JPH0760146A - 湿式微粉砕装置 - Google Patents

湿式微粉砕装置

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Publication number
JPH0760146A
JPH0760146A JP21458693A JP21458693A JPH0760146A JP H0760146 A JPH0760146 A JP H0760146A JP 21458693 A JP21458693 A JP 21458693A JP 21458693 A JP21458693 A JP 21458693A JP H0760146 A JPH0760146 A JP H0760146A
Authority
JP
Japan
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screen
separation screen
plate
dispersion liquid
rotary
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21458693A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromine Mochizuki
寛峰 望月
Masatoshi Ando
雅敏 安藤
Kazuhito Murata
一仁 村田
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感熱複写紙などの表面に塗布する分散液塗料
中に含まれる感熱固体物質を粉砕メディアとの協動作用
で微小に粉砕し、分離スクリーンに梳かれて微粉末を分
散した分散液のみを取り出す際に、粉砕メディアによる
分離スクリーンの目詰まりを出来るだけ無くすること。 【構成】 湿式微粉砕装置のベッセル10内に設けられ
る複数の回転攪拌体12のうち、分離スクリーン13に
対向する回転攪拌体12の外周面にプレート16を固着
し、プレート16に回転攪拌体12の回転方向に向けて
分離スクリーン13との対向間隔Lが減少するような隆
起部17を形成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機または無機固体物
質の湿式攪拌型微粉砕装置に関し、粉砕メディア(粉砕
用媒介物)を充填したサンドミルなどの湿式微粉砕機に
よって、液中に分散する固定物質を効率良く微細に粉砕
し、微粉末の分散した分散液として取り出すようにした
湿式微粉砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感熱複写紙や感熱フイルムなどの感熱記
録体は、有機顔料、有機染料、有機顕色剤、有機熱可塑
性物質などの感熱記録用固体物質を分散液塗料に調整し
て、これを紙やフイルムなどの支持体に塗布乾燥して得
られる。
【0003】ところで、近年の記録機器などの目覚まし
い高速化に伴い、これら感熱記録体の記録感度の高感度
化が要望されている。
【0004】この感熱記録の高感度化の一つは、上記分
散液塗料に分散される感熱記録用固体物質の微細化によ
って達成される。
【0005】これら固体物質の微細化方法としては、固
体物質を分散させた分散液を粉砕メディアと共に攪拌粉
砕するメディア攪拌型の湿式粉砕機で行う方法があり、
例えばサンドグライダー.サンドミル.グレーンミル.
マターミル.アニラーミル.コポールミル.タワーミ
ル.アトライター.ダイナミックミル.メディア攪拌ミ
ルなど種々の湿式粉砕機によって行う方法が挙げられ
る。
【0006】これらの湿式粉砕機、例えば粉砕メディア
を充填したサンドミルによって、これに充填された分散
液中の固体物質を微細化する場合に、一般に数μm単位
に粉砕されて使用されているが、上述のように感熱記録
の高感度化のためには、分散液中に含まれる固体物質を
0.5μm以下に微細に粉砕する必要がある。
【0007】図8は、従来のサンドミルなどのこの種の
湿式粉砕機の概略を示すが、この従来構造をまず説明す
ると、1は、ベッセルと呼ばれる横型円筒容器である。
このベッセル1の上部の図中左側一端には図示しない
が、有機顔料、有機染料や有機顕色剤などの各種有機固
体物質を分散して含んだ分散液を導入する導入口が設け
られており、図中右側他端には微細に粉砕された微粉砕
物質の分散した分散液の吐出口2が分離スクリーン3を
