JPH0760398B2 - 疎結合マルチプロセッサ - Google Patents

疎結合マルチプロセッサ

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JPH0760398B2
JPH0760398B2 JP5010268A JP1026893A JPH0760398B2 JP H0760398 B2 JPH0760398 B2 JP H0760398B2 JP 5010268 A JP5010268 A JP 5010268A JP 1026893 A JP1026893 A JP 1026893A JP H0760398 B2 JPH0760398 B2 JP H0760398B2
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十喜雄 政田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、OSI(開放形システ
ム間相互接続)システムに接続された疎結合マルチプロ
セッサ(LCMP)の障害発生時における待機系への切
り替え制御に利用する。
【0002】本発明は、ホットスタンバイ方式により、
稼働系プロセッサの障害発生時に待機系プロセッサに自
動的に切り替えを行うことができる疎結合マルチプロセ
ッサに関する。
【0003】
【従来の技術】従来、OSI(開放形システム間相互接
続)システムに接続されたフロントエンドプロセッサ
(FEP)を備えた疎結合マルチプロセッサ(LCM
P)には、予備系を常時サービス可能な状態で待機させ
ておくホットスタンバイ方式による構成例はなく、稼働
しているホストコンピュータから待機中のホストコンピ
ュータへの切り替え時には、フロントエンドプロセッサ
(FEP)とホストコンピュータとをすべて立ち上げ直
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように従来の
疎結合マルチプロセッサは、稼働中のホストコンピュー
タから予備のホストコンピュータへの切り替え時に、フ
ロントエンドプロセッサ(FEP)およびホストコンピ
ュータをその都度立ち上げ直さなければならない欠点が
あった。
【0005】本発明はこのような欠点を改善するもの
で、ホットスタンバイ方式を採用し、稼働系ホストコン
ピュータに障害が発生したときに、自動的に待機系ホス
トコンピュータに切り替えることができる制御系切り替
え方式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、稼働系OSI
(開放形システム間相互接続)システムに接続された稼
働系フロントエンドプロセッサを有する稼働系ホストコ
ンピュータと、待機系OSIシステムに接続された待機
系フロントエンドプロセッサを有する待機系ホストコン
ピュータとを備え、前記二つのホストコンピュータが専
用線を介して接続された疎結合マルチプロセッサにおい
て、前記稼働系ホストコンピュータおよび前記待機系ホ
ストコンピュータそれぞれに、中核OS(オペレーティ
ングシステム)の制御により稼働系AP(アプリケーシ
ョンプログラム)および待機系APにしたがってセショ
ン層以上の層とのコネクションの制御を行うセション層
制御部を備え、前記稼働系フロントエンドプロセッサお
よび前記待機系フロントエンドプロセッサに、前記OS
Iシステムのトランスポート層以下の下位層とのコネク
ションの制御を行うOSI下位層制御部を備え、前記稼
働系フロントエンドプロセッサおよび前記待機系フロン
トエンドプロセッサに、前記稼働系ホストコンピュータ
の自己Tセレクタおよび前記待機系ホストコンピュータ
の自己Tセレクタにそれぞれ個別のTセレクタを割り当
て、稼働系フロントエンドプロセッサが自己Tセレクタ
により前記待機系ホストコンピュータを選択するホスト
振り分け処理部を備え、前記稼働系ホストコンピュータ
および前記待機系ホストコンピュータに、同一の自己T
セレクタをもつSG(システム生成)処理によりシステ
ムをあらかじめ立ち上げ、サービス実行中に障害が発生
したとき、待機系となっているホストコンピュータから
稼働系となっているフロントエンドプロセッサに稼働系
自己Tセレクタを通知する稼働系自己Tセレクタ通知処
理部と、稼働系自己Tセレクタおよび待機系自己Tセレ
クタをもつSG処理によりシステムをあらかじめ立ち上
げ、稼働系となっているホストコンピュータでサービス
が実行されているときに、待機系となっているホストコ
ンピュータのフロントエンドプロセッサに対して待機系
自己Tセレクタを通知する待機系自己Tセレクタ通知処
理部とを備えたことを特徴とする。
【0007】前記ホスト振り分け処理部は、通知された
自己Tセレクタにより稼働系と待機系とに着呼通知およ
