JPH0759011A - 固体撮像素子の欠陥画素の自動検出装置及び自動補正装置 - Google Patents

固体撮像素子の欠陥画素の自動検出装置及び自動補正装置

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JPH0759011A
JPH0759011A JP5199690A JP19969093A JPH0759011A JP H0759011 A JPH0759011 A JP H0759011A JP 5199690 A JP5199690 A JP 5199690A JP 19969093 A JP19969093 A JP 19969093A JP H0759011 A JPH0759011 A JP H0759011A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 限られた記憶容量のメモリを有効に用いて画
面全体に亘って効率的に欠陥画素の検出及び欠陥補正が
できるようにすることを目的とする。 【構成】 固体撮像素子3の欠陥画素のアドレスデータ
及び欠陥レベルデータをn個記憶できる記憶手段20
と、この記憶手段20にn個の欠陥画素が記憶されたと
きにこの固体撮像素子3よりの欠陥画素の欠陥レベルと
この記憶手段20に記憶したn個の欠陥画素の欠陥レベ
ルとを比較する欠陥レベル比較手段21と、この欠陥レ
ベル比較手段21がこの固体撮像素子3よりの欠陥画素
の欠陥レベルの方が大きいと判断したときに、この欠陥
画素のアドレスデータ及び欠陥レベルデータを欠陥レベ
ルが小さいと判断された欠陥画素に代えて記憶させる書
き込み制御手段22とを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばCCD撮像素子の
欠陥画素を自動的に検出すると共にこの欠陥画素よりの
撮像信号を自動的に補正するようにした固体撮像素子の
欠陥画素の自動検出装置及び自動欠陥補正装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CCD撮像素子等の如く半導体で形成し
た固体撮像素子では、半導体の局部的な結晶欠陥等によ
って感度が低下する欠陥画素が生じることがあり、この
ような場合、その欠陥画素の撮像出力信号に起因する画
質劣化が生じることが知られている。
【0003】このような欠陥画素を検出する場合、従来
は、固体撮像素子の製造上の検査工程で膨大なメモリや
アベレージング装置など高価な装置を用いて検出し、固
体撮像素子毎にその欠陥画素についての欠陥データを付
加して出荷するようにしており、セット内で自動的に検
出することは行っていなかった。したがって、出荷以降
に何らかのストレス要因で発生してしまう傷などに伴う
画素欠陥には全く対処できなかった。
【0004】そこで、近年、ビデオカメラなどの機器に
組み込んだ状態でも、欠陥画素を検出してこれを補正で
きる欠陥検出補正システムが提案されている。この種の
欠陥検出補正システムでは、1画面内を検出走査する際
に、画面の端から順に欠陥画素を検出してその画素につ
いての欠陥データをメモリに順次記憶するようにしてい
る。この欠陥検出時に記憶する欠陥データは、欠陥画素
の絶対位置を特定するアドレスデータもしくはこれに欠
陥レベルの大きさを示すレベルデータを加えたものであ
る。
【0005】したがって、この欠陥検出補正システムを
実際にビデオカメラなどの機器に搭載する場合には、欠
陥データを記憶できるデータ量はメモリの記憶容量によ
って制限され、一般的には欠陥画素10個分以内が妥当
なデータ量とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
欠陥検出補正システムでは、欠陥検出を画面内の初めの
ラインから順次検査し、欠陥画素を検出した場合にその
欠陥データをリアルタイムでメモリに記憶し、1フレー
ムの走査を終了するようにしていたので、仮に、存在す
る欠陥画素数がメモリの記憶容量数(例えば、10個)
を越えている場合には、それ以降検出した欠陥画素につ
いての欠陥データを記憶できないという不都合があっ
た。
【0007】特に、欠陥レベル(大きさ)の大小による
選択を行わず、欠陥検出レベルをある任意の値に固定し
た場合には、メモリの記憶容量に相当する許容数を越え
た後に検出された欠陥画素については、欠陥レベルが非
常に大きかったとしても、その欠陥データを記憶できな