挟んで設けられており、またこれに隣り合って粉砕メデ
ィア4をベッセル1内に投入するためのメディア投入口
5が斜め上方に設けられている。
【0008】またベッセル1内には、その中心軸線上に
駆動軸6が片持ち状態で横設されており、該駆動軸6に
は複数枚の攪拌用の回転ディスク7(図2参照)が軸方
向に所定間隔をおいて固着配設されている。
【0009】そして図示しない導入口より前記固体物質
を分散した分散液がポンプ圧力によってベッセル1内に
加圧供給されると共に、メディア投入口5より粉砕メデ
ィア4を投入し、図示しない駆動モーター、伝動機構を
介して駆動軸6を駆動して回転ディスク7を回転させる
と、分散液の供給圧力によって該分散液は吐出口2に向
かって送り出されながら高速回転するディスク7により
強攪拌され、その攪拌途上で粉砕メディア4との協動作
用によって固体物質は微細に粉砕されて微粉末となり、
分離スクリーン3により粉砕メディア4と微粉末物質と
が分離され、該微粉末物質を分散する分散液のみが分離
スクリーン3を通過して吐出口2より排出されることに
なる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置によっ
て、直径1〜2mmの粉砕メディアを充填した湿式粉砕
機では、分散液中の固定物質を1.5μm程度まで微細
化することは可能であるが、1μm以下、特に0.5μ
m以下に微細にするためには、粉砕メディアの直径が
0.5〜0.3mmまたはそれ以下の細かい粉砕メディ
アを用いる必要があり、このような微細な粉砕メディア
を用いると、これに伴って必然的に分離スクリーンも目
の細かいものを使用する必要があり、これがために粉砕
メディアの割れや摩耗によって生じる破砕物や、さらに
細径となった粉砕メディアなどが原因で分離スクリーン
が短期間に目詰まりを起こすという問題が発生してい
た。
【0011】これがために従来では、この種の湿式粉砕
機によって固体物質を微細に粉砕すくことが可能であっ
ても、たびたび分離スクリーンを清掃のために分解しな
ければならず非常に非能率であった。
【0012】本発明は、上述の問題点に鑑み、この種湿
式粉砕機で、微小径の粉砕メディアを使用しても、分離
スクリーンの目詰まりを無くし、長期間安定的に且つ効
率良く均一に微細化された微粉末物質の分散液を得るこ
とが可能な湿式微粉砕装置を提案することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に係る発明にあっては、実施例で示す参
照符号を付して示せば、円筒型ベッセル10内で駆動軸
11を介して回転ディスクなどの複数の回転攪拌体12
を回転させて該ベッセル内の粉砕メディアと分散液とを
攪拌し、該攪拌途上で分散液に分散する固体物質を粉砕
して微粉末とし、該ベッセル10に備えた分離スクリー
ン13により粉砕メディア14と微粉末とを分離し、吐
出口15より微粉末を分散させた分散液として取り出す
ようにした湿式微粉砕装置において、複数の前記回転攪
拌体12のうち、前記分離スクリーン13に対向する回
転攪拌体12の外周面に少なくとも1枚以上のプレート
16を固着し、該プレート16に回転攪拌体12の回転
方向に向けて分離スクリーン13との対向間隔Lがその
先端部において最小の対向間隙Lminとなり、以後の
部分で増大するような外周面17aを有する隆起部17
を形成してなることを特徴とする構成を採用するもであ
る。
【0014】また請求項2にあっては、前記プレート1
6の隆起部17は、その外周面が滑らかな曲線状に形成
されてなる請求項1記載の構成を採用するものである。
【0015】また請求項3にあっては、前記分離スクリ
ーン13に対向する回転攪拌体12は前記駆動軸11と
は別体の反対側から同軸に設けた駆動軸18によって回
転するようにした請求項1または2記載の構成を採用す
るものである。
【0016】また請求項4にあっては、分離スクリーン
12と上記隆起部17の先端部16aの外周面17aと
の最小対向間隙Lminが、粉砕メディア14の平均粒
径の3倍〜30倍の範囲に設定されてなる請求項1〜3
のいずれか記載の構成を採用するものである。
【0017】また請求項5にあっては、前記プレート1
6の回転速度は周速8〜20m/secである請求項1
〜4のいずれか記載の構成を採用するものである。
【0018】また請求項6にあっては、前記分離スクリ
ーン13の目開き13aは0.025〜0.150mm
であり、粉砕メディア14の平均直径が0.05〜0.
