JP3019641B2 - 自動鍍金剥離分析装置 - Google Patents

自動鍍金剥離分析装置

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JP3019641B2 JP4349906A JP34990692A JP3019641B2 JP 3019641 B2 JP3019641 B2 JP 3019641B2 JP 4349906 A JP4349906 A JP 4349906A JP 34990692 A JP34990692 A JP 34990692A JP 3019641 B2 JP3019641 B2 JP 3019641B2
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  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合金鍍金鋼板の鍍金量
を酸溶解法により測定する自動鍍金剥離分析装置に関
し、鍍金の剥離、分析処理を能率化し、高精度の分析結
果を的確に得ることのできる分析装置を得ようとするも
のである。
【0002】
【従来の技術】合金鍍金鋼板の鍍金量測定方法として酸
溶解法がある。この方法は、先ず試験片に付着している
防錆油分等を洗浄し、乾燥後ビニールテープ等によって
非測定面を覆った後その試料片を希塩酸から成る溶解液
中に浸漬し、溶解液により鍍金皮膜を溶解して鋼板から
剥離せしめた後、鋼板を溶解液中から取り出す。次いで
溶解液中に存在する鋼板から剥離した鍍金皮膜の成分を
定量分析して鍍金量を求めるものである。
【0003】上述した従来の酸溶解法による測定方法に
よれば、以下の問題点がある。 (1) 試験片の洗浄、乾燥及び搬送を全て人手を介して行
わなければならず省力化出来ない (2) 溶解液による鍍金皮膜の剥離終点を、肉眼で判定し
なければならず、判定に熟練を要す。また、判定結果に
人的誤差を生ずることが避けられない。 (3) 剥離後の溶解液の分析計への供給及び分析作業は、
全て手動操作であるため分析時間に多くを要する。
【0004】前記のような従来酸溶解法における問題点
(2) (3) を解決するための手段として特開昭61−47
551号公報には以下のような装置が発表されている。
即ち、鍍金鋼板を溶解液に接触させて鍍金皮膜を剥離す
るための縦型の溶解槽と、鍍金皮膜の剥離終点を検出す
るための比較電極と、鍍金皮膜の剥離終点後に鋼板を溶
解液中から分離するための溶解槽傾動装置と、溶解液中
に存在する剥離した鍍金皮膜の成分を分析する分析装置
とから成る鍍金皮膜の自動分析装置(以下先行技術とい
う)である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した先行技術は肉
眼判定を不要とし、分析時間を短縮化し得るメリットが
あるとしても、なお以下のような課題を有している。 鍍金剥離分析において、事前に試験片に付着してい
る油分を洗浄し、乾燥する前処理工程が必要である。 塩酸剥離槽への試験片は1片1片取りつけねばなら
なかったので、自動化し難い。 塩酸剥離槽内において、鍍金鋼板が溶解液に徐々に
接触するので、溶解液による鍍金皮膜の溶解、剥離が不
均一になる。 鍍金皮膜の終了した鋼板は、溶解液中から徐々に分
離されるので溶解液中に鋼板の鉄分が溶解することが避
けられない。その結果、鍍金量の測定精度が劣る。 酸溶解法の場合には、一般に鍍金皮膜の溶解時に発
生した水素ガスによって溶解液と鍍金鋼板との接触が妨
げられる。先行技術の場合は、溶解槽が縦型であるた
め、溶解槽内の水素ガス分布が下部より上部の方が多く
なり不均一となる。その結果、鍍金皮膜の溶解、剥離が
下部・上部で不均一となりこの点からも鍍金量の測定精
度が悪くなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記したような
実情に鑑み、検討を重ねて創案されたものであって、鍍
金鋼板の鍍金量を測定するに際し、試験片に付着した油
分を自動的に洗浄、乾燥し、洗浄後の試験片を塩酸剥離
槽に自動着脱せしめて鍍金皮膜を溶解液により均一に溶
解し、溶解時に発生する水素ガスによる鍍金皮膜の溶
解、剥離不均一化を回避すると共に鍍金皮膜の剥離終点
が自動的に検出され、しかも鍍金皮膜溶解後の溶解液の
成分を自動的に分析し、その結果より鍍金付着量を演算
する自動鍍金剥離分析装置を得ることに成功したもので
あって、以下の如くである。
【0007】(1) 試料供給部と、試料に付着している油
分等の不純物を洗浄する洗浄装置、乾燥装置、剥離槽へ
の試料搬送装置、塩酸剥離装置と剥離後の溶液を分析計
