JPH0759051A - 動画像処理装置 - Google Patents

動画像処理装置

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Publication number
JPH0759051A
JPH0759051A JP6033573A JP3357394A JPH0759051A JP H0759051 A JPH0759051 A JP H0759051A JP 6033573 A JP6033573 A JP 6033573A JP 3357394 A JP3357394 A JP 3357394A JP H0759051 A JPH0759051 A JP H0759051A
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JP
Japan
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picture
data
inversion
moving image
packet
Prior art date
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Pending
Application number
JP6033573A
Other languages
English (en)
Inventor
Bitsushiyuwanata Tantorii
タントリー・ビッシュワナタ
Hiroshi Shinkai
浩 新海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6033573A priority Critical patent/JPH0759051A/ja
Publication of JPH0759051A publication Critical patent/JPH0759051A/ja
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】MPEGの規格にもとずいた画像デコーダで、
アプリケーションソフトに頼らずにピクチャの高速正転
/逆転双方向のスキャン及びピクチャサーチの各機能を
実現する。 【構成】パケットの入力に対応して順次その先頭位置か
らのバイト数を計数するバイトカウンタと、特定のパケ
ットを識別するパケット識別情報、当該パケット内のI
ピクチャ中から特定のIピクチャを識別するIピクチャ
識別情報及びバイトカウンタの計数値にもとずく当該I
ピクチャのパケット内でのバイト位置情報及びバイトカ
ウンタの計数値にもとずくIピクチャスキャンテーブル
記憶部とを備え、このテーブル記憶部に記憶したテーブ
ルを参照して正転/逆転の方向に応じたIピクチャの入
力をホストインターフェースを介してシステムデコーダ
側へ要求し、要求通り入力されたIピクチャを順次デコ
ーディングして出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録媒体から読みだ
したデジタルの動画像データを用いてピクチャサーチが
ピクチャスキャン等の処理を行う動画像処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、複数種のデジタルデータ、例えば
映像データと音声データとを複合化してCD−ROM等
の記録媒体に記録しておき、必要に応じてこれらのデー
タを読出して出力させるマルチメディア個人情報機器が
企画、開発されている。この種の機器で、記録媒体から
読出した複合データをその種類毎のデータにデコード
し、各種データ毎にさらに必要なデコードを行なうデコ
ーダについて、マルチメディア国際標準化団体のMPE
G(Moving Picture coding image Experts Group)が
種々の規格を設けており、該規格には画像信号及び音声
信号の圧縮/伸長方式が含まれている。
【0003】このMPEGによる基本デコーディングシ
ステムを図7に示す。同図でデジタルデータ記録媒体1
は例えばCD−ROM等で構成され、複数種のデジタル
データ、例えば画像データと音声データとを複合化して
記録する。このデジタルデータ記録媒体1に記録されて
いる複合データが図示しないピックアップにより読出さ
れ、順次システムデコーダ(ホストCPU)3へ送られ
る。
【0004】システムデコーダ3は、複合データをデコ
ーディングすることにより時間情報を取出してクロック
コントローラ5へ出力すると共に、音声データを音声デ
コーダ7へ、画像データを画像デコーダ9へそれぞれ分
配出力する。クロックコントローラ5は、システムデコ
ーダ3からの時間情報を基に音声デコーダ7及び画像デ
コーダ9へシステムクロックを供給する。
【0005】そして、音声デコーダ7及び画像デコーダ
9は、それぞれクロックコントローラ5と時間情報の送
受を行なうことで同期をとりながら音声データ、画像デ
ータのデコーディングを実行し、得られたデータをそれ
ぞれ音声出力装置8および画像出力装置10へ送出す
る。
【0006】このようなデコードシステムでは、システ
ムデコーダ3がデジタルデータ記録媒体1から読出した