30mmである請求項1〜5のいずれか記載の構成を採
用するものである。
【0019】また請求項7にあっては、前記分離スクリ
ーン13の目開き13aは、回転攪拌体12の回転方向
と略同じ方向に連続して開口してなる請求項1〜6のい
ずれか記載の構成を採用するものである。
【0020】また請求項8にあっては、前記分離スクリ
ーン13はウエッジワイヤースクリーンまたはエッチン
グ処理スクリーンである請求項1〜7のいずれか記載の
構成を採用するものである。
【0021】
【作用】請求項1に係る発明によれば、分散液を導入口
からベッセル10内へ強制的に供給することによって、
その供給圧力によって該分散液がベッセル10内をその
導入口側から吐出口15に向かって送り出されながら高
速回転する回転攪拌体12により強攪拌され、その攪拌
途上で粉砕メディア14との協動作用によって固体物質
は微細に粉砕されて微粉末となり、分離スクリーン13
により粉砕メディア14と微粉末物質とが分離され、該
微粉末物質を分散する分散液のみが分離スクリーン13
を通過して吐出口15より排出されることになる。
【0022】この際に、複数の前記回転攪拌体12のう
ち、前記分離スクリーン13に対向する回転攪拌体12
の外周面に少なくとも1枚以上のプレート16を固着
し、該プレート16に回転攪拌体12の回転方向に向け
て分離スクリーン13との対向間隔Lが減少するような
隆起部17を形成されており、該回転攪拌体12が回転
するとき分散液は該攪拌体12につれ回りするが、該攪
拌体12に設けたプレート隆起部17の外周面17aが
分離スクリーン13に近づく際の先端部16aと分離ス
クリーン13との対向間隙Lが最小で図中Lminにな
っている。そして該先端部16aから後端部16bに行
くにつれて対向間隙Lは増大するように隆起部17の外
周面17aが形成されている。この対向間隙Lの増大程
度は外周面17aの断面が滑らかな曲線、例えば双曲線
や放物線を描くようになる方が好ましいが、勿論直線状
であってもよい。このように回転方向に対して対向間隙
Lが増大していることによって外周面17aと分離スク
リーン13との間の隙間の容積が増大するので、この隙
間に負圧が発生し、分離スクリーン13に付着する、ま
たは付着しようとする粉砕メディア14が該負圧の作用
でプレート16側に吸引し、攪拌体12とつれ回りする
分散液と共に移動攪拌せしめ、該粉砕メディア14が分
離スクリーン13を閉塞するのを防止し、分離スクリー
ン13のクリーニング作用を良好に発揮することができ
る。またこのようにすることで分離スクリーン13に向
かって分散液が押し込まれていくような状態は生じにく
くなる。上記のようにプレート16に形成される隆起部
17における先端部16aの外周面17aと分離スクリ
ーン13との間の対向間隙Lminが最も狭く、回転方
向後方に向かって広くなるよう形成されることが必要で
ある。これに対し隆起部17の先端部16aよりも後端
部16b側の隆起量を大に形成し、先端部よりも後方側
の方が上記対向間隙が狭いと、先端部から最小対向間隙
に至るまでの間に、その部分に侵入した粉砕メディアが
互いにぶっつかりあって摩耗したり削られることにな
り、このような構成は避けることが好ましい。また隆起
部17の外周面17aと分離スクリーン13との間の隙
間の体積が増大した時に、隆起部17の側面側から分散
液が上記隙間に分散液が侵入することが考えられるが、
しかし外周面17aはかなりの周速で回転しているので
側面側から分散液が侵入する速度はかなり遅くなると考
えられるので、体積の増大に伴う負圧の発生が妨げられ
ることはない。
【0023】この場合、分離スクリーン13と隆起部外
周面17aとの対向間隙Lは狭い状態から広い状態に急
激に変化するほど負圧は増大し、クリーニング作用を強
力に発揮することになる。
【0024】また請求項2に示すように、プレート16
の外周面を滑らかな流線形に形成することによって、流
体力学の見地から水流抵抗を軽減して上記分離スクリー
ン13とプレーン16の外周面に隆起する隆起部17と
の対向間隙Lを流れる滑らかにし、分離スクリーン13
の目開きの方向に分散液が押し込まれて粉砕メディア1
4による目詰りの発生をできるだけ阻止することができ
る。
【0025】また請求項3によれば、前記回転攪拌体1
2のうち、分離スクリーン13に対向する回転攪拌体1
2、即ちプレート16を設けた回転攪拌体12は必ずし
も同一の駆動軸11で回転する必要はなく、図7に示す
ようにプレート16回転用の駆動軸18を別に設け、粉
