JPH0761732B2 - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH0761732B2
JPH0761732B2 JP171886A JP171886A JPH0761732B2 JP H0761732 B2 JPH0761732 B2 JP H0761732B2 JP 171886 A JP171886 A JP 171886A JP 171886 A JP171886 A JP 171886A JP H0761732 B2 JPH0761732 B2 JP H0761732B2
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JP
Japan
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arm
groove
solenoid
pin
protrusion
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JP171886A
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English (en)
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JPS62160264A (ja
Inventor
智孝 牟田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、タイプライター等の印字装置に関するもので
ある。
従来の技術 従来から、活字ホイールを用いるタイプライター等の印
字装置は、通常印字もコレクトも行なわれていない場合
は印字した文字が見えるようにリボンテープもコレクト
テープも印字する位置よりも下方に待機しており、印字
を行うときはリボンテープが印字ハンマーの前方に上昇
し、また印字した文字を消すときにはコレクトテープが
印字ハンマーの前方に上昇するように構成されている。
第4図は従来の印字装置の要部斜視図であり、51は印字
ハンマー、52は活字ホイール(図では省略されてい
る。)の活字を選択する活字選択モーター、53は印字ハ
ンマー51及び活字選択モーター52等を搭載するキャリッ
ジベース、54はキャリッジベース53に軸支されインクリ
ボン(図では省略されている。)を搭載するリボン架
台、56は印字した文字を消すコレクトテープ、55はキャ
リッジベースに軸支されコレクトテープ56を搭載するテ
ープ架台、60はソレノイドシリンダ、67は電磁石であ
る。
第5図は同要部斜視図であり、54aはリボン架台54に設
けられた突起、60はコレクトテープやインクリボンを上
昇させるソレノイドシリンダ、61はキャリッジベース53
に設けられた軸、62は軸61に回動自在に取り付けられス
ライド溝62aを有しソレノイドシリンダ60により駆動さ
れるアーム、63はスライド溝62aに取り付けられ摺動面6
3a及び突起63bを有するスライド部材、64は軸61に回動
自在に取り付けられ突起54aを押す溝部64cを有し、突起
63bに押される押圧部64bを有するアーム、65は軸61に回
動自在に取り付けられガイド溝65a及び突起63bに押され
る押圧部65bを有するアームである。
第6図は同要部斜視図であり、66は摺動面63aを摺動し
スライド部材63を押す押圧部66aを有するレバー、67は
レバー66を引き付ける電磁石である。
以上のように構成された従来の印字装置について、以下
にその動作について説明する。
まず印字を行う場合について説明する。第5図に示すよ
うに、ソレノイドシリンダ60で矢印Aに示すようにアー
ム62を引き下げると、アーム62は矢印Bのように回転す
る。これに伴いスライド部材63も一体に回転し、スライ
ド部材63の突起63bがアーム64の押圧部64bを押し、矢印
Cに示すようにアーム64が回転する。同時にガイド溝65
aが突起54aを押し上げることにより、矢印Dに示すよう
にリボン架台54が上昇し、印字ハンマー51の前方にイン
クリボンが移動し印字が行える状態となる(図では省略
されている。)。
次に印字した文字を消す動作(以下、コレクトと略称す
る。)を行う場合について第6図を用いて説明する。
まず電磁石67によりレバー66を引き付ける。すると押圧
部66aが矢印Eのようにスライド部材63を押す。この状
態で、ソレノイドシリンダ60によりアーム62を矢印Fの
ように引っ張ると、第7図に示すように突起63bが押圧
部65bを押し、矢印Gに示すようにアーム65が回転す
る。これに伴い第6図に示すように溝部65aが突起55aを
押し、テープ架台55が矢印Hのように回転し、コレクト
テープ56が印字ハンマー51の前方に移動しコレクトの動
