JPH07613Y2 - 蝶 番 - Google Patents
蝶 番Info
- Publication number
- JPH07613Y2 JPH07613Y2 JP5155892U JP5155892U JPH07613Y2 JP H07613 Y2 JPH07613 Y2 JP H07613Y2 JP 5155892 U JP5155892 U JP 5155892U JP 5155892 U JP5155892 U JP 5155892U JP H07613 Y2 JPH07613 Y2 JP H07613Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- mounting
- glass door
- set screw
- screwed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Hinges (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばガラス扉を揺動
自在に取り付けるための蝶番に関するものである。
自在に取り付けるための蝶番に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、キャビネットなどの前面には、
観音開き式のガラス扉が開閉自在に、設けられている。
観音開き式のガラス扉が開閉自在に、設けられている。
【0003】図2および図3に示すように、このガラス
扉51は、その枠板52側に取付ピン53を介して支持
された取付金具54により、揺動自在に取り付けられて
いた。
扉51は、その枠板52側に取付ピン53を介して支持
された取付金具54により、揺動自在に取り付けられて
いた。
【0004】ところで、従来、この取付金具54は、矩
形状の板体をU字状に折り曲げて構成されるとともに、
その折曲部の外側に取付ピン53が設けられるか、また
は枠板52側に設けられた取付ピン53の挿入穴部61
が設けられたものであった。
形状の板体をU字状に折り曲げて構成されるとともに、
その折曲部の外側に取付ピン53が設けられるか、また
は枠板52側に設けられた取付ピン53の挿入穴部61
が設けられたものであった。
【0005】そして、この取付金具54にガラス扉51
を固定する場合、取付金具54の一方の側板部54aに
ねじ穴(図示せず)を形成しておき、このねじ穴から止
めねじ55を螺挿して、その先端部をガラス扉51に押
し付けることにより、固定していた。なお、通常、ガラ
ス扉51側に傷がつかないように、止めねじ55とガラ
ス扉51との間に緩衝部材(図示せず)が挿入される。
を固定する場合、取付金具54の一方の側板部54aに
ねじ穴(図示せず)を形成しておき、このねじ穴から止
めねじ55を螺挿して、その先端部をガラス扉51に押
し付けることにより、固定していた。なお、通常、ガラ
ス扉51側に傷がつかないように、止めねじ55とガラ
ス扉51との間に緩衝部材(図示せず)が挿入される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記の構成によると、
取付金具54にガラス扉51を止めねじ55を介して固
定する場合、止めねじ55の長さは、止めねじ55を完
全にねじ込んだ場合に、その先端部が丁度ガラス扉51
の表面に接触するような長さにされており、したがって
ガラス扉51の厚さに応じて、長さが異なる止めねじ5
5を用意しなければならないという問題があった。
取付金具54にガラス扉51を止めねじ55を介して固
定する場合、止めねじ55の長さは、止めねじ55を完
全にねじ込んだ場合に、その先端部が丁度ガラス扉51
の表面に接触するような長さにされており、したがって
ガラス扉51の厚さに応じて、長さが異なる止めねじ5
5を用意しなければならないという問題があった。
【0007】そこで、本考案は上記問題を解消し得る蝶
番を提供することを目的とする。
番を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案の蝶番は、枠板側に取付ピンを介して揺動自
在に取り付けられるとともに溝部内に扉体が挿入される
取付金具と、この取付金具の一方の側板部に、外周面に
形成されたおねじ部を介して螺挿されるとともに、内周
面にめねじ部が形成された筒状のねじ部材と、このねじ
部材のめねじ部に螺挿される止めねじとから構成したも
のである。
め、本考案の蝶番は、枠板側に取付ピンを介して揺動自
在に取り付けられるとともに溝部内に扉体が挿入される