び受信電文を振り分ける手段を含み、前記稼働系自己T
セレクタ通知処理部は、稼働系自己Tセレクタと待機系
自己TセレクタとをもつSG処理によりあらかじめシス
テムを立ち上げ、サービス実行中に障害が発生したと
き、待機系となっているホストコンピュータから稼働系
となっいるフロントエンドプロセッサに稼働系自己Tセ
レクタを通知する手段を含むことが望ましい。
【0008】
【作用】システム開始時、稼働系ホストコンピュータは
稼働系フロントエンドプロセッサに稼働系自己Tセレク
タを通知し、待機系ホストコンピュータは待機系フロン
トエンドプロセッサに待機系自己Tセレクタを通知す
る。稼働系フロントエンドプロセッサおよび待機系フロ
ントエンドプロセッサはその着信を自己のTセレクタに
より通知されたホストコンピュータに振り分ける。稼働
系ホストコンピュータで障害が発生すると、待機系ホス
トコンピュータにその障害が通知され、待機系ホストコ
ンピュータは稼働系のアプリケーションプログラムを起
動し、稼働系フロントエンドプロセッサに稼働系自己T
セレクタを通知する。以降、稼働系フロントエンドプロ
セッサは稼働系自己Tセレクタ宛の着信を待機系ホスト
コンピュータに振り分ける。稼働系であったホストコン
ピュータは障害復旧後は待機系となる。
【0009】これにより、障害発生時にフロントエンド
プロセッサおよびホストコンピュータの再立ち上げ、お
よび通信中の相手システムに対する宛先アドレスの変更
を行うことなく、ホストコンピュータを自動的に切り替
えることができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0011】本発明実施例は、稼働系OSIシステム1
10に接続された稼働系フロントエンドプロセッサ10
7を有する稼働系ホストコンピュータ101と、待機系
OSIシステム120に接続された待機系フロントエン
ドプロセッサ117を有する待機系ホストコンピュータ
111とを備え、二つのホストコンピュータ101、1
11が専用線を介して接続され、稼働系ホストコンピュ
ータ101および待機系ホストコンピュータ111それ
ぞれに、中核OS(オペレーティングシステム)121
および122の制御により稼働系AP(アプリケーショ
ンプログラム)102、112および待機系AP10
3、113にしたがってセション層以上の層とのコネク
ションの制御を行うセション層制御部104および11
4を備え、稼働系フロントエンドプロセッサ107およ
び待機系フロントエンドプロセッサ117に、稼働系O
SIシステム110および待機系OSIシステム120
のトランスポート層以下の下位層とのコネクションの制
御を行うOSI下位層制御部109および119を備
え、さらに、本発明の特徴として、稼働系フロントエン
ドプロセッサ107および待機系フロントエンドプロセ
ッサ117に、稼働系ホストコンピュータ101の自己
Tセレクタおよび待機系ホストコンピュータ111の自
己Tセレクタにそれぞれ個別のTセレクタを割り当て、
稼働系フロントエンドプロセッサ107が自己Tセレク
タにより待機系ホストコンピュータ111を選択するホ
スト振り分け処理部108および118を備え、稼働系
ホストコンピュータ101および待機系ホストコンピュ
ータ111に、同一の自己TセレクタをもつSG(シス
テム生成)処理によりシステムをあらかじめ立ち上げ、
サービス実行中に障害が発生したとき、待機系となって
いるホストコンピュータから稼働系となっているフロン
トエンドプロセッサに稼働系自己Tセレクタを通知する
稼働系自己Tセレクタ通知処理部105および115
と、稼働系自己Tセレクタおよび待機系自己Tセレクタ
をもつSG処理によりシステムをあらかじめ立ち上げ、
稼働系となっているホストコンピュータでサービスが実
行されているときに、待機系となっているホストコンピ
ュータのフロントエンドプロセッサに対して待機系自己
Tセレクタを通知する待機系自己Tセレクタ通知処理部
106および116とを備える。
【0012】また、ホスト振り分け処理部108および
118は、通知された自己Tセレクタにより稼働系と待
機系とに着呼通知および受信電文を振り分ける手段を含
み、稼働系自己Tセレクタ通知処理部105および11
5には、稼働系自己Tセレクタと待機系自己Tセレクタ
とをもつSG処理によりあらかじめシステムを立ち上
げ、サービス実行中に障害が発生したとき、待機系とな
っているホストコンピュータから稼働系となっているフ
ロントエンドプロセッサに稼働系自己Tセレクタを通知
する手段を含む。
【0013】前述のOSI下位層とはトランスポート層
以下のOSIプロトコルを意味する。稼動系AP10
2、112および待機系AP103、113は、プレゼ
ンテーション層以上のOSIプロトコル制御部および業
