JPH0761701A - 帯状搬送物収納装置 - Google Patents
帯状搬送物収納装置Info
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- JPH0761701A JPH0761701A JP21544193A JP21544193A JPH0761701A JP H0761701 A JPH0761701 A JP H0761701A JP 21544193 A JP21544193 A JP 21544193A JP 21544193 A JP21544193 A JP 21544193A JP H0761701 A JPH0761701 A JP H0761701A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 帯状搬送物を安定良くスムーズに垂下搬送す
ることができる帯状搬送物収納装置。 【構成】 帯状搬送物１を収納する収納部２の上方に本
体部３を設け、この本体部３に連続的に上方から搬送さ
れてくる帯状搬送物１を下方の収納部２へ引き込み垂下
搬送する垂下搬送部４を設け、垂下搬送部４の正面から
下部にかけてガイド体５を設ける。このガイド体５の上
下方向に所定長さを有するガイド壁10・10を左右に対向
状態に設けて構成し、本体部３に無端状の搬送ベルト体
７を設け、この搬送ベルト体７をその搬送挾持部６同志
が当接若しくは近接するようにして本体部３に二体並設
し、搬送挾持部６間に帯状搬送物１を挾持状態に配設
し、搬送ベルト体７の一方若しくは双方を駆動して帯状
搬送物１を引き込み垂下搬送するように構成した。
ることができる帯状搬送物収納装置。 【構成】 帯状搬送物１を収納する収納部２の上方に本
体部３を設け、この本体部３に連続的に上方から搬送さ
れてくる帯状搬送物１を下方の収納部２へ引き込み垂下
搬送する垂下搬送部４を設け、垂下搬送部４の正面から
下部にかけてガイド体５を設ける。このガイド体５の上
下方向に所定長さを有するガイド壁10・10を左右に対向
状態に設けて構成し、本体部３に無端状の搬送ベルト体
７を設け、この搬送ベルト体７をその搬送挾持部６同志
が当接若しくは近接するようにして本体部３に二体並設
し、搬送挾持部６間に帯状搬送物１を挾持状態に配設
し、搬送ベルト体７の一方若しくは双方を駆動して帯状
搬送物１を引き込み垂下搬送するように構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、帯状搬送物、例えば多
数の包装袋が帯状に連設した連包包装袋を、下方の収納
部へ垂下搬送し、収納部内で搬送収納する帯状搬送物収
納装置に関するものである。
数の包装袋が帯状に連設した連包包装袋を、下方の収納
部へ垂下搬送し、収納部内で搬送収納する帯状搬送物収
納装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、薬味や調味料など様々な充填物
が小袋に封入され使用（市販）されている。
が小袋に封入され使用（市販）されている。
【０００３】このような小袋品は、製袋機に充填物と袋
用フィルムが供給されて自動的に次々と製袋され、製袋
機から小袋品が次々と連設状態（連包状態）で帯状とな
って排出され、一般には、この後一個或いは複数毎に切
断する場合と、製袋機から連続的に排出される帯状の連
包包装袋を連包包装袋搬送装置により搬送し、収納箱な
どの収納部に連包状態のまま次々と連続的に収納して梱
包する場合があり、特に収納部に連包状態のまま収容し
て梱包する際、垂下搬送方向を規制し乍ら搬送されてく
る連包包装袋を垂下搬送して収納部内に内側部で折り返
しながら折り畳み収納するように垂下搬送する帯状搬送
物収納装置を設ける場合がある。
用フィルムが供給されて自動的に次々と製袋され、製袋
機から小袋品が次々と連設状態（連包状態）で帯状とな
って排出され、一般には、この後一個或いは複数毎に切
断する場合と、製袋機から連続的に排出される帯状の連
包包装袋を連包包装袋搬送装置により搬送し、収納箱な
どの収納部に連包状態のまま次々と連続的に収納して梱
包する場合があり、特に収納部に連包状態のまま収容し
て梱包する際、垂下搬送方向を規制し乍ら搬送されてく
る連包包装袋を垂下搬送して収納部内に内側部で折り返
しながら折り畳み収納するように垂下搬送する帯状搬送
物収納装置を設ける場合がある。
【０００４】従来この折り畳み収納装置は、収納部上方
で収納部の一端側から他端側の間を水平往復移動する振
