JPH0760116A - 脱臭素子及びその脱臭素子を用いた脱臭装置 - Google Patents
脱臭素子及びその脱臭素子を用いた脱臭装置Info
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- JPH0760116A JPH0760116A JP5209079A JP20907993A JPH0760116A JP H0760116 A JPH0760116 A JP H0760116A JP 5209079 A JP5209079 A JP 5209079A JP 20907993 A JP20907993 A JP 20907993A JP H0760116 A JPH0760116 A JP H0760116A
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- deodorizing
- deodorizing element
- honeycomb
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 導電性セラミックスを主成分とし、多数の貫
通孔1aを有するハニカム構造から成り、その内表面に
は臭気を吸着及び酸化分解するための吸着剤と酸化触媒
が被覆され、且つその外表面には金属皮膜からなる1対
の電極2が設けられてなる脱臭素子1と、その脱臭素子
1を送風路9内に設置してなる脱臭装置とよりなるもの
である。 【効果】 永続的に高い脱臭効果をもち、構造的にも簡
単で低コストの脱臭素子及び脱臭装置が得られる。
通孔1aを有するハニカム構造から成り、その内表面に
は臭気を吸着及び酸化分解するための吸着剤と酸化触媒
が被覆され、且つその外表面には金属皮膜からなる1対
の電極2が設けられてなる脱臭素子1と、その脱臭素子
1を送風路9内に設置してなる脱臭装置とよりなるもの
である。 【効果】 永続的に高い脱臭効果をもち、構造的にも簡
単で低コストの脱臭素子及び脱臭装置が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トイレ、浄化槽、下駄
箱、調理器などに用いられる脱臭素子及びその脱臭素子
を用いた脱臭装置に関するものである。
箱、調理器などに用いられる脱臭素子及びその脱臭素子
を用いた脱臭装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の脱臭素子として一般に利
用されているものとしては、活性炭、ゼオライト式、オ
ゾン式、或は薬剤などがある。
用されているものとしては、活性炭、ゼオライト式、オ
ゾン式、或は薬剤などがある。
【0003】前記活性炭やゼオライト式は、ハニカム形
状、繊維状フェルト、粒状などのものがあり、いずれも
この活性炭に送風により臭気を接触させ、臭い分子を活
性炭の細孔に物理吸着させて脱臭するものである。また
前記オゾン式は、高圧発生機、オソナイザー、オゾン分
解触媒で構成され、オソナイザーに高圧電圧を印加しコ
ロナ放電を起こすことによりオゾンを発生させ、このオ
ゾンで臭気成分を酸化分解し、その後残留したオゾンと
臭気を2酸化マンガン系の触媒で処理することにより脱
臭するものである。そして前記薬剤では、通常不織布な
どにアルカリ性或いは酸性水溶塩を含浸させ、これにそ
れぞれの臭気を接触させ中和反応により脱臭するもので
ある。
状、繊維状フェルト、粒状などのものがあり、いずれも
この活性炭に送風により臭気を接触させ、臭い分子を活
性炭の細孔に物理吸着させて脱臭するものである。また
前記オゾン式は、高圧発生機、オソナイザー、オゾン分
解触媒で構成され、オソナイザーに高圧電圧を印加しコ
ロナ放電を起こすことによりオゾンを発生させ、このオ
ゾンで臭気成分を酸化分解し、その後残留したオゾンと
臭気を2酸化マンガン系の触媒で処理することにより脱
臭するものである。そして前記薬剤では、通常不織布な
どにアルカリ性或いは酸性水溶塩を含浸させ、これにそ
れぞれの臭気を接触させ中和反応により脱臭するもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来脱臭
素子には、以下に示すような問題があった。
素子には、以下に示すような問題があった。
【0005】即ち、活性炭、薬剤には寿命があり一定時
間使用すると必ず交換する必要があるという問題点があ
り、オゾン式は、一般に高圧発生機、オソナイザー、オ
ゾン分解触媒を必要とし構造が複雑になりコストが高く
なるという問題点があり、そして下駄箱などで発生する
イソ吉草酸、酢酸などの脂肪酸系の臭気に対する分解脱
臭効果が劣るという問題点であった。
