JPH0759726A - カバー式内視鏡 - Google Patents
カバー式内視鏡Info
- Publication number
- JPH0759726A JPH0759726A JP5210611A JP21061193A JPH0759726A JP H0759726 A JPH0759726 A JP H0759726A JP 5210611 A JP5210611 A JP 5210611A JP 21061193 A JP21061193 A JP 21061193A JP H0759726 A JPH0759726 A JP H0759726A
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- JP
- Japan
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- cover
- endoscope
- optical system
- tip
- observation
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】レンズカバーに反射する照明光によって発生す
るフレアを無くし、良好な観察視野を得られるカバー式
内視鏡を提供すること。 【構成】挿入部カバー部先端構成部31に形成した内視
鏡先端部挿入孔41にはカバー用内視鏡4が配設される
ようになっている。先端構成部31には内視鏡先端部挿
入孔41の側方に開口する観察用開口部34に内視鏡カ
バー3の外部と内部とを隔離するレンズカバー43を配
設している。そして、このレンズカバー43の内側面に
はカバー用内視鏡の上段部の先端面が当接する遮光部材
40がカバー用内視鏡挿入軸に対して直角に固定してい
る。一方、カバー用内視鏡4の先端部は段差部を有し、
軸方向先端側に下段部44、この下段部44の後方に上
段部45を形成している。そして、下段部44に照明光
学系50を配設し、上段部45には観察光学系60を配
設している
るフレアを無くし、良好な観察視野を得られるカバー式
内視鏡を提供すること。 【構成】挿入部カバー部先端構成部31に形成した内視
鏡先端部挿入孔41にはカバー用内視鏡4が配設される
ようになっている。先端構成部31には内視鏡先端部挿
入孔41の側方に開口する観察用開口部34に内視鏡カ
バー3の外部と内部とを隔離するレンズカバー43を配
設している。そして、このレンズカバー43の内側面に
はカバー用内視鏡の上段部の先端面が当接する遮光部材
40がカバー用内視鏡挿入軸に対して直角に固定してい
る。一方、カバー用内視鏡4の先端部は段差部を有し、
軸方向先端側に下段部44、この下段部44の後方に上
段部45を形成している。そして、下段部44に照明光
学系50を配設し、上段部45には観察光学系60を配
設している
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観察光学系及び照明光
学系を備えたカバー用内視鏡とこのカバー用内視鏡の少
なくとも挿入部を覆う内視鏡カバーとを備えた側視型の
カバー式内視鏡に関する。
学系を備えたカバー用内視鏡とこのカバー用内視鏡の少
なくとも挿入部を覆う内視鏡カバーとを備えた側視型の
カバー式内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡は工業分野・医療分野など
において広く利用されている。特に、医療分野で使用す
る内視鏡は、患者の体腔内に挿入したとき挿入部や先端
部に体液などが付着するため、一度患者に使用した内視
鏡を洗浄・滅菌処理などを施して感染症などの伝染経路
となることを確実に防ぐ必要があった。
において広く利用されている。特に、医療分野で使用す
る内視鏡は、患者の体腔内に挿入したとき挿入部や先端
部に体液などが付着するため、一度患者に使用した内視
鏡を洗浄・滅菌処理などを施して感染症などの伝染経路
となることを確実に防ぐ必要があった。
【0003】最近、内視鏡自体をカバー(以下内視鏡カ
バーと記載)で覆い体腔内に挿入し、床例毎にこの内視
鏡カバーを交換・廃棄することで使用後の内視鏡の洗浄
・消毒を簡略化するようにした、いわゆる、カバー式内
視鏡が採用されている。
バーと記載)で覆い体腔内に挿入し、床例毎にこの内視
鏡カバーを交換・廃棄することで使用後の内視鏡の洗浄
・消毒を簡略化するようにした、いわゆる、カバー式内
視鏡が採用されている。
【0004】このカバー式内視鏡は、患者の体腔内に開
口する先端開口部を有する各チャンネルを内視鏡カバー
側に設け、患者の体腔内で開口させる必要の無い観察手
段及び照明手段をカバー用内視鏡側に設けている。
口する先端開口部を有する各チャンネルを内視鏡カバー
側に設け、患者の体腔内で開口させる必要の無い観察手
段及び照明手段をカバー用内視鏡側に設けている。
【0005】カバー式内視鏡を用いた装置としては、例
えば特公平2−54734号公報とか、米国特許No.3,1
62,190公報において、内視鏡挿入部をカバー内に挿入
し、このカバーで内視鏡挿入部を覆って外部環境から絶
縁するようにしたものが開示されている。
えば特公平2−54734号公報とか、米国特許No.3,1
62,190公報において、内視鏡挿入部をカバー内に挿入
し、このカバーで内視鏡挿入部を覆って外部環境から絶
縁するようにしたものが開示されている。
【0006】前記カバー式内視鏡は、内視鏡カバーでカ
バー用内視鏡の挿入部などを覆った状態で、患者の体腔
内に挿入して検査,処置を行い、使用後に内視鏡カバー
を取り外して廃棄してしまう。
バー用内視鏡の挿入部などを覆った状態で、患者の体腔
内に挿入して検査,処置を行い、使用後に内視鏡カバー
を取り外して廃棄してしまう。
【0007】このように、内視鏡カバーを一症例ごとに
使い捨てて交換ることにより、カバー用内視鏡は洗浄、
消毒の必要がなくなり、常に、清潔に保つことができる
ので非常に簡便に連続的に使用することが可能となる。
使い捨てて交換ることにより、カバー用内視鏡は洗浄、
消毒の必要がなくなり、常に、清潔に保つことができる
ので非常に簡便に連続的に使用することが可能となる。
【0008】上述のカバー用内視鏡は直視型のカバー用
内視鏡であり、この直視型のカバー用内視鏡を側視型の
カバー用内視鏡に代えて側視型のカバー式内視鏡として
適用するため、側視型内視鏡の観察光学系及び照明光学
系などの配設位置に合わせて内視鏡カバーの観察用窓,
照明用窓、或は、送気・送水管路,吸引管路及び処置具
チャンネルなどの構成を大幅に代えたものを用意すると
共に、処置具チャンネルを設けたタイプの内視鏡カバー
では処置具チャンネルに挿通する鉗子などの処置具の先
端を起上させる起上装置を設けていた。
内視鏡であり、この直視型のカバー用内視鏡を側視型の
カバー用内視鏡に代えて側視型のカバー式内視鏡として
適用するため、側視型内視鏡の観察光学系及び照明光学
系などの配設位置に合わせて内視鏡カバーの観察用窓,
照明用窓、或は、送気・送水管路,吸引管路及び処置具
チャンネルなどの構成を大幅に代えたものを用意すると
共に、処置具チャンネルを設けたタイプの内視鏡カバー
では処置具チャンネルに挿通する鉗子などの処置具の先
端を起上させる起上装置を設けていた。
【0009】さらに、直視型の内視鏡を用いたカバー式
内視鏡と同様に、側視型の内視鏡を用いたカバー式内視
鏡においても、内視鏡カバーに設けたレンズカバーに反
射した照明光の反射光が観察光学系に入射することによ
って発生するフレアなどがモニタ画像に悪影響を与える
