JPH0758950A - 機密文書の複写管理方法 - Google Patents
機密文書の複写管理方法Info
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- JPH0758950A JPH0758950A JP5203427A JP20342793A JPH0758950A JP H0758950 A JPH0758950 A JP H0758950A JP 5203427 A JP5203427 A JP 5203427A JP 20342793 A JP20342793 A JP 20342793A JP H0758950 A JPH0758950 A JP H0758950A
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Abstract
機密文書の複写管理方法を提供する。 【構成】本発明の機密文書の複写管理方法では、画像を
デジタル的に読み取る複写機において、機密文書である
ことを示すマークを複写機の内部に一時的あるいは恒久
的に記憶する手段を持ち、外部からの指令に応じてこの
マークを印字する手段を有し、機密文書を読み取る際、
その内部にあらかじめ登録された機密書類であることを
示すマークがあるかないかをチェックする機能を有し、
もしそのマークが認識されたならば、パスワードや操作
者の識別番号等の複写許可情報の入力を要求し、複写許
可と判断された場合は複写を実行し、上記マークと同一
の色を有する画像を消去し、しかる後に、機密であるこ
とを示すマークを再度合成して、読み取った文書の画像
に所定の色で重ね合わせて印字する。
Description
の複写を管理する機密文書の複写管理方法に関する。
複写物が得られるようになったが、これに伴い、機密文
書等の複写も安易に行なわれるようになり、機密内容の
外部への漏洩や不正使用の問題が生じている。通常、機
密文書にはマル秘マークを押印して機密文書であること
が示されるが、これは単に機密文書を認識させるだけで
あり、現在普及している複写機においては、機密文書等
の複写防止対策は特になされておらず、マル秘マークが
押印されてあっても容易に複写されてしまう。
みなされたものであって、複写機による機密文書の安易
な複写を防止すると共に、機密文書であることを示すマ
ル秘マークの管理をも行なうことのできる機密文書の複
写管理方法を提供することを目的とする。
め、本発明の機密文書の複写管理方法においては、画像
をデジタル的に読み取る複写機において、機密文書であ
ることを示すマークを複写機の内部に一時的あるいは恒
久的に記憶する手段を持ち、外部からの指令に応じてこ
のマークを印字する手段を有し、機密文書を読み取る
際、その内部にあらかじめ登録された機密書類であるこ
とを示すマークがあるかないかをチェックする機能を有
し、もし、そのマークが認識されたならば、パスワード
や操作者の識別番号等の複写許可情報の入力を要求し、
複写許可と判断された場合は複写を実行し、上記マーク
と同一の色を有する画像を消去し、しかる後に、機密で
あることを示すマークを再度合成して、読み取った文書
の画像に所定の色で重ね合わせて印字することを特徴と
する。
て、機密文書の複写の経歴を複写管理情報として印字す
ることを特徴とする。
に光学式文字認識装置(OCR)または光学式マーク認
識装置(OMR)等の機能を持たせると共に、機密文書
であることを示すマークを複写機の内部に一時的あるい
は恒久的に記憶させておき、機密文書を読み取る際、そ
の内部にあらかじめ登録された機密書類であることを示
すマークがあるかないかを上記認識装置でチェックし、
マル秘マークを検出した際には複写を制限する。すなわ
ち、マル秘マークを検出した場合には、予めメモリに登
録されているパスワードや使用者の識別番号等の複写許
可情報の入力を要求し、複写許可と判断された場合のみ
複写動作を実行する。しかし、複写許可情報を入力して
コピーしたとしても、複写文書中にマル秘マークがその
ままコピーされたのでは、論理的におかしい。また、文
書画像の上に押されたマル秘印ならば、そのままコピー
すると、例えカラーコピーでも再現性が良くない。従っ
て、機密文書の複写時には一回一回、マークを消して読
み取り、画像再生し、その上からもう一度マル秘印を押
し直すようする。これにより、文書、マル秘マークとも
再現性の良い画像が得られる。
利用される。すなわち、朱肉をつけて押印される。とこ
ろがこの押印されたパターンというのは画像品質が必ず
しも安定ではなく、あるときは鮮明であるが、多くの場
合、一部が欠けていたり、擦れていたり、色が異なって
いたり、安定性と言う面から見ると必ずしも好ましくな
い。また、小量の文書では印鑑式でもよいが、大量の書
類に、あるいは多数ページの書類にマル秘印を押すこと
はかなりの負担となる。そこで、マル秘印の色やマー
ク、位置を安定させ且つ大量に処理するためには、同じ
プロセスを使うのが望ましい。すなわち、最初のオリジ
