JPH0758250B2 - 液中夾雑物自動測定装置 - Google Patents

液中夾雑物自動測定装置

Info

Publication number
JPH0758250B2
JPH0758250B2 JP1003192A JP319289A JPH0758250B2 JP H0758250 B2 JPH0758250 B2 JP H0758250B2 JP 1003192 A JP1003192 A JP 1003192A JP 319289 A JP319289 A JP 319289A JP H0758250 B2 JPH0758250 B2 JP H0758250B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter paper
filter
cylinder
holder
station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1003192A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02183162A (ja
Inventor
政男 小山
義孝 土居
昭 松崎
義一 野沢
重明 石田
秋一 林
Original Assignee
日本石油株式会社
ヤナコ応技株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本石油株式会社, ヤナコ応技株式会社 filed Critical 日本石油株式会社
Priority to JP1003192A priority Critical patent/JPH0758250B2/ja
Publication of JPH02183162A publication Critical patent/JPH02183162A/ja
Publication of JPH0758250B2 publication Critical patent/JPH0758250B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液中夾雑物、特に油中夾雑物(溶媒不溶分)
の量を自動的に測定する装置に関するものである。
従来の技術 被検液を濾紙に通し、水中懸濁物を阻止し、その濾紙の
被検水濾過及び乾燥後の重量から濾過前(乾燥状態)の
濾紙重量を差し引くことにより、水中懸濁物の量を自動
的に測定する装置としては、例えば特許第815655号(特
公昭50-31831号公報)において開示されたものがあり、
同様な機構を用いた配管中タールピッチの溶剤不溶分測
定装置についても、特願昭58-144093号(特開昭60-3526
1号公報)としてすでに出願されている。この典型的な
液中懸濁物自動測定装置の構成は、分離可能に突合せ配
置された上筒部及び下筒部からなる濾過筒を、一定量の
試料液を順次流通せしめる試料液供給ラインに接続し、
この濾過筒の上筒部及び下筒部により、予め乾燥及び秤
量された濾紙を保持させた状態において、下筒部に接続
された吸引ポンプを作動させ、前記濾紙に一定量の試料
液を濾過させ、これにより濾紙面上に懸濁物を阻止及び
付着させ、さらにこの濾紙を取出して乾燥した後、秤量
し、この秤量値から先の濾紙予備秤量値を差引くことに
より、濾紙に付着した懸濁物量、したがって液中懸濁物
又は夾雑物の量を自動的に計測するようにしたものであ
る。
発明が解決しようとする課題 上記のような懸濁物又は夾雑物自動測定装置の典型的な
構成は、通常の水中懸濁物やタールピッチの溶剤不溶分
等の測定においては、きわめて能率的に、精度よく、自
動測定を行い得るものであるが、特に油中の溶媒不溶分
などの微粒状(例えば、粒子径××μm以下)の夾雑物
又は溶剤不溶分を測定しようとする場合、濾紙としては
きわめて薄い膜状のフィルタを用いるため、濾紙格納位
置から天秤、及び乾燥筒を経て、濾過筒へ又はその逆に
回収位置まで移送する等の移送処理において、濾紙を機
械的に把持し、移換する等の動作が確実に行えないとい
う欠点がある。すなわち、薄膜状濾紙の撓みによる付着
懸濁物の飛散や濾紙自体の脱落、しわ寄り等の問題が生
じ、満足な自動化処理及び正確な測定が行えないという
欠点があった。
本発明の目的は、上記のような微粒状夾雑物又は懸濁物
を、薄膜状濾紙を用いて確実に測定することができる液
中夾雑物自動測定装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記の目的を達するにあたり、本発明は、分離可能に突
合せ配置された上筒部及び下筒部からなり、これら両筒
部間に保持した濾紙に試料液を濾過流通させるための濾