ので問題になっていた。
内視鏡と同様に、側視型の内視鏡を用いたカバー式内視
鏡においても、内視鏡カバーに設けたレンズカバーに反
射した照明光の反射光が観察光学系に入射することによ
って発生するフレアなどがモニタ画像に悪影響を与える
ので問題になっていた。
【0010】このため、特開平3―264038号公報
には側視型内視鏡の観察光学系と照明光学系との間に段
差を形成してレンズカバーに反射した照明光の反射光が
観察光学系に入射しないようにしていた。
には側視型内視鏡の観察光学系と照明光学系との間に段
差を形成してレンズカバーに反射した照明光の反射光が
観察光学系に入射しないようにしていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平3―264038号公報に示したカバー式内視鏡の
ように、側視型内視鏡の観察光学系と照明光学系との間
に段差を形成しただけではレンズカバーに反射した照明
光の反射光が観察光学系に入射することによって発生す
るフレアの発生を防止することができず、観察系の光学
性能に悪影響を及ぼし、良好な観察視野を得ることがで
きなかった。
開平3―264038号公報に示したカバー式内視鏡の
ように、側視型内視鏡の観察光学系と照明光学系との間
に段差を形成しただけではレンズカバーに反射した照明
光の反射光が観察光学系に入射することによって発生す
るフレアの発生を防止することができず、観察系の光学
性能に悪影響を及ぼし、良好な観察視野を得ることがで
きなかった。
【0012】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、レンズカバーに反射する照明光の反射光が観察光
学系に入射することによって発生するフレアを無くし、
良好な観察視野を得られるカバー式内視鏡を提供するこ
とを目的にしている。
あり、レンズカバーに反射する照明光の反射光が観察光
学系に入射することによって発生するフレアを無くし、
良好な観察視野を得られるカバー式内視鏡を提供するこ
とを目的にしている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によるカバー式内
視鏡は、先端部側方に観察光学系及び照明光学系を配設
した側視型のカバー用内視鏡を先端部側方に前記カバー
用内視鏡の観察光学系及び照明光学系に対設するレンズ
カバーを配設した内視鏡カバーに組み合わせるカバー式
内視鏡であって、前記内視鏡カバーに配設したレンズカ
バーの内側面と、前記カバー用内視鏡の観察光学系と照
明光学系との間に形成した段差部の面とに密接する遮光
部材を備え、この遮光部材が前記内視鏡カバーまたは前
記カバー用内視鏡のどちらか一方に位置決め固定されて
いる。
視鏡は、先端部側方に観察光学系及び照明光学系を配設
した側視型のカバー用内視鏡を先端部側方に前記カバー
用内視鏡の観察光学系及び照明光学系に対設するレンズ
カバーを配設した内視鏡カバーに組み合わせるカバー式
内視鏡であって、前記内視鏡カバーに配設したレンズカ
バーの内側面と、前記カバー用内視鏡の観察光学系と照
明光学系との間に形成した段差部の面とに密接する遮光
部材を備え、この遮光部材が前記内視鏡カバーまたは前
記カバー用内視鏡のどちらか一方に位置決め固定されて
いる。
【0014】
【作用】この構成によれば、レンズカバーで反射した照
明光は、内視鏡カバーのレンズカバーと、カバー用内視
鏡の観察光学系と照明光学系との間に設けた段差部の面
との双方に密接する遮光部材によって遮光されている観
察光学系に入射しない。
明光は、内視鏡カバーのレンズカバーと、カバー用内視
鏡の観察光学系と照明光学系との間に設けた段差部の面
との双方に密接する遮光部材によって遮光されている観
察光学系に入射しない。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図5は本発明の第1実施例に係り、図
1はカバー式内視鏡を備える内視鏡装置の全体構成を示
す説明図、図2は内視鏡カバーの全体構成を示す斜視
図、図3は内視鏡カバーをカバー用内視鏡に装着した状
態を示す斜視図、図4は内視鏡カバーの先端部の構成を
示す斜視図、図5はカバー式内視鏡先端部内部の構成を
示す断面図である。
する。図1ないし図5は本発明の第1実施例に係り、図
1はカバー式内視鏡を備える内視鏡装置の全体構成を示
す説明図、図2は内視鏡カバーの全体構成を示す斜視
図、図3は内視鏡カバーをカバー用内視鏡に装着した状
態を示す斜視図、図4は内視鏡カバーの先端部の構成を
示す斜視図、図5はカバー式内視鏡先端部内部の構成を
示す断面図である。
【0016】図1に示すように内視鏡装置1は、カバー
式内視鏡2を有しており、このカバー式内視鏡2は、送
気・送水・吸引管路,処置具チャンネルなどの各種チャ
ンネルを設けた内視鏡カバー3と、この内視鏡カバー3
によって覆われるカバー用内視鏡4との組み合わせから
構成されている。
式内視鏡2を有しており、このカバー式内視鏡2は、送
気・送水・吸引管路,処置具チャンネルなどの各種チャ
ンネルを設けた内視鏡カバー3と、この内視鏡カバー3
によって覆われるカバー用内視鏡4との組み合わせから
構成されている。
【0017】前記内視鏡装置1は、前記カバー式内視鏡
2と接続される各種周辺機器などを内設したカート5
と、前記カバー式内視鏡2の内視鏡カバー3を保持する
カバー保持具6とを有している。
2と接続される各種周辺機器などを内設したカート5
と、前記カバー式内視鏡2の内視鏡カバー3を保持する
カバー保持具6とを有している。
【0018】前記カート5には、例えば、光源装置7,
ビデオプロセッサ8,流体制御装置9,内視鏡カバー拡
張器(以下、拡張器と略記する)10などを収納すると
共に、このカート5の上面部にビデオプロセッサ8から
の映像信号を受けて内視鏡画像を表示するモニタ11を
載置している。
ビデオプロセッサ8,流体制御装置9,内視鏡カバー拡
張器(以下、拡張器と略記する)10などを収納すると
共に、このカート5の上面部にビデオプロセッサ8から
の映像信号を受けて内視鏡画像を表示するモニタ11を
載置している。
【0019】前記カバー用内視鏡4は、細長の内視鏡挿
入部12の手元側基端部に太径の把持部を兼ねた操作部
13を連設し、この操作部13の側部からユニバーサル
コード14を延出している。このユニバーサルコード1
4の端部には光源装置7に接続可能なコネクタ15を設
けている。
入部12の手元側基端部に太径の把持部を兼ねた操作部
13を連設し、この操作部13の側部からユニバーサル
コード14を延出している。このユニバーサルコード1
4の端部には光源装置7に接続可能なコネクタ15を設
けている。
【0020】前記光源装置7は、コネクタ15を介して
カバー用内視鏡4と着脱自在に接続可能になっており、
カバー用内視鏡4の照明光学系を介して体腔内を照射す
る。
カバー用内視鏡4と着脱自在に接続可能になっており、
カバー用内視鏡4の照明光学系を介して体腔内を照射す
る。
【0021】また、前記ビデオプロセッサ8は、前記コ
ネクタ15の側部から延出する信号ケーブル16を介し
てカバー用内視鏡4と着脱自在に接続され、カバー用内
視鏡4に内蔵した撮像手段の駆動及び、この撮像手段か
ら出力される信号の信号処理を行い、標準的な映像信号
に変換してモニタ11へ内視鏡画像を出力する。
ネクタ15の側部から延出する信号ケーブル16を介し
てカバー用内視鏡4と着脱自在に接続され、カバー用内
視鏡4に内蔵した撮像手段の駆動及び、この撮像手段か
