JPH0760254B2 - 露光条件データの入力方法 - Google Patents

露光条件データの入力方法

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JPH0760254B2 JP62275249A JP27524987A JPH0760254B2 JP H0760254 B2 JPH0760254 B2 JP H0760254B2 JP 62275249 A JP62275249 A JP 62275249A JP 27524987 A JP27524987 A JP 27524987A JP H0760254 B2 JPH0760254 B2 JP H0760254B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子メモリカードを使用して、複数種類の写
真フイルムの露光条件データを写真焼付機に入力するよ
うにした露光条件データの入力方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
写真焼付機では、始業時に露光条件データを決定するこ
とが必要であり、これは次のような手順で行われてい
る。まず、基準となる写真フイルム、例えば最も多用さ
れているカラーネガフイルムのノーマルコントロールネ
ガ(ノーマル目玉ネガと称されている)を試し焼きす
る。得られたプリント写真の濃度が、メーカーから配布
された標準プリント写真の濃度に一致するまで、カラー
バランス値を変えながら試し焼きして基準カラーバラン
ス値を決定する。この基準カラーバランス値の決定跡
に、アンダーコントロールネガとオーバーコントロール
ネガとを用い、スロープバランス値を変えながらそれぞ
れ試し焼きし、標準プリント写真の濃度と一致する基準
スローブバランス値を調べる。こうして求めた基準カラ
ーバランス値と基準スロープバランス値は、基準露光条
件データとしてメモリに記憶される。
この基準カラーネガフイルムの露光条件データの設定と
同じ手順で、プリントする可能性のある他の種類のカラ
ーネガフイルムに対しても露光条件データを求めること
ができる。しかし、多種類のカラーネガフイルムに対し
て露光条件データを求めるとなると、その作業が極めて
大変である。そこで写真焼付機を供給しているメーカー
は、フイルムメーカーにおけるフイルムの乳剤変更等を
考慮して、定期的にカラーネガフイルムの露光条件デー
タを調べ、これを元にして基準露光条件データに対する
補正露光条件データ(補正カラーバランス値,補正スロ
ープバランス値)表を作成し、これをユーザーに配布し
て便宜を計るようにしている。ユーザーは、このデータ
表を見ながらキーボードを操作して、補正露光条件デー
タを写真焼付機に入力している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した従来の露光条件のデータ入力方法では、キーボ
ードを操作して対話方式で行っているため、その入力作
業が面倒で時間がかかるとともに、人力ミスも発生し易
い等の問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
のであり、写真フイルムの露光条件データを簡単に、し
かも正確に入力することができるようにした入力方法を
提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、複数種類の写真フ
イルムの露光条件データを電子メモリカードに記憶させ
ておき、写真焼付機のリード・ライターに電子メモリカ
ードをセットして露光条件データを写真焼付機の記憶部
に書き込み、電子メモリカードの露光条件データは新し
い写真フイルムや感光乳剤の変更に対応させて定期的に
更新するようにしたものである。
〔作用〕
電子メモリカードに最新の複数種類の写真フイルムの露
光条件データを記憶しておき、これを写真焼付機のリー
ド・ライターにセットする。このリード・ライターは、
電子メモリカードから露光条件データを読み取ってメモ
リに書き込む。または、プリントすべき写真フイルムの
種類に応じて、その都度電子メモリカードから必要な露
光条件のデータを読み出す。この露光条件データは、露
光量の演算に使用される。
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
〔実施例〕
第2図はカラーペーパー用プリンタプロセサーの概略を