砕用回転攪拌体12との回転速度を適宜変更することが
できるようにしてもよい。即ち、請求項3によれば、前
述のクリーニング作用を強力に発揮させるために粉砕用
回転攪拌体12よりも、プレート16の回転速度を随時
上げることが可能である。
【0026】また請求項4によれば、分離スクリーン1
3と上記隆起部17の先端部16aの外周面17aとの
最小対向間隙Lminは、粉砕メディア14の平均粒径
の3倍〜30倍の範囲に設定されるようになっている。
該対向間隙Lminが狭いほどこれに続く回転方向の隙
間の容積の増大の程度が大きくなり、負圧の発生が大き
くなるが、この最小対向間隙Lminは粉砕メディア1
4の粒径と密接な関係があり、該最小対向間隙Lmin
が粉砕メディア14の平均粒径の3倍より狭い場合には
回転攪拌体12と粉砕メディア14との間や粉砕メディ
ア相互間での摩擦が大となり粉砕メディアが破壊された
り該攪拌体12の回転が困難になる恐れがあり、更に粉
砕メディア14がプレート16と分離スクリーン13と
の間に挟まれて破損される恐れが大きくなる。また上記
対向間隙Lminが粉砕メディア14の平均粒径の30
倍より大きい場合には負圧の発生が小さくなってしまい
クリーニング作用が大幅に減退することになる。
【0027】また請求項5によれば、プレート16の回
転速度が大であるほど前記負圧の発生は大きくなり、回
転速度が小であると負圧の発生が当然に少ないが、粉砕
力やベッセル、攪拌体、粉砕メディアなどの摩耗の発生
や粉砕攪拌熱などの面から考えると、前記プレート16
の回転速度は周速8〜20m/sec、好ましくは12
〜15m/secが推奨される。
【0028】また請求項6に示すように、前記分離スク
リーン13の目開き13aは0.025〜0.150m
mであり、粉砕メディア14の平均直径が0.05〜
0.30mmであることが好ましい。分離スクリーン1
3の目開き13aが0.025〜0.150mmによっ
て、平均直径が0.05〜0.30mmの微細な粉砕メ
ディア14を分散液から分離し、また分散液を必要なだ
け通過させることができる。因に分離スクリーン13の
目開き13aが0.150mmを越えた大きな目開きで
は粉砕メディアが摩耗していくらか小さくなると、本発
明のプレート16を設けない場合には目詰まりを起こし
分散液の通過を低下させ、長時間の安定操業が損なわれ
る。上記目開きが0.025mm未満では最初から分散
液の通過性が不足して効率良く粉砕することができな
い。これがために、例えプレート16を設けるとしても
上記範囲内に設定することが好ましい。
【0029】上記のように、分離スクリーン13の目開
き13aは使用する粉砕メディア14の平均粒径によっ
て適宜選択される。好ましくは微細な粉砕メディア14
として平均粒径が0.05〜0.25mmが用いられ、
分離スクリーン13の目開き13aは0.025〜0.
125mmが用いられる。
【0030】また請求項7に示すように、分離スクリー
ン13の目開き13aが回転攪拌体12の回転方向と略
同じ方向に連続して開口することにより、粉砕メディア
14はスクリーン条材13b(図4参照)に沿って流れ
阻害されることがないので目詰まりの発生は防止され
る。本発明者の実験によれば、目開き13aの長手方向
がプレート16外周の回転走行方向と90°交叉する場
合は、攪拌粉砕途上で徐々に目詰まり現象を生起し、分
散液の通過が少なくなり、やがては送液ポンプの吐出圧
が高くても目詰まりのために分散液を送ることができな
くなるが、目開き13aの長手方向がプレート16の回
転方向と同方向に連続している場合には、数週間の長時
間連続して粉砕処理を行っても、分離スクリーン13の
目詰まりは全く発生せず安定的に粉砕処理を行うことが
できることが判明した。
【0031】また請求項8に示すように分離スクリーン
13の目開き13aが回転攪拌体12の回転方向と略同
じ方向に連続して開口するための構成として、前記分離
スクリーンはウエッジワイヤースクリーンまたはエッチ
ング処理スクリーンであことが好ましい。
【0032】ウエッジワイヤースクリーンは図6に示す
ように、ワイヤーの断面、即ちスクリーン条材13bは
基本的に三角形で、その底辺が粉砕メディア14を分離
し、分散液がスリット、即ち目開き13aを通過すると
逆スリバチ状になっている。この形状によってスリット
13aへの目詰まりがなく、粉砕メディア14の分離が
良く、通過後の液は円滑に流れる効果が得られる。
【0033】またエッチング処理スクリーンは、まず、