へ供給する供給装置、剥離溶液中の亜鉛等の鍍金成分を
分析する分析計、該分析結果より鍍金付着量を算出し帳
票に出力するデータ処理装置、および試料搬送装置から
成り、前記試料供給部は、複数枚の試料をパレットに装
入し、該パレット単位に移送するパレット搬送手段を有
し、前記洗浄装置は洗剤を用いた超音波洗浄手段と純水
による洗浄手段とから成り、前記試料搬送装置は上記パ
レット搬送手段によって試料をパレット供給部から洗浄
装置、乾燥装置およびパレット置場へと搬送するガイド
手段とロボットにより塩酸剥離槽へ試料をセットせし
め、しかも剥離後の試料を廃却するための傾動操作手段
を備え、前記データ処理装置は上記した試料供給装置、
洗浄装置、乾燥装置および試料搬送装置における各行程
をシーケンシャルに制御する制御手段およびデータ処理
手段を有することを特徴とした自動鍍金剥離分析装置。
【0008】
【作用】試料供給部と、試料に付着している油分等の不
純物を洗浄する洗浄装置、乾燥装置、剥離槽への試料搬
送装置、塩酸剥離装置と剥離後の溶液を分析計へ供給す
る供給装置、剥離溶液中の亜鉛等の鍍金成分を分析する
分析計、該分析結果より鍍金付着量を算出し帳票に出力
するデータ処理装置、および試料搬送装置から成ること
によって試料に付着した油分等を洗浄してから塩酸剥離
処理し剥離後の溶液を分析計で鍍金成分を分析すると共
に分析結果の計算データ処理を一貫して自動的且つ能率
的に遂行せしめる。
【0009】試料供給部は、複数枚の試料をパレットに
装入し、そのパレット単位に洗浄装置以降へ供給するこ
とができ、能率的な搬送およびそれぞれの処理を実施せ
しめる。
【0010】前記洗浄装置は洗剤を用いた超音波洗浄手
段と純水による洗浄手段とから成ることにより、最初に
洗剤を用いて超音波洗浄をし、次に純水によって洗浄す
ることによって油分等の不純物をも充分に除去すること
ができ、清浄な試料とする。
【0011】試料搬送装置は上記パレット搬送手段によ
って試料をパレット供給部から洗浄装置、乾燥装置およ
びパレット置場へと搬送するガイド手段とロボットによ
り塩酸剥離槽へ試料をセットせしめ、しかも剥離後の試
料を廃却するための傾動操作手段を備えることにより、
まずパレット供給部から試料片をパレット毎掴んで超音
波洗浄槽に運んだ後、純水洗浄装置、乾燥装置及びパレ
ット置き場へと搬送し、次いで該パレット置場から試料
を1片づつ塩酸剥離槽に取付けて処理せしめ、しかも剥
離後の試料を廃却する作用を円滑且つ能率的に実施せし
める。
【0012】前記したデータ処理装置は上記した試料供
給装置、洗浄装置、乾燥装置および試料搬送装置におけ
る各行程をシーケンシャルに制御する制御手段およびデ
ータ処理手段を有することによって試料供給装置・洗浄
装置・乾燥装置・試料搬送装置の各工程をシーケンシャ
ルに制御し、さらに分析計への溶液供給及び分析計を制
御し、分析データを自動収集解析せしめ、自動的且つ的
確な分析結果を得しめる。
【0013】
【実施例】上記したような本発明によるものを添附図面
に示すものについて説明すると、本発明によるものの全
般的な構成関係は図1に示したブロック図の如くであっ
て、試料供給部1は、図2に示すように複数枚の試料1
3をパレット12に挿入したものを台11上に備えてお
き、パレット搬送装置41によりパレット12を洗浄装
置2に運び、該洗浄装置2では洗剤を用いて超音波洗浄
した後、純水で仕上洗浄することは後述の如くで、次い
で乾燥装置3に送り熱風で試料表面の水分を除去し、該
パレット12はパレット置き場(後述する図3の31)
にパレット搬送装置41によって搬送される。
【0014】前記のように、パレット置き場31におか
れた図3に示すようなパレット12の中の試料13はロ
ボット42によって塩酸剥離槽5へセットする。即ち塩
酸剥離槽5では試料13の片面のみの鍍金部を剥離させ
る。そして剥離後の溶液53は溶液供給装置6により分
析計7へ供給される。一方、塩酸剥離槽5で剥離された
後の試料13は廃却される。
【0015】分析計7では供給された該溶液53を原子
吸光又は吸光光度計等により溶液中の主成分であるZn,
Fe,Ni,Al,Pb等や微量成分であるCr等を分析する。図
1に示したデータ処理装置8は、試料供給部1、洗浄装
置2、乾燥装置3、試料搬送装置4の各工程をシーケン
シャルに制御すると共に、分析計への溶液供給と分析計
を制御し、分析計7から送られてきた分析データを自動
収集解析する。
【0016】図2には、試料供給部1における台11に
載せた複数枚の試料13に入れているパレット12、洗
浄装置2、乾燥装置3、パレット置き場31及びパレッ
ト搬送装置41を示したが、その洗浄装置2は、超音波