取付金具と、この取付金具の一方の側板部に、外周面に
形成されたおねじ部を介して螺挿されるとともに、内周
面にめねじ部が形成された筒状のねじ部材と、このねじ
部材のめねじ部に螺挿される止めねじとから構成したも
のである。
【0009】
【作用】上記の構成において、扉体を取付金具に固定す
る場合、まず取付金具に、筒状のねじ部材を、その頭部
が外側に突出しないようにねじ込んでおき、そして扉体
を取付金具の溝部内に挿入した後、ねじ部材のめねじ部
内に、止めねじをねじ込んで、扉体を押し付けて固定す
ればよい。
る場合、まず取付金具に、筒状のねじ部材を、その頭部
が外側に突出しないようにねじ込んでおき、そして扉体
を取付金具の溝部内に挿入した後、ねじ部材のめねじ部
内に、止めねじをねじ込んで、扉体を押し付けて固定す
ればよい。
【0010】このように、扉体を取付金具に固定するの
に、止めねじを筒状のねじ部材内にねじ込むことによ
り、行うようにしているので、扉体の厚さが変化した場
合でも、ねじ部材からの止めねじの突出量を自由に調節
することができる。
に、止めねじを筒状のねじ部材内にねじ込むことによ
り、行うようにしているので、扉体の厚さが変化した場
合でも、ねじ部材からの止めねじの突出量を自由に調節
することができる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1に基づき説明
する。図1において、1は例えばキャビネットなどの前
面に揺動自在に設けられるガラス扉2の蝶番である。
する。図1において、1は例えばキャビネットなどの前
面に揺動自在に設けられるガラス扉2の蝶番である。
【0012】この蝶番1は、キャビネットの枠板3側
に、例えば取付ピン11を介して揺動自在に取り付けら
れるものであり、矩形状の平板がU字状に折り曲げられ
てなる取付金具12と、外周面におねじ部14aがまた
内周面にめねじ部14bが形成されて、上記取付金具1
2の一方の側板部12aに形成されたねじ穴13に螺挿
される筒状のねじ部材14と、このねじ部材14のめね
じ部14bに螺挿される止めねじ15とから構成されて
いる。
に、例えば取付ピン11を介して揺動自在に取り付けら
れるものであり、矩形状の平板がU字状に折り曲げられ
てなる取付金具12と、外周面におねじ部14aがまた
内周面にめねじ部14bが形成されて、上記取付金具1
2の一方の側板部12aに形成されたねじ穴13に螺挿
される筒状のねじ部材14と、このねじ部材14のめね
じ部14bに螺挿される止めねじ15とから構成されて
いる。
【0013】ところで、上記筒状のねじ部材14の長さ
は、例えば取付金具12の板厚よりも厚くされるととも
に、止めねじ15の長さは、このねじ部材14よりも短
くされている。
は、例えば取付金具12の板厚よりも厚くされるととも
に、止めねじ15の長さは、このねじ部材14よりも短
くされている。
【0014】上記構成において、ガラス扉2を取付金具
12に固定する場合、まず取付金具12のねじ穴13内
に、筒状のねじ部材14を、その頭部が外側に突出しな
いようにねじ込んでおく。
12に固定する場合、まず取付金具12のねじ穴13内
に、筒状のねじ部材14を、その頭部が外側に突出しな
いようにねじ込んでおく。
【0015】そして、ガラス扉2を取付金具12の溝部
12b内に挿入した後、筒状のねじ部材14のめねじ部
14b内に、止めねじ15をねじ込み、その先端に設け
られた緩衝材(例えば、合成ゴム、合成樹脂などからな
る)15aを介して、ガラス扉2を押し付けて固定す
る。
12b内に挿入した後、筒状のねじ部材14のめねじ部
14b内に、止めねじ15をねじ込み、その先端に設け
られた緩衝材(例えば、合成ゴム、合成樹脂などからな
る)15aを介して、ガラス扉2を押し付けて固定す
る。
【0016】このように、ガラス扉2を取付金具12に
固定するのに、止めねじ15を、取付金具12に螺挿さ
れた筒状のねじ部材14内にねじ込むことにより、行う
ようにしているので、ガラス扉2の厚さが変化した場合
でも、ねじ部材14からの止めねじ15の突出量を自由
に調節することができ、したがって止めねじ15を交換
することなく、種々のガラス扉2の板厚に対処し得る。
固定するのに、止めねじ15を、取付金具12に螺挿さ
れた筒状のねじ部材14内にねじ込むことにより、行う
ようにしているので、ガラス扉2の厚さが変化した場合
でも、ねじ部材14からの止めねじ15の突出量を自由
に調節することができ、したがって止めねじ15を交換
することなく、種々のガラス扉2の板厚に対処し得る。