金属板に感光液を塗布し、その上にスリット間隙の写真
ネガを合わせて焼付を行い、水洗いし現像して光硬化し
た画像を金属板上に残す。ついでこれを耐酸性に変じ、
鉱酸を用い裸出している金属面を腐食してスリット13
aを製作する。この工程を精密に管理することによって
本発明の分離スクリーン13が得られる。
【0034】
【実施例】図1及び図2は、本発明の一実施例を示すも
ので、その大半の構成は図8に示す従来技術と同じであ
るから簡単に説明すると、10は、横型円筒容器からな
るベッセルで、その周壁には冷却用ジャケット19が設
けられている。このベッセル10の上部の図中左側一端
には図示しないが、有機顔料、有機染料や有機顕色剤な
どの各種有機固体物質を分散して含んだ分散液を導入す
る導入口が設けられており、図中右側他端には微細に粉
砕された微粉砕物質の分散した分散液の吐出口15が分
離スクリーン13を挟んで設けられており、またこれに
隣り合って粉砕メディア14をベッセル10内に投入す
るためのメディア投入口20が斜め上方に設けられてい
る。
【0035】またベッセル10内には、図2に示すよう
にその中心軸線上に駆動軸11が片持ち状態で横設され
ており、該駆動軸11には複数枚の回転攪拌体である回
転ディスク12が所定間隔をおいて固着配設されてい
る。この回転ディスク12の中心部は、図2に示すよう
に駆動軸11に不動状態に固定されるための正方形軸孔
21が穿設されている。
【0036】回転攪拌体12は、図示のようにディスク
状のものに限定されることはなく、輪状、羽根状、ある
いはピン状などいずれの形状でもよい。
【0037】図1及び図2に示すように、駆動軸11に
その長手方向に適当間隔に設けられる回転攪拌体12の
うち、分離スクリーン13に対向して位置する回転攪拌
体12の外周面に本発明に係るプレート16を分離スク
リーン13のスクリーン面13aの全幅に対応するよう
にして周方向に90°間隔の4ヶ所に固着する。なお、
このプレート16はヒンジ結合あるいはピンまたはボル
トナット結合によって、回転攪拌体12の外周面にその
接線に対して所要の取付角度に調整可能なように取り付
けるようにしてもよい。
【0038】プレート16は、図2、特に図3に詳細に
示すように、回転攪拌体12の回転方向に向けて分離ス
クリーン13との対向間隔Lが減少するような隆起部1
7を形成する。この隆起部17は上記条件を満足すれば
偏平山形などその形状を問わない。そして、プレート1
6は、図4に示すように回転攪拌体12の外周面に沿っ
て溶接や接着によって取り付けられるが、必ずしもその
必要がなく、図5に示すように回転攪拌体12の外周側
寄りで挟まれるようにして取り付けるようにしてもよ
い。
【0039】このプレート16は、その円曲状先端部1
6aからひれ状後端部16bにかけてその外周面17a
が滑らかな流線形をなす隆起部17が形成される。そし
てその先端部16aの外周面との対向間隙が最小のLm
inに形成され、それより回転方向に、即ち後端部側に
向かって該対向間隙Lが拡大するようになっている。こ
れによって最小の対向間隙Lminにおいて効果的な負
圧を発生させることができる。
【0040】しかして分散液を導入口からベッセル10
内へ強制的に供給することによって、その供給圧力によ
って該分散液がベッセル10内をその導入口側から吐出
口15に向かって送り出されながら高速回転するディス
ク12により強攪拌され、その攪拌途上で粉砕メディア
14との協動作用によって固体物質は微細に粉砕されて
微粉末となり、分離スクリーン13により粉砕メディア
14と微粉末物質とが分離され、該微粉末物質を分散す
る分散液のみが分離スクリーン13を通過して吐出口1
5より排出されることになる。
【0041】そして分散液中の固体物質の攪拌粉砕途上
で粉砕メディア14が破砕され、あるいは摩耗して小径
となり、これらの粒子が分離スクリーン13の目開き1
3aに付着することがあっても、回転攪拌体12の外周
面に固着してある4枚のプレート16のそれぞれの隆起
部17が分離スクリーン13の対向面に近づくときに、
該攪拌体12に設けたプレート隆起部17の外周面17
aが分離スクリーン13に近づく際の先端部16aと分
離スクリーン13との対向間隙Lが最小で図中Lmin
になっている。そして該先端部16aから後端部16b
に行くにつれて対向間隙Lは増大するように隆起部17
の外周面17aが形成されている。この対向間隙Lの増
大程度は外周面17aの断面が滑らかな曲線、例えば双