いため、欠陥レベルの大きさに無関係に画面の前半部分
しか欠陥補正を行えないことになる。
【0008】本発明は、斯る点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、限られた記憶容量のメ
モリを有効に用いて画面全体に亘って効率的に欠陥画素
の検出及び欠陥補正ができるようにすることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明固体撮像素子の欠
陥画素の自動検出装置は例えば図1、図2に示す如く固
体撮像素子3の欠陥画素のアドレスデータ及び欠陥レベ
ルデータをn個記憶できる記憶手段20と、この記憶手
段20にn個の欠陥画素が記憶されたときにこの固体撮
像素子3よりの欠陥画素の欠陥レベルとこの記憶手段2
0に記憶したn個の欠陥画素の欠陥レベルとを比較する
欠陥レベル比較手段21と、この欠陥レベル比較手段2
1がこの固体撮像素子3よりの欠陥画素の欠陥レベルの
方が大きいと判断したときに、この欠陥画素のアドレス
データ及び欠陥レベルデータを欠陥レベルが小さいと判
断された欠陥画素に代えて記憶させる書き込み制御手段
22とを有するものである。
【0010】また本発明自動欠陥補正装置は上述の固体
撮像素子の欠陥画素の自動検出装置を用いた自動欠陥補
正装置であって、この記憶手段20に記憶したn個の欠
陥画素のアドレスデータとこの固体撮像素子3の現在の
アドレスとを比較し、一致したときに欠陥補正パルスを
発生する補正パルス発生回路12と、この欠陥補正パル
スに応答してこの固体撮像素子3の撮像出力信号に対し
て欠陥補正を行う欠陥補正回路8とを有するものであ
る。
【0011】
【作用】本発明によれば固体撮像素子の欠陥画素の欠陥
レベルの上位レベルのものから許容される個数までのも
のを欠陥画素として自動的に検出するので、どのような
環境においても、限られた記憶容量のメモリを有効に利
用し得、画面全体に亘って効率的な欠陥画素の検出及び
欠陥補正ができる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明固体撮像素子の欠
陥画素の自動検出装置及び自動欠陥補正装置の実施例に
つき説明しよう。図2は固体撮像素子であるCCD撮像
素子をビデオカメラに適用した構成図を示し、この図2
において、被写体はレンズ1及び絞り2からなる光学系
によってCCD撮像素子3の撮像画面に結像される。こ
の光学系の絞り2は後述する欠陥画素の検出、欠陥補正
時にマイコン4によって開閉制御される。
【0013】この図2において、5はタイミングジェネ
レータを示し、このタイミングジェネレータ5は垂直ク
ロック信号、水平クロック信号等各種のタイミング信号
を発生し、CCD撮像素子3における各画素(フォトセ
ンサ)から垂直転送レジスタへの信号電荷の読み出し、
垂直転送レジスタによる垂直転送、水平転送レジスタに
よる水平転送等の駆動を行う。
【0014】このCCD撮像素子3の撮像出力信号はサ
ンプルホールド(S/H)及び自動利得制御(AGC)
回路6を通してアナログ−デジタル(A/D)変換回路
7に供給し、このA/D変換回路7でアナログ−デジタ
ル変換されて例えば10ビットのデータとして欠陥補正
回路8及び本発明に係る欠陥画素の自動検出装置9に供
給する。
【0015】この欠陥補正回路8で欠陥補正された撮像
出力信号を信号処理回路10に供給し、この信号処理回
路10で各種の信号処理が行われて輝度(Y)信号及び
クロマ(C)信号を得、この輝度信号及びクロマ信号を
エンコーダ11に供給し、このエンコーダ11で所要の
ビデオ信号を得、このビデオ信号をビデオ信号出力端子
13より導出する如くする。
【0016】ここで図1を参照して本発明に係る欠陥画
素の自動検出装置の例につき説明する。図1において、
9aはA/D変換回路7よりの撮像出力信号が供給され
る撮像信号入力端子を示し、この撮像信号入力端子9a
に供給される撮像出力信号を欠陥検出コンパレータ23
に供給すると共にラッチ回路24に供給する如くする。
【0017】この欠陥検出コンパレータ23においては
この撮像出力信号のレベルと検出レベル入力端子25よ
りの予め設定した検出レベルとを比較し、この欠陥検出
コンパレータ23において、欠陥画素と判定したとき
に、この欠陥検出コンパレータ23より欠陥画素である
旨のフラッグ信号をアドレス書き込み制御回路22に供
給する。