ら出力される信号の信号処理を行い、標準的な映像信号
に変換してモニタ11へ内視鏡画像を出力する。
【0022】前記拡張器10は、拡張チューブ17を介
して空気を内視鏡カバー内に送り込んで内視鏡カバー3
を拡張するためのものであり、この内視鏡カバー3を拡
張することによりカバー用内視鏡4の装着、或は、抜去
を容易に行える。
して空気を内視鏡カバー内に送り込んで内視鏡カバー3
を拡張するためのものであり、この内視鏡カバー3を拡
張することによりカバー用内視鏡4の装着、或は、抜去
を容易に行える。
【0023】このカバー用内視鏡4に内視鏡カバー3を
装着、或は、抜去する際にはカバー保持具6を用い、こ
のカバー保持具6によって内視鏡カバー3の基端側を保
持する。
装着、或は、抜去する際にはカバー保持具6を用い、こ
のカバー保持具6によって内視鏡カバー3の基端側を保
持する。
【0024】前記内視鏡カバー3は、軟性の挿入部カバ
ー部18と、薄肉で軟性な例えば塩化ビニルなどの高分
子材料で形成した操作部カバー部19及びユニバーサル
コードカバー部20とを備えており、カバー用内視鏡4
の挿入部12,操作部13,ユニバーサルコード14を
それぞれ覆う構成となっている。
ー部18と、薄肉で軟性な例えば塩化ビニルなどの高分
子材料で形成した操作部カバー部19及びユニバーサル
コードカバー部20とを備えており、カバー用内視鏡4
の挿入部12,操作部13,ユニバーサルコード14を
それぞれ覆う構成となっている。
【0025】前記流体制御装置9には送気制御弁21,
送水制御弁22,吸引制御弁23を設け、送気,送水,
吸引をこれらの電磁弁で制御するものであり、これらの
送気制御弁21,送水制御弁22,吸引制御弁23には
挿入部カバー部18から延出している送気管路24,送
水管路25,吸引管路26をそれぞれ接続している。
送水制御弁22,吸引制御弁23を設け、送気,送水,
吸引をこれらの電磁弁で制御するものであり、これらの
送気制御弁21,送水制御弁22,吸引制御弁23には
挿入部カバー部18から延出している送気管路24,送
水管路25,吸引管路26をそれぞれ接続している。
【0026】なお、前記吸引制御弁23の一端部には図
示しない吸引器を設けた吸引チューブ27を接続してお
り、内視鏡先端部より体液などの吸引を行う。また、前
記送水制御弁22には一端部が送水タンク29に接続し
た送水チューブ28を接続している。さらに、前記流体
制御装置9からは送気制御弁21と送水タンク29とに
接続した2本の送気チューブ30が延出している。
示しない吸引器を設けた吸引チューブ27を接続してお
り、内視鏡先端部より体液などの吸引を行う。また、前
記送水制御弁22には一端部が送水タンク29に接続し
た送水チューブ28を接続している。さらに、前記流体
制御装置9からは送気制御弁21と送水タンク29とに
接続した2本の送気チューブ30が延出している。
【0027】図2に内視鏡カバー3の挿入部カバー部1
8の全体構成を示す。挿入部カバー部18は、先端側か
らカバー先端構成部31,カバー外皮32,内視鏡操作
部13と接続固定する内視鏡操作部固定用口体部(以下
固定用口体部と略記)33を気密的に接続して構成して
いる。
8の全体構成を示す。挿入部カバー部18は、先端側か
らカバー先端構成部31,カバー外皮32,内視鏡操作
部13と接続固定する内視鏡操作部固定用口体部(以下
固定用口体部と略記)33を気密的に接続して構成して
いる。
【0028】前記カバー先端構成部31には、観察用開
口部34と、チャンネル開口部35とを設けている。前
記観察用開口部34には後述する透明のレンズカバー4
3をカバー内に挿入されるカバー用内視鏡4の観察光学
系及び照明光学系に対向するように配設し、照明光の照
射及び被検部位の観察を行えるようにしている。
口部34と、チャンネル開口部35とを設けている。前
記観察用開口部34には後述する透明のレンズカバー4
3をカバー内に挿入されるカバー用内視鏡4の観察光学
系及び照明光学系に対向するように配設し、照明光の照
射及び被検部位の観察を行えるようにしている。
【0029】また、前記固定用口体部33には、この固
定用口体部33の内部に形成した処置具チャンネルに連
通する処置具挿入口36と、この処置具挿入口36から
処置具チャンネルに挿通した鉗子などの処置具の先端部
を起上させる処置具起上装置を操作するための処置具起
上装置作動部材である処置具起上レバー37とを設けて
いる。
定用口体部33の内部に形成した処置具チャンネルに連
通する処置具挿入口36と、この処置具挿入口36から
処置具チャンネルに挿通した鉗子などの処置具の先端部
を起上させる処置具起上装置を操作するための処置具起
上装置作動部材である処置具起上レバー37とを設けて
いる。
【0030】図3に内視鏡カバー3にカバー用内視鏡4
を装着した状態を示す。前記挿入部カバー部18にカバ
ー用内視鏡4の挿入部12を挿入し、カバー用内視鏡4
の操作部13に操作部カバー部19を被せ、カバー用内
視鏡4のユニバーサルコード14にユニバーサルコード
カバー部20を被せた後、固定用テープ38を各カバー
部の繋ぎ目に巻き付けて固定する。このことによって、
前記カバー用内視鏡4の各部(挿入部12,操作部1
3,ユニバーサルコード14)は、内視鏡カバー3(挿
入部カバー部18,操作部カバー部19,ユニバーサル
コードカバー部20)によって外部環境から隔離され
る。
を装着した状態を示す。前記挿入部カバー部18にカバ
ー用内視鏡4の挿入部12を挿入し、カバー用内視鏡4
の操作部13に操作部カバー部19を被せ、カバー用内
視鏡4のユニバーサルコード14にユニバーサルコード
カバー部20を被せた後、固定用テープ38を各カバー
部の繋ぎ目に巻き付けて固定する。このことによって、
前記カバー用内視鏡4の各部(挿入部12,操作部1
3,ユニバーサルコード14)は、内視鏡カバー3(挿
入部カバー部18,操作部カバー部19,ユニバーサル
コードカバー部20)によって外部環境から隔離され
る。
【0031】ここで、図4を参照して内視鏡カバー3の
先端構成部31の構成を説明する。図に示すように硬性
の遮光性を有する樹脂などで形成した先端構成部31に
は、挿入部カバー部内に設けた内視鏡挿入チャンネルに
連通し内視鏡先端部が嵌合する内視鏡先端部挿入孔41
と、処置具チャンネルに連通するチャンネル先端部42
とが設けてある。
先端構成部31の構成を説明する。図に示すように硬性
の遮光性を有する樹脂などで形成した先端構成部31に
は、挿入部カバー部内に設けた内視鏡挿入チャンネルに
連通し内視鏡先端部が嵌合する内視鏡先端部挿入孔41
と、処置具チャンネルに連通するチャンネル先端部42
とが設けてある。
【0032】前記処置具チャンネルに連通するチャンネ
ル先端部42は、チャンネル開口部35により外部と連
通している。前記内視鏡先端部挿入孔41の側方の観察
用開口部34には光を透過する光学部材で形成したレン
ズカバー43を配設して挿入部カバー部内部の内視鏡先
端部挿入孔41を外部環境から隔離している。
ル先端部42は、チャンネル開口部35により外部と連
通している。前記内視鏡先端部挿入孔41の側方の観察
用開口部34には光を透過する光学部材で形成したレン
ズカバー43を配設して挿入部カバー部内部の内視鏡先
端部挿入孔41を外部環境から隔離している。
【0033】図5を参照してカバー式内視鏡先端部内部
の構成を説明する。図に示すように挿入部カバー部先端
構成部31に形成した内視鏡先端部挿入孔41にはカバ
