JPH076166U - 線状体の結束用シ−ト - Google Patents
線状体の結束用シ−トInfo
- Publication number
- JPH076166U JPH076166U JP4123493U JP4123493U JPH076166U JP H076166 U JPH076166 U JP H076166U JP 4123493 U JP4123493 U JP 4123493U JP 4123493 U JP4123493 U JP 4123493U JP H076166 U JPH076166 U JP H076166U
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- JP
- Japan
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- sheet
- tape
- adhesive
- peeling
- adhesive tape
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワイヤハ−ネス結束用のシ−トを、低コスト
で複数回の開閉を可能にする。 【構成】 長方形又は正方形のシ−ト1には、粘着面4
を有する粘着テ−プ3が一辺に沿って貼付けられ、一辺
に対向する他辺に沿って剥離処理されて、粘着面4が貼
付けられる被粘着面2が設けられており、粘着面4には
剥離テ−プ6の剥離処理された剥離面7が貼付けられて
いる。面接着布や面接着テ−プを使用しないので安価で
あり、被粘着面2は剥離処理されているため、複数回の
シ−ト1の開閉が可能である。
で複数回の開閉を可能にする。 【構成】 長方形又は正方形のシ−ト1には、粘着面4
を有する粘着テ−プ3が一辺に沿って貼付けられ、一辺
に対向する他辺に沿って剥離処理されて、粘着面4が貼
付けられる被粘着面2が設けられており、粘着面4には
剥離テ−プ6の剥離処理された剥離面7が貼付けられて
いる。面接着布や面接着テ−プを使用しないので安価で
あり、被粘着面2は剥離処理されているため、複数回の
シ−ト1の開閉が可能である。
Description
【0001】
この考案は、電線、紐、ワイヤ、ロ−プ、鉄線等の線状体、例えば自動車の電 気部品どうしを接続する、ワイヤハ−ネスを複数本束ねるためのシ−トに関する 。
【0002】
自動車を組み立てて行く工程で、ワイヤハ−ネスを配線する作業がある。この 作業で、小さい穴や隙間などにワイヤハ−ネスを1本ずつ単品で通して行くと、 時間がかかりすぎてコストアップになる。そこでワイヤハ−ネスを複数本結束す るシ−トが用いられている。
【0003】 自動車は、ワイヤハ−ネスを結束用のシ−トで結束された状態で工場から出荷 されるが、受入先での検査や手直しなどのため、シ−トを開く必要が生じる。そ のため従来のシ−トは、片面の全面が雌面接着布の他面に、雄面接着テ−プを縫 着して開閉できるうよにしたものや、片面に雌面接着テ−プを他面に雄面接着テ −プを、それぞれ縫着したものが用いられていた。しかしこれらのものは面接着 布や面接着テ−プが高価なため、コスト負担が大きくなる欠点があった。
【0004】
この考案が解決しようとする課題は、ワイヤハ−ネス結束用のシ−トを低コス トで複数開の開閉を可能することにある。
【0005】
この考案に係るワイヤハ−ネス結束用のシ−トは、長方形又は正方形のシ−ト には、粘着面を有する粘着テ−プが一辺に沿って貼付けられ、前記一辺に対向す る他辺に沿って剥離処理されて、粘着面が貼付けられる被粘着面が設けられおり 、粘着面は、剥離テ−プの離型処理された剥離面に貼付けられていることに特徴 がある。
【0006】
シ−トで複数本のワイヤハ−ネスをまとめてシ−トで被覆したのち、剥離テ− プを剥がして露出させた粘着面を被粘着面に貼付ければ、ワイヤハ−ネスは結束 される。
【0007】 シ−トを開くときは、被粘着面は離型処理面に貼付けられているため、粘着面 を容易に剥がすことができる。
【0008】
線状体として自動車の配線に用いられるワイヤハ−ネス結束用シ−トについて 説明する。
【0009】 図1ないし図3の実施例に於いて、1は長方形又は正方形のシ−トで、少なくと も裏面をポリエチレンなどの合成樹脂でラミネ−トされたクラフト紙が用いられ ている。従ってシ−ト1の裏面は、剥離処理された被粘着面2が形成される。
【0010】 3は粘着テ−プで、両面粘着テ−プが用いられており、裏面はシ−ト1の表面 に、シ−ト1の一辺、同図では左側の辺に沿ったやや内側に貼付けられ、粘着テ −プ3の表面は粘着面4を形成する。粘着テ−プ3を一辺のやや内側に貼付けた のは、シ−ト1と粘着テ−プ3との間に耳部5を設けて、シ−ト1の開閉を容易 にするためである。
【0011】 6は剥離テ−プであって、実施例の場合両面が離型処理された離型紙のテ−プ が用いられている。この剥離テ−プ6は粘着テ−プ3の粘着面4に貼付けられ、 従って剥離テ−プ6の粘着面4への粘着面は、剥離面7を形成する。勿論剥離テ −プ6に片面のみ離型処理したものを用いることもできる。
【0012】 このシ−ト1で複数本のワイヤハ−ネス11を結束した状態を図3で示してい る。結束にあたって剥離テ−プ6を剥がし、粘着テ−プ3の粘着面4をシ−ト1 の被粘着面2に貼付ける。なお図3と反対に、被粘着面2を内側へ向けて結束す ることも可能である。
【0013】 なお、ラミネ−トされたクラフト紙をシ−ト1として用いたが、被粘着面2を 形成するとともに、補強、防水の目的もある。クラフト紙、ポリエチレンクラフ ト紙、布など、材質は限定されないが、少なくとも粘着テ−プ3が貼付けられた 辺と対向する辺に沿って、離型処理された被粘着面2を形成する必要がある。
【0014】 図4の実施例は、両面粘着テ−プを用いた粘着テ−プ3が貼付けられた辺と対 向する辺に沿って、シ−ト1に、粘着テ−プ3の貼付け面と反対の面に片面粘着 テ−プ8が貼付けられている。この片面粘着テ−プ8は、表面が離型処理されて 剥離面7を形成する。