過筒と、 一定量の試料液を前記濾過筒の上筒部に順次供給するた
めの試料液供給ラインと、 前記濾過筒の下筒部に接続された吸引ポンプを有する濾
過排出ラインと、 前記濾過筒に保持されるべき濾過の供給源たる濾紙格納
ステーション、乾燥ステーション、秤量ステーション及
び回収ステーションを、前記濾過筒と関連して配列して
なる濾過処理系統と、 前記濾紙処理系統において、前記濾紙格納ステーション
から濾紙を取出して前記濾過筒まで移送する濾紙供給行
程、並びに前記濾過筒から前記回収ステーションまで濾
紙を移送する濾紙回収行程を実行し、その間において、
濾紙の予備乾燥と予備秤量、及び試料液濾過後の濾紙の
乾燥と秤量をそれぞれ実行させるべく、その濾紙を前記
乾燥ステーションと秤量ステーションに選択的に滞在さ
せるための濾紙移送機構と、 前記濾過筒の上筒部及び下筒部を前記移送機構による濾
紙搬入時、及び搬出時において開閉させるとともに、濾
紙滞在期間中前記両筒部の閉合によりこの濾紙をシール
状に保持せしめ、かつこの間前記試料液の供給を行わ
せ、予備秤量及び濾過後秤量の後、前者の値を後者の値
から差引いて液中夾雑物量を表す演算出力を発生するた
めのシーケンス制御及び演算を行うためのシーケンスコ
ントロール及び演算用コンソールを備えた液中夾雑物量
測定装置において、 前記各ステーション及び濾紙移送機構における濾紙取扱
いユニットとして、通液用の多数の小孔を全面に配設し
た濾紙収容凹部を有し、この凹部内に濾紙を支持した状
態の濾紙ホルダであって、そのホルダの下面に円錐形の
くぼみを形成したことにより、濾過筒に洗浄液を供給し
たとき、ホルダ下面に達した洗浄液が周縁まで流下する
ようにしたものを用い、前記濾過筒の上下筒部が前記濾
紙ホルダ凹部を一周する外縁を挾着することにより前記
濾紙を保持するようにしたことを特徴とするものであ
る。
作用 本発明の構成によれば、上記の如く上面凹部に薄膜状濾
紙を収容した多孔型ホルダをもって濾過筒への搬入及び
搬出、挾着、保持等の処理単位とするため、それらの処
理中において濾紙の変形及び脱落等を生ずることなく確
実かつ効果的な自動化処理により懸濁物量の測定を行
い、かつ濾紙と、濾紙ホルダの完全な洗浄を行うことが
できる。
実施例 第1図は本発明の濾紙ホルダを用いた液中夾雑物の自動
測定装置の実施例の全体的構成を示す線図である。図に
おいて、(1)は洗浄用の溶媒を収容した溶媒タンク、
(2)はそのタンクのレベル管、(3)はパージガス
(N2等)の入口と溶媒タンク(1)との間に挿入された
ニードルバルブであり、溶媒タンク(1)の供給ライン
(4)と(5)で総括指示した試料液供給ラインの各部
に分岐接続される。試料液供給ライン(5)は各々適当
に希釈された定量のサンプル油を収容した複数本の試料
容器(6)の配列と、これらの試料容器(6)の各下端
からのびる同数の単位供給ライン(7)の下流端に接続
されたマニホルド(8)とからなり、各試料容器(6)
の上端入口はバルブBV1を挿入した溶媒分岐供給ライン
(4a)の下流側に各対応するバルブBV2a〜BV2hを介して
接続され、各試料容器(6)の出口ライン(7)には対
応するバルブBV3a〜BV3hが挿入されている。また、マニ
ホルド(8)の上端入口(8a)はバルブBV4を介して溶
媒分岐供給ライン(4b)に接続され、マニホルド(8)
の出口ライン(8b)にはバルブBV5を介して溶媒分岐供
給ライン(4c)が合流接続される。
濾過筒(9)は突合せ配置された上筒部(9a)及び下筒
部(9b)からなり、この場合上筒部(9a)、が上下動す
ることにより濾紙ホルダ(10)をシール状に挾着及び解
放するものである。この上筒部(9a)の上端における液
入口は、マニホルド(8)の出口ライン(8b)に接続さ
れ、下筒部(9b)の下端液出口はリザーブタンク(11)
の上端に接続される。リーザーブタンク(11)は上部吸
引口(11a)が2方電磁弁SV1を介して濾過吸引ポンプP1
に接続され、リザーブタンク(11)の下端液出口(11
b)はバルブBV6を介して排液口に接続されている。
濾過筒(9)に関連する濾紙処理系統としては、濾紙ホ
ルダ格納部(12)、濾紙ホルダ回収部(13)、電気出力
により秤量値を指示する上皿天秤(14)、濾過筒(9)
と同様な上下筒構造からなる乾燥筒(15)、濾紙格納部
(12)から濾紙ホルダ(10)を吸着し、天秤(14)の上
方における中継ステーションに移換し、さらにこの中継
ステーションから濾紙ホルダ(10)を回収部(13)内に
移換させるための吸引チャック(16a)、(16b)を有す
る回転及び上下動レバー機構からなる濾紙移送機構(1