データの流れからの時間情報に基づき、複数種、例えば
音声データと画像データとが多重化されたデジタルデー
タを音声デコーダ7、画像デコーダ9の入力として供す
るべく、音声や画像それぞれのデータの流れに分配、デ
コーディングしている。
【0007】このMPEGの規格によるビットストリー
ムのシンタックスは、シーケンスヘッダと、6つのレイ
ヤー(上から順に、シーケンス、GOP(Group
ofPictures)、ピクチャ−、スライス、マク
ロブロック(16x16ピクセルのブロック、動き補償
ベクトルの算出単位となる)、およびブロック(8x8
要素で構成されるDCTの算出単位となる))から構成
される。32ビットのバイト配置されたスタートコード
が用意される。これらのビットパターンは、ビデオのビ
ットストリーム中において、スタート以外では発生しな
い。シーケンスエラーコード(蓄積メディアからの訂正
不可能エラーを表す)以外のスタートコードはシンタッ
クスの中で定義されている。スタートコードの前にはバ
イト配置を保つために任意の個数の0が付けられる。シ
ーケンスヘッダは画面のフォーマットなどを指定する。
途中からの再生を可能にするため、シーケンスヘッダは
全てのGOPの先頭に付けることができるが、途中のG
OPに付いたシーケンスヘッダは量子化マトリクスだけ
しか変更できない。シーケンススタートコードの後の内
容は、画像の水平サイズ(12ビット)、垂直サイズ
(12ビット)、画素アスペクト比(4ビット)、ピク
チャーレート(4ビット)、ビットレート(18ビッ
ト)、VBV(vide buffering ver
ifier)バッファサイズ(10ビット)、制限パラ
メータフラッグ(1ビット)、2つの量子化マトリクス
のフラッグ(1ビット)と内容(64x8ビット)など
からなる。
【0008】GOPは完全には独立ではない。シーケン
スの最初のGOPでは、原画面順で、Iピクチャから始
まることを許すが、一般のGOPの先頭にあるのは、M
−1(MはP−ピクチャの周期、通常3及至6程度)枚
のB−ピクチャである。そのいくつかのB−ピクチャ
は、以前のGOPの最後のI,P−ピクチャからの予測
を使うことができる。途中からの再生のために、シーケ
ンスヘッダが付いたGOPでは、途中からの再生のとき
は、最初のM−1枚のB−ピクチャを捨てる必要があ
る。GOPレイヤには、クローズ(Closed) G
OPフラッグと、ブロークンリンク(Broken l
ink)フラッグが設けられている。クローズGOPフ
ラッグはそのGOPが以前のGOPの画面を必要としな
いことを表す。GOPの先頭のM−1枚のB−ピクチャ
は後方予測のみを使うことを意味する。これはエンコー
ド時に設定されるフラッグである。クローズGOPでな
いシーケンスをGOP単位で編集した場合に、結合部分
の次のGOPのブロークンリンクフラッグを立てないと
いけない。デコーダはブロークンリンクフラッグが立っ
ているGOPの先頭のM−1枚のB−ピクチャは表示せ
ずに捨てなくてはならない。グループスタートコードの
あとに、タイムコード(25ビット),クローズGOP
(1ビット),ブロークンリンクフラッグ(1ビットb
it)などが続く。
【0009】ピクチャは機能的に異なる4種のタイプを
持つ。D−ピクチャは高速フィード、高速リバースのと
きに使うDC成分だけの画像データである。D−ピクチ
ャはデコーダ必須要件であるが、D−ピクチャは別シー
ケンスにはいる。I,P,Bーピクチャの通常画像とは
シーケンスが異なる。ピクチャスタートコードのあと
に、テンポラルリファレンス(10ビット),ピクチャ
タイプのピクチャコードタイプ(3ビット)、デコーダ
の入力仮想バッファの値を示す。vbv(16ビット)
のあとに、動ベクトルが整数単位であること、動ベクト
ルのフレーム間隔をP,Bタイプでは必要な個数記述す
る。その他、シーケンス、GOPヘッダと同様であるが
イクステンションやユーザデータが続きうる。
【0010】スライスは任意の長さの16画素幅の帯で
あり、ピクチャをまたがることはできない。最初と最後
のマクロブロックはノンスキップ(Nonskippe
d)であり、最低1個のマクロブロックがノンスキップ
である。スライスの垂直位置を含んだスライススタート
コードの後に量子化スケール(5ビット)のあと、エク
ストラインフォメーションが続きうる。
【0011】マクロブロックはスタートコードをもたな
い。MBAのあと、マクロブロックタイプがくる。タイ
プによって、量子化スケールが続きうる。また動きベク
トルが必要な個数付く。イントラ以外のCodedタイ
プでは、マクロブロックパターン(CBP)が付く。
【0012】ブロックレイヤ−は、DCT(Discr
ete Cosine Transform)係数がE
OBまで続く。CBPのため落とされたブロックはブロ
ックレイヤ自体がない。
【0013】一般に、画像情報のシーケンスはいくつか
のパケットに分けられており、各パケットは複数のピク
チャ(1静止画面)とその下層データからなるGOP
(Group of Pictures)と称される単
位で構成されている。シーケンス情報は、コーディング
階層を表わす最上層であり、ヘッダ及びいくつかのGO
