JPH0759733A - 視野測定装置 - Google Patents
視野測定装置Info
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- JPH0759733A JPH0759733A JP5212798A JP21279893A JPH0759733A JP H0759733 A JPH0759733 A JP H0759733A JP 5212798 A JP5212798 A JP 5212798A JP 21279893 A JP21279893 A JP 21279893A JP H0759733 A JPH0759733 A JP H0759733A
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Abstract
できる視野測定装置を提供する。 【構成】 本発明に係わる視野測定装置は、視標Mを呈
示する投影スクリーン2と、受容野特性を測定するため
に視標の大きさを少なくとも空間的寄せ集めが完全な範
囲C1と空間的寄せ集めが部分的な範囲C3と空間的寄
せ集めが不完全な範囲C2との少なくとも3種類の大き
さに変更する視標大きさ変更部17と、視標Mの明るさ
を変更する視標明るさ変更部16とを備えている。
Description
ることのできる視野測定装置に関する。
ための視野測定装置が知られており、この種の視野測定
装置では、被検眼に視標を呈示して、いわゆる動的視
野、静的視野の測定が行われている。
の機能の基本は、神経節細胞の興奮に影響を与える網膜
の範囲として定義される受容野特性にあり、この受容野
特性を測定することが重要なのであるが、従来の視野測
定装置は、この受容野特性を満足できる程度に測定でき
ないという問題があった。
ので、その目的は受容野特性を測定できる視野測定装置
を提供するところにある。
装置は、上記の課題を解決するため、視標を呈示する視
標呈示部と、受容野特性を測定するために視標の大きさ
を少なくとも空間的寄せ集めが完全な範囲と空間的寄せ
集めが部分的な範囲と空間的寄せ集めが不完全な範囲と
の少なくとも3種類の大きさに変更する視標大きさ変更
部と、前記視標の明るさを変更する視標明るさ変更部と
を備えていることを特徴とする。
きさ変更部は視標の大きさを少なくとも空間的寄せ集め
が完全な範囲と空間的寄せ集めが部分的な範囲と空間的
寄せ集めが不完全な範囲との少なくとも3種類の大きさ
に変更する。これにより、受容野特性の測定が可能とな
る。
例を図面を参照しつつ説明する。
り、そのドーム1の内面は投影スクリーン2となってい
る。ドーム1の背面側には投影光学系3が設けられてい
る。この投影光学系3は照明光源4、集光レンズ5、視
標板6、コリメートレンズ7、投影レンズ8、反射ミラ
ー9、10からなり、視標投影光をドーム1に穿設された
案内孔11からドーム1内に導き、反射ミラー10の角度を
変更することにより投影スクリーン2の所定箇所に視標
Mが呈示される。この投影光学系の構成は、視標板6の
構成を除いて特願昭61−282475号に記載の視野
測定装置と大略同一である。
CPU12を備え、CPU12は操作スイッチ13からの指
令、応答スイッチ14からの指令、視野測定プログラムに
従って各種の制御を行う。すなわち、操作スイッチ13の
指令により受容野測定プログラムが選択されたときに
は、CPU12はプログラムメモリ部15から受容野測定プ
ログラムを読み出し、後述する受容野測定プログラムを
実行し、視標の明るさを変更する必要が生じたときに
は、視標明るさ変更部16に明るさ変更信号を出力して、
照明光源4の明るさを変更する。また、CPU12は後述
する視標の大きさを変更する必要が生じたときには視標
大きさ変更部17に大きさ変更信号を出力して視標板6を
上下方向に駆動する。また、視標の呈示位置を変更する
ときには、CPU12は視標位置変更部18に呈示位置変更
信号を出力し、これにより、反射ミラー10の角度が変更
される。被検者により応答スイッチ14が操作されたとき
には、CPU12はその応答に対応する測定データを応答
メモリ部19に記憶し、所定の測定が終了したときには、
CPU12はその測定結果を表示部20に表示する。
の円開口が形成されている。この円開口を符号−II、−
I、0、I、II、III、IV、Vで示す。符号Vで示す視標の
サイズ(円開口の半径に相当)は半径300mmの投影
スクリーン2において64mm2の大きさの視標を投影し
たときの立体角(単位:分)を意味し、符号IVで示す視
標のサイズは16mm2の大きさの視標を投影したときの
立体角を意味し、符号IIIで示す視標のサイズは4mm2
の大きさの視標を投影したときの立体角を意味し、符号
IIで示す視標のサイズは1mm2の大きさの視標を投影
したときの立体角を意味し、符号Iで示す視標のサイズ
は1/4mm2の大きさの視標を投影したときの立体角
を意味し、符号0で示す視標のサイズは1/16mm2
の大きさの視標を投影したときの立体角を意味し、符号
−Iで示す視標のサイズは1/64mm2の大きさの視標
を投影したときの立体角を意味し、符号−IIで示す視標
のサイズは1/256mm2の大きさの視標を投影した
ときの立体角を意味する。
サイズを変更しても閾値に相当する値が変化しない受容
野の範囲(視標サイズが十分に小さい範囲)をいわゆる
空間的寄せ集めが完全な範囲C1といい、視標サイズを
変更すると閾値に相当する値が直線的に変化する受容野
の範囲をいわゆる空間的寄せ集めが不完全な範囲C2と
いい、この空間的寄せ集めが完全な範囲と不完全な範囲
との中間部分に存在して、視標サイズを変更すると閾値
に相当する値が曲線的に変化する範囲をいわゆるいわゆ
る空間的寄せ集めが部分的な範囲C3といい、図5にお
いて、空間的寄せ集めが完全な範囲C1で測定した点は
−II、−Iであり、空間的寄せ集めが部分的な範囲C3
で測定した点は0、Iであり、空間的寄せ集めが不完全
な範囲C2で測定した点はII、III、IV、Vである。な
お、この受容野の範囲には被検者によって若干の相違が
ある。
手順を図3、図4、図6、図7に基づいて説明する。
として、一般視野測定プログラム(動的視野測定、静的
視野測定)と受容野測定プログラムを有し、CPU12
は、まず受容野測定プログラムが選択されているか否か
を判断する(S.1)。受容野測定プログラムが選択さ
れていないときにはS.2に移行して一般視野測定プロ
グラムを実行する。この一般視野測定プログラムは公知
であるのでその詳細な説明は省略する。
は、既述の視標サイズ−II〜Vが準備される。そして、
視標Mの呈示は、図6に示すように、被検者の鼻側の±
45度の経線K1、K2方向において、偏心度0、5、
10、15、20度の計9点について測定するようにプ
ログラムが組まれている。その偏心度0、5、10、1
5、20の各点に符号H0、H5、H10、H15、H20の符
