JPH076089Y2 - 卵ケース - Google Patents
卵ケースInfo
- Publication number
- JPH076089Y2 JPH076089Y2 JP7994488U JP7994488U JPH076089Y2 JP H076089 Y2 JPH076089 Y2 JP H076089Y2 JP 7994488 U JP7994488 U JP 7994488U JP 7994488 U JP7994488 U JP 7994488U JP H076089 Y2 JPH076089 Y2 JP H076089Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- egg
- plate
- holding plate
- holes
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cartons (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
本考案は卵を収納するケースに関する。
一枚のブランクシートを折り曲げ成形する卵ケースとし
ては一列の収納部を有するものがあり、二列の収納部を
有する卵ケースとしてはプラスチック成形したものがあ
る。
ては一列の収納部を有するものがあり、二列の収納部を
有する卵ケースとしてはプラスチック成形したものがあ
る。
上記した従来の卵ケースのうち、一枚のブランクシート
から折り曲げ成形する卵ケースは一列の収納部しか形成
できないために、相対的に材料費が高く付くのでコスト
高となる欠点があり、薫製卵のように価格が高く、しか
も高いディスプレイ効果が要求されるものに使用が限定
される。 一方、プラスチック成形する卵ケースは一旦成形金型さ
え作ってしまえば比較的安価に成形可能である。しか
し、卵ケースが嵩張るために運送コストと保管コストが
大きくなると云う欠点がある。 したがって、材料費が安く、運送時と保管時にはコンパ
クトに収納でき、簡単に組み立て可能な卵ケースの考案
が望まれていた。
から折り曲げ成形する卵ケースは一列の収納部しか形成
できないために、相対的に材料費が高く付くのでコスト
高となる欠点があり、薫製卵のように価格が高く、しか
も高いディスプレイ効果が要求されるものに使用が限定
される。 一方、プラスチック成形する卵ケースは一旦成形金型さ
え作ってしまえば比較的安価に成形可能である。しか
し、卵ケースが嵩張るために運送コストと保管コストが
大きくなると云う欠点がある。 したがって、材料費が安く、運送時と保管時にはコンパ
クトに収納でき、簡単に組み立て可能な卵ケースの考案
が望まれていた。
本考案は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、一枚の矩形ブランクシートからなる卵ケー
スであつて、ブランクシートは平行な複数の折り罫線に
より中央部に底板を配し、該底板の両側には側板および
縁板を介して卵保持板が連設され、該卵保持板は各々前
記折り罫線に平行な２本の折り罫線によって前記側板と
同一幅を有する外保持板および内保持板が内底板の両側
に設けられており、外保持板と内保持板の中央部にはそ
れぞれ一列の卵保持穴が対応して連設されており、外保
持板と内保持板の両端部と、連設された隣接する卵保持
穴の中間部にはそれぞれ折り罫線からＶ状の透孔が設け
られ、該透孔先端部はスリットに延設されており、外保
持板と内保持板に挟設された内底板には前記Ｖ状の透孔
同士を連結する透孔が延設さており、中央部の底板は前
記透孔とスリットに対応する位置それぞれに折り罫線を
有し、該折り罫線の両端から前記外保持板と内保持板の
スリットを係合するスリットを有すると共に、連設され
た卵保持穴を独立させる仕切り部材を形成する切り込み
が設けられ、二列の卵収納部を併設することを特徴とす
る卵ケースを提供するものである。
れたもので、一枚の矩形ブランクシートからなる卵ケー
スであつて、ブランクシートは平行な複数の折り罫線に
より中央部に底板を配し、該底板の両側には側板および
縁板を介して卵保持板が連設され、該卵保持板は各々前
記折り罫線に平行な２本の折り罫線によって前記側板と
同一幅を有する外保持板および内保持板が内底板の両側
に設けられており、外保持板と内保持板の中央部にはそ
れぞれ一列の卵保持穴が対応して連設されており、外保
持板と内保持板の両端部と、連設された隣接する卵保持
穴の中間部にはそれぞれ折り罫線からＶ状の透孔が設け
られ、該透孔先端部はスリットに延設されており、外保
持板と内保持板に挟設された内底板には前記Ｖ状の透孔
同士を連結する透孔が延設さており、中央部の底板は前
記透孔とスリットに対応する位置それぞれに折り罫線を
有し、該折り罫線の両端から前記外保持板と内保持板の
スリットを係合するスリットを有すると共に、連設され
た卵保持穴を独立させる仕切り部材を形成する切り込み
が設けられ、二列の卵収納部を併設することを特徴とす
る卵ケースを提供するものである。
つぎに本考案を図示の一実施例に基づいて詳細に説明す
る。 本考案になる卵ケースは矩形をした一枚の紙製ブランク
