ポリエーテルポリオールであ り、発泡剤が重量で6部以下の量の水であり、難燃化添加剤の一部が重量で1〜 6部の範囲の量であり、メラミンの代替量が重量で1〜5部の範囲の量であるこ とを特徴とする15.記載の方法。(ここで、上記の量はすべて通常の不変性ポ リエーテルポリオール100部をベースとする量である。 19.難燃剤の規定量が重量で1〜2部の範囲の量であり、メラミンの代替量が 重量で1〜3部の範囲の量であることを特徴とする15.記載の方法。(ここで 、上記の量はすべて重量でポリオール100部をベースとする量である。) 20.上記難燃化添加剤がイソシアネート化合物と反応性があり、反応性エステ ルの2〜4部の範囲の量を4〜10部のメラミンで代替することを特徴とする1 5.記載の方法。 21.上記10.〜20.記載の何れか一つの方法によって作成されることを特 徴とする可撓性難燃ポリエーテル誘導ポリウレタン発泡体。 22.ポリエーテルポリオール、有機イソシアネート化合物、発泡剤として作用 するに有効な量の水、および、重量でポリエーテルポリオール100部をベース として0.01〜4部の範囲の化学式C■N■(R1)x(R■)■x(ここで 、R1は水素あるいはアルキル、アルケニル、1〜12個の範囲の炭素原子を有 する指環式あるいはアリール部、R2はアルキル、アルケニル、1〜12個の範 囲の炭素原子および少なくとも1個のヒドロキシル部を有する脂環式あるいはア リール部、xは0.5〜6の範囲の数字)の化合物の硬化剤とからなる可撓性ポ リエーテル誘導ポリウレタン発泡体形成組成物。
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