務プログラムを総括的に表したものである。また、稼動
系ホストコンピュータ101と待機系ホストコンピュー
タ111は全く同一の環境を有し、相互に稼動系と待機
系になることができる。
【0014】稼動系AP102は稼動系OSIシステム
110との間に稼動系セションコネクションを確立して
稼動系業務を実行する。待機系AP113は待機系OS
Iシステム120との間にセションコネクションを確立
し、開発作業などの待機系業務を行う。待機系業務を行
わない場合は待機系AP103、113は不要である。
【0015】セション層制御部104、114は、稼動
系AP102、112からセションコネクション確立要
求SC1およびSC2を受けると稼動系自己Tセレクタ
を用いて稼動系OSIシステム110との間にセション
コネクションを確立し、待機系AP103、113から
セション確立要求を受けると待機系自己Tセレクタを用
いて待機系OSIシステム120との間にセションコネ
クションを確立する。また、稼動系OSIシステム11
0から稼動系自己Tセレクタへ着呼通知(セション確立
要求)を受けると稼動系AP102、112との間にセ
ションコネクションを確立し、待機系OSIシステム1
20から待機系自己Tセレクタへ着呼通知(セション確
立要求)を受けると待機系AP103、113との間に
セションコネクションを確立する。
【0016】稼動系自己Tセレクタ通知処理部105、
115は、セション層制御部104、114からの自己
Tセレクタ通知指示に従い、稼動系フロントエンドプロ
セッサ107へ稼動系自己Tセレクタを通知する。待機
系自己Tセレクタ通知処理部106、116は、セショ
ン層制御部104、114からの自己Tセレクタ通知指
示に従い、待機系フロントエンドプロセッサ117へ待
機系自己Tセレクタを通知する。待機系業務を行わない
場合は、待機系自己Tセレクタ通知処理部106、11
6は不要である。
【0017】稼動系フロントエンドプロセッサ107
は、OSI下位層制御部109およびホスト振り分け処
理部108とを有し、稼動系OSIシステム110と稼
動系ホストコンピュータ101または待機系ホストコン
ピュータ111との通信処理を行う。待機系フロントエ
ンドプロセッサ117は、OSI下位層制御部119お
よびホスト振り分け処理部118とを有し、待機系OS
Iシステム120と稼動系ホストコンピュータ101ま
たは待機系ホストコンピュータ111との通信処理を行
う。ここでは、負荷分散と説明の明確化のために稼動系
フロントエンドプロセッサ107と待機系フロントエン
ドプロセッサ117の2台を用いた例を示すが、稼動系
業務と待機系業務をともに稼動系フロントエンドプロセ
ッサ107で行えば待機系フロントエンドプロセッサ1
17は不要である。また、待機系業務を行わない場合は
待機系フロントエンドプロセッサ117は不要である。
【0018】ホスト振り分け処理部108、118は、
稼動系OSIシステム110または待機系OSIシステ
ム120からの着呼通知(セション確立要求)や受信デ
ータを宛先Tセレクタと一致する自己Tセレクタを通知
してきたホストコンピュータ(稼動系ホストコンピュー
タ101または待機系ホストコンピュータ111)へ振
り分ける。
【0019】OSI下位層制御部109、119は、O
SIネットワークアーキテクチャのトランスポート層下
位のプロトコルを制御する。
【0020】稼動系OSIシステム110は、稼動系ホ
ストコンピュータ101の稼動系AP102を用いて本
業務を行う際の通信相手である。稼動系OSIシステム
110は、相手アドレスに稼動系Tセレクタを指定して
通信を行う。待機系OSIシステム120は、待機系ホ
ストコンピュータ111上の待機系AP113を用いて
待機系業務(開発作業など)を行う際の通信相手であ
る。待機系OSIシステム120は、相手アドレスに待
機系Tセレクタを指定して通信を行う。稼働系OSIシ
ステム110と待機系OSIシステム120は同一のシ
ステムであっても別々のシステムであってもよい。待機
系業務を行わない場合は待機系OSIシステム120は
不要である。
【0021】次に、本発明実施例の動作について詳細に
説明する。
【0022】稼動系ホストコンピュータ101で稼動系
業務を行う場合、稼動系ホストコンピュータ101上の
セション層制御部104はシステム開始時に稼動系自己
Tセレクタ通知処理部105へ稼動系Tセレクタ通知要
求を行い、稼動系自己Tセレクタ通知処理部105は稼
動系フロントエンドプロセッサ107へ稼動系自己Tセ
レクタを通知する。稼動系ホストコンピュータ101か
ら稼動系自己Tセレクタを通知された稼動系フロントエ
ンドプロセッサ107は、ホスト振り分け処理部108
にて稼動系ホストコンピュータ101の自己Tセレクタ