Pからなっている。1つのGOPはそのままランダムア
クセス可能な単位となっている。このGOPは、シーケ
ンスの範囲内で独立してデコーディング可能な最小コー
ディング単位であり、1つのヘッダ及び複数のピクチャ
からなる。1つのピクチャが動画像や映画の1フレーム
に対応する。図8はMPEG規格で定義されているGO
Pを構成する3タイプのピクチャ、すなわち、I,P,
Bピクチャの相互関係を示すものであり、各1つのピク
チャが動画像あるいは映画の1フレームに対応する。す
なわち、Iピクチャ:このIピクチャは、基本的なデー
タ圧縮しか施されておらずデータ量が3タイプのピクチ
ャの中で最も多い、ランダムアクセス用のピクチャであ
り、他のピクチャに関係なくコーディング可能である。
すなわち、フレーム内(Intra frame)符号
化画面であり、すべてのマクロブロックがフレーム内符
号化(Intra符号化)される。この目的は、GOP
の独立性を容易に保つためである。
【0014】Pピクチャ:このPピクチャは前のIまた
はPピクチャの動き補正用にコーディングされる。すな
わち、フレーム間(Predictive)予測符号化
画面であり、CCITT H.261と同じくマクロブ
ロック毎にIntra符号化とフレーム間符号化(In
ter符号化)が選択できる画面タイプである。
【0015】Bピクチャ:このBピクチャは3タイプの
ピクチャの中で最もデータ量の圧縮率が高いピクチャで
あり、前後のIまたはPピクチャの動き補正用にコーデ
ィングされる。すなわち、双方向(bidirecti
onal)予測符号化画面であり、MPEG特有の画面
タイプであり、過去のI、Pピクチャを予測に使うだけ
でなく、未来のI,Pピクチャも予測に使うことができ
る画面タイプである。
【0016】上述したI,P及びBピクチャの従属関係
を図8中に矢印で示すように、Iピクチャのみが独立し
て存在し、Pピクチャはその前に位置するIまたはPピ
クチャに、Bピクチャは前後のIまたはPピクチャにそ
れぞれ依存することとなる。
【0017】また、MPEGのアルゴリズムでは、周波
数を自由に選択してコーディングすること及び他のピク
チャに依存しないIピクチャのGOP内の位置等に関し
て特に規定しておらず、自由に設定可能となっている。
そのため、ランダムアクセス機能が重要なアプリケーシ
ョンでは、特にIピクチャを秒に2回程度配設して使用
される。
【0018】このように現在利用し得るMPEGの画像
デコーダでは、正転/逆転双方向のスキャン機能につい
て何らサポートしておらず、外部アプリケーションソフ
トウェアを用いてIピクチャをスキャニングすることの
みが唯一可能であった。
【0019】しかるに、高速の正転/逆転スキャン機能
を実現するために、画像デコーダにIピクチャを表示の
順序で分配する外部システムを用いることが期待されて
いる。しかし、従来のMPEGシステムでは、アプリケ
ーションソフトウェアによりMPEGピクチャの正転/
逆転のスキャン機能を画像デコーダの外部システムがビ
ットストリームをデコーディングして識別し、スキャニ
ングのためのIピクチャの位置を見付けなければならな
い。これは、外部のシステムデコーダ3に多大な負荷を
強いることとなる。
【0020】また、一般に使用されるMPEGの画像デ
コーディング用の半導体チップでは、ビットストリーム
中のIピクチャの位置に関する情報を記憶保持すること
がないので、該情報の記録を上位のシステムデコーダ3
が保持しなければならず、やはりシステムデコーダ3の
負担が大きかった。
【0021】また、デジタルデコーダはコード化された
ビットストリームデータを受取り、デコードして外部メ
モリに格納し、表示する前にフレームの順番ずけを行
う。MPEGの場合には、I、P,Bタイプの動画があ
るので、各動画は、外部メモリの3つのバッファに瞬時
に格納されなければならない。この格納された動画に対
して、種々の再生機能がデジタルデコーダにより実現さ
れる。このような機能としては、例えば、ノーマルプレ
イ、高速/低速プレイ、静止画、サーチ等がある。しか
し、従来MPEG規格あるいは他のデジタルビデオデコ
ーダでは、デコードした動画を反転する機能は有してい
ない。
【0022】JPEGの場合には、種々の動画操作(動
画の反転を含む)がデコードされた動画に対して成され
るが、ビデオデコーダの他にDSPあるいはグラフィッ
クチップがさらに必要になる。このように、現在市販の
デジタルビデオデコーダでは、表示する前に動画を反転
する(右ー左あるいは上ー下等)動画反転機能を有しな
い。現在市販のデジタルビデオデコーダを使ってこの機
能を実現するためには、デコードした動画データを受け
取るビデオシステムに、グラフィックチップおよびフレ
ームメモリが必要となる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のMPEGシ
ステムでは、アプリケーションソフトウエアによりMP
EGピクチャの正転/逆転のスキャン機能を画像デコー
ダの外部システムがビットストリームをデコーディング
して識別し、スキャニングのためのIピクチャの位置を
見つけなければならない。これは外部のシステムデコー