り分け移動本体部を設け、この振り分け移動本体部に垂
下搬送部として引き込みローラを対設し、この引き込み
ローラにより帯状の搬送物である連包包装袋を下方へ垂
下搬送すると共に、この引き込みローラの取付ベースで
ある振り分け移動本体部を収納部上方で水平往復移動さ
せて、収納部内に両内側部で内側へ折り返されて折り畳
み状態で連続的に搬送収納させるものである。
で収納部の一端側から他端側の間を水平往復移動する振
り分け移動本体部を設け、この振り分け移動本体部に垂
下搬送部として引き込みローラを対設し、この引き込み
ローラにより帯状の搬送物である連包包装袋を下方へ垂
下搬送すると共に、この引き込みローラの取付ベースで
ある振り分け移動本体部を収納部上方で水平往復移動さ
せて、収納部内に両内側部で内側へ折り返されて折り畳
み状態で連続的に搬送収納させるものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
帯状搬送物収納装置は、前述のように単に帯状搬送物を
上方から下方へ引き込み搬送して垂れ下げ搬送する構成
に過ぎないため、帯状搬送物が振り分け移動本体部の左
右往復動に伴って左右に揺動し易く、このため垂下搬送
部から帯状搬送物が外れたりして安定した垂下搬送が行
えず、折り畳み収納搬送もスムーズに行かない場合があ
る。
帯状搬送物収納装置は、前述のように単に帯状搬送物を
上方から下方へ引き込み搬送して垂れ下げ搬送する構成
に過ぎないため、帯状搬送物が振り分け移動本体部の左
右往復動に伴って左右に揺動し易く、このため垂下搬送
部から帯状搬送物が外れたりして安定した垂下搬送が行
えず、折り畳み収納搬送もスムーズに行かない場合があ
る。
【０００６】また、従来の垂下搬送部は単に引き込みロ
ーラを対設し、この引き込みローラ間に帯状搬送物の端
縁の縦シール部を挟み、この引き込みローラを下方へ回
転駆動することで垂下搬送しており、所謂点支承で挾持
して帯状搬送物を垂下搬送するに過ぎない構成のため、
この点においても前述のように帯状搬送物が引き込みロ
ーラから外れ易く安定した引き込み垂下搬送が行えな
い。
ーラを対設し、この引き込みローラ間に帯状搬送物の端
縁の縦シール部を挟み、この引き込みローラを下方へ回
転駆動することで垂下搬送しており、所謂点支承で挾持
して帯状搬送物を垂下搬送するに過ぎない構成のため、
この点においても前述のように帯状搬送物が引き込みロ
ーラから外れ易く安定した引き込み垂下搬送が行えな
い。
【０００７】また、帯状搬送物も様々な幅の寸法のもの
があり、これに対応して安定した垂下搬送ができるよう
にしたい要請もある。
があり、これに対応して安定した垂下搬送ができるよう
にしたい要請もある。
【０００８】本発明は、このような問題点を解決する帯
状搬送物収納装置を提供することを目的とする。
状搬送物収納装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【００１０】帯状搬送物１を収納する収納部２の上方に
本体部３を設け、この本体部３に連続的に上方から搬送
されてくる帯状搬送物１を下方の前記収納部２へ引き込
み垂下搬送する垂下搬送部４を設け、この垂下搬送部４
の正面から下部にかけて若しくは垂下搬送部４の下部に
帯状搬送物１の垂下搬送をガイドするガイド体５を設
け、このガイド体５を少なくとも上下方向に所定長さを
有するガイド壁10・10を帯状搬送物１が通過搬送できる
間隔を置いて左右に対向状態に設けて構成したことを特
徴とする帯状搬送物収納装置に係るものである。
本体部３を設け、この本体部３に連続的に上方から搬送
されてくる帯状搬送物１を下方の前記収納部２へ引き込
み垂下搬送する垂下搬送部４を設け、この垂下搬送部４
の正面から下部にかけて若しくは垂下搬送部４の下部に
帯状搬送物１の垂下搬送をガイドするガイド体５を設
け、このガイド体５を少なくとも上下方向に所定長さを
有するガイド壁10・10を帯状搬送物１が通過搬送できる
間隔を置いて左右に対向状態に設けて構成したことを特
徴とする帯状搬送物収納装置に係るものである。
【００１１】また、帯状搬送物１を収納する収納部２の
上方に本体部３を設け、この本体部３に連続的に上方か
ら搬送されてくる帯状搬送物１を下方の前記収納部２へ
引き込み垂下搬送する垂下搬送部４を設けた帯状搬送物
収納装置であって、前記本体部３に少なくとも上下方向
に所定の長さの搬送挾持部６を有する無端状の搬送ベル
ト体７を設け、この搬送ベルト体７をその搬送挾持部６
