JPH0757366B2 - 幅可変圧延ロールとそのロールの分解組立装置 - Google Patents

幅可変圧延ロールとそのロールの分解組立装置

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JPH0757366B2
JPH0757366B2 JP10581689A JP10581689A JPH0757366B2 JP H0757366 B2 JPH0757366 B2 JP H0757366B2 JP 10581689 A JP10581689 A JP 10581689A JP 10581689 A JP10581689 A JP 10581689A JP H0757366 B2 JPH0757366 B2 JP H0757366B2
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    • B21B31/18Adjusting or positioning rolls by moving rolls axially

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ウエブ及びフランジを有する例えばH形鋼
などを圧延する場合等において使用するユニバーサル圧
延機の、とくに水平ロールに適用して都合のよいロール
幅の可変な圧延ロールと、この圧延ロールの分解・組立
に役立つ装置に関するものである。
以下H形鋼を例にとって説明する。
(従来の技術) H形鋼の圧延には、上下一対の水平ロールと左右一対の
垂直ロールを同一スタンドに組み込んだ仕組みになるい
わゆるユニバーサル圧延機を使用するのが一般的であ
る。
従来このような圧延機にてH形鋼を製造する場合、H形
鋼のフランジ幅は竪ロールのロール幅よりも小さければ
その範囲においてサイズを自由に変更できるが、形鋼製
品のウエブ高さ(H)は通常、水平ロールのロール幅を
w、フランジ厚みをt1としたとき、 H=w+2t1 となるため、つぎのような問題があった。
1).水平ロールのロール端面で被圧延材のフランジ内
面を圧下・圧延するためその部位における摩耗が激し
く、同一チャンス内であっても圧延量の増加に伴いウエ
ブ高さの不足を来すことから一定サイズになる形鋼製品
を安定して得ることができず、これを回避するためには
水平ロールの頻繁な取替えを必要とした。
2).通常のユニバーサル圧延機では、形鋼のウエブ高
さは1ロール1サイズしか選択できない。
3).ウエブ高さが一定になるいわゆる外矩一定のH形
鋼は同一呼称サイズでもフランジ厚みが異なるものが数
種類あるので、水平ロールのロール幅を所望のフランジ
厚みとなるように適宜変更する必要があるが、これに対
処するためにはロールの頻繁な組替えが必要であり、生
産性が阻害されたり、ロールの組替え工数の増加を余儀
なくされる他、多くのロールを保有しておかなければな
らない。
4).形鋼製品の寸法精度の向上を図るため、水平ロー
ルのロール幅をH形鋼の内矩寸法に合致させるべく頻繁
な加工を施す必要性からロール原単位が著しく高くな
る。
これに関する先行技術として例えば特開昭61−262407
号、同61−169105号公報には、一対のスリーブロールの
間に水平ロールのロール幅調整用のスペーサを挿入しロ
ールの摩耗に対処する提案されている(第9図参照)。
しかしながらかかる技術では、水平ロールをオフライン
においてスタンドから取り外さなければならないことか
ら生産性の低下は避けられず、分解・組立工数も嵩むと
いう不利があった。
また特開昭61−262407号公報には、スクリューおよびナ
ットの組合せにてスリーブロールをロールのセンターを
中心にして左右に移動させる仕組みの幅調整圧延ロール
が、特開昭59−202101号公報、同61−172605号公報には
斜行ロールを用いて形鋼のウエブ高さを自由に変更する
技術がそれぞれ開示されている。
ところでこれらの技術は何れも設備にかかる費用が膨大
でかつ装置の構造が複雑になることからその分解・組立
に際して多大な時間と工数を必要とした。
(発明が解決しようとする課題) 上述したような従来の問題を解決できるロール幅の調整