作が行える状態となる(図では省略されている。)。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の構成では、コレクトを行うと
き、電磁石を常に通電しておく必要があり、連続してコ
レクトを行うと電磁石が焼け付くという問題点を有して
いた。
問題点を解決するための手段 本発明は、主ソレノイドと、印字時に回転する第1のア
ーム部材と、コレクト時に回転する第2のアームと、主
ソレノイドに駆動される第3のアームと、第3のアーム
に支持され第1のアームに係合するピンと第2のアーム
に係合する第2のピンを有し、第1のピンが第1のアー
ムに係合するようにバネで付勢されているクラッチ部材
と、クラッチ部材を押し第2のピンを第2のアームに係
合させる副ソレノイドと、第2のアームが回転するとき
第2のピンをガイドするガイドリブを備えたものであ
る。
作用 上記構成によりコレクトを行うときは、まず副ソレノイ
ドにより第2のピンを第2のアームに係合させた状態
で、主ソレノイドにより第3のアームを駆動するが、こ
のときガイドリブにより第2のピンと第2のアームとの
係合状態が維持されるため副ソレノイドを常に通電して
おく必要がない。
実施例 第1図は本発明の一実施例における印字装置の要部斜視
図であり、1は印字手段(図では省略されている。)を
搭載するキャリッジベース、2はカーボンを塗布された
リボンテープ、3は軸3aによりキャリッジベース1に支
持され、突起3b及び突起3cを有し、リボンテープ2及び
コレクトテープ(図では省略されている。)を保持する
テープ架台、4は主ソレノイド、5は副ソレノイド、6
は副ソレノイドにより駆動されるレバー、7は主ソレノ
イドにより駆動されるアーム、9はアーム7の動きに伴
い、リボンテープ2を印字ハンマー(図では省略されて
いる。)の前方に移動させるアーム、11aは軸、12はガ
イドリブである。
第2図は同要部分解斜視図であり、4aは主ソレノイド4
の通電により上昇するプッシュ部材、5aは副ソレノイド
5の通電により突出するプッシュロッド、5bはプッシュ
ロッド5aに設けられた溝、6aはレバー5に設けられた押
圧部、6bは溝5aに入るフォロワー、7a、7bはアーム7に
設けられた溝、7cはプッシュ部材4aが押す押圧片、8は
ピン8a及び8bを有し、溝7a及び溝7bによりアーム7にス
ライド可能に支持されるスライド部材、9はピン8bが入
る溝9a及び突起3bを押し上げるカム9bを有するアーム、
10はピン8aが入る溝10a及び突起3cわ押し上げる押圧部1
0bを有するアーム、11は軸11a及び軸11bを有し、キャリ
ッジベース1の側面に取り付けられるメカシャーシであ
る。
以上のように構成された本実施例の印字装置について、
以下にその組立て順序について説明する。
まず軸11aにアーム10及びアーム9を通し、Eリング101
により抜けを止める。次にアーム7にワッシャー102、1
03を介してスライド部材9を通し、ワッシャー104、105
を介してEリング106、107で抜けを止め、スライド部材
9が常に矢印Kの方向に引っ張られるようにバネ33を取
り付ける。このアーム7を軸11aに通し、Eリング108で
抜けを止める。次にメカシャーシ11とアーム9及びアー
ム10の間をそれぞれバネ32、バネ31を取り付け、それぞ
れが矢印J方向及び矢印I方向に引っ張られるようにす
る。
次にレバー6を軸11bに取り付けEリング109で抜けを止
め、メカシャーシ9とレバー6の間にバネ34を取り付
け、レバー6が矢印K方向に引っ張られるようにする。
次にプッシュロッド5aをワッシャー111及びEリング110
で副ソレノイド5に組み込み、フォロワー6bを溝5bに入
れこんだ状態でネジ41により副ソレノイド5をメカシャ
ーシ11に固定する。またネジ44により主ソレノイド4を
メカシャーシに固定する。
最後にカム9bと突起3bの位置を合わせた状態でネジ42及
びネジ43によりメカシャーシ11をキャリッジベース1に
取り付ける。
以上のように構成された本実施例の印字装置について、
以下にその動作について説明する。
まず印字を行なう場合は主ソレノイド4を通電すると、
プッシュ部材4aは押圧片7cを押す。このときスライド部
材8はバネ33により付勢されているため、第3図(a)
に示すようにピン8bは溝9aに入っている。このためアー
ム7及びスライド部材8及びアーム9はバネ32の弾性力
に抗して矢印M方向に回転する。この動作によりカム9b
が突起3bを矢印N方向に押し上げ、リボンテープ2が印
字ハンマーの前面に移動し、印字が可能な状態となる。
次にコレクトを行なう場合は、まず副ソレノイド5を通
電するとレバー6はバネ34の弾性力に抗して回転し、押
圧部6aがピン8aを第3図(a)中矢印Pのように押す。
このためスライド部材8はバネ33の弾性力に抗して移動
