JPH0760444B2 - プリント配線板配線設計装置 - Google Patents

プリント配線板配線設計装置

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JPH0760444B2
JPH0760444B2 JP3254222A JP25422291A JPH0760444B2 JP H0760444 B2 JPH0760444 B2 JP H0760444B2 JP 3254222 A JP3254222 A JP 3254222A JP 25422291 A JP25422291 A JP 25422291A JP H0760444 B2 JPH0760444 B2 JP H0760444B2
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printed wiring
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一千一 柳田
利夫 越智
雅章 古川
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日立化成商事株式会社
日本テクトロン株式会社
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0005Apparatus or processes for manufacturing printed circuits for designing circuits by computer

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、従来のプリント配線法
に加えて、プリント配線と近接したりクロスする事が出
来る電気絶縁被覆層を持っている特殊配線(導伝性箔
体)で接続する部分付加多層配線法を適用したプリント
配線板の配線設計を行う配線設計装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板における従来の配線は、
厳格なデザインルール(例えば、異なる信号線はクロス
してはいけない。2つの信号線の間には所定の距離をあ
けること。等。)に従ってそのルートを決める必要があ
った。そのため、プリント配線板のある層では縦方向の
配線、次の層では横方向の配線を行うようにし、それぞ
れの層で、平行的な配線をし、クロスを避けるようにし
ていた。しかし、この方法でもCAD等の専用設計シス
テムを使用しても、結線率100%を得るには部品配置
/配線処理に多大の時間が必要であった。ほとんどの場
合は、そのような時間を費やした後でも、自動的には結
線できないものが残り、熟練者による支援(プリント配
線が困難となった部分の既プリント配線を取りやめても
う一度、最適配線を試みる。あるいは、さらに部品位置
の変更も試みる)が必要であった。
【0003】
【発明が解決しょうとする問題点】プリント配線板を作
成する場合、前述の如く配線設計段階で未結線を0本に
するために多大の時間と労力、特に経験者のノウハウを
要していた。一方、プリント配線板を必要とする部門か
らは早く安く作成する様に要請されている。本発明は、
プリント配線板の配線設計をする際の時間と費用を従来
の方法よりも大幅に短縮する、配線設計装置を実現する
ことを目的とする。また、本発明は、プリント配線板の
層数を減少させることを他の目的とする。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明のプリント配線板
配線設計装置においては、部分付加多層配線のデザイン
ルールを設定し、該デザインルールに基づき部分付加多
層配線による配線ルートを設定する部分付加多層配線処
理手段を設けている。また、プリント配線の比率をあげ
る場合のために部分付加多層配線再処理手段を設けてい
る。
【0005】
【作用】与えられた配線のための接続情報に対して、従
来のプリント配線処理によりプリント配線のルートを設
定し、従来のプリント配線処理では配線ルートの設定が
難しいとき、配線処理を部分付加多層配線処理に切り換
え、部分付加多層配線のデザインルールに基づき部分付
加多層配線の配線ルートの設定をする。そして、次々に
与えられるの接続情報に対して上記の処理を繰り返す。
また、プリント配線の比率をあげる場合には、プリント
配線のルート設定を妨害しているプリント配線があれ
ば、部分付加多層配線再処理により、既部分付加多層配
線の配線ルート中に前記妨害しているプリント配線があ
れば、既部分付加多層配線の配線ルートの再設定をし、
再設定後、再度プリント配線処理によるプリント配線の
ルート設定を試み、無ければ、部分付加多層配線処理に