【0017】また、止めねじ15の先端部に緩衝材15
aを設けたので、従来のように、ガラス扉と止めねじと
の間に、緩衝部材を挿入する必要がない。なお、上記実
施例においては、取付金具の折曲部に取付ピンを設けた
ものについて説明したが、例えばこの取付方向とは90
度異なる、すなわち取付金具の側板部に取付ピンを設け
たものについても、勿論、適用し得る。
aを設けたので、従来のように、ガラス扉と止めねじと
の間に、緩衝部材を挿入する必要がない。なお、上記実
施例においては、取付金具の折曲部に取付ピンを設けた
ものについて説明したが、例えばこの取付方向とは90
度異なる、すなわち取付金具の側板部に取付ピンを設け
たものについても、勿論、適用し得る。
【0018】また、上記実施例においては、枠板側に取
り付けるための取付ピンを取付金具側に設けたが、勿
論、枠板側に取付ピンが設けられている場合には、取付
金具側には、取付ピンの挿入用穴部が設けられる。
り付けるための取付ピンを取付金具側に設けたが、勿
論、枠板側に取付ピンが設けられている場合には、取付
金具側には、取付ピンの挿入用穴部が設けられる。
【0019】
【考案の効果】以上のように本考案の構成によると、扉
体を取付金具に固定する止めねじを、筒状のねじ部材内
に螺挿するようにしたので、止めねじのねじ部材からの
突出量を調整することができ、したがって扉体の厚さが
変化した場合でも、止めねじを交換することなく対処し
得る。
体を取付金具に固定する止めねじを、筒状のねじ部材内
に螺挿するようにしたので、止めねじのねじ部材からの
突出量を調整することができ、したがって扉体の厚さが
変化した場合でも、止めねじを交換することなく対処し
得る。
【図1】本考案の一実施例における蝶番の側面図であ
る。
る。
【図2】従来例におけるガラス扉の取付構造を示す一部
分解側面図である。
分解側面図である。
【図3】図2のA−A矢視位置における分解正面図であ
る。
る。
1 蝶番 2 ガラス扉 3 枠板 11 取付ピン 12 取付金具 12a 側板部 12b 溝部 13 ねじ穴 14 ねじ部材 14a おねじ部 14b めねじ部 15 止めねじ 15a 緩衝材
Claims (1)
- 【請求項1】枠板側に取付ピンを介して揺動自在に取り
付けられるとともに溝部内に扉体が挿入される取付金具
と、この取付金具の一方の側板部に、外周面に形成され
たおねじ部を介して螺挿されるとともに、内周面にめね
じ部が形成された筒状のねじ部材と、このねじ部材のめ
ねじ部に螺挿される止めねじとから構成したことを特徴
とする蝶番。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5155892U JPH07613Y2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 蝶 番 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5155892U JPH07613Y2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 蝶 番 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612677U JPH0612677U (ja) | 1994-02-18 |
JPH07613Y2 true JPH07613Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=12890325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5155892U Expired - Lifetime JPH07613Y2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 蝶 番 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07613Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP5155892U patent/JPH07613Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0612677U (ja) | 1994-02-18 |
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