が稼動系Tセレクタであることを記憶する。
【0023】待機系ホストコンピュータ111で待機系
業務を行う場合、待機系ホストコンピュータ111上の
セション層制御部114はシステム開始時に待機系自己
Tセレクタ通知処理部115へ待機系Tセレクタ通知要
求を行い、待機系自己Tセレクタ通知処理部115は待
機系フロントエンドプロセッサ117へ待機系自己Tセ
レクタを通知する。待機系ホストコンピュータ111か
ら待機系自己Tセレクタを通知された待機系フロントエ
ンドプロセッサ117は、ホスト振り分け処理部118
にて待機系ホストコンピュータ111の自己Tセレクタ
が待機系Tセレクタであることを記憶する。
【0024】稼働系フロントエンドプロセッサ107
は、稼働系OSIシステム110から、稼働系Tセレク
タを指定された着呼通知を受信すると、システム開始時
に稼働系Tセレクタを通知した稼働系ホストコンピュー
タ101へ着呼通知を振り分けることにより、稼働系ホ
ストコンピュータ101と稼働系相手OSIシステム1
10との間にセションコネクションが確立され、稼働系
業務が行われる。
【0025】待機系フロントエンドプロセッサ117
は、待機系OSIシステム120から待機系Tセレクタ
が指定された着呼通知を受信すると、システム開始時に
待機系Tセレクタを通知した待機系ホストコンピュータ
111へ着呼通知を振り分けることにより、待機系ホス
トコンピュータ111と待機系相手OSIシステム12
0との間にセションコネクションが確立され待機系業務
が行われる。
【0026】次に、このような状態で稼働系ホストコン
ピュータ101に障害が発生した場合について説明す
る。
【0027】稼働系ホストコンピュータ101で障害が
発生すると、中核OS121、122および専用線経由
で待機系ホストコンピュータ111へ他系障害が通知さ
れる。他系障害を通知された待機系ホストコンピュータ
111は、稼働系AP112を起動し、セション層制御
部114へ他系障害を通知する。待機系ホストコンピュ
ータ111上のセション制御部114は他系障害を通知
されると、待機系ホストコンピュータ111上の稼働系
自己Tセレクタ通知処理部115へ稼働系自己Tセレク
タ通知要求を行う。セション層制御部114から稼働系
自己Tセレクタ通知要求を受けた稼働系自己Tセレクタ
通知処理部115は、稼働系フロントエンドプロセッサ
107へ稼働系自己Tセレクタを通知する。待機系ホス
トコンピュータ111から稼働系自己Tセレクタを通知
された稼働系フロントエンドプロセッサ107は、ホス
ト振り分け処理部108にて待機系ホストコンピュータ
111の自己Tセレクタが稼働系Tセレクタであること
を記憶する。以降稼働系フロントエンドプロセッサ10
7は、稼働系OSIシステム110から稼働系Tセレク
タを指定された着呼通知を受信すると、稼働系Tセレク
タを通知した待機系ホストコンピュータ111へ着呼通
知を振り分けることにより、待機系ホストコンピュータ
101と稼働系OSIシステム110との間にセション
コネクションが確立され、稼働系業務が再開される。
【0028】稼働系ホストコンピュータ101は障害復
旧後、待機系として立ち上がり、待機系AP103を起
動して待機系業務を行う。つまり、稼働系ホストコンピ
ュータ111上のセション層制御部114はシステム開
始時に待機系自己Tセレクタ通知処理部115へ待機系
Tセレクタ通知要求を行い、待機系Tセレクタ通知処理
部115は待機系フロントエンドプロセッサ117へ待
機系自己Tセレクタを通知する。稼働系ホストコンピュ
ータ111から待機系自己Tセレクタを通知された待機
系フロントエンドプロセッサ117は、ホスト振り分け
処理部118にて稼働系ホストコンピュータ111の自
己Tセレクタが待機系Tセレクタであることを記憶す
る。
【0029】以降待機系フロントエンドプロセッサ11
7は、待機系OSIシステム120から、待機系Tセレ
クタを指定された着呼通知を受信すると、システム開始
時に待機系Tセレクタを通知した稼働系ホストコンピュ
ータ111へ着呼通知を振り分けることにより、稼働系
ホストコンピュータ111と待機系OSIシステム12
0との間にセションコネクションが確立され待機系業務
が再開される。
【0030】このように、稼働系ホストコンピュータ1
01と待機系ホストコンピュータ111は交互に稼働系
と待機系のホットスタンバイシステムを実現することが
できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ロントエンドプロセッサで自己Tセレクタによりホスト
コンピュータの振り分けを行うことができるので、1台
のフロントエンドプロセッサに複数のホストコンピュー
タを接続することができ、ホストコンピュータ障害発生