同志が当接若しくは近接するようにして前記本体部３に
二体並設し、この搬送挾持部６間に帯状搬送物１を挾持
状態に配設し、搬送ベルト体７の一方若しくは双方を駆
動して搬送挾持部６間に配した帯状搬送物１を引き込み
垂下搬送するように前記垂下搬送部４を構成したことを
特徴とする帯状搬送物収納装置に係るものである。
上方に本体部３を設け、この本体部３に連続的に上方か
ら搬送されてくる帯状搬送物１を下方の前記収納部２へ
引き込み垂下搬送する垂下搬送部４を設けた帯状搬送物
収納装置であって、前記本体部３に少なくとも上下方向
に所定の長さの搬送挾持部６を有する無端状の搬送ベル
ト体７を設け、この搬送ベルト体７をその搬送挾持部６
同志が当接若しくは近接するようにして前記本体部３に
二体並設し、この搬送挾持部６間に帯状搬送物１を挾持
状態に配設し、搬送ベルト体７の一方若しくは双方を駆
動して搬送挾持部６間に配した帯状搬送物１を引き込み
垂下搬送するように前記垂下搬送部４を構成したことを
特徴とする帯状搬送物収納装置に係るものである。
【００１２】また、帯状搬送物１を収納する収納部２の
上方に本体部３を設け、この本体部３に連続的に上方か
ら搬送されてくる帯状搬送物１を下方の前記収納部２へ
引き込み垂下搬送する垂下搬送部４を設け、この垂下搬
送部４の正面から下部にかけて若しくは垂下搬送部４の
下部に帯状搬送物１の垂下搬送をガイドするガイド体５
を設け、帯状搬送物１の形状寸法に応じてガイド体５の
形状寸法を可変させる寸法可変機構８を設けたことを特
徴とする帯状搬送物収納装置に係るものである。
上方に本体部３を設け、この本体部３に連続的に上方か
ら搬送されてくる帯状搬送物１を下方の前記収納部２へ
引き込み垂下搬送する垂下搬送部４を設け、この垂下搬
送部４の正面から下部にかけて若しくは垂下搬送部４の
下部に帯状搬送物１の垂下搬送をガイドするガイド体５
を設け、帯状搬送物１の形状寸法に応じてガイド体５の
形状寸法を可変させる寸法可変機構８を設けたことを特
徴とする帯状搬送物収納装置に係るものである。
【００１３】
【作用】帯状搬送物１は垂下搬送部４に引き込まれて、
その上方から下方へ引き込み搬送され、収納部２へ搬送
収納されるが、請求項１記載の発明においては、垂下搬
送部４により引き込み垂下搬送される帯状搬送物１は、
ガイド体５のガイド壁10・10間を通り、このガイド壁10
・10により垂下搬送方向が規制され、且つ、帯状搬送物
１の揺動が抑制され、下方の収納部２へ安定に垂下搬送
される。
その上方から下方へ引き込み搬送され、収納部２へ搬送
収納されるが、請求項１記載の発明においては、垂下搬
送部４により引き込み垂下搬送される帯状搬送物１は、
ガイド体５のガイド壁10・10間を通り、このガイド壁10
・10により垂下搬送方向が規制され、且つ、帯状搬送物
１の揺動が抑制され、下方の収納部２へ安定に垂下搬送
される。
【００１４】請求項２記載の発明においては、帯状搬送
物１は無端状の搬送ベルト体７の上下方向に所定長さを
有する搬送挾持部６間に挾持され、搬送ベルト体７の駆
動により帯状搬送物１はこの搬送挾持部６によって所謂
面支承による挾持状態で下方へ引き込み垂下搬送され
る。
物１は無端状の搬送ベルト体７の上下方向に所定長さを
有する搬送挾持部６間に挾持され、搬送ベルト体７の駆
動により帯状搬送物１はこの搬送挾持部６によって所謂
面支承による挾持状態で下方へ引き込み垂下搬送され
る。
【００１５】また、請求項３記載の発明においては、形
状寸法の異なる帯状搬送物１を垂下搬送する場合には、
この帯状搬送物１の形状寸法に合わせて寸法可変機構８
を作動させてガイド体５の形状寸法を可変し、帯状搬送
物１の横振れや捩れ、撓みなどが良好に制御されるよう
にする。
状寸法の異なる帯状搬送物１を垂下搬送する場合には、
この帯状搬送物１の形状寸法に合わせて寸法可変機構８
を作動させてガイド体５の形状寸法を可変し、帯状搬送
物１の横振れや捩れ、撓みなどが良好に制御されるよう
にする。
【００１６】
【実施例】本実施例は、帯状搬送物１として多数のフィ
ルム包装袋が帯状に連設した連包包装袋を、下方の収納
部２へ垂下搬送し、収納部２の両内側部で夫々内側へ折
り返して折り畳み状態に搬送収納する帯状搬送物折り畳
み収納装置に本発明を適用したもので、請求項１〜３記
載の発明のいずれにも属するものである。
ルム包装袋が帯状に連設した連包包装袋を、下方の収納
部２へ垂下搬送し、収納部２の両内側部で夫々内側へ折
り返して折り畳み状態に搬送収納する帯状搬送物折り畳