振動子22を下部に設けた超音波洗浄槽21に洗浄液2
6を受入れると共に中央部周壁面にシャワー装置27を
備え、上部周壁面に熱風シャワー33を設けている。
【0017】前記洗浄液26は、オーバーフロー管25
又はバルブ23を開にすることによって排水管24に排
水することができるとともに排水後洗浄液26を注入す
ることもできる。前述したシャワー装置27は純水29
を適宜シャワーすることができ、上記したようなパレッ
ト搬送装置41は、モノレールのようなガイド手段44
と駆動装置43を備え、該駆動装置43は、アーム45
を上下動させると共に回転シャフト46を回転させ、更
にアーム45を左右方向に移動する機構を有している。
【0018】前記回転シャフト46は、アーム45の内
部に設けられ、下端にパンタグラフ式把持機構47の稼
働軸に回転自在に連結されている。一方パンタグラフ式
の把持機構47の上端における固定軸はアーム45に開
閉自在に固定されている。従って、パレット12はパレ
ット搬送装置41の把持機構47で掴んで洗浄液26に
浸漬し、超音波洗浄した後、アーム45でシャワー装置
27まで上げ純水のシャワーで仕上げ洗浄し更にアーム
45を上げて熱風で乾燥する。乾燥後、パレット搬送装
置41でパレット置き場31に搬送される。
【0019】図3は、塩酸剥離装置5を示すものであ
る。天地逆転可能な傾動装置51の内部に固定された剥
離槽52の上部に、蓋をするように試料13を置き内蓋
58とシリンダー57で押しつけ、該剥離槽52の漏斗
底の下端に排水するためのバルブ55と排水管56及び
剥離後の溶液を溶液供給装置6を介して分析計7へ供給
するためのバルブ54を設けている。また前記剥離槽5
2の上部側面に溶液53を供給するための配管(図示せ
ず)を有しており、一方ロボット42でパレット12の
中の試料13を掴み剥離槽52に取りつけるようになっ
ている。
【0020】その操作について説明すると、傾動装置5
1を前方へ90度傾け水平にした後ロボット42でパレ
ット12から試料13を掴み、剥離槽52に蓋をする如
く取りつけ、内蓋58をシリンダー57で押しつける。
次に、傾動装置51を正立させ溶液53を供給する。そ
の後、傾動装置51を転倒させ試料13が底蓋になるよ
うにして溶液53に浸す。剥離開始後一定時間経過し
て、傾動装置51を正立させ、純水によるシャワー(図
示せず)で試料13を洗浄し、溶液53は、バルブ54
を開いて溶液供給装置6により分析計7へ送られる。
【0021】上記のようにして分析計7で剥離後の溶液
53を分析するが、分析終了後、バルブ54を閉じ、純
水によるシャワー(図示せず)で、剥離槽52の内部を
洗浄し、バルブ55を開いて排水する。剥離槽52の内
部を洗浄した後、傾動装置51を後方へ90度傾け水平
にした後、シリンダー57で内蓋58を緩め試料13を
剥離槽52から自然落下させ廃却し、その後傾動装置5
1を正立させる。
【0022】図5は溶液供給装置と分析計との関係を概
略的に示したもので、剥離後の溶液を定倍率に希釈して
から、原子吸収光光度計又は吸光光度計に送液し、溶液
中の主成分であるZn、Fe、Ni、Al、Pb等や微量成分であ
るCr等を分析する装置をフロー図として示している。
【0023】塩酸剥離槽内の試料溶液は選択バルブSV1,
SV2, SV3 を通してポンプP1によって注入バルブV1,
V2, V3, V4に送液され、該溶液は試料コイルS1, S2,
S3, S4のそれぞれに一定量蓄えられ、余分な溶液は排液
される。
【0024】各試料コイルS1, S2, S3, S4に蓄えられた
溶液はポンプP3, P5, P7, P10 によって送られてくる純
水によって、選択バルブSV4, SV5, SV6, SV7において希
釈される。当該希釈液は、注入バルブV5, V6, V7, V8
び試料コイルS5, S6, S7, S8においてポンプP2, P4,
P6, P9によって送られてくる純水によって更に希釈さ
れ、各分析計に送られて前記各成分が分析される。
【0025】なお、吸光光度計では溶液を着色してAlを
分析するために緩衝液及び反応液を使用し、又、原子吸
収光光度計を3台設置したのは各成分を同時に並行処理
して分析することによって分析時間の短縮を図るためで
あるから、1台で順次各成分を分析することも勿論可能
である。更に、図示の如くに原子吸収光光度計と吸光光
度計とを複数台設置することも当然可能である。
【0026】図6のものは、剥離開始後一定時間経過し
て剥離が終了するまでの鍍金被膜の溶解曲線を示すグラ
フであるが、縦軸は電位差(V)を示し、横軸は鍍金鋼
板が溶液に浸漬してからの経過時間を示す。この図6か