時に迅速に他ホストコンピュータで代替えすることがで
きる。
【0032】また、ホストコンピュータ切り替え時、待
機系ホストコンピュータからフロントエンドプロセッサ
に稼働系自己Tセレクタを動的に通知することができる
ため、稼働系相手OSIシステムは宛先アドレスを変え
る必要がなく、さらに、稼働系ホストコンピュータと待
機系ホストコンピュータともに、稼働系Tセレクタと待
機系Tセレクタの両方を有していて、障害復旧後に待機
系として立ち上がる際、待機系フロントエンドプロセッ
サへ待機系自己Tセレクタを動的に通知することができ
るため、待機系相手OSIシステムはホストコンピュー
タの切り替え時に宛先アドレスを変える必要がないなど
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の全体構成を示すブロック図。
【符号の説明】
101 稼働系ホストコンピュータ 102、112 稼働系AP 103、113 待機系AP 104、114 セション層制御部 105、115 稼働系自己Tセレクタ通知処理部 106、116 待機系自己Tセレクタ通知処理部 107 稼働系フロントエンドプロセッサ 108、118 ホスト振り分け処理部 109、119 OSI下位層制御部 110 稼働系OSIシステム 111 待機系ホストコンピュータ 117 待機系フロントエンドプロセッサ 120 待機系OSIシステム 121、122 中核OS

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 稼働系OSI(開放形システム間相互接
    続)システムに接続された稼働系フロントエンドプロセ
    ッサを有する稼働系ホストコンピュータと、待機系OS
    Iシステムに接続された待機系フロントエンドプロセッ
    サを有する待機系ホストコンピュータとを備え、前記二
    つのホストコンピュータが専用線を介して接続された疎
    結合マルチプロセッサにおいて、 前記稼働系ホストコンピュータおよび前記待機系ホスト
    コンピュータそれぞれに、中核OS(オペレーティング
    システム)の制御により稼働系AP(アプリケーション
    プログラム)および待機系APにしたがってセション層
    以上の層とのコネクションの制御を行うセション層制御
    部を備え、 前記稼働系フロントエンドプロセッサおよび前記待機系
    フロントエンドプロセッサに、前記OSIシステムのト
    ランスポート層以下の下位層とのコネクションの制御を
    行うOSI下位層制御部を備え、 前記稼働系フロントエンドプロセッサおよび前記待機系
    フロントエンドプロセッサに、前記稼働系ホストコンピ
    ュータの自己Tセレクタおよび前記待機系ホストコンピ
    ュータの自己Tセレクタにそれぞれ個別のTセレクタを
    割り当て、稼働系フロントエンドプロセッサが自己Tセ
    レクタにより前記待機系ホストコンピュータを選択する
    ホスト振り分け処理部を備え、 前記稼働系ホストコンピュータおよび前記待機系ホスト
    コンピュータに、 同一の自己TセレクタをもつSG(システム生成)処理
    によりシステムをあらかじめ立ち上げ、サービス実行中
    に障害が発生したとき、待機系となっているホストコン
    ピュータから稼働系となっているフロントエンドプロセ
    ッサに稼働系自己Tセレクタを通知する稼働系自己Tセ
    レクタ通知処理部と、 稼働系自己Tセレクタおよび待機系自己Tセレクタをも
    つSG処理によりシステムをあらかじめ立ち上げ、稼働
    系となっているホストコンピュータでサービスが実行さ
    れているときに、待機系となっているホストコンピュー
    タのフロントエンドプロセッサに対して待機系自己Tセ
    レクタを通知する待機系自己Tセレクタ通知処理部とを
    備えたことを特徴とする疎結合マルチプロセッサ。
  2. 【請求項2】 前記ホスト振り分け処理部は、通知され
    た自己Tセレクタにより稼働系と待機系とに着呼通知お
    よび受信電文を振り分ける手段を含む請求項1記載の疎
    結合マルチプロセッサ。
  3. 【請求項3】 前記稼働系自己Tセレクタ通知処理部
    は、稼働系自己Tセレクタと待機系自己Tセレクタとを
    もつSG処理によりあらかじめシステムを立ち上げ、サ
    ービス実行中に障害が発生したとき、待機系となってい
    るホストコンピュータから稼働系となっているフロント
    エンドプロセッサに稼働系自己Tセレクタを通知する手
    段を含む請求項1記載の疎結合マルチプロセッサ。
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