曲線や放物線を描くようになる方が好ましいが、勿論直
線状であってもよい。このように回転方向に対して対向
間隙Lが増大していることによって外周面17aと分離
スクリーン13との間の隙間の容積が増大するので、こ
の隙間に負圧が発生し、分離スクリーン13に付着す
る、または付着しようとする粉砕メディア14が該負圧
の作用でプレート16側に吸引し、攪拌体12とつれ回
りする分散液と共に移動攪拌せしめ、該粉砕メディア1
4が分離スクリーン13を閉塞するのを防止し、分離ス
クリーン13のクリーニング作用を良好に発揮すること
ができる。またこのようにすることで分離スクリーン1
3に向かって分散液が押し込まれていくような状態は生
じにくくなる。上記のようにプレート16に形成される
隆起部17における先端部16aの外周面17aと分離
スクリーン13との間の対向間隙Lminが最も狭く、
回転方向後方に向かって広くなるよう形成されることが
必要である。これに対し隆起部17の先端部16aより
も後端部16b側の隆起量を大に形成し、先端部よりも
後方側の方が上記対向間隙が狭いと、先端部から最小対
向間隙に至るまでの間に、その部分に侵入した粉砕メデ
ィアが互いにぶっつかりあって摩耗したり削られること
になり、このような構成は避けることが好ましい。また
隆起部17の外周面17aと分離スクリーン13との間
の隙間の体積が増大した時に、隆起部17の側面側から
分散液が上記隙間に分散液が侵入することが考えられる
が、しかし外周面17aはかなりの周速で回転している
ので側面側から分散液が侵入する速度はかなり遅くなる
と考えられるので、体積の増大に伴う負圧の発生が妨げ
られることはない。
【0042】また、前記回転攪拌体12のうち、分離ス
クリーン13に対向する回転攪拌体12、即ちプレート
16を設けた回転攪拌体12は必ずしも同一の駆動軸1
1で回転する必要はなく、図7に示すようにプレート回
転用の駆動軸18を別に設け、粉砕用回転攪拌体12と
の回転速度を適宜変更することができるようにしてもよ
い。即ち、この実施例によれば、前述のクリーニング作
用を強力に発揮させるために粉砕用回転攪拌体12より
も、プレート16の回転速度を上げることが可能であ
る。
【0043】また上記のように分離スクリーン13と隆
起部外周面17aとの最小対向間隙Lminが狭いほど
負圧の発生が大きくなるが、この最小対向間隙Lmin
は粉砕メディア14の粒径と密接な関係があり、該対向
間隙Lminが粉砕メディア14の平均粒径の3倍より
狭い場合には回転攪拌体12と粉砕メディア14との間
や粉砕メディア相互間での摩擦が大となり粉砕メディア
が破壊されたり該攪拌体の回転が困難になる恐れがあ
り、上記最小対向間隙Lminが粉砕メディア14の平
均粒径の30倍より大きい場合には負圧の発生が小さく
なっていまいクリーニング作用が大幅に減退することに
なるから、上記対向間隙Lは、粉砕メディア14の平均
粒径の3倍〜30倍の範囲に設定されることが好まし
い。
【0044】さらには、プレート16の回転速度が大で
あるほど前記負圧の発生は大きくなるが、粉砕力やベッ
セル、攪拌体、粉砕メディアなどの摩耗の発生や粉砕攪
拌熱などの面から考えると、前記プレート16の回転速
度は周速8〜20m/sec、好ましくは12〜15m
/secが好ましい。
【0045】また、前記分離スクリーン13の目開き1
3aは0.025〜0.150mmであり、粉砕メディ
ア14の平均直径が0.05〜0.30mmであること
が好ましい。分離スクリーン13の目開き13aが0.
025〜0.150mm未満によって、平均直径が0.
05〜0.30mmの微細な粉砕メディア14を分散液
から分離し、また分散液を必要なだけ通過させることが
できる。
【0046】因に分離スクリーン13の目開き13aが
0.150mmを越えた大きな目開きでは粉砕メディア
が摩耗していくらか小さくなると、本発明のプレート1
6を設けない場合には目詰まりを起こし分散液の通過を
低下させ、長時間の安定操業が損なわれる。上記目開き
13aが0.025mm未満では最初から分散液の通過
性が不足して効率良く粉砕することができない。これが
ために、例えプレートを設けるとしても上記範囲内に設
定することが好ましい。
【0047】上記のように、分離スクリーン13の目開
き13aは使用する粉砕メディア14の平均粒径によっ
て適宜選択される。好ましくは微細な粉砕メディア14
として平均粒径が0.05〜0.25mmが用いられ、
分離スクリーン13の目開き13aは0.025〜0.