号を記す。
選択されているときには、S.3に移行し、受容野測定
プログラムを実行する。
ローチャートである。まず、最初に視標大きさ変更部に
よりサイズGIIIの視標が選択される(S301)。次
に、視標の所定の位置への投影の準備を行う(S30
2)。次に、視標明るさ変更部が視標の明るさを暗い方
から明るい方に変化させる(S303)。
が見えたという応答があるまで待機する(S304)。
被検者の視標Mが見えたという応答がない場合にはS3
03に移行し、引続き視標Mの明るさを変更する。
5に移行する。S305においては、被検者の応答があ
ったときの視標のサイズ、視標の明るさ、及び視標の位
置を閾値データとして応答メモリ部19に記憶する。
の視標で全9点を測定したか否かを判断する(S30
6)。全9点の測定が終了していない場合にはS307
に移行して視標の投影すべき位置を変更し、S303に
移行する。そして、S303からS306の処理を再び
実行する。これを繰り返して、選択されたサイズの視標
で全9点の測定が終了した場合には、S306において
「Y」と判断され、視野測定装置はS308に移行す
る。
標について測定が終了したか否かを判断する。全8個の
サイズの視標について測定が終了していない場合には、
S309に移行して、視標サイズ変更部が次のサイズの
視標に変更してS302に移行する。そして、視野測定
装置は再びS302からS308を繰り返す。
した場合には、視野測定装置はS310に移行して測定
結果を表示し、受容野プログラムから脱出して図3のS
4に移行する。そして、視野測定装置は、S4において
測定終了か否かを判断し、測定が終了した場合には、E
NDに移行し、終了しない場合にはS1に移行する。
面積曲線とを示し、(イ)、(ロ)において、横軸は視
標直径、縦軸は視標エネルギーであり、(イ)は鼻側上
方の測定結果、(ロ)は鼻側下方の測定結果を示し、こ
れらの測定結果は図6に示す視標呈示箇所と共に表示部
20に表示される。
受容野特性に大きな乱れはないが、鼻側下方において
は、偏心度5度については正常であるが、偏心度10
度、20度については大きく正常から逸脱しており、偏
心度15については測定限界からも逸脱していた。
ように構成したので、視神経の機能の基本である受容野
特性を測定できるという効果を奏する。
斜視図である。
ック図である。
フローチャートである。
のフローチャートである。
ある。
る。
(イ)は+45度の経線方向の受容野特性を示す図、
(ロ)は−45度の経線方向の受容野特性を示す図、
(ハ)は図6と同等の図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 視標を呈示する視標呈示部と、受容野特
性を測定するために視標の大きさを少なくとも空間的寄
せ集めが完全な範囲と空間的寄せ集めが部分的な範囲と
空間的寄せ集めが不完全な範囲との少なくとも3種類の
大きさに変更する視標大きさ変更部と、前記視標の明る
さを変更する視標明るさ変更部とを備えていることを特
徴とする視野測定装置。 - 【請求項2】 前記視標大きさ変更部は、大きい視標か
ら小さい視標の順に視標の大きさを変更することを特徴
とする請求項1に記載の視野測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21279893A JP3335435B2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 視野測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21279893A JP3335435B2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 視野測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0759733A true JPH0759733A (ja) | 1995-03-07 |
JP3335435B2 JP3335435B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=16628560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21279893A Expired - Fee Related JP3335435B2 (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 視野測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3335435B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2102957A1 (es) * | 1994-07-28 | 1997-08-01 | Univ Santiago Compostela | Lampara manual para la proyeccion de estimulos visuales consistentes en rectangulos o puntos luminosos de tama¦o variable y diapositivas. |
CN113647901A (zh) * | 2021-08-26 | 2021-11-16 | 合肥工业大学 | 一种视野计的投影成像装置及视野计系统 |
-
1993
- 1993-08-27 JP JP21279893A patent/JP3335435B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2102957A1 (es) * | 1994-07-28 | 1997-08-01 | Univ Santiago Compostela | Lampara manual para la proyeccion de estimulos visuales consistentes en rectangulos o puntos luminosos de tama¦o variable y diapositivas. |
CN113647901A (zh) * | 2021-08-26 | 2021-11-16 | 合肥工业大学 | 一种视野计的投影成像装置及视野计系统 |
CN113647901B (zh) * | 2021-08-26 | 2024-04-12 | 合肥工业大学 | 一种视野计的投影成像装置及视野计系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3335435B2 (ja) | 2002-10-15 |
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