示すものである。本体10の左上部にマガジン11が着脱自
在に装填されており、このマガジン11内にカラーペーパ
ー12が収納されている。このカラーペーパー12は、引出
しローラ13で1コマずつ間欠的に引き出されて露光室14
内に入り、ペーパーマスク15と圧板16との間に形成され
た露光位置に送られる。
前記露光位置に対向してネガキャリア18が配置されてお
り、基準露光条件データの測定時には、コントロールネ
ガがセットされ、そしてプリント時にはカラーネガフイ
ルム19がセットされる。これらのネガフイルムを照明す
るためにランプ20が設けられており、これから放出され
た光がシアンフイルタ21,マゼンタフイルタ22,イエロー
フイルタ23で三色光成分が調節される。この色フイルタ
21〜23で光質が調節された焼付光は、拡散箱24で充分に
ミックスされてから、ネガフイルムを下から照明する。
カラーネガフイルム19を透過した光は、焼付レンズ25,
シャッタ26を経てから露光位置に達する。
前記ネガキャリア18が取り付けられたテーブル27には、
リード・ライター28が設けられており、プリント始業時
に電子メモリカードとして例えばLSIカード29が装填さ
れる。このLSIカード29は、LSIチップやシートコイル基
板等をプラスチックカード内に封入したものであり、こ
のシートコイル基板によりシリアル無接点方式でデータ
の入出力が行われる。したがって、静電気の影響を受け
ず、また接触不良や摩耗も発生せず、しかも電源を入れ
たままでLSIカード29の出入れが可能である等の利点を
備えている。メモリ容量としては、64Kビット,256Kビッ
ト,1Mビット等がある。なお、符号30はキーボードであ
り、符号31はディスプレイである。このデイスプレイ31
は、キーボード30から入力されたデータ等を表示する。
LSIカード29には、第4図に示すように、複数の写真フ
イルムの露光条件データが記憶されている。この実施例
では、基準カラーネガフイルムとして「SUPER HR100」
(商品名,富士写真フイルム株式会社製)が用いられ、
これに対する補正露光条件データ(補正カラーバランス
値,補正スロープバランス値)が記憶されている。この
補正スロープバランス値には、オーバーネガ0に対する
ものど、アンダーネガUに対するものとがある。なお、
超オーバーコントロールネガに対する補正露光条件デー
タを書き込んでおいてもよい。また、同じ種類のカラー
ネガフイルムであっても、乳剤番号によって特性曲線が
変化するため、補正露光条件データが変わる。そこで、
最新の乳剤番号に対応した補正露光条件データを定期的
に作成し、これをLSIカード29に書き込み、ユーザーに
配布するのがよい。
前記露光位置の右側には、露光済みカラーペーパー12を
所望時に一定長以上に切断するためのカッター32と、一
対のローラ33が配置されている。このローラ対33は、露
光済みカラーペーパー12をストックするストック室34に
給送する。このストック室には、ローラ対35,36が配置
され、2つのループを形成している。
前記ストック室34の右側には、写真現像処理部37が形成
されている。この写真現像処理部37は、発色現像槽38,
漂白定着槽39,3個の水洗槽40〜42から構成されている。
一連のカラーペーパー12は、多数の搬送ローラにより一
定速度で移送されて各処理槽を順次浸漬され、それによ
り発色現像,漂白定着,水洗処理が施される。この写真
現像処理部37の右側には、乾燥ドラム46,カッター47が
配置されており、写真現像されたカラーペーパー12を乾
燥処理してから、カッター47で1コマずつに分離し、ソ
ーター(図示せず)等に排出する。
第3図は制御系を示すものである。前記ネガキャリア18
は、プレート50とマスク51とから構成されており、プリ
ント時にはこれらの間でカラーネガフイルム19を保持す
る。このカラーネガフイルム19の三色濃度を測定するた
めに、受光器52が設けられており、写真焼付の直前に画
像読取りを行い、各画像の三色信号を時系列信号として
出力する。この受光器52は、赤色センサー53,絶色セン
サー54,青色センサー55とから構成されている。
前記受光器52の入力信号は、A/D変換器56でそれぞれデ
ジタル信号に変換されてから、対数変換器57に送られ
る。この対数変換器57は、入力信号を対数変換すること
で近似的な濃度信号に変換する。この濃度信号に変換さ
れたデータは、コンピュータ60に送られる。このコンピ