機構が比較的簡単な圧延ロールとこの圧延ロールの分解
・組立を簡便に行い得る分解組立装置を提案することが
この発明の目的である。
(課題を解決するための手段) この発明は、被圧延材の圧下を司る操作側および駆動側
ロールをそれぞれ固定保持し中央部にロール軸方向に向
けて開口した貫通孔を有する左右一対のスリーブロール
を備え、上記スリーブロールの一方を操作側のチョック
に固定した軸受けを介して回転自在に片持ち支持し、他
方のスリーブロールを、一端を駆動側のチョックに固定
した軸受を介して回転自在に支持し他端を上記片持ち支
持になるスリーブロールの貫通孔にはめ合わせてスプラ
イン結合したロール軸本体に固定保持し、ロール軸本体
の操作側の軸端に、該ロール軸本体を軸方向に沿ってス
ライドさせ上記操作側および駆動側ロールの配置間隔を
調整する幅可変手段を配設し、この幅可変手段をスリー
ブロールを片持ち支持した軸受けのチョックにねじばめ
結合してなり、幅可変手段を内蔵したケースはその外面
の周りに沿うギァ部分を有することを特徴とする幅可変
圧延ロールであり、またこの発明は上記の構成になる幅
可変圧延ロールの分解・組立用の装置であって、上面
に、幅可変手段を内蔵したケースのギァ部分に係合して
該幅可変手段をケースとともに転動させる駆動源付の歯
車と該幅可変手段を内蔵したケースを保持する複数のサ
ポートローラーを備え、その下面にガイドを有する第1
のフレームと、上記ガイドに係合して第1のフレームを
ロール軸本体の軸方向に沿って移動させるローラーを備
える第2のフレームと、第2のフレームの背面に係合し
て第2のフレームおよび第1のフレームを上下に移動さ
せる昇降手段を備え第2のフレームを第1のフレームと
ともに、ロール軸本体の軸方向に沿って移動させる第3
のフレームおよび操作側、駆動側のロールを固定保持し
たスリーブロールにそれぞえ係合してスリーブロール本
体を固定保持するロールホルダーからなる幅可変ロール
の分解組立装置である。
(実施例)および(作用) 以下、図面を参照しつつこの発明を作用とともに説明す
る。
第1図(a)(b)および(c)にこの発明に従う幅可
変ロールをユニバーサル圧延機の水平ロールとして組み
込んだ例を示し、同図における番号1はウエブおよびフ
ランジを有するH形鋼製品となる被圧延材、2a,2bは被
圧延材1のフランジ外面を圧下する竪ロール、3a,3bは
竪ロール2a,2bをそれぞれ軸支するチョック、4a,4bは一
端を圧延に必要なトルクを伝達するロール駆動装置に接
続してあり、他端を幅可変機構に接続した上下一対の水
平ロールである。
以下、上記の水平ロールを説明する都合上、第1図にお
ける左側を駆動装置につながる駆動側、右側を操作側と
し、また上下の各水平ロールの構造は全く同じなので上
部のロール4aについてのみ説明する。
被圧延材1のウエブおよびフランジ内面の圧下を司る駆
動側ロールLRおよび操作側ロールRRを備えた二分割構造
になるスリーブロール5において操作側ロールRRを固定
保持したスリーブロール本体5aはその中央に貫通孔hが
設けられていて圧延機のチョック6に固定した軸受7
(ラジアル荷重用)および軸受8(スラスト荷重用)を
介して回転自在に片持ち支持される。
駆動側ロールLRを固定保持したスリーブロール本体5bは
その中央に貫通孔hが設けられていてロール軸本体9に
焼きばめされている。
ロール軸本体9の駆動側の軸端は軸受け10を介してハウ
ジング11にかん合させたチョック12に回転自在に支持さ
れる一方、他端側は上記操作側ロールRRを固定保持した
スリーブロール本体5aの貫通孔hにはめ合わさり、その
A−A断面を第1図(b)に示すように貫通孔hの内面
に形成した溝aとこれに対応するロール軸本体9の外面
に形成した歯bによってスプライン結合されている。
ここにロール軸本体9に接続したロールの駆動装置(図
示せず)の作動によって操作側ロールRRを固定保持した
スリーブロール本体5aは駆動側ロールLRとともに回転し
て被圧延材1の圧延を行う。
また同図における番号13はロールチョック6にc部(第
2図参照)においてねじばめ結合される幅可変手段であ