ー用内視鏡4が配設されるようになっている。前記先端
構成部31には前述したように内視鏡先端部挿入孔41
の側方に開口する観察用開口部34に内視鏡カバー3の
外部と内部とを隔離するレンズカバー43を配設してい
る。そして、このレンズカバー43の内側面には前記カ
バー用内視鏡4の後述する上段部の先端面全幅に当接す
る遮光部材40をカバー用内視鏡挿入軸に対して直角に
固定している。
の構成を説明する。図に示すように挿入部カバー部先端
構成部31に形成した内視鏡先端部挿入孔41にはカバ
ー用内視鏡4が配設されるようになっている。前記先端
構成部31には前述したように内視鏡先端部挿入孔41
の側方に開口する観察用開口部34に内視鏡カバー3の
外部と内部とを隔離するレンズカバー43を配設してい
る。そして、このレンズカバー43の内側面には前記カ
バー用内視鏡4の後述する上段部の先端面全幅に当接す
る遮光部材40をカバー用内視鏡挿入軸に対して直角に
固定している。
【0034】一方、前記カバー用内視鏡4の先端部には
段差部を設け、軸方向先端側に下段部44、この下段部
44の後方に上段部45を形成している。そして、前記
下段部44に照明光学系50を配設し、上段部45には
観察光学系60を配設している。
段差部を設け、軸方向先端側に下段部44、この下段部
44の後方に上段部45を形成している。そして、前記
下段部44に照明光学系50を配設し、上段部45には
観察光学系60を配設している。
【0035】前記カバー用内視鏡4の下段部44に配設
した照明光学系50は、先端部側面に配設した照明レン
ズ51とライトガイド52とによって構成されている。
このライトガイド51は、バンドル状に位置決め固定さ
れ、後端部を図示しない光源装置に接続している。ま
た、前記カバー用内視鏡4の上段部45に配設した観察
光学系60は、先端部側面に配設した観察レンズ61
と、この観察レンズ61に入射した被写体像の光軸を内
視鏡軸方向に変えるプリズム62と、被写体像を結像す
るCCDなどの固体撮像素子を含む結像光学系63から
構成されている。前記結像光学系63に結像した被写体
像は、電気信号に変換されて信号線64を介してビデオ
プロセッサ8に伝送されている。
した照明光学系50は、先端部側面に配設した照明レン
ズ51とライトガイド52とによって構成されている。
このライトガイド51は、バンドル状に位置決め固定さ
れ、後端部を図示しない光源装置に接続している。ま
た、前記カバー用内視鏡4の上段部45に配設した観察
光学系60は、先端部側面に配設した観察レンズ61
と、この観察レンズ61に入射した被写体像の光軸を内
視鏡軸方向に変えるプリズム62と、被写体像を結像す
るCCDなどの固体撮像素子を含む結像光学系63から
構成されている。前記結像光学系63に結像した被写体
像は、電気信号に変換されて信号線64を介してビデオ
プロセッサ8に伝送されている。
【0036】上述のように構成したカバー式内視鏡2の
作用を説明する。まず、内視鏡カバー3の基端側の固定
用口体部33をカバー保持具6に保持し、拡張チューブ
17を介して内視鏡カバー内の内視鏡挿入チャンネルに
空気を送り込み拡張してカバー用内視鏡4を挿通してい
く。
作用を説明する。まず、内視鏡カバー3の基端側の固定
用口体部33をカバー保持具6に保持し、拡張チューブ
17を介して内視鏡カバー内の内視鏡挿入チャンネルに
空気を送り込み拡張してカバー用内視鏡4を挿通してい
く。
【0037】すると、図5に示すようにカバー用内視鏡
4の上段部先端面がレンズカバー43に固定した遮光部
材40に当接し、先端構成部31の所定位置にカバー用
内視鏡4を配設する。
4の上段部先端面がレンズカバー43に固定した遮光部
材40に当接し、先端構成部31の所定位置にカバー用
内視鏡4を配設する。
【0038】そして、カバー用内視鏡4に内視鏡カバー
3を被せたカバー式内視鏡2を体腔内に挿入して検査・
処置などを行う。このとき、体腔内を照明する照明光
は、カバー用内視鏡4に設けた照明光学系50を出射
し、レンズカバー43を透過して被検部位を照射する。
3を被せたカバー式内視鏡2を体腔内に挿入して検査・
処置などを行う。このとき、体腔内を照明する照明光
は、カバー用内視鏡4に設けた照明光学系50を出射
し、レンズカバー43を透過して被検部位を照射する。
【0039】ところが、照明光学系50を出射した照明
光の一部は、レンズカバー43の内側面で反射して内視
鏡カバー3とカバー用内視鏡4との隙間を伝わってい
く。しかし、この内視鏡カバー3とカバー用内視鏡4と
の間隙を伝わる反射光は、レンズカバー43に固定した
遮光部材40が観察光学系60を配設したカバー用内視
鏡上段部45に密接しているため、この遮光部材40に
よって遮光される。このため、内視鏡カバー3とカバー
用内視鏡4との間隙を伝わってきた反射光は、観察光学
系60に入射することがないので、フレアーの発生の無
い良好な観察視野で被検部位の観察を行うことができ
る。
光の一部は、レンズカバー43の内側面で反射して内視
鏡カバー3とカバー用内視鏡4との隙間を伝わってい
く。しかし、この内視鏡カバー3とカバー用内視鏡4と
の間隙を伝わる反射光は、レンズカバー43に固定した
遮光部材40が観察光学系60を配設したカバー用内視
鏡上段部45に密接しているため、この遮光部材40に
よって遮光される。このため、内視鏡カバー3とカバー
用内視鏡4との間隙を伝わってきた反射光は、観察光学
系60に入射することがないので、フレアーの発生の無
い良好な観察視野で被検部位の観察を行うことができ
る。
【0040】このように、内視鏡カバーに配設するレン
ズカバーの内側面に、このレンズカバー内側面と、カバ
ー用内視鏡の照明光学系と観察光学系とを区分する段差
部とに密接して光を遮光する遮光部材を固定したことに
より、照明光学系から出射してレンズカバーで反射する
反射光の観察光学系への回り込みを無くすことによって
フレアーの発生を防止した良好な観察視野を得ることが
できる。
ズカバーの内側面に、このレンズカバー内側面と、カバ
ー用内視鏡の照明光学系と観察光学系とを区分する段差
部とに密接して光を遮光する遮光部材を固定したことに
より、照明光学系から出射してレンズカバーで反射する
反射光の観察光学系への回り込みを無くすことによって
フレアーの発生を防止した良好な観察視野を得ることが
できる。
【0041】また、カバー用内視鏡を内視鏡カバーに装
着する際、レンズカバーに固定した遮光部材をカバー用
内視鏡の位置決め固定部材とすることによって装着操作
性が向上する。
着する際、レンズカバーに固定した遮光部材をカバー用
内視鏡の位置決め固定部材とすることによって装着操作
性が向上する。
【0042】図6を参照して本発明のカバー式内視鏡2
の第2実施例を説明する。図に示すように本実施例のカ
バー式内視鏡2は、前記第1実施例の遮光部材40を弾
性を有する弾性遮光部材401としている。さらに、前
記カバー用内視鏡上段部45に配設していた観察光学系
60をカバー用内視鏡4の下段部44に配設し、照明光
学系50を上段部45に配設している。その他の構成及
び作用は前記第1実施例と同様であり、同部材には同符
号を付して説明を省略する。
の第2実施例を説明する。図に示すように本実施例のカ
バー式内視鏡2は、前記第1実施例の遮光部材40を弾
性を有する弾性遮光部材401としている。さらに、前
記カバー用内視鏡上段部45に配設していた観察光学系
60をカバー用内視鏡4の下段部44に配設し、照明光
学系50を上段部45に配設している。その他の構成及