間使用すると必ず交換する必要があるという問題点があ
り、オゾン式は、一般に高圧発生機、オソナイザー、オ
ゾン分解触媒を必要とし構造が複雑になりコストが高く
なるという問題点があり、そして下駄箱などで発生する
イソ吉草酸、酢酸などの脂肪酸系の臭気に対する分解脱
臭効果が劣るという問題点であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記のような問
題点を解決したもので、ハニカム構造を導電性セラミッ
クスで作成しその内表面に臭気を常温で吸着する吸着材
と、加熱時には臭気を酸化分解するための酸化触媒が混
合して被覆されており、且つこのハニカム構造体の外表
面には電圧を印加すれば自己発熱するための一対の電極
が設けられてなるものである
題点を解決したもので、ハニカム構造を導電性セラミッ
クスで作成しその内表面に臭気を常温で吸着する吸着材
と、加熱時には臭気を酸化分解するための酸化触媒が混
合して被覆されており、且つこのハニカム構造体の外表
面には電圧を印加すれば自己発熱するための一対の電極
が設けられてなるものである
【0007】
【作用】本発明は前記構成にて、常温で臭気を含む空気
をハニカムに通風させる内面に被覆されている吸着材が
この臭気成分を吸着脱臭する。しかしながら、吸着材
は、ある一定の臭気量を吸着すると活性炭と同様、破過
し脱臭性能が落ちてくる。このとき前記電極間に一定の
電圧を印加すると導電性セラミックスから成るハニカム
内に電流が流れジュール熱により加熱され、吸着された
臭気が脱着されるが同時に加熱された酸化触媒がこの臭
気を酸化分解して無臭にする。同時に、破過していた吸
着材は、元の活性状態に復帰する。加熱時、外部から送
り込まれる臭気は、加熱された酸化触媒の作用により酸
化分解して脱臭される。
をハニカムに通風させる内面に被覆されている吸着材が
この臭気成分を吸着脱臭する。しかしながら、吸着材
は、ある一定の臭気量を吸着すると活性炭と同様、破過
し脱臭性能が落ちてくる。このとき前記電極間に一定の
電圧を印加すると導電性セラミックスから成るハニカム
内に電流が流れジュール熱により加熱され、吸着された
臭気が脱着されるが同時に加熱された酸化触媒がこの臭
気を酸化分解して無臭にする。同時に、破過していた吸
着材は、元の活性状態に復帰する。加熱時、外部から送
り込まれる臭気は、加熱された酸化触媒の作用により酸
化分解して脱臭される。
【0008】このように、本発明により、活性炭、ゼオ
ライト、薬剤にたいしてはメンテナンスフリー(脱臭材
の交換不要)であり、オゾン式にたいしては低コストの
脱臭素子が提供できる。また、送風系構造と素子に電圧
印加するための外部電源を組合わすことにより簡単な構
造で低コストの脱臭装置が提供できる。
ライト、薬剤にたいしてはメンテナンスフリー(脱臭材
の交換不要)であり、オゾン式にたいしては低コストの
脱臭素子が提供できる。また、送風系構造と素子に電圧
印加するための外部電源を組合わすことにより簡単な構
造で低コストの脱臭装置が提供できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
て説明する。
【0010】図1は本発明のハニカム状脱臭素子の外観
図であり、図1において1は脱臭素子、2は電極であ
る。図2は図1の脱臭素子のハニカム部の拡大図であ
り、図2において、1aはセル(貫通孔)、1bはリ
ブ、3は脱臭皮膜層である。脱臭皮膜層3は常温時に吸
着作用により脱臭機能を有するゼオライト、セピオライ
ト、アルミナ、シリカ等の吸着材、加熱時に臭い成分を
酸化分解するための二酸化マンガン、ペロブスカイト型
金属酸化物、アルミナ担持の白金族金属等の酸化触媒及
び結合材としてのアルミナゾル、シリカゾル等で構成さ
れる。
図であり、図1において1は脱臭素子、2は電極であ
る。図2は図1の脱臭素子のハニカム部の拡大図であ
り、図2において、1aはセル(貫通孔)、1bはリ
ブ、3は脱臭皮膜層である。脱臭皮膜層3は常温時に吸
着作用により脱臭機能を有するゼオライト、セピオライ
ト、アルミナ、シリカ等の吸着材、加熱時に臭い成分を
酸化分解するための二酸化マンガン、ペロブスカイト型
金属酸化物、アルミナ担持の白金族金属等の酸化触媒及
び結合材としてのアルミナゾル、シリカゾル等で構成さ
れる。
【0011】前記のような構成において、送風によりセ
ル1aを通過する臭気成分は、常温時、脱臭皮膜層3中
の吸着材により吸着され続けるが、時間の経過とともに
破過に達しその機能はだんだん低下する。この時、電極
2の間に電圧を印加すると、リブ1bに電流が流れ、ジ
ュール熱が生じる。
ル1aを通過する臭気成分は、常温時、脱臭皮膜層3中