し、第3図(b)に示すようにピン8aが溝10aに入った
状態になる。なお、このときピン8aは溝9aから外れてい
る。この状態で主ソレノイド4を通電するとプッシュ部
材4aが押圧片7cを押し、バネ31の弾性力に抗してアーム
7及びスライド部材8及びアーム10が一体となって矢印
Q方向に回転する。このため押圧部10bが突起3cを矢印
R方向に押し上げる。この動作によりコレクトテープが
印字ハンマーの前面に移動しコレクトが行なえる状態と
なる。なおこのとき、ピン8aはガイドリブ12により溝10
aとの係合状態を維持されているため、副ソレノイド5
は通電されていない。
発明の効果 本発明は、印字時に動作する第1のアームと、コレクト
時に動作する第2のアームと、第1のアームと第2のア
ームのそれぞれに係合する2つのピンを有し、バネによ
り第1のピンが第1のアームに係合する位置に付勢され
るスライド部材と、バネの弾性力に抗して第2のピンを
第2のアームに係合させる副ソレノイドと、第2のピン
をガイドし第2のピンと第2のアームとの係合状態を維
持するガイドリブを備えたことにより、コレクト時に副
ソレノイドを長時間通電しておく必要がないため、副ソ
レノイドの過熱を押えることができ、さらに小さい副ソ
レノイドが使用でき、また消費電力を小さくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における印字装置の要部側面
図、第2図は同要部分解斜視図、第3図(a)は同印字
時の状態を示す側面図、第3図(b)は同コレクト時の
状態を示す側面図、第4図は従来の印字装置の要部斜視
図、第5図は同要部斜視図、第6図は同印字時の状態を
示す斜視図、第7図は同コレクト時の状態を示す斜視図
である。 1……キャリッジベース、3……テープ架台、3a……突
起、3b……突起、4……主ソレノイド、5……副ソレノ
イド、6……レバー、7……アーム、8……スライド部
材、8a……ピン、8b……ピン、9……アーム、9a……
溝、10……アーム、11……メカシャーシ、11a……軸、1
2……ガイドリブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ハンマーを搭載するキャリッジベース
    と、前記キャリッジベースの側面に設けられた軸と、前
    記キャリッジベースに回動自在に支持されインクリボン
    及びコレクトテープを支持し底面に第1の突起及び第2
    の突起を有するテープ架台と、前記軸に回動自在に支持
    され第1の溝を有し前記第1の突起を押すことにより前
    記テープ架台を回転させコレクトテープを前記印字ハン
    マーの前方に移動させる第1のアームと、前記軸に回動
    自在に支持され第2の溝を有し前記第2の突起を押すこ
    とにより前記テープ架台を回転させインクリボンを前記
    印字ハンマーの前方に移動させる第2のアームと、前記
    軸に回動自在に支持される第3のアームと、前記軸に対
    して垂直方向に移動可能に前記第3のアームに支持され
    第1の位置で前記第1の溝に入る第1のピン及び第2の
    位置で前記第2の溝に入る第2のピンを有しバネにより
    第2の位置に付勢されるスライド片と、前記スライド片
    を押圧し第1の位置へ移動させるレバーと、前記第3の
    アームを押圧し前記第3のアームを回転させ前記テープ
    架台を回転させる第1のソレノイドと、前記レバーを押
    圧し前記スライド片をスライドさせる第2のソレノイド
    と、前記キャリッジに設けられ前記第1のピンの摺動面
    を有し前記第1のピンが前記第1の溝に入った状態を維
    持するガイドリブを備えたことを特徴とする印字装置。
JP171886A 1986-01-08 1986-01-08 印字装置 Expired - Lifetime JPH0761732B2 (ja)

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JP171886A JPH0761732B2 (ja) 1986-01-08 1986-01-08 印字装置

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JP171886A JPH0761732B2 (ja) 1986-01-08 1986-01-08 印字装置

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JPS62160264A JPS62160264A (ja) 1987-07-16
JPH0761732B2 true JPH0761732B2 (ja) 1995-07-05

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