125mmが用いられる。
【0048】また、図6に示すように、分離スクリーン
13は、ウエッジワイヤースクリーンまたはエッチング
処理スクリーンが用いられ、断面略三角形状のスクリー
ン条材13bと目開き13aとが交互に並んだ状態で長
手方向に連続するようにな一方向の網目に形成され、該
条材13bと目開き13aとが回転攪拌体12の回転方
向と略同じ方向に連続して開口することにより、粉砕メ
ディア14は該条材13dの底辺によって分離されると
共に、該メディア14は該底辺に沿って流れるため目詰
まりの発生が少なく、分散液は、それに分散する微粉末
aと共に目開き13aを矢印のように通過し、通過後は
条材13bが逆スリバチ状となって通過路が広くなって
いるため円滑に流れる効果がある。
【0049】以下に本発明を用いた実施例と従来技術を
用いた比較例との実験事例とその実験結果を示す。
【0050】実施例 湿式微粉砕機としてサンドグライダーを用い、このプレ
ートの形態を図3に示したようなプレート形状とし、こ
のプレートをディスクの外周面に90°間隔に固着し、
粉砕メディアとしてガラスビーズを用い、そのビーズ径
φ0.2mm、隆起部と分離スクリーンとの最小対向間
隙Lminを2mmとし、外周面も一般の二次曲線と
し、プレートの回転方向に対する長さは分離スクリーン
の長さと同一の200mmとした。また分離スクリーン
の目開きを0.075mmとし、ディスクの周速を12
m/secとし、ビーズ充填率80%、分散液の流量1
50kg/hで、分散液として電子供与体の染料発色剤
を分散した分散液を用い、該染料発色剤の微細化を行
い、この際の分離スクリーンの目詰まり状態を測定し
た。なおこの電子供与体の染料発色剤の水分散液は染料
発色剤3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−フェニル
アミノフルオラン100部、増感剤1、2−ビス(3−
メチルフェノキシ)エタン250部、分散剤メチルセル
ロースの2%水溶液200部、助剤ジ(トリデシル)ス
ルホコハク酸ソーダ10部、水200部の配合で調製し
た。なお上述の例中の部及び%はそれぞれ重量部及び重
量%を示す。
【0051】なお、使用する粉砕メディア径に応じて最
小対向間隙Lminを調節できるようにプレートに固定
する位置をディスクの直径方向に移動できるようにする
ことが好ましい。
【0052】上記条件で、720時間の連続運転を行っ
た結果、内部圧力の上昇、分散液の排出量とも異常は認
められなかった。分離スクリーンを目詰まり状態を調査
した結果、該スクリーンの目開き(空隙)の内、10%
の目詰まりが確認された。
【0053】比較例 上記実施例と全く同一の条件で、ただプレートを除いて
実験した。なお、上記実施例のプレートを取り付けた状
態からプレートを撤去することによって分離スクリーン
のスクリーン面には3体のディスクが直接に対向するこ
とになる(図8参照)。このディスクの厚みはそれぞれ
20mmである。
【0054】実験の結果、10分の連続運転で内部圧力
が上昇3kg/cm2 となり、分散液の排出量が極端に
低下した為運転を停止するに至った。分離スクリーンの
目詰まり状態を調査したところ、分離スクリーンの目開
き(空隙)の内、98%の目詰まりが確認された。
【0055】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、分離スク
リーンに付着する、または付着しようとする粉砕メディ
アをプレート側に吸引し、攪拌体とつれ回りする分散液
と共に移動攪拌せしめ、該粉砕メディアが分離スクリー
ンを閉塞するのを防止し、分離スクリーンのクリーニン
グ作用を良好に発揮することができ、従って長期間使用
するも分離スクリーンの目詰まりの発生がなく効率的に
粉砕作業を行うことができる。
【0056】これがために湿式メディア攪拌型粉砕機に
おいて微小粉砕メディアと分散液の分離が容易となり、
より一層の分散液の微細化が可能となった。これによ
り、特に感熱記録体の有機染料や有機顕色剤の微細化に
より記録感度の上昇が約束された。しかも、連続運転が
可能なため操業にも大変有利となった。
【0057】また請求項2に示すように、プレートの外
周面を直線部分を適宜含む滑らかな曲線状に形成するこ
とによって、流体力学の見地から水流抵抗を軽減して上
記分離スクリーンとプレーンの外周面に隆起する隆起部
との対向間隙の流れを滑らかにし、分離スクリーンの目
開きの方向に分散液が押し込まれて粉砕メディアによる
目詰りの発生をできるだけ阻止して、分離スクリーンと
の対向間隙に対する分散液の流れをできるだけ速くする
ことができ、攪拌粉砕効率の減退を招くことなく分離ス
クリーンに対するクリーニング効果を上げることができ
る。
【0058】また請求項3によれば、前述のクリーニン