って、この幅可変手段13はその要部を第1図(c)に示
すように、サポートケースSの外面の周りに後で説明す
る分解組立装置に係合するギァ部分Tを有し、その内側
にはロール軸本体9の軸端9aに係合する開口dを有する
アーバー14とこのアーバー14を軸受e(ロール軸本体の
スラスト荷重を受ける)およびf(ラジアル荷重用)を
介して回転自在に保持するスライドブロック15とサポー
トケースSに固定されたナット収容箱16、この収容箱16
内で、減速機付の電動モータなどの駆動源17にクラッチ
18を介して回転可能に支持され、上記スライドブロック
15にねじばめするナット19を備えている。
ここでアーバー14とこれに係合する軸端9aは図示はしな
いがロール軸方向に移動可能なスプライン結合になって
いる。
ナット19の回転によってスライドブロック15はサポート
ケースSの内面を摺動しつつロール軸本体9とともにロ
ール軸方向に移動する。
また20はスライドブロック15の回転を防止するピン、21
はスリーブ、22はスリーブロール5aの内周面とロール軸
本体9の外周面およびスリーブ21の駆動側端面によって
形成された油圧室であり、スリーブ21の一端側(操作
側)はロール軸本体9の軸端9aにねじ結合させてあり、
また、スリーブ21の他端側(駆動側)の油圧室22は図示
しないが、圧油供給・排出回路に接続されていてロール
軸本体9を常に操作側へ付勢しており、ロール幅縮小時
にはアーバ14の鋼帯にロール軸本体9を追従させさると
ともに、ロール軸方向におけるがたつきや弾性歪みの発
生を防止するのにも役立つ。
次に第3図(a)(b)に上記構成になる圧延ロールの
分解・組立を行うのに好適なこの発明に従う分解組立装
置を示し、同図における番号23は第1のフレームで、こ
のフレーム23はその上面に圧延ロールのサポートケース
Sの表面に設けたギァ部分Tに係合してサポートケース
Sを回転させる駆動源付の歯車24と該サポートケースS
を保持する位置調整機能(押しボルトなど)をもったサ
ポートローラー25を、その下面にはフレームガイド26を
備えている。
ここで上記歯車24は、その詳細を第4図(a)(b)に
示すように中央部分で本体を揺動可能に支持したリンク
レバー24aの一端に固定保持され、該リンクレバー24aの
他端を基部27に固定した液圧シリンダー24bに接続され
ており、これによって歯車24の上下における昇降量の微
調整が可能となっている。
番号28は第2のフレームで、この第2のフレーム28はフ
レームガイド26に係合するローラー29を有する。
また番号30は第3のフレームであって、この第3のフレ
ーム30は第1のフレーム23および第2のフレーム28を上
下に移動させる昇降手段31を備え、また第2のフレーム
28を第1のフレーム23とともにロール軸本体9の軸方向
に沿って移動させる移動手段を有する。
ここに昇降手段31は一端を駆動源に連結した右ねじおよ
び左ねじを形成したスクリューロッドgとこのロッドg
の右ねじ部分、左ねじ部分のそれぞれにねじばめした先
細りになるスライドシューi,i′とこれらスライドシュ
ーi,i′にはめ合わさり、その進退移動を誘導するスラ
イドシューガイドj,j′からなり、電動機などの駆動源
kにてスクリューロッドgを回転させることによって各
スライドシューi,i′を相互に接近離隔する向きに移動
して第2のフレーム28を第1のフレーム23とともに上下
動させる。
第5図に昇降手段31の要部の断面を示す。
なお第5図に示したg1はスクリューシャフトgの回転可
能に支持すると共に軸方向の移動を防ぐ軸受けである。
また第3のフレーム30を移動させる具体的な手段として
は、第6図に示すように例えば一端を駆動源lに接続し
た第3フレーム移動用スクリューロッドmを、第3のフ
レーム30に設けたブロックnにねじばめし、フレーム30
のリニアガイドoを基部27のガイドシューpに係合させ
たものを用いることができる。
また番号32はロール支持フレームで、この支持フレーム
31は駆動側・操作側ロールLR、RRをそれぞれ固定保持す
るスリーブロール5に係合して該スリーブロール5の本
体を支える。
ここにスリーブロール5をロール支持フレーム32に強固