み収納装置に本発明を適用したもので、請求項１〜３記
載の発明のいずれにも属するものである。
【００１７】本実施例では、上部が開口した箱状の収納
部２上方に固定本体部３を設け、この固定本体部３に図
示していない充填製袋機から連包包装袋搬送機構11を介
して搬送されてくる帯状搬送物１を連続的に垂下搬送す
る垂下搬送部４を設けている。
部２上方に固定本体部３を設け、この固定本体部３に図
示していない充填製袋機から連包包装袋搬送機構11を介
して搬送されてくる帯状搬送物１を連続的に垂下搬送す
る垂下搬送部４を設けている。
【００１８】この垂下搬送部４は、取り付けベースとな
る固定本体部３上部に、充填製袋機から帯状搬送物１を
溜め受けるアキュームボックスＢなどから成る連包包装
袋搬送機構11を介して連続的に繰り出される帯状搬送物
１（連包包装袋）を搬送導入する搬送導入ガイドローラ
部12を設け、固定本体部３の正面にこの上方から搬送さ
れてくる帯状搬送物１を下方へ引き込んで垂下搬送する
引き込みローラ13を左右に対設している。
る固定本体部３上部に、充填製袋機から帯状搬送物１を
溜め受けるアキュームボックスＢなどから成る連包包装
袋搬送機構11を介して連続的に繰り出される帯状搬送物
１（連包包装袋）を搬送導入する搬送導入ガイドローラ
部12を設け、固定本体部３の正面にこの上方から搬送さ
れてくる帯状搬送物１を下方へ引き込んで垂下搬送する
引き込みローラ13を左右に対設している。
【００１９】この対設した引き込みローラ13から下方へ
所定間隔を置いた真下位置に夫々プーリ14を対設し、引
き込みローラ13とプーリ14に細杆状の無端状の搬送ベル
ト体７を巻回配設し、引き込みローラ13とプーリ14間に
搬送ベルト体７が所定長さ上下方向に直線状となる搬送
挾持部６を形成し、この左右に並設形成される搬送挾持
部６同志が突き合わせ配設され搬送挾持部６同志が当接
若しくは近接されるように構成している。
所定間隔を置いた真下位置に夫々プーリ14を対設し、引
き込みローラ13とプーリ14に細杆状の無端状の搬送ベル
ト体７を巻回配設し、引き込みローラ13とプーリ14間に
搬送ベルト体７が所定長さ上下方向に直線状となる搬送
挾持部６を形成し、この左右に並設形成される搬送挾持
部６同志が突き合わせ配設され搬送挾持部６同志が当接
若しくは近接されるように構成している。
【００２０】この左右の引き込みローラ13の下方に直線
状に所定長さを有して対向形成される搬送挾持部６間
に、固定本体部３に対して立設状態に配する帯状搬送物
１の側縁部（縦シール部１Ａ）を挾持させ、各引き込み
ローラ13を回転駆動して各搬送ベルト体７を搬送駆動し
て帯状搬送物１を所定長さを有する面支承の挾持状態で
下方へ引き込み垂下搬送されるように垂下搬送部４を構
成している。
状に所定長さを有して対向形成される搬送挾持部６間
に、固定本体部３に対して立設状態に配する帯状搬送物
１の側縁部（縦シール部１Ａ）を挾持させ、各引き込み
ローラ13を回転駆動して各搬送ベルト体７を搬送駆動し
て帯状搬送物１を所定長さを有する面支承の挾持状態で
下方へ引き込み垂下搬送されるように垂下搬送部４を構
成している。
【００２１】また、本実施例では二つのガイド体５を設
けている。第一ガイド体５Ａは、垂下搬送部４の正面か
ら下部にかけて配設され、垂下搬送部４によって本体部
３に対して立設状態に垂下搬送されていく帯状搬送物１
をガイドするもので、垂下搬送部４下部の本体部３に突
設した取付部15に第一ガイド体５Ａを構成する板状のガ
イド壁10・10を所定間隔を置いて上下方向に付設し、こ
のガイド壁10・10間に帯状搬送物１を配するように構成
している。
けている。第一ガイド体５Ａは、垂下搬送部４の正面か
ら下部にかけて配設され、垂下搬送部４によって本体部
３に対して立設状態に垂下搬送されていく帯状搬送物１
をガイドするもので、垂下搬送部４下部の本体部３に突
設した取付部15に第一ガイド体５Ａを構成する板状のガ
イド壁10・10を所定間隔を置いて上下方向に付設し、こ
のガイド壁10・10間に帯状搬送物１を配するように構成
している。
【００２２】また、このガイド壁10・10は左右にスライ
ド移動調整自在に構成している。このスライド移動機構
は請求項３記載の発明に係る寸法可変機構８であって、
この構成は、各ガイド壁10・10の外面にＬ状の付設板９
を設け、この付設板９に例えば取付スライド孔を形成
し、取付部15に取付スライド孔に係合するボルト杆を設