切り換え、部分付加多層配線の配線ルートの設定をす
る。
【0006】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1の(a)は配線実装時における部分付加多層配
線のイメージを示したものである。ここで、Bはプリン
ト配線板で、a,bは従来方式の設計に基づき実装され
たプリント配線を示しており、i−j間を結ぶ配線Aは
本発明装置による設計に基づき実装された部分付加多層
配線線を示している。部分付加多層配線Aはプリント配
線a、bとクロスするが絶縁被覆されているので回路上
支障はない。部分付加多層配線Aで使用する線は、例え
ば、図1の(b)に示す形状で、幅xは0.5mm以下、
高さhは0.005mm以下で、従来のプリント配線と違
和感はない。
【0007】図2の(a)、(b)は従来のプリント配
線設計では配線しようとしても配線ルートが得られず、
部分的に配線設計をし直さなければならない場所に本発
明による設計で得られた部分付加多層配線を適用した例
を示すものである。(a)のケースにおいてp1,p2
は、従来のプリント配線設計に基づくプリント配線(以
下、プリント配線という)であり、r1とr2とを、p
1,p2とは異なる信号線で接続する必要があり、p1
とp2との幅がC点で狭くなり、r1とr2とが、プリ
ント配線のデザインルール上、プリント配線で接続でき
ないとき、図2の(a)に示すように部分付加多層配線
t1で接続する事が出来る。ただし、配線t1が部分付
加配線のデザインルールを満たさなければならない。
【0008】図2の(b)では部分付加多層配線のもう
1つの代表的使用例であり、r1とr2をプリント配線
するのが難しい場合にプリント配線とクロスして行われ
る部分付加多層配線を示している。p1,p2,r1,
r2,t1等の記号は図2の(a)と同じである。
【0009】図2の(c)は部分付加多層配線を多層で
実施するケースを示したものである。ここで、p1,p
2、p3,p4,p5はプリント配線で、r1,r2間
及びr3,r4間をプリント配線するのが難しい場合
に、r1,r2間及びr3,r4間を夫々部分付加多層
配線t1、t2で配線する。t1とt2とはD点でクロ
スし多層化している。クロスできる層数は、D点近傍に
登載する部品が有るか無いか。有る場合は、それが表面
実装部品か否か等で異なる。これらは、部分付加多層部
品のデザインルールとして定めておく。
【0010】図2の(d)は、部分付加多層配線t1を
斜めに配線した例を示したものである。従来のプリント
配線が、配線ルートを決定する都合上、縦、横の配線を
多用したが、部分付加多層配線は、美観の点を除いて、
この規則にしたがう必要はない。従来のプリント配線で
配線ルートの決定を進め、プリント配線ルートの決定が
出来ない場合に、その接続を部分付加多層配線での処理
にゆだねる。なお、美観ほかの要因で、縦、横の配線が
必要なときは、図の2(d)に点線で示したt2、また
はt3の様にすれば良い。
【0011】図3は部分付加多層配線を行う他の例を示
す。(a)に示すように点iと点jの間にはプリント配
線m1、m2、m3が既に配線されており、m1とm2
の間、及びm2とm3の間にはさらにプリント配線ので
きる余地がある。(a)では点iと点jの間を直接部分
付加多層配線により配線した例を示す。(b)では部分
付加多層配線により縦、横で結ぶ例を示す。点線は他の
縦、横で結ぶ例を示す。一点鎖線はp点とq点の間を迂
回する例である。(c)は、部分付加多層配線とプリン
ト配線の両方を用いて点iと点jを配線する例である。
この例では、プリント配線m1、m2の間にプリント配
線n1を、m2、m3の間にプリント配線n2を配し、
点iと点j1の間及び点i2と点j2の間は他の層を使
用したプリント配線が出来ないので部分付加多層配線n
5、n6を使用し、プリント配線n1とn2の間及び点
j2と点jの間は他の層を使用したプリント配線が可能
であるのでプリント配線を使用している。(d)は、部
分付加多層配線の実施回数を最小にする条件の元で、部
分付加多層配線の距離を最小にする配線の例を示し、点
j2と点jの間は他の層を使用したプリント配線が可能
な場合である。具体的に、どの様に、部分付加多層配線
を設計するかは、部分付加多層配線のデザインルールの
中で定める。
【0012】部分付加多層配線を使用する配線板の配線
設計をするに当たっては、事前に、この配線設計のため
の部分付加多層配線のデザインルールを定め、配線設計
装置の記憶装置にテーブルとして登録する必要がある。
以下に、このデザインルールの例を示す。 ルール例 1:部分付加多層配線が通過を禁止する場所
に関するルール。プリント配線板に登載する部品の端子
が入るスルーホールの上や、表面実装部品の端子が接着