び作用は前記第1実施例と同様であり、同部材には同符
号を付して説明を省略する。
【0043】このように、カバー用内視鏡の上段部先端
面に当接する遮光部材を弾性を有する弾性遮光部材にし
たことによって、カバー用内視鏡の上段部先端面を遮光
部材によって傷めることがない。
面に当接する遮光部材を弾性を有する弾性遮光部材にし
たことによって、カバー用内視鏡の上段部先端面を遮光
部材によって傷めることがない。
【0044】また、観察光学系及び照明光学系の配設位
置をカバー用内視鏡の上段部或は下段部のどちらに配設
しても同様の効果を得ることができる。その他の効果は
前記第1実施例と同様である。
置をカバー用内視鏡の上段部或は下段部のどちらに配設
しても同様の効果を得ることができる。その他の効果は
前記第1実施例と同様である。
【0045】図7を参照してカバー式内視鏡の第1変形
例を説明する。図に示すように本実施例においては前記
第1実施例の一体で形成したレンズカバー43を照明用
レンズカバー43aと観察用レンズカバー43bとに分
割している。このため、内視鏡先端部挿入孔41の側方
に開口する照明用開口部34a及び観察用開口部34b
に照明用レンズカバー43a及び観察用レンズカバー4
3bを配設して、内視鏡カバーの外部と内部との環境を
隔離している。そして、遮光部材40を照明用レンズカ
バー43aと観察用レンズカバー43bとの間の内視鏡
カバー先端部に固定している。その他の構成及び作用は
前記第1実施例と同様であり、同部材には同符号を付し
て説明を省略する。
例を説明する。図に示すように本実施例においては前記
第1実施例の一体で形成したレンズカバー43を照明用
レンズカバー43aと観察用レンズカバー43bとに分
割している。このため、内視鏡先端部挿入孔41の側方
に開口する照明用開口部34a及び観察用開口部34b
に照明用レンズカバー43a及び観察用レンズカバー4
3bを配設して、内視鏡カバーの外部と内部との環境を
隔離している。そして、遮光部材40を照明用レンズカ
バー43aと観察用レンズカバー43bとの間の内視鏡
カバー先端部に固定している。その他の構成及び作用は
前記第1実施例と同様であり、同部材には同符号を付し
て説明を省略する。
【0046】このように、カバー用内視鏡の照明光学系
及び観察光学系に対設する一枚のレンズカバーを照明光
学系と観察光学系とにそれぞれ対設する照明用レンズカ
バーと観察用レンズカバーとすることにより、レンズカ
バー内側面及びレンズカバー内部での反射によって発生
する反射光の観察光学系への回り込みを完全に解消する
ことができる。その他の効果は前記第1実施例と同様で
ある。
及び観察光学系に対設する一枚のレンズカバーを照明光
学系と観察光学系とにそれぞれ対設する照明用レンズカ
バーと観察用レンズカバーとすることにより、レンズカ
バー内側面及びレンズカバー内部での反射によって発生
する反射光の観察光学系への回り込みを完全に解消する
ことができる。その他の効果は前記第1実施例と同様で
ある。
【0047】図8を参照してカバー式内視鏡の第2変形
例を説明する。図に示すように前記第1実施例及び第2
実施例などで示した均一の厚さのレンズカバー43を先
端部側が厚く手元側が薄い段差付きレンズカバー431
としている。このため、カバー用内視鏡4の段差部を形
成する樹脂部材が段差付きレンズカバーの段差面に当接
して遮光部材となっている。その他の構成は前記第1実
施例と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省
略する。
例を説明する。図に示すように前記第1実施例及び第2
実施例などで示した均一の厚さのレンズカバー43を先
端部側が厚く手元側が薄い段差付きレンズカバー431
としている。このため、カバー用内視鏡4の段差部を形
成する樹脂部材が段差付きレンズカバーの段差面に当接
して遮光部材となっている。その他の構成は前記第1実
施例と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省
略する。
【0048】このように、段差付きレンズカバーの段差
面部とカバー用内視鏡上段部を形成する樹脂部材とが当
接することによって、レンズカバーで反射した反射光を
カバー用内視鏡上段部を形成する樹脂部材で遮光するこ
とができる。
面部とカバー用内視鏡上段部を形成する樹脂部材とが当
接することによって、レンズカバーで反射した反射光を
カバー用内視鏡上段部を形成する樹脂部材で遮光するこ
とができる。
【0049】また、レンズカバーに固定する遮光部材
と、遮光部材を固定する工程を無くすことができるので
コストダウンが可能となる。その他の効果は前記第1実
施例と同様である。
と、遮光部材を固定する工程を無くすことができるので
コストダウンが可能となる。その他の効果は前記第1実
施例と同様である。
【0050】図9を参照してカバー式内視鏡の第3変形
例を説明する。図に示すように本実施例においてはカバ
ー用内視鏡4の先端部の段部形状を軸方向先端側を上段
部45とし、この上段部45の後方を下段部44として
形成している。そして、前記上段部45、或は、下段部
44のどちらかに、観察光学系60、或は、照明光学系
50を配設すると共に、前記観察光学系60と照明光学
系50との間を弾性遮光部材401で遮光している。そ
の他の構成及び作用・効果は前記実施例と同様であり、
同部材に同符号を付して説明を省略する。
例を説明する。図に示すように本実施例においてはカバ
ー用内視鏡4の先端部の段部形状を軸方向先端側を上段
部45とし、この上段部45の後方を下段部44として
形成している。そして、前記上段部45、或は、下段部
44のどちらかに、観察光学系60、或は、照明光学系
50を配設すると共に、前記観察光学系60と照明光学
系50との間を弾性遮光部材401で遮光している。そ
の他の構成及び作用・効果は前記実施例と同様であり、
同部材に同符号を付して説明を省略する。
【0051】なお、カバー用内視鏡4を内視鏡カバー3
から挿抜する際には弾性遮光部材401を弾性変形させ
て挿入・抜去を行えば良い。
から挿抜する際には弾性遮光部材401を弾性変形させ
て挿入・抜去を行えば良い。
【0052】図10を参照してカバー式内視鏡の第3実
施例を説明する。図に示すように本実施例のカバー用内
視鏡4は、カバー用内視鏡自体には段差部を形成しない
棒状の内視鏡であるため、遮光部材402を観察光学系
60と照明光学系50との間に形成した溝部46に配設
して突出させることによって観察光学系60と照明光学
系50との間に段差部を形成している。そして、この溝
部46に配設した遮光部材402の反レンズカバー側に
はワイヤ47を連結している。
施例を説明する。図に示すように本実施例のカバー用内
視鏡4は、カバー用内視鏡自体には段差部を形成しない
棒状の内視鏡であるため、遮光部材402を観察光学系
60と照明光学系50との間に形成した溝部46に配設
して突出させることによって観察光学系60と照明光学
系50との間に段差部を形成している。そして、この溝
部46に配設した遮光部材402の反レンズカバー側に
はワイヤ47を連結している。
【0053】なお、前記ワイヤ47の手元側端部は図示
しない操作手段に連結しており、ワイヤ47を操作する
ことによって遮光部材402がカバー用内視鏡側面から
突出したり引っ込んだりする。その他の構成は前述の実
施例と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省
略する。