け、取付部15に付設板９をスライド自在に付設し、この
ボルト杆に止ネジ25を締め付けて固定するように構成
し、帯状搬送物１の厚みに応じてガイド壁10・10の対向
間隔を調整自在としている。
ド移動調整自在に構成している。このスライド移動機構
は請求項３記載の発明に係る寸法可変機構８であって、
この構成は、各ガイド壁10・10の外面にＬ状の付設板９
を設け、この付設板９に例えば取付スライド孔を形成
し、取付部15に取付スライド孔に係合するボルト杆を設
け、取付部15に付設板９をスライド自在に付設し、この
ボルト杆に止ネジ25を締め付けて固定するように構成
し、帯状搬送物１の厚みに応じてガイド壁10・10の対向
間隔を調整自在としている。
【００２３】また、この第一ガイド体５Ａの下方に更に
第二ガイド体２を垂設している。
第二ガイド体２を垂設している。
【００２４】この第二ガイド体５Ｂは帯状搬送物１の垂
下搬送方向を規制する上下に長い方形筒状のものであ
る。
下搬送方向を規制する上下に長い方形筒状のものであ
る。
【００２５】本実施例では、例えばこの垂下搬送部４の
下側に垂設した筒状の第二ガイド体５Ｂの上部を固定本
体部３の下部に枢着して第二ガイド体５Ｂの下部が左右
に振り子のように揺動するように構成している。
下側に垂設した筒状の第二ガイド体５Ｂの上部を固定本
体部３の下部に枢着して第二ガイド体５Ｂの下部が左右
に振り子のように揺動するように構成している。
【００２６】この左右揺動を制御する揺動制御機構29
は、第二ガイド体５Ｂの上下中間部に位置する固定本体
部３の裏面部の左右方向にガイドレール16を設け、この
ガイドレール16に移動部材17を設け、この移動部材17に
連結杆18を本体部３に設けた窓部19を介して本体部３正
面に突設し、また第二ガイド体５Ｂの裏面に連結杆18に
嵌合する断面コ字状の連結部材20を付設し、この連結部
材20の上下に長いガイド凹部21に連結杆18を係合してい
る。また、移動部材17をガイドレール16と並設状態に設
けた無端状ベルトＶに連結している。この無端状ベルト
Ｖは両端に設けたプーリにより左右方向に張設され、プ
ーリの一方側にモータなどからなる揺動駆動装置30を連
結している。この揺動駆動装置30の作動によって無端状
ベルトＶを左右に往復移動させることで移動部材17をガ
イドレール16に沿って水平移動させ第二ガイド体５Ｂを
左右に往復揺動させる構成である。
は、第二ガイド体５Ｂの上下中間部に位置する固定本体
部３の裏面部の左右方向にガイドレール16を設け、この
ガイドレール16に移動部材17を設け、この移動部材17に
連結杆18を本体部３に設けた窓部19を介して本体部３正
面に突設し、また第二ガイド体５Ｂの裏面に連結杆18に
嵌合する断面コ字状の連結部材20を付設し、この連結部
材20の上下に長いガイド凹部21に連結杆18を係合してい
る。また、移動部材17をガイドレール16と並設状態に設
けた無端状ベルトＶに連結している。この無端状ベルト
Ｖは両端に設けたプーリにより左右方向に張設され、プ
ーリの一方側にモータなどからなる揺動駆動装置30を連
結している。この揺動駆動装置30の作動によって無端状
ベルトＶを左右に往復移動させることで移動部材17をガ
イドレール16に沿って水平移動させ第二ガイド体５Ｂを
左右に往復揺動させる構成である。
【００２７】また、この垂下搬送部４に帯状搬送物１の
搬送長さを検知するセンサーを設け、このセンサーによ
り往復移動の反転時を判断し無端状ベルトＶの反転動作
を適正に帯状搬送物１が側部で適正に折り返えされるよ
うに制御している。
搬送長さを検知するセンサーを設け、このセンサーによ
り往復移動の反転時を判断し無端状ベルトＶの反転動作
を適正に帯状搬送物１が側部で適正に折り返えされるよ
うに制御している。
【００２８】従って、帯状搬送物１は垂下搬送部４から
第一，第二ガイド体５Ｂを通って垂下搬送方向が規制さ
れて連続的に収納部２内へ垂下搬送されるが、この第二
ガイド体５Ｂは揺動制御機構29により左右に往復揺動さ
れ、第二ガイド体５Ｂの下部が収納部２の一端側から他
端側へ往復移動するため、帯状搬送物１は収納部２の両
内側部で内側へ折り返されて折り畳み状態で搬送収納さ
れる。
第一，第二ガイド体５Ｂを通って垂下搬送方向が規制さ
れて連続的に収納部２内へ垂下搬送されるが、この第二
ガイド体５Ｂは揺動制御機構29により左右に往復揺動さ
れ、第二ガイド体５Ｂの下部が収納部２の一端側から他
端側へ往復移動するため、帯状搬送物１は収納部２の両