ら明らかなように、鍍金鋼板が溶液に浸漬した初期の電
位差は、0.5〜0.6Vであったが、鍍金被膜の溶解に伴
って、約90秒経過した頃から急激に電位差が低下し
た。そして、溶液に浸漬後120秒経過時に電位差は約
0.07Vにまで低下して安定し、鍍金被膜の剥離が終了
したことを示している。
【0027】
【発明の効果】以上説明したような本発明によれば、従
来人手により一片一片分析していたこの種剥離分析操作
を適切に自動化且つ能率化することができ、即ち、試料
をパレットに入れ洗浄するため洗浄時間が短縮でき、洗
浄及び乾燥装置を一体化したことにより洗浄時間を著し
く短縮することができると共に洗浄後の試料を剥離槽へ
取りつけるロボットとパレット内の試料を洗浄するため
の搬送装置とを分離したことにより、各試料の剥離工程
とパレット毎の洗浄工程が同時処理できて、分析処理時
間を一段と短縮でき、更に、鍍金被膜の剥離終了の判定
が自動的に検出されるため、従来、人の目視判定によっ
ていたことによって発生していた判定バラツキによる分
析誤差がなくなり高精度で分析することができる等の効
果が共に得られるものであって、工業的にその効果の大
きい発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動鍍金剥離分析装置の全般的な
構成関係を示したブロック図である。
【図2】その試料供給部、洗浄装置及びパレット搬送装
置の概略構成を示した説明図である。
【図3】パレット置き場、試料搬送ロボット、塩酸剥離
装置を示す概略構成図である。
【図4】塩酸剥離装置であって、正立状態で試料装着時
と、前方に90度回転した状態で試料挿入時および、更
に、後方に90度回転した状態で試料廃却時の状態を併
せて示した説明図である。
【図5】溶液供給装置と分析計の概略構成についての説
明図である。
【図6】鍍金被膜を剥離した時の、鍍金被膜の剥離曲線
を示すグラフである。
【符号の説明】
1 試料供給部 2 洗浄装置 3 乾燥装置 4 試料搬送装置 5 塩酸剥離装置 6 溶液供給装置 7 分析計 8 データ処理装置 9 信号系統 11 台 12 パレット 13 試料 21 超音波洗浄槽 22 超音波振動子 23 バルブ 24 排水管 25 オーバフロー管 26 洗浄液 27 シャワー装置 28 バルブ 29 純水 31 パレット置場 32 熱風 33 熱風シャワー 41 パレット搬送装置 42 ロボット 43 駆動装置 44 ガイド手段 45 アーム 46 回転シャフト 47 把持機構 51 傾動機構 52 剥離槽 53 溶液 54 バルブ 55 バルブ 56 排水 57 シリンダー 58 内蓋 59 パッキング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 茂 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 福本 邦二 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 今橋 栄 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 33/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料供給部と、試料に付着している油分
    等の不純物を洗浄する洗浄装置、乾燥装置、剥離槽への
    試料搬送装置、塩酸剥離装置と剥離後の溶液を分析計へ
    供給する供給装置、剥離溶液中の亜鉛等の鍍金成分を分
    析する分析計、該分析結果より鍍金付着量を算出し帳票
    に出力するデータ処理装置とから成る自動鍍金剥離分析
    装置。
  2. 【請求項2】 前記試料供給部は、複数枚の試料をパレ
    ットに装入し、該パレット単位に移送するパレット搬送
    手段を有し、前記洗浄装置は洗剤を用いた超音波洗浄手
    段と純水による洗浄手段とから成り、前記試料搬送装置
    は上記パレット搬送手段によって試料をパレット供給部
    から洗浄装置、乾燥装置およびパレット置場へと搬送す
    るガイド手段とロボットにより塩酸剥離槽へ試料をセッ
    トせしめ、しかも剥離後の試料を廃却するための傾動操
    作手段を備え、前記データ処理装置は上記した試料供給
    装置、洗浄装置、乾燥装置および試料搬送装置における
    各行程をシーケンシャルに制御する制御手段およびデー
    タ処理手段を有することを特徴とした請求項1に記載の
    自動鍍金剥離分析装置。
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