の吸着材により吸着され続けるが、時間の経過とともに
破過に達しその機能はだんだん低下する。この時、電極
2の間に電圧を印加すると、リブ1bに電流が流れ、ジ
ュール熱が生じる。
【0012】そして、脱臭皮膜層3に含まれる酸化触媒
も同時に加熱され、吸着材に吸着された臭気成分やセル
1aを通過する臭気成分を酸化分解し脱臭することにな
り、同時に、吸着材はもとの状態に戻り吸着機能が回復
する。この場合、脱臭素子1の適正な加熱条件として
は、300℃前後で2〜10分である。このように本発
明の脱臭素子1は、定期的に通電することにより永続的
に脱臭機能を有することになる。
も同時に加熱され、吸着材に吸着された臭気成分やセル
1aを通過する臭気成分を酸化分解し脱臭することにな
り、同時に、吸着材はもとの状態に戻り吸着機能が回復
する。この場合、脱臭素子1の適正な加熱条件として
は、300℃前後で2〜10分である。このように本発
明の脱臭素子1は、定期的に通電することにより永続的
に脱臭機能を有することになる。
【0013】脱臭素子としてのハニカムの外形状として
は、円形、多角形、直方体などがあるが本発明のように
通電するためには、直方体が最も適しており、電極は貫
通孔に対して平行な相対する面に形成することが、簡単
でしかも脱臭素子全体に均一な電極を流す事ができ、均
一に加熱することができる。
は、円形、多角形、直方体などがあるが本発明のように
通電するためには、直方体が最も適しており、電極は貫
通孔に対して平行な相対する面に形成することが、簡単
でしかも脱臭素子全体に均一な電極を流す事ができ、均
一に加熱することができる。
【0014】また、脱臭素子を構成する導電セラミック
スは、炭化ケイ素と窒化ケイ素からなる多孔質セラミッ
クスがこれ自体にも吸着性能をもつため素子の脱臭性能
を向上させる。また触媒担持がよく、繰りの返しの加熱
による熱衝撃性が優れている。これについては、本発明
者による先願特許である特開平4−132662号公報
で詳しく述べられている。また、電極は通常アルミニュ
ームやニッケルなどの溶射皮膜あるいは銀ペースト皮膜
などで形成される。
スは、炭化ケイ素と窒化ケイ素からなる多孔質セラミッ
クスがこれ自体にも吸着性能をもつため素子の脱臭性能
を向上させる。また触媒担持がよく、繰りの返しの加熱
による熱衝撃性が優れている。これについては、本発明
者による先願特許である特開平4−132662号公報
で詳しく述べられている。また、電極は通常アルミニュ
ームやニッケルなどの溶射皮膜あるいは銀ペースト皮膜
などで形成される。
【0015】図3は、本発明の脱臭素子1を利用した脱
臭装置であり、図3において、脱臭素子1は、通風路9
の内部に設置され、通風用の端子4で通風路9に固定さ
れている。端子4はリード線5を介して外部電源7及び
スイッチ6と接続されている。
臭装置であり、図3において、脱臭素子1は、通風路9
の内部に設置され、通風用の端子4で通風路9に固定さ
れている。端子4はリード線5を介して外部電源7及び
スイッチ6と接続されている。
【0016】通風路9内部には同時に送風機(ファン)
8が設置されており、これにて脱臭素子1に臭気成分を
含む空気を送り込むことにより脱臭素子1を通風する臭
気成分は脱臭素子1で脱臭され無臭化される。そして通
常は、スイッチ6が解放で脱臭素子1を常温状態で使用
し、定期的にスイッチ6を接続して脱臭素子1に通電す
ることにより、永続的に脱臭機能を有する脱臭装置とな
る。
8が設置されており、これにて脱臭素子1に臭気成分を
含む空気を送り込むことにより脱臭素子1を通風する臭
気成分は脱臭素子1で脱臭され無臭化される。そして通
常は、スイッチ6が解放で脱臭素子1を常温状態で使用
し、定期的にスイッチ6を接続して脱臭素子1に通電す
ることにより、永続的に脱臭機能を有する脱臭装置とな
る。
【0017】図4は、図3の脱臭装置を使用してアンモ
ニアの脱臭効果を示すグラフである。
ニアの脱臭効果を示すグラフである。
【0018】図4において、縦軸は脱臭前のアンモニア
濃度にたいする脱臭後のアンモニア濃度の比率である脱
臭率、横軸は1時間当たりの風量を脱臭素子の体積で割
った値であるSV値であり、3種類(180セルはA、
300セルはB、400セルはCで示す)のハニカムを
使用した脱臭素子のSV値に対する脱臭率を示してい
る。脱臭前のアンモニア濃度は、28ppmである。
濃度にたいする脱臭後のアンモニア濃度の比率である脱
臭率、横軸は1時間当たりの風量を脱臭素子の体積で割
った値であるSV値であり、3種類(180セルはA、
300セルはB、400セルはCで示す)のハニカムを