ダに多大な負荷を強いることになる。
【0024】また、一般に使用されるMPEGの画像デ
コーディング用の半導体チップでは、ビットストリーム
中のIピクチャの位置に関する情報を記憶保持すること
がないので、この情報の記録を上位のシステムデコーダ
が保持しなければならず、やはりシステムデコーダの負
担が大きかった。
【0025】この発明の目的は、MPEGの規格にもと
ずいてデコードされた動画の高速正転/逆転双方向のス
キャニング機能および高速ピクチャサーチを容易に実現
することが可能な動画像処理装置を提供することであ
る。この発明のさらに他の目的は、デジタルビデオデコ
ーダの動画をリアルタイムで反転することのできる動画
像処理装置を提供することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、グル
ープ内の他のピクチャへの依存度が異なる複数のタイプ
のピクチャからなる画像データのグループを特定数まと
めたパケットを単位として画像データのデコーディング
を行なう動画像処理装置はパケットの入力に対応して順
次その先頭位置からのバイト数をカウントするバイト計
数手段と、特定のパケットを識別するパケット識別情
報、当該パケット内における他のピクチャに全く依存し
ないタイプのピクチャ(以下「Iピクチャ」と称する)
の中から特定のIピクチャを識別するIピクチャ識別情
報及び上記バイト計数手段の計数値に基づく当該Iピク
チャのパケット内におけるバイト位置情報を組にしたI
ピクチャに関するテーブルを作成、記憶するテーブル記
憶手段と、および上記テーブル記憶手段に記憶されたテ
ーブルを参照して正転/逆転の方向に対応したIピクチ
ャの入力を要求し、入力されたIピクチャのデコーディ
ングを実行して高速スキャンを実現するデコーディング
手段とを備えている。
【0027】さらに、この発明のデジタルデコーダにお
けるリアルタイムピクチャ反転装置は、デコードされた
デジタルピクチャデータを記憶するメモリ手段と;前記
メモリ手段に記憶されたデジタルピクチャデータの反転
の種類を指示する手段と;前記反転の種類に合わせて前
記メモリ手段から前記ピクチャデータをリードするアド
レスを順次発生するアドレス発生手段と;前記アドレス
発生手段から発生されたアドレスに従って、前記ピクチ
ャデータを前記メモリ手段からリードするメモリ制御手
段とを備えている。
【0028】
【作用】この発明によればホストCPUに負担をかける
ことなく、デコードされたピクチャの高速正転/逆転双
方向のスキャニング機能及び高速ピクチャサーチをハー
ドウエアで容易に実現することが可能である。
【0029】また、この発明によれば、動画メモリから
ピクセルデータをスキャンする順番を変更することによ
り、i)右ー左反転、ii)上下反転、iii)左上ー
右下反転の3つの動画反転機能が実現される。
【0030】
【実施例】図1はこの発明の表示制御システムの全体を
示すブロック図である。CPUバス41には、システム
全体を制御するcentral processing
unit (CPU)43、プログラムおよびデータを
記憶するメインメモリ45、ISAバス53を制御する
ISAバスコントローラ47、VLバス48を制御する
VLバスコントローラ49、およびSCSIバス55を
制御するSCSIバスコントローラ51が接続される。
SCSIバス55には、CD−ROM57が接続され
る。CD−ROM57は、例えば、画像データと音声デ
ータを圧縮し複合化したデータを記憶する。CPU43
は、CD−ROM57から読みだされた圧縮複合データ
をCPUバス41、ISAバスコントローラ47、およ
びISAバス53を介して受取り、画像データと音声デ
ータとに分離し、画像データを画像デコーダ61に、音
声データを音声デコーダ63にそれぞれ供給する。音声
デコーダ63は圧縮音声データを受取り、伸張してスピ
ーカ65等の音声出力装置に出力する。このような音声
デコーダとしては例えば、日本パイオニア社製CD11
01,1102、1103が適用できる。画像デコーダ
61は、例えばMPEG規格の動画データ用デコーダで
あり、受け取った圧縮動画データをフレームメモリ67
を用いて伸張し、表示コントローラ69に出力する。こ
の画像デコーダ61としては、例えば米国C−Cube
Microsystems, Inc.のCL450
が適用できる。表示コントローラ69はVLバスコント
ローラ49、CPUバス41、フレームメモリ75、フ
ラットパネルディスプレイ71、およびCRT(cat
hode ray tube)73と接続され、表示装
置71、73の水平同期制御、垂直同期制御、動画デー
タの拡大縮小制御、動画データと表示データ(例えばV
GAデータ)との重ね合わせ制御、フレームメモリ75
のリード/ライト制御等を行う。フレームメモリ75
は、表示データ用メモリ101および動画データ用メモ
リ103で構成され、それぞれシリアル出力付き2ポー
トDRAMで構成されている。このようなシリアル出力
付き2ポートDARMとしては、例えば東芝社製TC5
28257J/SZ/FT/TR−70,80(26
2、144ワードx8ビット、512ロウx512カラ
ムx8ビット)が適用できる。