シート１から構成されている。ブランクシート１は中央
部に底板２を配し、該底板２の両側に側板３、縁板４を
介して卵保持板５が連設されている。11、12および13は
底板２、側板３、縁板４および卵保持板５を形成する互
いに平行な折り罫線である。 卵保持板５はさらに前記折り罫線11、12、13に平行な折
り罫線14および15によって外保持板６と内保持板７が内
底板８の両側に設けられている。外保持板６と内保持板
７は前記側板３と同一幅の設けられている。外保持板６
と内保持板７は中央部にそれぞれ一列の卵保持穴61また
は71が列設されている。外保持板６と内保持板７は両端
部と、列設された隣接する卵保持穴61同士または71同士
の中間部に折り罫線14または15からそれぞれＶ状の透孔
62または72が設けられ、該Ｖ状の透孔の先端部はスリッ
ト63または73に延設されている。スリット63または73は
それぞれ卵保持穴61または71の中心64または74を結ぶ線
を先端部が越えないように設けられている。外保持板６
と内保持板７の間に挟設されている内底板８には前記Ｖ
状の透孔62と72同士を連結する平行な透孔81が延設され
ている。 中央部の底板２には前記卵保持板５の透孔62、72および
81と、スリット63および73を延長した位置に折り罫線21
を有し、隣接する折り罫線21の間には該折り罫線21両端
から切り込み22が設けられ、前記外保持板６および内保
持板７と係合されて固定すると共に、連設された卵保持
穴61同士または71同士をそれぞれ独立させる仕切り部材
23を形成している。仕切り部材23は切り込み22によっ
て、側板３に隣接して前記縁板４と同一幅の側隔壁板24
を両側に平行に有し、両側隔壁板24の内側に前記内底板
８と同一幅の仕切り板25が連設され、両仕切り板25の間
に中央隔壁板26が挟設され、これらの境界部は各々差し
込み可能にスリット状に形成されている。 上記した構成のブランクシート１は底板２に形成された
仕切り部材23を折り罫線21より底板２に直角に折り曲げ
て立設し、該仕切り部材23の両側の仕切り板25に、それ
ぞれ対応する卵保持板５を折り曲げて、内底板８に設け
られている透孔81を嵌込みながら側隔壁板24と仕切り板
25の境界部にスリット63を係合させ、仕切り板25と中央
隔壁板26の境界部にスリット73を係合させて固定させ
る。 卵保持穴61および71の大きさ、内底板８の幅等は卵の大
きさによって決めればよいが、通常の卵であれば25mm〜
30mm程度の穴径が卵を確実に保持する上で都合がよい。
また、仕切り部材23の形状についても側隔壁板24、仕切
り板25、中央隔壁板26等は実施例に示した形状に限定さ
れるものではなく他の形状であってもよい。
る。 本考案になる卵ケースは矩形をした一枚の紙製ブランク
シート１から構成されている。ブランクシート１は中央
部に底板２を配し、該底板２の両側に側板３、縁板４を
介して卵保持板５が連設されている。11、12および13は
底板２、側板３、縁板４および卵保持板５を形成する互
いに平行な折り罫線である。 卵保持板５はさらに前記折り罫線11、12、13に平行な折
り罫線14および15によって外保持板６と内保持板７が内
底板８の両側に設けられている。外保持板６と内保持板
７は前記側板３と同一幅の設けられている。外保持板６
と内保持板７は中央部にそれぞれ一列の卵保持穴61また
は71が列設されている。外保持板６と内保持板７は両端
部と、列設された隣接する卵保持穴61同士または71同士
の中間部に折り罫線14または15からそれぞれＶ状の透孔
62または72が設けられ、該Ｖ状の透孔の先端部はスリッ
ト63または73に延設されている。スリット63または73は
それぞれ卵保持穴61または71の中心64または74を結ぶ線
を先端部が越えないように設けられている。外保持板６
と内保持板７の間に挟設されている内底板８には前記Ｖ
状の透孔62と72同士を連結する平行な透孔81が延設され
ている。 中央部の底板２には前記卵保持板５の透孔62、72および
81と、スリット63および73を延長した位置に折り罫線21
を有し、隣接する折り罫線21の間には該折り罫線21両端
から切り込み22が設けられ、前記外保持板６および内保
持板７と係合されて固定すると共に、連設された卵保持
穴61同士または71同士をそれぞれ独立させる仕切り部材
23を形成している。仕切り部材23は切り込み22によっ
て、側板３に隣接して前記縁板４と同一幅の側隔壁板24
を両側に平行に有し、両側隔壁板24の内側に前記内底板
８と同一幅の仕切り板25が連設され、両仕切り板25の間
に中央隔壁板26が挟設され、これらの境界部は各々差し
込み可能にスリット状に形成されている。 上記した構成のブランクシート１は底板２に形成された
仕切り部材23を折り罫線21より底板２に直角に折り曲げ
て立設し、該仕切り部材23の両側の仕切り板25に、それ
ぞれ対応する卵保持板５を折り曲げて、内底板８に設け
られている透孔81を嵌込みながら側隔壁板24と仕切り板
25の境界部にスリット63を係合させ、仕切り板25と中央
隔壁板26の境界部にスリット73を係合させて固定させ
る。 卵保持穴61および71の大きさ、内底板８の幅等は卵の大