ナル原稿にマル秘マークを印字する作業から複写機を使
うことが望ましい。より具体的には、複写機に外部から
の指令に応じてマル秘マークを印字する手段を設ける。
具体的な処理としては、 1.原文書のマル秘印を押すときには、カラー複写機を
「押印モード」にして、原稿を複写紙と同じパスを通
す。そして、押印モード時には、複写機の画像形成部で
予め定められた位置に定められた色でマル秘印を印刷す
る。これにより、大量の文書処理が可能となる。尚、こ
の時、マル秘マークは、ユーザ登録可能である。 2.また、上記のように複写機によりマル秘マークを印
刷した場合には、認識部は、定められたパターンをマッ
チングすればよいから簡単にマル秘マークを読み取るこ
とができる(位置や詳細なパターンまで既知である)。 3.また、機密文書の複写時に、マル秘マークを認識し
た場合は、マークを消去した後に同じ位置に再びマル秘
マークを押印することができる。
ることを示すマークを複写機の内部に一時的あるいは恒
久的に記憶する手段を持たせ、外部からの指令に応じて
このマークを印字する手段を設けたことにより、オリジ
ナルの文書中にマル秘マークを所定の色で印刷すること
ができ、機密文書に鮮明で安定したマル秘マークを押印
することができる。また、機密文書の複写時には一回一
回、マークを消して読み取り、画像再生し、その上から
もう一度マル秘印を押し直すようにしたことにより、文
書、マル秘マークとも再現性の良い画像が得られる。
明の複写管理方法の前提条件としては、機密文書である
ことを示すマークは文書の通常のインクと異なる色(例
えば朱色)で印字されるものとする。従って、対象とな
る複写機としては、原稿画像をデジタル的に読み取り画
像情報としてメモリーに記憶する原稿読み取り装置と、
2色以上の画像形成が可能であり、読み取った画像情報
に従って感光体上に光書き込みを行ない電子写真プロセ
スにより画像形成を行なう画像形成装置とを備え、各部
の制御や複写管理を公知のマイクロコンピュータで行な
うデジタルカラー複写機が適しており、さらに、機密文
書であることを示すマークを複写機の内部メモリに一時
的あるいは恒久的に記憶する手段と、パスワードや操作
者識別番号、配布者識別番号等の複写許可情報を記憶す
る手段(ICメモリー等)を備えたものが適している。
また、複写機はセットされた原稿が機密文書で有るか否
かを示すマル秘マークの検出や、原稿に印刷された識別
番号等も読み取る必要があるため、光学式文字認識装置
(OCR)または光学式マーク認識装置(OMR)の機
能を装備することが必要である。
及び押印時の処理手順を図1のフローチャートに示す。
図1に示すように、マル秘マークの検出方法としては、
まず、対象画像中をマル秘マークより大きなウィンドー
で操作しながら、あらかじめ登録されたマークの色(例
えば、朱色)が現われるか否かをチェックする。そし
て、マークの色が検出されたら、上記ウィンドー内部の
パターンとあらかじめ登録された機密マークのパターン
とをマッチングする。この時、マークの回転を考慮し
て、辞書のパターンも回転しながら比較し、マークを検
出する。尚、フロー中には記載されていないが、マル秘
マークを検出した場合には、予めメモリに登録されてい
るパスワードや使用者の識別番号等の複写許可情報の入
力を要求し、複写許可と判断された場合のみ複写動作を
実行する。複写動作が実行されると、読み取った画像情
報からウィンドー内の指定色(マークの色)を消去して
画像形成を行ない、再生画像にあらかじめ登録された機
密マークを指定の色であらかじめ指定された場所に印刷
する。尚、オリジナルの文書に機密マークを印刷する機
密マーク印刷モードでは、上記フローの最後の処理のみ
が有効となり、印刷用紙として供給されるオリジナルな
文書中にマークが印刷される。
について述べる。機密マーク印刷モードは完成した書類
に単に機密書類であることを示すマル秘印を押す機能で
あるが、マル秘印と併せて管理情報を印刷することによ
り機密文書の複写管理がより容易となる。以下、具体例
を示す。機密マーク印刷モードを持つカラー複写機は、
ユーザー名またはそれに変わるパスワードや識別番号の
入力を要求する。また、必要に応じて文書の分類記号と
シリアル番号及び部数、ページ数を要求する。そして、
これらの必要情報が入力されると、この複写機は、機密
文書を印刷用紙の供給トレイから入力することを要求
し、図2に示すように、用紙の1枚ずつ所定の場所に所
定のマークが所定の色で印刷される。この例において
は、機密マークは図2(a)のように機密文書上の所定
の位置に印刷され、機密マークとしては、図2(b),
(c)のようにマル秘マークと共に管理用のコード(例
えばバーコード)を伴い、これによって書類登録者、文
書分類コード、文書シルアル番号、ページ番号、日付な
どが特定の色(例えば赤色)で印字される。
及び管理情報が印刷された機密文書の複写方法について
述べる。機密文書の複写は通常では厳しく制限され、特
別の場合のみ許可され、次の場合が特別の場合に相当す