【0018】9bはタイミングジェネレータ5よりの垂
直クロック信号が供給される垂直クロック入力端子を示
し、この垂直クロック入力端子9bよりの垂直クロック
信号を垂直アドレスカウンタ25に供給し、この垂直ア
ドレスカウンタ25の出力側に現在の垂直アドレスデー
タを得、この垂直アドレスデータをアドレス書き込み制
御回路22に供給する。
【0019】また、9cはタイミングジェネレータ5よ
りの水平クロック信号が供給される水平クロック入力端
子を示し、この水平クロック入力端子9cよりの水平ク
ロック信号を水平アドレスカウンタ26に供給し、この
水平アドレスカウンタ26の出力側に現在の水平アドレ
スデータを得、この水平アドレスデータをアドレス書き
込み制御回路22に供給する。
【0020】また、20は例えば2個の欠陥画素の欠陥
レベルデータ、その奇数フィールドの垂直アドレスデー
タ及び水平アドレスデータ、その偶数フィールドの垂直
アドレスデータ及び水平アドレスデータを記憶できる2
つの記憶部20a,20bを有するRAMである。
【0021】このRAM20の2つの記憶部20a及び
20bの夫々の欠陥レベルデータを切り換えスイッチ2
7を介して欠陥レベル比較回路21の一方の入力端子に
供給すると共にラッチ回路24の出力信号をこの欠陥レ
ベル比較回路21に供給する。この欠陥レベル比較回路
21においては、このRAM20の2つの記憶部20a
及び20bに夫々記憶された欠陥レベルデータとラッチ
回路24にラッチされた撮像出力信号の欠陥レベルとを
比較し、この撮像出力信号の欠陥レベルが大きいと判断
されたときに、この欠陥レベルデータをアドレス書き込
み制御回路22に供給する。
【0022】このアドレス書き込み制御回路22におい
ては欠陥検出コンパレータ23より、欠陥画素である旨
のフラッグ信号が供給されると共に欠陥レベル比較回路
21によりRAM20の例えば一方の記憶部20aに記
憶されている欠陥レベルが撮像信号入力端子9aに供給
された撮像出力信号の欠陥レベルより小さいと判断され
たときには、その新たに供給された撮像出力信号の欠陥
レベルデータ、その欠陥画素の奇数フィールドの垂直ア
ドレスデータ及び水平アドレスデータ、偶数フィールド
の垂直アドレスデータ及び水平アドレスデータを、この
RAM20の一方の記憶部20aに書き込む如くする。
【0023】上述のCCD撮像素子の欠陥画素の自動検
出装置の動作につき、図3を参照して更に述べるに、こ
の検出開始するに、このビデオカメラの電源を投入し、
このときマイコン4はレンズ絞り2を閉じ、CCD撮像
素子3への光入射が無い全黒の状態とすると共にRAM
20の一方及び他方の記憶部20a及び20bに記憶さ
れた内容をリセットする(ステップS1)。次に、撮像
出力信号より欠陥検出コンパレータ23で欠陥画素を検
出し、欠陥画素と判定された第1番目及び第2番目の欠
陥画素(A)及び(B)の夫々の欠陥レベルデータ、そ
の奇数フィールドの垂直アドレスデータ及び水平アドレ
スデータ、その偶数フィールドの垂直アドレスデータ及
び水平アドレスデータをこのRAM20の一方及び他方
の記憶部20a及び20bに夫々記憶する(ステップS
2)。
【0024】更に、この欠陥検出コンパレータ23で第
3番目の欠陥画素(C)を検出し(ステップS3)たと
きは、ラッチ回路24にラッチされている欠陥画素
(C)の欠陥レベルと一方の記憶部20aに記憶されて
いる欠陥画素(A)の欠陥レベルとを欠陥レベル比較回
路21で比較し、このレベル判定を行う(ステップS
4,S5)。
【0025】この場合、新たな欠陥画素(C)の欠陥レ
ベルの方が一方の記憶部20aに記憶されている欠陥画
素(A)の欠陥レベルよりも大きいときは、この新たな
欠陥画素(C)の欠陥レベルデータ、奇数フィールドの
垂直アドレスデータ及び水平アドレスデータ、偶数フィ
ールドの垂直アドレスデータ及び水平アドレスデータを
この一方の記憶部20aに書き換えて記憶する如くする
(ステップS6)。この書き換え記憶後は、ステップS
3にもどり更に新たな、欠陥画素の検出を行う。
【0026】また、この場合、欠陥画素(A)の欠陥レ
ベルの方が欠陥画素(C)の欠陥レベルより大きいとき
は、次にこの新たな欠陥画素(C)の欠陥レベルと他方
の記憶部20bに記憶されている欠陥画素(B)の欠陥
レベルとを欠陥レベル比較回路21で比較し、このレベ
ル判定を行う(ステップS7,S8)。
【0027】この場合、新たな欠陥画素(C)の欠陥レ