に固定するためフレーム32の側壁には、作動端に楔状の
ブロック32aを有する液圧シリンダー32bを設けてあり、
液圧シリンダー32bの作動にて楔状のブロック32aをフレ
ームの本体に設けたガイド32cに沿わせて動かしフレー
ム32とロールチョック6、12との間に差し込むようにな
っている。
その側面を上掲第3図(a)におけるC−C断面として
第7図に示す。
H形鋼の圧延においては、通常第8図に示す如くフラン
ジ幅Lは竪ロールのロール幅以内であればサイズを自由
に変更できるが、ウエブ高さHはフランジ厚みt1によっ
て決定されるため前述したように種ヽの問題が生じるの
が避けられなかったのである。
この発明に従う圧延ロールはロール軸本体9の軸端9aに
接続した幅可変手段の駆動源17を作動させると、これに
クラッチ18を介して繋がるナット19が回転し、さらにこ
れに係合したスライドブロック15はロール軸本体9とと
もに駆動側へ移動しロール幅が拡大される。また、スラ
イドブロック15の操作側への移動によりアーバ14とスリ
ーブ21との間にすき間を形成したのち、油圧室22に圧油
を供給してスリーブ21およびこのスリーブ21につながる
ロール軸本体9を操作側へ移動することによりロール幅
が縮小され、スリーブ21の先端面がアーバ14の先端面に
接触したところでロール軸本体9が静止する。
なお、ロール幅の変更、とくにロール幅を拡大するに際
しては、油圧室22は縮小されるのでスリーブ21には油圧
が作用しないように圧油供給・排出系統は開状態にして
おき、ロール幅の設定が完了した時点で圧油を供給して
所定の圧力に保持する。
次に上記の圧延ロールの分解については、まず圧延機の
ハウジングから取り外したロールチョック付の幅可変ロ
ールを、天井クレーンなどによってロールホルダー32に
載置し、楔状のブロック32aにて該圧延ロールをホルダ
ー32に強固に固定する。
そして分解組立装置の第3のフレーム30、第2のフレー
ム28において前後上下の位置調整後、歯車24をサポート
ケースSに設けたギァ部分Tに係合させ、駆動源にて歯
車24を転動させる。
サポートケースSは圧延機のロールチョック6にてねじ
結合されているのみであるから、所定の回数だけ回転さ
せるだけで幅可変手段は圧延ロールから簡便に、しかも
迅速に切り離されることとなる。
サポートケースSを回転させる際、ねじ結合の解除とと
もにサポートケースSは反駆動側に移動する。ここに第
1のフレーム23はその移動に追従するようになっている
が、歯車24とギァ部分Tの位置ずれのうれいがある場合
には、サポートケースSのサポートローラー25と接する
位置に第3図(a)を示す如く溝qを設けておくのが望
ましい。
なお、圧延ロールの組立に当たっては上記した分解要領
の逆手順に従えばよい。
(発明の効果) かくしてこの発明によれば、 1)圧延ロールのロール幅をオンラインにおいて遠隔操
作で変更することができる。
2)ロール摩耗が生じてもロールの組替える必要がな
く、ロール幅の的確な変更によって一定サイズになる製
品やサイズの種ゝことなる製品を安定して製造できる。
3)圧延ロールに設けた幅可変手段は脱着自在なので多
少の改造で他の圧延ロールにも適用できこれにかかる設
備投資を著しく低減できる。
4)圧延ロールの分解組立が短時間で行えるので工数の
削減や省力化に大いに寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)(c)はこの発明に従う圧延ロール
の構成説明図 第2図はこの発明に従う圧延ロールの要部の拡大断面図 第3図(a)(b)はこの発明に従う分解組立装置の構
成説明図 第4図(a)(b)は第1のフレームに設置した歯車の
構成説明図 第5図は第2のフレームに設置した昇降手段の構成説明
図 第6図は第3のフレームにおける要部の拡大図第7図は