る。すなわち、複写する人が資格のある人で且つ配布予
定者が判っている場合であり、資格者の識別番号やパス
ワード、配布者識別番号等は複写機のメモリに予め登録
しておく必要がある。機密文書の複写時には、複写機は
パスワードや操作者の識別番号を受け付け、続いて配布
予定者を受け付け、これらを照合して問題がなければ、
複写を許可し、印刷時にこれらの情報の一部(配布者、
日付)を管理情報としてマル秘印に付属して出力する。
この時の処理手順は図3のフローチャートに示す通りで
ある。
したパターンマッチングによるマル秘マークの認識が行
なわれ、マル秘マークが検出されると、マル秘マークに
付属する管理情報(書類登録者、文書分類コード、文書
シルアル番号、ページ番号、日付など)の認識が行なわ
れ、且つ、予めメモリに登録されているパスワードや使
用者の識別番号等の複写許可情報の入力を要求し、複写
許可と判断された場合のみ複写動作を実行する。そし
て、複写動作が実行されると、読み取った画像情報から
指定領域内部の特定の色信号(マル秘マーク及び管理情
報の色)を消去して画像形成を行ない、且つ、マル秘マ
ーク及び管理情報の作成(再合成)を行ない、再生画像
と共に用紙に印字して複写を完了する。このようにして
複写された機密文書には、複写の経歴が複写管理情報と
して印字されるため、オリジナルな原稿か複写物かを容
易に判別でき、さらに、複写物からの複写を防止するこ
とも可能となる。
の複写管理方法では、機密文書であることを示すマーク
を複写機の内部に一時的あるいは恒久的に記憶する手段
を持たせ、外部からの指令に応じてこのマークを印字す
る手段を設けたことにより、複写機によりオリジナルの
文書中にマル秘マークを印刷することができ、機密文書
に鮮明で安定したマル秘マークを押印することができ
る。また、機密文書の複写時には、機密文書を読み取る
際に、あらかじめ登録された機密書類であることを示す
マークがあるかないかをチェックし、マル秘マークを検
出した際には複写を制限し、予めメモリに登録されてい
るパスワードや使用者の識別番号等の複写許可情報の入
力を要求し、複写許可と判断された場合のみ複写動作を
実行するため、機密文書の安易な複写を防止することが
できる。さらに、機密文書の複写時には、一回一回、マ
ークを消して読み取り、機密であることを示すマークを
再度合成して、読み取った文書の画像に所定の色で重ね
合わせてマル秘印を押し直すようにしたことにより、文
書、マル秘マークとも再現性の良い画像が得られる。さ
らに、マル秘マークの印刷時に機密文書の複写の経歴を
複写管理情報として印字することにより、オリジナルな
原稿か複写物かを容易に判別でき、さらに、複写物から
の複写を防止することも可能となる。
の処理手順を示すフローチャートである。
示す図である。
示すフローチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】画像をデジタル的に読み取る複写機におい
て、機密文書であることを示すマークを複写機の内部に
一時的あるいは恒久的に記憶する手段を持ち、外部から
の指令に応じてこのマークを印字する手段を有し、機密
文書を読み取る際、その内部にあらかじめ登録された機
密書類であることを示すマークがあるかないかをチェッ
クする機能を有し、もし、そのマークが認識されたなら
ば、パスワードや操作者の識別番号等の複写許可情報の
入力を要求し、複写許可と判断された場合は複写を実行
し、上記マークと同一の色を有する画像を消去し、しか
る後に、機密であることを示すマークを再度合成して、
読み取った文書の画像に所定の色で重ね合わせて印字す
ることを特徴とする機密文書の複写管理方法。 - 【請求項2】請求項1記載の機密文書の複写管理方法に
おいて、機密文書の複写の経歴を複写管理情報として印
字することを特徴とする機密文書の複写管理方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP20342793A JP3333593B2 (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 機密文書の複写管理方法 |
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JP3333593B2 JP3333593B2 (ja) | 2002-10-15 |
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ID=16473908
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1993
- 1993-08-17 JP JP20342793A patent/JP3333593B2/ja not_active Expired - Fee Related
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