される場所の上の通過禁止。 ルール例 2:部分多層配線の重なりの制限に関するル
ール。表面実装部品の種類に応じた、表面実装部品の下
での、部分多層配線の通過の可否、及び重なりの回数制
限。(重なりの高さが部品実装の妨げになる) ルール例 3:ノイズや信号線の長さの制限に関するル
ール。他の配線(他の部分付加多層配線を含む)から発
生するノイズに起因する配線上の制限や信号線の長さが
影響する信号伝達時間の遅れなどに関連する制限等。 ルール例 4:配線のプライオリティーに関するルー
ル。斜め配線の可否、部分付加多層配線実施回数を最小
化するか否か、配線距離の最小化を計るか否かなど。 ルール例 5:再処理に関するルール。プリント配線板
全体での部分付加配線回数や距離を最小化するために、
部分付加多層配線のニーズが発生したときに、以前に実
施した部分付加多層配線を見直すか否かをフラグで指示
する。
【0013】図4は、本発明の装置の一実施例の構成を
示すブロック図である。40は記憶装置であり、40ー
1は事前に作成された配線接続データ、部品データ、そ
の他必要情報が格納された配線用データエリア、40ー
2は設計に先立ち定められたプリント配線用デザインル
ールが格納されたプリント配線用デザインルールテーブ
ル、40ー3は設計に先立ち定められた部分付加多層配
線用デザインルールが格納された部分付加多層配線用デ
ザインルールテーブル、40ー4は制御装置41で処理
した結果を格納する処理結果格納エリア、40ー5はワ
ークエリアである。上記処理結果格納エリア40ー4は
部品配置結果格納エリアとプリント配線結果格納エリア
と部分付加多層配線結果格納エリアを備えている。
【0014】41は制御装置であり、41ー1はプリン
ト配線板上の部品の搭載場所を決定する部品配置処理
部、41ー2はプリント配線の設計処理を行うプリント
配線処理部、41ー3は部分付加多層配線の設計処理を
行う部分付加多層配線処理部である。
【0015】図5は、図4の装置で行われる配線設計処
理の一例を示すフローチャートである。図5では記載を
省略しているが、先ず制御装置41は入力装置42を起
動して、事前に作成された配線接続データ、部品デー
タ、その他必要情報と、プリント配線用デザインルール
と、部分付加多層配線用デザインルールを記憶装置40
に格納する。次に、制御装置41は部品配置処理部41
ー1を起動して、記憶装置40の配線用データエリア4
0ー1のデータに基づき配線板への部品の配置処理を行
い、配置内容を処理結果格納エリア40ー4の部品配置
結果格納エリアに格納する(ステップ51)。次に、制
御装置41は記憶装置40の配線用データエリア40ー
1から接続情報を取り出し、プリント配線処理部41ー
2を起動して該接続情報を渡す(ステップ52)。プリ
ント配線処理部41ー2は、該接続情報に対してプリン
ト配線用デザインルールテーブル40ー2の内容を参照
してプリント配線ルートの設定処理をして、設定内容を
処理結果格納エリア40ー4のプリント配線結果格納エ
リアに格納し、エリア制御装置41に制御を戻す(ステ
ップ53)。
【0016】制御装置41はステップ53によりプリン
ト配線ルートが決まったか否かを判定し、判定の結果、
Yesの場合にはステップ55に進み、NOの場合に
は、制御装置41は部分付加多層配線処理部41ー3を
起動する(ステップ54)。
【0017】部分付加多層配線処理部41ー3は部分付
加多層配線用デザインルールテーブル40ー3の内容を
参照して部分付加多層配線ルートの設定をし、設定内容
を処理結果格納エリア40ー4の部分付加多層配線結果
格納エリアに格納し、制御を制御装置41に戻す(ステ
ップ56)(ステップ56の詳細フローチャートについ
ては、図6により後述する。)。
【0018】ステップ54、ステップ56のいずれかで
配線ルートが決定すると、制御装置41は総ての接続情
報に対する配線ルートが決定したか否かの判定をする
(ステップ57)。NOの場合にはステップ52に戻
る。YESの場合には、制御装置41は決定した配線ル
ート情報を出力装置43に出力して(ステップ57)処
理を終了する。
【0019】図6は、図5のステップ56の処理をより
詳細に示す処理例のフローチャートであり、配線のプラ
イオリティーに関するルール(前述のルール例4)につ
いての処理を主に説明したものである。ここで、配線の
プライオリティーに関するルールを次のように決める。
【0020】 プライオリティー1(p1):斜め配線禁止 プライオリティー2(p2):実施回数最小 プライオリティー3(p3):配線距離最小
【0021】まず、優先順位の1番低い、部分付加多層
配線の配線距離最小(p3)とする配線ルートを求める
(ステップ61)。ここで、求められた配線ルートを図