ベルの方が他方の記憶部20bに記憶されている欠陥画
素(B)の欠陥レベルよりも大きいときは、この新たな
欠陥画素(C)の欠陥レベルデータ、奇数フィールドの
垂直アドレスデータ及び水平アドレスデータ、偶数フィ
ールドの垂直アドレスデータ及び水平アドレスデータを
この他方の記憶部20bに書き換えて記憶する如くする
(ステップS6)。この書き換え記憶後は、ステップS
3にもどり、更に新たな欠陥画素の検出を待つ。
【0028】また、この場合、欠陥画素(A)の欠陥レ
ベルの方が欠陥画素(C)の欠陥レベルより大きいとき
は、ステップS3にもどり、更に新たな欠陥画素の検出
を待つ。
【0029】更に新たな欠陥画素が検出されたときは上
述の繰り返し、CCD撮像素子3の撮像画面全域に亘っ
て上述を繰り返し、その後検出を終了する。
【0030】従って本例CCD撮像素子の欠陥画素の自
動検出装置に依れば、CCD撮像素子3の撮像画面の全
域における欠陥画素のうちの欠陥レベルが第1番目及び
第2番目のものの夫々の欠陥レベルデータ、奇数フィー
ルドの垂直アドレスデータ及び水平アドレスデータ、偶
数フィールドの垂直アドレスデータ及び水平アドレスデ
ータを自動的に検出記憶できる。
【0031】このCCD撮像素子の欠陥画素の自動検出
装置を使用して欠陥補正するのに次に述べる如くして行
う。RAM20の一方及び他方の記憶部20a及び20
bの夫々の垂直アドレスデータを夫々垂直アドレスコン
パレータ28a及び28bに夫々供給し、また一方及び
他方の記憶部20a及び20bの夫々の水平アドレスデ
ータを夫々水平アドレスコンパレータ29a及び29b
に夫々供給し、また垂直アドレスカウンタ25より現在
の垂直アドレスを垂直アドレスコンパレータ28a及び
28bに夫々供給すると共に水平アドレスカウンタ26
よりの現在の水平アドレスを夫々水平アドレスコンパレ
ータ29a及び29bに供給する。
【0032】この垂直アドレスコンパレータ28a及び
28bにおいては一方及び他方の記憶部20a及び20
bに記憶されている垂直アドレスデータ(奇数フィール
ド及び偶数フィールド)と垂直アドレスカウンタ25よ
りの現在の垂直アドレス(奇数フィールド及び偶数フィ
ールド)とが一致したときに一致出力信号を夫々水平ア
ドレスコンパレータ29a及び29bに夫々供給する。
【0033】この水平アドレスコンパレータ29a及び
29bにおいては、垂直アドレスコンパレータ28a及
び28bから一致出力信号が供給されているときで、一
方及び他方の記憶部20a及び20bに記憶されている
水平アドレスデータと水平アドレスカウンタ26よりの
現在の水平アドレスとが一致したときに、この一致信号
をオア回路30を介して補正パルス発生回路12に供給
し、この補正パルス発生回路12は、このタイミングで
欠陥補正パルスを発生し、この欠陥補正パルスを欠陥補
正回路8に供給する。
【0034】この欠陥補正回路8においては、この欠陥
補正パルスにより、CCD撮像素子3よりの撮像出力信
号中の欠陥画素についての撮像出力信号を特定し、例え
ば、その欠陥画素の撮像出力信号を1画素前の撮像出力
信号で置換(前値置換)、又はこの前後の撮像出力信号
の平均値信号で置換(平均値置換)することによって欠
陥補正を行う。
【0035】上述を撮像モードが終了するまで、繰り返
して実行する。
【0036】本例によれば欠陥画素として欠陥レベルの
大きいものから許容数だけ検出して記憶し、かつこれを
補正するようにしているので、どのような環境において
も限られた記憶容量のRAM20を有効に用いて画面全
体に亘って効率的に欠陥画素を検出、記憶し及びそれに
伴う欠陥補正を行うことができる。また欠陥レベルの大
きい画素から許容数だけ検出し、これを補正するため、
補正することによる画質劣化を最大限抑えることができ
る。
【0037】尚上述実施例においては欠陥画素の欠陥レ
ベルデータ及びアドレスデータを記憶するメモリ(RA
M)の記憶容量の許容数nを2個20a,20bとした
が、この許容数nを10個等必要に応じた数にしても上
述と同様に構成できることは容易に理解できよう。
【0038】また上述実施例においてはRAM20に記
憶している全ての欠陥画素の欠陥レベルと新たな欠陥画
素の欠陥レベルとを比較するように述べたが、このRA
M20に記憶している欠陥画素のうちの欠陥レベルの最
も小さいものを判別しておき、この最も小さい欠陥レベ
ルと新たな欠陥画素の欠陥レベルとを欠陥レベル比較回