7)と、前記天秤(14)上方の中継ステーションから濾
紙ホルダ(10)を天秤(14)の上皿に移換し、、又乾燥
筒(15)及び濾過筒(9)に選択的に移送し、かつ返送
させるための回転テーブル装置(18)とが配列されてい
る。このような濾紙処理系統において、移送機構(17)
の吸引チャック(16a)、(16b)には濾紙吸引ポンプP2
が接続され、乾燥筒(15)の下筒部における下端液出口
は2方電磁弁SV2を介して濾過吸引ポンプP1に導かれ
る。乾燥筒(15)の上筒部にはヒータ(15a)が装備さ
れ、試料液濾過前、又は濾過後の濾紙を乾燥するように
なっている。
上記の構成において各バルブの開閉、吸引ポンプの作
動、濾過筒(9)及び乾燥筒(15)の上筒部上下動操
作、濾紙移送機構及び回動テーブルの作動等はシーケン
スコントロール及び演算用コンソール(19)によりシー
ケンス制御され、次のような処理手順が実施される。
(A) 濾紙予備乾燥及び予備秤量 濾紙移送機構(17)の吸引チェック(16a)が濾紙格納
部(12)内の最上部に位置する濾紙ホルダ(10)を吸着
し、これを天秤(14)の上方における回動テーブル(1
8)上の中継位置にもたらし、回動テーブル(18)は上
昇及び回動して乾燥筒(15)の下筒部(上筒部はすでに
持ち上げられている)の上端開口縁上にもたらす。回動
テーブル(18)の先端におけるホルダ支持部はホルダ
(10)の周縁のみを支持する開口(18a)を有し、回動
テーブル(18)はこの開口(18a)が乾燥筒(15)の下
筒部に嵌合する状態において下降し、これによって濾紙
ホルダ(10)は乾燥筒(15)の開口縁上に完全に載置さ
れ、同時にヒータ(15a)を有する上筒部が下降してこ
のホルダ(10)を挾着する。ここで、ヒータ(15a)が
付勢され、ホルダ(10)上の濾紙(図示せず)が加熱及
び乾燥される。濾紙ホルダ(10)はこの予備乾燥後一定
時間放置・冷却され、上記と逆の手順で前記中継ステー
ションにもたらされ、回動テーブル(18)はさらに下降
してこの濾過ホルダ(10)を天秤(14)の上皿に載せ、
ここで予備秤量が行われる。
(B) 濾過筒への濾紙セット及び試料液の濾過 回動テーブル(18)は上記乾燥筒(15)へのホルダ供給
と同様な態様において、濾紙ホルダ(10)を上筒部(9
a)が持ち上げられた濾過筒(9)の下端部(9b)上に
もたらし、同様に濾紙ホルダ(10)が挾着された後、試
料液供給ライン(5)におけるいずれか1個の試料容器
(6)中の試料液がマニホルド(8)を介して濾過筒上
筒部(9a)に供給される。同時に、濾過吸引ポンプP1が
作動して2方電磁弁SV1及びリザーブタンク(11)を介
して下筒部(9b)からの試料液吸引を開始、これによっ
て実質上1単位の試料液が濾紙ホルダ(10)上の濾紙に
完全に濾過される。濾過筒(9)における試料液そのも
のの濾過が終了した後はさらに当該試料容器(6)、マ
ニホルド(8)及び濾過筒(9)の洗浄が行われる。こ
れは溶媒タンク(1)内の溶媒を分岐供給ライン(4
a)、(4b)および(4c)を介して順次これらの部分に
供給することにより行われる。したがって、ホルダ(1
0)上の濾紙には1単位の全試料液中の微粒夾雑物が付
着及び滞積する。
なお、この溶媒タンク(1)内の溶媒(1)は試料液の
希釈剤として用いられるものである。
(C) 本乾燥及び秤量 濾過筒(9)の上筒部(9a)が持ち上げられ、回動テー
ブル(18)は濾紙ホルダ(10)を支持してこれを濾過筒
(9)から乾燥筒(15)に移し、濾紙ホルダ(10)上の
濾紙はここで一定時間、乾燥され(乾燥筒(15)の下筒
部は2方電磁弁SV2を介して吸引ポンプP1により脱液吸
引される。)、さらに一定時間放置・冷却される。これ
により濾紙ホルダ全体の重量は予備乾燥後の重量よりも
液分を除いた夾雑物量だけが増加した値となる。次に、
濾紙ホルダ(10)は予備乾燥終了時と同様に天秤(14)
の上皿に載せて秤量される。ホルダ(10)の秤量値は予
備秤量値と同様シーケンスコントローラ及びコンソール
(19)に入力される。シーケンスコントローラ及びコン
ソール(19)は記憶しておいた予備秤量値をこの本秤量
値から差引き、これを試料液の夾雑物量として適当に表
示及び印字出力する。
秤量後の濾紙ホルダ(10)は移送機構(17)により回収
部(13)内に移される。
次に、本発明の要部である濾紙ホルダの実施例につき説
明する。第2図A及びBは濾紙ホルダの基本的実施例を
示す平面図及び側断面図である。これらの図において、
濾紙ホルダ(10)はアルミニウム等の軽金属又は樹脂成
形体等からなる円板状であり、周縁部(20)の内側上面
に円形の濾紙収納用凹部(21)を形成し、この凹部(2