【0031】また、CPU43は高速のローカルバスで
あるVLバス48を介して表示コントローラ69にセッ
トするパラメータ等のデータを表示コントローラ69に
送る。
【0032】図2は図1に示す画像デコーダ61内の具
体回路構成を例示するものである。図2において、シス
テムデコーダ(実際には図1のCPU43)からの画像
データ(ビットストリーム)は、ホストインタフェース
201を介して入力され、DRAM インターフェース
203を介して図1に示すフレームメモリ67に格納さ
れる。格納されたビットストリームは、プロセッサ20
5により読みだされ、ROM207に記憶された制御プ
ログラム(圧縮された動画データを伸張するためのプロ
グラム)の制御のもとに、プロセッサ205が圧縮され
たビットストリームを伸張し、DRAM IF203を
介してフレームメモリ67に格納する。デコード(伸
張)された画像データは、ビデオインタフェース209
を介して図1に示すディスプレイコントローラ69に出
力される。
【0033】プロセッサ205はCPUバス211を介
してRAM213と接続される。RAM213には、I
ピクチャスキャンテーブル記憶部215が設けられる。
さらに、プロセッサ205はCPUバス211を介して
バイトカウンタ217と接続される。Iピクチャスキャ
ンテーブル記憶部215に記憶されるIピクチャスキャ
ンテーブルは、図3に示すようにパケットの種別を示す
パケットID、当該パケット内におけるIピクチャのシ
リアル番号を示すIピクチャID及び当該Iピクチャの
パケット内におけるバイト位置を示すバイトカウントの
各項目がセットになって構成される。これらテーブル内
の各項目は正転方向でのデコーディング実行時に作成さ
れる。Iピクチャスキャンテーブル記憶部215内に上
記全項目を作成して記憶させるために、CPU43から
出力されるビットストリーム全体が順方向に一旦再生さ
れる。但し、表示は必ずしも必要でないので、表示をイ
ネーブルにするかディスエーブルにするかの選択機能が
設けられている。表示はユーザにより任意に選択され
る。表示がディエーブルのときは、Iピクチャのサーチ
のみが行われる。ビットストリームの一部について上記
テーブルを作成した場合には、対応するIピクチャのみ
がスキャン可能となる。
【0034】CPU43により複合データ(例えば動画
データと音声データ)が分離され、動画データがビデオ
デコーダ61にパケット単位で入力される。プロセッサ
205はバイトカウンタ217によりCPU43から送
られてきたビットストリームのバイト数をカウントし、
該ビットストリームのパケットのスタートコードに対応
したアドレスを記憶する。
【0035】プロセッサ205は、新しいパケットデー
タが到来する毎にパケットIDを「+1」更新設定し、
設定したパケットIDを上記Iピクチャスキャンテーブ
ル記憶部215に記憶する。バイトカウンタ217は、
新しいパケットデータの受信に際して初期値「0」から
そのビットストリームのバイト数のカウントを開始す
る。プロセッサ205はビットストリームデータ内のI
ピクチャが入力される毎にこれを識別し、IピクチャI
Dを「+1」更新設定し、設定したIピクチャIDを識
別時点でのバイトカウンタ217のカウント値と共に上
記Iピクチャスキャンテーブル記憶部215に記憶す
る。
【0036】入力されるビットストリームは、Iピクチ
ャスキャンテーブルを作成するために、一旦順方向に再
生されるかもしくはIピクチャのサーチが行われる。各
Iピクチャに関する項目がIピクチャスキャンテーブル
記憶部215に設定されると、CD−ROM57(図
1)に記録されるどのIピクチャも容易に読出してデコ
ーディングし、表示させることができる。
【0037】例えば、特定のIピクチャをCD−ROM
57から読出さなければならない場合、プロセッサ20
5は対応するIピクチャのバイトカウントとパケットI
DとをIピクチャスキャンテーブル記憶部215から読
出してホストインタフェース201を介してホストシス
テム(CPU43)側へ送出する。CPU43は、目標
となるIピクチャを正確に再配置するために、ビデオデ
コーダ61から受けとった、対応するバイトカウント値
の付加されるパケットIDのアドレスを記憶する。CD
−ROM57内でこのアドレスからビットストリームデ
ータがビデオデコーダ61へ送出され、デコーディング
及び表示が実行される。
【0038】ここで、 デジタル記録媒体11内のアクセスポイント=CPU43
内のパケットIDに対応したパケットアドレス+ビデオ
デコーダ61内のバイトカウント値 となる。
【0039】このようにしてIピクチャスキャンテーブ
ル記憶部215に記憶される該テーブルは、高速正転/
逆転再生及び選択スキャンに好適となる。実際に高速の
正転/逆転スキャニングを実行する場合、Iピクチャの
入力はビデオデコーダ61内でIピクチャスキャンテー
ブル記憶部215に基づいて確実に選択され、所望する
順序でホストシステム(CPU43)へ送出される。し
たがって、ホストシステムでは選択されたピクチャにの
み対応する画像データのビットストリームがCD−RO
M57からフェッチされ、デコーディング及び表示のた