使用した脱臭素子のSV値に対する脱臭率を示してい
る。脱臭前のアンモニア濃度は、28ppmである。
【0019】図5は、図3の脱臭装置で180セルのハ
ニカム脱臭素子、風量条件SV30000、アンモニア
80ppmを使用し、無通電10分、通電2分の繰り返
し脱臭したときの時間に対する脱臭率を示している。そ
して、無通電時には、時間の経過とともに脱臭率は低下
しているが、2分の通電をすることにより再び脱臭率は
回復し、永続的に脱臭率90%以上を維持している。
ニカム脱臭素子、風量条件SV30000、アンモニア
80ppmを使用し、無通電10分、通電2分の繰り返
し脱臭したときの時間に対する脱臭率を示している。そ
して、無通電時には、時間の経過とともに脱臭率は低下
しているが、2分の通電をすることにより再び脱臭率は
回復し、永続的に脱臭率90%以上を維持している。
【0020】
【発明の効果】このように本発明によれば、導電性セラ
ミックスのハニカム構造で、その内表面ら吸着材と酸化
触媒が被覆され、且つ外表面に1対の電極が設けられて
いることにより、永続的に高い脱臭効果をもち、構造的
にも簡単で低コストの脱臭素子、脱臭装置が提供され
る。
ミックスのハニカム構造で、その内表面ら吸着材と酸化
触媒が被覆され、且つ外表面に1対の電極が設けられて
いることにより、永続的に高い脱臭効果をもち、構造的
にも簡単で低コストの脱臭素子、脱臭装置が提供され
る。
【0021】また、ハニカム構造が直方体で電極が貫通
孔に平行な外表面に設けられているため電極形成が簡単
で、しかも通電したとき脱臭素子全体に均一な電流を流
すことができる。即ち素子全体を均一に加熱することが
でき吸着機能の回復を効率よくできる。
孔に平行な外表面に設けられているため電極形成が簡単
で、しかも通電したとき脱臭素子全体に均一な電流を流
すことができる。即ち素子全体を均一に加熱することが
でき吸着機能の回復を効率よくできる。
【0022】そして、導電セラミックスが、炭化ケイ素
と金属シリコンを主原料とし、窒素との反応焼結により
主成分が炭化ケイ素と窒素ケイ素からなり多孔質である
ため、セラミック自身も吸着性能をもつ事により脱臭性
能を向上するとともに被覆する脱臭皮膜層の密着がよく
(触媒担持性がよい)、しかも通電加熱の繰り返しによ
る熱衝撃性のよい事により耐久性の優れた脱臭素子が得
られる。
と金属シリコンを主原料とし、窒素との反応焼結により
主成分が炭化ケイ素と窒素ケイ素からなり多孔質である
ため、セラミック自身も吸着性能をもつ事により脱臭性
能を向上するとともに被覆する脱臭皮膜層の密着がよく
(触媒担持性がよい)、しかも通電加熱の繰り返しによ
る熱衝撃性のよい事により耐久性の優れた脱臭素子が得
られる。
【0023】更に、本発明の脱臭素子を送風機を有する
送風路の内部に設置し、この脱臭素子に外部電源により
印加できる構造の脱臭装置であるため、構造的にも簡単
でメンテナンスフリーの脱臭装置が得られる。
送風路の内部に設置し、この脱臭素子に外部電源により
印加できる構造の脱臭装置であるため、構造的にも簡単
でメンテナンスフリーの脱臭装置が得られる。
【図1】本発明の一実施例における脱臭素子の外観斜視
図である。
図である。
【図2】図1の脱臭素子のハニカム部の要部拡大断面図
である。
である。
【図3】本発明の一実施例における脱臭装置の要部概略
構成図である。
構成図である。
【図4】本発明の一実施例における脱臭装置を使用した
ときの脱臭率−SV値の説明図である。
ときの脱臭率−SV値の説明図である。
【図5】本発明の一実施例における脱臭装置を使用し無
通電−通電の繰り返しを行った時の脱臭率−時間の説明
図である。
通電−通電の繰り返しを行った時の脱臭率−時間の説明
図である。
1 脱臭素子 1a セル 1b リブ 2 電極 3 脱臭皮膜層 4 端子 5 リード線 6 スイッチ 7 外部電源 8 送風機 9 送風路
Claims (5)
- 【請求項1】 導電性セラミックスを主成分とし、多数
の貫通孔を有するハニカム構造から成り、その内表面に
は臭気を吸着及び酸化分解するための吸着材と酸化触媒
が被覆され、且つその外表面には金属皮膜からなる1対
の電極が設けられたことを特徴とする脱臭素子。 - 【請求項2】 前記ハニカム構造体が、直方体であるこ
とを特徴とする請求項1記載の脱臭素子。 - 【請求項3】 前記1対の電極が、貫通孔に対して平行
な外表面に設けられたことを特徴とする請求項1若しく
は請求項2記載の脱臭素子。 - 【請求項4】 前記導電性セラミックスが、炭化ケイ素
と金属シリコンを主原料とし、窒素との反応焼結により
主成分が炭化ケイ素と窒素ケイ素からなり多孔質である
