JPH076018U - 車載用コントロールユニット - Google Patents

車載用コントロールユニット

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JPH076018U
JPH076018U JP3890693U JP3890693U JPH076018U JP H076018 U JPH076018 U JP H076018U JP 3890693 U JP3890693 U JP 3890693U JP 3890693 U JP3890693 U JP 3890693U JP H076018 U JPH076018 U JP H076018U
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良介 石田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 停止中のコントロールユニットにブレーキ信
号が入力されたときに、マイクロコンピュータが誤動作
するのを防止する。 【構成】 ブレーキ信号入力端子32とメイン電源入力
端子10とを接続するフェールセーフ信号経路41の途
中にはダイオード42を接続し、ブレーキ信号入力端子
32とマイクロコンピュータ6の信号入力端子6Cとを
接続する信号伝達経路33の途中にはトランジスタスイ
ッチング回路37を接続する。これにより、イグニッシ
ョンスイッチ9がOFFのときに、ブレーキ信号がブレ
ーキ信号入力端子32に入力されても、ブレーキ信号が
フェールセーフ信号経路41やマイクロコンピュータ6
の信号入力端子6Cに流れ込むのを防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば車両のブレーキ装置等の制御信号に基づいて制御を行う車載 用コントロールユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両に搭載されたコントロールユニットは、ブレーキ装置,変速装置 等の制御信号を受信して、該コントロールユニット内では、この制御信号を信号 入力回路を介してマイクロコンピュータに伝達し、該マイクロコンピュータによ り、ブレーキ制御,変速制御等の処理を行うようになっている。
【0003】 ここで、図2に前記コントロールユニットにブレーキ装置が接続された場合を 例に挙げて述べる。
【0004】 図において、1は車両の内部に搭載された車両搭載装置としてのブレーキ装置 を示し、該ブレーキ装置1は、車両の運転室内に設けられたブレーキペダルに連 動してON,OFFするブレーキスイッチ2と、車両の後方に設けられ、該ブレ ーキスイッチ2を介してバッテリ(図示せず)に接続されたブレーキランプ3と から大略構成されている。また、前記ブレーキスイッチ2とブレーキランプ3と の間には、ブレーキ信号経路4の一端側が接続されている。そして、ブレーキス イッチ2がONされるとバッテリとブレーキランプ3とが接続され、ブレーキラ ンプ3が点灯すると共に、ブレーキ信号経路4にはバッテリ電圧VB (例えば、 12V)のブレーキ信号が出力される。
【0005】 5は車両に搭載されたコントロールユニットを示し、該コントロールユニット 5の内部はマイクロコンピュータ6と、該マイクロコンピュータ6に5V程度の 電圧(以下、基準電圧という)を供給する電源回路7と、制御信号としてのブレ ーキ信号を前記マイクロコンピュータ6に入力するブレーキ信号入力回路8とか ら大略構成されている。
【0006】 ここで、前記マイクロコンピュータ6は、CPU,メモリ等から構成され、電 源端子6A,リセット端子6B,信号入力端子6C等の端子が形成されている。 そして、該マイクロコンピュータ6は信号入力端子6Cにブレーキ信号が入力さ れることにより、例えばアンチロックブレーキ制御等を行うものである。