内側部で内側へ折り返されて折り畳み状態で搬送収納さ
れる。
【００２９】また、本実施例では、前記収納部２に対し
て前記第二ガイド体５Ｂの下部を前記折り畳み収納に伴
って上昇させる昇降制御機構を設けている。
て前記第二ガイド体５Ｂの下部を前記折り畳み収納に伴
って上昇させる昇降制御機構を設けている。
【００３０】この昇降制御機構は、図示していないが固
定本体部３の裏側に昇降駆動装置によって回転する螺子
杆を立設し、この螺子杆に固定本体部３と連結するナッ
ト部を螺合し、固定本体部を螺子杆の回転によって昇降
させる昇降機構としている。従って、この帯状搬送物１
の垂下搬送に伴って徐々に固定本体部３を上昇させて第
二ガイド体５Ｂの下部を帯状搬送物１の折り返しに際し
ては常にその折り返し下部分に一定距離で近接保持する
ように構成している。
定本体部３の裏側に昇降駆動装置によって回転する螺子
杆を立設し、この螺子杆に固定本体部３と連結するナッ
ト部を螺合し、固定本体部を螺子杆の回転によって昇降
させる昇降機構としている。従って、この帯状搬送物１
の垂下搬送に伴って徐々に固定本体部３を上昇させて第
二ガイド体５Ｂの下部を帯状搬送物１の折り返しに際し
ては常にその折り返し下部分に一定距離で近接保持する
ように構成している。
【００３１】また、第二ガイド体５Ｂ下部の左右側部に
下方に向けて突出する帯状搬送物案内部材22を突没自在
に設け、左右に往復揺動する第二ガイド体５Ｂが側方で
反転移動する際、収納部２内側に位置する方の帯状搬送
物案内部材22を突出させてこの帯状搬送物案内部材22の
突出先端が前記折り畳み収納される帯状搬送物１の折り
返し下側部分に上側より近接させる突没制御機構23を設
けている。
下方に向けて突出する帯状搬送物案内部材22を突没自在
に設け、左右に往復揺動する第二ガイド体５Ｂが側方で
反転移動する際、収納部２内側に位置する方の帯状搬送
物案内部材22を突出させてこの帯状搬送物案内部材22の
突出先端が前記折り畳み収納される帯状搬送物１の折り
返し下側部分に上側より近接させる突没制御機構23を設
けている。
【００３２】従って、この両内側部での折り返しは、こ
のように第二ガイド体５Ｂが左右に往復揺動して第二ガ
イド体５Ｂの下部が反転移動することにより帯状搬送物
１が折り返されるというものであるが、この際、突没制
御機構23により収納部２内側に位置する帯状搬送物案内
部材22は突出状態に保持され、この帯状搬送物案内部材
22の突出先端が前記折り畳み収納される帯状搬送物１の
折り返し下側部分に上側より近接するため、折り返し部
分の位置が位置決めされた状態で折り返しがなされるこ
ととなり、折り返しに引き連れて折り返し下側部分が内
側へ引き戻されて折り返し部分が内側へ変動することが
防止され、適切な折り返しが行われることとなる。
のように第二ガイド体５Ｂが左右に往復揺動して第二ガ
イド体５Ｂの下部が反転移動することにより帯状搬送物
１が折り返されるというものであるが、この際、突没制
御機構23により収納部２内側に位置する帯状搬送物案内
部材22は突出状態に保持され、この帯状搬送物案内部材
22の突出先端が前記折り畳み収納される帯状搬送物１の
折り返し下側部分に上側より近接するため、折り返し部
分の位置が位置決めされた状態で折り返しがなされるこ
ととなり、折り返しに引き連れて折り返し下側部分が内
側へ引き戻されて折り返し部分が内側へ変動することが
防止され、適切な折り返しが行われることとなる。
【００３３】また、本実施例では筒状の第二ガイド部５
の本体部３の正面方向への突出長の寸法を可変自在に設
け、帯状搬送物１の幅寸法に応じて変化できるように構
成している。
の本体部３の正面方向への突出長の寸法を可変自在に設
け、帯状搬送物１の幅寸法に応じて変化できるように構
成している。
【００３４】この第二ガイド体５Ｂの突出長の寸法調整
機構も、請求項３記載の発明に係る寸法可変機構８であ
る。
機構も、請求項３記載の発明に係る寸法可変機構８であ
る。
【００３５】具体的には所定長さを有する断面コ字状の
受体26にこの受体26に対応して断面コ字状の被嵌体28を
対向状態に継合して筒状の第二ガイド体５Ｂが構成され
るように設け、この受体26と被嵌体28とを数箇所の連結
板27で連結し、この連結板27には、スライド長孔24を形
成し、このスライド長孔24に係合するボルト杆を受体26
に設け、受体26に対してこのスライド長孔24をガイドと
して被嵌体28をスライドさせ、所定位置でこのボルト杆