めにビデオデコーダ61へ送出されることとなる。
【0040】その結果、ビデオデコーダ61がこうして
送られてきたIピクチャを順次デコーディングし、後段
の表示装置へ送出することで、高速正転/逆転再生及び
選択スキャンを容易に行なうことが可能となる。
【0041】次に、この発明の他の実施例について説明
する。この実施例では、デジタルビデオデコータにおけ
るリアルタイムな動画反転が行われる。すなわち、動画
または静止画はデコードされた後反転され、メモリバフ
ァに格納される。デコードされた動画の反転は、表示す
る前にビデオデコータのメモリインターフェースにより
メモリバッファからピクセルデータをスキャンする順番
を変更することにより行われる。メモリバッファからピ
クセルデータをスキャンする順番を変更することによ
り、次の3つの動画反転機能が実現される。
【0042】i)右−左反転、ii)上下反転、ii
i)左上−右下反転 動画の反転モードはソフトウエアコマンドを用いてホス
トシステムによりデジタルデコーダにセットされる。デ
コーダはリアルタイムに反転を変更する。
【0043】以下、この実施例について詳述する。動画
の投影の場合に、スクリーンがプロジェクタと視聴者と
の間にある場合は、動画は反転して見える。これを無く
すには、ソース動画自身を反転する必要がある。同様に
して、ソース動画をリアルタイムで反転する必要のある
メディアアプリケーションがいくつかある。
【0044】以下の反転を実現する必要がある。 右−左反転 上−下反転 左上−右下反転 動画反転機能はユーザプログラマブルでなければならな
い。
【0045】コード化されたデジタル動画の反転は、動
画をデコードした後、デジタルビデオデコーダで実現さ
れる。デコードされた動画は、外部メモリに格納され
る。反転モードでは、デコードのメモリインターフェー
スは、デコードされたピクセルデータを外部メモリ(フ
レームバッファ)からリバースモード(左から右あるい
は下から上)で読み、外部表示のためにビデオインター
フェースに送る。モード(ノーマルまたはインバース)
の選択はプログラマブルである。
【0046】動画の右−左反転機能はデコードした動画
を鏡で見たときのようにする。すなわち、動画の右側の
物体を左側に表示する。例えば、コード化された動画が
ファッションあるいは広告のような場合、左から右に歩
くモデルを右から左に歩かせたり、モデルのスタイル、
着付け位置、角度等を確認のために瞬時に反転すること
ができる。
【0047】動画の投影の場合、スクリーンがプロジェ
クタと視聴者の間にある場合、動画は反転して見える。
これを無くすために、デコードされた動画そのものをビ
デオデコーダ内で反転してプロジェクタに供給すること
ができる。
【0048】同様に、上下反転をメディアアプリケーシ
ョンに使用することができる。例えば、動画を反転して
通常の動画の下に表示することにより反射効果が得られ
る。図4はフレームメモリ67に格納された伸張された
動画を示す。フレームメモリ67は一度に3つ以上の動
画を格納することができ、表示の前に再度順番ずけが行
われる。図4では、フレーム0、フレーム1、フレーム
2の3つの動画が格納されている。各フレームは対応す
る動画に必要なピクセルで構成される。
【0049】図5は動画反転の種類を示し、(A)はノ
ーマルモードを、(B)は、左ー右反転モードを、
(C)は上ー下反転モードを、および(D)は左上ー右
下反転モードをそれぞれ示す。
【0050】メモリ内のノーマル動画は(A)に示すよ
うに配列されたピクセルY00,Y01、...Ymn
から成る。反転の種類に応じて、ピクセルスキャンの順
番が変更される。
【0051】ノーマルモードでは、デコードされた動画
データのピクセルデータは、(A)に示すように、左上
から右下にスキャンされる。この場合、表示された動画
は、オリジナルの動画と同じである。反転モードでは、
(B)及至(C)に示すように、3つのモードがある。 i)ノーマルモード:ノーマルモードでは、(A)に示
すようにピクセルデータは左から右および上から下にス
キャンされる。メモリインターフェースによるピクセル
のスキャンの順番は、Y0n、Y0n−1、Y01,Y
00...Y1n,Y1n−1...Ym0となる。 ii)左ー右反転 この場合、ピクセルデータは(B)に示すように右から
左および上から下にスキャンされる。メモリインターフ
ェースによるピクセルのスキャンの順番は、Y0n、Y
0n−1、Y01、Y00、Y1n、Y1n−1、Ym
0となる。 この結果、得られる動画は、オリジナル動
画に対して右と左が反転されている。 iii)上ー下反転 この場合、(C)に示すようにピクセルデータは左から
右かつ下から上にスキャンされる。メモリインターフェ
ースによるピクセルのスキャンの順番は、Y0n、Y0
n−1、Y01、Y00,..Y1n,Y1n−
1,...Ym0となる。
【0052】この結果、得られる動画はオリジナルと比
べると上と下が入れかわっている。 iv)左上ー右下反転:この場合、(D)に示すように
ピクセルデータは右から左かつ下から上にスキャンされ
る。メモリインターフェースによるピクセルのスキャン
の順番は、Y0n、Y0n−1、Y01、Y00...