3の(c)で示したものとして以下説明する。次に、こ
のルートが実施回数最小のプライオリティー(p2)を
満たしているかを判定する(ステップ62)。判定結果
がYesならばステップ64にすすむが、図3の(c)
のケースではn5,n6の2つの配線を使用するので、
この条件を満たさない。このため、実施回数最小化を計
る(ステップ63)。この場合は、図3の(c)の配線
ルートを図3の(d)の配線ルートに変更して、部分付
加多層配線を1つにする。次に、得られた配線ルートが
最優先のプライオリティー(p1)を満たしているかを
判定する(ステップ64)。判定結果がYesならばス
テップ66にすすむが、図3の(d)の配線ルートには
斜め配線が入っているので、この条件を満たさない。こ
のため、タテ・ヨコの配線に変更する(ステップ6
5)。この場合は、図3の(d)の配線ルートを図3の
(b)の波線で示される配線ルートに変更する。次に、
他のデザインルール(例えば、スルーホール上通過禁止
のルールなど)を満たすか否かの判定をする(ステップ
66)。満たす場合には配線ルートが決定されるが、満
たさない場合には、タテ・ヨコの方向を変える(ステッ
プ67)。この場合は、図3の(b)の点線で示される
配線ルートに変更する。そして、また他のデザインルー
ルを満たすか否かの判定をする(ステップ68)。満た
す場合には配線ルートが決定されるが、満たさない場合
には、問題となる点を迂回する配線ルートを決定する。
なおまだデザインルールが満たされない場合には、さら
に配線ルートの変更を行い、配線ルートの決定をする。
【0022】図7は、前述のデザインルールのルール例
5(再処理に関するルール)を採用した場合における
本発明の装置の他の実施例の構成を示すブロック図であ
る。図7の構成では部分付加多層配線再処理部71が追
加されており、この点を除いて、他の構成は図4と同じ
である(図4と同じ部分には図4と同じ符号を付してあ
る)。部分付加多層配線再処理部71は、部分付加多層
配線の距離を短くするために部分的にプリント配線を併
用する場合に、後の接続で、このプリント配線部分を再
検討するための処理部である。これにより、全体として
プリント配線の比率をあげる事が可能になる。
【0023】図8は、図7の装置で行われる配線設計処
理の一例を示すフローチャートである。ステップ81、
ステップ82については、図5におけるステップ51、
ステップ52と夫々同様である。
【0024】プリント配線処理部41ー2は、該接続情
報に対してプリント配線用デザインルールテーブル40
ー2の内容を参照してプリント配線ルートの設定処理を
して、設定内容を処理結果格納エリア40ー4のプリン
ト配線結果格納エリアに格納し、制御装置41に制御を
戻す。その際、プリント配線としては配線できないもの
が発生したとき、このプリント配線できない接続を
(s),この妨げとなっているプリント配線を(v)と
してワークエリア40ー5に記憶してから制御を制御装
置41に戻す(ステップ83)。
【0025】制御装置41はステップ53によりプリン
ト配線ルートが決まったか否かを判定し、判定の結果、
Yesの場合にはステップ85に進め、Noの場合に
は、ステップ87に進める(ステップ84)。
【0026】ステップ84でNoのとき、制御装置41
は部分付加多層配線用デザインルールテーブル40ー3
において再処理フラグがONになっているか否かを判定
し、OFFの場合には部分付加多層配線処理部41ー3
を起動しステップ86に進め、ONの場合には部分付加
多層配線再処理部71を起動しステップ88に進める
(ステップ87)。
【0027】起動された部分付加多層配線再処理部71
は、既に行われた部分付加多層配線に係るプリント配線
に前記の妨げとなっているプリント配線(v)(ワーク
エリア40ー5に格納されている)に対応するプリント
配線が有るか否かを処理結果格納エリア40ー4の部分
付加多層配線結果格納エリアの内容を参照して判定し
(図3の(c)の例では、n3,n4のどれかが、妨げ
となっているプリント配線(v)であるか否かを調べ
る。)、無い場合には制御を制御装置41に戻し、制御
装置41が部分付加多層配線処理部41ー3を起動しス
テップ86に進め、有る場合にはステップ90に進める
(ステップ88)。
【0028】次いで部分付加多層配線再処理部71は、
妨げとなっているプリント配線をはずし、該プリント配
線が係っている部分付加多層配線の配線ルートに代わる
部分付加多層配線の配線ルートを設定し(例えば、図3
の(c)のn3が妨げとなっているときには、n3をは
ずし、図3の(d)の様に配線ルートを設定する。)、
設定内容を処理結果格納エリア40ー4の部分付加多層
配線結果格納エリアに格納し、制御をプリント配線処理