ことを特徴とする請求項1若しくは請求項2又は請求項
3記載の脱臭素子。 - 【請求項5】 前記脱臭素子を送風機を有する送風路の
内部に設置し、且つこの脱臭素子に印加するための外部
電源を設けられたことを特徴とする脱臭装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5209079A JPH0760116A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 脱臭素子及びその脱臭素子を用いた脱臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5209079A JPH0760116A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 脱臭素子及びその脱臭素子を用いた脱臭装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0760116A true JPH0760116A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16566919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5209079A Pending JPH0760116A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 脱臭素子及びその脱臭素子を用いた脱臭装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0760116A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997022401A1 (en) * | 1995-12-15 | 1997-06-26 | Airguard Industries Inc. | Method and apparatus for filtering volatile organic compounds |
EP1486774A1 (en) * | 2002-03-20 | 2004-12-15 | Ngk Insulators, Ltd. | Method of measuring thermal conductivity of honeycomb structure |
JP2011230999A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-17 | Ibiden Co Ltd | ハニカム構造体及び排ガス浄化装置 |
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JP2013094761A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ガス収着回収素子、ガス収着回収素子の製造方法及びガス収着回収装置 |
JP2013094776A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Industrial Technology Research Inst | 除湿装置及びその通電脱着装置 |
JP2014136185A (ja) * | 2013-01-16 | 2014-07-28 | Tokyo Yogyo Co Ltd | ガス吸着再生機能を有する炭化ケイ素質基材 |
JP2014171949A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Mazda Motor Corp | 脱臭処理装置 |
JP2019103796A (ja) * | 2017-12-13 | 2019-06-27 | 株式会社フジコー | 浄化槽用脱臭装置及び浄化槽の脱臭方法 |
-
1993
- 1993-08-24 JP JP5209079A patent/JPH0760116A/ja active Pending
Cited By (13)
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US7682072B2 (en) | 2002-03-20 | 2010-03-23 | Ngk Insulators, Ltd. | Method of measuring thermal conductivity of honeycomb structure |
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