ュータ60は、I/Oポート61,CPU62,メモリ63とから構成さ
れており、濃度データの取込み,露光量の演算の他にLS
Iカード29からのデータ取込み,フイルタ調節部67およ
びシャッタ駆動部68の制御等を行う。
第1図は本発明の機能を示すブロック図である。前記LS
Iカード29に記憶されている補正露光条件データは、リ
ード・ライター28で読み出されてメモリ63の一部である
記憶部70に送られ、フイルム種毎に用意したチャンネル
にそれぞれ記憶される。また、この各チャンネルには、
キーボード30から入力され、試し焼きにより決定した基
準露光条件データも記憶されている。コントロール部71
は、DXセンサー72で読み取ったDXコードからフイルム種
を判別し、このフイルム種からチャンネル指定を行う。
このDXセンサー72は、ネガキャリア18に配置されてお
り、カラーネガフイルム19にサイドプリントしたDXコー
ドを読み取る。
レンズボードバランス値,ペーパーバランス値は、使用
する焼付レンズ25及びカラーペーパー12の種類に応じて
キーボード30で入力される。これらのデータは、メモリ
63の一部である記憶部73,74にそれぞれ記憶される。ま
た、焼付光源や処理液の交換時には、キーボード30によ
りマスターバランス値が変更されるが、このマスターバ
ランス値は記憶部75に記憶される。プリントコマよって
は、サブジェクトフェリアが発生するが、このようなプ
リントコマに対してはキーボード30から色又は濃度補正
量が入力され、この補正量が記憶部76に記憶される。
測光系78は、受光器52,A/D変換器56,対数変換器57,演算
部(図示せず)とから構成されており、前記受光器52が
スキャナーで構成されている場合は、コントロールネガ
やプリントコマ(プリントネガ)の各点について、赤
色,緑色,青色の透過濃度(正確には、透過濃度に比例
した値)を求め、これらを算術平均することで、赤色,
緑色,青色の平均透過濃度をそれぞれ算出し、また各色
の平均透過濃度の算術平均から灰色平均透過濃度を算出
する。得られたコントロールネガの平均透過濃度DNki
記憶部79に記憶され、プリントコマの赤色,緑色,青色
の平均透過濃度Dkiは記憶部80に記憶される。
前記キーボード30には、基準露光条件データの入力時
に、バランス値の種類を指定するバランス指定キー82,
濃度又は色補正量を入力するための補正83,バランス値
等を入力するための英数字キー84,プリントを開始させ
るためのプリントキー85とが設けられている。
演算部87は、前述した各記憶部に記憶されたデータを用
い、次式から露光量を色毎に算出する。
ここで、各記号は次の通りである。
Eki:露光量(kはフイルム種に応じたチャンネルを表
し、iは赤色,青色,緑色のいずれか1つを表す) Slj:基準スロープバランス値(1はオーバー0又はアン
ダーUのいずれか1つを表わし、またjはシアン,マゼ
ンダ,イエローのいずれか1つを表す) Sklj:補正スロープバランス値 Dki:プリントネガの平均透過濃度 DNki:ノーマルコントロールネガの平均透過濃度 CBj:基準カラーバランス値 CBkj:補正カラーバランス値 F1:マスターバランス値 F2:ペーパーバランス値 F3:レンズボードバランス値 Cj:補正量 この算出された露光量に応じて、フイルタ調節部67が制
御され、色フイルタ21〜23の光路への挿入量を調節す
る。なお、色フイルタ21〜23だけでは制御しきれない場
合には、シャッタ駆動部68で露光時間を変更する。
次に、上記実施例の作用について簡単に説明する。写真
焼付の前に、次の手順で露光条件の設定を行う。まず、
バランス選択キー82と、テンキー84とを操作して、マス
ターバランス値F1,ペーパーバランス値F2,レンズボード
バランス値F3,基準カラーバランス値CBj,基準スロープ
バランス値Sljを「100」にセットする。
次に、基準ネガフイルムとして用いられる「SUPER HR1
00」のノーマルコントロールネガをネガキャリア18にセ
ットして測光を行う。この測光時には、色フイルタ21〜
23は、標準位置にセットされているから、ランプ20から
放出された照明光は、標準的な光質に調節されている。
この色フイルタを通過した照明光は、拡散箱24で充分に
拡散されてから、ノーマルコントロールネガを照明す
る。このノーマルコントロールネガを透過した照明光
は、受光器52で色毎に測光されて、赤色,緑色,青色の
平均透過濃度DNkiが算出され、記憶部79に書き込まれ
る。
ノーマルコントロールネガの測光後に、これを試し焼き
してプリント写真を作成する。得られたプリント写真
と、標準プリント写真の濃度を色毎に比較し、一致して
いない色に対しては、その色の基準カラーバランス値CB
jを「100」から所望の値に変更して再度試し焼きする。
この試し焼きを繰り返して、赤色,緑色,青色の標準カ
ラーバランス値CBjを決定する。
標準カラーバランス値CBjの決定後に、「SUPER HR10
0」のアンダーコントロールネガをネガキャリア18にセ
ットし、試し焼きを繰り返して、標準プリント写真の濃
度と一致するオーバー側の標準スロープバランス値SUj
を色毎に決定する。次に、「SUPER HR100」のオーバー
コントロールネガをネガキャリア18にセットし、試し焼
きを行ってオーバー側の基準スロープバランス値SOj
色毎に決定する。
こうして決定した各色の標準カラーバランス値CBjと、
基準スロープバランス値Sljは、第5図に示すように、
基準露光条件データとして記憶部70の各チャンネルに記
憶される。次にLSIカード29をリード・ライター28にセ
ットする。このLSIカード29には、多種類のカラーネガ
フイルムの補正露光条件データ(補正カラーバランス値
CBkj,補正スロープバランス値SkLj)が書き込まれてい
るから、この補正露光条件データが読み出され、記憶部
70の各チャンネルに書き込まれる。
露光条件の設定後に、プリントすべきカラーネガフイル
ム19をネガキャリア18にセットする。このカラーネガフ
イルム19のセット中に、サイドプリントされたDXコード
がDXセンサー72に読み取られ、この読み取ったDXコード
からフイルム種が判別される。このフイルム種に応じて
チャンネルが決定され、このチャンネルに基づいて記憶
部70に記憶された基準露光条件データと、補正露光条件
データとが読み出されて演算部87に送られる。
プリント位置にセットされたコマを観察して、サブジェ
クトフェリアが発生するおそれがあるかどうかを判定す
る。このザブジェクトフェリアが発生するおそれがある
コマに対しては、補正キー83を操作して濃度又は色の補
正量を入力し、これを記憶部76に記憶させる。
ネガ検定後にキーボード30のプリントキー85を操作すれ
ば、プリント位置にセットされたコマが受光器52で測光
される。この測光により、プリントコマの三色の平均透
過濃度Dkiが算出され、記憶部80にそれぞれ記憶され
る。
この測光後に、演算部87は、記憶部70,73〜76,79,80か
ら読み出したデータを用い、演算式(1)を実行して色
毎に露光量を算出する。この演算式(1)の演算に際し
ては、ノーマルコントロールネガの平均透過濃度DN
kiと、プリントコマの平均透過濃度Dkiとが比較され、
プリントコマの方が濃度が小さい場合には、アンダーの
基準スロープバランスSUjと、アンダーの補正スロープ
バランス値Skujとが用いられる。逆に、プリントコマの
濃度が高い場合には、オーバーの基準スロープバランス
値Sojとオーバーの補正スロープバランス値Skojとが用
いられる。
コントロール部71は、算出された各色の露光量に応じて
フイルタ調節部67を制御し、標準位置にセットされてい
る色フイルタ21〜23を焼付光路に挿入又は退避させる。
このフイルタ調節後に、ランプ20をフル発光させるとと
もに、シャッタ26を作動させて、カラーペーパー12にカ
ラーネガ像を焼き付ける。この露光されたカラーペーパ
ー12は、ストック室34に向けて移送され、そして未露光
のカラーペーパー12が露光位置にセットされる。
次のプリントを行う場合には、カラーネガフイルム19を
スライドさせて新しいコマを焼付位置にセットし、ネガ
検定を行ってからプリントキー85を操作すればよい。こ
うして、1コマずつ順次露光されたカラーペーパー12
は、ストック室34内にループ状にストックされる。そし
て、所望のコマ数がプリントされると、カッター32が作
動して後端を切り離す。この切り離された一連のカラー
ペーパー12は、発色現像槽38,漂白定着槽39,3個の水洗
槽40〜42を順次経て写真処理される。この写真処理され
たカラーペーパー12は、乾燥ドラム46で乾燥されてか
ら、カッター47で1コマずつ切断されて排出される。
現在プリント中のカラーネガフイルム「SUPER HR100」
の場合には、DXセンサー72で読み取ったDXコードに基づ
いてチャンネル1が選択され、このチャンネル1に記憶
された基準露光条件データと補正露光条件データとを用
いて露光量が算出される。次にプリントするカラーネガ
フイルムが「SUPER HR200」の場合には、チャンネル2
が選択され、このチャンネルデータを用いて露光量が算
出される。なお、ランプや処理液を交換した場合には、
マスターバランス値F1を調節しながら、ノーマルコント
ロールネガの試し焼きを行い、各色マスターバランス値
の変更することで対処すればよい。更に、プリント写真
の仕上がりが全体的に薄い場合、あるいは濃い場合にも
マスターバランス値の変更で調節する。
前述した実施例では、LSIカード29に補正露光条件デー
タを書き込んでいるが、これは第6図に示すように、基
準露光条件データと補正露光条件データとを加算した数
値であってもよい。この場合には、演算式(1)の基準
露光条件データ(CBj,SLj)を零とする。
前記露光条件データは定期的に作成され、得られたデー
タをLSIカード29に書き込んでユーザーに配布される
が、この写真フイルムの露光条件データの他に、コント
ロールネガの濃度値等を書き込んでおいてもよい。更に
は、プリンタプロセサーの稼働状況、例えば稼働日とプ
リント枚数,プリントしたカラーネガフイルムの種類と
個数,稼働時間,故障原因,処理液やランプの交換日等
を書き込み、後日パソコンでデータを読み出して統計処
理すれば、稼働日報等を自動作成することが可能であ
る。
なお、前述の実施例においては、非接触方式のLSIカー
ドを用いる場合を代表させて説明したが、接触方式のも
のでもよい。また、本明細書の電子メモリカードには、
LSIカードの他に、ICカード,メモリカード,ROMカード,
RAMカード等同様の記憶機能を有するカードが含まれる
ものである。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、複数の写
真フイルムの露光条件データを電子メモリカードに記憶
させてあるから、この電子メモリカードをリード・ライ
ターにセットだけで、露光条件データを極めて簡単に、
しかも正確に写真焼付機に入力することができる。ま
た、メーカー等から感光乳剤の変更や新しい写真フイル
ムのデータが記憶された電子メモリカードの提供があっ
た場合でも、その電子メモリカードをリード・ライター
にセットするだけでよく、これらの露光条件データの入
力が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の要部を示す機能ブロック図である。 第2図は本発明を実施するプリンタプロセサーの概略図
である。 第3図はプリンタプロセサーの制御系を示す概略図であ
る。 第4図はLSIカードに記憶した露光条件データの一例を
示す説明図である。 第5図はチャンネルデータを示す説明図である。 第6図はLSIカードに記憶した露光条件データの別の例
を示す説明図である。 12……カラーペーパー 19……カラーネガフイルム 28……リード・ライター 29……LSIカード 30……キーボード 70,73〜76,79〜80……記憶部 87……演算部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 喜一郎 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭48−98821(JP,A) 特開 昭62−85234(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類の写真フイルムの露光条件データ
    を写真フイルムの種類毎に記憶する記憶部を備え、プリ
    ント対象の写真フイルムの種別に応じて前記記憶部から
    対応する露光条件データを読みだし、この露光条件デー
    タと各コマ毎に求められる補正量とに基づき最適露光量
    を算出して焼付露光する写真焼付機において、 前記複数種類の写真フイルムの露光条件データを電子メ
    モリカードに予め記憶させておき、 写真焼付機のリード・ライターに前記電子メモリカード
    をセットして露光条件データを写真焼付機の前記記憶部
    に書き込み、 前記電子メモリカードの露光条件データは新しい写真フ
    イルムや感光乳剤の変更に対応させて定期的に更新する
    ようにしたことを特徴とする露光条件データの入力方
    法。
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