ロールホルダーの側面を示した図 第8図はH形鋼の圧延要領の説明図 第9図は従来の幅可変圧延ロールの概略図である。 1……被圧延材、2a,2b……竪ロール 3a,3b……ロールチョック 4a,4b……水平ロール、5……スリーブロール 5a,5b……スリーブロール本体 6……操作側のロールチョック 7,8……操作側の軸受、9……ロール軸本体 9a……軸端、10……駆動側軸受 11……ハウジング 12……駆動側ロールチョック 13……幅可変手段、14……アーバー 15……スライドブロック、16……ナット収容箱 17……駆動源、18……クラッチ 19……ナット、20……ピン 21……スリーブ、22……油圧室 23……第1フレーム、24……歯車 24a……リンクレバー、24b……液圧シリンダー 25……サポートローラー、26……フレームガイド 27……基部、28……第2のフレーム 29……ローラー、30……第3のフレーム 31……昇降手段 a……溝、b……歯 c……ねじ結合部分、d……開口 e,f……軸受け、g……スクリューロッド h,h′……貫通孔、i,i′……スライドシュー j……スライドシューガイド k,l……駆動源 m……第3フレーム移動用スクリューロッド n……ブロック、o……リニアガイド p……ガイドシュー、q……溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−4909(JP,A) 特開 平3−210907(JP,A) 特開 平3−8507(JP,A) 特開 平3−142005(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被圧延材の圧下を司る操作側および駆動側
    ロールをそれぞれ固定保持し中央部にロール軸方向に向
    けて開口した貫通孔を有する左右一対のスリーブロール
    を備え、 上記スリーブロールの一方を操作側チョックに固定した
    軸受けを介して回転自在に片持ち支持し、他方のスリー
    ブロールを、一端を駆動側チョックに固定した軸受を介
    して回転自在に支持するとともに他端を上記片持ち支持
    になるスリーブロールの貫通孔にはめ合わせてスプライ
    ン結合したロール軸本体に固定保持し、 ロール軸本体の操作側の軸端に、該ロール軸本体を軸方
    向に沿ってスライドさせ上記操作側および駆動側ロール
    の配置間隔を調整する幅可変手段を配設し、この幅可変
    手段をスリーブロールを片持ち支持した軸受けのチョッ
    クにねじばめ結合してなり、幅可変手段を有するケース
    の外面の周りにギァ部分を設けたことを特徴とする幅可
    変圧延ロール。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した幅可変圧延ロールの分
    解・組立用の装置であって、 上面に、幅可変手段を有するケースのギァ部分に係合し
    て該幅可変手段をケースとともに転動させる駆動原付の
    歯車と該幅可変手段を有するケースを保持する複数のサ
    ポートローラーを備え、その下面にガイドを備えた第1
    のフレームと、上記ガイドに係合して第1のフレームを
    ロール軸本体の軸方向に沿って移動させるローラーを備
    える第2のフレームと、第2のフレームの背面に係合し
    て第2のフレームおよび第1のフレームを上下に移動さ
    せる昇降手段を備え第2のフレームを第1のフレームと
    ともにロール軸本体の軸方向に沿って移動させる第3の
    フレームおよび操作側、駆動側のロールを固定保持した
    スリーブロールにそれぞれ係合してスリーブロール本体
    を固定保持するロールホルダーとからなる幅可変ロール
    の分解組立装置。
JP10581689A 1988-06-16 1989-04-27 幅可変圧延ロールとそのロールの分解組立装置 Expired - Lifetime JPH0757366B2 (ja)

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US07/363,088 US5031435A (en) 1988-06-16 1989-06-08 Adjustable width rolls for rolling mill
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