グ作用を粉砕用回転攪拌体の回転速度に関係なく自由に
設定することができる。
【0059】また請求項4によれば、粉砕メディアの平
均粒径に対して分離スクリーンとプレートとの間の対向
間隙を適正に維持することができ、これによって回転攪
拌体の回転を効率的に維持しながら効果的なクリーニン
グ作用を行うことができる。
【0060】また請求項5によれば、プレートの回転速
度を適正に維持することができ、これによってプレート
の円滑な回転と効果的なクリーニング作用を発揮するこ
とができる。
【0061】また請求項6によれば、前記分離スクリー
ンの目開きの空隙径と、粉砕メディアの平均直径とを適
正な値に設定することができ、これによってより一層分
離スクリーンの目詰まりを無くし、分散液を効率的に取
り出すことができる。
【0062】また請求項7によれば、数週間の長時間連
続して粉砕処理を行っても、分離スクリーンの目詰まり
は殆ど発生せず安定的に粉砕処理を行うことができる。
【0063】また請求項8によれば、分離スクリーンを
容易に且つ安価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】 図2におけるA−A線断面図である。
【図3】 同要部の正面拡大図である。
【図4】 図3におけるB−B線断面図である。
【図5】 図4の他の変形例を示す。
【図6】 同要部の作用を説明するための拡大図であ
る。
【図7】 同他の実施例を示す縦断側面図である。
【図8】 従来技術の縦断側面図である。
【符号の説明】
10 ベッセル 11 駆動軸 12 回転攪拌体 13 分離スクリーン 13a 分離スクリーンの目開き 13b 分離スクリーンの条材 14 粉砕メディア 16 プレート 17 隆起部 17a 隆起部の外周面 18 駆動軸

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒型ベッセル内で駆動軸を介して回転
    ディスクなどの複数の回転攪拌体を回転させて該ベッセ
    ル内の粉砕メディアと分散液とを攪拌し、該攪拌途上で
    分散液に分散する固体物質を粉砕して微粉末とし、該ベ
    ッセルに備えた分離スクリーンにより粉砕メディアと微
    粉末とを分離し、吐出口より微粉末を分散させた分散液
    として取り出すようにした湿式微粉砕装置において、複
    数の前記回転攪拌体のうち、前記分離スクリーンに対向
    する回転攪拌体の外周面に少なくとも1枚以上のプレー
    トを固着し、該プレートに回転攪拌体の回転方向に向け
    て分離スクリーンとの対向間隔がその先端部において最
    小であり、以後の部分で増大するような外周面を有する
    隆起部を形成してなることを特徴とする湿式微粉砕装
    置。
  2. 【請求項2】 前記プレートの前記隆起部は、その外周
    面が直線部分を適宜含む滑らかな曲線状に形成されてな
    る請求項1記載の湿式微粉砕装置。
  3. 【請求項3】 前記分離スクリーンに対向する回転攪拌
    体は、前記駆動軸とは別体の反対側から同軸に設けた駆
    動軸によって回転するようにした請求項1または2記載
    の湿式微粉砕装置。
  4. 【請求項4】 分離スクリーンと上記隆起部の先端部外
    周面との最小対向間隙が、粉砕メディアの平均粒径の3
    倍〜30倍の範囲に設定されてなる請求項1〜3のいず
    れか記載の湿式微粉砕装置。
  5. 【請求項5】 前記プレートの回転速度は、周速8〜2
    0m/secである請求項1〜4のいずれか記載の湿式
    微粉砕装置。
  6. 【請求項6】 前記分離スクリーンの目開きは、0.0
    25〜0.150mmであり、粉砕メディアの平均直径
    が0.05〜0.30mmである請求項1〜5のいずれ
    か記載の湿式微粉砕装置。
  7. 【請求項7】 前記分離スクリーンの目開きは、回転攪
    拌体の回転方向と略同じ方向に連続して開口してなる請
    求項1〜6のいずれか記載の湿式微粉砕装置。
  8. 【請求項8】 前記分離スクリーンは、ウエッジワイヤ
    ースクリーンまたはエッチング処理スクリーンである請
    求項1〜7のいずれか記載の湿式微粉砕装置。
JP21458693A 1993-08-30 1993-08-30 湿式微粉砕装置 Withdrawn JPH0760146A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006334513A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Asada Tekko Kk 湿式媒体攪拌ミル

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