1)内には下面(22)まで貫通する多数の透孔(23)を
形成したものである。ホルダ(10)の下面において、特
に凹部(21)に対応する領域内は中心部を頂点とする円
錐形のくぼみとなっている。
上記のような濾紙ホルダ(10)の構成において、濾紙は
凹部(21)内に載置されるだけであるが、試料液を濾過
する実際の測定状態において、この濾紙はホルダ(10)
の下面からの減圧吸引により凹部(21)の表面に強く吸
付けられ、したがって、何らかの固定手段により濾紙ホ
ルダに機械的に固定されていなくても、濾紙と濾紙ホル
ダから微粒夾雑物が漏れ出すという度合いはきわめて少
なく、実際上問題にならない。また、このような濾紙の
自由載置方式により、洗浄時においては濾紙と濾紙ホル
ダとの間には洗浄液がよく流通し、その間に入り込んだ
油分を完全に洗浄及び除去することができる。また、ホ
ルダの下面(22)に形成された円錐形のくぼみは洗浄時
において洗浄用の溶媒が中心部から周縁に向かって流下
することを助け、溶媒が周辺部まで確実に行き渡るよう
にし、このくぼみがない場合に溶媒の流通が中央部に集
中して、油分等が比較的外側の透孔(23)や下面(22)
に付着したままとなることを阻止するものである。
第3図A及びBは第2図と同様な基本構造において、下
面周辺部に複数の突起(24)を付加したホルダ(10)を
示す平面図及び側断面図である。突起(24)は格納部
(12)及び回収部(13)において積重ねられたホルダ
(10)同士が気密・接触状態により密着して取出しにく
くなることを避けるため、積重ねられたホルダ(10)間
にその厚み部分だけの間隙(エヤーギャップ)を形成す
るものである。当然ながら、突起(24)の形成位置はホ
ルダ(10)の濾過筒(9)及び乾燥筒(15)による挾着
部よりも外側(図示の状態)又は内側となるようにして
ある。
なお、これらの突起(24)は周縁部(20)の上面に設け
てもよい。
第4図A及びBはホルダ(10)の周縁部(20)の上面内
側部に濾紙係止用フック(25)を設けた状態を示す平面
図及び側断面図である。これらの図において明らかな通
り、フック(25)と凹部(21)の上面との間には十分な
間隙(26)が存在し、濾紙はこれらのフック(25)に阻
害されることなく凹部(21)内に載置され、通常の静止
状態ではフック(25)には何ら押圧されるものではな
い。しかしながら、ホルダの人手による持運び、その他
の横移動に際しては、浮上がった濾紙が凹部(21)から
はみだそうとしても、これらのフック(25)に係止され
るため、その収納位置に維持されることは明らかであ
る。
最後に、第5図A及びBは第2図A及びBに示したと同
様な基本構造のホルダ(10)において、凹部(21)の側
壁、すなわち周縁部(20)の内側壁の適所に圧接して、
濾紙(27)を係止するための、この場合S字状とした内
接スプリング(28)を併用した状態を示す平面図及び側
断面図である。この場合も、内接スプリング(28)は濾
紙(27)を強く押圧するものではなく、それが凹部(2
1)からはみだそうとする際にその上面が阻止するもの
であり、スプリング(28)自体が凹部(21)からはみだ
さないよう凹部(21)の深さより十分細い太さと適当な
弾力とを有するものである。
発明の効果 本発明は以上述べた通り、液中夾雑物測定用の自動化装
置において、従来濾紙単体で移送及び保持していたこと
に代えて、濾紙を支持したホルダをもって処理単位とし
たため、濾過網目のきわめて小さい薄膜状の濾紙であっ
ても、適用可能であり、しかも従来の自動化装置におい
て使用可能な濾紙に対してもこれを適用すれば移送及び
取扱いが一層有利となる等の利点をも有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の濾紙ホルダを用いた液中夾雑物自動測
定装置の全体的な構成を示す線図、 第2図A及びBは本発明における濾紙ホルダの基本的実
施例を示す平面図及び側断面図、 第3図A及びBは濾紙ホルダの別の実施例を示す平面図
及び側断面図、 第4図A及びBはさらに別の実施例を示す平面図及び側
断面図、 第5図A及びB図は第2図A及びBに示した基本構造に
おいて濾紙係止用の内接スプリングを併用した状態を示
す平面図及び側断面図である。 (1)……溶媒タンク (2)……レベル管 (3)……ニードルバルブ (4)……溶媒分岐供給ライン (5)……試料液供給ライン (6)……試料容器 (7)……出口ライン (8)……マニホルド (9)……濾過筒 (10)……濾紙ホルダ (11)……リザーブタンク (12)……濾紙ホルダ格納部 (13)……濾紙ホルダ回収部 (14)……上皿天秤 (15)……乾燥筒 (16)……吸引チャック (17)……濾紙移送機構 (18)……回動テーブル機構 (19)……シーケンスコントローラ及びコンソール (20)……周縁部 (21)……凹部 (22)……下面 (23)……透孔 (24)……突起 (25)……フック (26)……間隙 (27)……濾紙 (28)……内接スプリング