しない操作手段に連結しており、ワイヤ47を操作する
ことによって遮光部材402がカバー用内視鏡側面から
突出したり引っ込んだりする。その他の構成は前述の実
施例と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省
略する。
【0054】上述のようにカバー式内視鏡を構成するこ
とによって、挿入部カバー部先端構成部31にカバー用
内視鏡4を挿入する際にはワイヤ47を牽引操作して遮
光部材402をカバー用内視鏡側面と略同一面にして挿
入していく。そして、前記カバー用内視鏡4を所定位置
に挿入してから遮光部材402をカバー用内視鏡側面か
ら突出させてレンズカバー43に当接させて観察を行
う。
とによって、挿入部カバー部先端構成部31にカバー用
内視鏡4を挿入する際にはワイヤ47を牽引操作して遮
光部材402をカバー用内視鏡側面と略同一面にして挿
入していく。そして、前記カバー用内視鏡4を所定位置
に挿入してから遮光部材402をカバー用内視鏡側面か
ら突出させてレンズカバー43に当接させて観察を行
う。
【0055】このように、遮光部材の進退を自在とした
ことにより、遮光部材を引き下げた状態のときにはカバ
ー用内視鏡を内視鏡カバーにスムースに挿入することが
でき、遮光部材を突出させてレンズカバーに当接させる
ことによって照明光学系から出射した照明光を観察光学
系に入射しないように遮光することができる。また、遮
光部材を進退自在にしたことにより、カバー用内視鏡の
挿入の際に遮光部材によってレンズカバーに傷を付ける
ことが無くなる。さらに、カバー用内視鏡の先端部に段
部を形成する必要が無いので挿入性が向上する。
ことにより、遮光部材を引き下げた状態のときにはカバ
ー用内視鏡を内視鏡カバーにスムースに挿入することが
でき、遮光部材を突出させてレンズカバーに当接させる
ことによって照明光学系から出射した照明光を観察光学
系に入射しないように遮光することができる。また、遮
光部材を進退自在にしたことにより、カバー用内視鏡の
挿入の際に遮光部材によってレンズカバーに傷を付ける
ことが無くなる。さらに、カバー用内視鏡の先端部に段
部を形成する必要が無いので挿入性が向上する。
【0056】その他の作用及び効果は前述の実施例と同
様である。なお、前記遮光部材の進退にワイヤを用いる
代わりに、圧縮空気を送る管路を形成して弾性遮光部材
を進退させるように構成することによって、遮光部材の
密着性及び安定性を更に向上させることができる。
様である。なお、前記遮光部材の進退にワイヤを用いる
代わりに、圧縮空気を送る管路を形成して弾性遮光部材
を進退させるように構成することによって、遮光部材の
密着性及び安定性を更に向上させることができる。
【0057】ところで、側視型内視鏡においては、内視
鏡の固定用口体部に、この固定用口体部の内部に形成し
た処置具チャンネルに連通する処置具挿入口と、この処
置具挿入口から処置具チャンネルに挿通した鉗子などの
処置具の先端部を起上させるための処置具起上装置作動
部材である処置具起上レバーとを設けている。この側視
型の内視鏡をカバー式内視鏡として使用する場合、処置
具起上レバーの操作力量が大きすぎることによって内視
鏡カバーを切損する虞れがある。このため、側視型内視
鏡の処置具起上レバーの操作力量を小さくすることが望
まれていた。
鏡の固定用口体部に、この固定用口体部の内部に形成し
た処置具チャンネルに連通する処置具挿入口と、この処
置具挿入口から処置具チャンネルに挿通した鉗子などの
処置具の先端部を起上させるための処置具起上装置作動
部材である処置具起上レバーとを設けている。この側視
型の内視鏡をカバー式内視鏡として使用する場合、処置
具起上レバーの操作力量が大きすぎることによって内視
鏡カバーを切損する虞れがある。このため、側視型内視
鏡の処置具起上レバーの操作力量を小さくすることが望
まれていた。
【0058】また、挿入部カバー部に起上装置及び起上
操作部を内蔵したものでは、構造が複雑で高価なものと
なっていた。このため、起上装置及び起上操作部を内蔵
した安価な挿入部カバー部を提供することが望まれてい
た。
操作部を内蔵したものでは、構造が複雑で高価なものと
なっていた。このため、起上装置及び起上操作部を内蔵
した安価な挿入部カバー部を提供することが望まれてい
た。
【0059】そこで、挿入部カバー部を以下のように構
成することによって、上述の問題を解決することができ
る。
成することによって、上述の問題を解決することができ
る。
【0060】図11及び図12を参照して側視型のカバ
ー式内視鏡の起上装置を説明する。図11に示すように
側視型のカバー式内視鏡2を構成する内視鏡カバー3の
固定用口体部33に図示しない起上台を操作するための
起上装置として起上リング71を設けている。
ー式内視鏡の起上装置を説明する。図11に示すように
側視型のカバー式内視鏡2を構成する内視鏡カバー3の
固定用口体部33に図示しない起上台を操作するための
起上装置として起上リング71を設けている。
【0061】図12に示すように起上リング71は、こ
の起上リング71の先端部に、内視鏡カバー内を挿通し
て摺動溝33aに延出した操作ワイヤ72の一端を直接
接続固定し、操作ワイヤ72の他端を図示しない起上台
に接続した状態で、固定用口体部33に形成した取付け
部39に配設されている。このため、起上リング71に
指を挿入して、この起上リング71を進退させて操作ワ
イヤ72を操作することによって起上台を動かすことが
できる。
の起上リング71の先端部に、内視鏡カバー内を挿通し
て摺動溝33aに延出した操作ワイヤ72の一端を直接
接続固定し、操作ワイヤ72の他端を図示しない起上台
に接続した状態で、固定用口体部33に形成した取付け
部39に配設されている。このため、起上リング71に
指を挿入して、この起上リング71を進退させて操作ワ
イヤ72を操作することによって起上台を動かすことが
できる。
【0062】このように、固定用口体部に摺動溝を有す
る取付け部を形成し、この取付け部に操作ワイヤを接続
固定した起上リングを配設する単純な構造の起上装置及
び起上台を構成することによって起上装置及び起上台を
内蔵した内視鏡カバーを安価に提供することができる。
る取付け部を形成し、この取付け部に操作ワイヤを接続
固定した起上リングを配設する単純な構造の起上装置及
び起上台を構成することによって起上装置及び起上台を
内蔵した内視鏡カバーを安価に提供することができる。
【0063】また、起上リング71に接続固定する操作
ワイヤ72を図13に示すように起上リング71′に形
成した摺動孔73に一端挿通させてから取付け部39に
形成したワイヤ固定部33bに固定することによって、
操作ワイヤ72を牽引する起上リング71′を操作ワイ
ヤ72に対して動滑車の原理を踏まえた位置関係で接続
することができる。このことにより、図12に示す起上
リング71を牽引する際の力量の半分の力量で起上リン
グ71′を牽引操作することが可能になる。
ワイヤ72を図13に示すように起上リング71′に形
成した摺動孔73に一端挿通させてから取付け部39に
形成したワイヤ固定部33bに固定することによって、
操作ワイヤ72を牽引する起上リング71′を操作ワイ
ヤ72に対して動滑車の原理を踏まえた位置関係で接続
することができる。このことにより、図12に示す起上
リング71を牽引する際の力量の半分の力量で起上リン
グ71′を牽引操作することが可能になる。
【0064】さらに、図14に示すように操作ワイヤ7
2を固定用口体部33に配設した回転自在な回転リング
75に接続固定しても良い。この回転リング75を回転
させて操作ワイヤ72を巻き取っていくことによって起
上台を起上させることができる。
2を固定用口体部33に配設した回転自在な回転リング
75に接続固定しても良い。この回転リング75を回転
させて操作ワイヤ72を巻き取っていくことによって起
上台を起上させることができる。
【0065】このとき、前記回転リング75に直接接続
固定していた操作ワイヤ72を図15ないし図17に示
すように回転リング75に形成した摺動穴75aに一端
挿通させて固定用口体部のワイヤ固定部76に固定する
ことによって、前述の図13に示す起上リング71′と
同様に回転リング75を操作ワイヤ72に対して動滑車
の原理を踏まえた接続とすることができるので、操作ワ
イヤ72を巻き取る回転リング75の操作力量を半減さ
せることができる。
固定していた操作ワイヤ72を図15ないし図17に示
すように回転リング75に形成した摺動穴75aに一端
挿通させて固定用口体部のワイヤ固定部76に固定する
ことによって、前述の図13に示す起上リング71′と
同様に回転リング75を操作ワイヤ72に対して動滑車
の原理を踏まえた接続とすることができるので、操作ワ
イヤ72を巻き取る回転リング75の操作力量を半減さ
せることができる。
【0066】ところで、内視鏡カバーに内蔵した起上台
をワイヤで操作する代わりに図18に示すように起上台
91の下側にバルーン92を配設し、このバルーン92
に図示しないピストンで空気を送り込んで膨らませて処
置具90を起上させるようにしたものが考えられてい
た。しかし、空気を送るピストンからバルーン92まで
の送気管路93が細く長いため、バルーン92を膨らま
せて処置具を起上させるためには相当の力量でピストン
を操作する必要があった。そこで、図19ないし図21
に示すようにカバー式内視鏡を構成することによってバ
ルーンを容易に膨らませて起上台91を操作することが
できる。
をワイヤで操作する代わりに図18に示すように起上台
91の下側にバルーン92を配設し、このバルーン92
に図示しないピストンで空気を送り込んで膨らませて処
置具90を起上させるようにしたものが考えられてい
た。しかし、空気を送るピストンからバルーン92まで
の送気管路93が細く長いため、バルーン92を膨らま
せて処置具を起上させるためには相当の力量でピストン
を操作する必要があった。そこで、図19ないし図21
に示すようにカバー式内視鏡を構成することによってバ
ルーンを容易に膨らませて起上台91を操作することが
できる。
【0067】図19に示すようにカバー式内視鏡2は、
光源装置7にユニバーサルコード14及びコネクタ15
を介して接続して使用する。このため、図20に示すよ
うに光源装置内に内視鏡カバー3に内蔵した起上台を起
上させるためのバルーン92を膨らませるための送気ポ
ンプ94を設けると共に、カバー式内視鏡2にポンプの
駆動・停止を行うオン・オフスイッチ95を設ける。そ
して、このスイッチ95からの信号を制御ユニット96
を介して前記送気ポンプ94に伝達して駆動・停止を行
うようにした。
光源装置7にユニバーサルコード14及びコネクタ15
を介して接続して使用する。このため、図20に示すよ
うに光源装置内に内視鏡カバー3に内蔵した起上台を起
上させるためのバルーン92を膨らませるための送気ポ
ンプ94を設けると共に、カバー式内視鏡2にポンプの
駆動・停止を行うオン・オフスイッチ95を設ける。そ
して、このスイッチ95からの信号を制御ユニット96
を介して前記送気ポンプ94に伝達して駆動・停止を行
うようにした。
【0068】このように、光源装置に内視鏡カバーの起
上台を駆動するためのバルーンを膨らませるポンプを設
けることによって、カバー式内視鏡と光源装置とを接続
した際、バルーンに延出する送気管路も光源装置内のポ
ンプに接続されるので、オン・オフスイッチを操作する
ことによって自在にバルーンを膨らませて処置具の起上
を容易に行うことができる。
上台を駆動するためのバルーンを膨らませるポンプを設
けることによって、カバー式内視鏡と光源装置とを接続
した際、バルーンに延出する送気管路も光源装置内のポ
ンプに接続されるので、オン・オフスイッチを操作する
ことによって自在にバルーンを膨らませて処置具の起上
を容易に行うことができる。
【0069】なお、図21に示すように送気ポンプ94
の駆動・停止を行うスイッチ95をカバー式内視鏡2に
一体に設けるのではなく、フットスイッチなど別体の専
用スイッチ95′としても良い。
の駆動・停止を行うスイッチ95をカバー式内視鏡2に
一体に設けるのではなく、フットスイッチなど別体の専
用スイッチ95′としても良い。
【0070】また、送気ポンプ94を光源装置内に設け
る代わりに、流体制御装置に内蔵している送気ポンプを
利用しても良い。
る代わりに、流体制御装置に内蔵している送気ポンプを
利用しても良い。
【0071】ところで、内視鏡カバーに側視型のカバー
用内視鏡を挿入する際、側視型のカバー用内視鏡の先端
部を内視鏡カバーの先端部の所定位置に挿入することが
難しかった。そこで、以下のように内視鏡カバーの先端
部を構成することによって挿入性を向上させることがで
きる。
用内視鏡を挿入する際、側視型のカバー用内視鏡の先端
部を内視鏡カバーの先端部の所定位置に挿入することが
難しかった。そこで、以下のように内視鏡カバーの先端
部を構成することによって挿入性を向上させることがで
きる。
【0072】図22(a)及び(b)に示すように内視
鏡カバー3の先端部101のカバー用内視鏡挿入部10
2を透明で弾性を有する透明弾性カバー103で形成し
ている。すなわち、同図の(b)に示すように内視鏡カ
バー先端部101には、例えば、硬質樹脂製104の処
置具挿通用透孔105を形成した先端部にカバー用内視
鏡4の外形に密着する透明弾性カバー103を水密に接
続している。
鏡カバー3の先端部101のカバー用内視鏡挿入部10
2を透明で弾性を有する透明弾性カバー103で形成し
ている。すなわち、同図の(b)に示すように内視鏡カ
バー先端部101には、例えば、硬質樹脂製104の処
置具挿通用透孔105を形成した先端部にカバー用内視
鏡4の外形に密着する透明弾性カバー103を水密に接
続している。
【0073】ここで、内視鏡カバー3へのカバー用内視
鏡4の装着手順を説明する。まず、図22の(b)に示
す透明弾性カバー103の内部に空気を送り込む。する
と、同図の(c)に示すように透明弾性カバー103が
膨張する。この状態でカバー用内視鏡4を挿通する。挿
通して位置決め終了後、送気を停止することにより同図
の(d)に示すように膨張していた透明弾性カバー10
3が収縮してカバー用内視鏡4に密着する。
鏡4の装着手順を説明する。まず、図22の(b)に示
す透明弾性カバー103の内部に空気を送り込む。する
と、同図の(c)に示すように透明弾性カバー103が
膨張する。この状態でカバー用内視鏡4を挿通する。挿
通して位置決め終了後、送気を停止することにより同図
の(d)に示すように膨張していた透明弾性カバー10
3が収縮してカバー用内視鏡4に密着する。
【0074】このように、斜視型のカバー用内視鏡を挿
入する内視鏡挿通用チャンネルの先端部を透明弾性樹脂
部材で形成することによってカバー用内視鏡の挿通性が
向上すると共に、レンズカバーを備えた先端部を形成す
る必要が無くなる。
入する内視鏡挿通用チャンネルの先端部を透明弾性樹脂
部材で形成することによってカバー用内視鏡の挿通性が
向上すると共に、レンズカバーを備えた先端部を形成す
る必要が無くなる。
【0075】また、透明弾性樹脂部材がカバー用内視鏡
の先端部に密着することによって、反射光の発生が無く
なるのでフレアなどの光学障害を無くすことができる。
なお、図中の符号106は起上装置であり、符号107
は起上用ワイヤである。
の先端部に密着することによって、反射光の発生が無く
なるのでフレアなどの光学障害を無くすことができる。
なお、図中の符号106は起上装置であり、符号107
は起上用ワイヤである。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
ンズカバーに反射する照明光の反射光が観察光学系に入
射することによって発生するフレアを無くし、良好な観
察視野を得られるカバー式内視鏡を提供することができ
る。
ンズカバーに反射する照明光の反射光が観察光学系に入
射することによって発生するフレアを無くし、良好な観
察視野を得られるカバー式内視鏡を提供することができ
る。
【図1】図1ないし図5は本発明の第1実施例に係り、
図1はカバー式内視鏡を備える内視鏡装置の全体構成を
示す説明図
図1はカバー式内視鏡を備える内視鏡装置の全体構成を
示す説明図
【図2】内視鏡カバーの全体構成を示す斜視図
【図3】内視鏡カバーをカバー用内視鏡に装着した状態
を示す斜視図
を示す斜視図
【図4】内視鏡カバーの先端部の構成を示す斜視図
【図5】カバー式内視鏡先端部内部の構成を示す断面図
【図6】本発明の第2実施例に係るカバー式内視鏡先端
部内部の構成を示す断面図
部内部の構成を示す断面図
【図7】本発明のカバー式内視鏡の第1変形例を示すカ
バー式内視鏡先端部内部の構成を示す断面図
バー式内視鏡先端部内部の構成を示す断面図
【図8】本発明のカバー式内視鏡の第2変形例を示すカ
バー式内視鏡先端部内部の構成を示す断面図
バー式内視鏡先端部内部の構成を示す断面図
【図9】本発明のカバー式内視鏡の第3変形例を示すカ
バー式内視鏡先端部内部の構成を示す断面図
バー式内視鏡先端部内部の構成を示す断面図
【図10】本発明の第3実施例に係るカバー式内視鏡先
端部内部の構成を示す断面図
端部内部の構成を示す断面図
【図11】図11及び図12は側視型のカバー式内視鏡
の起上装置に係り、図11はカバー式内視鏡を示す説明
図
の起上装置に係り、図11はカバー式内視鏡を示す説明
図
【図12】起上装置への起上ワイヤの接続方法を示す断
面図
面図
【図13】起上装置への起上ワイヤの他の接続方法を示
す断面図
す断面図
【図14】回転起上装置への起上ワイヤの接続方法を示
す断面図
す断面図
【図15】図15ないし図17は回転起上装置への起上
ワイヤの他の接続方法に係り、図15は回転起上装置及
び起上ワイヤの構成を示す図
ワイヤの他の接続方法に係り、図15は回転起上装置及
び起上ワイヤの構成を示す図
【図16】回転起上装置への起上ワイヤ取付けを示す断
面図
面図
【図17】回転起上装置の操作を説明する図
【図18】起上台をバルーンで操作するカバー式内視鏡
先端部の断面図
先端部の断面図
【図19】カバー式内視鏡と光源装置との接続状態を示
す図
す図
【図20】バルーンと光源装置との接続関係を示す接続
図
図
【図21】バルーンと光源装置との他の接続関係を示す
接続図
接続図
【図22】内視鏡カバーの先端部の構成を示す図
2…カバー式内視鏡 3…内視鏡カバー 4…カバー用内視鏡 40…遮光部材 43…レンズカバー 50…照明光学系 60…観察光学系
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】このように、内視鏡カバーを一症例ごとに
使い捨てて交換することにより、カバー用内視鏡は洗
浄、消毒の必要がなくなり、常に、清潔に保つことがで
きるので非常に簡便に連続的に使用することが可能とな
る。
使い捨てて交換することにより、カバー用内視鏡は洗
浄、消毒の必要がなくなり、常に、清潔に保つことがで
きるので非常に簡便に連続的に使用することが可能とな
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平3―264038号公報に示したカバー式内視鏡の
ように、側視型内視鏡の観察光学系と照明光学系との間
に段差を形成しただけではレンズカバーに反射した照明
光の反射光が観察光学系に入射することによって発生す
るフレアを防止することができず、観察系の光学性能に
悪影響を及ぼし、良好な観察視野を得ることができなか
った。
開平3―264038号公報に示したカバー式内視鏡の
ように、側視型内視鏡の観察光学系と照明光学系との間
に段差を形成しただけではレンズカバーに反射した照明
光の反射光が観察光学系に入射することによって発生す
るフレアを防止することができず、観察系の光学性能に
悪影響を及ぼし、良好な観察視野を得ることができなか
った。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (1)
- 【請求項1】 先端部側方に観察光学系及び照明光学系
を配設した側視型のカバー用内視鏡を先端部側方に前記
カバー用内視鏡の観察光学系及び照明光学系に対設する
レンズカバーを配設した内視鏡カバーに組み合わせるカ
バー式内視鏡において、 前記内視鏡カバーに配設したレンズカバーの内側面と、
前記カバー用内視鏡の観察光学系と照明光学系との間に
形成した段差部の面とに密接する遮光部材を備え、この
遮光部材が前記内視鏡カバーまたは前記カバー用内視鏡
のどちらか一方に位置決め固定されることを特徴とする
カバー式内視鏡。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5210611A JPH0759726A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | カバー式内視鏡 |
US08/172,643 US5460168A (en) | 1992-12-25 | 1993-12-23 | Endoscope cover assembly and cover-system endoscope |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5210611A JPH0759726A (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | カバー式内視鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0759726A true JPH0759726A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16592195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5210611A Withdrawn JPH0759726A (ja) | 1992-12-25 | 1993-08-25 | カバー式内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0759726A (ja) |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP5210611A patent/JPH0759726A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001031 |