路21で比較するようにすれば比較処理等が簡略化され
る利益がある。
【0039】また上述実施例では欠陥補正するのに前値
置換又は平均値置換するように述べたが、上述例では欠
陥レベルを記憶しているので、この欠陥レベルを使用し
て欠陥補正するようにしても良い(例えば特開昭60−51
378 号公報参照)。
【0040】また、本発明は上述実施例に限ることなく
本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成が採
り得ることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば固体撮像素子の欠陥画素
の欠陥レベルの上位レベルのものから許容される個数ま
でのものを欠陥画素として自動的に検出するので、どの
ような環境においても、限られた記憶容量のメモリ(R
AM)を有効に利用し得、画面全体に亘って、効率的な
欠陥画素の検出及び欠陥補正ができる利益ががある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明固体撮像素子の欠陥画素の自動検出装置
の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明を適用したビデオカメラの例を示す構成
図である。
【図3】本発明の説明に供する線図である。
【符号の説明】
3 CCD撮像素子 8 欠陥補正回路 9 欠陥画素の自動検出装置 12 補正パルス発生回路 20 RAM 21 欠陥レベル比較回路 22 アドレス書き込み制御回路 23 欠陥検出コンパレータ 24 ラッチ回路 25 垂直アドレスカウンタ 26 水平アドレスカウンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子の欠陥画素のアドレスデー
    タ及び欠陥レベルデータをn(nは自然数)個記憶でき
    る記憶手段と、 該記憶手段にn個の欠陥画素が記憶されたときに上記固
    体撮像素子よりの欠陥画素の欠陥レベルと上記記憶手段
    に記憶したn個の欠陥画素の欠陥レベルとを比較する欠
    陥レベル比較手段と、 該欠陥レベル比較手段が上記固体撮像素子よりの欠陥画
    素の欠陥レベルの方が大きいと判断したときに、この欠
    陥画素のアドレスデータ及び欠陥レベルデータを欠陥レ
    ベルが小さいと判断された欠陥画素に代えて記憶させる
    書き込み制御手段とを有することを特徴とする固体撮像
    素子の欠陥画素の自動検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の固体撮像素子の欠陥画素
    の自動検出装置において、上記記憶手段に記憶されてい
    るn個の欠陥画素の欠陥レベルの一番小さい最小欠陥画
    素を予め判定しておき、該最小欠陥画素の欠陥レベルと
    上記固体撮像素子よりの欠陥画素の欠陥レベルとだけを
    上記欠陥レベル比較手段にて比較するようにしたことを
    特徴とする固体撮像素子の欠陥画素の自動検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の固体撮像素子の欠
    陥画素の自動検出装置を用いた自動欠陥補正装置であっ
    て、 上記記憶手段に記憶したn個の欠陥画素のアドレスデー
    タと上記固体撮像素子の現在のアドレスとを比較し、一
    致したときに欠陥補正パルスを発生する補正パルス発生
    回路と、 上記欠陥補正パルスに応答して上記固体撮像素子の撮像
    出力信号に対して欠陥補正を行なう欠陥補正回路とを有
    することを特徴とする自動欠陥補正装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の自動欠陥補正装置におい
    て、 上記欠陥補正回路の欠陥補正を上記記憶手段に記憶した
    欠陥画素の欠陥レベルデータを使用して行うようにした
    ことを特徴とする自動欠陥補正装置。
JP19969093A 1993-08-11 1993-08-11 固体撮像素子の欠陥画素の自動検出装置、固体撮像素子の欠陥画素の自動検出方法及び自動欠陥補正装置並びにカメラ Expired - Lifetime JP3153949B2 (ja)

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