フロントページの続き (72)発明者 石田 重明 京都府亀岡市保津町山の坊37 (72)発明者 林 秋一 滋賀県草津市草津町1911―7 (56)参考文献 特公 昭42−13989(JP,B1) 特公 昭50−33873(JP,B2)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分離可能に突合せ配置された上筒部及び下
    筒部からなり、これら両筒部間に保持した濾紙に試料液
    を濾過流通させるための濾過筒と、 一定量の試料液を前記濾過筒の上筒部に順次供給するた
    めの試料液供給ラインと、 前記濾過筒の下筒部に接続された吸引ポンプを有する濾
    過排出ラインと、 前記濾過筒に保持されるべき濾紙の供給源たる濾紙格納
    ステーション、乾燥ステーション、秤量ステーション及
    び回収ステーションを、前記濾過筒と関連して配列して
    なる濾紙処理系統と、 前記濾紙処理系統において、前記濾紙格納ステーション
    から濾紙を取出して前記濾過筒まで移送する濾紙供給行
    程、並びに前記濾過筒から前記回収ステーションまで濾
    紙を移送する濾紙回収行程を実行し、その間において、
    濾紙の予備乾燥と予備秤量、及び試料液濾過後の濾紙の
    乾燥と秤量をそれぞれ実行させるべく、その濾紙を前記
    乾燥ステーションと秤量ステーションに選択的に滞在さ
    せるための濾紙移送機構と、 前記濾過筒の上筒部及び下筒部を前記移送機構による濾
    紙搬入時、及び搬出時において開閉させるとともに、濾
    紙滞在期間中前記両筒部の閉合によりこの濾紙をシール
    状に保持せしめ、かつこの間前記試料液の供給を行わ
    せ、予備秤量及び濾過後秤量の後、前者の値を後者の値
    から差引いて液中夾雑物量を表す演算出力を発生するた
    めのシーケンス制御及び演算を行うためのシーケンスコ
    ントロール及び演算用コンソールとを備えた液中夾雑物
    量測定装置において、 前記各ステーション及び濾紙移送機構における濾紙取扱
    いユニットとして、通液用の多数の小孔を全面に配設し
    た濾紙収容凹部を有し、この凹部内に濾紙を支持した状
    態の濾紙ホルダであって、そのホルダの下面に円錐形の
    くぼみを形成したことにより、濾過筒に洗浄液を供給し
    たとき、ホルダ下面に達した洗浄液が周縁まで流下する
    ようにしたものを用い、前記濾過筒の上下筒部が前記濾
    紙ホルダ凹部を一周する外縁を挾着することにより前記
    濾紙を保持するようにしたことを特徴とする液中夾雑物
    量の自動測定装置。
  2. 【請求項2】前記濾紙ホルダの上面又は下面に複数個の
    突起を設け、複数個のホルダの積重ね時においてそれら
    が互いに気密・接着しないようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記濾紙ホルダの凹部側壁の適所に濾紙を
    係止するためのフックを形成したことを特徴とする請求
    項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記濾紙ホルダの凹部側壁に、この側壁の
    上端以下の位置で濾紙を係止する内接スプリングを用い
    ることを特徴とする請求項1に記載の装置。
JP1003192A 1989-01-09 1989-01-09 液中夾雑物自動測定装置 Expired - Fee Related JPH0758250B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1003192A JPH0758250B2 (ja) 1989-01-09 1989-01-09 液中夾雑物自動測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1003192A JPH0758250B2 (ja) 1989-01-09 1989-01-09 液中夾雑物自動測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02183162A JPH02183162A (ja) 1990-07-17