に止ネジ25を締め付けて固定し、受体26と被嵌体28との
対向距離を変化できるようにしている。
受体26にこの受体26に対応して断面コ字状の被嵌体28を
対向状態に継合して筒状の第二ガイド体５Ｂが構成され
るように設け、この受体26と被嵌体28とを数箇所の連結
板27で連結し、この連結板27には、スライド長孔24を形
成し、このスライド長孔24に係合するボルト杆を受体26
に設け、受体26に対してこのスライド長孔24をガイドと
して被嵌体28をスライドさせ、所定位置でこのボルト杆
に止ネジ25を締め付けて固定し、受体26と被嵌体28との
対向距離を変化できるようにしている。
【００３６】この際、受体26側を固定とし、被嵌体28を
正面方向にスライド可能にしている。受体26は、断面コ
字状の内側当接面が前述の垂下搬送部４により搬送され
る帯状搬送物１の縦シール部１Ａの垂下搬送位置に略対
応した位置に配されるように、固定的に取り付けられて
おり、この受体26の内側当接面を基準として被嵌体28を
スライドさせて帯状搬送物１の幅に合わせて調節を行う
ようにしている。こうして帯状搬送物１は、垂下搬送部
４と、第二ガイド体５Ｂとによって奥行方向（本体部３
の正面方向）に揺動することなく、垂下方向に案内され
るので、帯状搬送物１の縦シール部１Ａが垂下搬送部４
から外れることを防止するものである。
正面方向にスライド可能にしている。受体26は、断面コ
字状の内側当接面が前述の垂下搬送部４により搬送され
る帯状搬送物１の縦シール部１Ａの垂下搬送位置に略対
応した位置に配されるように、固定的に取り付けられて
おり、この受体26の内側当接面を基準として被嵌体28を
スライドさせて帯状搬送物１の幅に合わせて調節を行う
ようにしている。こうして帯状搬送物１は、垂下搬送部
４と、第二ガイド体５Ｂとによって奥行方向（本体部３
の正面方向）に揺動することなく、垂下方向に案内され
るので、帯状搬送物１の縦シール部１Ａが垂下搬送部４
から外れることを防止するものである。
【００３７】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、帯
状搬送物を安定良くスムーズに垂下搬送することがで
き、請求項１記載の発明においては、ガイド体によって
帯状搬送物の左右への揺れが抑制されるため、帯状搬送
物が垂下搬送部から外れにくい構成となり、安定した垂
下搬送がなされる秀れた帯状搬送物収納装置となる。
状搬送物を安定良くスムーズに垂下搬送することがで
き、請求項１記載の発明においては、ガイド体によって
帯状搬送物の左右への揺れが抑制されるため、帯状搬送
物が垂下搬送部から外れにくい構成となり、安定した垂
下搬送がなされる秀れた帯状搬送物収納装置となる。
【００３８】請求項２記載の発明においては、帯状搬送
物が従来の所謂点支承による挾持搬送ではなく、所定長
さを有する面支承による挾持搬送となるため、帯状搬送
物は外れにくく、また引き込み力も帯状搬送物に伝達し
易く、安定した垂下搬送がなされる帯状搬送物収納装置
となる。
物が従来の所謂点支承による挾持搬送ではなく、所定長
さを有する面支承による挾持搬送となるため、帯状搬送
物は外れにくく、また引き込み力も帯状搬送物に伝達し
易く、安定した垂下搬送がなされる帯状搬送物収納装置
となる。
【００３９】請求項３記載の発明においては、厚み或い
は幅の異なる帯状搬送物に搬送する場合でも単に寸法可
変機構を作動させることで良好なガイド機能を確保で
き、厚み或いは幅の異なる帯状搬送物でも安定した垂下
搬送が常に行い得る秀れた帯状搬送物収納装置となる。
は幅の異なる帯状搬送物に搬送する場合でも単に寸法可
変機構を作動させることで良好なガイド機能を確保で
き、厚み或いは幅の異なる帯状搬送物でも安定した垂下
搬送が常に行い得る秀れた帯状搬送物収納装置となる。
【図１】本実施例の概略構成を示す正面図である。
【図２】本実施例の概略構成を示す拡大正面図である。
【図３】本実施例の概略構成を示す拡大側面図である。
【図４】本実施例の第一ガイド体を省略した要部の拡大
斜視図である。
斜視図である。
１ 帯状搬送物 ２ 収納部 ３ 本体部 ４ 垂下搬送部 ５ ガイド体 ６ 搬送挾持部 ７ 搬送ベルト体 ８ 寸法可変機構 10 ガイド壁
Claims (3)
- 【請求項１】 帯状搬送物を収納する収納部の上方に本
体部を設け、この本体部に連続的に上方から搬送されて
くる帯状搬送物を下方の前記収納部へ引き込み垂下搬送
する垂下搬送部を設け、この垂下搬送部の正面から下部