きさによって決めればよいが、通常の卵であれば25mm〜
30mm程度の穴径が卵を確実に保持する上で都合がよい。
また、仕切り部材23の形状についても側隔壁板24、仕切
り板25、中央隔壁板26等は実施例に示した形状に限定さ
れるものではなく他の形状であってもよい。
以上説明したように、本考案になる卵ケースは矩形をし
た紙製の一枚のブランクシートより、簡単に折り曲げ成
形した二列の収納部を有する卵ケースとすることができ
るため、材料費が安い上にブランクシートのまま運送、
保管すれば嵩張ることがなく経済的である。したがっ
て、本考案になる卵ケースを用いれば卵の流通コストが
低減できる。
た紙製の一枚のブランクシートより、簡単に折り曲げ成
形した二列の収納部を有する卵ケースとすることができ
るため、材料費が安い上にブランクシートのまま運送、
保管すれば嵩張ることがなく経済的である。したがっ
て、本考案になる卵ケースを用いれば卵の流通コストが
低減できる。
第１図は本考案になる卵ケースを成形するためのブラン
クシート例を示す平面図、第２図は一実施例の斜視図で
ある。 １……ブランクシート、11、12、13、14、15……折り罫
線、２……底板、21……折り罫線、22……切り込み、23
……仕切り部材、24……側隔壁板、25……仕切り板、26
……中央隔壁板、３……側板、４……縁板、５……卵保
持板、６……外保持板、61……卵保持穴、62……透孔、
63……スリット、７……内保持板、71……卵保持穴、72
……透孔、73……スリット、８……内底板、81……透
孔。
クシート例を示す平面図、第２図は一実施例の斜視図で
ある。 １……ブランクシート、11、12、13、14、15……折り罫
線、２……底板、21……折り罫線、22……切り込み、23
……仕切り部材、24……側隔壁板、25……仕切り板、26
……中央隔壁板、３……側板、４……縁板、５……卵保
持板、６……外保持板、61……卵保持穴、62……透孔、
63……スリット、７……内保持板、71……卵保持穴、72
……透孔、73……スリット、８……内底板、81……透
孔。
Claims (1)
- 【請求項１】一枚の矩形ブランクシートからなる卵ケー
スであつて、ブランクシートは平行な複数の折り罫線に
より中央部に底板を配し、該底板の両側には側板および
縁板を介して卵保持板が連設され、該卵保持板は各々前
記折り罫線に平行な２本の折り罫線によって前記側板と
同一幅を有する外保持板および内保持板が内底板の両側
に設けられており、外保持板と内保持板の中央部にはそ
れぞれ一列の卵保持穴が対応して連設されており、外保
持板と内保持板の両端部と、連設された隣接する卵保持
穴の中間部にはそれぞれ折り罫線からＶ状の透孔が設け
られ、該透孔先端部はスリットに延設されており、外保
持板と内保持板に挟設された内底板には前記Ｖ状の透孔
同士を連結する透孔が延設さており、中央部の底板は前
記透孔とスリットに対応する位置それぞれに折り罫線を
有し、該折り罫線の両端から前記外保持板と内保持板の
スリットを係合するスリットを有すると共に、連設され
た卵保持穴を独立させる仕切り部材を形成する切り込み
が設けられ、二列の卵収納部を併設することを特徴とす
る卵ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7994488U JPH076089Y2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 卵ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7994488U JPH076089Y2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 卵ケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH021621U JPH021621U (ja) | 1990-01-08 |
| JPH076089Y2 true JPH076089Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31304790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7994488U Expired - Lifetime JPH076089Y2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 卵ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076089Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-16 JP JP7994488U patent/JPH076089Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH021621U (ja) | 1990-01-08 |
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