【0015】 図5の実施例では、両面粘着テ−プを用いた粘着テ−プ3が一辺に沿ってシ− ト1の表面に貼付けられて、シ−ト1の外側へ延出されている。粘着テ−プ3の 裏面は粘着面4が形成されている。
【0016】 6は片面粘着テ−プを用いた剥離テ−プで、シ−ト1の裏面で前記一辺に沿っ て貼付けられ、表面は剥離処理されて剥離面7を形成する。粘着テ−プ3の粘着 面4は、この剥離面7に貼付けられている。この実施例では、剥離テ−プ6をシ −ト1に貼付けたままでワイヤハ−ネス11結束できるので、剥離テ−プ6が無 駄にならず、捨てられた剥離テ−プ6で作業者が滑る危険がない。
【0017】 最後に図6の実施例では、片面粘着テ−プを用いた粘着テ−プ3が、シ−ト1 の表面に一辺に沿って貼付けられて外側へ延出されている。粘着テ−3の裏面は 粘着面4を形成し、粘着面には剥離テ−プ6が貼付けられている。7は剥離面で ある。
【0018】 なお、図4ないし図6の実施例でも、シ−ト1は図1ないし図3の実施例と同 様の材質を用いる。又図5、図6の実施例に於いて、被粘着面2を形成する片面 粘着テ−プ8は、図4と同様にシ−ト1の表面に貼付けられる。
【0019】 さらに、図4ないし図6の実施例に於いて、シ−ト1に両面離型処理されたも のを用いたり、又は表面が剥離処理された片面粘着テ−プを、片面接着テ−プ8 と対向するシ−ト1の裏面に貼付けることもできる。
【0020】
面接着布や面接着テ−プを用いないで、市販の安い粘着テ−プを使用できるの でコストを低減でき、しかも複数回のシ−トの開閉が可能である。
【図1】平面図である。
【図2】正面図である。
【図3】ワイヤハ−ネスを結束した状態の正面図であ
る。
る。
【図4】他の実施例の正面図である。
【図5】他の実施例の正面図である。
【図6】他の実施例の正面図である。
1 シ−ト 2 被粘着面 3 粘着テ−プ 4 粘着面 6 剥離テ−プ 7 剥離面 11 ワイヤハ−ネス
Claims (4)
- 【請求項1】 長方形又は正方形のシ−トには、粘着面
を有する粘着テ−プが一辺に沿って貼付けられ、前記一
辺に対向する他辺に沿って剥離処理されて、粘着面が貼
付けられる被粘着面が設けられており、粘着面は、剥離
テ−プの離型処理された剥離面に粘着されている線状体
の結束用シ−ト。 - 【請求項2】 被粘着面は、前記他辺に沿って貼付けら
れた片面粘着テ−プの表面である請求項1の線状体の結
束用シ−ト。 - 【請求項3】 粘着テ−プはシ−トの表面から外方へ延
出して、前記一辺に沿って粘着面と反対側のシ−ト面に
貼付けられた、剥離テ−プの剥離面に粘着されている請
求項2の線状体の結束用シ−ト。 - 【請求項4】 粘着面は粘着テ−プの外側へ延出する、
剥離テ−プの剥離面に粘着されている請求項3の線状体
の結束用シ−ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4123493U JPH076166U (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 線状体の結束用シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4123493U JPH076166U (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 線状体の結束用シ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH076166U true JPH076166U (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=12602730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4123493U Pending JPH076166U (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 線状体の結束用シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076166U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006024173B4 (de) * | 2005-05-27 | 2007-11-08 | Yazaki Corp. | Armierungsschicht für einen Kabelbaum und Verfahren zum Befestigen derselben |
JP2012196036A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 分岐部保護具 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP4123493U patent/JPH076166U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006024173B4 (de) * | 2005-05-27 | 2007-11-08 | Yazaki Corp. | Armierungsschicht für einen Kabelbaum und Verfahren zum Befestigen derselben |
US7394017B2 (en) | 2005-05-27 | 2008-07-01 | Yazaki Corporation | Armoring sheet for wire harness and method of attaching the same |
JP2012196036A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 分岐部保護具 |
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