にかけて若しくは垂下搬送部の下部に帯状搬送物の垂下
搬送をガイドするガイド体を設け、このガイド体を少な
くとも上下方向に所定長さを有するガイド壁を帯状搬送
物が通過搬送できる間隔を置いて左右に対向状態に設け
て構成したことを特徴とする帯状搬送物収納装置。 - 【請求項２】 帯状搬送物を収納する収納部の上方に本
体部を設け、この本体部に連続的に上方から搬送されて
くる帯状搬送物を下方の前記収納部へ引き込み垂下搬送
する垂下搬送部を設けた帯状搬送物収納装置であって、
前記本体部に少なくとも上下方向に所定の長さの搬送挾
持部を有する無端状の搬送ベルト体を設け、この搬送ベ
ルト体をその搬送挾持部同志が当接若しくは近接するよ
うにして前記本体部に二体並設し、この搬送挾持部間に
帯状搬送物を挾持状態に配設し、搬送ベルト体の一方若
しくは双方を駆動して搬送挾持部間に配した帯状搬送物
を引き込み垂下搬送するように前記垂下搬送部を構成し
たことを特徴とする帯状搬送物収納装置。 - 【請求項３】 帯状搬送物を収納する収納部の上方に本
体部を設け、この本体部に連続的に上方から搬送されて
くる帯状搬送物を下方の前記収納部へ引き込み垂下搬送
する垂下搬送部を設け、この垂下搬送部の正面から下部
にかけて若しくは垂下搬送部の下部に帯状搬送物の垂下
搬送をガイドするガイド体を設け、帯状搬送物の形状寸
法に応じてガイド体の形状寸法を可変させる寸法可変機
構を設けたことを特徴とする帯状搬送物収納装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21544193A JP2874530B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 連続包装品収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21544193A JP2874530B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 連続包装品収納装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0761701A true JPH0761701A (ja) | 1995-03-07 |
| JP2874530B2 JP2874530B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=16672408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21544193A Expired - Fee Related JP2874530B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 連続包装品収納装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2874530B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1600428A1 (en) * | 2004-05-25 | 2005-11-30 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Control structure for controlling water drop slidable property of surface |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP21544193A patent/JP2874530B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1600428A1 (en) * | 2004-05-25 | 2005-11-30 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Control structure for controlling water drop slidable property of surface |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2874530B2 (ja) | 1999-03-24 |
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