Y1n、Y1n−1,...Ym0となる。
【0053】この結果、オリジナルと比べて上と下が、
左と右が入れ替わった動画が得られる。この実施例で
は、動画の反転機能をリアルタイムメディアのアプリケ
ーションで柔軟性をもたせるために、反転モードはプロ
グラマブルである。上述した反転モードは、ホストシス
テムによりビデオデコーダ61に設定できる。すなわち
ソフトウエアモード設定が可能である。モードを変更す
るには、表示システム73、71への表示のためにメモ
リからのピクセルスキャンの順番を変えることにより、
デジタルデコーダはリアルタイムで応答する。
【0054】ノーマルモードまたは反転モードの指定
は、ホストシステムのCPU43からビデオデコーダ6
1にコマンドとして供給される。ビデデコーダ61内の
プロセッサ205はこのコマンドをデコードし、指定さ
れたモードに対応したメモリのリードスタートアドレス
をDRAM I/F203に供給する。DRAM I/
F203はメモリのリード動作に必要な通常の制御信号
(例えばRAS信号、CAS信号、WE信号等)を発生
する機能を備えるとともに、メモリ(フレームメモリ6
7)へのアクセスのためのアドレスを順次発生する機能
を有している。
【0055】図5は、上記各反転モードに対応してそれ
ぞれフレームメモリ67からピクセルデータを読み出す
ための制御プログラムのフローチャートである。このプ
ログラムはROM207に格納されている。
【0056】プロセッサ205は、図5のステップ22
1においてCPU43から出力されたコマンド(モード
の種類)を判断する。ノーマルモードの場合には、ステ
ップ223において、フレームメモリ67からピクセル
デーアをリードすべきスタートアドレス(この場合に
は、第1表示ライン目の最初のアドレスがスタートアド
レスとなる)をDRAM I/F203に供給する。こ
の結果、DRAM I/F203はステップ225にお
いてフレームメモリ67から指定されたアドレスに対応
するピクセルデータをリードし、ステップ227におい
て、アドレスを1だけインクリメントする。リードされ
たデータはプロセッサ205に供給される。プロセッサ
205は、メモリ67内の最終ピクセルデータのリード
が終了したか否かを判断し、終了していなければ、ステ
ップ225に戻り、再び、DRAMI/F203に対し
リードを指示する。ステップ225及至229の動作
は、最終ピクセルデータのリードが完了するまで繰り返
し実行される。
【0057】一方、ステップ221において、左ー右反
転モード(右から左でかつ上から下にピクセルデータを
リードする)であると判断した場合には、プロセッサ2
05は、ステップ231においてスタートアドレス(第
1表示ライン目の最終アドレス)をDRAM I/F2
03に供給する。DRAMI/F203はステップ23
3において、指定されたアドレスに対応するピクセルデ
ータをリードし、ステップ235において、アドレスを
1だけディクリメントする。リードされたデータはプロ
セッサ205に供給される。プロセッサ205はステッ
プ237において、メモリ67内の最終ピクセルデータ
のリードが終了したか否かを判断し、終了すればリード
動作を終了し、終了していなければ、ステップ239に
進む。ステップ239において、プロセッサ205は1
表示ライン分のピクセルデータのリードが終了したか否
かを判断する。終了していなければ、ステップ233に
戻り、1表示ライン分のリードを終了するまでステップ
233及至239を繰り返し実行する。一方、1表示ラ
イン分のリードが終了した場合には、プロセッサ205
は、ステップ241において表示ラインを1インクリメ
ントして、インクリメントされた表示ラインにおける最
終アドレスをDRAM I/F203にセットし、ステ
ップ233に戻り、上述したリード動作を繰り返す。
【0058】ステップ221において、上下反転モード
(左から右かつ下から上にピクセルデータをリード)で
あると判断した場合、プロセッサ205はスタートアド
レス(最終表示ラインの最初のアドレス)をDRAM
I/F203に供給する。DRAMI/F203はステ
ップ245において、指定されたアドレスに対応するピ
クセルデータをリードし、ステップ247において、ア
ドレスを1だけインクリメントする。リードされたデー
タはプロセッサ205に供給される。プロセッサ205
はステップ249において、メモリ67内の最終ピクセ
ルデータのリードが終了したか否かを判断し、終了すれ
ばリード動作を終了し、終了していなければ、ステップ
251に進む。ステップ251において、プロセッサ2
05は1表示ライン分のピクセルデータのリードが終了
したか否かを判断する。終了していなければ、ステップ
245に戻り、1表示ライン分のリードを終了するまで
ステップ245及至249を繰り返し実行する。一方、
1表示ライン分のリードが終了した場合には、プロセッ
サ205は、ステップ253において表示ラインを1デ
ィクリメントして、ディクリメントされた表示ラインに
おける最初のアドレスをDRAM I/F203にセッ
トし、ステップ245に戻り、上述したリード動作を繰
り返す。
【0059】さらにステップ221において、左上−右
下反転モード(右から左かつ下から上にピクセルデータ
をリード)が指定された場合には、プロセッサ205は
ステップ255において、フレームメモリ67からピク
セルデーアをリードすべきスタートアドレス(この場合
には、最終表示ラインの最終アドレス)をDRAMI/
F203に供給する。この結果、DRAM I/F20
3はステップ257においてフレームメモリ67から指
定されたアドレスに対応するピクセルデータをリード
し、ステップ259において、アドレスを1だけディク
リメントする。リードされたデータはプロセッサ205
に供給される。プロセッサ205は、メモリ67内の最
終ピクセルデータのリードが終了したか否かを判断し、
終了していなければ、ステップ257に戻り、再び、D
RAM I/F203に対しリードを指示する。ステッ
プ257及至261の動作は、最終ピクセルデータのリ
ードが完了するまで繰り返し実行される。
【0060】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、MPE
Gの規格にもとずいた画像データにおいて、パケットの
入力に対応して順次その先頭位置からのバイト数をカウ
ントするバイトカウンタと、特定のパケットを識別する
パケット識別情報、当該パケット内におけるIピクチャ
の中から特定のIピクチャを識別するIピクチャ識別情
報および上記バイトカウンタ計数値にもとずく当該Iピ
クチャのパケット内におけるバイト位置情報を組にした