【0007】 7はバッテリからのバッテリ電圧VB を基準電圧に降圧して、この基準電圧を マイクロコンピュータ6の電源端子6Aに供給する電源回路を示し、該電源回路 7の入力側にはイグニッションスイッチ9を介してバッテリに接続されたメイン 電源入力端子10と、バッテリに直接的に接続されたサブ電源入力端子11とが 設けられている。そして、メイン電源入力端子10には定電圧レギュレータ12 の入力端子が接続され、該定電圧レギュレータ12の出力端子はダイオード13 を介してマイクロコンピュータ6の電源端子6Aに接続されている。また、サブ 電源入力端子11は抵抗14,ダイオード15を介してマイクロコンピュータ6 の電源端子6Aに接続され、前記抵抗14とダイオード15との接続点とアース との間には定電圧ダイオード16が接続されている。さらに、マイクロコンピュ ータ6の電源端子6Aとアースとの間には、バックアップ用の電解コンデンサ1 7が接続されている。また、メイン電源入力端子10は抵抗18を介してリセッ トIC19の入力端子に接続され、該リセットIC19の出力端子はマイクロコ ンピュータ6のリセット端子6Bに接続されている。
【0008】 ここで、前記電源回路7の動作について述べる。
【0009】 まず、イグニッションスイッチ9をONにすると、バッテリ電圧VB がメイン 電源入力端子10を介して定電圧レギュレータ12に入力され、定電圧レギュレ ータ12はバッテリ電圧VB を基準電圧に降圧し、この基準電圧をダイオード1 3を介してマイクロコンピュータ6の電源端子6Aに供給する。これと同時に、 バッテリ電圧VB は、抵抗18を介してリセットIC19に入力され、該リセッ トIC19はバッテリ電圧VB が安定した後に出力端子からリセット信号をマイ クロコンピュータ6のリセット端子6Bに出力する。これにより、電源端子6A には基準電圧が、リセット端子6Bにはリセット信号がそれぞれ入力されること によって、当該マイクロコンピュータ6は駆動を開始するようになっている。
【0010】 次に、イグニッションスイッチ9をOFFにすると、バッテリがメイン電源入 力端子10から切り離されるため、定電圧レギュレータ12の出力電圧は0Vに なるが、バッテリ電圧VB はサブ電源入力端子11から抵抗14,定電圧ダイオ ード16,ダイオード15を介して、マイクロコンピュータ6の電源端子6Aに 供給されており、これにより、マイクロコンピュータ6内に設けられたメモリを 保持するようになっている。なお、バッテリからの電流は抵抗14により大きく 規制され、マイクロコンピュータ6内のメモリを保持するのに十分な微小電流と なり、バッテリ電圧VB は定電圧ダイオード16により基準電圧に降圧される。
【0011】 なお、電解コンデンサ17はマイクロコンピュータ6の電源端子6Aに基準電 圧が供給されている間は充電され、バッテリからの電圧供給が断線等により途絶 えた場合、即ち、マイクロコンピュータ6の電源端子6Aに基準電圧が供給され なくなったときには、マイクロコンピュータに向けて放電を開始し、マイクロコ ンピュータ6内のメモリの保持を行うようになっている。
【0012】 次に、前記ブレーキ信号入力回路8について述べる。
【0013】 まず、ブレーキ信号入力回路8はコントロールユニット5の外部に設けられた ブレーキ装置1からのブレーキ信号を伝達するブレーキ信号経路4の他端側が接 続されたブレーキ信号入力端子20と、該ブレーキ信号入力端子20とマイクロ コンピュータ6の信号入力端子6Cとを接続する信号伝達経路21と、前記ブレ ーキ信号入力端子20とバッテリとを接続するフェールセーフ信号経路22とか ら大略構成されている。
【0014】 そして、前記信号伝達経路21には入力側から順次、抵抗23,24が直列に 接続され、抵抗23と抵抗24との接続点とアースとの間には、コンデンサ25 と定電圧ダイオード26とが並列に接続されている。また、マイクロコンピュー タ6の信号入力端子6Cは、プルアップ抵抗27,ダイオード28を有する基準 電圧供給経路29を介して電源回路7の定電圧レギュレータ12の出力端子に接 続されている。さらに、フェールセーフ信号経路22はメイン電源入力端子10 側とブレーキ信号入力端子20側とを接続したもので、該フェールセーフ信号経 路22の途中にはプルアップ抵抗30が接続されている。
【0015】 ここで、イグニッションスイッチ9がONされている状態におけるブレーキ信 号入力回路8の動作について述べる。
【0016】 まず、ブレーキスイッチ2がONされると、ブレーキ信号がブレーキ信号経路 4を介してブレーキ信号入力端子20に入力される。なお、抵抗23およびコン デンサ25によりブレーキ信号の立ち上り時のノイズ等が除去するものである。 また、ブレーキ信号の電圧は、定電圧ダイオード26により基準電圧に降圧され 、さらに抵抗24により電流を補正された上で、マイクロコンピュータ6の信号 入力端子6Cに入力される。そして、このブレーキ信号に基づいて、マイクロコ ンピュータ6はブレーキ制御処理を行う。
【0017】 一方、コントロールユニット5はフェールセーフ機能を備えている。即ち、ブ レーキ装置1のブレーキ信号経路4が断線したときには、フェールセーフ信号が フェールセーフ信号経路22を通ってブレーキ信号入力端子20に入力され、こ のフェールセーフ信号は信号伝達経路21を介してマイクロコンピュータ6の信 号入力端子6Cに入力される。これにより、マイクロコンピュータ6はブレーキ スイッチ2がONにされた状態を擬似的に認識しブレーキ制御処理におけるフェ ールセーフを行うようになっている。
【0018】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、上述した従来技術によるコントロールユニット5は、車両停止時( 即ち、イグニッションスイッチがOFFされ、コントロールユニット5の駆動が 停止している状態のとき)に、ブレーキペダルが踏み込まれてブレーキスイッチ 2がONされると、ブレーキ信号がブレーキ信号経路4を介してブレーキ信号入 力回路8のブレーキ信号入力端子20に入力され、フェールセーフ信号経路22 を逆流して、電源回路7に流れ込む。そして、電源回路7にバッテリ電圧VB が 供給されたのと同じ状態(即ち、イグニッションスイッチ9がONされた状態) となり、マイクロコンピュータ6の電源端子6Aに基準電圧が供給される。これ により、コントロールユニット5が停止中にもかかわらず、マイクロコンピュー タ6が駆動されてしまう。従って、ブレーキスイッチ2がON,OFFされる度 に、マイクロコンピュータ6は駆動,停止を順次繰り返すこととなり、マイクロ コンピュータ6が破壊される危険性がある。
【0019】 また、このブレーキ信号はブレーキ信号入力端子20から信号伝達経路21を 通ってマイクロコンピュータ6の信号入力端子6Cに流れ込み、マイクロコンピ ュータ6を誤動作させるという問題がある。
【0020】 本考案は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、車両搭載装置の制御 信号が車両の停止中に車載用コントロールユニットの入力端子に入力されても、 マイクロコンピュータが誤動作するのを防止できる車載用コントロールユニット を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために本考案における車載用コントロールユニットは 、電源回路により駆動されるマイクロコンピュータと、車両に搭載された車両搭 載装置の制御信号が入力される入力端子と該マイクロコンピュータとを接続する 信号伝達経路と、該信号伝達経路の入力端子側に接続され、前記電源回路からフ ェールセーフ信号を信号伝達経路に出力するフェールセーフ信号経路と、該フェ ールセーフ信号経路の途中に位置して前記信号伝達経路に向けて順方向となるよ うに接続されたダイオードと、前記信号伝達経路のマイクロコンピュータ側に位 置して設けられたトランジスタスイッチング回路とから構成したことにある。
【0022】
【作用】
上記構成の如く、フェールセーフ信号経路の途中に設けたダイオードにより、 停止中の車載用コントロールユニット内に流れ込む制御信号がフェールセーフ信 号経路に流れるのを防止することができる。
【0023】 また、信号伝達経路の途中に設けたトランジスタスイッチング回路により、停 止中の車載用コントロールユニット内に流れ込む制御信号がマイクロコンピュー タに向けて流れるのを防止できる。
【0024】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1に基づいて説明する。なお、上述した従来技術と 同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0025】 図において、31はコントロールユニット5の一部を構成する本実施例による ブレーキ信号入力回路を示し、該ブレーキ信号入力回路31は従来技術で述べた ブレーキ信号入力回路8とほぼ同様に、後述するブレーキ信号入力端子32,信 号伝達経路33,トランジスタスイッチング回路37,フェールセーフ信号経路 41から大略構成されている。
【0026】 32はブレーキ信号入力端子を示し、該ブレーキ信号入力端子32にはブレー キ装置1のブレーキ信号経路4の他端側が接続されている。
【0027】 33はブレーキ信号入力端子32とマイクロコンピュータ6の信号入力端子6 Cとを接続する信号伝達経路を示し、該信号伝達経路33の途中には信号入力端 子6Cに向けて、抵抗34,ダイオード35,後述するトランジスタスイッチン グ回路37およびNOT回路40が順次接続されている。そして、前記ダイオー ド35は信号入力端子6Cに向けて順方向となるように接続され、該ダイオード 35のカソード端子とアースとの間にはコンデンサ36が接続されている。
【0028】 37はエミッタ接地型のトランジスタスイッチング回路を示し、該トランジス タスイッチング回路37にはNPN形トランジスタ38が設けられ、該トランジ スタ38のベース端子はトランジスタスイッチング回路37の入力端子となり、 前記ダイオード35のカソード端子に接続され、コレクタ端子は負荷抵抗39、 ダイオード28を有する基準電圧供給経路29を介して電源回路7の定電圧レギ ュレータ12の出力端子に接続されている。また、コレクタ端子はトランジスタ スイッチング回路37の出力端子となり、NOT回路40を介してマイクロコン ピュータ6の信号入力端子6Cに接続されている。そして、エミッタ端子はアー スに接続されている。
【0029】 ここで、前記トランジスタスイッチング回路37は信号伝達経路33を介して ブレーキ信号が入力されると、トランジスタ38がONされ、該トランジスタ3 8のコレクタ−エミッタ間が導通状態となり0Vを出力する。一方、ブレーキ信 号が入力されていない状態では、トランジスタ38がOFFされ、コレクタ−エ ミッタ間は絶縁状態となり基準電圧供給経路29からの基準電圧を出力する。
【0030】 40は入力端子がトランジスタ38のコレクタ端子に接続され、出力端子がマ イクロコンピュータ6の信号入力端子6Cに接続されたNOT回路を示し、該N OT回路40はトランジスタスイッチング回路37からの入力を反転させて前記 マイクロコンピュータ6の信号入力端子6Cに出力するものである。
【0031】 41はフェールセーフ信号経路を示し、該フェールセーフ信号経路41は従来 技術で述べたフェールセーフ信号経路22とほぼ同様に、ブレーキ信号入力端子 32側とメイン電源入力端子10側とを接続するもので、該フェールセーフ信号 経路41には、メイン電源信号端子10からブレーキ信号入力端子32に向けて 順方向となるようにダイオード42が接続され、該ダイオード42とブレーキ信 号入力端子32との間にはプルアップ抵抗43が接続されている。
【0032】 本実施例によるコントロールユニット5は上述のような構成を有するもので、 次に、イグニッションスイッチ9がONされている状態におけるブレーキ信号入 力回路31の動作について説明する。
【0033】 まず、ブレーキスイッチ2がONされ、ブレーキ信号がブレーキ信号経路4を 介してブレーキ信号入力端子32に入力され、このブレーキ信号は抵抗34,コ ンデンサ36等によりノイズ等が除去された後、トランジスタ38のベース端子 に入力される。そして、該トランジスタ38がONとなり、コレクタ−エミッタ 間が通電状態となると、NOT回路40の入力側電圧は0Vになり、該NOT回 路40はマイクロコンピュータ6の信号入力端子6Cに基準電圧を出力する。こ れに応じて、マイクロコンピュータ6はブレーキ制御処理を行う。
【0034】 また、ブレーキ装置1のブレーキ信号経路4が断線したときには、従来技術と ほぼ同様に、フェールセーフ信号がフェールセーフ信号経路41を通ってブレー キ信号入力端子32に入力され、このフェールセーフ信号は信号伝達経路33を 通ってマイクロコンピュータ6の信号入力端子6Cに入力される。
【0035】 一方、イグニッションスイッチ9がOFFにされた状態において、ブレーキス イッチ2がONされたとき、フェールセーフ信号経路41の途中にはダイオード 42をブレーキ信号入力端子32に向けて順方向となるように接続したから、ブ レーキ信号がフェールセーフ信号経路41を逆流して電源回路7に流れ込むのを 防止でき、電源回路7が誤動作して基準電圧がマイクロコンピュータ6の電源端 子6Aに供給され、マイクロコンピュータ6が駆動するのを防止できる。
【0036】 また、該信号伝達経路33の途中にトランジスタスイッチング回路37を設け たから、信号伝達経路33は該トランジスタスイッチング回路37に設けられた トランジスタ38のベース−コレクタ間で電気的に遮断される。これにより、コ ントロールユニット5の停止中にブレーキスイッチ2がONされても、ブレーキ 信号がマイクロコンピュータ6の信号入力端子6Cに流れ込むのを防止すること ができる。
【0037】 かくして、本実施例によれば、コントロールユニット5の停止時において、ブ レーキスイッチ2がON,OFFされても、ブレーキ信号がフェールセーフ信号 経路41を介して電源回路7に流れ込み、マイクロコンピュータ6が駆動したり 停止したりするのを防止でき、マイクロコンピュータ6が破壊されるのを確実に 防止することができると共に、ブレーキ信号が信号伝達経路33を介して、マイ クロコンピュータ6の信号入力端子6Cに流れ込み、マイクロコンピュータ6が 誤動作するのを確実に防止することができる。
【0038】 なお、前記実施例では、エミッタ接地型のトランジスタスイッチング回路37 を用いたが、本考案はこれに限らず、エミッタフォロワ型のトランジスタスイッ チング回路や、FETを用いたスイッチング回路を用いてもよい。
【0039】 また、前記実施例では、信号伝達経路33のマイクロコンピュータ6側にNO T回路40を接続し、トランジスタスイッチング回路37の出力を反転させて、 マイクロコンピュータ6の信号入力端子6Cに入力するようにしたが、本考案は これに限らず、マイクロコンピュータ6内の処理プログラムを変更して、マイク ロコンピュータ6の信号入力端子6Cに0Vが入力されたとき、ブレーキ信号が 入力されたものと認識するようにし、NOT回路40を廃止してもよい。
【0040】 さらに、コントロールユニット5に制御信号を出力する車両搭載装置としては 、前記実施例で述べたブレーキ装置1に限らず、変速装置,空調装置等であって もよい。
【0041】
【考案の効果】
以上詳述した通り、本考案によれば、フェールセーフ信号経路の途中には信号 伝達経路に向けて順方向となるようにダイオードを接続し、前記信号伝達経路の マイクロコンピュータ側にはトランジスタスイッチング回路を接続したから、車 載用コントロールユニットが停止しているときに、制御信号がフェールセーフ信 号経路を介して電源回路に流れ込み、マイクロコンピュータが駆動したり停止し たりするのを防止でき、マイクロコンピュータが破壊されるのを確実に防止する ことができると共に、制御信号が信号伝達経路を介して、マイクロコンピュータ に流れ込み、マイクロコンピュータが誤動作するのを確実に防止することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による車載用コントロールユニ
ットにブレーキ装置が接続された状態を示す回路図であ
る。
【図2】従来技術による車載用コントロールユニットに
ブレーキ装置が接続された状態を示す回路図である。
【符号の説明】
1 ブレーキ装置 5 コントロールユニット 6 マイクロコンピュータ 31 ブレーキ信号入力回路 32 ブレーキ信号入力端子 33 信号伝達経路 37 トランジスタスイッチング回路 38 トランジスタ 41 フェールセーフ信号経路 42 ダイオード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源回路により駆動されるマイクロコン
    ピュータと、車両に搭載された車両搭載装置の制御信号
    が入力される入力端子と該マイクロコンピュータとを接
    続する信号伝達経路と、該信号伝達経路の入力端子側に
    接続され、前記電源回路からフェールセーフ信号を信号
    伝達経路に出力するフェールセーフ信号経路と、該フェ
    ールセーフ信号経路の途中に位置して前記信号伝達経路
    に向けて順方向となるように接続されたダイオードと、
    前記信号伝達経路のマイクロコンピュータ側に位置して
    設けられたトランジスタスイッチング回路とから構成し
    てなる車載用コントロールユニット。
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