JPH0758250B2 true JPH0758250B2 (ja) 1995-06-21

Family

ID=11550544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1003192A Expired - Fee Related JPH0758250B2 (ja) 1989-01-09 1989-01-09 液中夾雑物自動測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0758250B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102841034A (zh) * 2012-07-18 2012-12-26 武汉市天虹仪表有限责任公司 一种基于振荡天平的颗粒物差分浓度测量系统及测量方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103364302B (zh) * 2013-07-17 2015-12-09 国家电网公司 一种专用于油品及添加剂机械杂质测定的试验装置
CN108120825A (zh) * 2017-12-27 2018-06-05 中华人民共和国大榭出入境检验检疫局 一种用于测定重质燃料油相容性及清洁度的装置
CN111351729B (zh) * 2020-03-12 2022-09-06 常州市盛士达汽车空调有限公司 管路清洁度及含水量快速检测方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5033873A (ja) * 1973-07-25 1975-04-01

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102841034A (zh) * 2012-07-18 2012-12-26 武汉市天虹仪表有限责任公司 一种基于振荡天平的颗粒物差分浓度测量系统及测量方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02183162A (ja) 1990-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW312035B (ja)
JP3455458B2 (ja) 塗布、現像装置及び塗布現像処理における基板再生システム
US3893333A (en) Device for automatic determination of suspended solids content in water
JP3091619B2 (ja) 生化学分析装置の操作制御方法
JP3584262B2 (ja) 蛍光x線分析用試料前処理システムおよびそれを備えた蛍光x線分析システム
JPH0758250B2 (ja) 液中夾雑物自動測定装置
JP3254520B2 (ja) 洗浄処理方法及び洗浄処理システム
JP4449135B2 (ja) 半導体基板の保持容器
JP3937508B2 (ja) 半導体基板の洗浄装置
JPH04353750A (ja) 固液界面の偏析状態評価方法及びその偏析装置
JP2896731B2 (ja) 処理液供給装置
JP3778002B2 (ja) 分注装置
JP3855928B2 (ja) 水浸超音波探傷装置
JP4039002B2 (ja) 検体洗浄装置
US20050169809A1 (en) Device for producing a cytological preparation on an object-carrying slide
JP3019641B2 (ja) 自動鍍金剥離分析装置
JP7474292B2 (ja) 基板処理方法及び基板処理装置
JP3820912B2 (ja) 液体のシェイキング装置
JP4507336B2 (ja) 水質の評価方法と、水質評価用半導体基板の保持容器
JPS59132343A (ja) クロ−ズドル−プ方式浸透探傷装置
JP2949644B2 (ja) 液処理装置および液処理方法
JP3047365B2 (ja) 生化学自動分析装置の洗浄装置
CN209459998U (zh) 检测装置
Yeats et al. Suspended particulate matter: collection methods for gravimetric and trace metal analysis
GB2210805A (en) Filtering and filters

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees