JPH0759731A - データファイルシステム - Google Patents

データファイルシステム

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JPH0759731A
JPH0759731A JP16237893A JP16237893A JPH0759731A JP H0759731 A JPH0759731 A JP H0759731A JP 16237893 A JP16237893 A JP 16237893A JP 16237893 A JP16237893 A JP 16237893A JP H0759731 A JPH0759731 A JP H0759731A
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JP16237893A
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Kozo Tazumi
幸三 田住
Yasuo Sato
康生 佐藤
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】将来の検査データへのアクセスを容易且つ短時
間で行うことができ、参照作業などの能率を向上させた
データファイルシステムを提供する。 【構成】内視鏡検査で生成された検査データを一時的に
保管する磁気ディスク装置12と、磁気ディスク装置1
2から転送されてきた検査データを保存する光磁気ディ
スク装置13とを備える。検査データの転送時期を判断
する手段11と、データの特定の属性(例えば担当検査
医)毎に分類したファイルを作成する手段11と、この
ファイルを光磁気ディスク装置13に転送する手段11
と、転送された検査データのファイルを同装置13に記
録する手段11とを備える。この記録検査データに対し
て上記特定の属性を指定することによりアクセス可能な
手段11、14を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡装置などの医
療用診断機器により得られた画像データやその付帯情報
から成る検査データを記録するデータファイルシステム
に係り、とくに、メモリとしてアクセス時間の短い外部
又は内部の記憶装置と記憶容量の大きい大容量記憶装置
とを併設したデータファイルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡検査など、臨床の場における医療
検査では、画像データを含めて膨大な量の検査データが
発生することが多い。このため、かかる検査データを記
録するデータファイルシステムは、通常、記憶容量の大
きな大容量記憶装置(光磁気ディスク(MOD)装置や
光ディスク・オート・チャンジャ(ODAC))を備え
ている。
【0003】しかし、この大容量記憶装置は一般にアク
セス時間が長い(レスポンスが遅い)ため、通常、磁気
ディスク装置(ハードディスク(HD)装置)などの外
部記憶装置を併設し、この外部記憶装置に検査データを
一時保管した後、その検査データを大容量記憶装置に保
存するようにしている。
【0004】これにより、検査と同時に検査データを大
容量記憶装置に転送する必要がない。つまり、検査時に
アクセス時間が長い(レスポンスが遅い)大容量記憶装
置に記録するという状態を排除でき、検査時間の長期化
が防止される。検査時間が長期化するということは、例
えば電子内視鏡のスコープを挿入している患者にとっ
て、不快な時間が長くなることを意味するもので、好ま
しいことではない。外部記憶装置を使用することで、そ
のような不快な時間を極力短くできる。
【0005】この外部記憶装置に格納された検査データ
は、その後、適宜なタイミングで大容量記憶装置に転送
され、記録される。
【0006】この転送・記録には種々の方式がある。例
えば、(i):検査データの発生順に記憶する、(i
i):患者毎にまとめて記録する(これにより、例え
ば、同一患者が数か月後に検査を受けた場合でも、以前
と同じ記録媒体に記録される)、及び、(iii):で
きるだけ分散して記録する(これにより、例えば、デー
タアクセス時の記録媒体の交換を少なくするため、患者
毎に異なる記録媒体に記録される)、などの方式が実施
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、内
視鏡検査においては多数のユーザ(医師)が検査に関わ
るが、各ユーザは自分が検査した患者の検査データに特
に関心を持ち、その関心のある検査データにだけアクセ
ス(参照、表示など)することが頻繁に実施される。
【0008】しかしながら、上述した(i)〜(ii
i)記載の記録方式では、検査データが必ずしも検査医
師単位にはなっておらず、同一の医師が行った検査デー
タが大容量記憶装置内で散在していることが殆どであ
る。このため、同一の医師が自己の検査データ(患者)
を指定・検索する手続きが複雑になる。つまり、アクセ
ス時に必要なキー操作が多くなり、その手続きが面倒に
なる。また、画像データが散在しているために、その呼
出しに時間が掛かるという問題があった。とくに、対象
データが多い場合の検索は時間が掛かる。光磁気ディス
クのマウント時に予め対象画像をグループ化してディレ
クトリを作成しておいた場合でも、関連するデータは記
録媒体中に散在するため、アクセス時間(シーク時間)
が長くなるという問題もある。
【0009】この発明は、上述した従来技術の問題に鑑
みてなされたもので、外部又は内部の記憶装置から大容
量記憶装置に検査データを転送・記録した後、その転送
・記録先での将来の検査データへのアクセスを容易且つ
短時間で行うことができ、参照作業などの能率を向上さ
せたデータファイルシステムを提供することを、目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、この発明に係るデータファイルシステムは、医療検
査で生成された画像データを含む検査データを一時的に
保管する記憶装置と、この記憶装置から転送されてきた
検査データを保存する大容量記憶装置とを備える。上記
記憶装置から大容量記憶装置への検査データの転送時期
を判断する判断手段と、この判断手段により転送時期が
判断されたとき、検査データの特定の属性毎に全検査デ
ータを分類したファイルを作成する作成手段と、この作
成手段により作成された検査データのファイルを上記大
容量記憶装置に転送する転送手段と、この転送手段によ
り転送された検査データのファイルを上記大容量記憶装
置に記録する記録手段と、上記大容量記憶装置に記録さ
れた検査データに対して上記特定の属性を指定すること
によりアクセス可能なデータ管理手段とを備える。
【0011】例えば、前記医療検査は内視鏡検査であ
り、前記特定の属性は検査医名である。また、前記記録
手段は、転送されてきた検査医毎の検査データを前記大
容量記憶装置の連続するメモリ領域に記憶する手段であ
る。また、前記作成手段は、分類された検査医毎の検査
データを、検査データの発生日付順に並び変える機構を
備える。
【0012】
【作用】内視鏡検査などの医療検査で生成された画像デ
ータはその患者固有情報などの付帯情報(検査後に追
加、変更される情報も含む)と共に検査データを形成す
る。この検査データは検査時及び検査後、一時的に外部
又は内部の記憶装置(例えば磁気ディスク装置)に保管
された後、適当な時期に大容量記憶装置(例えば光磁気
ディスク装置)に転送され、保存される。
【0013】このとき、かかる転送時期が判断手段によ
り判断されると、作成手段により検査データの、例えば
担当検査医(特定の属性)毎に全検査データを分類した
ファイルが作成される。この検査データのファイルは転
送手段により大容量記憶装置に転送され、そのファイル
が記録手段により大容量記憶装置に記録される。このよ
うに転送・記録することで、例えば担当検査医(特定の
属性の種別)をデータ管理手段を介して指定することに
より、容易且つ迅速に、大容量記憶装置の検査データに
アクセスできる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を、図1〜図6を
参照して説明する。なお、この実施例は内視鏡検査につ
いて実施した場合を説明する。
【0015】最初に、図6に基づいて、内視鏡検査の概
要を説明する。同図に示すように、患者は予約(例えば
1週間前)、受付け(前日又は当日)を経て、内視鏡検
査を受ける。このとき、内視鏡データファイルシステム
には、患者固有情報(患者名、患者番号など)、検査情
報(日付、装置名など)、検査医師名などが登録され、
外部記憶装置にファイルされる。
【0016】内視鏡検査により、内視鏡装置で画像デー
タが生成され、この画像データが一時的に上記付帯情報
(患者固有情報、検査情報、診断情報)とともに外部記
憶装置にファイルされる。このとき、モニタ画面を見な
がら内視鏡スコープを操作している医師が関心を持った
部位からは、その生体の一部が鉗子などにより採取され
る(生体検査)。また患部があった場合、その患部の写
真も撮影される。内視鏡検査が終了すると、通常、録画
していた画像を再生し、検査結果の一部又は全部が患者
に説明される。とくに、疾病がなかった場合は、この段
階で検査が終了する。
【0017】採取された生体の一部は病理検査に回さ
れ、一定期間後に検査結果が判明する。この検査結果
は、適当な時期に、外部記憶装置に一時保管してある検
査データ(画像データ及び付帯情報)の病変部位項目や
病理検査項目に書き込まれる。同様に、医師の所見も追
加され、検査データ中の所見項目が埋められる。
【0018】一方、疾病の疑いがあるが、内視鏡検査だ
けでは結論に達せず、他の検査の結果と比較して総合的
に診断を下さなければならない場合がある。この場合、
通常、カンファレンスが持たれる。つまり、多数の医師
が参加し、集められた検査結果をもとに検討され、総合
的な診断結果が下される。この期間は、病院によっても
異なる。この総合的な診断結果も適宜な時期に、外部記
憶装置の検査データに追加される。
【0019】このように検査結果がまとまると、患者と
の面談が持たれ、病状について説明される。これと並行
して、検査データは適宜な時期に光磁気ディスクなどの
大容量記憶装置に転送・記録され、保存される。
【0020】図1に、本発明に係るデータファイルシス
テムとしての内視鏡データファイルシステム10を示
す。この内視鏡データファイルシステム10は、CPU
11aを有するファイル制御装置11と、このファイル
制御装置11に接続された磁気ディスク装置12(本発
明の外部記憶装置を成す)及び光磁気ディスク装置13
(本発明の大容量記憶装置を成す)と、入出力装置14
とを備えている。本実施例では、光磁気ディスク装置1
3に例えば5インチ光磁気ディスク1台を搭載してい
る。
【0021】ファイル制御装置11は、CPU11aの
処理によって、各患者の検査データ(画像データ及び付
帯情報から成る:図2参照)を磁気ディスク装置12及
び光磁気ディスク装置13に記憶させる一方、それらの
記憶データを読出し可能になっている。
【0022】このファイル制御装置11には、検査装置
としての内視鏡装置15が接続され、この内視鏡装置1
5から得られた内視鏡画像データがファイル制御装置1
1を介して両ディスク装置12、13に出力可能になっ
ている。
【0023】上記磁気ディスク装置12及び光磁気ディ
スク装置13は、その特性(アクセス時間の長短、記憶
容量の大小)に応じて使い分けられる。つまり、検査時
に内視鏡装置15から得られた検査データは一時的に磁
気ディスク装置12に記憶される(図1中のデータの流
れX参照)。この検査データは、その後に頻繁にアクセ
スされる可能性が高く、追加や変更の可能性が高い間、
作業能率からしても迅速に処理したいため、アクセス時
間の短い磁気ディスク装置12に保管される。これに対
し、必要な追加、変更などが終了した検査データは、今
後のアクセスの可能性は小さいが、将来にわたって保存
しておく必要があるとして、光磁気ディスク装置13に
転送・保存される(図1中のデータの流れY参照)。こ
の光磁気ディスク装置13の記憶データへのアクセスは
希であるから、高速アクセスでなくても済む。磁気ディ
スク装置12は、光磁気ディスク装置13への転送時期
を考慮して、例えば検査装置1台当たり200MBから
400MBの記憶容量を持たせる。
【0024】続いて、ファイル制御装置11のCPU1
1aによる、特定の属性毎の検査データ・ファイルの作
成処理を図3に基づき説明する。
【0025】図3に示す一連の処理が開始されると、ス
テップS1で検査データの転送時期か否かを判断する。
この転送時期は予め設定してある。
【0026】この転送時期の設定例を、例えば5インチ
光磁気ディスクを使用したときの内視鏡検査について説
明する。この内視鏡検査では、例えば、1画像:約10
0KB、1患者:約20枚の撮影、1日:約20患者の
検査実施、の条件で検査データが発生するとする。この
場合、1日のデータ発生量:約40MB、となり、5イ
ンチ光磁気ディスクの片面の記憶容量は約300MBと
すると、約7.5日分の保存が可能になる。そこで、転
送時期を7.5日毎とする。これにより、7.5日分の
データを磁気ディスク装置に保管しておき、その後で光
磁気ディスク装置に記録するようにすると、光磁気ディ
スク片面全体を単位とした管理ができる。光磁気ディス
クの片面については全体にわたって特定情報毎に分類し
たデータの記録ができる。これにより、光磁気ディスク
の片面の一部が特定情報について分類されているが、残
りが分類されていない(対象外)という、アクセス時の
繁雑さを回避できる。
【0027】そこで、上記ステップS1で未だ転送時期
が到来していない(NO)ときは、メインプログラムに
戻るが、転送時期が到来している(YES)ときは、ス
テップS2以降の処理に移る。
【0028】ステップS2では、予め登録してある全検
査医の識別コード(検査データの属性の一つ)がメモリ
からワークエリアに読み出される。次いでステップS3
では、ある検査医について、その検査医の担当する検査
データがサーチされ、検査医毎に分類される。このサー
チは、図2に示すように、付帯情報の検査医項目に入っ
ている識別コード情報を照合して実施される。次いでス
テップS4で、全ての検査医について分類終了か否かが
判断され、未だ残っている検査医コードがある場合はス
テップS3に戻る。分類終了(ステップS4でYES)
のときは、ステップS5、S6の処理を行う。
【0029】ステップS5では、検査医毎に分類した検
査データのグループ毎に、検査データの日付順、即ち検
査データの発生日(検査日)順にデータを並び変える。
ステップS6でさらに、全検査医に対する並び変えが終
了したか否かを判断し、未だ残っている(NO)とき
は、ステップS5に戻る。
【0030】このため、ステップS6でYESと判断さ
れたときは、例えば図4に示すような検査医毎に分類さ
れたファイルが作成される。つまり、検査医A,B,C
…毎に担当患者(a,d)、(b)、(c,e)…の検
査データが分類され、しかも、検査医Aについてはa
(某月1日),d(同月15日)の順に並ぶなど、同一
検査医のデータグループ内では少なくとも検査日付順に
連続して並んでいる。
【0031】このように検査医毎に分類したファイルが
作成されると、ステップS7に移行して、磁気ディスク
装置12から光磁気ディスク装置13へのファイルデー
タの転送及び記録が指令される。これにより、ファイル
データが光磁気ディスク装置13に転送・記録され、保
存される。このとき、同一グループの複数の検査データ
は光磁気ディスク装置13のメモリ領域に連続して記録
される。
【0032】続いて、データ管理の手順を図5に基づい
て説明する。
【0033】検査医が検査データを参照する場合、最初
に、内視鏡データファイルシステム10を起動させる。
これにより、ファイル制御装置11は、ステップS10
で、光磁気ディスク装置13にファイルデータを保存し
てある光磁気ディスクをマウントされるまで待機し、ス
テップS11で、検査医識別コードの入力を待つ。
【0034】ここで、入出力装置14から検査医の識別
コードが入力されると、ステップS12で、検査医毎に
分類したファイルが参照される。つまり、指定された検
査医が担当する患者であって、将来参照される可能性が
極めて高い一つ又は複数の患者のディレクトリが表示さ
れる。そこで、ステップS13でそのディレクトリの中
からの患者指定を待って、ステップS14にて指定され
た患者の検査データ(検査画像及び付帯情報)が表示さ
れる。この後、ステップS15で別の患者の検査データ
にアクセスするか否かを入出力装置14からの情報に基
づいて判断し、YESの場合はステップS13、S14
の処理を繰り返す。しかし、NOの場合はステップS1
6で参照終了か否かを判断し、再度参照又は他の態様で
参照する場合(NO)はステップS11に戻る。
【0035】一方、ステップS11の判断でNO、すな
わち検査医識別コードが入力されないときは、ステップ
S17に移行し、従来と同様の検査データの指定及び表
示がなされる。
【0036】このようにデータ管理することにより、参
照したい画像を従来のように一つひとつ指定しなくても
済む。すなわち、検査医を指定して得たディレクトリ
は、その検査医が担当した患者についてのものであるか
ら、殆どの場合、そのディレクトリの中の患者を単に指
定すれば、所望の患者の画像が付帯情報とともに得られ
る。このように検査医単位で画像検索できるので、従来
のように患者名をわざわざ覚えておいて、それを入力し
たり、整理されていない多数の患者名のディレクトリ表
示の中から関心のある患者名を探して指定するなどの、
複雑な手順が不要になり、主治医は自分が担当した患者
データに迅速にアクセスできる。これにより、操作の負
担も格段に少なくなる。
【0037】また、この実施例によれば、ある患者の検
査データを検索・参照したとき、その患者の複数の画像
データは少なくとも連続して記録されているので、連続
記録されていない(散在している)場合に比べて、画像
を高速に表示させることができる。さらに、同一検査医
については日付順に検査データが記録されているため、
受け持ちの別の患者データを参照したいときも、近接し
たメモリ領域にアクセスしていけばよく、シーク量が少
なく、より高速に参照できる。
【0038】また、バーコードなどで患者を指定したと
きに、その患者を含み、担当する検査医についての他の
患者のディレクトリも表示することで、以後の検索を容
易にすることもできる。
【0039】続いて、選択画像用のファイル作成の変形
例を説明する。
【0040】医師は研究及び教育用に画像を収集する場
合がある。例えば、同一患者について病状の変化を追跡
するときや、多数の患者について同一疾病の症例を収集
したいときである。
【0041】この収集を行う場合、付帯情報から症例を
検索し、画像を表示させて確認後、それらの画像を関連
付けして登録指定するなどの手続きが必要になる。通常
は、過去数年にわたる保存画像を検索するため、例えば
保存している30枚以上のディスクが対象になり、この
ディスクを入れ替えて確認を繰り返す必要がある。光デ
ィスクのオートチェンジャーであっても多数の枚数を入
れ替える必要があるため、時間がかかる。
【0042】そこで、医師が関心のある画像を予め指定
し、医師専用のファイルを作っておくことで、この収集
を短時間で容易に行うことができる。この事前の画像指
定は日常の検査業務の中で画像の関心部位、診断結果な
どの情報を入力していればよく、その以上の特別な指定
は不要である。
【0043】そして、図7に示す処理のように、関心部
位、診断結果などの情報に基づいて専用ファイル化した
い対象画像か否かを判断する。例えば、診断名で「異常
無し以外」と入力すると、異常無し以外の検査データが
対象画像となる。対象画像であると判断された画像(検
査データ)は医師専用ファイルに保管してグループ化さ
れるが、対象画像でない画像は通常のファイルに保管さ
れる。このようにして作成された医師専用ファイルも光
磁気ディスク装置13に転送・記録される。
【0044】この結果、通常は典型的な症例を対象にす
るので、保存データ全体を時間を掛けて検索することな
く、医師専用ファイルだけを検索すれば、研究などの用
は足りる。医師専用ファイルは限定された属性の画像の
みを対象としているので、その数は全体数よりも少なく
なり、ディスク枚数で言えば、例えば全体数の1/5程
度になるものと想定される。
【0045】なお、本発明における検査データの特定の
属性は、上述した「検査担当医」に限定されるものでは
なく、例えば、「患者名」であってもよい。
【0046】また、本発明に係る記憶装置は外部に設け
る磁気ディスク(ハードディスク)装置に限定されるこ
となく、アクセス時間が短い記憶装置であればよい。ま
た、この記憶装置としては、例えばファイル制御装置の
内部に設けた内部記憶装置であってもよい。また、大容
量記憶装置としては複数の光ディスクを搭載した光ディ
スク・オート・チェンジャであってもよい。
【0047】さらに、この発明のデータファイルシステ
ムは内視鏡検査用に限定されることなく、例えば超音波
検査用或いは超音波内視鏡検査用に適用してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、外部
又は内部の記憶装置から大容量記憶装置に検査データ
(例えば内視鏡検査データ)を転送・記録する際、その
転送・記録先で将来アクセスの可能性の高い属性単位
(例えば検査医単位)のファイルを作成し、このファイ
ルを転送・記録(属性単位内でのデータは連続して記
録)するようにしたので、記録データの検索などを簡単
な手続き・操作で行うことができ、アクセス時間も短く
なって、所望のデータが高速に表示され、作業能率を大
幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデータファイルシステムとして
の内視鏡データファイルシステムを示す概略ブロック
図。
【図2】患者1人当たりの検査データの構成を示す説明
図。
【図3】検査医毎の検査データ・ファイル作成処理を示
す概略フローチャート。
【図4】検査医毎の検査データ・ファイルの例を示す説
明図。
【図5】データ管理の一例を示す概略フローチャート。
【図6】内視鏡検査の概要を説明するフローチャート。
【図7】変形例に係る医師専用ファイルの作成を説明す
る概略フローチャート。
【符号の説明】
10 内視鏡データファイルシステム(データファイル
システム) 11 ファイル制御装置 11a CPU 12 磁気ディスク装置(記憶装置) 13 光磁気ディスク装置(大容量記憶装置) 14 入出力装置 15 内視鏡装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療検査で生成された画像データを含む
    検査データを一時的に保管する記憶装置と、この記憶装
    置から転送されてきた検査データを保存する大容量記憶
    装置とを備えたデータファイルシステムにおいて、上記
    記憶装置から大容量記憶装置への検査データの転送時期
    を判断する判断手段と、この判断手段により転送時期が
    判断されたとき、検査データの特定の属性毎に全検査デ
    ータを分類したファイルを作成する作成手段と、この作
    成手段により作成された検査データのファイルを上記大
    容量記憶装置に転送する転送手段と、この転送手段によ
    り転送された検査データのファイルを上記大容量記憶装
    置に記録する記録手段と、上記大容量記憶装置に記録さ
    れた検査データに対して上記特定の属性を指定すること
    によりアクセス可能なデータ管理手段とを備えたことを
    特徴とするデータファイルシステム。
  2. 【請求項2】 前記医療検査は内視鏡検査であり、前記
    特定の属性は検査医名である請求項1記載のデータファ
    イルシステム。
  3. 【請求項3】 前記記録手段は、転送されてきた検査医
    毎の検査データを前記大容量記憶装置の連続するメモリ
    領域に記憶する手段である請求項2記載のデータファイ
    ルシステム。
  4. 【請求項4】 前記作成手段は、分類された検査医毎の
    検査データを、検査データの発生日付順に並び変える機
    構を備えた請求項3記載のデータファイルシステム。
JP16237893A 1993-06-30 1993-06-30 データファイルシステム Pending JPH0759731A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5082609A (en) * 1990-10-22 1992-01-21 Bridgestone Australia Ltd. Method of forming a moulded panel
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