部41ー2に移してステップ83に進める(再度(s)
のプリント配線化を試みる。)(ステップ89)。
【0029】起動された部分付加多層配線処理部41ー
3は、部分付加多層配線用デザインルールテーブル40
ー3の内容を参照して部分付加多層配線ルートの設定を
し、設定内容を処理結果格納エリア40ー4の部分付加
多層配線結果格納エリアに格納し、制御を制御装置41
に戻す(ステップ86)(ステップ86の詳細フローチ
ャートは、図6と同じである。)。
【0030】ステップ85、ステップ90については、
図5におけるステップ55、ステップ57と夫々同様で
ある。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、従来の設計装置のよう
にプリント配線ルートの設定が困難になつたとき、既プ
リント配線ルートの設定のし直し、さらには部品配置の
変更等をする必要が無く、このため、配線設計を高速化
することができ、高度の熟練を必要とすることが無く、
プリント配線板の開発費用を縮小することができる。そ
して、全体として配線のためのスペースを節約すること
ができ、このため、従来4層、6層の多層基板を必要と
したものを2層、4層の多層基板にするなど多層基板の
層数を減少でき、また、プリント配線板の上に小さいプ
リント配線板を載せるなどということをしなくても済
む。また、これによりプリント配線板の製作費用を縮小
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】配線実装時における部分付加多層配線のイメー
ジおよび部分付加多層配線に用いる線の形状の具体例を
示す図である。
【図2】部分付加多層配線の適用例を示す図である。
【図3】部分付加多層配線の他の適用例を示す図であ
る。
【図4】本発明の装置の一実施例の構成を示すブロック
図である。
【図5】図4の装置で行われる配線設計処理の一例を示
すフローチャートである。
【図6】図5におけるステップ56の処理をより詳細に
示す処理例のフローチャートである。
【図7】本発明の装置の他の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】図7の装置で行われる配線設計処理の一例を示
すフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−211079(JP,A) 特開 昭59−2392(JP,A) 実開 昭60−187552(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力装置、出力装置、記憶装置、処理装
    置を備え、プリント配線板上に実装すべき部品および結
    線すべき接続の情報を基にして、プリント配線用デザイ
    ンルールに従ってプリント配線ルートを設定しプリント
    配線設計をするプリント配線板配線設計装置において、
    前記記憶装置に部分付加多層配線用デザインルールを格
    納しかつ該デザインルール中に再処理フラグを格納し、
    前記処理装置は、プリント配線設計の過程で既に設定し
    たプリント配線ルートが妨げとなって与えられた結線す
    べき接続の情報に対するプリント配線ルートを設定でき
    ない場合に、結線すべき接続の情報と前記部分付加多層
    配線用デザインルールに基づき、前記設定できないプリ
    ント配線ルートに代えて部分付加多層配線ルートを設定
    する部分付加多層配線処理部と、既に設定された部分付
    加多層配線ルート中のプリント配線ルートに前記妨げと
    なっているプリント配線ルートの有無を判定し、判定結
    果が有の場合には前記既に設定された部分付加多層配線
    ルートを変更設定し、無の場合は前記部分付加多層配線
    処理部を起動する部分付加多層配線再処理部と、プリン
    ト配線ルートを設定できない場合に、前記部分付加多層
    配線用デザインルール中の再処理フラグを検査し、該フ
    ラグがOFFのときは前記部分付加多層配線処理部を起
    動し、該フラグがONのときは前記部分付加多層配線再
    処理部を起動する手段と、前記部分付加多層配線処理部
    が起動され部分付加多層配線ルートが設定されたとき、
    次の結線すべき接続の情報に対するプリント配線ルート
    の設定を行ない、前記部分付加多層配線再処理部が起動
    され部分付加多層配線ルートの変更設定がされたとき、
    前記設定できなかったプリント配線ルートの再設定を行
    なう手段を備えることを特徴とするプリント配線板配線
    設計装置。
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