Iピクチャに関するテーブルを作成、記憶するテーブル
記憶部とを備え、上記テーブル記憶部に記憶されたテー
ブルを参照して正転/逆転の方向に対応したIピクチャ
の入力を要求し、入力されたIピクチャのコーディング
を実行して高速スキャンを実現するようにしたので、ア
プリケーションソフトに頼ることなく、従ってシステム
デコーダに負荷をかけることなくデコーディングされた
ピクチャの高速正転/逆転双方向のスキャニング機能お
よび高速ピクチャサーチをハードウエアで容易に実現す
ることが可能な動画像処理装置を提供することができ
る。
【0061】さらに、動画メモリからピクセルデータを
スキャンする順番を変更することによりi)右−左反
転、ii)上下反転、iii)左上−右下反転の3つの
動画反転機能が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明動画像処理装置が適用される表示制御
システムの一実施例を示すブロック図。
【図2】この発明の動画像処理装置の一実施例に係わる
画像デコーダの回路構成を示すブロック図。
【図3】図1に示すIピクチャスキャンテーブル記憶部
に記憶されるテーブルを示す図。
【図4】この発明の動画像処理装置において、メモリに
格納されたデコードされた動画を示す概念図。
【図5】動画反転種類を示す説明図。
【図6】図4に示す動画反転の種類に応じたCPUの制
御を示すフローチャート。
【図7】MPEG規格にもとずいた一般的なデコーディ
ングシステムの構成を示すブロック図。
【図8】MPEG規格にもとずいたGOP内のピクチャ
の依存関係を示す図。
【図9】MPEG規格にもとずいたデータパケット内の
ピクチャの構成の一例を示す図。
【符号の説明】
43・・・ホストCPU、67、75・・・フレームメ
モリ、69・・・ディスプレイコントローラ、201・
・・ホストインターフェース、203・・・DRAMイ
ンターフェース、205・・・プロセッサ、207・・
・ROM、209・・・ビデオインターフェース、21
3・・・RAM、215・・・Iピクチャスキャンテー
ブル記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/24 7734−5C H04N 5/92 H 7/13 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グループ内の他のピクチャへの依存度が
    異なる複数のタイプのピクチャからなる画像データのグ
    ループを特定数まとめたパケットを単位として画像デー
    タのデコーディングを行なう動画像処理装置において、 パケットの入力に対応して順次その先頭位置からのバイ
    ト数をカウントするバイト計数手段と、 特定のパケットを識別するパケット識別情報、当該パケ
    ット内における他のピクチャに全く依存しないタイプの
    ピクチャ(以下「Iピクチャ」と称する)の中から特定
    のIピクチャを識別するIピクチャ識別情報及び上記バ
    イト計数手段の計数値に基づく当該Iピクチャのパケッ
    ト内におけるバイト位置情報を組にしたIピクチャに関
    するテーブルを作成、記憶するテーブル記憶手段と、お
    よび上記テーブル記憶手段に記憶されたテーブルを参照
    して正転/逆転の方向に対応したIピクチャの入力を要
    求し、入力されたIピクチャのデコーディングを実行し
    て高速スキャンを実現するデコーディング手段とを備え
    たことを特徴とする動画像処理装置。
  2. 【請求項2】 デコードされたデジタルピクチャデータ
    を記憶するメモリ手段と;前記メモリ手段に記憶された
    デジタルピクチャデータの反転の種類を指示する手段
    と;前記反転の種類に合わせて前記メモリ手段から前記
    ピクチャデータをリードするアドレスを順次発生するア
    ドレス発生手段と;and前記アドレス発生手段から発
    生されたアドレスに従って、前記ピクチャデータを前記
    メモリ手段からリードするメモリ制御手段とを備え、デ
    ジタルデコーダにおけるリアルタイムピクチャ反転を行
    う動画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ピクチャデータの反転の種類は、ピ
    クセルデータを前記メモリ手段の左から右および上から
    下にスキャンするノーマルモード、ピクセルデータを前
    記メモリ手段の右から左および上から下にスキャンする
    左−右反転モード、ピクセルデータを前記メモリ手段の
    左から右かつ下から上にスキャンする上−下反転モー
    ド、およびピクセルデータを右から左かつ下から上にス
    キャンする左上−右下反転モードを含むことを特徴とす
    る請求項3記載の動画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記反転モードはプログラマブルである
    ことを特徴とする請求項2記載の動画像処理装置。
JP6033573A 1993-06-10 1994-03-03 動画像処理装置 Pending JPH0759051A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6033573A JPH0759051A (ja) 1993-06-10 1994-03-03 動画像処理装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-138421 1993-06-10
JP13842193 1993-06-10
JP6033573A JPH0759051A (ja) 1993-06-10 1994-03-03 動画像処理装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002016919A (ja) * 2000-04-28 2002-01-18 Sony Corp 情報送信方法及び装置、情報受信方法及び装置、情報記録方法及び装置、並びに、情報記録再生方法及び装置
US6807191B2 (en) 1995-03-29 2004-10-19 Hitachi, Ltd. Decoder for compressed and multiplexed video and audio data
JP2010193463A (ja) * 1996-05-31 2010-09-02 Thomson Consumer Electronics Inc プログラム内容を復元する方法

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